JP7389644B2 - マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタ - Google Patents

マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタ Download PDF

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Description

本発明は、マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタに関する。
近年の光ファイバ通信システムでは、数十本から数千本といった多数の光ファイバが用いられ、伝送情報量が飛躍的に増大している。こうした光ファイバ通信システムにおける光ファイバの数を低減させるため、クラッドに複数のコアを配置するマルチコアファイバが提案されている。例えば、下記特許文献1には、クラッドの中心に配置される中心コアを中心とする円周上に6つの外側コアが等間隔で配置されるマルチコアファイバが記載されている。
特開2011-193459号公報
しかし、上記特許文献1のマルチコアファイバでは、クラッドの中心に中心コアが配置される。このような中心コアは全ての外側コアと隣り合っているため、中心コアにクロストークが集中する傾向がある。このため、このような中心コアのクロストークを抑制したいとの要請がある。
ところで、マルチコアファイバ同士を接続する場合において、一方のマルチコアファイバの複数のコアから所望のコアを特定し、また、他方のマルチコアファイバの複数のコアから所望のコアを特定して、特定した所望のコア同士を接続させたい場合がある。しかし、上記特許文献1のマルチコアファイバでは、6つの外側コアが等間隔で配置されており、外側コアが回転対称の位置に配置される。このため、マーカなどを用いない限り、一方及び他方のマルチコアファイバのそれぞれにおいて所望のコアを特定した上で、これらのマルチコアファイバ同士を接続させることは困難である。また、コアよりもマーカが小さい場合があり、この場合、マーカがあったとしても所望のコアを特定したうえで、これらマルチコアファイバ同士を接続させることは困難である。
そこで、本発明は、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的の達成のため、本発明のマルチコアファイバは、クラッドと、前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される3以上5以下のコアと、を備え、前記クラッドの中心にはコアが非配置であり、前記クラッドの中心と前記円周上に配置されるコアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°よりも大きいことを特徴とするものである。
このマルチコアファイバでは、クラッドの中心にはコアが非配置であるため、上記特許文献1と異なり、クラッドの中心に配置されるコアにクロストークが集中する問題が生じない。ところで、一般的に、マルチコアファイバでは、被覆層に光が吸収されることを抑制する観点や外乱などの影響がコアに及ぶことを抑制する観点等から、コアが被覆層からある程度離れた位置に配置される傾向がある。また、クロストーク抑制の観点からコア間距離を出来るだけ大きくする傾向がある。このため、クラッド径が同じであれば、クラッドの中心を中心とする円周上にコアが配置される場合における当該円の半径は、コアの数によらず概ね同じになる傾向がある。本発明のマルチコアファイバでは、上記円周上に配置されるコアの数は3以上5以下であり、かつ、上記角度が全て60°よりも大きいため、隣接するコア間の距離がクラッドの中心からコアまでの距離よりも大きい。このため、隣接するコア間の距離がクラッドの中心からコアまでの距離と等しい上記特許文献1のマルチコアファイバに比べて、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。
ところで、マルチコアファイバにおいてコアが回転対称に配置される場合、上述のようにマーカなどを用いない限り、所望のコアを特定することは困難である。しかし、本発明のマルチコアファイバでは、コアが非回転対称の位置に配置されるため、マーカなどを別途設けなくても、一方及び他方のマルチコアファイバのそれぞれにおいて所望のコアを容易に特定し得る。このため、マルチコアファイバ同士の接続を容易に行い得る。
ここで、非回転対称とは、マルチコアファイバを軸中心に1回転させない限り回転前のそれぞれのコアの配置と回転後のそれぞれのコアの配置とが一致しない関係をいう。
また、前記コアのうち少なくとも2つのコアは、前記クラッドの中心を通り、前記クラッドの径方向に沿って延在する線を基準として非線対称の位置にそれぞれ配置されることが好ましい。
このようにコアを非線対称の位置に配置すれば、マルチコアファイバの一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とが異なる。このため、マルチコアファイバの両端部を区別してマルチコアファイバ同士を接続させることができる。
また、前記角度が全て異なることが好ましい。
この場合、各コアのなす角度がそれぞれ異なるため、コアの全てを特定することが容易になり得る。
また、上記角度が全て異なる場合において、前記コアが4以上であり、最も狭い前記角度と2番目に狭い前記角度とが隣り合わないように前記コアが配置されることが好ましい。
このようにすれば、上記円周上に少なくとも3つのコアが密に配置されることを抑制することができる。このため、特定のコアにクロストークが集中することを効果的に抑制することができる。
また、前記コアは4以上であり、前記角度のうち2つの角度が他の角度と異なり、前記2つの角度が互いに異なるとともに前記他の角度が全て同一であってもよい。
この場合、複数のコアが非線対称の位置に配置される構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
また、上記目的の達成のため、本発明の光ファイバケーブルは、シースと、上記シース内に配置される上記いずれかに記載のマルチコアファイバを備えることを特徴とするものである。
上記マルチコアファイバによれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。したがって、このようなマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルであれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。
また、上記目的の達成のため、本発明の光コネクタは、フェルールと、上記いずれかに記載のマルチコアファイバと、を備え、上記マルチコアファイバは、上記フェルールのファイバ挿通孔内に配置されることを特徴とするものである。
上記マルチコアファイバによれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。したがって、このようなマルチコアファイバを備える光コネクタであれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。
以上のように、本発明によれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを提供することができる。
従来の光ファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第2実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第3実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第4実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルの一例の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバを備える光コネクタの一例の先端側を示す平面図である。 図7に示す光コネクタのフェルール及びマルチコアファイバを示す正面図である。
以下、本発明に係るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、以下の実施形態から変更、改良することができる。また、本明細書では、理解を容易にするために、各部材の寸法が誇張して示されている場合がある。
(参考例)
まず、実施形態を説明する前に参考例について説明する。図1は、参考例のマルチコアファイバ100の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、図1では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されている。
図1に示すように、参考例のマルチコアファイバ100は、クラッド103と、クラッド103の中心に配置される中心コア101と、クラッド103の中心を中心とする円周Cr上に配置される6つの外側コア102A~102Fと、クラッド103を覆う被覆層と、を主な構成として備えている。なお、図1では、図が複雑になることを避けるために被覆の図示が省略されている。マルチコアファイバ100では、1つの外側コア102Aを基準として時計回りに外側コア102B、外側コア102C、外側コア102D、外側コア102E、及び外側コア102Fが順に配置されている。
中心コア101及び外側コア102A~102Fは、それぞれ同一の直径及び同一の屈折率に形成されており、基本モードの光を伝搬させたり、基本モードの光に加えていくつかの高次モードの光を伝搬させる。中心コア101及び外側コア102A~102Fのそれぞれの屈折率は、クラッド103の屈折率よりも高い。中心コア101及び外側コア102A~102Fを構成する材料としては、例えば、屈折率を上昇させるゲルマニウム(Ge)等の元素が添加された石英が挙げられる。中心コア101及び外側コア102A~102Fに屈折率を上昇させる元素が添加される場合、クラッド103を構成する材料としては、例えば、何らドーパントが添加されていない純粋石英や屈折率を低下させるフッ素(F)等の元素が添加された石英を挙げることができる。また、中心コア101及び外側コア102A~102Fを構成する材料としては、例えば、上記純粋石英を挙げることができる。中心コア101及び外側コア102A~102Fを純粋石英から形成する場合、クラッド103を構成する材料としては、屈折率を低下させるフッ素(F)等の元素が添加された石英を挙げることができる。
本例では、中心コア101及び互いに隣接する2つの外側コアは、これら3つのコアのそれぞれの中心を頂点とする正三角形上に配置されている。このため、中心コア101の中心と外側コア102A~102Fのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う線同士のなす角度は全て60°である。したがって、中心コア101の中心と外側コア102A~102Fのそれぞれの中心とを結ぶ線分を半径とする円を円周Crとすると、円周Crの半径CPと、隣接する外側コアの中心を結ぶ線分の長さに相当するコア間距離PPとは、同じ長さである。このため、本例の外側コア102A~102Fは、クラッド103の中心を中心とする円周上の回転対称の位置に配置されるとともに、クラッド103の中心を通る所定の基準線SLを基準として線対称の位置に配置されている。また、コア間距離PPは、例えば概ね25μm~概ね50μmであり、隣接する外側コア間のクロストークが所定の基準値以下に抑制されている。
このようなマルチコアファイバ100では、クラッド103の中心に中心コア101が配置される。このような中心コア101は全ての外側コア102A~102Fと隣り合っているため、中心コア101にクロストークが集中する傾向がある。また、外側コア102A~102Fの配置が上述のように回転対称であるため、マーカなどを用いない限り、外側コア102A~102Fから特定のコアを見分けることが困難である。また、外側コア102A~102Fの配置が上述のように線対称であるため、マルチコアファイバ100の一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とが同じである。このため、マルチコアファイバ100の一端と他端とを区別することが困難である。
(第1実施形態)
次に、第1実施形態について説明する。図2は、第1実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、図2では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されている。
図2に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ10は、クラッド13と、クラッド13の中心13Aを中心とする円周Cr上に配置される4つのコア12A~12Dと、クラッド13を覆う被覆層と、を備えている。また、クラッド13の中心13Aにはコアが非配置であり、クラッド13の中心13Aとコア12A~12Dとの間、及び、コア12A~12Dよりも外側には、コアが非配置である。なお、図2では、図が複雑になることを避けるために被覆層の図示が省略されている。マルチコアファイバ10では、1つのコア12Aを基準として時計回りにコア12B、コア12C、及びコア12Dが順に配置されている。
クラッド13は、参考例におけるクラッド103と同一の材料から形成されており、クラッド103と同一の直径及び同一の屈折率に形成されている。また、コア12A~12Dは、参考例における中心コア101及び外側コア102A~102Fと同一の材料から形成されており、中心コア101及び外側コア102A~102Fと同一のコア直径及び同一の屈折率に形成されている。
ここで、クラッド13の中心13Aとコア12A~12Dのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う線同士のなす角度をコアのなす角度とすると、本実施形態では、コアのなす角度は全て60°よりも大きい。複数のコアのなす角度θ1~θ4のうち、コア12C,12Dのなす角度θ3は99°である。一方、コア12A,12Bのなす角度θ1、コア12B,12Cのなす角度θ2、及びコア12D,12Aのなす角度θ4は、それぞれ87°である。このように、本実施形態では、コアのなす角度θ1~θ4のうち1つの角度θ3のみが他の角度と相違しており他の角度θ1,θ2,θ4は全て同一である。このため、コア12A~12Dは円周Cr上の非回転対称の位置に配置されている。ここで、上述した線は、クラッド13の中心とコア12A~12Dのそれぞれの中心とを結んでいるが、当該線は、必ずしもそれぞれのコアの中心を通る必要はない。例えば、上述した線は、クラッド13の中心とコア12A~12Dのそれぞれの非中心部とを結んでもよい。
次に、本実施形態のコアのなす角度と、円周Crの半径CPと、コア間距離との関係について説明する。
円周Crの半径CPとコア間距離との大小関係はコアのなす角度によって決まる。上述のように、コア12A,12Bのなす角度θ1は87°であるため、頂角の角度が87°である二等辺三角形における当該頂角をなす頂点上にクラッド13の中心13Aが位置し、底角をなす頂点上にコア12A,12Bの中心が位置する。この二等辺三角形における二つの等辺の長さはそれぞれ円周Crの半径CPである。したがって、コア12A,12Bのコア間距離PP1は円周Crの半径CPよりも大きい。
上述のように、コアのなす角度θ1~θ4は60°よりも大きい。したがって、コア12B,12Cのコア間距離PP2、コア12C,12Dのコア間距離PP3、及びコア12D,12Aのコア間距離PP4は、それぞれ円周Crの半径CPよりも大きい。
以上説明したように、本実施形態のマルチコアファイバ10は、クラッド13と、クラッド13の中心13Aを中心とする円周Cr上の非回転対称の位置に配置される4つのコア12A~12Dと、を備え、クラッド13の中心13Aにはコアが非配置であり、コアのなす角度θ1~θ4が全て60°よりも大きい。
このような本実施形態のマルチコアファイバ10によれば、クラッド13の中心13Aにはコアが非配置であるため、上記参考例と異なり、クラッドの中心に配置されるコアにクロストークが集中する問題が生じない。ところで、一般的に、マルチコアファイバでは、被覆層に光が吸収されることを抑制する観点や外乱などの影響がコアに及ぶことを抑制する観点等から、コアが被覆層からある程度離れた位置に配置される傾向がある。また、クロストーク抑制の観点からコア間距離を出来るだけ大きくする傾向がある。このため、クラッド径が同じであれば、クラッドの中心を中心とする円周上にコアが配置される場合における当該円の半径は、コアの数によらず概ね同じになる傾向がある。マルチコアファイバ10では、円周Cr上に配置されるコアの数は3以上5以下であり、かつ、コアのなす角度θ1~θ4が全て60°よりも大きいため、コア間距離がクラッドの中心からコアまでの距離よりも大きい。このため、コア間距離がクラッドの中心からコアまでの距離と等しい例えば参考例のマルチコアファイバ100に比べて、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。
また、本実施形態では、上述のように、コア12A~12Dの配置が非回転対称であるため、マーカなどを別途設けなくても、コア12A~12Dの中から所望のコアを特定することが容易になり得る。したがって、特定した所望のコア同士を対応させてマルチコアファイバ10同士を接続することが容易になり得る。
また、本実施形態では、コアの数が4つである例を説明したが、コアの数が3つであってもよいし、5つであってもよい。このような場合に、コアのなす角度がすべて60°よりも大きければ、全てのコア間距離が円周Crの半径CPよりも大きい。このため、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。また、コアの数が3つ又は5つの場合にコアを非回転対称に配置されることで、複数のコアの中から所望のコアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。
なお、本実施形態においてコアが3つの場合、例えば、2つのコアのなす角度をそれぞれ115°とし、残り1つのコアのなす角度を130°としてもよい。また、2つのコアのなす角度をそれぞれ110°とし、残り1つのコアのなす角度を140°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。
また、本実施形態においてコアが5つの場合、例えば、4つのコアのなす角度をそれぞれ70°とし、残り1つのコアのなす角度を80°としてもよい。また、4つのコアのなす角度をそれぞれ69°とし、残り1つのコアのなす角度を84°としてもよい。また、4つのコアのなす角度をそれぞれ68°とし、残り1つのコアのなす角度を88°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。以上により、複数の外側コアのなす角度のうち、1つの角度のみが他の角度と異なり、当該他の角度が全て同一であってもよい。この様な構造によると、上述した他の角度が全て同一である為、非回転対称を満たす構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図3では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図3に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ20の構成は、コア12A~12Dの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態では、コアのなす角度は全て60°よりも大きい。複数のコアのなす角度θ1~θ4のうち、角度θ1,θ2はそれぞれ85°であり、角度θ3は91°であり、角度θ4は99°である。このように、本実施形態では、コアのなす角度θ1~θ4のうち2つの角度θ3,θ4が他の角度θ1,θ2と異なり、他の角度θ1,θ2が同一である。また、これら2つの角度θ3,θ4が互いに異なる。図3に示す構成であれば、コア12A~12Dは非回転対称の位置に配置されるとともに、円周Crもしくはクラッドの中心を通り、クラッドの径方向に沿って延在する線を基準とする非線対称の位置に配置される。ここで、円周Crもしくはクラッドの中心を通り、クラッドの径方向に沿って延在する線を基準とする非線対称の位置に配置されるコアは上述したコア数に限定されず、少なくとも2つのコアがそれぞれ配置されていればよい。
このように、本実施形態では、コア12A~12Dが非回転対称の位置に配置されるため、コア12A~12Dの中から所望のコアを特定することが容易になり得る。このため、特定した所望のコア同士を対応させてマルチコアファイバ20同士を接続することが容易になり得る。また、コア12A~12Dが図3に示すように非線対称の位置に配置されれば、マルチコアファイバ20の一端における複数のコアの見え方と、他端における複数のコアの見え方とがそれぞれ異なる。このため、マルチコアファイバ20の一端と他端とを区別してマルチコアファイバ20同士を接続することができる。
ところで、上述のように、コアのなす角度θ1~θ4は60°よりも大きい。このため、本実施形態におけるコア間距離PP1~PP4は、円周Crの半径CPよりも大きい。このため、半径CPがコア間距離PP1~PP4と同じ大きさである場合に比べて、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。
この場合、複数のコアが非線対称の位置に配置される構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
また、本実施形態において、第1実施形態と同様にコアの数が5つであってもよい。この場合でも、第1実施形態で説明したように、コア間距離が円周Crの半径CPよりも大きい。このため、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。また、5つのコアを非回転対称に配置すれば、上記のように複数のコアの中から所望のコアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。
なお、本実施形態においてコアが5つの場合、例えば、3つのコアのなす角度をそれぞれ68°、残り2つのコアのなす角度のうち一方の角度を74°、かつ他方の角度を82°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図4では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図4に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ30の構成は、コア12A~12Dの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10及び第2実施形態のマルチコアファイバ20と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態では、コアのなす角度は全て60°よりも大きい。コアのなす角度θ1~θ4のうち、角度θ1が最も狭い角度の85°、角度θ2が2番目に狭い角度の88°、角度θ3が92°、及び角度θ4が95°である。このように、本実施形態では、角度θ1~θ4が全て異なる。また、角度θ1~θ4のうち最も狭い角度θ1と2番目に狭い角度θ2とが隣り合っている。このような構成でれば、コア12A~12Dが非回転対称の位置に配置されるとともに、円周Crの中心を通る線を基準として非線対称の位置に配置される。
このように、本実施形態では、コアのなす角度θ1~θ4が全て異なるため、コア12A~12Dのそれぞれを特定し得る。したがって、一方のマルチコアファイバ30のコア12A~12Dのそれぞれと他方のマルチコアファイバ30のコア12A~12Dのそれぞれとを対応させてマルチコアファイバ30同士を接続することが容易になり得る。また、コア12A~12Dの配置が非線対称であるため、マルチコアファイバ30の一端における複数のコアの見え方と、他端における複数のコアの見え方とがそれぞれ異なる。このため、マルチコアファイバ30の一端と他端とを区別してマルチコアファイバ30同士を接続することができる。
また、本実施形態において、コアの数が3つであってもよいし、5つであってもよい。この場合でも、第1実施形態で説明したように、コア間距離が円周Crの半径CPよりも大きい。このため、隣り合うコア同士のクロストークを抑制することができる。また、3つ又は5つのコアを非回転対称に配置すれば、上記のように複数のコアの中から所望のコアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。また、コアのなす角度が全て異なれば、上述のようにコアの配置が非線対称となる。したがって、マルチコアファイバの一端における複数のコアの見え方と、他端における複数のコアの見え方とが異なるため、マルチコアファイバの一端と他端と区別してマルチコアファイバ同士を接続することができる。
なお、本実施形態においてコアが3つの場合、コアのなす角度を例えば時計回りに115°、120°、125°としてもよいし、110°、120°、130°としてもよい。あるいは、他の角度であってもよい。また、本実施形態においてコアが5つの場合、例えば、コアのなす角度を時計回りに66°、69°、72°、75°、及び78°としてもよい。あるいは、他の角度であってもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図5では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図5に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ40の構成は、コア12A~12Dの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10、第2実施形態のマルチコアファイバ20、及び第3実施形態のマルチコアファイバ30と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態のマルチコアファイバ40は、コアのなす角度が全て異なる点において第3実施形態のマルチコアファイバ30と同様であるが、コア12A~12Dの配置がマルチコアファイバ30におけるコア12A~12Dの配置と異なっている。本実施形態では、角度θ1が最も狭い角度の85°、角度θ2が92°、角度θ3が2番目に狭い角度の88°、及び角度θ4が95°である。このように、本実施形態では、最も狭い角度85°と、2番目に狭い角度88°とが隣り合わないようにコア12A~12Dが配置される。
このような構成によれば、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、上述のように、最も狭いコアのなす角度と、2番目に狭いコアのなす角度とが隣り合わないようにコア12A~12Dが配置されるため、円周Cr上に少なくとも3つのコアが密に配置されることを抑制することができる。このため、コア12A~12Dのうち特定のコアにクロストークが集中することを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態においてコアの数が5つであってもよい。この場合、例えば、コアのなす角度を時計回りに66°、75°、72°、69°、及び78°としてもよい。このような角度のパターンであれば、最も狭いコアのなす角度66°と、2番目に狭いコアのなす角度69°とが隣り合わない。なお、最も狭いコアのなす角度と、2番目に狭いコアのなす角度とが隣り合わないような他の角度のパターンでコアを配置してもよい。
以上、本発明のマルチコアファイバについて第1~第4実施形態を例にして説明したが、これに限られない。マルチコアファイバが、クラッドと、上記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される3以上5以下のコアと、を備え、上記クラッドの中心には上記コアが非配置であり、上記クラッドの中心と上記コアのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う上記線同士のなす角度が全て60°よりも大きい限りにおいて、マルチコアファイバの構成を変更することができる。
例えば、マルチコアファイバをトレンチ型に形成してもよい。
また、互いに隣り合うコアの屈折率や直径が互いに異なっていてもよい。
また、上記実施形態で説明したコアのなす角度は例示的なものであり、コアのなす角度は適宜変更することができる。
次に、本発明のマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルの一例について説明する。
図6は、第1実施形態のマルチコアファイバ10を備える光ファイバケーブル1の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。図6に示すように、光ファイバケーブル1は、シース4及びシース4内に配置される第1実施形態に係るマルチコアファイバ10を備える。マルチコアファイバ10は、コア12A~12Dと、クラッド13と、クラッド13を覆う被覆14とを含む。なお、図が複雑になることを避けるために、図6では、コア12A~12Dの図示が省略されている。
シース4は、長手方向に垂直な断面の形状が円筒状の形状をしており、当該断面における中心部は円形の空洞となっている。このシース4は、シース本体部41と、強化部材42とからなる。シース本体部41は、樹脂から成り、シース4の外形を形成している。シース本体部41を構成する樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂を挙げることができる。この熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂を挙げることができる。強化部材42は、例えばワイヤから成り、光ファイバケーブル1に強度を与える部材である。強化部材42は、例えば、銅、鉄、ニッケル、ステンレス鋼または繊維強化プラスチック(FRP)等から成る。
このような光ファイバケーブル1は、上述のように、クロストークが抑制され得るマルチコアファイバ10によって構成される。このため、光ファイバケーブルのクロストークを抑制することができる。また、光ファイバケーブル1同士を接続する際には、上述のように、一方の光ファイバケーブル1に含まれる各マルチコアファイバ10の所望のコア(例えばコア12A)を特定し得、他方の光ファイバケーブル1に含まれる各マルチコアファイバ10における上記一方のマルチコアファイバの所望のコアに対応するコア(例えばコア12A)を特定し得る。したがって、所望のコア同士を対応させつつ光ファイバケーブル1同士を接続することが容易になり得る。
なお、第1実施形態のマルチコアファイバ10に代えて、又は、マルチコアファイバ10とともに、第2実施形態のマルチコアファイバ20、第3実施形態のマルチコアファイバ30、及び第4実施形態のマルチコアファイバ40の少なくとも1つを用いて光ファイバケーブルを構成してもよい。
また、上記光ファイバケーブル1は例示的なものであり、他の構成の光ファイバケーブルであってもよい。
次に、本発明のマルチコアファイバを備える光コネクタの一例について説明する。
図7は、第1実施形態に係るマルチコアファイバ10を備える光コネクタ2の先端側を示す平面図である。この光コネクタ2は、例えばMPO(Multifiber Push-ON)光コネクタである。図7に示すように、光コネクタ2は、少なくとも1つのマルチコアファイバ10と、フェルール50とを備えている。フェルール50は、マルチコアファイバ10の先端部を保持する部材であり、例えば樹脂から形成される。また、マルチコアファイバ10は、フェルール50のファイバ挿通孔内に配置されている。
図8は、図7に示す光コネクタ2のフェルール50及びマルチコアファイバ10を示す正面図である。図8に示すように、フェルール50には、1対のガイドピン挿通孔52と、複数のファイバ挿通孔51とが形成されている。ガイドピン挿通孔52には、不図示のガイドピンが挿通され、このガイドピンを介して一方側の光コネクタ2と他方側の光コネクタ2とが接続される。ファイバ挿通孔51には、マルチコアファイバ10の先端部が挿通され、マルチコアファイバ10の先端部がフェルール50の先端面50Aから突出する。なお、マルチコアファイバ10の先端面50Aから突出する部分を切り取り、マルチコアファイバ10の先端面とフェルール50の先端面50Aとを面一にしてもよい。
このような光コネクタ2は、上述のように、クロストークが抑制され得るマルチコアファイバ10によって構成される。このため、光コネクタ2のクロストークを抑制することができる。また、光コネクタ2同士を接続する際には、上述のように、一方の光コネクタ2に含まれる各マルチコアファイバ10の所望のコアを特定し得、他方の光コネクタ2に含まれる各マルチコアファイバ10における上記一方のマルチコアファイバの所望のコアに対応するコアを特定し得る。したがって、所望のコア同士を対応させつつ光コネクタ2同士を接続することが容易になり得る。また、この場合、光コネクタ2に含まれる複数のマルチコアファイバの所望の外側コアを特定し得、複数のマルチコアファイバのコア配置をコネクタ断面において同じように整列させることが容易である。
なお、第1実施形態のマルチコアファイバ10に代えて、又は、マルチコアファイバ10とともに、第2実施形態のマルチコアファイバ20、第3実施形態のマルチコアファイバ30、及び第4実施形態のマルチコアファイバ40の少なくとも1つを用いて光コネクタを構成してもよい。
また、上記光コネクタ2は例示的なものであり、他の構成の光コネクタであってもよい。
本発明によれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタが提供され、例えば通信などの分野において利用可能である。
1・・・光ファイバケーブル
2・・・光コネクタ
10,20,30,40・・・マルチコアファイバ
12A,12B,12C,12D・・・コア
13・・・クラッド
13A・・・クラッドの中心
Cr・・・円周
CP・・・半径
PP1~PP4・・・コア間距離
θ1~θ4・・・コアのなす角度

Claims (7)

  1. クラッドと、
    前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される4以上5以下のコアと、
    を備え、
    前記クラッドの中心にはコアが非配置であり、
    前記クラッドの中心と前記円周上に配置されるコアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°よりも大きく、
    前記角度が全て異なり、
    最も狭い前記角度と2番目に狭い前記角度とが隣り合わないように前記コアが配置される
    ことを特徴とするマルチコアファイバ。
  2. クラッドと、
    前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される4以上5以下のコアと、
    を備え、
    前記クラッドの中心にはコアが非配置であり、
    前記クラッドの中心と前記円周上に配置されるコアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°よりも大きく、
    前記角度のうち2つの角度が他の角度と異なり、
    前記2つの角度が互いに異なるとともに前記他の角度が全て同一である
    ことを特徴とするマルチコアファイバ。
  3. 前記コアのうち少なくとも2つのコアは、前記クラッドの中心を通り、前記クラッドの径方向に沿って延在する線を基準として非線対称の位置にそれぞれ配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のマルチコアファイバ。
  4. 前記マルチコアファイバは通信用途である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
  5. 前記コアの数が4である
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
  6. シースと、
    前記シース内に配置される請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバと、
    を備える
    ことを特徴とする光ファイバケーブル。
  7. フェルールと、
    請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバと、
    を備え、
    前記マルチコアファイバの一端は、前記フェルールのファイバ挿通孔内に配置される
    ことを特徴とする光コネクタ。

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