JP7352066B2 - 積層剥離容器 - Google Patents

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Description

本発明は、積層剥離容器に関する。
従来、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋が収縮する容器本体を備える積層剥離容器が知られている(例えば、特許文献1)。このような容器本体は、一般に、円筒状の積層パリソンを用いたブロー成形によって製造される。また、容器本体には、底面から突出する底シール突出部が設けられており、底シール突出部は、当該底シール突出部の長手方向に延在し且つ底面から先端に向けて先細りとなるテーパ部を備える構成になっている。
特開2018-118764号公報
ところで、本発明者の検討によれば、特許文献1の構成では、底シール突出部において内袋が外殻から分離してしまう場合があることが分かった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、底シール突出部において内袋が外殻から分離することが抑制される、積層剥離容器を提供するものである。
本発明によれば、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する容器本体を備える積層剥離容器であって、前記容器本体は、底面から突出する底シール突出部を備え、前記底シール突出部は、厚肉部と、前記厚肉部よりも肉厚が小さい薄肉部を備え、前記厚肉部は、前記底シール突出部の長手方向の中央において、前記底シール突出部の根本につながるように設けられ、前記薄肉部は、前記底シール突出部の長手方向について前記厚肉部の両側において前記厚肉部の外側に設けられた外側部位を有する、積層剥離容器が提供される。
本発明者は鋭意検討を行ったところ、底シール突出部を上記構成にすることによって、底シール突出部において内袋が外殻から分離することが抑制されることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載の積層剥離容器であって、前記薄肉部は、前記厚肉部よりも前記底シール突出部の先端側に設けられた先端側部位を有する、積層剥離容器である。
好ましくは、前記記載の積層剥離容器であって、前記厚肉部は、前記底シール突出部の長手方向の中央での、前記長手方向に垂直な断面において台形状である、積層剥離容器である。
好ましくは、前記記載の積層剥離容器であって、前記薄肉部は、第1薄肉部と、これよりも肉厚が大きい第2薄肉部を備え、第1薄肉部は、第2薄肉部よりも、前記底シール突出部の先端側に設けられる、積層剥離容器である。
好ましくは、前記記載の積層剥離容器であって、前記内袋は、前記底シール突出部の長手方向に突出する係合突起を有し、前記外殻は、前記係合突起を収容する係合凹部を備え、前記係合突起と前記係合凹部が係合されている、積層剥離容器である。
本発明の一実施形態の積層剥離容器1の容器本体3の正面図である。 図1中のA-A断面図である。 図1の容器本体3の底面29を含む領域の斜視図である。 図1の容器本体3の底面図である。 図5Aは、図4中のA-A断面図であり、図5Bは、図5A中の領域Bの拡大図である。 図6Aは、図4中のB-B断面図(底シール突出部4の長手方向の中央での、前記長手方向に垂直な断面の断面図)であり、図6Bは、図6A中の領域Bの拡大図である。 図7Aは、図4中のC-C断面図であり、図7Bは、図7A中の領域Bの拡大図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の積層剥離容器1は、容器本体3を備える。容器本体3には、醤油などの内容物が収容される。
容器本体3は、収容部7と、口部9を備える。口部9は、逆止弁を有するキャップを装着可能な係合部9dを備える。係合部9dは、ネジ式キャップの場合は雄ねじ部であり、打栓式キャップの場合は周方向に突出する環状突起である。口部9は、収容部7の上端7bから延びるように設けられている。口部9は、円筒形である。収容部7は、口部9よりも外径(本明細書において、「外径」は、断面が円形でない場合は、外接円径を意味する。)が大きい。
図2に示すように、容器本体3は、外殻12と内袋14とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋14が外殻12から離れて収縮する。内容物の減少に伴って内袋14が外殻12から離れることによって、内袋14が外殻12から離れて収縮する。このような容器では、内袋14内に外気が侵入しにくいので、内容物の劣化が抑制される。
外殻12は、復元性が高くなるように、内袋14よりも肉厚に形成される。外殻12は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンで構成される。外殻12は、複数層構成であってもよい。内袋14は、複数の層から構成することが好ましい。例えば、外層と接触する層にエチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂からなるEVOH層を用い、内容物に接触する層に、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンからなる内面層を用いることができる。そして、上記EVOH層と内面層との間には、接着層を用いることが好ましい。
図2に示すように、容器本体3の外殻12には、外気導入孔15が設けられている。外気導入孔15は、外殻12と内袋14の間の中間空間に外気を導入するための孔である。外気導入孔15には、外殻12と内袋14の間の中間空間への空気の出入りを調整するための弁部材を装着することができる。外気導入孔15は、収容部7に設けられた凹部7e内に設けられている。
次に、図3~図7を用いて、本実施形態の容器本体3の底面29近傍の領域について説明する。図3に示すように、底面29には、中央凹領域29aと、その周囲に設けられる周縁領域29bが設けられ、中央凹領域29aには、底面29から突出する底シール突出部4が設けられる。
容器本体3は、例えば、ダイレクトブロー成形によって形成可能であり、この場合、容器本体3は、押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状の積層パリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって形成することができる。積層パリソンは、外殻12及び内袋14に対応する外層及び内層を備える。底シール突出部4は、積層パリソンを一対の分割金型で押し潰して形成したシール部である。底シール突出部4においてパリソンの対向する面同士が溶着されることよって容器本体3の底が閉じられている。図5~図7に示すように、容器本体3は、好ましくは、底シール突出部4において外殻12及び内袋14がシールされるように構成される。
底シール突出部4は、厚肉部4aと、薄肉部4bを備える。薄肉部4bは、厚肉部4aよりも肉厚が小さい。厚肉部4aは、底シール突出部4の長手方向の中央において、底シール突出部4の根本につながるように設けられている。このような厚肉部4aを設けることによって、底シール突出部4の剛性が高くなり、底シール突出部4の折れ曲がりに起因して図7Bに示す係合構造13での内袋14と外殻12の係合が解除されることが抑制される。
図6Bに示すように、厚肉部4aは、底シール突出部4の長手方向の中央での、前記長手方向に垂直な断面において台形状である。厚肉部4aをこのような形状にすることによって、厚肉部4a及びその近傍での内袋14の肉厚が大きくなって、内袋14の剛性が高まる。その結果、内袋14の折れ曲がりに起因して図7Bに示す係合構造13での内袋14と外殻12の係合が解除されることが抑制される。
図6Bに示すように、厚肉部4aの先端4atの肉厚をTatとし、厚肉部4aの基端4abの肉厚をTabとすると、Tat/Tabは、0.3以上であることが好ましく、例えば、0.3~0.9であり、具体的には例えば、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
厚肉部4aの高さ方向の中央での側面4a1の傾斜角度は、厚肉部4aの中央面Pに対して、12度以下であることが好ましく、例えば1~12度であり、具体的には例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12度であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
厚肉部4aの基端4abでの肉厚Tabは、例えば、1.0~5.0mmであり、具体的には例えば、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
図4に示すように、底シール突出部4の長手方向についての、底シール突出部4の長さをLとし、厚肉部4aの長さをLaとすると、La/Lは、例えば、0.1~0.9であり、0.2~0.8が好ましく、具体的には例えば、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
薄肉部4bは、底シール突出部4の長手方向について厚肉部4aの両側において厚肉部4aの外側に設けられた外側部位4baを備える。外側部位4baは、積層パリソンを押し潰すことによって形成されるが、積層パリソンを押しつぶす際に、積層パリソンの内層の樹脂が底シール突出部4の長手方向に沿って外側部位4baから逃げるように移動する。この際に、底シール突出部4の外側方向に向かって移動した樹脂によって、図7Bに示す係合突起14aが内袋14に形成される。この際に、外殻12には、係合突起14aを収容する係合凹部12aが形成される。このため、係合突起14aと係合凹部12aが係合した係合構造13が形成され、これによって、内袋14が外殻12から分離されにくくなる。
図5Bに示すように、外側部位4baのうち肉厚が最大の部位の肉厚をTbaとすると、Tba/Tabは、例えば0.01~0.90であり、0.05~0.50好ましく、具体的には例えば、0.01、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.60、0.70、0.80、0.90であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
図6Bに示すように、薄肉部4bは、好ましくは、厚肉部4aよりも底シール突出部4の先端側に設けられる先端側部位4bbを備える。厚肉部4aでは、内袋14が外殻12によって挟まれるので、厚肉部4aの先端4atにおいて外殻12同士が溶着されにくく、内袋14が先端において露出されやすい。一方、先端側部位4bbを形成する際に積層パリソンを押し潰すと、積層パリソンの内層の樹脂が先端側部位4bbから逃げてしまうので、先端側部位4bbは、ほぼ又は完全に外殻12のみで構成されることになる。このため、先端側部位4bbを設けることによって、底シール突出部4の先端において内袋14が露出することが抑制され、底シール突出部4のシール強度が高められる。
図6Bに示すように、先端側部位4bbのうち肉厚が最大の部位の肉厚をTbbとすると、Tbb/Tabは、例えば0.01~0.90であり、0.05~0.50好ましく、具体的には例えば、0.01、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.60、0.70、0.80、0.90であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
薄肉部4bは、好ましくは、第1薄肉部4b1と、これよりも肉厚が大きい第2薄肉部4b2を備える。第1薄肉部4b1は、第2薄肉部4b2よりも、底シール突出部4の先端側に設けられる。ブロー成形の際に第1薄肉部4b1を形成し、その後に、第1薄肉部4b1を溶融させることによって、底シール突出部4でのシール強度をさらに高めることができる。第1薄肉部4b1は、例えば、熱風を第1薄肉部4b1に吹き付けることによって溶融させることができる。
底シール突出部4の長手方向の中央での、第1薄肉部4b1の肉厚をTb1とし、第2薄肉部4b2の肉厚をTb2とすると、Tb1/Tb2は、例えば0.01~0.90であり、0.05~0.50好ましく、具体的には例えば、0.01、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.60、0.70、0.80、0.90であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
底シール突出部4の長手方向の中央での、第1薄肉部4b1の高さをHb1とし、第2薄肉部4b2の高さをHb2とすると、Hb1/Hb2は、例えば0.1~10であり、好ましくは、0.5~2であり、具体的には例えば、0.1、0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、6、7、8、9、10であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1薄肉部4b1の肉厚をTb1は、例えば、0.05~0.40mmであり、具体的には例えば、0.05、0.10、0.15、0.20、0.25、0.30、0.35、0.40mmであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
薄肉部4bの全体を第1薄肉部4b1のような極薄の肉厚にすると、バリ切れが悪くなって生産性が低下する虞があるが、本実施形態のように、薄肉部4bの先端側の一部のみに第1薄肉部4b1を設けることによって、生産性を低下させることなく、第1薄肉部4b1を溶融させて底シール突出部4のシール強度を高めることができる。
1.容器本体3の作製
1-1.実施例1
押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状の積層パリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって、上記実施形態で説明した形状(内袋14の内容量360mL)を有する容器本体3を作製した。この容器本体3の底シール突出部4に対して熱風を吹き付けることによって第1薄肉部4b1を溶融させ、その後に、外気導入孔を形成し、実施例1の容器本体3を得た。
1-2.比較例1
底シール突出部4の形状を特許文献1に開示されている形状にした以外は、実施例1と同様の条件で、比較例1の容器本体3を得た。
2.倒立落下試験
実施例及び比較例の容器本体3に水を360mL充填した後に、逆止弁付きのキャップを装着し、内容物を180mL吐出させることによって落下試験用のサンプルを作製した。このサンプルを倒立させた状態で100cmの高さから床の上に落下させたときに、底シール突出部4において、内袋14が外殻12から分離したものをNG品とした。
実施例1については、サンプル数27で試験を行ったところ、NG品は0であった。一方、比較例1では、サンプル数10で試験を行ったところ、NG品が3であった。
3.分離強度測定
実施例及び比較例の容器本体3の底部近傍の部位のみを切り出すことによって、分離強度測定用のサンプルを作製した。このサンプルの外殻12を固定し、内袋14を把持して外殻12から分離する方向に力を加えることによって、内袋14を外殻12から分離させた。この分離に必要な分離力を測定した。
実施例1及び比較例1について、サンプル数10で測定を行ったところ、分離力の平均値は、実施例1では38Nであり、比較例1では19Nであった。
4.考察
以上の結果より、実施例1の容器本体3では、比較例1に比べて、底シール突出部4において内袋14が外殻12から分離されにくくなっていることが分かった。
1 :積層剥離容器
3 :容器本体
4 :底シール突出部
4a :厚肉部
4a1 :側面
4ab :基端
4at :先端
4b :薄肉部
4b1 :第1薄肉部
4b2 :第2薄肉部
4ba :外側部位
4bb :先端側部位
7 :収容部
7b :上端
7e :凹部
9 :口部
9d :係合部
12 :外殻
12a :係合凹部
13 :係合構造
14 :内袋
14a :係合突起
15 :外気導入孔
29 :底面
29a :中央凹領域
29b :周縁領域
P :中央面

Claims (7)

  1. 外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する容器本体を備える積層剥離容器であって、
    前記容器本体は、底面から突出する底シール突出部を備え、
    前記底シール突出部は、前記容器本体を形成するための積層パリソンを一対の分割金型で押し潰して形成したシール部であり、
    前記底シール突出部は、厚肉部と、前記厚肉部よりも肉厚が小さい薄肉部を備え、
    前記厚肉部は、前記底シール突出部の長手方向の中央において、前記底シール突出部の根本につながるように設けられ、
    前記薄肉部は、前記底シール突出部の長手方向について前記厚肉部の両側において前記厚肉部の外側に設けられた外側部位を有する、積層剥離容器。
  2. 請求項1に記載の積層剥離容器であって、
    前記薄肉部は、前記厚肉部よりも前記底シール突出部の先端側に設けられた先端側部位を有する、積層剥離容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の積層剥離容器であって、
    前記薄肉部は、第1薄肉部と、これよりも肉厚が大きい第2薄肉部を備え、第1薄肉部は、第2薄肉部よりも、前記底シール突出部の先端側に設けられる、積層剥離容器。
  4. 外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮する容器本体を備える積層剥離容器であって、
    前記容器本体は、底面から突出する底シール突出部を備え、
    前記底シール突出部は、厚肉部と、前記厚肉部よりも肉厚が小さい薄肉部を備え、
    前記厚肉部は、前記底シール突出部の長手方向の中央において、前記底シール突出部の根本につながるように設けられ、
    前記薄肉部は、前記底シール突出部の長手方向について前記厚肉部の両側において前記厚肉部の外側に設けられた外側部位を有し、
    前記薄肉部は、第1薄肉部と、これよりも肉厚が大きい第2薄肉部を備え、第1薄肉部は、第2薄肉部よりも、前記底シール突出部の先端側に設けられる、積層剥離容器。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1つに記載の積層剥離容器であって、
    前記厚肉部は、前記底シール突出部の長手方向の中央での、前記長手方向に垂直な断面において台形状である、積層剥離容器。
  6. 請求項1~請求項5の何れか1つに記載の積層剥離容器であって、
    前記内袋は、前記底シール突出部の長手方向に突出する係合突起を有し、
    前記外殻は、前記係合突起を収容する係合凹部を備え、
    前記係合突起と前記係合凹部が係合されている、積層剥離容器。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1つに記載の積層剥離容器であって、
    前記底シール突出部の長手方向についての、前記底シール突出部の長さをLとし、前記厚肉部の長さをLaとすると、La/Lは、0.1~0.9である、積層剥離容器。
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