JP7385858B2 - 保管庫システムおよび収容装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫などの保管庫内に収納された物品(ワーク)を管理することが可能な、収納品管理機能を備えた保管庫システムおよび収容装置に関する。
従来、薬品などの保管対象物を物品として収納・保管する保管庫として、例えば特許文献1に記載されたような冷蔵庫が提案されている。
この特許文献1に記載の冷蔵庫は、出入り口を通過する物品の種別を含む物品情報を検出することによって、庫外に一時的に取り出された物品をも適切に管理できるようにしたものである。
特許第3639408号公報
しかしながら、引用文献1に記載の冷蔵庫は、出し入れする物品の物品情報を非接触で検出するための物品情報読み取り装置などを装備する分だけ、物品を単に収納・保管するだけの冷蔵庫よりも高価であった。
そこで、保管される物品の各種の情報を管理できる保管庫として、市販されている鍵付きの安価な冷蔵庫を容易に転用でき、運用管理が容易な、より安価なシステムの開発が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、市販されている鍵付きの冷蔵庫を容易に適用可能であり、運用管理が容易なシステムを、より安価に構成することが可能な保管庫システムおよび収容装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の一態様の保管庫システムは、開口部を有し、保管対象物を保管する収納室を備えた本体と、前記開口部を開閉する開閉扉と、前記開閉扉を施解錠するための施解錠用鍵を有した施錠装置と、を備えた冷蔵庫と、前記冷蔵庫とは別体として設けられ、前記施解錠用鍵を収容する認証機能付きの収容装置と、前記収容装置より取り出された前記施解錠用鍵によって前記施錠装置による前記開閉扉の施錠が解錠されると、当該解錠を契機として、前記収納室に対する前記保管対象物の出し入れに伴って、前記保管対象物に予め付されたバーコードから物品情報を光学的に読み取るバーコード読取器と、前記バーコード読取器で読み取った前記物品情報と前記収容装置の認証結果とを対応付けて、前記保管対象物を管理する管理制御部と、を備える。
本発明の一態様の保管庫システムによれば、施解錠用鍵の貸し出しを自動化できるようになるので、誰が、どの保管対象物を出し入れしたかなどを、正確に管理することが可能となる。これにより、市販されている鍵付きの安価な冷蔵庫を、ほぼ、そのまま保管庫として利用しながらも、システムの構築が安価に可能となる。したがって、保管庫システムの運用管理において、手書きによる記帳などといったアナログ的な手法によらず、セキュリティの強化と共に、保管対象物の在庫の管理などの自動化を容易に実現できるようになる。
本発明の他の態様として、前記請求項1に記載の保管庫システムで用いられる前記収容装置は、前記施解錠用鍵を収容する収容部と、前記収容部を開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋の開閉を行う開閉部と、固有の特定情報に基づいて認証者を特定する認証システムと、前記認証システムの認証結果に基づいて前記開閉部を制御する収容制御部と、前記冷蔵庫との通信を行う外部通信ユニットと、を備える。
本発明の他の態様の収容装置によれば、冷蔵庫の開口部を開閉する開閉扉の施錠を解錠するための施解錠用鍵の管理を自動化でき、認証者以外の施解錠用鍵の持ち出しを禁止できる。これにより、認証者でない者が勝手にボトルを出し入れするのを防止でき、セキュリティ性の向上が可能となると共に、これまでの記帳などといった煩わしい作業を不要にできるなど、運用管理の改善が可能となる。
本発明によれば、市販されている鍵付きの冷蔵庫を容易に適用可能であり、運用管理が容易なシステムを、より安価に構成することが可能な保管庫システムおよび収容装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る保管庫システムの概略構成を示す斜視図である。 図1に示した保管庫システムの概略正面図である。 市販の冷蔵庫を保管庫として適用した場合を例に、保管庫の内部構造について開閉扉を透過した状態で示す概略構成図である。 保管庫システムに適用される保管庫の回路構成例を示すブロック図である。 保管庫システムに適用される収容ボックスの回路構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る保管庫システムに適用される保管庫の概略正面図である。
以下、本発明の態様として、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、後述する各実施の形態においては、保管庫として、薬品などが収容された複数のボトル状の容器(以下、ボトルと略記する)を、好ましくは4℃程度で保管するために、例えば2℃から6℃の温度範囲で運転可能な冷蔵庫を例示して説明する。
また、各実施の形態においては、市販されている鍵付きの冷蔵庫(既製品)として、温度管理された状態で、連続運転が可能な最もベーシックなタイプの冷蔵庫を例示して説明するが、これに限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
[保管庫システムの全体構成]
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係る保管庫システムの概略構成を示すもので、図1は斜視図であり、図2は正面図である。また、図3は、保管庫システムにおいて、保管庫1として適用される冷蔵庫の内部構造について例示する正面図であり、後述する開閉扉3を透過した状態を示している。
図1および図2において、本実施の形態に係る保管庫システムは、保管庫1と、該保管庫1の施錠装置(例えば、シリンダ錠)58を施錠または解錠する施解錠用鍵(例えば、シリンダキー)56を保管する収容ボックス(収容装置)40と、から構成されている。
保管庫1は、好ましくは4℃程度の低温状態を維持するように、例えば、温度調整された状態で物品(保管対象物)である薬品などのボトルBを収納・保管できる冷蔵庫であって、市販されているベーシックタイプの鍵付きの冷蔵庫を容易に流用(転用)できる。
なお、保管庫1としては、鍵付きの冷蔵庫であれば、すでに所有する既存の冷蔵庫を利用することも可能である。
保管庫1は、開口部10を有する冷蔵庫本体2と、開口部10を開閉する、例えばスライド式の開閉扉3と、を備える。冷蔵庫本体2は、その筐体の少なくとも外周部分を、例えば樹脂などの成形部材によって安価に形成することが可能である。望ましくは、その筐体の少なくとも外周部分が金属製であり、例えば、SUS(ステンレス鋼)などの電磁波に対するシールド性を有する金属部材によって形成されていても良い。
冷蔵庫本体2は、例えば図3に示すように、好ましくは箱型の筐体であり、上面4と、下面(底面)5と、左右の側面6,7と、背面(裏面)8と、前面(開口面)9と、を有している。
また、冷蔵庫本体2は、内部に収納室20を有する。収納室20は、ほぼ直方体形状とされて、内面としての、上面20A、下面(底面)20B、左右の側面20C,20D、および、背面20Eを有する。なお、背面20Eに対向する、収納室20の前面は開口面とされて、開閉扉3の裏面が対応するようになっている。
冷蔵庫本体2には、収納室20内の温度調整を行うための温度調整空気導入経路30が、収納室20の内面に沿って設けられている。温度調整空気導入経路30は、温度調整のために、後述する温度調整器31からの温度調整空気を収納室20内に循環させるためのものである。温度調整器31は、図示していない熱交換器とヒータとを有しており、収納室20内の温度調整を行うことができる。
収納室20には、少なくとも1つ(ここでは、2段分)の棚板21が着脱自在に設けられている。上下方向の位置である、縦方向の棚板21の幅(間隔)を変更することによって、より高さのあるボトルBも収納可能であり、上下方向に複数のボトルBを積み重ねて収納させることもできる。
収納室20内には、さらに、後述する制御用温度計60が配置されている。制御用温度計60は、収納室20の温度調整に用いられる測定温度情報Mを検出するためのもので、例えば熱電対を用いることができる。制御用温度計60としては、例えば、収納室20内において最も温度変化が大きい、温度変化に敏感な箇所に配置されるようになっている。
測定温度情報Mは、例えば、保管されているボトルB内に収容されている薬品などの温度を直接的に測定するボトル温度計などを用いて取得するようにしても良い。または、ボトルB内に実際に収容されている薬品などは非常に高価な場合もあるため、測定温度情報Mとしては、ボトル温度計などを用いてダミーのボトル(図示省略)の内部の温度を間接的に測定するようにしても良い。
ここで、ボトルBは、その内部に収容される薬品などの影響を受けにくく、また、影響しにくい、例えばガラス瓶などのガラス製の容器によって構成されている。
図3に示すように、収納室20に収納され、収納室20内で保管されるボトルBには、それぞれ、一次元コードまたは二次元コードなどからなるバーコード22が予め付されている。各バーコード22には、例えば、それぞれのボトルBの製造番号(ロット番号)や、当該ボトルB内に収容されている薬品などの種類(薬品名)、または、その薬品の使用期限などといった、物品情報(バーコード情報)が対応付けられている。
なお、収納室20内では、ボトルB以外にも、バーコードを付すことによって、薬品などが収容されている箱体や、薬品以外の、各種の物品を保管することも可能である。また、各棚板21上に、樹脂などからなるケースやシールド性を有するボックスなども収納可能である(いずれも図示していない)。
そして、冷蔵庫本体2の前面9に対して、収納室20との間で、ボトルBを出し入れするための開口部10が矩形状に設けられている。
図1および図2に示すように、冷蔵庫本体2および開口部10の開閉扉3は、外部(庫外)に対する密封性と断熱性とを保持している。特に、スライド式の開閉扉3は、冷蔵庫本体2の前面9の開口部10を左右方向に半分ずつ開閉可能とすると共に、閉時には、開口部10を隙間なく閉じることができる。
また、開閉扉3は、引き手(または、取っ手)3Aを備えると共に、閉時にも冷蔵庫本体2の収納室20内が見えるように、透光性を有する、例えばガラス窓3Rを備えている。そして、開閉扉3の、ガラス窓3Rの周辺の樹脂からなる枠体の部分および開口部10の周囲部分には、図示していない金属フィンガやパッキンなどが配置されている。したがって、開閉扉3は、開口部10を閉じることにより、内部を透過しつつ、収納室20を密閉状態に保持できる。
開閉扉3は、例えば枠体が重なり合う部分に、施錠装置(以下、シリンダ錠)58を備えている。シリンダ錠58は、開閉扉3の開閉を禁止するために施錠され、開閉を許可するために解錠される。シリンダ錠58の施錠および解錠による開閉扉3の施錠および解錠は、後述する認証者(認証を受けた使用者)によって、施解錠用鍵(以下、シリンダキー)56を用いて行われる。
すなわち、シリンダ錠58は、開閉扉3が不用意に開けられるのを制限するためのもので、シリンダ錠58の施解錠によって開閉扉3の開閉を制限することにより、保管するボトルBのセキュリティ性の確保が可能となる。
なお、冷蔵庫本体2には、バーコード22の読み取りを光学的に行うバーコードスキャナやバーコードリーダなどのバーコード読取器(読取部)54が、後付けなどにより設けられている。バーコード情報の読み取りは、例えば、開閉扉3の施錠が解錠されたことを契機として行われるものであれば良く、開閉扉3の施錠が解錠されたにもかかわらず、バーコード情報の読み取りが行われない場合には、それを警告するようにしても良い。
また、冷蔵庫本体2は、後述する開閉扉3の開閉を検知する開閉検知部55を構成する、例えばリミットスイッチ(図示省略)を備える。リミットスイッチに限らず、開閉検知部55としては、例えば、シリンダ錠58の施錠および解錠に伴ってオン(施錠)/オフ(解錠)の信号を出力する構成としても良い。
一方、収容ボックス40は、例えば図1および図2に示すように、シリンダ錠58を施錠または解錠するシリンダキー56を保管する収容装置であって、認証者のみ、シリンダキー56の借用(持ち出し)が可能とされる。収容ボックス40は、保管庫1とは別体とされ、保管庫1の近傍などへの設置が可能とされる。
本実施の形態において、収容ボックス40は、例えば、箱型の筐体41の上面部に、シリンダキー56を収容する収容部42と、収容部42を開閉する開閉蓋44と、を有している。また、例えば筐体41には、認証システム46が設けられている。
認証システム46とは、固有の特定情報である、例えば認証用のカードキー(IDカードなど)48を認証者が近づけることなどにより、開閉蓋44の開閉を可能とするためのものである。すなわち、認証システム46は、シリンダキー56の持ち出しを認証者のみに限定するために、シリンダキー56の使用を希望する者が認証者か否かを、固有の特定情報に基づいて識別するものである。
なお、認証システム46は、例えば、パスワード(暗証番号)や指紋などの身体的特徴を、固有の特定情報として用いるものであっても良い。
このように、認証システム46を装備したことによって、認証者のみがシリンダキー56の持ち出しを許可され、開閉扉3の開閉やボトルBの出し入れが可能される。すなわち、認証者以外の、非認証者や第三者による開閉扉3の開閉やボトルBの出し入れが禁止される。しかも、シリンダキー56の保管において、より厳重に管理できるようになると共に、シリンダキー56の貸し出しの自動化が可能とされる。
[保管庫システムの制御ブロック]
次に、図4を参照して、本実施の形態に係る保管庫システムにおいて、保管庫1として適用可能な市販の冷蔵庫の回路構成について説明する。
図4に例示すように、保管庫1の冷蔵庫本体2内には、例えば、保管庫制御部(管理制御部)80、温度調整器31、制御用温度計60、および、異常警報部71が設けられている。また、冷蔵庫本体2は、例えば後付けによる、保管庫1と外部との間で通信を行う外部通信ユニット51、バーコード読取器54、および、開閉検知部55などを備える。
保管庫制御部80は、制御用温度計60からの測定温度情報Mに基づいて、庫内温度が常に一定の温度となるように温度調整器31を制御したり、一定の温度に制御できないような異常時に異常警報部71より警報を出力させたりすることが可能とされている。
また、保管庫制御部80は、バーコード読取器54によってバーコード22から読み取った読み取り結果などに基づいて、保管するボトルBの在庫などの在荷情報を更新するものである。
本実施の形態において、在荷情報とは、例えば、各ボトルBのロット番号や、収容されている薬品などの種類、または、その使用期限などに関する情報であって、各ボトルBの収納室20への出し入れに伴う使用の履歴などを含むものであっても良い。
また、保管庫制御部80は、開閉検知部55の検知出力に基づいて異常警報部71を制御したり、バーコード読取器54によるバーコード22の読み取り結果などに基づいた在荷情報を、外部通信ユニット51を介して、庫外に送信させるものである。
すなわち、保管庫制御部80は、例えば、ボトルBの出し入れや期限切れなどを監視すると共に、保管庫1の制御用温度計60からの測定温度情報Mに基づいて、収納室20内の温度を監視する。そして、制御用温度計60によって検出された測定温度情報M、開閉検知部55の検知出力に応じた開閉扉3の開閉情報、および、バーコード読取器54によりバーコード22から読み取った物品情報などを、外部通信ユニット51を介して、外部に送信させる。
なお、ここでの詳細な説明は省略するが、保管庫制御部80は、時刻を管理するためのタイマ(計時装置)を備え、現在時間などの時刻情報の生成が可能とされている。
温度調整器31は、保管庫制御部80の制御に応じて温度調整を行うもので、収納室20内の温度が一定の低温状態(例えば、2℃~6℃程度)を連続して保持するように、図示していない熱交換器とヒータとを制御する。これにより、各ボトルBの温度が、好ましくは4℃程度に保持される。
制御用温度計60は、例えば、最も温度変化が大きい、収納室20内の開口部10の近傍などに設けられて、検出した測定温度情報Mを保管庫制御部80に供給するようになっている。制御用温度計60は、例えばブルートゥース(登録商標)などの無線通信により、測定温度情報Mを収容ボックス40に提供可能な構成としても良い。
異常警報部71は、収納室20内の温度が所定温度(例えば、6℃)を上回ったときに異常警報灯を点灯して、温度の異常上昇を報知する。また、異常警報部71は、収納室20内の温度が所定温度(例えば、2℃)を下回ったときに異常警報灯を点灯して、温度の異常下降を報知する。また、異常警報部71は、収納室20内の温度が所定の制御温度(例えば、2℃~6℃)の範囲から外れたときに、警報音を発生する異常警報音発生部を有している。
さらに、異常警報部71としては、例えば、開閉扉3の開放が連続して予め設定された時間を経過した場合などに警報音を発生するようにしても良い。
外部通信ユニット51は、保管庫制御部80で管理される在荷情報などを、例えば、収容ボックス40や集中監視センタなどの所定の情報ステーション(図示省略)に対し、無線または有線により送信するものである。
バーコード読取器54は、ボトルBに予め付されたバーコード22のバーコード情報を光学的に読み取るバーコードスキャナまたはバーコードリーダであって、読み取った結果(物品情報)を保管庫制御部80に提供するようになっている。
開閉検知部55は、例えば、開閉扉3の開閉を検知するリミットスイッチであって、その検知出力(開閉情報)を保管庫制御部80に提供するようになっている。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る保管庫システムに適用される収容ボックス40の回路構成について説明する。
図5に例示すように、収容ボックス40の筐体41内には、例えば、収容制御部43、開閉蓋44の開閉を制御する開閉部45、認証システム46、および、外部通信ユニット52などが設けられている。
認証システム46は、認証機能を実現するための、例えば、カードキー48に予め登録された認証者の固有の特定情報が入力される入力部49と、この入力部49より入力された特定情報から認証者を特定する認証部47と、からなっている。この認証システム46の認証結果は、収容制御部43に提供される。
開閉部45は、認証システム46の認証結果に基づいて収容制御部43により制御されるもので、認証部47によって認証者であることが特定された場合にのみ、開閉蓋44を開閉可能とするように動作する。開閉部45としては、開閉蓋44を自動または手動により開閉駆動する機構的なものであっても良いし、開閉蓋44の開閉を制限するインターロックのようなスイッチ的なものであっても良い。
また、開閉部45としては、開閉蓋44の開閉の状況(状態)に応じた蓋状態信号や、開閉蓋44の開閉に伴うシリンダキー56の収容の有無に応じたキー検出信号を、収容制御部43に提供する構成としても良い。
外部通信ユニット52は、例えば無線または有線によって、保管庫1より送信される在荷情報などを受信すると共に、収容制御部43で管理される管理情報(後述する)などを、図示せぬ集中監視センタなどの所定の情報ステーションに送信するものである。
収容制御部43は、認証システム46の認証部47により認証者であることが特定された場合にのみ、開閉部45を制御して、開閉蓋44の開閉を可能にする。
また、収容制御部43は、例えば、認証者であることが特定された特定情報と保管庫1からの在荷情報などとを対応付け、それを管理情報として管理するようになっている。なお、管理情報としては、例えば、バーコード読取器54によるバーコード22の読み取り結果、制御用温度計60による測定温度情報M、および、時刻情報などを含むものであっても良い。
また、収容制御部43は、外部通信ユニット52を介して、管理する管理情報を、庫外(例えば、図示せぬ集中監視センタなどの所定の情報ステーション)に送信させるものである。
これにより、所定の情報ステーションにおいては、収容ボックス40からの管理情報に基づいて、「誰が(どの認証者が)」、「いつ」、「何を(どのボトルBを)」、「どうした(取り出しまたは収納した)」を、容易に管理できるようになる。
[動作説明]
上記の構成において、認証者が保管庫1からのボトルBの取り出し、または、保管庫1にボトルBを収納しようとする場合、まずは、収容ボックス40の認証システム46を利用して、自身が認証者であることの特定を行う。つまり、保管庫1の収納室20に対して、ボトルBの出し入れを行おうとする者は、例えば、所持しているカードキー48を認証システム46に近づけ、タッチさせる。
これにより、カードキー48に予め登録されている自身の固有の特定情報が、入力部49を介して取り込まれ、認証部47にて認証者を特定する認証処理が実行された後、認証処理の結果が収容制御部43に送られる。
その結果、認証者であることが特定されると、収容制御部43によって開閉部45が制御され、収容ボックス40の開閉蓋44の開閉が可能とされる。これにより、収容部42内に収容されているシリンダキー56の借用が可能とされる。すなわち、認証者に対してのみ、保管庫1の開閉扉3を施錠するシリンダ錠58の施錠を解錠するためのシリンダキー56の持ち出しが許可される。
収容ボックス40の収容部42内よりシリンダキー56を持ち出した認証者は、そのシリンダキー56を使って、シリンダ錠58の施錠を解錠することにより、保管庫1の開閉扉3を開閉させることが可能となる。
そして、開閉扉3を開け、収納室20へのボトルBの出し入れを行う際に、認証者は、当該ボトルBに予め付されているバーコード22を、バーコード読取器54を使って読み取らせる。
例えば、認証者によって開閉扉3が開けられたことが、開閉検知部55によって検知されると、保管庫制御部80によって、バーコード読取器54がバーコード情報の読み取りが可能な状態に起動される。
こうして、収納室20へのボトルBの出し入れが終了すると、認証者は、開閉扉3を閉め、再びシリンダキー56を使って、シリンダ錠58を施錠する。
例えば、認証者によって開閉扉3が閉じられたことが、開閉検知部55によって検知されると、保管庫制御部80によって、バーコード読取器54で読み取ったバーコード情報などに基づいて、管理する在荷情報が更新される。
また、在荷情報と共に、制御用温度計60からの測定温度情報Mや時刻情報などが、外部通信ユニット51を介して、収容ボックス40に送られる。
一方、収容ボックス40においては、持ち出されたシリンダキー56が収容部42内に返却され、返却後に開閉蓋44が閉じられたことが確認(判断)されると、収容制御部43によって、開閉蓋44がロックされると共に、管理情報の生成が行われる。すなわち、認証者の特定情報と、外部通信ユニット52を介して受け取った保管庫1からの各種の情報と、の対応付けが行われる。そして、生成された管理情報は、外部通信ユニット52を介して、外部の、例えば所定の情報ステーションに送られる。
これにより、所定の情報ステーションでは、収容ボックス40からの管理情報に基づいて、当該保管庫システムにおいて、「誰が」、「いつ」、「何を」、「どうした」を、容易に管理することが可能となる。
したがって、例えば管理者は、遠隔地において、当該保管庫システムを管理できるようになると共に、複数の保管庫システムを集中(一括)して管理できるようになる。
なお、保管庫1にも認証システムを備え、シリンダキー56を持ち出した認証者であることが特定された場合にのみ、開閉扉3の開閉を可能とするようにしても良い。また、シリンダキー56を返却する際にも、返却者が、シリンダキー56を持ち出した認証者であるか否かをチェックするようにしても良い。
このように、本実施の形態に係る保管庫システムによれば、保管庫1を利用できる者は、収容ボックス40内からシリンダキー56を借用することが可能な認証者のみに限定される。
すなわち、保管庫1の開閉扉3のシリンダ錠58による施錠を解錠するためのシリンダキー56の管理を、認証機能付きの収容ボックス40を用いて自動化するようにしている。これにより、例えばシステムの管理者によって認証を受けた認証者だけが、シリンダキー56の持ち出しが可能とされる。したがって、認証者以外の、非認証者や第三者によって収容部42内のシリンダキー56が不用意に持ち出されるのを防止できるため、非認証者や第三者が保管庫1内で保管されているボトルBを勝手に取り出したり、収納したりするのを禁止できる。
しかも、シリンダキー56を借用する際の、いつ、だれが、何のために、などといった記帳による管理や、管理者の許可などを必要とすることなく、より確実な管理が可能となる。
特に、保管庫1としては、市販されている鍵付きの冷蔵庫であれば、バーコード読取器54などの簡単な改修のみで、ベーシックなタイプの冷蔵庫を容易に適用できるなど、より安価に構成することが可能である。
なお、物品情報を記憶するものとしては、バーコードシステムに限らず、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)システムなどを用いることも可能である。
上記したように、本実施の形態によれば、保管庫1として、市販されている鍵付きの冷蔵庫を容易に適用可能であり、運用管理が容易な保管庫システムを、より安価に構成することが可能となる。
すなわち、第1の実施の形態に係る保管庫システムは、市販の冷蔵庫に対して、バーコード読取器54などの簡単な装備を後付けにより追加することのみで、保管庫1として容易に適用できる。これにより、収容ボックス40を用意するだけで、記帳などといった煩わしい作業を不要にでき、運用管理が容易なシステムを安価に構成することが可能となる。したがって、保管庫1内に収納されたボトルBを管理することが可能な、収納品管理機能を備えたシステムを容易に実現できる。
なお、本発明に係る保管庫システムは、第1の実施の形態として例示した保管庫システムに限定されるものではない。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る保管庫システムの構成を概略的に示すものである。なお、第1の実施の形態の保管庫システムと同一部分には、同一または類似の符号を付して詳しい説明は省略する。
すなわち、本実施の形態に係る保管庫システムは、収容ボックス40でシリンダキー56が管理される保管庫1として、例えば図6に示すように、観音開き(両開き)式の2枚ドアからなる開閉扉3を備えた冷蔵庫を適用するようにした場合の例である。
本実施の形態においては、冷蔵庫本体2に対し、ヒンジ部11を介して開閉扉3が開閉自在に取り付けられると共に、開閉扉3を施錠するためのシリンダ錠58と、バーコード22を読み取るためのバーコード読取器54と、を有している。
このような構成の冷蔵庫を保管庫1として適用するようにした場合においても、第1の実施の形態として示した保管庫システムの場合と同様に、市販の冷蔵庫を容易に適用可能であり、運用管理が容易な保管庫システムを、より安価に構成することが可能となる。
なお、観音開き式の2枚ドアを開閉扉3として備える冷蔵庫に限らず、例えば、片開き式の1枚ドアを開閉扉として備える冷蔵庫にも同様に適用できる。
特に、上記した第1および第2の各実施の形態において、バーコード読取器54は保管庫1に設ける場合に限らず、例えば、収容ボックス40に設けることも可能である。
また、保管庫1としては、冷蔵庫に限らず、例えば、所定の温度状態を維持するように温度調整された恒温槽、あるいは、ショーケース、整理棚、または、キャビネットなどであっても良い。
上述したように、本発明の一態様の保管庫システムは、開口部10を有し、ボトルBを保管する収納室20を備えた保管庫1の冷蔵庫本体2と、開口部10を開閉する開閉扉3と、開閉扉3を施錠すると共に、解錠するためのシリンダキー56を有したシリンダ錠58と、シリンダキー56を収容する認証機能付きの収容ボックス40と、収容ボックス40より取り出されたシリンダキー56によってシリンダ錠58による開閉扉3の施錠が解錠されると、開閉扉3の開閉に伴う、収納室20に対するボトルBの出し入れ時に、ボトルBのバーコード情報を読み取るバーコード読取器54と、バーコード読取器54で読み取ったバーコード情報に基づいてボトルBを管理する保管庫制御部80と、を備える。
本発明の一態様の保管庫システムによれば、保管庫1の開閉扉3を施錠するシリンダ錠58を解錠するためのシリンダキー56の持ち出しを、認証機能付きの収容ボックス40を用いて管理するようにしている。これにより、認証者以外の者によって開閉扉3が開閉されるのを防止でき、セキュリティの向上が可能となる。また、市販されている鍵付きの冷蔵庫であれば、ベーシックなタイプのものによらず、保管庫1として容易に適用でき、運用管理が容易な保管庫システムを、より安価に構成できる。
また、バーコード読取器54は、保管庫1または収容ボックス40のいずれかに設けられる。
これにより、わざわざ手書きによる記帳などを行わずとも、いずれかの場所において、出し入れするボトルBの物品情報を容易に記録することが可能となる。
また、バーコード読取器54は、ボトルBに予め付されたバーコード(一次元コードまたは二次元コード)を光学的に読み取るバーコードスキャナまたはバーコードリーダである。
これにより、手書きなどによる記帳を省略できると共に、RFIDシステムなどに比べ、ボトルBの物品情報の読み取りを安価に行うことができる。
また、保管庫1は、収容ボックス40との通信を行う外部通信ユニット51をさらに備える。
また、開閉扉3は、ガラス窓3Rを有するスライド式の扉である。
本発明の他の態様の収容ボックス40は、シリンダキー56を収容する収容部42と、収容部42を開閉する開閉蓋44と、開閉蓋44の開閉を行う開閉部45と、固有の特定情報に基づいて認証者を特定する認証システム46と、認証システム46の認証結果に基づいて開閉部45を制御する収容制御部43と、保管庫1との通信を行う外部通信ユニット52と、を少なくとも備える。
本発明の他の態様の収容ボックス40によれば、シリンダキー56の管理を自動化できると共に、認証者以外の者によるシリンダキー56の持ち出しを禁止でき、保管上のセキュリティ性の向上が可能となる。
また、収容制御部43は、外部通信ユニット52を介して受け取った保管庫1からの情報を、認証システム46の認証結果と対応付けて管理する。
また、収容制御部43は、認証システム46の認証結果と対応付けて管理する保管庫1からの情報を、外部通信ユニット52を介して外部の情報ステーションに送信させる。
これにより、保管庫システムの遠隔地での管理が可能となると共に、複数のシステムを集中的に一括して管理することも可能となる。
以上、いくつかの実施の形態を例示して本発明の態様について説明したが、各実施の形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
すなわち、上述した各実施の形態に係る保管庫1は、例えば、所定の低温状態で保管する必要がある薬品などを収容したボトルBを保管対象物として保管するものとした場合について説明したが、これに限らず、各種の保管対象物を保管するものであっても良い。
また、精密な温度管理が必要な薬品などは、例えばガラス製のボトル状の容器に収容する場合に限定されるものではなく、例えば、他の材質や形状の容器であっても良い。
1 保管庫
2 冷蔵庫本体
3 開閉扉
10 開口部
20 収納室
22 バーコード
31 温度調整器
40 収容ボックス(収容装置)
41 筐体
42 収容部
43 収容制御部
44 開閉蓋
45 開閉部
46 認証システム
47 認証部
48 カードキー
49 入力部
51、52 外部通信ユニット
54 バーコード読取器(読取部)
56 シリンダキー(施解錠用鍵)
58 シリンダ錠(施錠装置)
60 制御用温度計
80 保管庫制御部
B ボトル(保管対象物)

Claims (8)

  1. 開口部を有し、保管対象物を保管する収納室を備えた本体と、前記開口部を開閉する開閉扉と、前記開閉扉を施解錠するための施解錠用鍵を有した施錠装置と、を備えた冷蔵庫と、
    前記冷蔵庫とは別体として設けられ、前記施解錠用鍵を収容する認証機能付きの収容装置と、
    前記収容装置より取り出された前記施解錠用鍵によって前記施錠装置による前記開閉扉の施錠が解錠されると、当該解錠を契機として、前記収納室に対する前記保管対象物の出し入れに伴って、前記保管対象物に予め付されたバーコードから物品情報を光学的に読み取るバーコード読取器と、
    前記バーコード読取器で読み取った前記物品情報と前記収容装置の認証結果とを対応付けて、前記保管対象物を管理する管理制御部と、
    を備えることを特徴とする保管庫システム。
  2. 前記バーコード読取器は、前記冷蔵庫に後付けで設けられることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
  3. 前記冷蔵庫として、市販の既製品が用いられることを特徴とする請求項2に記載の保管庫システム
  4. 前記冷蔵庫は、前記収容装置との通信を行う外部通信ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
  5. 前記開閉扉は、ガラス窓を有するスライド式の扉であることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
  6. 前記請求項1に記載の保管庫システムで用いられる前記収容装置であって、
    前記施解錠用鍵を収容する収容部と、
    前記収容部を開閉する開閉蓋と、
    前記開閉蓋の開閉を行う開閉部と、
    固有の特定情報に基づいて認証者を特定する認証システムと、
    前記認証システムの認証結果に基づいて前記開閉部を制御する収容制御部と、
    前記冷蔵庫との通信を行う外部通信ユニットと、
    を備えることを特徴とする収容装置。
  7. 前記収容制御部は、前記外部通信ユニットを介して受け取った前記冷蔵庫からの情報を、前記認証システムの認証結果と対応付けて管理することを特徴とする請求項6に記載の収容装置。
  8. 前記収容制御部は、前記認証システムの認証結果と対応付けて管理する、前記冷蔵庫からの情報を、前記外部通信ユニットを介して外部の情報ステーションに送信させることを特徴とする請求項7に記載の収容装置。
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