JP7396811B2 - インデックステーブル - Google Patents

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Description

本発明は、インデックステーブルに関する。
各種の装置(例えば製品の製造装置や検査装置など)には、回転することで複数のワーク(製品や製品を構成する部品)を順番に並べて搬送するインデックステーブルを備えたものがある。インデックステーブルは、円形状に形成され、インデックステーブルの外周には、ワークを保持する複数の保持ポケットが一体に形成されている。特許文献1には、外周から窪む円弧状の保持ポケットが周方向に複数配列されたインデックステーブル(ターレット)が開示されている。特許文献1のインデックステーブルにおいて、保持ポケットはワークに対応する大きさに形成されている。
特開2010-155636号公報
しかしながら、従来のインデックステーブルでは、保持ポケットの大きさが固定されている。すなわち、同一のインデックステーブルでは、同一種類のワークしか保持することができない。このため、各種装置において扱うワークの大きさが変わる場合には、インデックステーブルを交換する必要があるが、好ましくない。例えば、インデックステーブルの交換には長い時間を要するため、各種装置の停止時間が長くなってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、交換することなく、様々な大きさのワークを保持できるインデックステーブルを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のインデックステーブルは、ワークの搬送に用いるインデックステーブルであって、それぞれ円形状に形成され、軸線を中心に相互に回転可能に連結された第一本体部及び第二本体部を備え、前記第一本体部は、前記第一本体部の外周から径方向外側に突出すると共に周方向に間隔をあけて配列された複数の第一凸部を有し、前記第二本体部は、前記第二本体部の外周から径方向外側に突出すると共に周方向に間隔をあけて配列された複数の第二凸部を有し、周方向における前記第一凸部と前記第二凸部との間の隙間が、前記ワークを保持する保持ポケットとされ、周方向で前記保持ポケットを介して互いに対向する前記第一凸部及び前記第二凸部の各対向端部には、それぞれ前記保持ポケットに収容された前記ワークを支持する支持ローラが設けられ、各対向端部に配された前記支持ローラは、前記第一本体部及び前記第二本体部の径方向に複数配列され、前記径方向に配列された複数の前記支持ローラの回転中心は、前記第一本体部及び前記第二本体部の径方向に並び、前記径方向に配列された複数の前記支持ローラのうち径方向外側に位置する前記支持ローラの径寸法が、径方向内側に位置する前記支持ローラの径寸法よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、第一本体部及び第二本体部を相互に回転させるだけで、保持ポケットの大きさ(特に周方向における保持ポケットの寸法)を変えることができる。これにより、交換することなく、同一のインデックステーブルで、様々な大きさのワークを保持することができる。
本発明の一実施形態に係るインデックステーブルを模式的に示す平面図である。 図1のインデックステーブルを径方向外側から見た側面図である。 図1のインデックステーブルを構成する第一本体部及び第一支持ローラを模式的に示す平面図である。 図3の第一本体部及び第一支持ローラを径方向外側から見た側面図である。 図1のインデックステーブルを構成する第二本体部及び第二支持ローラを模式的に示す平面図である。 図5の第二本体部及び第二支持ローラを径方向外側から見た側面図である。 図1のインデックステーブルにおいて保持ポケットのサイズが大きい状態を模式的に示す要部拡大平面図である。 図7のインデックステーブルを径方向外側から見た側面図である。 図1のインデックステーブルにおいて保持ポケットのサイズが小さい状態を模式的に示す要部拡大平面図である。 図9のインデックステーブルを径方向外側から見た側面図である。
以下、図1~10を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るインデックステーブル1は、軸方向から見て円形状に形成され、軸線A1,A2を中心に回転可能とされている。インデックステーブル1の外周には、ワークW(図7~10参照)を保持するための保持ポケット3が複数(図1では八つ)形成されている。複数の保持ポケット3は、インデックステーブル1の周方向Rに間隔をあけて配列されている。本実施形態では、複数の保持ポケット3が周方向Rに等間隔で配列されている。インデックステーブル1は、回転することで複数のワークWを順番に並べて搬送する。
インデックステーブル1は、相互に回転可能に連結される第一本体部10及び第二本体部30を有する。
図1,3に示すように、第一本体部10は、軸方向から見て円形状に形成されている。第一本体部10は、その外周から径方向外側に突出する第一凸部11を複数有する。複数の第一凸部11は、第一本体部10の周方向Rに間隔をあけて配列されている。図示例における第一凸部11の数は、八つであるが、これに限ることはない。
第一本体部10の軸方向から見た各第一凸部11の形状は、例えば円形である第一本体部10の軸線A1を中心とする扇形状など任意であってよい。本実施形態における第一凸部11は、第一本体部10の軸方向から見て、第一本体部10の周方向Rにおける第一凸部11の両端が第一本体部10の径方向において互いに平行する長方形のような形状に形成されている。
第一凸部11の突出方向の先端部11Aは、第一本体部10の軸方向から見て、例えば径方向に直交する直線状に形成されてよい。本実施形態では、第一凸部11の先端部11Aが、第一本体部10の軸方向から見て、第一本体部10の軸線A1を中心として周方向Rに延びる円弧状に形成されている。
図2,4に示すように、本実施形態の第一本体部10は、その軸方向を板厚方向とする板状に形成されている。図2,4における上下方向及び左右方向は、第一本体部10の軸方向及び周方向Rにそれぞれ対応する。
図1~4に示すように、周方向Rの一方側における各第一凸部11の第一端部11B(対向端部)には、第一支持ローラ20が設けられている。周方向Rの一方側は、図1~4において符号R1で示す時計回りの方向である。
第一支持ローラ20は、第一本体部10の軸方向から見て円形状に形成され、第一凸部11に対して第一本体部10の軸線A1に平行する回転中心21を軸として回転可能に取り付けられる。第一支持ローラ20の形状は、例えば球状であってもよいが、本実施形態では第一本体部10の軸方向に延びる円柱状である。
第一端部11Bに配された第一支持ローラ20は、第一本体部10の径方向に複数配列されている。また、径方向に配列された複数の第一支持ローラ20の回転中心21は、第一本体部10の径方向に並ぶ。すなわち、径方向に配列された複数の第一支持ローラ20の回転中心21は、図7に示すように、第一本体部10の軸線A1からその径方向に延びる同一の仮想線VL1上に位置する。
図1,3に示すように、径方向に配列された複数の第一支持ローラ20のうち第一本体部10の径方向外側に位置する第一支持ローラ20A(外側第一支持ローラ20A)の径寸法は、第一本体部10の径方向内側に位置する第一支持ローラ20B(内側第一支持ローラ20B)の径寸法よりも小さい。
径方向に配列される第一支持ローラ20の数は、例えば三つ以上であってもよいが、本実施形態では二つである。
板状に形成された第一本体部10の数は、例えば一つであってもよいが、本実施形態では図2,4に示すように二つである。
二つの第一本体部10は、その軸方向(上下方向)に間隔をあけて配列され、軸方向から前述した第一支持ローラ20を挟む。すなわち、二つの第一本体部10は、第一支持ローラ20をその軸方向の両側から支持している。これにより、第一支持ローラ20を安定に第一本体部10に取り付けることができる。
図1,5に示すように、第二本体部30は、第一本体部10と同様に、軸方向から見て円形状に形成されている。第二本体部30は、その外周から径方向外側に突出する第二凸部31を複数有する。複数の第二凸部31は、第二本体部30の周方向Rに間隔をあけて配列されている。図示例における第二凸部31の数は、八つであるが、これに限ることはない。
第二本体部30の軸方向から見た各第二凸部31は、任意の形状に形成されてよい。本実施形態の第二凸部31は、第一凸部11と同様に、第二本体部30の周方向Rにおける第二凸部31の両端が第二本体部30の径方向において互いに平行する長方形のような形状に形成されている。
第二凸部31の突出方向の先端部31Aは、第二本体部30の軸方向から見て、例えば径方向に直交する直線状に形成されてよい。本実施形態において、第二凸部31の先端部31Aは、第一凸部11の先端部11Aと同様に、第二本体部30の軸方向から見て、第二本体部30の軸線A2を中心として周方向Rに延びる円弧状に形成されている。
図2,6に示すように、本実施形態の第二本体部30は、第一本体部10と同様に、軸方向を板厚方向とする板状に形成されている。図2,6における上下方向及び左右方向は、第二本体部30の軸方向及び周方向Rにそれぞれ対応する。
図1~2,5~6に示すように、周方向Rの他方側における各第二凸部31の第二端部31B(対向端部)には、第二支持ローラ40が設けられている。周方向Rの他方側は、図1~2,5~6において符号R2で示す反時計回りの方向である。
第二支持ローラ40は、第二本体部30の軸方向から見て円形状に形成され、第二凸部31に対して第二本体部30の軸線A2に平行する回転中心41を軸として回転可能に取り付けられる。第二支持ローラ40の形状は、例えば球状であってもよいが、本実施形態では第二本体部30の軸方向に延びる円柱状である。
第二端部31Bに配された第二支持ローラ40は、第二本体部30の径方向に複数配列されている。また、径方向に配列された複数の第二支持ローラ40の回転中心41は、第二本体部30の径方向に並ぶ。すなわち、径方向に配列された複数の第二支持ローラ40の回転中心41は、図7に示すように、第二本体部30の軸線A2からその径方向に延びる仮想線VL2上に位置する。
図1,5に示すように、径方向に配列された複数の第二支持ローラ40のうち第二本体部30の径方向外側に位置する第二支持ローラ40A(外側第二支持ローラ40A)の径寸法は、第二本体部30の径方向内側に位置する第二支持ローラ40B(内側第二支持ローラ40B)の径寸法よりも小さい。
径方向に配列される第二支持ローラ40の数は、例えば三つ以上であってもよいが、本実施形態では二つである。
板状に形成された第二本体部30の数は、例えば一つであってもよいが、本実施形態では図2,6に示すように二つである。
二つの第二本体部30は、その軸方向(上下方向)に間隔をあけて配列され、前述した第二支持ローラ40を挟む。すなわち、二つの第二本体部30は、第二支持ローラ40をその軸方向の両側から支持している。これにより、第二支持ローラ40を安定に第二本体部30に取り付けることができる。二つの第二本体部30同士の間隔は、前述した二つの第一本体部10同士の間隔よりも大きい。
図1,2に示すように、上記した第一本体部10及び第二本体部30は、これらの軸線A1,A2が互いに一致するように、これらの軸線A1,A2を中心に相互に回転可能に連結される。第一、第二本体部10,30は、例えば、第一、第二本体部10,30の中心を通る軸体50によって相互に連結されてよい。また、第一、第二本体部10,30は、例えば、第一、第二本体部10,30を相対的に回転駆動するサーボモータによって相互に連結されてもよい。
第一、第二本体部10,30が単純に相互に回転可能に連結される場合、第一、第二本体部10,30は、例えばねじ等の締結具(不図示)などによって、所定の相対回転位置で互いに保持されることが好ましい。なお、第一、第二本体部10,30がサーボモータである場合には、前述の締結具が無くても第一、第二本体部10,30を所定の相対回転位置で保持することができる。
第一、第二本体部10,30の連結に際しては、少なくとも板状の第一、第二本体部10,30がこれらの板厚方向(軸方向)に重ねて配されればよい。また、第一、第二本体部10,30を重ねた状態では、第一、第二支持ローラ20,40が第一、第二本体部10,30の周方向Rに並べばよい、すなわち第一、第二支持ローラ20,40が第一、第二本体部10,30の軸方向に互いにずれて位置しなければよい。
本実施形態では、一体化された一対の第一本体部10及び第一支持ローラ20が、一対の第二本体部30の間に配される。一対の第一本体部10は、それぞれ一対の第二本体部30に重ねて配される。
互いの軸線A1,A2を中心に第一、第二本体部10,30を連結した状態では、第一、第二本体部10,30の周方向Rにおける第一凸部11と第二凸部31との間の隙間が、インデックステーブル1の保持ポケット3とされる。周方向Rにおける第一凸部11と第二凸部31との隙間は、図1に例示するように、第一凸部11と第二凸部31とが、第一、第二本体部10,30の周方向Rに互いにずれて位置することで現れる。本実施形態では、第一凸部11及び第二凸部31の周方向Rの一部同士が互いに重なることで、保持ポケット3が形成される。
第一凸部11の第一端部11Bに設けられた第一支持ローラ20と、第二凸部31の第二端部31Bに設けられた第二支持ローラ40とは、第一、第二本体部10,30の周方向Rで保持ポケット3を介して互いに対向する。これにより、第一、第二支持ローラ20,40は、図7~10に示すように、保持ポケット3に収容されたワークWを支持する。具体的に、第一、第二支持ローラ20,40は、保持ポケット3に収容されたワークWを、第一、第二本体部10,30の周方向Rにおいて挟むことで支持する。
軸方向から見た第一、第二本体部10,30の形状や大きさは例えば互いに異なってよい。本実施形態では、図1に示すように、第一凸部11を含む第一本体部10及び第二凸部31を含む第二本体部30の形状や大きさが、概ね同じである。
具体的に、第一凸部11を除く第一本体部10、及び、第二凸部31を除く第二本体部30は、同じ径寸法の円形に形成されている。また、第一凸部11及び第二凸部31の突出高さも互いに等しい。さらに、第一、第二本体部10,30の周方向Rにおける第一、第二凸部11,31の長さ(周方向長さ)も互いに等しく、周方向Rにおける第一凸部11同士の間隔、及び、第二凸部31同士の間隔も互いに等しい。
また、本実施形態では、第一、第二支持ローラ20,40の大きさや形状、位置は、相互に対応している。
具体的に、周方向Rにおいて互いに対向する外側第一支持ローラ20Aと外側第二支持ローラ40Aとは、その径寸法が互いに同じであり、第一、第二本体部10,30の軸線A1,A2を中心とする同心円上に位置する。同様に、周方向Rにおいて互いに対向する内側第一支持ローラ20Bと内側第二支持ローラ40Bとは、その径寸法が互いに同じであり、第一、第二本体部10,30の軸線A1,A2を中心とする同心円上に位置する。
また、本実施形態のインデックステーブル1において、第一本体部10には、その軸線A1を中心とする円弧状のスリット12が形成されている。一方、第二本体部30には、その軸線A2から径方向に離れた位置に設けられ、スリット12に挿入される突起32が形成されている。スリット12の長さは、第一、第二本体部10,30の相対的な回転範囲が適正となるように設定されている。なお、第一、第二本体部10,30の相対的な回転を規制する構造は、上記したスリット12及び突起32に限らず、任意であってよい。
本実施形態に係るインデックステーブル1によれば、周方向Rに並ぶ複数の第一凸部11を有する第一本体部10と、周方向Rに並ぶ複数の第二凸部31を有する第二本体部30とが、これらの軸線A1,A2を中心に回転可能に連結されている。このため、図7~10に示すように、第一本体部10及び第二本体部30を相互に回転させるだけで、保持ポケット3の大きさ(特に周方向Rにおける保持ポケット3の寸法)を変えることができる。これにより、同一のインデックステーブル1において、様々な大きさのワークWを保持ポケット3に保持することが可能となる。
例えば図7,8に示すように、周方向Rにおける保持ポケット3の寸法が大きい状態では、サイズの大きなワークW(図7,8では円筒状又は円柱状のワークW)を保持ポケット3に保持できる。一方、図9,10に示すように、周方向Rにおける保持ポケット3の寸法が最も小さい状態では、サイズの大きなワークW(図7,8では円筒状又は円柱状のワークW)を保持ポケット3に保持できる。
以上のことから、インデックステーブル1を交換することなく、同一のインデックステーブル1で、様々な大きさのワークWを保持することができる。
また、第一、第二本体部10,30を相互に回転させるだけで、保持ポケット3の大きさを短い時間で変えることができる。このため、インデックステーブル1を交換する場合と比較して、インデックステーブル1を備える各種装置の停止時間を短くすることができる。
また、本実施形態に係るインデックステーブル1によれば、保持ポケット3を介して互いに対向する第一凸部11の第一端部11B(対向端部)及び第二凸部31の第二端部31B(対向端部)には、それぞれ保持ポケット3に収容されたワークWを支持する第一、第二支持ローラ20,40が設けられている。また、第一、第二端部11B,31Bに各々配された第一、第二支持ローラ20,40は、第一、第二本体部10,30の径方向に複数配列されている。さらに、径方向に配列された複数の第一、第二支持ローラ20,40は、その回転中心21,41が第一、第二本体部10,30の径方向に並ぶように配列される。また、径方向に配列された複数の第一、第二支持ローラ20,40のうち径方向外側に位置する外側支持ローラ20A,40Aの径寸法は、径方向内側に位置する内側支持ローラ20B,40Bの径寸法よりも小さい。
これにより、図7,9に示すように、保持ポケット3に保持されるワークWの大きさが変わっても、ワークWのうち最もインデックステーブル1の径方向外側に位置する外側端W1の位置が、インデックステーブル1の径方向にずれることを抑制できる。すなわち、ワークWの大きさに関わらず、保持ポケット3に保持されたワークWの外側端W1の位置を一定に保つことが可能となる。
ワークWの外側端W1の位置を一定に保つことは、インデックステーブル1で搬送しながら、各種の処理ユニット(例えば、ワークWにラベルを貼付する貼付ユニット)によってワークWに各種の処理(例えばワークWにラベルを貼付する処理)を施す場合に重要である。以下、この点について説明する。
保持ポケット3に保持されたワークWの外側端W1は、インデックステーブル1の回転に伴って、インデックステーブル1の軸線A1,A2を中心とする円形状の軌跡Tを描く。軌跡Tは、処理ユニットがワークWに対して各種の処理を施す施工ラインTである。
ワークWの大きさに応じて施工ラインTの位置がインデックステーブル1の径方向に大きく変化する場合には、ワークWの大きさが変わるごとに、インデックステーブル1に対する各種処理ユニットの位置を調整する必要がある。このため、インデックステーブル1及び各種処理ユニットを含む各種装置の停止時間が長くなってしまう。
これに対し、ワークWの大きさに関わらず、施工ラインTの位置がインデックステーブル1の径方向において変化しない、あるいは、施工ラインTの位置変化が小さい場合には、ワークWの大きさが変わっても、インデックステーブル1に対する各種処理ユニットの位置調整が不要となる。したがって、インデックステーブル1及び各種処理ユニットを含む各種装置の停止時間を短くすることができる。
また、本実施形態に係るインデックステーブル1によれば、第一、第二凸部11,31の突出方向の先端部11A,31Aが、それぞれ第一、第二本体部10,30の軸線A1,A2を中心として周方向Rに延びる円弧状に形成されている。このため、第一、第二本体部10,30の軸線A1,A2から第一、第二凸部11,31の突出方向の先端部11A,31Aに至る径方向の寸法が、第一、第二本体部10,30の周方向Rにおいて変化しない。このため、回転するインデックステーブル1に対して、径方向外側から保持ポケット3に入ろうとするワークWが、第一、第二凸部11,31の先端部11A,31Aに接触しても、周方向Rに移動する第一、第二凸部11,31によってインデックステーブル1の径方向外側に跳ね返される(バウンドする)ことを抑制できる。すなわち、ワークWが保持ポケット3に入りやすくなる、という効果を奏する。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
本発明のインデックステーブルは、各種の装置に適用されてよい。各種の装置は、例えば、ワークにラベルを貼り付けるラベル貼付装置、ワークの検査を実施するワーク検査装置、容器であるワーク内に液体等の内容物を充填するボトリング装置、容器であるワークにキャップを取り付けるキャッパー装置、プラスチックフィルムをワークに巻き付けたり被せたりするシュリンクパック装置、ワークに印刷を施す印刷装置、などであってよい。
本発明のインデックステーブルにおいて扱うワークの形状は、円筒状や円柱状に限らず、多角形の柱状や筒状など任意であってよい。
1 インデックステーブル
3 保持ポケット
10 第一本体部
11 第一凸部
11A 先端部
11B 第一端部(対向端部)
20 第一支持ローラ
20A 外側第一支持ローラ
20B 内側第一支持ローラ
21 回転中心
30 第二本体部
31 第二凸部
31A 先端部
31B 第二端部(対向端部)
40 第二支持ローラ
40A 外側第二支持ローラ
40B 内側第二支持ローラ
41 回転中心
A1,A2 軸線
W ワーク

Claims (1)

  1. ワークの搬送に用いるインデックステーブルであって、
    それぞれ円形状に形成され、軸線を中心に相互に回転可能に連結された第一本体部及び第二本体部を備え、
    前記第一本体部は、前記第一本体部の外周から径方向外側に突出すると共に周方向に間隔をあけて配列された複数の第一凸部を有し、
    前記第二本体部は、前記第二本体部の外周から径方向外側に突出すると共に周方向に間隔をあけて配列された複数の第二凸部を有し、
    周方向における前記第一凸部と前記第二凸部との間の隙間が、前記ワークを保持する保持ポケットとされ、
    周方向で前記保持ポケットを介して互いに対向する前記第一凸部及び前記第二凸部の各対向端部には、それぞれ前記保持ポケットに収容された前記ワークを支持する支持ローラが設けられ、
    各対向端部に配された前記支持ローラは、前記第一本体部及び前記第二本体部の径方向に複数配列され、
    前記径方向に配列された複数の前記支持ローラの回転中心は、前記第一本体部及び前記第二本体部の径方向に並び、
    前記径方向に配列された複数の前記支持ローラのうち径方向外側に位置する前記支持ローラの径寸法が、径方向内側に位置する前記支持ローラの径寸法よりも小さいインデックステーブル。
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