JP7392186B1 - 収納家具及び収納家具の組立方法 - Google Patents

収納家具及び収納家具の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属製の部材と木目調の部材との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材と木目調の部材とを組み合わせた収納家具の意匠性を向上させる。【解決手段】金属製のフレーム10と、フレーム10が接合されてフレーム10を支持する金属製の支持体20と、フレーム10を内包した状態でフレーム10に一体的に設けられている、少なくとも表面が木目調の棚板30と、を備え、棚板30は、フレーム10における一方の面に固定された第一化粧板部31と、フレーム10における他方の面に設けられて第一化粧板部31と共にフレーム10を挟み込む第二化粧板部35と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、収納家具及び収納家具の組立方法に関する。
従来、アルミやスチール等による金属製の部材と、少なくとも表面が木目調の部材とを組み合わせた収納家具が知られている(例えば特許文献1,2参照)。
このような収納家具の場合、ほとんどの部材を木製とした収納家具に比して、シャープさや工業的な武骨さといった、木製家具とは異なる印象を付与することができて意匠性が高い。
特開2003-052466号公報 実用新案登録第3233329号公報
金属製の部材と木製の部材とを組み合わせて収納家具を製造するにあたり、金属製の部材と木目調の部材との接合には接合部品が用いられる場合がある。ところが、接合部品として金属製や樹脂製のものが用いられると、収納家具を構成する木目調の部材とは異なる種類であるため、どうしても金属製の部材と木目調の部材との接合部が目立ってしまう場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、金属製の部材と木目調の部材との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材と少なくとも表面が非金属製の部材とを組み合わせた収納家具の意匠性を向上させることである。
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、収納家具1,2,3であって、
金属製のフレーム10,50と、
前記フレーム10,50が接合されて前記フレーム10,50を支持する金属製の支持体20,60と、
前記フレーム10,50を内包した状態で前記フレーム10,50に一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板30,40,70と、を備え、
前記棚板30,40,70は、
前記フレーム10,50における一方の面に固定された第一化粧板部31,41,71と、
前記フレーム10,50における他方の面に設けられて前記第一化粧板部31,41,71と共に前記フレーム10,50を挟み込む第二化粧板部35,45,75と、を有しており、
前記第一化粧板部31,41,71は、
第一本体板材32,42,72と、
前記第一本体板材32,42,72の裏面に固定された固定芯部33,43,73と、を備え、
前記固定芯部33,43,73は、前記フレーム10,50の側面に沿って配置されるとともに前記フレーム10,50に固定されており、
前記固定芯部33,43,73の厚さ寸法は、前記フレーム10,50の厚さ寸法と等しく設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第一化粧板部31,41,71が、フレーム10,50における一方の面に固定され、第二化粧板部35,45,75が、フレーム10,50における他方の面に設けられて第一化粧板部31,41,71と共にフレーム10,50を挟み込むだけで、棚板30,40,70を、フレーム10,50を内包した状態でフレーム10,50に一体的に設けることができ、フレーム10,50を内包した状態の棚板30,40,70を容易に形成することができる。そして、このようにフレーム10,50を棚板30,40,70に内包した状態とすることができるので、フレーム10,50と支持体20,60との接合箇所を棚板30,40,70によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70とを組み合わせた収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム10,50の側面に沿って配置されるとともにフレーム10,50に固定された固定芯部33,43,73の厚さ寸法が、フレーム10,50の厚さ寸法と等しく設定されているので、固定芯部33,43,73とフレーム10,50の厚さ寸法が異なる場合に比して、第一化粧板部31,41,71と第二化粧板部35,45,75との間にフレーム10,50を挟み込みやすくなる。さらに、第一化粧板部31,41,71全体の厚さ寸法を極力抑えることができ、棚板30,40,70全体の厚さ寸法も極力抑えて薄く形成することができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図3~図6に示すように、請求項に記載の収納家具1,2において、
前記第二化粧板部35,45は、
第二本体板材36,46と、
前記第二本体板材36,46の裏面に固定されて前記棚板30,40の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁に設けられた側縁芯部37,47と、を備え、
前記側縁芯部37,47は、前記フレーム10の側面に沿って配置されており、
前記側縁芯部37,47の厚さ寸法は、前記フレーム10,50の厚さ寸法と等しく設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、フレーム10の側面に沿って配置された側縁芯部37,47の厚さ寸法が、フレーム10の厚さ寸法と等しく設定されているので、側縁芯部37,47とフレーム10の厚さ寸法が異なる場合に比して、第一化粧板部31,41と第二化粧板部35,45との間にフレーム10を挟み込みやすくなる。さらに、第二化粧板部35,45全体の厚さ寸法を極力抑えることができ、棚板30,40全体の厚さ寸法も極力抑えて薄く形成することができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具1,2の意匠性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図3~図6に示すように、請求項に記載の収納家具1,2において、
前記第二化粧板部35,45における前記側縁芯部37,47は、断面視凹型に形成されて溝部37a,47aを有し、
前記第二化粧板部35,45における前記第二本体板材36,46の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部36a,46aは、前記側縁芯部37,47の前記溝部37a,47aに巻き込まれて固定されており、
前記第一化粧板部31,41における前記第一本体板材32,42の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32a,42aは、前記第二化粧板部35,45側に屈曲して突出し、前記第二化粧板部35,45における前記側縁芯部37,47の前記溝部37a,47aに差し込まれていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第二化粧板部35,45における第二本体板材36,46の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部36a,46aと、第一化粧板部31,41における第一本体板材32,42の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32a,42aを、第二化粧板部35,45における側縁芯部37,47の溝部37a,47aに納めることができるので、収納家具1,2の意匠性を向上させることができる。さらに、側端末部32a,42a・36a,46aが露出しないため、第一本体板材32,42と第二本体板材36,46が剥がれにくくなり、収納家具1,2が高い意匠性を維持することに貢献できる。
請求項に記載の発明は、例えば図8に示すように、請求項に記載の収納家具3において、
前記第一化粧板部71における前記固定芯部73は、前記第一本体板材72の裏面のうち前記棚板70の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁に設けられ、かつ、断面視凹型に形成されて溝部73aを有し、
前記第一化粧板部71における前記第一本体板材72の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部72aは、前記固定芯部73の前記溝部73aに巻き込まれて固定されており、
前記第二化粧板部75は、長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aが、前記第一化粧板部71側に屈曲して突出し、前記第一化粧板部71における前記固定芯部73の前記溝部73aに差し込まれていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第一化粧板部71における第一本体板材72の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部72aと、第二化粧板部75の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aを、第一化粧板部71における固定芯部73の溝部73aに納めることができるので、収納家具3の意匠性を向上させることができる。さらに、側端末部72a,76aが露出しないため、第一本体板材72と第二化粧板部75が剥がれにくくなり、収納家具3が高い意匠性を維持することに貢献できる。
請求項に記載の発明は、例えば図2~図6,図8に示すように、収納家具1,2,3であって、
金属製のフレーム10,50と、
前記フレーム10,50が接合されて前記フレーム10,50を支持する金属製の支持体20,60と、
前記フレーム10,50を内包した状態で前記フレーム10,50に一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板30,40,70と、を備え、
前記棚板30,40,70は、
前記フレーム10,50における一方の面に固定された第一化粧板部31,41,71と、
前記フレーム10,50における他方の面に設けられて前記第一化粧板部31,41,71と共に前記フレーム10,50を挟み込む第二化粧板部35,45,75と、を有しており、
前記フレーム10,50は、前記支持体20,60に固定される固定フレーム部12,52(短手フレーム部12,52)を有し、
前記固定フレーム部12,52は、前記支持体20,60に接する面とは反対側の面から前記支持体20,60に向かって設けられる固定材13,53によって前記支持体20,60に固定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第一化粧板部31,41,71が、フレーム10,50における一方の面に固定され、第二化粧板部35,45,75が、フレーム10,50における他方の面に設けられて第一化粧板部31,41,71と共にフレーム10,50を挟み込むだけで、棚板30,40,70を、フレーム10,50を内包した状態でフレーム10,50に一体的に設けることができ、フレーム10,50を内包した状態の棚板30,40,70を容易に形成することができる。そして、このようにフレーム10,50を棚板30,40,70に内包した状態とすることができるので、フレーム10,50と支持体20,60との接合箇所を棚板30,40,70によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70とを組み合わせた収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム10,50における固定フレーム部12,52が、支持体20,60に接する面とは反対側の面から支持体20,60に向かって設けられる固定材13,53によって支持体20,60に固定されているので、棚板30,40,70の骨組みとなるフレーム10,50を内包した状態となる棚板30,40,70によって、固定フレーム部12,52や固定材13,53を覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70との接合箇所を目立たないようにすることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、請求項1から5のいずれか一項に記載の収納家具1,2,3において、
前記フレーム10,50における長手方向の長さと前記棚板30,40,70における長手方向の長さは等しく設定され、
前記フレーム10,50における短手方向の長さは、前記棚板30,40,70における短手方向の長さよりも短く設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、フレーム10,50が棚板30,40,70に内包された場合に、フレーム10,50における長手方向両側端面を除く部位を、棚板30,40,70によって覆い隠した状態とすることが可能となる。これにより、支持体20,60に接合されたフレーム10,50を露出させないようにすることができるので、収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、金属製のフレーム10,50と、
前記フレーム10,50が接合されて前記フレーム10,50を支持する金属製の支持体20,60と、
前記フレーム10,50を内包した状態で前記フレーム10,50に一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板30,40,70と、を備え、
前記棚板30,40,70は、
前記フレーム10,50における一方の面に固定された第一化粧板部31,41,71と、
前記フレーム10,50における他方の面に設けられて前記第一化粧板部31,41,71と共に前記フレーム10,50を挟み込む第二化粧板部35,45,75と、を有する収納家具1,2,3を組み立てる方法であって、
前記フレーム10,50を前記支持体20,60に接合する工程と、
前記棚板30,40,70の前記第一化粧板部31,41,71を、前記フレーム10,50における一方の面に固定する工程と、
前記棚板30,40,70の前記第二化粧板部35,45,75を、前記フレーム10,50における他方の面に設けて前記第一化粧板部31,41,71と共に前記フレーム10,50を挟み込むことで、前記フレーム10,50を前記棚板30,40,70に内包した状態にする工程と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第一化粧板部31,41,71が、フレーム10,50における一方の面に固定され、第二化粧板部35,45,75が、フレーム10,50における他方の面に設けられて第一化粧板部31,41,71と共にフレーム10,50を挟み込むだけで、棚板30,40,70を、フレーム10,50を内包した状態でフレーム10,50に一体的に設けることができ、フレーム10,50を内包した状態の棚板30,40,70を容易に形成することができる。そして、このようにフレーム10,50を棚板30,40,70に内包した状態とすることができるので、フレーム10,50と支持体20,60との接合箇所を棚板30,40,70によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70とを組み合わせた収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム10,50を支持体20,60に接合し、棚板30,40,70の第一化粧板部31,41,71を、フレーム10,50における一方の面に固定し、棚板30,40,70の第二化粧板部35,45,75を、フレーム10,50における他方の面に設けて第一化粧板部31,41,71と共にフレーム10,50を挟み込むことで、フレーム10,50を棚板30,40,70に内包した状態にするので、フレーム10,50と支持体20,60との接合箇所を棚板30,40,70によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20,60と少なくとも表面が非金属製の部材である棚板30,40,70とを組み合わせた収納家具1,2,3の意匠性を向上させることができる。
本発明によれば、金属製の部材と少なくとも表面が非金属製の部材との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材と少なくとも表面が非金属製の部材とを組み合わせた収納家具の意匠性を向上させることができる。
床置きタイプの収納家具を示す斜視図である。 フレーム及び支持体を示す斜視図である。 組み立て途中の床置き収納家具の一例を示す斜視図である。 棚板の組み立て過程を説明する図である。 組み立て途中の床置き収納家具の他の一例を示す斜視図である。 棚板の組み立て過程を説明する図である。 天井吊りタイプの収納家具を示す斜視図である。 棚板の組み立て過程を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<第1実施形態>
図1において符号1は、収納家具を示す。この収納家具1は、収納ラックとも称される家具であり、床置きされて使用される。
このような収納家具1は、金属製のフレーム10と、金属製の支持体20と、少なくとも表面が木目調の棚板30と、を備えている。
フレーム10は、アルミやスチール等の金属で構成されており、図2~図4に示すように、棚板30における骨組みとなる部位であり、棚板30に内包された状態で、棚板30が一体的に設けられている。
本実施形態のフレーム10は、平面視において矩形枠状に形成されて、長手方向に伸びる一対の長手フレーム部11と、短手方向に伸びる一対の短手フレーム部12と、を有しており、長手方向と短手方向がある状態となっている。ただし、フレーム10の形状はこれに限られるものではなく、支持体20に接合固定できる形状であればよいものとする。例えば1本の長手フレーム部と、当該1本の長手フレーム部における両端部に設けられた一対の短手フレーム部からなるH型のフレームであってもよい。
なお、本実施形態の長手フレーム部11及び短手フレーム部12は、角筒状に形成されている。
長手フレーム部11には、後述する第一化粧板部31を固定するための固定材34が通される通孔が水平方向に貫通して形成されている。
短手フレーム部12には、この短手フレーム部12を支持体20に固定するための固定材13が通される通孔が水平方向に貫通して形成されている。
支持体20は、アルミやスチール等の金属で構成された支持脚であり、図1~図4に示すように、フレーム10が接合されてフレーム10を支持している。また、この支持体20は、複数用いられていて、複数の支持体20間にフレーム10が架け渡されて設けられている。
本実施形態における各々の支持体20は、垂直方向に伸びる一対の支柱部21と、これら一対の支柱部21間に水平に架け渡されて設けられた複数(本実施形態においては、3本)の横架部22と、を有している。横架部22は、一対の支柱部21における上端部間と、中央部間と、下端部間に架け渡されて設けられている。
なお、本実施形態の支柱部21及び横架部22は、角筒状に形成されている。
一対の支柱部21の上端部間に設けられた横架部22は、支持体20のうち最も上方に位置して、支持体20全体の上端面を構成している。
一対の支柱部21の下端部間に設けられた横架部22は、一対の支柱部21の下端面よりも上方に位置している。すなわち、当該横架部22は、支持体20全体の下端面を構成しておらず、収納家具1を床置きしたときに床には接しない。
各支柱部21の下端面には、キャスター等の移動手段が設けられてもよい。
そして、このような支持体20の側面に対してフレーム10が接合固定されている。
より詳細に説明すると、フレーム10は、支持体20に固定される固定部位(すなわち、固定フレーム部)として短手フレーム部12を有している。短手フレーム部12は、支持体20に接する面とは反対側の面から支持体20に向かって設けられる固定材13によって支持体20の横架部22に固定されている。つまり、矩形枠状に形成されたフレーム10の枠内側から支持体20の横架部22に向かって固定材13が設けられている。また、角筒状の短手フレーム部12は中空部を有する状態に形成されており、ボルト等の固定材13が通される通孔が、支持体20に接する面とその反対側の面に形成されている。
支持体20の横架部22は角筒状であるため中空部を有する状態に形成されている。そのため、横架部22におけるフレーム10側面には、雌ネジが形成されたヘキサナットが埋め込まれ、このヘキサナットに対してビス等の固定材13がねじ込まれるようになっている。
なお、ヘキサナットは、固定材13との共回り防止のために六角形に形成された所謂ブラインドナットである。横架部22におけるフレーム10側の面には六角孔が形成されている。そして、このようなヘキサナットは、各横架部22の長さ方向一方側と他方側に一つずつ設けられており、短手フレーム部12に形成される固定材13用の通孔もヘキサナットの位置に対応して配置されている。
本実施形態の支持体20は、一対の支柱部21と複数の横架部22とを有する枠状体であるが、これに限られるものではなく、金属製の板材でもよいし、中空状に形成された金属製のパネル体でもよい。また、本実施形態の収納家具1ではない他の家具の側面や住宅の壁面を支持体としてもよい。この場合、当該他の家具の側面や住宅の壁面は金属製とされる。
棚板30は、少なくとも表面が木目調とされた中空パネル体であり、図1~図4に示すように、フレーム10を内包した状態でフレーム10に一体的に設けられている。
本実施形態の棚板30は、フレーム10における一方の面(下面)に固定された第一化粧板部31と、フレーム10における他方の面(上面)に設けられて第一化粧板部31と共にフレーム10を挟み込む第二化粧板部35と、を有する。すなわち、フレーム10は、第一化粧板部31と第二化粧板部35に挟み込まれて、これら第一化粧板部31と第二化粧板部35からなる棚板30に内包された状態となる。
第一化粧板部31は、第一本体板材32と、第一本体板材32の裏面(棚板30の中空部側の面であって、化粧面ではない面)に固定された固定芯部33と、を備えている。
この第一化粧板部31における長手方向の長さは、フレーム10における長手方向の長さと等しく設定されている。
また、この第一化粧板部31における短手方向の長さはフレーム10における短手方向の長さよりも長く設定されている。つまり、図4(b)を参照して説明すると、第一化粧板部31は、フレーム10よりも前後方向に長く形成されている。
本実施形態の第一本体板材32は、薄板状の基材と、この基材の表面(棚板30の中空部側とは反対側の面)に貼り付けられた、木目がプリントされた木目調シート(表面化粧材)とからなる。
第一本体板材32の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32aは、第二化粧板部35側(すなわち、上方)に屈曲して突出している。つまり、第一本体板材32は、断面視においてコ字状に形成されている。
なお、本実施形態の第一本体板材32は、薄板状の基材と木目調シートからなるものとしたが、これに限られるものではない。基材は、木製であってもよいし、樹脂製であってもよい。表面化粧材は、ビニールクロスでもよいし、突板でもよい。また、第一本体板材32そのものを天然木による板材によって構成してもよい。
固定芯部33は、木製の桟材によって構成されていて、本実施形態においては一対とされている。これら一対の固定芯部33は、第一本体板材32の裏面に接着されて固定されている。そして、一対の固定芯部33は、第一本体板材32の裏面のうち、フレーム10における一対の長手フレーム部11の内側面(枠内側の面)に接する位置に配置されている。
このような固定芯部33の厚さ寸法は、フレーム10の厚さ寸法と等しく設定されている。そのため、固定芯部33の上面とフレーム10の上面は面一となっており、第一本体板材32の裏面は、フレーム10の下面に接している。
そして、これら一対の固定芯部33は、一対の長手フレーム部11における外側面から固定芯部33側に向かって設けられたビス等の固定材34によって一対の長手フレーム部11に固定されている。すなわち、第一化粧板部31が、フレーム10に固定された状態となっている。
なお、本実施形態においては、固定材34の頭部が、長手フレーム部11の外側面に接した状態となっているが、長手フレーム部11の中空部に納まるように通孔の直径を変更してもよい。すなわち、長手フレーム部11における外側面の通孔を、固定材34の頭部が通過する寸法に設定し、長手フレーム部11における内側面の通孔を、固定材34の頭部が通過しない寸法に設定する。
第二化粧板部35は、第二本体板材36と、第二本体板材36の裏面に固定されて棚板30の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁(前側縁部及び後側縁部を指す)に設けられた側縁芯部37と、を備えている。
この第二化粧板部35における長手方向の長さは、フレーム10における長手方向の長さと等しく設定されている。
また、この第二化粧板部35における短手方向の長さはフレーム10における短手方向の長さよりも長く設定されている。つまり、図4(b)を参照して説明すると、第二化粧板部35は、フレーム10よりも前後方向に長く形成されている。
本実施形態の第二本体板材36は、第一本体板材32と同様の構成とされている。すなわち、第二本体板材36は、薄板状の基材と、この基材の表面(棚板30の中空部側とは反対側の面)に木目がプリントされた木目調シートとからなる。
また、第二本体板材36の厚さ寸法は、第一化粧板部31における第一本体板材32の厚さ寸法と等しく設定されている。
側縁芯部37は、木製の桟材によって構成されていて、本実施形態においては一対とされている。これら一対の側縁芯部37は、第二本体板材36の裏面(棚板30の中空部側の面であって、化粧面ではない面)に接着されて固定されている。そして、一対の側縁芯部37は、第二本体板材36の裏面のうち、フレーム10における一対の長手フレーム部11の外側面に沿う位置に配置されている。固定材34の頭部が、長手フレーム部11の中空部に納められる場合は、側縁芯部37が、長手フレーム部11の外側面に接していてもよいものとする。
このような側縁芯部37の厚さ寸法は、フレーム10の厚さ寸法と等しく設定されている。そのため、第二本体板材36の裏面は、フレーム10の上面に接している。
また、側縁芯部37は、図4(b)に示すように、断面視凹型に形成されて溝部37aを有する。溝部37aは、側縁芯部37の長さ方向に亘って連続して形成されており、下向きに開放された状態となっている。
一対の側縁芯部37における各々の溝部37aには、第二本体板材36の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部36aが巻き込まれて接着固定されている。第二本体板材36における一方及び他方の側端末部36aは、溝部37aのうち外側に位置する面に対して接着されて固定されている。
そして、一対の側縁芯部37における各々の溝部37aには、第一化粧板部31における第一本体板材32の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32aが差し込まれる。すなわち、第一化粧板部31と第二化粧板部35とを組み合わせて棚板30を形成しようとする場合に、上蓋である第二化粧板部35を第一化粧板部31に被せるようにして組み合わせるが、そのときに、第一化粧板部31における第一本体板材32の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32aが、第二化粧板部35の双方の側縁芯部37における各々の溝部37aに差し込まれることとなる。
第一本体板材32における双方の側端末部32aは、溝部37aに差し込まれた状態において、第二本体板材36における双方の側端末部36aに隣接した状態となる。
第一化粧板部31と第二化粧板部35とを組み合わせて棚板30を形成する際、第二本体板材36は、フレーム10の上面及び第一化粧板部31における固定芯部33の上面に接着される。
また、側縁芯部37のうち第二本体板材36が巻かれていない部位の下面は、第一化粧板部31における第一本体板材32のうちフレーム10よりも外側に位置する部位の裏面に接着される。
さらに、第一本体板材32における双方の側端末部32aと、第二本体板材36における双方の側端末部36aは接着されてもよい。
なお、接着剤としては酢酸ビニル系の接着剤が好適に使用されるが、その他の接着剤が使用されてもよい。
なお、フレーム10の下面に接した状態とされた第一化粧板部31の下面と、支持体20における横架部22の下面は面一となっている。また、第二化粧板部35を、フレーム10の上面及び第一化粧板部31における固定芯部33の上面に接着して形成された棚板30の上面と、支持体20における横架部22の上面は面一となっている。すなわち、支持体20における横架部22の上下寸法と、棚板30の上下寸法(厚さ寸法)は略等しく設定されている。
また、棚板30と支持体20との間からはフレーム10が露出しない程度に隙間がない状態となっている。
次に、以上のように構成された収納家具1を組み立てる方法について説明する。
なお、第一本体板材32と一対の固定芯部33は予め一体化され、第一本体板材32における一方及び他方の側端末部32aも予め屈曲形成されているものとする。また、第二本体板材36と一対の側縁芯部37は予め一体化され、第二本体板材36における一方及び他方の側端末部36aも予め一対の側縁芯部37における溝部37aに差し込まれて固定されているものとする。
まず、図4(a)に示すように、複数のフレーム10を固定材13によって支持体20に接合する。すなわち、支持体20の横架部22におけるフレーム10側面にヘキサナットを取り付けておく。そして、フレーム10の枠内側から支持体20の横架部22に向かって固定材13をねじ込んでヘキサナットに固定する。これによって、フレーム10を、支持体20に接合固定できる。
続いて、棚板30の第一化粧板部31を、フレーム10における一方の面(下面)に固定する。すなわち、第一本体板材32をフレーム10の下面に接触させるとともに、一対の固定芯部33を、フレーム10における一対の長手フレーム部11の内側面に接触させた状態とし、その後、複数の固定材34によって長手フレーム部11と固定芯部33とを接合固定する。
続いて、図4(b)に示すように、棚板30の第二化粧板部35を、上から被せるようにして、フレーム10における他方の面(上面)に設ける。
このとき、第一化粧板部31における第一本体板材32の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32aを、第二化粧板部35の双方の側縁芯部37における各々の溝部37aに差し込むようにする。さらに、第二本体板材36を、フレーム10の上面及び第一化粧板部31における固定芯部33の上面に接着する。また、側縁芯部37のうち第二本体板材36が巻かれていない部位の下面を、第一化粧板部31における第一本体板材32のうちフレーム10よりも外側に位置する部位の裏面に接着する。
これによって、第一化粧板部31と第二化粧板部35との間にフレーム10が挟み込まれ、フレーム10は棚板30に内包された状態となるので、棚板30を、フレーム10に一体的に設けることができる。
以上のような手順で収納家具1を容易に組み立てることができる。収納家具1の組み立て作業は、現場で行われてもよいし、予め工場で行われてもよい。
本実施形態によれば、以下のような優れた効果を奏する。
すなわち、第一化粧板部31が、フレーム10における一方の面に固定され、第二化粧板部35が、フレーム10における他方の面に設けられて第一化粧板部31と共にフレーム10を挟み込むだけで、棚板30を、フレーム10を内包した状態でフレーム10に一体的に設けることができ、フレーム10を内包した状態の棚板30を容易に形成することができる。そして、このようにフレーム10を棚板30に内包した状態とすることができるので、フレーム10と支持体20との接合箇所を棚板30によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20と少なくとも表面が木目調の部材である棚板30との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20と木目調の部材である棚板30とを組み合わせた収納家具1の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム10の側面に沿って配置されるとともにフレーム10に固定された固定芯部33の厚さ寸法が、フレーム10の厚さ寸法と等しく設定されているので、固定芯部33とフレーム10の厚さ寸法が異なる場合に比して、第一化粧板部31と第二化粧板部35との間にフレーム10を挟み込みやすくなる。さらに、第一化粧板部31全体の厚さ寸法を極力抑えることができ、棚板30全体の厚さ寸法も極力抑えて薄く形成することができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具1の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム10の側面に沿って配置された側縁芯部37の厚さ寸法が、フレーム10の厚さ寸法と等しく設定されているので、側縁芯部37とフレーム10の厚さ寸法が異なる場合に比して、第一化粧板部31と第二化粧板部35との間にフレーム10を挟み込みやすくなる。さらに、第二化粧板部35全体の厚さ寸法を極力抑えることができ、棚板30全体の厚さ寸法も極力抑えて薄く形成することができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具1の意匠性を向上させることができる。
また、第二化粧板部35における第二本体板材36の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部36aと、第一化粧板部31における第一本体板材32の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部32aを、第二化粧板部36における側縁芯部37の溝部37aに納めることができるので、収納家具1の意匠性を向上させることができる。さらに、側端末部32a,36aが露出しないため、第一本体板材32と第二本体板材36が剥がれにくくなり、収納家具1が高い意匠性を維持することに貢献できる。
また、フレーム10における短手フレーム部12(固定フレーム部)が、支持体20に接する面とは反対側の面から支持体20に向かって設けられる固定材13によって支持体20に固定されているので、棚板30の骨組みとなるフレーム10を内包した状態となる棚板30によって、短手フレーム部12や固定材13を覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20と少なくとも表面が木目調の部材である棚板30との接合箇所を目立たないようにすることができる。
また、フレーム10における長手方向の長さと前記棚板30における長手方向の長さは等しく設定され、フレーム10における短手方向の長さは、棚板30における短手方向の長さよりも短く設定されているので、フレーム10が棚板30に内包された場合に、フレーム10における長手方向両側端面を除く部位を、棚板30によって覆い隠した状態とすることが可能となる。これにより、支持体20に接合されたフレーム10を露出させないようにすることができるので、収納家具1の意匠性を向上させることができる。
また、収納家具1の組立方法において、フレーム10を支持体20に接合し、棚板30の第一化粧板部31を、フレーム10における一方の面に固定し、棚板30の第二化粧板部35を、フレーム10における他方の面に設けて第一化粧板部31と共にフレーム10を挟み込むことで、フレーム10を棚板30に内包した状態にするので、フレーム10と支持体20との接合箇所を棚板30によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体20と少なくとも表面が木目調の部材である棚板30との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体20と木目調の部材である棚板30とを組み合わせた収納家具1の意匠性を向上させることができる。
また、近年、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現や、SDGs(Sustainable Development Goals)の目標達成が求められており、建築業界においても、建物を二酸化炭素排出量の少ない木造とする取り組みが進められている。本実施形態の収納家具1は、木製の部材が用いられているので、カーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現や、SDGsの目標達成に貢献できる。
<第2実施形態>
次に、図面を参照して本発明の第2実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記の第1実施形態との共通する要素については共通の符号を付して説明を省略又は簡略し、上記の第1実施形態とは異なる構成部分に重点を置いて説明する。
本実施形態の収納家具2は、図5,図6に示すように、収納ラックとも称される家具であり、床置きされて使用される。
このような収納家具1は、金属製のフレーム10と、金属製の支持体20と、少なくとも表面が木目調の棚板40と、を備えている。
本実施形態のフレーム10は、図5,図6に示すように、平面視において矩形枠状に形成されていて、一対の長手フレーム部11と、一対の短手フレーム部12と、一対の長手フレーム部11の内側面を構成する部位の上端部からフレーム10の中央側に突出する複数の羽部14と、を有している。なお、本実施形態において羽部14は、一つの長手フレーム部11につき3枚が設けられており、互いに間隔を空けて配置されている。
複数の羽部14は、フレーム10と後述する第一化粧板部41との接合に用いられる部位であり、ビス等の固定材44が通される通孔が形成されている。
そして、このフレーム10は、固定材13によって支持体20に接合固定されている。
支持体20は、第1実施形態の支持体20と同様の構成である。
また、本実施形態の棚板40は、少なくとも表面が木目調とされた中空パネル体であり、図1,図5,図6に示すように、フレーム10を内包した状態でフレーム10に一体的に設けられている。
本実施形態の棚板40は、フレーム10における一方の面(下面)に固定された第一化粧板部41と、フレーム10における他方の面(上面)に設けられて第一化粧板部41と共にフレーム10を挟み込む第二化粧板部45と、を有する。
なお、フレーム10における長手方向の長さと棚板40における長手方向の長さは等しく設定され、フレーム10における短手方向の長さは、棚板40における短手方向の長さよりも短く設定されている。
第一化粧板部41は、第一本体板材42と、第一本体板材42の裏面(棚板40の中空部側の面であって、化粧面ではない面)に固定された固定芯部43と、を備えている。
第一化粧板部41における固定芯部43は、本実施形態においては一対とされており、第一本体板材42の裏面に接着されて固定されている。
一対の固定芯部43の上面(第二化粧板部45側の面)には、フレーム10における複数の羽部14が嵌め入れられる座堀部43aが形成されている。そのため、座堀部43aに羽部14が嵌め入れられて固定材44によって固定されたときに、羽部14の上面が固定芯部43の上面よりも上方に飛び出さないようにすることができる。なお、固定材44として皿ビス等を用いることにより、固定材44の頭部も固定芯部43の上面よりも上方に飛び出させないようにする。
第二化粧板部45は、第二本体板材46と、第二本体板材46の裏面に固定されて棚板40の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁(前側縁部及び後側縁部を指す)に設けられた側縁芯部47と、を備えている。なお、第二化粧板部45は、第1実施形態の第二化粧板部35と同様の構成である。
次に、以上のように構成された収納家具2を組み立てる方法について説明する。
まず、図6(a)に示すように、複数のフレーム10を固定材13によって支持体20に接合する。
続いて、棚板40の第一化粧板部41を、フレーム10における一方の面(下面)に固定する。すなわち、第一本体板材42をフレーム10の下面に接触させるとともに、一対の固定芯部43における複数の座堀部43aに、フレーム部10における複数の羽部14を嵌め入れる。この時、一対の固定芯部33を、フレーム10における一対の長手フレーム部11の内側面に接触させた状態とし、その後、複数の羽部14に形成された通孔に固定材44を通して固定芯部43(座堀部43a)にねじ込むことによって、長手フレーム部11と固定芯部33とを接合固定する。
続いて、図6(b)に示すように、棚板30の第二化粧板部35を、上から被せるようにして、フレーム10における他方の面(上面)に設ける。
このとき、第一化粧板部41における第一本体板材42の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部42aを、第二化粧板部45の双方の側縁芯部47における各々の溝部47aに差し込むようにする。さらに、第二本体板材46を、フレーム10及び複数の羽部14の上面及び第一化粧板部41における固定芯部43の上面に接着する。また、側縁芯部47のうち第二本体板材46が巻かれていない部位の下面を、第一化粧板部41における第一本体板材42のうちフレーム10よりも外側に位置する部位の裏面に接着する。
これによって、第一化粧板部41と第二化粧板部45との間にフレーム10が挟み込まれ、フレーム10は棚板40に内包された状態となるので、棚板40を、フレーム10に一体的に設けることができる。
以上のような手順で収納家具2を容易に組み立てることができる。収納家具2の組み立て作業は、現場で行われてもよいし、予め工場で行われてもよい。
本実施形態によれば、上記の第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の収納家具2におけるフレーム10は、複数の羽部14を備えていて、複数の羽部14を、固定材44によって、第一化粧板部41における一対の固定芯部43の上面に固定するので、フレーム10の上面側から固定作業を行うことができ、作業性の向上に貢献できる。
また、一対の固定芯部43の上面には、複数の羽部14が嵌め入れられる座堀部43aが形成されているので、複数の羽部14の上面が固定芯部43の上面よりも上方に飛び出さないようにすることができる。これにより、棚板40の板厚を薄く抑えることができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具2の意匠性を向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、図面を参照して本発明の第3実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記の第1又は第2実施形態との共通する要素については共通の符号を付して説明を省略又は簡略し、上記の第1又は第2実施形態とは異なる構成部分に重点を置いて説明する。
本実施形態の収納家具3は、図7,図8に示すように、吊り棚(天井吊り棚)とも称される家具であり、天井に固定されて使用される。
このような収納家具3は、金属製のフレーム50と、金属製の支持体60と、少なくとも表面が木目調の棚板70と、ダウンライト80と、を備えている。
本実施形態のフレーム50は、平面視において矩形枠状に形成されていて、一対の長手フレーム部51と、一対の短手フレーム部52と、一対の長手フレーム部51の外側面を構成する部位の上端部からフレーム50の外側に突出する複数の羽部54と、を有している。なお、本実施形態において羽部54は、一つの長手フレーム部51につき3枚が設けられており、互いに間隔を空けて配置されている。
複数の羽部54は、フレーム50と後述する第一化粧板部71との接合に用いられる部位であり、ビス等の固定材74が通される通孔が形成されている。
そして、このフレーム50は、固定材53によって支持体60に接合固定されている。
なお、本実施形態のフレーム50における短手フレーム部52には、ダウンライト80の配線を通すための配線孔52aが形成されている。配線孔52aは、短手フレーム部52の内側面を構成する部位と外側面を構成する部位に形成されて、短手フレーム部52を水平方向に貫通した状態となっている。
支持体60は、図7,図8に示すように、フレーム50が接合されてフレーム50を支持している。また、この支持体60は、複数用いられていて、複数の支持体60間にフレーム50が架け渡されて設けられている。
本実施形態における各々の支持体60は、垂直方向に伸びる一対の縦軸部61と、これら一対の縦軸部61間に水平に架け渡されて設けられた複数(本実施形態においては、2本)の横架部62と、天井固定部63と、を有している。なお、本実施形態の縦軸部61及び横架部62は、角筒状に形成されている。
横架部62は、一対の縦軸部61における下端部間と、中央部間に架け渡されて設けられている。
天井固定部63は、本実施形態においては横架部62と同様に角筒状に形成されて、一対の縦軸部61における上端部間に架け渡されて設けられている。また、この天井固定部63の下面側から上面側にかけて、ビス等の固定材(図示省略)が通される通孔が形成されている。そして、当該固定材によって天井(又は天井裏の野縁等)に固定される。
なお、本実施形態の天井固定部63は、角筒状に形成されているものとしたが、これに限られるものではなく、一対の縦軸部61における上端部の各々から突出する板状体、又は一対の縦軸部61における上端部間に架け渡されて設けられた板状体であってもよい。
一対の縦軸部61の下端部間に設けられた横架部62は、支持体60のうち最も下方に位置して、支持体60全体の下端面を構成している。
そして、このような支持体60の側面に対してフレーム50が接合固定されている。すなわち、支持体60の横架部62に対し、フレーム50の短手フレーム部52が、固定材53によって固定されている。
本実施形態の支持体60は、一対の縦軸部61と複数の横架部62とを有する枠状体であるが、これに限られるものではなく、金属製の板材でもよいし、中空状に形成された金属製のパネル体でもよい。あるいは、例えばL字状や逆F字状の骨組み体として形成されて天井と壁に固定されるものとしてもよい。
また、本実施形態の収納家具3ではない他の家具の側面や住宅の壁面を支持体としてもよい。この場合、当該他の家具の側面や住宅の壁面は金属製とされる。
なお、複数の横架部62のうち少なくとも最も下方に位置する横架部62の内側面を構成する部位には、図示しない配線孔が形成されている。当該配線孔は、フレーム50における短手フレーム部52の配線孔52aと対向する位置に形成されており、ダウンライト80の配線を、支持体60からフレーム50に通せるようになっている。
本実施形態の棚板70は、少なくとも表面が木目調とされた中空パネル体であり、図8に示すように、フレーム50を内包した状態でフレーム50に一体的に設けられている。
本実施形態の棚板70は、フレーム50における一方の面(下面)に固定された第一化粧板部71と、フレーム50における他方の面(上面)に設けられて第一化粧板部71と共にフレーム50を挟み込む第二化粧板部75と、を有する。
第一化粧板部71は、第一本体板材72と、第一本体板材72の裏面(棚板70の中空部側の面であって、化粧面ではない面)に固定された固定芯部73と、を備えている。
この第一化粧板部71における長手方向の長さは、フレーム50における長手方向の長さと等しく設定されている。
また、この第一化粧板部71における短手方向の長さはフレーム50における短手方向の長さよりも長く設定されている。つまり、図8(b)を参照して説明すると、第一化粧板部71は、フレーム50よりも前後方向に長く形成されている。
固定芯部73は、本実施形態においては一対とされている。これら一対の固定芯部73は、第一本体板材72の裏面に接着されて固定されている。そして、一対の固定芯部73は、第一本体板材72の裏面のうち、フレーム50における一対の長手フレーム部51の外側面(前側面及び後側面)に接する位置に配置されている。
このような固定芯部73の厚さ寸法は、フレーム50の厚さ寸法と等しく設定されている。また、一対の固定芯部73の上面(第二化粧板部75側の面)には、フレーム50における複数の羽部54が嵌め入れられる座堀部73bが形成されている。そのため、座堀部73bに羽部54が嵌め入れられて固定材74によって固定されたときに、羽部54の上面が固定芯部73の上面よりも上方に飛び出さないようにすることができる。
さらに、固定芯部73は、図8(b)に示すように、断面視凹型に形成されて溝部73aを有する。溝部73aは、固定芯部73の長さ方向に亘って連続して形成されており、上向きに開放された状態となっている。
一対の固定芯部73における各々の溝部73aには、第一本体板材72の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部72aが巻き込まれて接着固定されている。第一本体板材72における一方及び他方の側端末部72aは、溝部73aのうち外側に位置する面に対して接着されて固定されている。
第二化粧板部75は、第二本体板材76によって構成されている。
第二本体板材76の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aは、第一化粧板部71側(すなわち、下方)に屈曲して突出している。つまり、第二本体板材76(第二化粧板部75)は、断面視においてコ字状に形成されている。
この第二化粧板部75における長手方向の長さは、フレーム50における長手方向の長さと等しく設定されている。
また、この第二化粧板部75における短手方向の長さはフレーム50における短手方向の長さよりも若干長く設定されている。
第一化粧板部71と第二化粧板部75とを組み合わせて棚板70を形成しようとする場合には、上蓋である第二化粧板部75を第一化粧板部71に被せるようにして組み合わせる。そのときに、第二本体板材76の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aが、第一化粧板部71における一対の固定芯部73に形成された溝部73aに差し込まれる。
第二本体板材76の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aは、溝部73aに差し込まれた状態において、第一本体板材72における双方の側端末部72aに隣接した状態となる。
第一化粧板部71と第二化粧板部75とを組み合わせて棚板70を形成する際、第二化粧板部75(第二本体板材76)は、フレーム50の上面及び第一化粧板部71における固定芯部73の上面に接着される。
また、第二本体板材76における双方の側端末部76aと、第一本体板材72における双方の側端末部72aは接着されてもよい。
本実施形態の収納家具3の最も下方に位置する棚板70の第一化粧板部71には、ダウンライト80が設けられている。棚板70は、フレーム50の枠内に位置する箇所が中空部となっている。そのため、この中空部に納まるサイズであれば、ダウンライト80を設けることができる。
ダウンライト80の配線は、上記のように支持体60における横架部62の配線孔と、フレーム50における短手フレーム部52の配線孔52aに通されて、棚板70の中空部に配線できるようになっている。
収納家具3の最も下方に位置する棚板70の第一化粧板部71にダウンライト80を設けることができるので、収納家具3の下方を照明することができる。そして、そのダウンライト80の配線を見せないようにすることができるので見栄えも良い。
次に、以上のように構成された収納家具3を組み立てる方法について説明する。
まず、図8(a)に示すように、複数のフレーム50を固定材53によって支持体60に接合する。
続いて、棚板70の第一化粧板部71を、フレーム50における一方の面(下面)に固定する。すなわち、第一本体板材72をフレーム50の下面に接触させるとともに、一対の固定芯部73における複数の座堀部73bに、フレーム50における複数の羽部54を嵌め入れる。この時、一対の固定芯部73を、フレーム50における一対の長手フレーム部51の外側面に接触させた状態とし、その後、複数の羽部54に形成された通孔に固定材74を通して固定芯部73(座堀部73b)にねじ込むことによって、長手フレーム部51と固定芯部73とを接合固定する。
続いて、図8(b)に示すように、棚板70の第二化粧板部75を、上から被せるようにして、フレーム50における他方の面(上面)に設ける。
このとき、第二化粧板部75における第二本体板材76の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aを、第一化粧板部71の双方の固定芯部73における各々の溝部73aに差し込むようにする。さらに、第二本体板材76を、フレーム50及び複数の羽部54の上面及び第一化粧板部71における固定芯部73の上面に接着する。
これによって、第一化粧板部71と第二化粧板部75との間にフレーム50が挟み込まれ、フレーム50は棚板70に内包された状態となるので、棚板70を、フレーム50に一体的に設けることができる。
以上のような手順で収納家具3を容易に組み立てることができる。収納家具3の組み立て作業は、現場で行われてもよいし、予め工場で行われてもよい。
本実施形態によれば、以下のような優れた効果を奏する。
すなわち、第一化粧板部71が、フレーム50における一方の面に固定され、第二化粧板部75が、フレーム50における他方の面に設けられて第一化粧板部71と共にフレーム50を挟み込むだけで、棚板70を、フレーム50を内包した状態でフレーム50に一体的に設けることができ、フレーム50を内包した状態の棚板70を容易に形成することができる。そして、このようにフレーム50を棚板70に内包した状態とすることができるので、フレーム50と支持体60との接合箇所を棚板70によって覆い隠すことが可能となる。これにより、金属製の部材である支持体60と少なくとも表面が木目調の部材である棚板70との接合箇所を目立たないようにして、金属製の部材である支持体60と木目調の部材である棚板70とを組み合わせた収納家具3の意匠性を向上させることができる。
また、フレーム50の側面に沿って配置されるとともにフレーム50に固定された固定芯部73の厚さ寸法が、フレーム50の厚さ寸法と等しく設定されているので、固定芯部73とフレーム50の厚さ寸法が異なる場合に比して、第一化粧板部71と第二化粧板部75との間にフレーム50を挟み込みやすくなる。さらに、第一化粧板部71全体の厚さ寸法を極力抑えることができ、棚板70全体の厚さ寸法も極力抑えて薄く形成することができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具3の意匠性を向上させることができる。
また、第一化粧板部71における第一本体板材72の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部72aと、第二化粧板部75の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部76aを、第一化粧板部71における固定芯部73の溝部73aに納めることができるので、収納家具3の意匠性を向上させることができる。さらに、側端末部72a,76aが露出しないため、第一本体板材72と第二化粧板部75が剥がれにくくなり、収納家具3が高い意匠性を維持することに貢献できる。
また、本実施形態の収納家具3におけるフレーム50は、複数の羽部54を備えていて、複数の羽部54を、固定材74によって、第一化粧板部71における一対の固定芯部73の上面に固定するので、フレーム50の上面側から固定作業を行うことができ、作業性の向上に貢献できる。
また、一対の固定芯部73の上面には、複数の羽部54が嵌め入れられる座堀部73bが形成されているので、複数の羽部54の上面が固定芯部73の上面よりも上方に飛び出さないようにすることができる。これにより、棚板70の板厚を薄く抑えることができるので、シャープな印象を付与でき、収納家具3の意匠性を向上させることができる。
1 収納家具
2 収納家具
3 収納家具
10 フレーム
11 長手フレーム部
12 短手フレーム部
20 支持体
21 支柱部
22 横架部
30 棚板
31 第一化粧板部
32 第一本体板材
33 固定芯部
35 第二化粧板部
36 第二本体板材
37 側縁芯部
37a 溝部
40 棚板
41 第一化粧板部
42 第一本体板材
43 固定芯部
45 第二化粧板部
46 第二本体板材
47 側縁芯部
47a 溝部
50 フレーム
51 長手フレーム部
52 短手フレーム部
60 支持体
61 縦軸部
62 横架部
63 天井固定部
70 棚板
71 第一化粧板部
72 第一本体板材
73 固定芯部
73a 溝部
75 第二化粧板部
76 第二本体板材
80 ダウンライト

Claims (7)

  1. 金属製のフレームと、
    前記フレームが接合されて前記フレームを支持する金属製の支持体と、
    前記フレームを内包した状態で前記フレームに一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板と、を備え、
    前記棚板は、
    前記フレームにおける一方の面に固定された第一化粧板部と、
    前記フレームにおける他方の面に設けられて前記第一化粧板部と共に前記フレームを挟み込む第二化粧板部と、を有しており、
    前記第一化粧板部は、
    第一本体板材と、
    前記第一本体板材の裏面に固定された固定芯部と、を備え、
    前記固定芯部は、前記フレームの側面に沿って配置されるとともに前記フレームに固定されており、
    前記固定芯部の厚さ寸法は、前記フレームの厚さ寸法と等しく設定されていることを特徴とする収納家具。
  2. 請求項1に記載の収納家具において、
    前記第化粧板部は、
    本体板材と、
    前記第本体板材の裏面に固定されて前記棚板の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁に設けられた側縁芯部と、を備え、
    前記側縁芯部は、前記フレームの側面に沿って配置されており、
    前記側縁芯部の厚さ寸法は、前記フレームの厚さ寸法と等しく設定されていることを特徴とする収納家具。
  3. 請求項2に記載の収納家具において、
    前記第二化粧板部における前記側縁芯部は、断面視凹型に形成されて溝部を有し、
    前記第二化粧板部における前記第二本体板材の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部は、前記側縁芯部の前記溝部に巻き込まれて固定されており、
    前記第一化粧板部における前記第一本体板材の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部は、前記第二化粧板部側に屈曲して突出し、前記第二化粧板部における前記側縁芯部の前記溝部に差し込まれていることを特徴とする収納家具。
  4. 請求項に記載の収納家具において、
    前記第化粧板部における前記固定芯部は、前記第一本体板材の裏面のうち前記棚板の長さ方向に沿う一方及び他方の側縁に設けられ、かつ、断面視凹型に形成されて溝部を有し、
    前記第化粧板部における前記第本体板材の長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部は、前記固定芯部の前記溝部に巻き込まれて固定されており、
    前記第化粧板部は、長さ方向に沿う一方及び他方の側端末部、前記第化粧板部側に屈曲して突出し、前記第化粧板部における前記固定芯部の前記溝部に差し込まれていることを特徴とする収納家具。
  5. 金属製のフレームと、
    前記フレームが接合されて前記フレームを支持する金属製の支持体と、
    前記フレームを内包した状態で前記フレームに一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板と、を備え、
    前記棚板は、
    前記フレームにおける一方の面に固定された第一化粧板部と、
    前記フレームにおける他方の面に設けられて前記第一化粧板部と共に前記フレームを挟み込む第二化粧板部と、を有しており、
    前記フレームは、前記支持体に固定される固定フレーム部を有し、
    前記固定フレーム部は、前記支持体に接する面とは反対側の面から前記支持体に向かって設けられる固定材によって前記支持体に固定されていることを特徴とする収納家具。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の収納家具において、
    前記フレームにおける長手方向の長さと前記棚板における長手方向の長さは等しく設定され、
    前記フレームにおける短手方向の長さは、前記棚板における短手方向の長さよりも短く設定されていることを特徴とする収納家具。
  7. 金属製のフレームと、
    前記フレームが接合されて前記フレームを支持する金属製の支持体と、
    前記フレームを内包した状態で前記フレームに一体的に設けられている、少なくとも表面が非金属製の棚板と、を備え、
    前記棚板が、
    前記フレームにおける一方の面に固定された第一化粧板部と、
    前記フレームにおける他方の面に設けられて前記第一化粧板部と共に前記フレームを挟み込む第二化粧板部と、を有する収納家具を組み立てる方法であって、
    前記フレームを前記支持体に接合する工程と、
    前記棚板の前記第一化粧板部を、前記フレームにおける一方の面に固定する工程と、
    前記棚板の前記第二化粧板部を、前記フレームにおける他方の面に設けて前記第一化粧板部と共に前記フレームを挟み込むことで、前記フレームを前記棚板に内包した状態にする工程と、を有することを特徴とする収納家具の組立方法
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