JP7397315B2 - プラスチック容器 - Google Patents

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本発明は、プラスチック容器に関する。
特許文献1には、プラスチック容器が開示されている。
特開2015-229505号公報
特許文献1の容器は、バイアルなどの比較的小型の容器であることが想定されているが、容器を大型化すると、落下時に容器が損傷しやすくなるので、落下時の損傷を抑制することが要望される。
落下時の損傷を抑制するために、容器を構成する樹脂を柔軟性が高いものに変更したり、容器の底部の肉厚を薄くしたりすることが考えられるが、このような手段を採用すると、オートクレーブ滅菌や段積輸送時に容器が変形してしまう虞がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、変形が抑制できかつ落下時の破損が抑制される、プラスチック容器を提供するものである。
本発明によれば、プラスチック容器であって、前記プラスチック容器は、容器本体を備え、前記容器本体は、胴部と、口部を備え、前記口部は、前記胴部の上側に設けられ、前記容器本体は、下部平均肉厚/中央部平均肉厚によって定義される第1肉厚比が1.04~1.50であり、前記中央部平均肉厚は1mm以上であり、前記容器本体の全高をHとすると、前記中央部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.33H~0.49Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出され、前記下部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.04H~0.20Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される、プラスチック容器が提供される。
本発明者は鋭意検討を行ったところ、中央部平均肉厚を1mm以上にした上で、下部での肉厚を選択的に厚くすることによって、変形が抑制できかつ落下時の破損が抑制可能であることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記容器本体は、前記下部平均肉厚/胴部平均肉厚によって定義される第2肉厚比が1.01~1.50であり、前記胴部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.04H~0.82Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される、プラスチック容器である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記容器本体は、内容量が500mL以上である、プラスチック容器である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記容器本体は、単層構成である、プラスチック容器である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記容器本体の構成樹脂は、ポリオレフィンである、プラスチック容器である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記容器本体の構成樹脂は、曲げ弾性率が1.8GPa以上である、プラスチック容器である。
好ましくは、前記記載のプラスチック容器であって、前記プラスチック容器は、オートクレーブ滅菌されるプラスチック容器である、プラスチック容器である。
本発明の一実施形態のプラスチック容器1の容器本体3の正面図である。 容器本体3の底面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
図1に示すように、本発明の一実施形態のプラスチック容器1は、容器本体3を備える。容器1は、好ましくは、消毒用エタノールのような医薬品が収容される医療容器である。容器1は、段積輸送されることが想定されている。
容器1は、一例では、オートクレーブ滅菌される用途に用いられる。オートクレーブ滅菌は、高圧蒸気による滅菌であり、一例では、121℃30分での高圧蒸気による滅菌である。容器本体3の落下時の破損抑制方法としては、底部の肉厚を小さくして衝撃を吸収させる等の方法が考えられるが、底部の肉厚を小さくすると、オートクレーブ滅菌の際に容器本体3が変形しやすくなるという問題が発生する場合がある。一方、本実施形態では、容器1の下部の肉厚を大きくしているので、オートクレーブ滅菌の際の容器本体3の変形が抑制される。
容器本体3は、胴部7と、口部9を備える。口部9は、キャップ(不図示)を装着可能な係合部9dを備える。係合部9dは、ネジ式キャップの場合は雄ねじ部であり、打栓式キャップの場合は周方向に突出する環状突起である。口部9は、胴部7の上側に設けられている。口部9と胴部7の間にリング部8が設けられている。リング部8を設けることによって口部9近傍での容器本体3の強度が高められている。口部9は、略円筒形である。胴部7は、口部9よりも外接円径が大きい。リング部8は、口部9よりも外接円径が大きく、かつ胴部7の上端よりも外接円径が大きい。リング部8は不要な場合は省略可能である。内容物の全部又は大部分が胴部7内に収容され、内容物は口部9を通じて外部に吐出される。胴部7の断面の外形形状は、特に限定されず、円筒形状、楕円形状などが例示される。本実施形態では、胴部7の断面の外形形状は、楕円形状である。また、胴部7には、パネル面や凹部などの形状が設けられていない。容器本体3は、底面を載置面に載置して自立可能になっている。
図1に示すように、本実施形態では、胴部7は、容器本体3の全高をHとすると、容器本体3の底面から0.90Hの高さ位置まで延在している。胴部7は、0.08H~0.70Hの範囲において断面での外形形状が一定であり、0.70H~0.90Hの範囲で、0.90Hに近づくほど断面での外形形状が相似的に小さくなっている。
容器本体3の全高Hは、例えば、200~300mmであり、具体的には例えば、200、210、220、230、240、250、260、270、280、290、300mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
容器本体3は、内容量が500mL以上であることが好ましい。このような大容量の容器では、落下の際に破損しやすいので、落下時の破損抑制対策を行う必要性が特に大きい。内容量は、例えば500~1500mLであり、好ましくは500~1200mLであり、具体的には例えば、500、600、700、800、900、1000、1200、1500mLであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
容器本体3は、単層構成でも多層構成でもよいが、単層構成であることが好ましい。多層構成の場合、接着成分が溶出し、内容物へ混入する虞があるが、単層構成ではそのような虞がない。また、単層構成である場合、多層構成に比べて、水蒸気バリア性が高くなりやすい。
容器本体3の構成樹脂は、ポリオレフィンであることが好ましく、ポリプロピレンであることが好ましい。ポリプロピレンとしては、プロピレンのホモポリマー、ランダム共重合体、ブロック共重合体が挙げられ、プロピレンのホモポリマーが好ましい。
容器本体3の構成樹脂は、曲げ弾性率が1.8GPa以上であることが好ましい。この場合に、容器本体3の変形及び破損が特に抑制されるからである。この曲げ弾性率は、例えば1.8~3.0GPaであり、具体的には例えば、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、3.0GPaであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。曲げ弾性率は、JIS K7171に準拠して測定可能である。
容器本体3の構成樹脂は、23℃でのシャルピー衝撃強度が10kJ/m以上であることが好ましい。この場合に、容器本体3の変形及び破損が特に抑制されるからである。このシャルピー衝撃強度は、例えば10~20kJ/mであり、10~15kJ/mが好ましく、具体的には例えば、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20kJ/mであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。シャルピー衝撃強度は、JIS K7111に準拠して測定可能である。
容器本体3の構成樹脂は、5℃でのシャルピー衝撃強度が5kJ/m以下であることが好ましい。低温でのシャルピー衝撃強度を高めるには、容器本体3の構成樹脂として柔軟性が高いものを用いる必要があるが、その場合、段積輸送時やオートクレーブ滅菌時に容器本体3が変形しやすくなってしまう。そこで、容器本体3の構成樹脂としては、低温でのシャルピー衝撃強度が比較的低いものを用いた上で、後述するように、容器本体3の下部での肉厚を厚くすることによって、落下時の損傷を抑制することが好ましい。このシャルピー衝撃強度は、例えば1~5kJ/mであり、具体的には例えば、1、2、3、4、5kJ/mであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
容器本体3の構成樹脂は、230℃、2.16kgで測定したメルトフローレート(MFR)が1g/10分以下であることが好ましい。この場合、容器本体3の変形及び破損が特に抑制されるからである。このMFRは、例えば、0.1~1g/10分であり、具体的には例えば、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1.0g/10分であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。MFRは、JIS K7210に準拠して測定可能である。
容器本体3は、ダイレクトブロー成形によって形成可能であり、この場合、容器本体3は、押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状のパリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって形成することができる。図2に示すように、胴部7の底部には、パリソンを一対の分割金型で押し潰して形成した喰切部7dが存在している。喰切部7dにおいてパリソンの対向する面同士が溶着されることよって容器本体3の底が閉じられている。喰切部7dは、細長い形状である。
容器本体3は、下部平均肉厚/中央部平均肉厚によって定義される第1肉厚比が1.04~1.50である。図1に示すように、下部平均肉厚は、容器本体3の底面から0.04H~0.20Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される。中央部平均肉厚は、容器本体3の底面から0.33H~0.49Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される。複数の高さ位置とは、例えば、上記範囲を4等分したときの両端とその間の3点の合計5つの測定点での高さ位置である。測定点は、例えば高さ10mmごとに配置することが好ましい。肉厚測定は、例えば、図2に示す底面図での、喰切部7dが延びる方向に平行な2つの外周位置PL-1,PL-2と、喰切部7dが延びる方向に垂直な2つの外周位置PL90-1,PL90-2において行い、4点の肉厚の平均値を各高さ位置での肉厚とする。
このように定義される第1肉厚比が1.04~1.50であるということは、容器本体3の底部近傍での肉厚が、容器本体3の胴部7の中央部近傍での肉厚よりも大きいということを意味している。容器本体3の全体に肉厚を増大させると、容器本体3の剛性は高まるが、容器本体3の重量増大が顕著になって落下時の容器本体3の損傷の虞が高まる場合がある。一方、本実施形態のように、容器本体3の底部近傍での肉厚のみを厚くすることによって容器本体3の重量増大を抑制しつつ底部の剛性を高めることが可能であり、容器本体3を最終廃棄する際の減容化も邪魔しない。第1肉厚比は、具体的には例えば、1.04、1.05、1.08、1.10、1.15、1.20、1.30、1.40、1.50であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
中央部平均肉厚は、1mm以上であり、1.2mm以上が好ましい。中央部平均肉厚が小さすぎると、容器本体3の変形や落下時の損傷が起こりやすい。この肉厚は、例えば1~2mmであり、具体的には例えば、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
容器本体3は、下部平均肉厚/胴部平均肉厚によって定義される第2肉厚比が1.01~1.50であることが好ましい。胴部平均肉厚は、容器本体3の底面から0.04H~0.82Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される。複数の高さ位置は、例えば、上記範囲を19等分したときの両端とその間の18点の合計20つの測定点での高さ位置である。測定点は、例えば高さ10mmごとに配置することが好ましい。第2肉厚比は、具体的には例えば、1.01、1.03、1.05、1.08、1.10、1.15、1.20、1.30、1.40、1.50であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
胴部平均肉厚は、1mm以上であり、1.2mm以上が好ましい。胴部平均肉厚が小さすぎると、容器本体3の変形や落下時の損傷が起こりやすい。この肉厚は、例えば1~2mmであり、具体的には例えば、1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
1.容器本体3の作製
押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状のパリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって、図1~図2に示す形状(内容量1000mL、全高H=244mm)を有する容器本体3を作製した。パリソンは、表1~表2に示す材質で構成した。
表1~表2中の材質の詳細は、以下の通りである。
EA9FTD:プロピレンのホモポリマー、日本ポリプロ株式会社
4103M:プロピレンのホモポリマー、日本ポリプロ株式会社
FL4:プロピレンのホモポリマー、日本ポリプロ株式会社
EC9GD:プロピレンのブロック共重合体、日本ポリプロ株式会社
WB140:プロピレンのホモポリマー、ボレアリス社製
実施例・比較例の容器本体は、パリソンの肉厚分布が表1~表2に示す値になるように作製した。これらの容器本体3は、同一の分割金型を用いて作製したので、その外形は同一である。表1~表2に示す肉厚は、外周位置PL-1,PL-2,PL90-1,PL90-2の4点の肉厚の平均値である。
2.試験
比較例及び実施例の容器について、落下試験、オートクレーブ滅菌試験、及び段積輸送試験を行った。その結果、表1~表2に示す。
表1~表2に示すように、中央部平均肉厚が1mm以上であり、第1肉厚比が1.04~1.50である全ての実施例では、落下試験、オートクレーブ滅菌試験、段積輸送試験の全ての試験において良好な結果が得られた。一方、中央部平均肉厚が1mm未満であるか、第1肉厚比が1.04未満である全ての比較例では、落下試験、オートクレーブ滅菌試験、段積輸送試験の少なくとも1つにおいて、結果が良好でなかった。
各試験の詳細は、以下の通りである。
<落下試験>
落下試験では、容器本体3内に水を満充填した後に口部9にキャップを装着して容器本体3を密閉したものをサンプルとした。20℃環境下で、1mの高さからリノリウムの上にサンプルを落下させた。サンプルの底部を下側に向けた状態での落下(垂直落下)と、サンプルを水平にした状態での落下(水平落下)をそれぞれ5回ずつ行い、以下の基準で評価した。
○:10サンプルについて上記試験を行い、割れが発生したサンプルがなかった。
△:10サンプルについて上記試験を行い、1つのサンプルで割れが発生した。
×:10サンプルについて上記試験を行い、2つ以上のサンプルで割れが発生した。
<オートクレーブ滅菌試験>
オートクレーブ滅菌試験では、容器本体3内に水を満充填した後に口部9にキャップを装着して容器本体3を密閉したものをサンプルとした。このサンプルに対して、121℃30分間のオートクレーブ滅菌を行った後のサンプルの変形を目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:10サンプルについて上記試験を行い、変形が発生したサンプルがなかった。
△:10サンプルについて上記試験を行い、1つのサンプルで変形が発生した。
×:10サンプルについて上記試験を行い、2つ以上のサンプルで変形が発生した。
<段積輸送試験>
段積輸送試験では、容器本体3内に水を満充填した後に口部9にキャップを装着して容器本体3を密閉したものをサンプルとした。段ボールの中にサンプルを整列(12個)した後に梱包したものを3段段積みした。その後、振動試験機にて輸送試験(JISZ0232)を行った後の、3段の段ボール内に入っている36サンプルの変形を目視で観察し、以下の基準で評価した。
○:36サンプルの中に変形したものがなかった。
△:36サンプル中、変形が発生したサンプル数が1~3であった。
×:36サンプル中、変形が発生したサンプル数が4以上であった。
1 :プラスチック容器
3 :容器本体
7 :胴部
7d :喰切部
8 :リング部
9 :口部
9d :係合部

Claims (6)

  1. プラスチック容器であって、
    前記プラスチック容器は、容器本体を備え、
    前記容器本体は、ダイレクトブロー成形体であり、
    前記容器本体は、内容量が500mL以上であり、
    前記容器本体は、胴部と、口部を備え、
    前記口部は、前記胴部の上側に設けられ、
    前記容器本体は、下部平均肉厚/中央部平均肉厚によって定義される第1肉厚比が1.04~1.0であり、
    前記中央部平均肉厚は1mm以上であり、
    前記容器本体の全高をHとすると、
    前記中央部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.33H~0.49Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出され、
    前記下部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.04H~0.20Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される、プラスチック容器。
  2. 請求項1に記載のプラスチック容器であって、
    前記容器本体は、前記下部平均肉厚/胴部平均肉厚によって定義される第2肉厚比が1.01~1.50であり、
    前記胴部平均肉厚は、前記容器本体の底面から0.04H~0.82Hの範囲内の複数の高さ位置での肉厚の平均によって算出される、プラスチック容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプラスチック容器であって、
    前記容器本体は、単層構成である、プラスチック容器。
  4. 請求項3に記載のプラスチック容器であって、
    前記容器本体の構成樹脂は、ポリオレフィンである、プラスチック容器。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1つに記載のプラスチック容器であって、
    前記容器本体の構成樹脂は、曲げ弾性率が1.8GPa以上である、プラスチック容器。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1つに記載のプラスチック容器であって、
    前記プラスチック容器は、オートクレーブ滅菌されるプラスチック容器である、プラスチック容器。
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