JP7392757B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器を備えた空気調和機であって、その空気調和機の室内機に関する。
並列状に並ぶ複数の伝熱管と、複数の伝熱管のそれぞれの両端に接続された一対のヘッダと、一対のヘッダの間に設けられ、複数の伝熱管が貫通する放熱フィンとを備えた熱交換器がある。このような熱交換器では、熱交換に利用される空気が通過すると、熱交換器が設けられた風路の形状による影響で、空気の流れが速くなる領域と、空気の流れが遅くなる領域とが形成される場合がある。
このような状況のなか、熱交換器を通過する空気の流速分布に合わせて冷媒の流量を調整することで、熱交換器全体としての冷媒と空気との熱交換量を向上させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。この技術では、例えば、空気の流速が速い領域の伝熱面積と空気の流速が遅い領域の伝熱面積を変えることによって、空気の流速が速い領域での冷媒の循環量を大きくして熱交換量を増加させ、空気の流速が速い領域での熱交換量と、空気の流速が遅い領域での熱交換量とを近づけている。
特許第5901748号公報
しかしながら、空気の流速が速い領域の伝熱面積と空気の流速が遅い領域の伝熱面積とを変える場合、伝熱面積を小さくした領域では、冷媒の流速上昇に応じて冷媒流路の圧力損失が増加してしまう。この結果、流路断面積が小さい領域では熱交換量が低下することになる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下を抑制した空気調和機の室内機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る空気調和機の室内機は、第1熱交換部と第2熱交換部とを含む熱交換器を備える。
上記第2熱交換部は、上記第2熱交換部を通過する空気の風速が相対的に大きい高風速領域と、上記空気の風速が相対的に小さい低風速領域とを有し、上記高風速領域は、重力方向において上記低風速領域よりも上方に位置する。
上記高風速領域には、少なくとも1つの第1伝熱管が配置され、上記低風速領域には、少なくとも1つの第2伝熱管が配置される。
上記第1伝熱管及び上記第2伝熱管のそれぞれには、第1ヘッダが接続される。
上記第1ヘッダは、上記第1伝熱管と上記第2伝熱管とが共通して接続される第1内部空間を有する。
上記熱交換器を凝縮器として利用する際に、上記第1熱交換部から流出した上記冷媒が上記第1ヘッダの上記第1内部空間に流入した後、上記冷媒が上記第1内部空間から上記第1伝熱管及び上記第2伝熱管のそれぞれに流入する。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下が抑制される。
上記空気調和機の室内機においては、上記第1ヘッダには、上記第1熱交換部から流出した上記冷媒が流入する流入口が設けられ、上記流入口が上記重力方向において上記第1ヘッダの下部に配置されてもよい。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下がより抑制される。
上記空気調和機の室内機においては、上記熱交換器を収容し、上記空気が吸入される吸入口と、上記空気が吹き出される吹出口とを有する筐体と、上記筐体に収容され、上記空気を上記吸入口を介して吸入し、上記熱交換器を通過した上記空気を上記吹出口を介して吹き出す室内ファンとをさらに備え、上記筐体は、上記熱交換器を通過した上記空気を上記吹出口へガイドするガイド板を有し、上記ガイド板は、上記第2熱交換部の上記低風速領域と上記ファンとの間に設けられてもよい。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下がより抑制される。
上記空気調和機の室内機においては、上記熱交換器を収容し、上記空気が吸入される吸入口と、上記空気が吹き出される吹出口とを有する筐体をさらに備え、上記筐体は、上記第2熱交換部から流れ落ちる結露水を集めるドレンパンを有し、上記低風速領域は、上記高風速領域よりも上記ドレンパンの側に位置してもよい。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下がより抑制される。
上記空気調和機の室内機においては、上記熱交換器を凝縮器として利用する際に、上記第1熱交換部は、上記冷媒を流出させる第2ヘッダを有し、上記第2ヘッダは、少なくとも1つの仕切板によって分割された複数の第2内部空間を有し、上記第1内部空間の容積は、上記複数の第2内部空間のそれぞれの容積よりも大きくてもよい。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下がより抑制される。
上記空気調和機の室内機においては、上記複数の第2内部空間のそれぞれは、配管を介して上記第1内部空間に接続されてもよい。
このような空気調和機の室内機によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下がより抑制される。
以上述べたように、本発明によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下を抑制した空気調和機の室内機が提供される。
図(a)は、本実施形態の空気調和機の概要を示す模式的斜視図である。図(b)は、本実施形態の空気調和機の冷媒回路の概要を示す模式的ブロック図である。 図(a)は、図1(a)のA1-A2線に沿って室内機を切断した場合の室内機の模式的断面図の一例である。図(b)は、図(a)に示される第2熱交換部120と、その周辺付近の模式的断面図である。 本実施形態の熱交換部の模式的平面図である。 室内熱交換器において、上側熱交換部111及び下側熱交換部112のそれぞれと、第2熱交換部120とが配管によってどのように接続されているかを示す模式的ブロック図である。 図(a)は、本実施形態に係る冷媒の流れを説明する模式的ブロック図である。図(b)は、比較例に係る冷媒の流れを説明する模式的ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。また、同一の部材または同一の機能を有する部材には同一の符号を付す場合があり、その部材を説明した後には適宜説明を省略する場合がある。また、以下に数値、個数が例示された場合、その値は例示であり、その数値、個数に限らない。
図1(a)は、本実施形態の空気調和機の概要を示す模式的斜視図である。図1(b)は、本実施形態の空気調和機の冷媒回路の概要を示す模式的ブロック図である。図1(a)、(b)には、本実施形態の空気調和機の一例が示され、この例には限定されない。以下での"接続"とは、図1(b)の実線で示されたパイプライン(配管)によって、冷媒回路の部品である熱交換器や減圧装置が接続されて、冷媒回路が形成されていることを意味する。
図1(a)に示すように、空気調和機1は、室内に設置され室内機10と、屋外に設置される室外機30とを備える。室内機10と室外機30とは、配管21aと配管21fとで接続される。さらに、図1(b)に示すように、空気調和機1は、室内機10及び室外機30のほかに、制御装置40を備える。空気調和機1は、冷房運転と暖房運転とを可能とする空気調和機である。
室内機10は、室内熱交換器100と、温度センサ140と、室内ファン150とを有する。室内熱交換器100と、温度センサ140と、室内ファン150とは、図1(a)に示す室内機10の筐体160に収容される。筐体160は、天板160tと、右側板160rと、左側板160lと、底板160bと、前面板(フロントパネル)160fを含む。これらの各板は、例えば、樹脂で形成されている。
図1(b)に示す室内熱交換器100は、例えば、複数の金属フィンと複数の伝熱管とを有する熱交換器である。温度センサ140は、室内機10が取り付けられた室内空気の温度を検出する。温度センサ140としては、例えば、熱電対、サーミスタ等があげられる。さらに、室内機10の内部には、図1(b)で図示されていない、分流器、複数の配管が配置される。これらの詳細については後述する。
室外機30は、室外熱交換器300と、圧縮機310と、四方弁320と、減圧装置330と、温度センサ340と、室外ファン350とを有する。室外熱交換器300と、圧縮機310と、四方弁320と、減圧装置330と、温度センサ340と、室外ファン350とは、図1(a)に示す室外機30の筐体360に収容される。
図1(b)に示す室外熱交換器300は、例えば、複数の金属フィンと複数の伝熱管とを有している。減圧装置330は、例えば、膨脹弁である。
圧縮機310は、室内熱交換器100と室外熱交換器300との間に接続される。さらに、室内熱交換器100と圧縮機310との間及び室外熱交換器300と圧縮機310との間には、四方弁320が接続される。
室外熱交換器300は、四方弁320と減圧装置330との間に接続される。減圧装置330は、室外熱交換器300と室内熱交換器100との間に接続されている。四方弁320と、室外熱交換器300と、減圧装置330とは直列的に接続されている。室外ファン350は、室外熱交換器300付近に配置される。
温度センサ340は、室外熱交換器300の温度を検出する。温度センサ340としては、例えば、熱電対、サーミスタ等があげられる。
制御装置40は、室内機10と、室外機30とを制御する。制御装置40は、室外機30に配置されてもよく、一部が室外機30に配置され、残りの部分が室内機10に配置されてもよい。また、本実施形態において、室内熱交換器100は、単に熱交換器と呼ぶ場合がある。
配管21aは、室内熱交換器100と減圧装置330とを接続する。配管21bは、減圧装置330と室外熱交換器300とを接続する。配管21cは、室外熱交換器300と四方弁320とを接続する。配管21dは、四方弁320と圧縮機310とを接続する。配管21eは、圧縮機310と四方弁320とを接続する。配管21fは、四方弁320と室内熱交換器100とを接続する。
(冷媒回路の動作)
本実施形態に係る空気調和機1の動作について、図1(b)を用いて説明する。空気調和機1は、室内熱交換器100が凝縮器として機能し、室外熱交換器300が蒸発器として機能する暖房運転と、室内熱交換器100が蒸発器として機能し、室外熱交換器300が凝縮器として機能する冷房運転とを行う。暖房運転と冷房運転とは、制御装置40によって切り替えられる。また、空気調和機1は、冷房運転と同じ冷房サイクルで除湿運転を行うことができる。
(暖房運転)
空気調和機1が暖房運転を行う場合、破線矢印で示す方向に冷媒が循環する。暖房運転では、室内熱交換器100が凝縮器として機能するとともに、室外熱交換器300が蒸発器として機能する。
暖房運転の状態では、例えば、四方弁320が破線で示す状態、すなわち、四方弁320のポートaとポートdとが連通し、四方弁320のポートbとポートcとが連通する。圧縮機310が駆動すると、圧縮機310から吐出された高温高圧の気相冷媒が配管21dを流れて四方弁320に流入し、四方弁320から配管21fを介して室内機10に流入する。室内機10に流入した高温高圧の気相冷媒は、室内熱交換器100に流入し、室内ファン150の回転によって室内機10に取り込まれた室内空気と熱交換を行って凝縮して高温高圧の液相冷媒になる。
室内熱交換器100から配管21aへ流出した高温高圧の液相冷媒は、室外機30に流入する。室外機30に流入した高温高圧の液相冷媒は、暖房能力に応じた開度とされている減圧装置330を介して減圧されて低温低圧の気液二相冷媒になり、さらに配管21bを介して室外熱交換器300に流入する。室外熱交換器300に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、室外ファン350の回転によって室外機30に取り込まれた外気と熱交換を行って蒸発して低温低圧の気相冷媒になる。室外熱交換器300から配管21cに流出した低温低圧の気相冷媒は、四方弁320を流れて、圧縮機310に吸入されて再び圧縮される。
(冷房運転及び除湿運転)
空気調和機1が冷房運転あるいは除湿運転を行う場合、空気調和機1においては、実線矢印で示す方向に冷媒が循環する。冷房運転では、室外熱交換器300が凝縮器として機能し、室内熱交換器100が蒸発器として機能する。
冷房運転の状態では、四方弁320が実線で示す状態、すなわち、四方弁320のポートaとポートbとが連通し、四方弁320のポートcとポートdとが連通する。圧縮機310が駆動すると、圧縮機310から吐出された高温高圧の気相冷媒は、配管21dを流れて四方弁320に流入し、四方弁320から配管21cを流れて室外熱交換器300に流入する。室外熱交換器300に流入した高温高圧の気相冷媒は、室外ファン350の回転により室外機30の内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮して高温高圧の液相冷媒になる。室外熱交換器300から配管21bに流出した高温高圧の液相冷媒は、冷房運転時に要求される冷房能力、あるいは除湿運転時に要求される除湿能力に応じた開度とされている減圧装置330を通過する際に減圧されて低温低圧の気液二相冷媒になり、配管21aに流入する。
配管21aを介して室内機10に流入した低温低圧の気液二相冷媒は、室内熱交換器100に流入し、室内ファン150の回転によって室内機10に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発して低温低圧の気相冷媒になる。室内熱交換器100から流出した低温低圧の気相冷媒は、配管21fを流れて四方弁320に流入する。四方弁320から流出した冷媒は、配管21eを介して圧縮機310に吸入されて再び圧縮される。
室内機10の断面構造について説明する。図2(a)は、図1(a)のA1-A2線に沿って室内機を切断した場合の室内機の模式的断面図の一例である。図2(b)は、図2(a)に示される第2熱交換部120と、その周辺付近の模式的断面図である。室内機10は、例えば、室内の壁面に設置される。
室内機10に含まれる筐体160は、天板160tと、右側板160rと、左側板160lと、底板160bと、前面板160fと、ベース板161と、枠板162とを有する。ベース板161は、例えば、金属、樹脂等で形成される。枠板162は、例えば、樹脂で形成される。
筐体160の中、天板160tは、筐体160の天面を形成する。天板160tには、室内機10の内部に室内空気が吸入される吸入口160iが設けられる。底板160bは、筐体160の底面を形成する。底板160bには、室内機10を壁面に取り付けるためのベース板161が固定される。前面板160fは、筐体160の前面を覆うように配置される。また、前面板160fの下方には、第1熱交換部110の下側熱交換部112の下部を囲む枠板162が配置される。
枠板162の下方には、室内熱交換器100で冷媒と熱交換を行った室内空気を室内に吹き出す吹出口160eが設けられる。吹出口160eは、ベース板161と、枠板162とによって挟まれた空間で形成される。また、吸入口160iと吹出口160eとを繋ぐ空間は、通風路160pとされる。
室内ファン150は、例えば、樹脂材で形成されたクロスフローファンであり、通風路160pにおいて室内熱交換器100と吹出口160eの間で回転可能に支持される。室内ファン150は、通風路160pの途中に配置される。室内ファン150は、室内空気を吸入口160iを介して吸入する。そして、室内ファン150は、第1熱交換部110及び第2熱交換部120のそれぞれを通過した室内空気を吹出口160eを介して吹出す。例えば、室内ファン150が回転することで、吸入口160iから室内空気が通風路160pに吸い込まれ、通風路160pから吹出口160eを介して室内空気が吹き出される。
室内ファン150から見て天板160tの側と、前面板160fの側とには、室内熱交換器100が配置される。室内熱交換器100は、第1熱交換部110(第1熱交換部)と、第2熱交換部120(第2熱交換部)とを含む。第1熱交換部110は、さらに、上側熱交換部111と下側熱交換部112とを有する。上側熱交換部111は、伝熱管111pとフィン111fとを含む。下側熱交換部112は、伝熱管112pとフィン112fとを含む。第2熱交換部120は、伝熱管120paと伝熱管120pbとフィン120fとを含む。
第1熱交換部110の上側熱交換部111と第2熱交換部120とは、通風路160pにおける室内ファン150の上方、すなわち、天板160tの側に配置される。上側熱交換部111の一部と第2熱交換部120の一部とは、室内ファン150に対向する。第1熱交換部110の上側熱交換部111と第2熱交換部120とは、図2(a)に示す断面において鋭角な逆V字状に配置される。
第1熱交換部110の下側熱交換部112は、室内ファン150の前方、すなわち、前面板160fの側に配置される。下側熱交換部112は、室内ファン150に対向する。図2(a)に示す断面において、上側熱交換部111と下側熱交換部112とは、例えば、鈍角に交差して配置される。
上側熱交換部111、下側熱交換部112、及び第2熱交換部120のそれぞれは、マイクロチャネル型熱交換器である。例えば、上側熱交換部111、下側熱交換部112、及び第2熱交換部120のそれぞれは、複数の金属製のフィンに、複数の金属製の伝熱管(扁平管)が挿通されて形成される。さらに、複数の伝熱管のそれぞれは、内部に微小な流路が形成されている。また、複数の伝熱管の両端のそれぞれにはヘッダが接続される(後述)。
また、筐体160は、第1熱交換部110または第2熱交換部120から流れ落ちる結露水を集めるドレンパンを有する。例えば、枠板162の下側熱交換部112の側の面は、第1熱交換部110で生じた結露水を受けるドレンパン162dとなる。また、ベース板161の第2熱交換部120の側の面は、第2熱交換部120で生じた結露水を受けるドレンパン161dとなる。
また、筐体160は、室内熱交換器100を通過した室内空気を円滑に吹出口160eへ案内(ガイド)するガイド板161gを有する。例えば、ベース板161の一部は、室内ファン150と第2熱交換部120との間に延在する。この延在する部分がガイド板161gとされる。
また、吹出口160eには、吹出口160eから吹き出される室内空気の風向を上下方向に偏向する上下風向板163とディフューザ164とが設けられている。ディフューザ164の吹出口160eの上流側には、吹出口160eから吹き出される室内空気の風向を左右方向に偏向する左右風向板165が設けられている。また、前面板160fと室内熱交換器100との間には、室内機10の内部に取り込まれる室内空気に含まれる塵埃を除去するフィルタ166が配置される。
室内機10においては、室内ファン150が回転する際に、室内機10の内部において第2熱交換部120を通過する室内空気の流れがガイド板161gによって遮られる。これにより、図2(b)に示すように、第2熱交換部120は、第2熱交換部120を通過する室内空気の風速が相対的に大きい高風速領域120Hと、室内空気の風速が相対的に小さくなる低風速領域120Lとを有することになる。高風速領域120Hは、重力方向において低風速領域120Lよりも上方に位置する。低風速領域120Lは、高風速領域120Hよりもドレンパン161dの側に位置する。低風速領域120Lと室内ファン150との間には、ガイド板161gが設けられている。
室内熱交換器100の第1熱交換部110と第2熱交換部120とが凝縮器として機能する場合、第1熱交換部110および第2熱交換部120のそれぞれで冷媒と熱交換を行った室内空気が吹出口160eから室内に吹き出される。これにより、室内機10が設置された部屋の暖房が行われる。
図3(a)~図3(c)は、本実施形態の熱交換部の模式的平面図である。図3(a)には、第1熱交換部110の中の上側熱交換部111が示され、図3(b)には、第1熱交換部110の中の下側熱交換部112が示される。図3(c)には、第2熱交換部120が示される。本実施形態では、例えば、室内熱交換器100を凝縮器として利用する際(暖房運転時)、上側熱交換部111(図3(a))と下側熱交換部112(図3(b))とが組となった第1熱交換部110に冷媒が流れた後に、第2熱交換部120(図3(c))に冷媒が流れる。すなわち、暖房運転時、冷媒は、単体の熱交換器でなく、複数の熱交換部を段階的に流れていく。この冷媒の流れの詳細については、次の図4を用いて説明する。
図3(a)に示す上側熱交換部111は、本体部111aと、本体部111aの両側に配置され、本体部111aに接続された、ヘッダ111b及びヘッダ111cとを有する。
本体部111aは、複数のフィン111fと、少なくとも1つの伝熱管111p(例えば、複数の伝熱管111p)とを有する。複数のフィン111fのそれぞれは、ヘッダ111bとヘッダ111cとの間に配置される。複数のフィン111fのそれぞれは、ヘッダ111b及びヘッダ111cのそれぞれの長手方向に延在する。複数の伝熱管111pのそれぞれは、複数のフィン111fに対して略直交して配置される。複数の伝熱管111pのそれぞれは、複数のフィン111fに挿通する。
複数の伝熱管111pの両端には、一対のヘッダ111b、111cが接続される。例えば、複数の伝熱管111pのそれぞれの一端は、ヘッダ111bが接続される。複数の伝熱管111pのそれぞれの他端は、ヘッダ111cが接続される。
上側熱交換部111において、ヘッダ111bは、複数の伝熱管111pが共通して接続される内部空間1110を有する。また、本体部111aを挟みヘッダ111bとは反対側に配置されたヘッダ111cは、例えば、少なくとも1つの仕切板によって分割された内部空間を有する。例えば、図3(a)には、ヘッダ111cが2個の仕切板111sによって3個の内部空間1111、1112、1113に区分けされた例が示される。複数に分割された内部空間1111、1112、1113は、ヘッダ111cの長手方向に並ぶ。
また、ヘッダ111bには、暖房運転時、内部空間1110に連通し、冷媒が流入する流入口111iが設けられる。流入口111iは、冷房運転時には、冷媒が流出する流出口となる。また、ヘッダ111cには、暖房運転時、内部空間1111、1112、1113のそれぞれに連通し、冷媒が流出する流出口111eが設けられる。流出口111eは、冷房運転時には、冷媒が流入する流入口となる。
室内熱交換器100を凝縮器として利用する際に(暖房運転時)、ヘッダ111bから冷媒が上側熱交換部111内に流入し、ヘッダ111cを介して冷媒が上側熱交換部111外に流出する。
図3(b)に示す下側熱交換部112は、本体部112aと、本体部112aの両側に配置され、本体部112aに接続された、ヘッダ112b及びヘッダ112cとを有する。
本体部112aは、複数のフィン112fと、少なくとも1つの伝熱管112p(例えば、複数の伝熱管112p)とを有する。複数のフィン112fのそれぞれは、ヘッダ112bとヘッダ112cとの間に配置される。複数のフィン112fのそれぞれは、ヘッダ112b及びヘッダ112cのそれぞれの長手方向に延在する。複数の伝熱管112pのそれぞれは、複数のフィン112fに対して略直交して配置される。複数の伝熱管112pのそれぞれは、複数のフィン112fに挿通する。
複数の伝熱管112pの両端には、一対のヘッダ112b、112cが接続される。例えば、複数の伝熱管112pのそれぞれの一端は、ヘッダ112bに接続される。複数の伝熱管112pのそれぞれの他端は、ヘッダ112cに接続される。
下側熱交換部112において、ヘッダ112bは、複数の伝熱管112pが共通して接続される内部空間1120を有する。また、本体部112aを挟みヘッダ112bとは反対側に配置されたヘッダ112cは、例えば、少なくとも1つの仕切板によって分割された内部空間を有する。例えば、図3(b)には、ヘッダ112cが2個の仕切板112sによって3個の内部空間1121、1122、1123に区分けされた例が示される。複数に分割された内部空間1121、1122、1123は、ヘッダ112cの長手方向に並ぶ。
また、ヘッダ112bには、暖房運転時、内部空間1120に連通し、冷媒が流入する流入口112iが設けられる。流入口112iは、冷房運転時には、冷媒が流出する流出口となる。また、ヘッダ112cには、暖房運転時、内部空間1121、1122、1123のそれぞれに連通し、冷媒が流出する流出口112eが設けられる。流出口112eは、冷房運転時には、冷媒が流入する流入口となる。
室内熱交換器100を凝縮器として利用する際に(暖房運転時)、ヘッダ112bから冷媒が下側熱交換部112内に流入し、ヘッダ112cを介して冷媒が下側熱交換部112外に流出する。
なお、本実施形態では、ヘッダ111c、または、ヘッダ112cを第2ヘッダとし、内部空間1111、1112、1113のそれぞれ、または、内部空間1121、1122、1123のそれぞれを第2内部空間とする。
図3(c)に示す第2熱交換部120は、本体部120aと、本体部120aの両側に配置され、本体部120aに接続された、ヘッダ120b(第1ヘッダ)及びヘッダ120cとを有する。
本体部120aは、複数のフィン120fと、少なくとも1つの伝熱管120pa(第1伝熱管)と、少なくとも1つの伝熱管120pb(第2伝熱管)とを有する。複数のフィン120fのそれぞれは、ヘッダ120bとヘッダ120cとの間に配置され、ヘッダ120b及びヘッダ120cのそれぞれの長手方向に延在する。少なくとも1つの伝熱管120pa(例えば、複数の伝熱管120pa)は、第2熱交換部120の高風速領域120Hに配置される。少なくとも1つの伝熱管120pb(例えば、複数の伝熱管120pb)は、第2熱交換部120の低風速領域120Lに配置される。複数の伝熱管120paのそれぞれと、複数の伝熱管120pbのそれぞれは、複数のフィン120fに対して略直交して配置される。複数の伝熱管120pbのそれぞれは、複数のフィン120fに挿通する。
複数の伝熱管120paの両端及び複数の伝熱管120pbの両端には、一対のヘッダ120b、120cが接続される。例えば、複数の伝熱管120paのそれぞれの一端及び複数の伝熱管120pbのそれぞれの一端には、ヘッダ120bが接続される。複数の伝熱管120paのそれぞれの他端及び複数の伝熱管120pbのそれぞれの他端には、ヘッダ120cが接続される。
第2熱交換部120において、ヘッダ120bは、複数の伝熱管120paと複数の伝熱管120pbとが共通して接続される内部空間1200(第1内部空間)を有する。内部空間1200の容積は、内部空間1111、1112、1113のそれぞれの内部空間の容積、または、内部空間1121、1122、1123のそれぞれの内部空間の容積よりも大きい。容積が大きいと、内部空間1200に流入した気液二相冷媒の流速が低下し、内部空間1200において二相分離し易くなる。
また、本体部120aを挟みヘッダ120bとは反対側に配置されたヘッダ120cは、例えば、複数に分割された内部空間を有する。例えば、図3(c)には、ヘッダ120cが3個の仕切板120sによって4個の内部空間1201、1202、1203、1204に区分けされた例が示される。複数に分割された内部空間1201、1202、1203、1204は、ヘッダ120cの長手方向に並ぶ。
また、ヘッダ120bには、暖房運転時、内部空間1200に連通し、冷媒が流入する流入口120iが設けられる。例えば、暖房運転時、第1熱交換部110から流出した冷媒が流入口120iに流入する。流入口120iは、冷房運転時には、冷媒が流出する流出口となる。流入口120iは、重力方向においてヘッダ120bの下部に配置される。例えば、流入口120iは、低風速領域120Lに配置され、ヘッダ120bの長手方向において高風速領域120Hから最も離れた位置に配置される。
また、ヘッダ120cには、暖房運転時、内部空間1201、1202、1203、1204のそれぞれに連通し、冷媒が流出する流出口120eが設けられる。流出口120eは、冷房運転時には、冷媒が流入する流入口となる。
室内熱交換器100を凝縮器として利用する際に(暖房運転時)、第1熱交換部110から流出した冷媒がヘッダ120bの内部空間1200に流入する。この後、内部空間1200に流入した冷媒は、内部空間1200から伝熱管120pa及び伝熱管120pbのそれぞれに流入する。さらに、冷媒は、ヘッダ120cを介して第2熱交換部120外に流出する。
図4は、室内熱交換器において、上側熱交換部111及び下側熱交換部112のそれぞれと、第2熱交換部120とが配管によってどのように接続されているかを示す模式的ブロック図である。ここで、配管21fの側から配管21aの側に冷媒が流れているときが暖房運転の状態(室内熱交換器100が凝縮器)であり、配管21aの側から配管21fの側に冷媒が流れているときが冷房運転の状態(室内熱交換器100が蒸発器)である。
図4に示すように、室内機10は、室内熱交換器100、室内ファン150のほかに、分流器210、分流器220、分流器230、配管22、配管23、配管24a、24b、24c、配管25a、25b、25c、配管26a、26b、26c、26d、配管27を含む。
図4に示すように、配管21fは、第1熱交換部110の手前で分流器210によって配管22と配管23とに分岐される。分流器210から分岐された一方の配管22は、分流器210と、上側熱交換部111のヘッダ111bに設けられた流入口111iとを接続する。分流器210から分岐された他方の配管23は、分流器210と、下側熱交換部112のヘッダ112bに設けられた流入口112iとを接続する。
ヘッダ111bとは反対側に設けられたヘッダ111cには、例えば、複数の配管24a、24b、24cが接続される。配管24aは、内部空間1111に繋がる流出口111eと、分流器220とを接続する。配管24bは、内部空間1112に繋がる流出口111eと、分流器220とを接続する。配管24cは、内部空間1113に繋がる流出口111eと、分流器220とを接続する。ヘッダ111cに接続された、配管24a、配管24b、及び配管24cは、分流器220に合流するように配置される。
また、下側熱交換部112のヘッダ112cには、例えば、複数の配管25a、25b、25cが接続される。配管25aは、内部空間1121に繋がる流出口112eと、分流器220とを接続する。配管25bは、内部空間1122に繋がる流出口112eと、分流器220とを接続する。配管25cは、内部空間1123に繋がる流出口112eと、分流器220とを接続する。ヘッダ112cに接続された、配管25a、配管25b、及び配管25cは、分流器220に合流するように配置される。
分流器220と、第2熱交換部120のヘッダ120bとの間は、配管27で接続される。これにより、内部空間1111は、配管24a、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続され、内部空間1112は、配管24b、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続され、内部空間1113は、配管24c、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続される。また、内部空間1121は、配管25a、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続され、内部空間1122は、配管25b、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続され、内部空間1123は、配管25c、分流器220、及び配管27を介して内部空間1200に接続される。
また、ヘッダ120bとは反対側に設けられたヘッダ120cには、例えば、複数の配管26a、26b、26c、26dが接続される。配管26aは、内部空間1201に繋がる流出口120eと、分流器230とを接続する。配管26bは、内部空間1202に繋がる流出口120eと、分流器230とを接続する。配管26cは、内部空間1203に繋がる流出口120eと、分流器230とを接続する。配管26dは、内部空間1204に繋がる流出口120eと、分流器230とを接続する。ヘッダ120cに接続された、配管26a、配管26b、配管26c、及び配管26dは、分流器230に合流するように配置される。さらに、分流器230には、配管21aが接続される。
以下、室内機10内の冷媒の流れについて、暖房運転時の例をあげて説明する。
暖房運転時には、配管21fから配管21aの方向に冷媒が流れ、配管21fと配管21aとの間に配置された室内熱交換器100が凝縮器として機能する。暖房運転時、配管21fから室内熱交換器100には、気相状態の冷媒が流入する。この後、室内熱交換器100を流れる冷媒と室内機10に取り込まれた室内空気とが熱交換を行って、室内熱交換器100において冷媒が凝縮し、気液二相状態となってさらに液化する。この後、室内熱交換器100から配管21aに液相状態の冷媒が流出する。以下、気相状態の冷媒を気相冷媒、気液二相状態の冷媒を気液二相冷媒、液相状態の冷媒を液相冷媒として、図4における冷媒の流れを説明する。
例えば、配管21fを流れる気相冷媒は、分流器210によって配管22と配管23とに分流される。
次に、配管22を流れる気相冷媒は、上側熱交換部111のヘッダ111bに流入する。ヘッダ111bの内部空間1110には、気相状態の冷媒が流入するため、内部空間1110では気相冷媒が重力の影響を受けずに気相冷媒が均一に拡散する。すなわち、気相冷媒が流入する内部空間1110では、内部空間1110を仕切板で区分けしなくても気相冷媒が内部空間1110に繋がる複数の伝熱管111pに均一に冷媒を流入させることができる。
次に、上側熱交換部111の本体部111aにおいて、気相冷媒と室内空気とが熱交換を行って、本体部111aにおいて一部の気相冷媒が凝縮し、気液二相冷媒となる。この後、本体部111aで形成された気液二相冷媒は、ヘッダ111cの内部空間1111、1112、1113のそれぞれに流入する。
内部空間1111、1112、1113に流入した気液二相冷媒は、分流器220で合流し、配管27を流れる。配管27を流れる気液二相冷媒は、第2熱交換部120のヘッダ120bに流入する。
一方、配管23を流れる気相冷媒は、下側熱交換部112のヘッダ112bに流入する。ヘッダ112bの内部空間1120には、気相状態の冷媒が流入するため、内部空間1120では気相冷媒が均一に拡散する。
次に、下側熱交換部112の本体部112aにおいて、気相冷媒と室内空気とが熱交換を行って、本体部112aにおいて一部の気相冷媒が凝縮し、気液二相冷媒となる。この後、本体部112aで形成された気液二相冷媒は、ヘッダ112cの内部空間1121、1122、1123のそれぞれに流入する。
内部空間1121、1122、1123に流入した気液二相冷媒は、分流器220で合流し、配管27を流れる。配管27を流れる気液二相冷媒は、第2熱交換部120のヘッダ120bに流入する。
このように、第1熱交換部110(上側熱交換部111、下側熱交換部112)に流入する前の気相冷媒は、第1熱交換部110で気液二相冷媒となり、この気液二相冷媒が第2熱交換部120のヘッダ120bに流入する。この後の冷媒の流れについては、図5(a)、(b)を用いて説明する。
図5(a)は、本実施形態に係る冷媒の流れを説明する模式的ブロック図である。図5(b)は、比較例に係る冷媒の流れを説明する模式的ブロック図である。
図5(a)に示すように、第2熱交換部120のヘッダ120bに流入した気液二相冷媒は、重力の影響を受けて内部空間1200において液相冷媒と気相冷媒とに分離する。例えば、内部空間1200の下側には密度の高い液相冷媒(図中のドット部分)が溜まり、内部空間1200の上側は密度が低い気相冷媒で満たされる。
これにより、低風速領域120Lに設けられた伝熱管には、相対的に乾き度の低い冷媒が主に流れ、高風速領域120Hに設けられた伝熱管には、相対的に乾き度の高い冷媒が主に流れる。ここで、乾き度の高い冷媒は、乾き度の低い冷媒に比べてより多くの潜熱を放出して凝縮する。従って、高風速領域120Hに流れる高速の室内空気と乾き度の高い冷媒とが熱交換し、低風速領域120Lに流れる低速の室内空気と乾き度の低い冷媒とが熱交換することで、高風速領域120Hと低風速領域120Lとを含む第2熱交換部120全体としての熱交換量(第2熱交換部120から室内空気への熱放出量、または室内空気の第2熱交換部120からの熱吸収量)が上昇する。すなわち、高風速領域120Hの方が低風速領域120Lよりも、本体部120aを通過する室内空気の量が多くなる。このため、より多くの潜熱を放出して凝縮する乾き度の高い冷媒が高風速領域120Hを通過することで、室内空気への熱放出が高まり、高風速領域120Hにおける熱交換量が上昇する。この結果、第2熱交換部120全体としての熱交換量が上昇する。
これとは逆に、高風速領域120Hに流れる高速の室内空気と乾き度の低い冷媒とが熱交換し、低風速領域120Lに流れる低速の室内空気と乾き度の高い冷媒とが熱交換すると、多くの潜熱を放出する乾き度の高い冷媒が低風速領域120Lを通過することになり、第2熱交換部120全体としての熱交換量が上昇しないことになる。
ここで、図5(b)に示す比較例のように、分流器220から複数の配管27a、27b、27c、27dが分岐し、第2熱交換部120のヘッダ120bが仕切板を用いて複数の内部空間1201、1202、1203、1204に分割されてしまうと、分流器220にまで流れた気液二相冷媒は、配管27aを介して内部空間1201に、また、配管27bを介して内部空間1202に、また、配管27cを介して内部空間1203、また、配管27dを介して内部空間1204に均等に分流されることになる。
従って、高風速領域120Hにも、低風速領域120Lにも、同じ乾き度の気液二相冷媒が流れることになり、高風速領域120Hに大きい潜熱を放出して凝縮する乾き度の高い冷媒を流すことができない。この結果、第2熱交換部120全体としての熱交換量が上昇しないことになる。
また、第2熱交換部120を通過する室内空気の風速分布に合わせて、内部空間1201、内部空間1202、内部空間1203、及び内部空間1204の容積を変え、接続される伝熱管120paの本数を変えることによって流速差を生じさせ、高風速領域120Hでの冷媒の循環量を大きくして熱交換量を増加させる方法もある。しかし、接続される伝熱管120paの本数を少なくした領域では、冷媒の流速上昇に応じて冷媒流路の圧力損失が増加する。この結果、流路断面積が小さい領域では熱交換量が低下することになる。これに対し、本実施形態では、内部空間1200を複数の内部空間に分割することなく、冷媒流路の圧力損失の増加を抑えることができる。
この後、本実施形態では、ヘッダ120cの内部空間1201、1202には、主に気相冷媒が高速の室内空気と熱交換して形成された液相冷媒が溜まり、ヘッダ120cの内部空間1203、1204には、主に液相冷媒が低速の室内空気と熱交換して形成された液相冷媒が溜まる。さらに、内部空間1201から配管26aに流れた液相冷媒と、内部空間1202から配管26bに流れた液相冷媒と、内部空間1203から配管26cに流れた液相冷媒と、内部空間1204から配管26dに流れた液相冷媒とが分流器230で合流する。そして、分流器230で合流した冷媒は、液相冷媒として配管21aを流れていく。
また、本実施形態では、室内熱交換器100を一体型の熱交換器でなく、第1熱交換部110と、第2熱交換部120とに分けている。これにより、暖房運転時には、第1熱交換部110によって気相冷媒が気液二相冷媒になるように凝縮され、さらに、第2熱交換部120によって気液二相冷媒が液相冷媒になるように凝縮される。ここで、第1熱交換部110がないと、第2熱交換部120のヘッダ120bに気相冷媒が流入することになる。このため、内部空間1200では、重力によって冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離することができず、広い内部空間1200を備えた第2熱交換部120の機能を発揮することができない。
また、本実施形態では、気液二相冷媒が流入する流入口120iが重力方向においてヘッダ120bの下部に配置される。ここで、流入口120iが重力方向においてヘッダ120bの上部に配置されていると、乾き度の低い気液二相冷媒が高風速領域120Hに配置された伝熱管に入り込む可能性があり、高風速領域120Hの熱交換量が低下する虞がある。これに対し、本実施形態では、流入口120iが重力方向においてヘッダ120bの下部に配置されることから、内部空間1200において、その下側に液相冷媒が溜まり、上側に気相冷媒が溜まることになる。
このように、本実施形態によれば、圧力損失による冷媒と空気との熱交換量の低下が抑制される。
また、本実施形態では、暖房運転から冷房運転に切り替えたとき、配管21aから分流器230に流入した液相冷媒が配管26a、26b、26c、26dのそれぞれに分流される。この後、配管26aから内部空間1201に流入した液相冷媒と、配管26bから内部空間1202に流入した液相冷媒と、配管26cから内部空間1203に流入した液相冷媒と、配管26dから内部空間1204に流入した液相冷媒とが本体部120aで室内空気との熱交換により気液二相冷媒となり、ヘッダ120bの内部空間1200に流入する。
次に、冷房運転では、内部空間1200に流入した気液二相冷媒は、配管27を介して分流器220によって、配管24a、24b、24c、25a、25b、25cのそれぞれに分流される。この後、内部空間1111に流入した気液二相冷媒は、本体部111aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ111bの内部空間1110に流入する。内部空間1112に流入した気液二相冷媒は、本体部111aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ111bの内部空間1110に流入する。内部空間1113に流入した気液二相冷媒は、本体部111aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ111bの内部空間1110に流入する。一方、内部空間1121に流入した気液二相冷媒は、本体部112aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ112bの内部空間1120に流入する。内部空間1122に流入した気液二相冷媒は、本体部112aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ112bの内部空間1120に流入する。内部空間1123に流入した気液二相冷媒は、本体部112aにおいて室内空気と熱交換を行って気相冷媒となり、ヘッダ112bの内部空間1120に流入する。
冷房運転では、この後、ヘッダ111b内の気相冷媒が配管22を介して分流器210にまで流れ、ヘッダ112b内の気相冷媒が配管23を介して分流器210にまで流れる。この後、気相冷媒は、配管21fを流れていく。
このように、室内熱交換器100を蒸発器として用いた場合は、ヘッダ120b内に溜まった気液二相冷媒が分流器220によって適切に上側熱交換部111内に分流され、下側熱交換部112内にも適切に分流される。
また、本実施形態では、第2熱交換部120のヘッダ120bを比較例(図5(b))のように分割する必要がない。これにより、第2熱交換部120のヘッダ120bを分割させない分、そのコスト上昇が抑えられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、分流器220を用いないで、ヘッダ111c内またはヘッダ112c内で冷媒を分流する手段を備えてもよく、分流器230を用いないで、ヘッダ120c内で冷媒を分流する手段を備えてもよい。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合することができる。
1…空気調和機
10…室内機
21a、21b、21c、21d、21e、21f、22、23、24a、24b、24c、25a、25b、25c、26a、26b、26c、26d、27…配管
30…室外機
40…制御装置
100…室内熱交換器
110、120…熱交換部
111…上側熱交換部、
112…下側熱交換部
111a、112a、120a…本体部
111b、111c、112b、112c、120b、120c…ヘッダ
111e、112e、120e…流出口
111f、112f、120f…フィン
111i、112i、120i…流入口
111s、112s、120s…仕切板
111p、112p、120p…伝熱管
120H…高風速領域
120L…低風速領域
140…温度センサ
150…室内ファン
160、360…筐体
160t…天板
160b…底板
160l…左側板
160r…右側板
160f…前面板
160i…吸込口
160p…通風路
160e…吹出口
161…ベース板
161d…ドレンパン
161g…ガイド板
162…枠板
162d…ドレンパン
163…上下風向板
164…ディフューザ
165…左右風向板
166…フィルタ
210、220、230…分流器
300…室外熱交換器
310…圧縮機
320…四方弁
330…減圧装置
340…温度センサ
350…室外ファン
1110、1111、1112、1113、1120、1121、1122、1123、1200、1201、1202、1203、1204…内部空間

Claims (6)

  1. 第1熱交換部と第2熱交換部とを含む熱交換器を備え、
    前記第2熱交換部は、前記第2熱交換部を通過する空気の風速が相対的に大きい高風速領域と、前記空気の風速が相対的に小さい低風速領域とを有し、前記高風速領域は、重力方向において前記低風速領域よりも上方に位置し、
    前記高風速領域には、少なくとも1つの第1伝熱管が配置され、前記低風速領域には、少なくとも1つの第2伝熱管が配置され、
    前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管のそれぞれには、前記第2熱交換部に設けられた第1ヘッダが接続され、
    前記第1ヘッダは、前記第1伝熱管と前記第2伝熱管とが共通して接続される第1内部空間を有し、
    前記熱交換器を凝縮器として利用する際に、前記第1熱交換部から前記第2熱交換部に向けて冷媒が流れ、前記第1熱交換部から流出した前記冷媒が、前記第2熱交換部の前記低風速領域における、前記第1ヘッダの前記第1内部空間に流入した後、前記冷媒が前記第1内部空間から前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管のそれぞれに流入する
    空気調和機の室内機。
  2. 請求項1に記載された空気調和機の室内機であって、
    前記第1ヘッダには、前記第1熱交換部から流出した前記冷媒が流入する流入口が設けられ、
    前記流入口が前記重力方向において前記第1ヘッダの下部に配置された
    空気調和機の室内機。
  3. 請求項1または2に記載された空気調和機の室内機であって、
    前記熱交換器を収容し、前記空気が吸入される吸入口と、前記空気が吹き出される吹出口とを有する筐体と、
    前記筐体に収容され、前記空気を前記吸入口を介して吸入し、前記熱交換器を通過した前記空気を前記吹出口を介して吹き出す室内ファンと
    をさらに備え、
    前記筐体は、前記熱交換器を通過した前記空気を前記吹出口へガイドするガイド板を有し、
    前記ガイド板は、前記第2熱交換部の前記低風速領域と前記ファンとの間に設けられている
    空気調和機の室内機。
  4. 請求項1または2に記載された空気調和機の室内機であって、
    前記熱交換器を収容し、前記空気が吸入される吸入口と、前記空気が吹き出される吹出口とを有する筐体をさらに備え、
    前記筐体は、前記第2熱交換部から流れ落ちる結露水を集めるドレンパンを有し、
    前記低風速領域は、前記高風速領域よりも前記ドレンパンの側に位置する
    空気調和機の室内機。
  5. 請求項1~4のいずれか1つに記載された空気調和機の室内機であって、
    前記熱交換器を凝縮器として利用する際に、前記第1熱交換部は、前記冷媒を流出させる第2ヘッダを有し、
    前記第2ヘッダは、少なくとも1つの仕切板によって分割された複数の第2内部空間を有し、
    前記第1内部空間の容積は、前記複数の第2内部空間のそれぞれの容積よりも大きい
    空気調和機の室内機。
  6. 請求項5に記載された空気調和機の室内機であって、
    前記複数の第2内部空間のそれぞれは、配管を介して前記第1内部空間に接続されている
    空気調和機の室内機。
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