JP7352464B2 - マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタ - Google Patents

マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタ Download PDF

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Description

本発明は、マルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタに関する。
近年の光ファイバ通信システムでは、数十本から数千本といった多数の光ファイバが用いられ、伝送情報量が飛躍的に増大している。こうした光ファイバ通信システムにおける光ファイバの数を低減させるため、クラッドに複数のコアを配置するマルチコアファイバが提案されている。例えば、下記特許文献1には、クラッドの中心に配置される中心コア、及び、クラッドを中心とする円周上に等間隔で配置される6つの外側コアを有するマルチコアファイバが記載されている。
特開2011-193459号公報
しかし、上記特許文献1のマルチコアファイバでは、互いに隣接する2つの外側コアと中心コアとが正三角形の各頂点上に配置され、中心コアから外側コアまでの距離が隣接する外側コア間の距離と等しい。このような構成のマルチコアファイバにおいて中心コアのクロストークを抑制したいとの要請がある。
ところで、マルチコアファイバ同士を接続する場合において、一方のマルチコアファイバの複数のコアから所望のコアを特定し、また、他方のマルチコアファイバの複数のコアから所望のコアを特定して、特定した所望のコア同士を接続させたい場合がある。しかし、上記特許文献1のマルチコアファイバでは、6つの外側コアが等間隔で配置されており、外側コアが回転対称の位置に配置される。このため、マーカなどを用いない限り、一方及び他方のマルチコアファイバのそれぞれにおいて所望のコアを特定した上で、これらのマルチコアファイバ同士を接続させることは困難である。また、コアよりもマーカが小さい場合があり、この場合、マーカがあったとしても所望のコアを特定したうえで、これらマルチコアファイバ同士を接続させることは困難である。
そこで、本発明は、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的の達成のため、本発明のマルチコアファイバは、クラッドと、前記クラッドの中心に配置される中心コアと、前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される7以上の外側コアと、を備え、前記中心コアと前記外側コアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°以下であることを特徴とするものである。
一般的に、マルチコアファイバでは、隣接する外側コア間のクロストークを抑制するために、互いに隣接する外側コア同士をある程度離す必要がある。このため、外側コアのコア数が多くなれば、隣接する外側コア同士をある程度離すために、中心コアと外側コアとの距離が長くなる傾向がある。上記マルチコアファイバの外側コアのコア数は7以上であり、外側コアのコア数が6である上記特許文献1のマルチコアファイバに比べて多く、このマルチコアファイバでは上記角度が全て60°以下であるため、中心コアと外側コアとのコア間距離は、互いに隣接する外側コア間の距離以上である。従って、互いに隣接する外側コア間の距離が最も小さな当該外側コア間の距離を上記特許文献1における外側コア間の距離と同じ長さにする場合、上記特許文献1のマルチコアファイバと比較して、中心コアから外側コアまでの距離が長い。このため、本発明のマルチコアファイバによれば、中心コアにおける外側コアからのクロストークの総和に起因するクロストークを抑制することができる。
ところで、マルチコアファイバにおいて外側コアが回転対称に配置される場合、上述のようにマーカなどを用いない限り、所望のコアを特定することは困難である。しかし、本発明のマルチコアファイバでは、外側コアが非回転対称の位置に配置されるため、マーカなどを別途設けなくても、一方及び他方のマルチコアファイバのそれぞれにおいて所望の外側コアを容易に特定し得る。このため、マルチコアファイバ同士の接続を容易に行い得る。
ここで、非回転対称とは、マルチコアファイバを軸中心に1回転させない限り回転前のそれぞれのコアの配置と回転後のそれぞれのコアの配置とが一致しない関係をいう。
なお、前記角度が全て60°未満であることが好ましい。
この場合、中心コアから外側コアまでの距離は、いずれの外側コア間の距離よりも長くなる。よって、中心コアのクロストークをより効果的に抑制することができる。
また、前記外側コアのうち少なくとも2つの外側コアは、前記中心コアを通り、前記クラッドの径方向に沿って延在する線を基準として非線対称の位置にそれぞれ配置されることが好ましい。
このように外側コアが非線対称の位置に配置されることで、マルチコアファイバの一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とが異なる。このため、マルチコアファイバの両端部を区別してマルチコアファイバ同士を接続させることができる。
また、前記角度が全て異なることが好ましい。
この場合、各外側コアのなす角度がそれぞれ異なるため、外側コアの全てを特定することが容易になり得る。
また、上記角度が全て異なる場合において、最も狭い前記角度と2番目に狭い前記角度とが隣り合わないように前記外側コアが配置されることが好ましい。
このようにすれば、上記円周上に少なくとも3つのコアが密に配置されることを抑制することができる。このため、外側コアのうち特定の外側コアにクロストークが集中することを効果的に抑制することができる。
また、前記角度のうち2つの角度が他の角度と異なり、前記2つの角度が互いに異なるとともに前記他の角度が全て同一であってもよい。
この場合、複数のコアが非線対称の位置に配置される構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
また、上記目的の達成のため、本発明の光ファイバケーブルは、シースと、上記シース内に配置される上記いずれかに記載のマルチコアファイバを備えることを特徴とするものである。
上記マルチコアファイバによれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。したがって、このようなマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルであれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。
また、上記目的の達成のため、本発明の光コネクタは、フェルールと、上記いずれかに記載のマルチコアファイバと、を備え、上記マルチコアファイバは、上記フェルールのファイバ挿通孔内に配置されることを特徴とするものである。
上記マルチコアファイバによれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。したがって、このようなマルチコアファイバを備える光コネクタであれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得る。
以上のように、本発明によれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを提供することができる。
従来の光ファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第2実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第3実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第4実施形態に係るマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルの一例の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。 第1実施形態に係るマルチコアファイバを備える光コネクタの一例の先端側を示す平面図である。 図7に示す光コネクタのフェルール及びマルチコアファイバを示す正面図である。
以下、本発明に係るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタを実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、以下の実施形態から変更、改良することができる。また、本明細書では、理解を容易にするために、各部材の寸法が誇張して示されている場合がある。
(参考例)
まず、実施形態を説明する前に参考例について説明する。図1は、参考例のマルチコアファイバ100の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、図1では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されている。
図1に示すように、参考例のマルチコアファイバ100は、クラッド103と、クラッド103の中心に配置される中心コア101と、クラッド103の中心を中心とする円周Cr上に配置される6つの外側コア102A~102Fと、クラッド103を覆う被覆層と、を主な構成として備えている。なお、図1では、図が複雑になることを避けるために被覆の図示が省略されている。マルチコアファイバ100では、1つの外側コア102Aを基準として時計回りに外側コア102B、外側コア102C、外側コア102D、外側コア102E、及び外側コア102Fが順に配置されている。
中心コア101及び外側コア102A~102Fは、それぞれ同一の直径及び同一の屈折率に形成されており、基本モードの光のみを伝搬させたり、基本モードの光に加えていくつかの高次モードの光を伝搬させる。中心コア101及び外側コア102A~102Fのそれぞれの屈折率は、クラッド103の屈折率よりも高い。中心コア101及び外側コア102A~102Fを構成する材料として、例えば、屈折率を上昇させるゲルマニウム(Ge)等の元素が添加された石英が挙げられる。中心コア101及び外側コア102A~102Fに屈折率を上昇させる元素が添加される場合、クラッド103を構成する材料としては、例えば、何らドーパントが添加されていない純粋石英や屈折率を低下させるフッ素(F)等の元素が添加された石英を挙げることができる。また、中心コア101及び外側コア102A~102Fを構成する材料として、例えば、上記純粋石英を挙げることができる。中心コア101及び外側コア102A~102Fを純粋石英から形成する場合、クラッド103を構成する材料としては、屈折率を低下させるフッ素(F)等の元素が添加された石英を挙げることができる。
本例では、中心コア101及び互いに隣接する2つの外側コアは、それぞれのコアの中心が正三角形の各頂点上に位置するように配置されている。このため、中心コア101の中心と外側コア102A~102Fのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う線同士のなす角度は全て60°である。したがって、中心コア101の中心と外側コア102A~102Fのそれぞれの中心とを結ぶ線分を半径とする円を円周Crとすると、円周Crの半径CPと、隣接する外側コアの中心を結ぶ線分の長さに相当するコア間距離PPとは、同じ長さである。このため、本例の外側コア102A~102Fは、クラッド103の中心を中心とする円周上の回転対称の位置に配置されるとともに、クラッド103の中心を通る所定の基準線SLを基準として線対称の位置に配置されている。また、コア間距離PPは、例えば概ね25μm~概ね50μであり、隣接する外側コア間のクロストークが所定の基準値以下に抑制されている。
このようなマルチコアファイバ100では、外側コア102A~102Fの配置が上述のように回転対称であるため、マーカなどを用いない限り、外側コア102A~102Fから特定のコアを見分けることが困難である。また、外側コア102A~102Fの配置が上述のように線対称であるため、マルチコアファイバ100の一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とが同じである。このため、マルチコアファイバ100の一端と他端とを区別することが困難である。
(第1実施形態)
次に、第1実施形態について説明する。図2は、第1実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、図2では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されている。
図2に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ10は、クラッド13と、クラッド13の中心に配置される中心コア11と、クラッド13の中心を中心とする円周Cr上に配置される7つの外側コア12A~12Gと、クラッド13を覆う被覆層と、を備えている。また、中心コア11と外側コア12A~12Gとの間、及び、外側コア12A~12Gよりも外側には、コアが非配置である。なお、図2では、図が複雑になることを避けるために被覆層の図示が省略されている。マルチコアファイバ10では、1つの外側コア12Aを基準として時計回りに外側コア12B、外側コア12C、外側コア12D、外側コア12E、外側コア12F、及び外側コア12Gが順に配置されている。
クラッド13は、参考例におけるクラッド103と同一の材料から形成されており、クラッド103と同一の直径及び同一の屈折率に形成されている。また、中心コア11及び外側コア12A~12Gは、参考例における中心コア101及び外側コア102A~102Fと同一の材料から形成されており、中心コア101及び外側コア102A~102Fと同一のコア直径及び同一の屈折率に形成されている。
ここで、中心コアの中心と外側コアのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う線同士のなす角度を外側コアのなす角度とすると、本実施形態では、外側コアのなす角度は全て60°以下である。複数の外側コアのなす角度θ1~θ7のうち、外側コア12A,12Bのなす角度θ1は60°である。一方、外側コア12B,12Cのなす角度θ2、外側コア12C,12Dのなす角度θ3、外側コア12D,12Eのなす角度θ4、外側コア12E,12Fのなす角度θ5、外側コア12F,12Gのなす角度θ6、及び外側コア12G,12Aのなす角度θ7は、それぞれ50°である。このように、本実施形態では、外側コアのなす角度θ1~θ7のうち1つの角度θ1のみが他の角度と相違しており他の角度θ2~θ7は全て同一である。このため、外側コア12A~12Gは円周Cr上の非回転対称の位置に配置されている。ここで、上述した線は、中心コア11の中心と外側コア12A~12Gのそれぞれの中心とを結んでいるが、当該線は、必ずしもそれぞれのコアの中心を通る必要はない。例えば、上述した線は、中心コア11の非中心部と外側コア12A~12Gのそれぞれの中心とを結んでもよいし、中心コア11の中心と外側コア12A~12Gのそれぞれの非中心部とを結んでもよいし、中心コア11の非中心部と外側コア12A~12Gのそれぞれの非中心部とを結んでもよい。
次に、本実施形態の外側コアのなす角度と、円周Crの半径CPと、コア間距離との関係について説明する。
円周Crの半径CPとコア間距離との大小関係は外側コアのなす角度によって決まる。上述のように、外側コア12A,12Bのなす角度θ1は60°であるため、中心コア11及び外側コア12A,12Bは、それぞれのコアの中心が正三角形の各頂点上に位置するように配置される。したがって、外側コア12A,12Bのコア間距離PP1は円周Crの半径CPと同じ大きさである。一方、外側コア12B,12Cのなす角度θ2は50°であるため、頂角の角度が50°である二等辺三角形における当該頂角をなす頂点上に中心コア11の中心が位置し、底角をなす頂点上に外側コア12B,12Cの中心が位置する。この二等辺三角形における二つの等辺の長さはそれぞれ円周Crの半径CPである。したがって、外側コア12B,12Cのコア間距離PP2は円周Crの半径CPよりも小さい。
上述のように、外側コアのなす角度θ3~θ7も50°である。したがって、外側コア12C,12Dのコア間距離PP3、外側コア12D,12Eのコア間距離PP4、外側コア12E,12Fのコア間距離PP5、外側コア12F,12Gのコア間距離PP6、及び外側コア12G,12Aのコア間距離PP7は、それぞれ円周Crの半径CPよりも小さい。
また、本実施形態のマルチコアファイバ10は、例えば、コア間距離PP2~PP7が参考例のコア間距離PPと同じ大きさになるように構成される。この場合、コア間距離PP1がコア間距離PPよりも大きくなる。したがって、このような構成のマルチコアファイバ10では、隣り合う外側コア間のクロストークが参考例と同程度以下に抑制される。
以上説明したように、本実施形態のマルチコアファイバ10は、クラッド13と、クラッド13の中心に配置される中心コア11と、クラッド13の中心を中心とする円周Crにおける非回転対称の位置に配置される7つの外側コア12A~12Gと、を備え、外側コアのなす角度θ1~θ7が全て60°以下である。
このような本実施形態のマルチコアファイバ10によれば、7つの外側コアのなす角度θ1~θ7が全て60°以下であるため、上述のように、中心コア11と外側コアとのコア間距離に等しい円周Crの半径CPは、互いに隣接する外側コア間のコア間距離PP2~PP7以上である。ところで、クロストークを抑制する観点から、外側コア間の最低の距離はある程度以上でなければならない。そこで、互いに隣接する外側コア間の距離が最も小さな当該コア間距離PP2~PP7を比較例におけるコア間距離PPと同じ長さにする場合、比較例のマルチコアファイバ100と比較して、中心コアから外側コアまでの距離が長い。このため、本実施形態のマルチコアファイバ10によれば、中心コア11のクロストークが抑制され得る。したがって、本実施形態のマルチコアファイバ10によれば、中心コア11における外側コアからのクロストークの総和に起因するクロストークを抑制することができる。
また、本実施形態では、上述のように、外側コア12A~12Gの配置が非回転対称であるため、マーカなどを別途設けなくても、外側コア12A~12Gの中から所望の外側コアを特定することが容易になり得る。したがって、特定した所望の外側コア同士を対応させてマルチコアファイバ10同士を接続することが容易になり得る。
また、本実施形態では、外側コアのなす角度θ1~θ7のうち外側コア12A,12Bのなす角度θ1が60°である例を説明した。しかし、外側コアのなす角度θ1~θ7が全て60°未満であってもよい。この場合、円周Crの半径CRをコア間距離PP1~PP7のそれぞれよりも大きくすることができる。したがって、中心コア11のクロストークをより抑制することができる。
また、本実施形態では、外側コアの数が7つである例を説明したが、外側コアの数が8つ以上であってもよい。8つ以上の外側コアを円周Cr上に配置する場合であっても、外側コアのなす角度がすべて60°以下であれば、円周Crの半径CPは、外側コアのなす角度が60°である外側コアのコア間距離を除いた外側コアのコア間距離よりも大きい。このため、中心コアのクロストークを抑制することができる。この場合において、外側コアのなす角度がすべて60°未満であれば、円周Crの半径CRが全てのコア間距離よりも大きいため、中心コアのクロストークをより抑制することができる。また、8つ以上の外側コアを上記のように非回転対称に配置することで、複数の外側コアの中から所望の外側コアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。
なお、本実施形態において外側コアが例えば8つである場合、例えば、7つの外側コアのなす角度をそれぞれ44°とし、残り1つの外側コアのなす角度を52°としてもよい。また、7つの外側コアのなす角度をそれぞれ43°とし、残り1つの外側コアのなす角度を59°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。
また、本実施形態において外側コアが例えば9つである場合、例えば、8つの外側コアのなす角度をそれぞれ39°とし、残り1つの外側コアのなす角度を48°としてもよい。また、8つの外側コアのなす角度をそれぞれ38°とし、残り1つの外側コアのなす角度を56°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。以上により、複数の外側コアのなす角度のうち、1つの角度のみが他の角度と異なり、当該他の角度が全て同一であってもよい。この様な構造によると、上述した他の角度が全て同一である為、非回転対称を満たす構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図3では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図3に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ20の構成は、外側コア12A~12Gの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態では、外側コアのなす角度は全て60°以下である。複数の外側コアのなす角度θ1~θ7のうち、互いに隣り合う角の角度θ3は55°であり、角度θ4は60°である。一方、角度θ1,θ2,θ5~θ7は全て49°である。このように、本実施形態では、外側コアのなす角度θ1~θ7のうち2つの角度θ3,θ4が他の角度θ1,θ2,θ5~θ7と異なり、他の角度θ1,θ2,θ5~θ7が全て同一である。また、これら2つの角度θ3,θ4は互いに異なる。図3に示す構成であれば、外側コア12A~12Gは非回転対称の位置に配置されるともに、円周Crの中心もしくは中心コアを通り、クラッドの径方向に沿って延在する線を基準とする非線対称の位置に配置される。ここで、円周Crの中心もしくは中心コアを通り、クラッドの径方向に沿って延在する線を基準とする非線対称の位置に配置されるコアは上述したコア数に限定されず、少なくとも2つのコアがそれぞれ配置されていればよい。
このように、本実施形態では、外側コア12A~12Gが非回転対称の位置に配置されるため、外側コア12A~12Gの中から所望の外側コアを特定することが容易になり得る。このため、特定した所望の外側コア同士を対応させてマルチコアファイバ20同士を接続することが容易になり得る。また、外側コア12A~12Gが図3に示すように非線対称の位置に配置されれば、マルチコアファイバ20の一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とがそれぞれ異なる。このため、マルチコアファイバ20の一端と他端とを区別してマルチコアファイバ20同士を接続することができる。
ところで、上述のように、外側コアのなす角度θ1~θ3,θ4,θ5~θ7は60°よりも小さい。このため、本実施形態における円周Crの半径CPは、コア間距離PP1~PP3,PP4,PP5~PP7よりも大きい。このため、半径CPがコア間距離PP1~PP3,PP4,PP5~PP7と同じ大きさである場合に比べて、中心コア11のクロストークを抑制することができる。
この場合、複数のコアが非線対称の位置に配置される構造のうち、最も簡易な構造である為、簡易なマルチコアファイバの構成を実現し得る。
また、本実施形態において、第1実施形態と同様に外側コアの数が8つ以上であってもよい。この場合でも、第1実施形態で説明したように、中心コア11と外側コアとのコア間距離に等しい円周Crの半径CPは、外側コアのなす角度が60°である外側コアのコア間距離を除いた外側コアのコア間距離よりも大きい。外側コアのなす角度が60°のコア間距離以外のコア間距離よりも大きい。このため、中心コアのクロストークを抑制することができる。また、8つ以上の外側コアを非回転対称に配置すれば、上記のように複数の外側コアの中から所望の外側コアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。
なお、本実施形態において外側コアが例えば8つである場合、6つの外側コアのなす角度をそれぞれ42°、残り2つの外側コアのなす角度のうち一方の角度を50°、かつ他方の角度を58°としてもよい。あるいは、他の角度としてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図4では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図4に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ30の構成は、外側コア12A~12Gの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10及び第2実施形態のマルチコアファイバ20と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態では、外側コアのなす角度は全て60°未満である。外側コアのなす角度θ1~θ7のうち、角度θ1が51°、角度θ2が54°、角度θ3が56°、角度θ4が58°、角度θ5が最も狭い角度の45°、角度θ6が2番目に狭い角度の47°、及び角度θ7が49°である。このように、本実施形態では、角度θ1~θ7が全て異なる。また、角度θ1~θ7のうち最も狭い角度θ5と2番目に狭い角度θ6とが互いに隣り合っている。このような構成であれば、外側コア12A~12Gが非回転対称の位置に配置されるとともに、円周Crの中心を通る線を基準として非線対称の位置に配置される。
このように、本実施形態では、外側コアのなす角度θ1~θ7が全て異なるため、外側コア12A~12Gのそれぞれを特定し得る。したがって、一方のマルチコアファイバ30の外側コア12A~12Gのそれぞれと他方のマルチコアファイバ30の外側コア12A~12Gのそれぞれとを対応させてマルチコアファイバ30同士を接続することが容易になり得る。また、外側コア12A~12Gの配置が非線対称であるため、マルチコアファイバ30の一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とがそれぞれ異なる。このため、マルチコアファイバ30の一端と他端とを区別してマルチコアファイバ30同士を接続することができる。
また、本実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態と同様に外側コアの数が8つ以上であってもよい。この場合でも、第1実施形態で説明したように、中心コア11と外側コアとのコア間距離に等しい円周Crの半径CPは、外側コアのなす角度が60°である外側コアのコア間距離を除いた外側コアのコア間距離よりも大きい。このため、中心コアのクロストークを抑制することができる。また、8つ以上の外側コアを非回転対称に配置すれば、上記のように複数の外側コアの中から所望の外側コアを特定することが容易になり得、マルチコアファイバ同士の接続が容易になり得る。また、外側コアのなす角度が全て異なれば、上述のように配置が非線対称となる。したがって、マルチコアファイバの一端における複数のコアの見え方と他端における複数のコアの見え方とが異なるため、マルチコアファイバの一端と他端と区別してマルチコアファイバ同士を接続することができる。
なお、本実施形態において外側コアが例えば8つである場合、例えば、外側コアのなす角度を時計回りに39.7°、41.2°、42.7°、44.2°、45.7°、47.3°、48.8°、及び50.4°としてもよい。あるいは、他の角度であってもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態のマルチコアファイバの長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。また、図5では、図が複雑になることを避けるためにハッチングが省略されており、被覆層の図示が省略されている。
図5に示すように、本実施形態のマルチコアファイバ40の構成は、外側コア12A~12Gの円周Cr上における配置が第1実施形態のマルチコアファイバ10、第2実施形態のマルチコアファイバ20、及び第3実施形態のマルチコアファイバ30と異なる点を除いて、マルチコアファイバ10の構成と同一である。
本実施形態のマルチコアファイバ40は、外側コアのなす角度が全て異なる点において第3実施形態のマルチコアファイバ30と同様であるが、外側コア12A~12Gの配置がマルチコアファイバ30における外側コア12A~12Gの配置と異なっている。本実施形態では、角度θ1が51°、角度θ2が54°、角度θ3が2番目に狭い角度の47°、角度θ4が58°、角度θ5が最も狭い角度の45°、角度θ6が56°、及び角度θ7が49°である。このように、本実施形態では、最も狭い角度45°と、2番目に狭い角度47°とが互いに隣り合わないように外側コア12A~12Gが配置される。
このような構成によれば、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、上述のように、最も狭い外側コアのなす角度と、2番目に狭い外側コアのなす角度とが隣り合わないように外側コア12A~12Gが配置されるため、円周Cr上に少なくとも3つのコアが密に配置されることを抑制することができる。このため、外側コア12A~12Gのうち特定の外側コアにクロストークが集中することを抑制することができる。
また、本実施形態においても、第1~第3実施形態と同様に外側コアの数が8つ以上であってもよい。
本実施形態において外側コアが例えば8つである場合、例えば、外側コアのなす角度を時計回りに39.7°、48.8°、42.7°、45.7°、44.2°、47.3°、41.2°、及び50.4°としてもよい。このような角度のパターンであれば、最も狭い外側コアのなす角度(39.7°)と、2番目に狭い外側コアのなす角度(41.2°)とが隣り合わない。なお、最も狭い外側コアのなす角度と、2番目に狭い外側コアのなす角度とが隣り合わないような他の角度のパターンで外側コアを配置してもよい。
以上、本発明のマルチコアファイバについて第1~第4実施形態を例にして説明したが、これに限られない。マルチコアファイバが、クラッドと、上記クラッドの中心に配置される中心コアと、上記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される7以上の外側コアと、を備え、上記中心コアの中心と上記外側コアのそれぞれの中心とを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う線同士のなす角度が全て60°以下である限りにおいて、マルチコアファイバの構成を適宜変更することができる。
例えば、マルチコアファイバの少なくとも一つのコアをトレンチ型に形成してもよい。
また、互いに隣り合うコアの屈折率や直径が互いに異なってもよい。
また、上記実施形態で説明した外側コアのなす角度は例示的なものであり、外側コアのなす角度は適宜変更することができる。
次に、本発明のマルチコアファイバを備える光ファイバケーブルの一例について説明する。
図6は、第1実施形態のマルチコアファイバ10を備える光ファイバケーブル1の長手方向に垂直な断面の構造を示す図である。図6に示すように、光ファイバケーブル1は、シース4及びシース4内に配置される第1実施形態に係るマルチコアファイバ10を備える。マルチコアファイバ10は、中心コア11と、外側コア12A~12Gと、クラッド13と、クラッド13を覆う被覆14とを含む。なお、図が複雑になることを避けるために、図6では、中心コア11と外側コア12A~12Gの図示が省略されている。
シース4は、長手方向に垂直な断面の形状が円筒状の形状をしており、当該断面における中心部は円形の空洞となっている。このシース4は、シース本体部41と、強化部材42とからなる。シース本体部41は、樹脂から成り、シース4の外形を形成している。シース本体部41を構成する樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂を挙げることができる。この熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、フッ化エチレン又はポリプロピレン(PP)等の樹脂を挙げることができる。強化部材42は、例えばワイヤから成り、光ファイバケーブル1に強度を与える部材である。強化部材42は、例えば、銅、鉄、ニッケル、ステンレス鋼または繊維強化プラスチック(FRP)等から成る。
このような光ファイバケーブル1は、上述のように、クロストークが抑制され得るマルチコアファイバ10によって構成される。このため、光ファイバケーブルのクロストークを抑制することができる。また、光ファイバケーブル1同士を接続する際には、上述のように、一方の光ファイバケーブル1に含まれる各マルチコアファイバ10の所望の外側コアを特定し得、他方の光ファイバケーブル1に含まれる各マルチコアファイバ10における上記一方のマルチコアファイバの所望の外側コアに対応する外側コアを特定し得る。したがって、所望の外側コア同士を対応させつつ光ファイバケーブル1同士を接続することが容易になり得る。
なお、第1実施形態のマルチコアファイバ10に代えて、又は、マルチコアファイバ10とともに、第2実施形態のマルチコアファイバ20、第3実施形態のマルチコアファイバ30、及び第4実施形態のマルチコアファイバ40の少なくとも1つを用いて光ファイバケーブルを構成してもよい。
また、上記光ファイバケーブル1は例示的なものであり、他の構成の光ファイバケーブルであってもよい。
次に、本発明のマルチコアファイバを備える光コネクタの一例について説明する。
図7は、第1実施形態に係るマルチコアファイバ10を備える光コネクタ2の先端側を示す平面図である。この光コネクタ2は、例えばMPO(Multifiber Push-ON)光コネクタである。図7に示すように、光コネクタ2は、少なくとも1つのマルチコアファイバ10と、フェルール50とを備えている。フェルール50は、マルチコアファイバ10の先端部を保持する部材であり、例えば樹脂から形成される。また、マルチコアファイバ10は、フェルール50のファイバ挿通孔内に配置されている。
図8は、図7に示す光コネクタ2のフェルール50及びマルチコアファイバ10を示す正面図である。図8に示すように、フェルール50には、1対のガイドピン挿通孔52と、複数のファイバ挿通孔51とが形成されている。ガイドピン挿通孔52には、不図示のガイドピンが挿通され、このガイドピンを介して一方側の光コネクタ2と他方側の光コネクタ2とが接続される。ファイバ挿通孔51には、マルチコアファイバ10の先端部が挿通され、マルチコアファイバ10の先端部がフェルール50の先端面50Aから突出する。なお、マルチコアファイバ10の先端面50Aから突出する部分を切り取り、マルチコアファイバ10の先端面とフェルール50の先端面50Aとを面一にしてもよい。
このような光コネクタ2は、上述のように、クロストークが抑制され得るマルチコアファイバ10によって構成される。このため、光コネクタ2のクロストークを抑制することができる。また、光コネクタ2同士を接続する際には、上述のように、一方の光コネクタ2に含まれる各マルチコアファイバ10の所望の外側コア(例えば外側コア12A)を特定し得、他方の光コネクタ2に含まれる各マルチコアファイバ10における上記一方のマルチコアファイバの所望の外側コアに対応する外側コア(例えば外側コア12A)を特定し得る。したがって、所望の外側コア同士を対応させつつ光コネクタ2同士を接続することが容易になり得る。また、この場合、光コネクタ2に含まれる複数のマルチコアファイバの所望の外側コアを特定し得、複数のマルチコアファイバのコア配置をコネクタ断面において同じように整列させることが容易である。
なお、第1実施形態のマルチコアファイバ10に代えて、又は、マルチコアファイバ10とともに、第2実施形態のマルチコアファイバ20、第3実施形態のマルチコアファイバ30、及び第4実施形態のマルチコアファイバ40の少なくとも1つを用いて光コネクタを構成してもよい。
また、上記光コネクタ2は例示的なものであり、他の構成の光コネクタであってもよい。
本発明によれば、クロストークを抑制することができ接続を容易にし得るマルチコアファイバ、光ファイバケーブル、及び光コネクタが提供され、例えば通信などの分野において利用可能である。
1・・・光ファイバケーブル
2・・・光コネクタ
10,20,30,40・・・マルチコアファイバ
11・・・中心コア
12A,12B,12C,12D,12E,12F,12G・・・外側コア
13・・・クラッド
Cr・・・円周
CP・・・半径
PP1~PP7・・・コア間距離
θ1~θ7・・・外側コアのなす角度

Claims (6)

  1. クラッドと、
    前記クラッドの中心に配置される中心コアと、
    前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される7以上の外側コアと、
    を備え、
    前記中心コアと前記外側コアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°以下であると共に前記角度がすべて異なり、
    最も狭い前記角度と2番目に狭い前記角度とが隣り合わないように前記外側コアが配置される
    ことを特徴とするマルチコアファイバ。
  2. クラッドと、
    前記クラッドの中心に配置される中心コアと、
    前記クラッドの中心を中心とする円周上の非回転対称の位置に配置される7以上の外側コアと、
    を備え、
    前記中心コアと前記外側コアのそれぞれとを結ぶ複数の線のうち互いに隣り合う前記線同士のなす角度が全て60°以下であり、
    前記角度のうち2つの角度が他の角度と異なり、
    前記2つの角度が互いに異なるとともに前記他の角度が全て同一である
    ことを特徴とするマルチコアファイバ。
  3. 前記角度が全て60°未満である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のマルチコアファイバ。
  4. 前記外側コアのうち少なくとも2つの外側コアは、前記中心コアを通り、前記クラッドの径方向に沿って延在する線を基準として非線対称の位置にそれぞれ配置される
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のマルチコアファイバ。
  5. シースと、
    前記シース内に配置される請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバと、
    を備える
    ことを特徴とする光ファイバケーブル。
  6. フェルールと、
    請求項1からのいずれか1項に記載のマルチコアファイバと、
    を備え、
    前記マルチコアファイバは、前記フェルールのファイバ挿通孔内に配置される
    ことを特徴とする光コネクタ。
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