JP7395420B2 - 脱穀装置の揚送コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、穀粒中に藁屑等の夾雑物を混入した状態の二番物を揚送する脱穀装置の揚送コンベアに関する。
従来、圃場に植立する穀稈を刈り取って、穀粒と共に藁屑や茎等の夾雑物を混合した状態の被処理物(以下単に二番物と言う)として、揚送コンベアであるフィーダハウスによって次位の脱穀部等の処理工程に揚上搬送(揚送)をするコンバインが既に公知である。(例えば、特許文献1)
上記コンバインのフィーダハウスAに設置されるコンベア(コンベアチェーン)1は、特許文献1の図1,図6に示される通り、フィーダハウス本体11内の上部に軸支される左右一対の駆動スプロケット5と、前方下部に軸支される前部回転ドラム(左右一対の従動スプロケット)3との間に掛設される一対のローラチェーン(チェン本体)6とを備えると共に、搬送片(揚送体)としての長尺なスラット8を上記ローラチェーン6,6間に架設している。
このローラチェーン6は、リンク61の一部にスラット8を取付ける取付部63を形成し、各ローラ62間に形成される空間部(ローラ間隔孔)64に駆動スプロケット5を噛み合わせて回転駆動することにより、各スラット8を介し二番物の掻き上げ揚送を行うようにしている。
そして、ローラチェーン6の取付部63に取付けるスラット8の取付片81には、前記空間部64に対向する位置に抜け穴84を形成し、これにより該空間部64に入ってしまった穀稈や茎等の切り屑等(夾雑物)を、噛みあうスプロケット5の各歯の押出し作用によって強制的に押し出すようにしている。
特開平10-28452号公報
上記特許文献1に示されるフィーダハウスA(以下単に揚送コンベアと言う)は、ローラチェーン6の空間部64に入ってしまった切り藁等が、駆動スプロケット5の空間部64への噛み込みにより抜け穴84から強制的に押し出されて排出されるため、駆動スプロケット5によるローラチェーン6の回転駆動が円滑に行える利点がある一方で、スラット8の搬送片81に穿設される抜け穴84に入り込んだ夾雑物が持ち回り移動される欠点がある。
つまり、上記揚送コンベアは、ローラチェーン6の空間部64に対向するスラット8の抜け穴84を、取付片81に対し四角形状の抜き孔として形成した構造になっているので、スラット8がフィーダハウス本体11の底壁との間で二番物(搬送物)を挟みながら搬送するとき、抜き孔内に入り込む長い夾雑物は四角孔の搬送方向下流側の孔縁に巻き込み状態で引っ掛かるため、駆動スプロケット5の噛み込み時に押し出されないものが、そのまま持ち回り移動される結果、大きな搬送抵抗を生じるのでスムーズな揚送を妨げる等の問題がある。
一方、このような抜け穴を有する方式の揚送コンベアを、例えば脱穀部の二番物を揚送して選別室内で二番還元処理をさせる二番コンベア装置に採用しようとすると、この場合の二番コンベア装置は脱穀部の機壁に沿って略鉛直上に立設して構成されるものであるため、二番ラセン体から送られる二番物をローラチェーン(チェン本体)に突設する多数の揚送体(スラット)で掬い上げる際に、四角形状の抜け穴やローラ間隔孔内に入り込む藁屑類は、特に雨水で濡れた穀稈が脱穀される場合などでは、除去し難くなることからやがてこの部に詰まりを生ずること、及びチェン本体の内側でローラを転接案内するチェンガイド板との間で搬送トラブルを発生し易く、この解消のためのメンテナンス作業を煩雑にする等の課題を生じる。
上記課題を解決するための本発明は、第1に、脱穀装置6に立設される揚送コンベアである二番コンベア装置11内に、その揚送本体ケース13に軸支される駆動スプロケット23と従動スプロケット23aとに巻き掛けられ、チェンローラ33cを備え、チェンガイド32に沿って揚送移動するチェン本体33と、該チェン本体33のリンクに搬送間隔Hを有して突設した取付部33eに取付けられる二番物掬い上げ搬送用の揚送体25等からなるコンベアチェーン24を設置する脱穀装置の揚送コンベアにおいて、
前記揚送体25を、側面視L字状に屈曲されて取付部33eに着脱自在に取付ける鉛直方向の取付片部35aと水平方向の支持片部35bとを備える支持ブラケット35と、該支持ブラケット35の支持片部35bに対し基部側が取付けられて先端側が弾性力を有する自由端として突出状態で支持されて二番物を載置する平面視方形状の揚送板37とにより構成するに、上記支持ブラケット35の取付片部35aの左右中心位置に下端から凹入状に切欠する切欠部を形成し、該切欠部35cを上下のローラ33c間で形成されるローラ間隔孔33rに臨ませて設けると共に、上記揚送板37の左右中心位置に基端部から凹入状に切欠する嵌合凹部37aを形成し、該嵌合凹部37aをチェン本体33に挿入した状態で設けることを特徴としている。
第2に、前記支持ブラケット35は、支持片部35bの中央位置に揚送板37の中途部を非支持状態にする抜き孔35eを有して、揚送板37を支持することを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、脱穀装置に立設される揚送コンベアである二番コンベア装置内に、その揚送本体ケースに軸支される駆動スプロケットと従動スプロケットとに巻き掛けてチェンガイドに沿わせて張設するチェン本体と、該チェン本体のリンクに搬送間隔を有して突設される取付部に取付けられる二番物掬い上げ搬送用の揚送体からなるコンベアチェーンを設置した脱穀装置の揚送コンベアであって、前記揚送体を、側面視L字状に屈曲して鉛直方向の取付片部と水平方向の支持片部とを備える支持ブラケットと、該支持ブラケットの支持片部に対し基部側が取付けられて先端側が弾性力を有する自由端として突出状に支持される平面視方形状の揚送板とにより構成するに、上記支持ブラケットの取付片部の左右中心位置に下端から凹入状に切欠する切欠部を形成し、該切欠部を上下のチェンローラ間で形成されるローラ間隔孔に臨ませて設けると共に、上記揚送板の左右中心位置に基端部から凹入状に切欠する嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部をチェン本体に挿入した状態で設けることにより、
各揚送体は、揚送板が嵌合凹部を介してチェン本体の両外方に位置するチェン側方揚送片にも二番物を受けさせて揚送すると共に、この部から下方に漏れ落ちようとする穀粒や屑類をチェンガイド側に向けて案内し、チェン側方揚送片の端部からチェンガイド側への落下を促すため、揚送板に載置される揚送中の二番物が漏れ落ちてチェン本体に直接的に接当接触することを回避しながらスムーズな揚送を可能にすることができる。
また揚送板に受けられてチェン本体側に移動する二番物は、嵌合凹部を介し揚送板直上のローラ間隔孔を通り抜けてチェンガイドとの間に形成されるガイド隙間を通り、漏出物として漏れ落ちが許容されるため、ローラ間隔孔内への二番物詰まりを抑制した揚送をスムーズに行うことができる。
そして、支持ブラケットの取付片部の左右中心位置に形成した切欠部は、上下のチェンローラ間で形成されるローラ間隔孔に対向させて設けられるので、該ローラ間隔孔内からスプロケット歯によって押し出される屑類を取付片部に引っ掛けることなく、切欠部からスムーズに排出することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記支持ブラケットは、支持片部の中央位置に揚送板の中途部を非支持状態にする抜き孔を有して、揚送板を支持することにより、
揚送体は、揚送板の基部側を支持片部の基部側に取付支持した状態で、自由端側になる揚送板の先端側と左右側を接当自在に支持しながら中途部を非支持状態にするため、コンベアチェーンの下部から二番物を掬い上げる際に、揚送板が受ける大きな掬い上げ負荷を抜き孔に対面する揚送板の中途部を弾力的に凹ませて緩衝することができるので、二番物を効率よく掬い上げながらチェン駆動をスムーズにすることができる。
本発明を適用した揚送コンベアを備える汎用型コンバインを示す全体平面図である。 脱穀装置の要部構造を示す左側面図である。 図2に示す二番コンベア装置の内部構造を示す右側面図である。 図2の要部を拡大して示す正面(右側面)図である。 図4の要部の構成を示す左側面図である。 図5の揚送体とチェン本体とチェンガイドの構成を示す平面図である。 (a)は揚送体の斜視図、(b)は揚送体とチェン本体の構成を示す分解斜視図である。 揚送体の他の実施形態を示す正面(右側面)図である。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した脱穀装置を備えた汎用型コンバインの全体平面図であり、図2は図1のグレンタンクを外した脱穀装置の要部構造を断面して示す右側面図である。このコンバインAは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1に支持された走行機体2に、前部で植立穀稈の刈取作業を行う刈取部3を昇降可能に支持し、該刈取部3の後方右側に操行操作を行う操縦部4と、該操縦部4の後方にグレンタンク5を配設し、両者の左側に刈取部3で刈取られた穀稈の脱穀作業を行う脱穀装置6と、該脱穀装置6の後端側から藁屑等を処理排出する排藁処理部7等を配設している。
刈取部3は、刈取った穀稈をフィーダ8によって後方搬送し脱穀装置6の穀稈供給口6a内に供給する。脱穀装置6は、刈取穀稈を脱穀処理する過程で、一番物を一番コンベア装置10を介しグレンタンク5内に搬送供給すると共に、二番物を二番コンベア装置11を介し脱穀装置6に還元して再脱穀処理をし、脱穀済みの穀稈類を排藁処理部7の細断処理を経て機体後方の地表へ排出する。
上記一番コンベア装置10と二番コンベア装置11とは、脱穀装置6の右側機壁6b側に前後方向に平行状をなして立設する揚送コンベアとして、脱穀装置6とグレンタンク5との間に形成される空間スペース内で、脱穀装置6の右側機壁に取付けて立設され、両コンベア装置10,11は、互いの揚送本体ケース13,13の平面視形状を前後方向に長い方形状断面となし、ケース右側壁(ケース正面壁)側にケース内の点検や清掃等のメンテナンス作業を行い易くする蓋構造を設けている。
グレンタンク5は、タンク後部に立設される縦オーガ筒12aと中継筒12bと排出姿勢変更自在な排出オーガ筒12c等からなる穀粒排出オーガ12を介し、収容した一番物である穀粒を圃場に待機する運搬車両に排出供給する。このグレンタンク5は、走行機体2に立設される上記縦オーガ筒12aを支点に、公知の支持姿勢切換機構によって図1に示すコンバイン作業姿勢と、支持姿勢切換機構の固定を解除して矢印方向に右旋回し、且つ操縦部4の後方で脱穀装置6の右方に作業空間スペースを広く形成するメンテナンス作業姿勢とに切換自在に構成されている。
これによるコンバインAは、前記通常メンテナンス作業を作業開始時や終了時或は作業中途において行なうとき、グレンタンク5を縦オーガ筒12aを支点に右側回動してメンテナンス作業姿勢にした状態で、開放された作業スペースを介し脱穀装置6の右側に配設される前記一番コンベア装置10と二番コンベア装置11、及び各種の伝動機構等の点検や修理並びに清掃等のメンテナンス作業を行い易くしている。
次に、図1~図3を参照し脱穀装置6、及び一番コンベア装置10と二番コンベア装置11の概要について説明する。先ず、図2に示すように脱穀装置6は、穀稈供給口6aから供給される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部15と、該脱穀部15により脱穀された脱穀物を、一番物である穀粒と、穀粒と屑類(夾雑物)が混在した処理物である二番物と、選別処理された藁屑等の排塵物とに選別する選別部16とから構成している。
上記脱穀部15は、扱室15a内で前後方向の扱胴回転軸17a回りに回転駆動自在に設けられた円筒状の扱胴17と、該扱胴17の下方側に沿って円弧状をなす受網18等からなる。
これによる脱穀部15は、扱室15a内で穀稈を回転する扱胴17が螺旋状に立設された板状の扱ぎ歯17bによって脱穀し受網18によって扱降ろし脱穀処理する。つまり、刈取部3によって刈取られた刈取穀稈は全体が扱室15aに投入されて脱穀が行われ、脱穀処理された脱穀物は受網18を通過して下方側の選別部16に落下する。
選別部16は、前記受網18を通過した脱穀物を揺動選別する揺動選別体20と、選別風を送風する唐箕ファン21と、選別後の排塵物を機外に排出する二番選別ファン21aと、選別された一番物を回収・搬送するラセン体としての一番ラセン22と、選別された二番物を回収・搬送するラセン体としての二番ラセン22aとを備えている。
これにより受網18から落下した脱穀物は、揺動選別体20のチャフシーブに投下され、該チャフシーブによって選別されながらさらに下方に漏下される。そして、揺動選別体20から漏下した前記脱穀物は、唐箕ファン21による選別風によって一番物である穀粒に選別すると共に、二番選別ファン21aによる選別風によって二番物と排塵物とに選別することができる。
一番ラセン22は唐箕ファン21の後方で左右方向に横設されており、選別された一番物を脱穀装置6の右側に搬送し、二番ラセン22aは二番選別ファン21aの後方で左右方向に横設されており、選別された二番物を脱穀装置6の右側に搬送する。
また脱穀装置6の右側方には、一番ラセン22によって搬送された一番物をグレンタンク5に搬送する一番コンベア装置10と、二番ラセン22aによって搬送された二番物を扱室15a又は選別部16へ還元搬送する二番コンベア装置11とを設置している。
尚、揚送コンベアとしての一番コンベア装置10と二番コンベア装置11とは、図2に示すように揚送体25aと揚送体25との形状を一部異にしているだけで、他の基本的な構成を同じにしているため、揚送コンベアの具体構造については二番コンベア装置11を主体に同一符号を付して後述する。
先ず、一番コンベア装置10は、揚送本体ケース13内で下部と上部に軸支している駆動スプロケット23と従動スプロケット23aとに巻き掛けるコンベアチェーン24に、一番物を掬い上げて上方搬送するバケット型の揚送片25aを有するコンベア26を内装している。
これにより一番ラセン22によって横送りされた一番物は、揚送本体ケース13の下端部側でコンベア26のバケット型揚送片25aによって掬い上げられ、ケース上部側から前方側の穀粒搬送ラセン部を経て排出されグレンタンク5に排出供給される。
一方、二番コンベア装置11は図2,図3に示すように、二番ラセン22aにより搬送された二番物を上方に揚送する揚送本体ケース13と、該揚送本体ケース13から二番物を前方に向けて搬送し、扱室15a又は選別部16に還元する前方還元搬送ラセン部11aとからなる。
そして、揚送本体ケース13の揚送本体ケース13内には、下部に軸支されるラセン軸22bに設けられる駆動スプロケット23と上部に軸支される従動スプロケット23aとに巻き掛けるコンベアチェーン24に、二番物を受けて上方搬送する本発明に係るフラット状の揚送片25を備えるコンベア26を後述する構成によって内装している。
これにより二番ラセン22aの終端側まで搬送された二番物は、揚送本体ケース13の下部側でコンベア26の各揚送片25によって掬い上げられ、揚送本体ケース13の上部側から前方側の前方還元搬送ラセン部11a側へと排出されて脱穀装置6に還元供給される。
上記前方還元搬送ラセン部11aは図2に示すように、一番コンベア装置10より左右方向内側(左側)に配置して一番コンベア装置10の前方側まで延長しており、揚送された二番物を引き継いで前方搬送し排出口11bを介し扱室15a又は選別部16に排出供給する。
尚、前方還元搬送ラセン部11aから扱室15a内に搬送供給して還元処理される二番物が、大豆等の比較的大きな粒形処理物の場合には、図示を省略する経路切換機構の切換操作を介し、該二番物を前方還元搬送ラセン部11aの中途部に開口される二番物還元口から選別部16内に搬送供給して還元処理を行うようにしている。
以上のように構成される脱穀装置6は、刈取穀稈を扱室15aにて脱穀処理し受網18から穀粒を濾過し受網18上に残る比較的大きな排藁等の処理物を、前記螺旋板状の扱ぎ歯17bによる移送作用により扱室15aの後端側に移送し、受網18の後端部から排出部7に落下搬送し機外に排出する。また選別部16では、受網18から落下する穀粒や藁屑類の処理物及び前記経路切換機構の切換操作を介して還元供給される二番物を揺動選別体20によって選別処理する。
次いで、上記選別部16によって選別された選別穀粒等の一番物は、一番コンベア装置10を介してグレンタンク5に収納し、穀粒藁屑等が混在する二番物は二番コンベア装置11を介して扱室2又は選別部16で還元処理され、排塵物は選別風によって後端側から機外へと排出される。また上記脱穀作業において、二番コンベア装置11に二番物の詰りが生じた場合には、オペレータが図示しない詰りセンサ等の報知手段等を介して詰り状況を検知しエンジンを停止させることで、それ以上の大きな詰りトラブルの発生を防止するようにしている。
またオペレータは必要により、グレンタンク5をメンテナンス作業姿勢に切り換えた状態において、一番コンベア装置10及び二番コンベア装置11等のメンテナンス作業を速やかに行うことができる。
次に、図1~図3を参照し揚送コンベアとしての一番コンベア装置10と二番コンベア装置11との揚送本体ケース13の構造について説明する。先ず、一番コンベア装置10と二番コンベア装置11とは、互いの揚送本体ケース13を、その断面形状及び蓋構造並びに内装する後述するチェン本体33等の基本的な設置構造を共通にして部品の兼用化を図っている。
この実施形態における両者の差異点は、一番コンベア装置10の揚送本体ケース13の長さを二番コンベア装置11の揚送本体ケース13より短くし、且つ両者の上端部に設ける各上蓋の大きさと形状等を異にしている。
即ち、二番コンベア装置11の揚送本体ケース13は、上下方向に立設される本体構造物としてのフレームケース13aを1枚状鉄板を折り曲げて平面視でコ字状に加工することにより、左側壁(背面壁)と前側壁(立壁)と後側壁(立壁)とを一体的に形成していると共に、前側壁と後側壁との自由端を延長させて側壁取付端辺13bを形成し右側開口(正面開口部)を上下方向に長く開口している。
そして、コ字状断面をなすフレームケース13aは、その後側壁から帯板形状のチェンガイド32を揚送路13yに沿って立設することにより、コンベアチェーン24の揚送路13y内方側への大きな撓み変動を規制して案内し、また揚送体25によって掬い上げられて上昇搬送する二番物等の被搬送物のうち、揚送体25からこぼれ落ちるものがチェン下降経路側に漏出侵入することを防止するようにしている。
これによる各揚送コンベアの揚送本体ケース13は、被搬送物がケース内に詰まった場合においても、フレームケース13aから正面下部壁13cと正面上部壁13dを所望に外すことができるので、上下方向に長い範囲を開放した状態で詰り物の除去や清掃を行い易くすると共に、ケース内部にホースノズルを差し込んで行う洗浄等も行い易くしている。
また正面下部壁13cには下開口蓋14を構成するため、日常的に行う例えば、この部のコンベア26やスプロケット23等の目視点検及び注油作業又は簡単な清掃等の通常メンテナンス作業を利便性を有して行うことができる。
次に、本発明に係る揚送体25の具体構造とコンベアチェーン24について、図4~図7を参照し説明する。先ず、図示例のコンベアチェーン24のチェン本体33は、長板状のリンクとして左右で対をなす内リンク33aと外リンク33bとを、各ローラ33cを嵌挿するピン33dで連結した無端帯状の汎用型チェーンにしている。そして、所定の搬送間隔(取付け間隔)Hを有して規定される左右の外リンク33b, 33bに対し、揚送体取付け用の取付部33eを外方向きに突設し、該取付部33e,33eに穿設される取付孔33fに取付ボルト33gを螺挿するナット33hを固設している。このチェン本体33は、隣接するローラ33c, 33c間に形成されるローラ間隔孔33rに前記駆動スプロケット23のスプロケット歯を噛み合わせて回転駆動される。
揚送体25は、左右の取付部33eに取付ボルト33gによって取付固定される支持ブラケット35と、該支持ブラケット35に固定座36とボルト36aとナット36b等を介して取付支持さられる揚送板37等からなる。この支持ブラケット35は図6,図7に示すように、揚送路13yの左右幅に対し揚送板37を好適に支持する支持幅を有して側面視L字状に屈曲することにより、鉛直方向の取付片部35aと水平方向の支持片部35bとを形成している。
上記取付片部35aは、左右中心位置に下端から切欠された屑抜き用の切欠部35cを凹入形成し、該切欠部35cの両側にボルト孔35dを穿設している。
支持片部35bは、その中央位置に揚送板37を非支持状態にすることができる抜き孔35eを大きく開口していると共に、該抜き孔35eの両側基部寄りにボルト孔35fを穿設している。
次に、図6,図7を参照し揚送板37について説明する。この揚送板37は、ゴム又は合成樹脂製により可撓性及び弾性力を有する平面視方形状をなす平板として製作され、揚送路13y内で二番物を掬い上げる際の負荷を弾力的に緩衝すると共に、掬い上げた二番物を効率よく受けて揚上搬送する大きさと厚さを有して設けられている。
そして、揚送板37は取付け基部側の中央部に、チェン本体33を差し入れ可能にする嵌合凹部37aをチェン左右幅とリンク前後幅を有する大きさと形状に切欠形成し、且つ嵌合凹部37aの左右に幅狭の舌片状になるチェン側方揚送板37bを突出形成し、該チェン側方揚送板37bの基部近傍に、前記ボルト孔35dに合致するボルト孔37cを穿設している。
これによる揚送体25は部品組工程において、予め揚送板37を支持ブラケット35に対し組付けたユニット状態にすることができ、コンベアチェーン24の各取付部33eに順次能率よく取付けることができる。
つまり、揚送板37は支持ブラケット35の支持片部35bに載せた状態で、位置決めされる各ボルト孔37c,35dに対し上方から固定座36に挿入した各ボルト36aを貫通させた状態で下方からナット36bによって締結し一体的に組付けることができる。これによりユニット化された各揚送体25は、前記嵌合凹部37a内にチェン本体33の左右のリンクを挿入状態に位置決めしたのち、支持ブラケット35の取付片部35aを取付部33eに接当させた状態で、取付ボルト33gをボルト孔35dとナット33hに挿入して締結することができる。
上記構成により組付けられる各揚送体25は、支持ブラケット35の屈曲部を取付部33eの直上に位置するローラ33cと略同高さにした状態で、左右のチェン側方揚送板37bを左右の内リンク33aの側方に対し、大きな隙間を生じさせることなくチェンガイド32に近接させて臨ませることができる。また支持ブラケット35は、その屈曲部をローラ33cと略同高さに対向させて、該ローラ33c直上のローラ間隔孔33rを揚送板37の上方に臨ませると共に、該ローラ33c直下のローラ間隔孔33rを切欠部35cに臨ませて対向させることができる。
従って、多数の揚送体25は簡潔で安価なユニット構造となして製作できると共に、チェン本体33の所定の取付部33eに対し、取付け精度を損なうことなく簡単に組み付けることができるので、揚送体25の組立作業を能率よく低コストに行うことができる。
そして、長期の使用に伴う揚送板37の損耗や支持ブラケット35の変形等に伴い、部品の修理や交換を要する際には、図3に示すように揚送本体ケース13から所望個所のケースカバ―を外した開放状態において、対象の揚送体25を2本のボルト33gを緩めて外すと共に、前記組付けの逆順の動作によって再組付けを簡単且つ能率よく行うことができる
以上のように揚送コンベアとしての二番コンベア装置11は、支持ブラケット35の支持片部35bの左右中心位置に下端から凹入状に切欠した切欠部35cを形成し、該切欠部35cを上下のチェンローラ33h間で形成されるローラ間隔孔33rに臨ませて設けると共に、上記揚送板37の左右中心に基端部から凹入状に切欠した嵌合凹部37aを形成し、該嵌合凹部37aをチェン本体33に挿入して取付けるように構成したことにより、揚送本体ケース13の下部で二番物を掬い上げ搬送する際に、コンベアチェーン24の揚送体25は駆動スプロケット23側から放射方向に突出しながら回動する揚送板37がケース下部内に溜まる二番物を順次掬い上げるので、この部での二番物を詰まりなく掬い上げると共に、ここから水平姿勢になる各揚送体25は二番物を揚送板37に載せて順次揚送路13c内を上昇移動して二番物を連続的に揚送処理することができる。
この際に、例えば二番物が大量に送り込まれる場合や濡れている場合には、掬い上げ時に揚送体25には大きな掬い抵抗による大負荷を受けるが、先端側が弾性力を有する自由端として突出状態で支持される揚送板37は、図4に2点鎖線で示すように後退角を有して弾力的に撓みこの分だけ二番物を逃がして掬い上げ抵抗を少なくするので、揚送路13cの下部側での詰まりを防止することができる。
また揚送路13c内で、例えば上位側の揚送板37から漏れ落ちる二番物が下位側の揚送体25の揚送板37で受けられ過大に堆積する事態が生じた場合には、この揚送板37が後退角を有して弾力的に撓みケース内壁との間に生じさせる大きな隙間から二番物の落下を許容して促すので、揚送される二番物とケース内壁との接触抵抗を少なくし揚送負荷を軽減するため、揚送路13cの中途部での詰まりを防止することができる。
そして、揚送路13cの中途において各揚送板37は、嵌合凹部37aを介してチェン本体33のリンク外方に位置するチェン側方揚送片37bが二番物を効率よく受けて揚送すると共に、この部から下方に漏れ落ちようとする穀粒や屑類(以下単に漏れ落ち物と言う)をチェンガイド32側に向けて案内し、チェン側方揚送片37bの端部とチェンガイド32との間に形成されるチェンガイド隙間からの落下を促進させるため、揚送板37に載置される揚送中の二番物が漏れ落ちてチェン本体33に直接的に接当接触することを回避しながらスムーズな揚送を可能にすることができる。
尚、上記チェン側方揚送片37bの端部は、図8に示す揚送板37のように、チェンリンクから突出するローラ33cの外周位置程度に突出形成してもよく、この場合には両者間の隙間をより小さくして二番物の落下を規制した揚送と、チェンガイド32に対するスクレーパ作用によって付着物の除去を行うことができる。
一方、同様に揚送板37に山盛り状に受けられてチェン本体33側に移動する二番物は、図4に2点鎖線で示すように、前記揚送板37直上のローラ間隔孔33rを通り抜けてチェンガイド32との間に形成されるガイド隙間を通り、漏出物として漏れ落ちが許容されるので、ローラ間隔孔33r内での二番物詰まりを抑制することができる。
この際に、穀粒と伴にローラ間隔孔33rを通る切り藁等の屑類は、チェンガイド32との接当によって回動するローラ33cによって、ガイド隙間側への移動が促進されると共に、移動する屑類は上記ローラ33c直下のローラ間隔孔33r及び対向して開放されている切欠部35cからの排出がスムーズに行われると共に、漏出物がチェンガイド32側に接当接触することによる屑付着に伴うトラブルを回避し、全体として各揚送体25が二番物を効率よく安定的に受けてスムーズに揚送する等の特徴を創出する。
以上のように二番物の揚送を行うコンベアチェーン24は、チェン本体33の各ローラ間隔孔33r内に付着した切り藁等の付着物を駆動スプロケット5又は従動スプロケット23aの噛み込み時に各スプロケット歯によって押し出して全体として付着防止をすることができるが、雨水で濡れた穀稈が脱穀される場合でも、詰まりを抑制したチェン駆動をスムーズに行うことができる。
即ち、実施形態のコンベアチェーン24は、チェン本体33の取付部33eに対し、前記したように支持ブラケット35の取付片部35aの左右中心位置に下端から凹入状に形成した切欠部35cを、上下のチェンローラ33h間で形成されるローラ間隔孔33rに対向させて設けているので、該ローラ間隔孔33r内から押し出される屑類は取付片部35aに引っ掛かることなく、切欠部35cからスムーズに排出される。
さらに、コンベアチェーン24の支持ブラケット35は、水平方向の支持片部35bの中央に揚送板37の中央部を非支持状態にしながらその外周側を支持させる抜き孔35eを形成しているので、前記揚送路13cの下部で二番物を勢いよく掻き寄せて掬い上げる際に揚送板37が衝撃的に受ける大きな掬い上げ負荷を、該揚送板37の基部側を固定した状態でその先端側と左右側を接当自在に支持する支持片部35bが、揚送板37の中途部を非支持状態にするため、揚送板37がその中央部を弾力的に凹入状態で撓むことで緩衝緩和することができる。従って、チェン本体33及び駆動スプロケット23への衝撃や過大振動を抑制しながら、耐久性を有するチェン駆動をスムーズに行うことができる。そして、上記抜き孔35eは、多数の支持ブラケット35の支持片部35bの中央部に大きく開設するため、コンベアチェーン24の軽量化を合理的に図ることができる等の利点もある。
次に、図8を参照し揚送体25の他の実施形態について説明する。尚、前記実施形態のものと同様な構成については同一符号を付して説明を省略する。
図示する揚送体25は、揚送板37を側面視で逆ヘ字状にすることにより、凹入部の先端側が上向きになり二番物の揚送量を多くすると共に、揚送中の振動等によっても先端側から二番物が徒に落下しないようにしている。
即ち、この場合の支持ブラケット35は、支持片部35bの先端部40が上向きに反り返るように屈曲部41を介して形成することにより、ボルト36aによって基部側が支持片部35bに固定された状態で自由端になる揚送板37の先端側を、先端部40によって上向きに支持するため、掬い上げ時及び揚送時の各作用をより確実に効率よく行うことができる。
この際に、支持片部35bは取付片部35aに対し鋭角状に屈曲して下り傾斜面にすることが望ましく、この場合には二番物の載置スペースをより大きくすることができる。また揚送板37は、嵌合凹部37aの両側形成されるチェン側方揚送片37bの端部をローラ33cの外周位置程度に長く突出させると、この部位をチェンガイド32により近接させて、両者の隙間からの二番物の漏れ落ちを僅少にすることができると共に、チェンガイド32の表面のスクレーパ作用も好適に行われる等の利点がある。
A コンバイン
6 脱穀装置
10 一番コンベア装置
11 二番コンベア装置
13 揚送本体ケース
13a フレームケース
13y 揚送路
22 一番ラセン
22a 二番ラセン
23 駆動スプロケット
23a 従動スプロケット
25 揚送体
32 チェンガイド
33 チェン本体
33e 取付部
33h チェンローラ
33r ローラ間隔孔
35 支持ブラケット
35a 取付片部
35b 支持片部
35c 切欠部
35e 抜き孔
37 揚送板
37a 嵌合凹部
H 搬送間隔

Claims (2)

  1. 脱穀装置(6)に立設される揚送コンベアである二番コンベア装置(11)内に、その揚送本体ケース(13)に軸支される駆動スプロケット(23)と従動スプロケット(23a)とに巻き掛けられ、チェンローラ(33c)を備え、チェンガイド(32)に沿って揚送移動するチェン本体(33)と、該チェン本体(33)のリンクに搬送間隔(H)を有して突設した取付部(33e)に取付けられる二番物掬い上げ搬送用の揚送体(25)等からなるコンベアチェーン(24)を設置する脱穀装置の揚送コンベアにおいて、
    前記揚送体(25)を、側面視L字状に屈曲されて左右中心部を取付部(33e)に着脱自在に取付ける鉛直方向の取付片部(35a)と水平方向の支持片部(35b)とを備える支持ブラケット(35)と、該支持ブラケット(35)の支持片部(35b)に対し基部側が取付けられて先端側が弾性力を有する自由端として突出状態で支持されて二番物を載置する平面視方形状の揚送板(37)とにより構成するに、上記支持ブラケット(35)の取付片部(35a)の左右中心位置に下端から凹入状に切欠する切欠部を形成し、該切欠部(35c)を上下のローラ(33c)間で形成されるローラ間隔孔(33r)に臨ませて設けると共に、上記揚送板(37)の左右中心位置に基端部から凹入状に切欠する嵌合凹部(37a)を形成し、該嵌合凹部(37a)をチェン本体(33)に挿入した状態で設けることを特徴とする脱穀装置の揚送コンベア。
  2. 前記支持ブラケット(35)は、支持片部(35b)の中央位置に揚送板(37)の中途部を非支持状態にする抜き孔(35e)を有して、揚送板(37)を支持する請求項1記載の脱穀装置の揚送コンベア。
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