JP7386602B2 - シートスライド装置 - Google Patents
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Description
車両に固定されると共に、車両前後方向に間隔をあけて配列された複数のロック歯を備えるロアレールと、
シートに固定されると共に、前記ロアレールに対して摺動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールに対して前記アッパーレールを解除可能にロックするためのロック部材であって、前記アッパーレールに固定される固定部と、前記ロック歯と係合可能な、車両前後方向に間隔をあけて配列された複数の係合片と、前記固定部と前記係合片とを接続する接続部とを備え、前記係合片が前記ロック歯に係合しているとき、前記ロアレールに対して前記アッパーレールが摺動不能であるロック配置状態となり、前記係合片が前記ロック歯から係合離脱しているとき、前記ロアレールに対して前記アッパーレールが摺動可能なロック解除配置状態となる、ロック部材と、
前記ロック部材の前記ロック配置状態と前記ロック解除配置状態とを切り替える操作部材と、
を備え、
前記複数の係合片は、最前方の前記係合片よりも後方に位置し、且つ、前記ロック部材が前記ロック配置状態のとき、後端部が対応する前記ロック歯の前端部に当接する係合片を含む、
ことを特徴とする。
シートスライド装置1の第一実施形態について説明する。図1は、車両のシートS及びシートスライド装置1の概略側面図である。図2は、シートスライド装置1の斜視図である。図3は、シートスライド装置1の分解斜視図である。以下では、車両上下方向、車両前後方向、車両左右方向をそれぞれ単に上下方向、前後方向、左右方向と表記する。
シートスライド装置1は、アッパーレール2と、ロアレール3と、ロック部材4と、操作部材5と、を備える。アッパーレール2、ロアレール3、及びロック部材4は、それぞれ左右一対設けられている。
図4及び図5を参照して、アッパーレール2について説明する。図4は斜め下方から見たアッパーレール2の斜視図である。図5(a)はアッパーレール2の底面図、図5(b)はアッパーレール2の側面図である。
図3を参照して、ロアレール3について説明する。ロアレール3は、底壁31と、側壁32と、連結部33と、フランジ部34と、を備えた、前後方向に延びる長尺な部材から成る。ロアレール3は例えばプレス加工によって一体成形されている。底壁31は、前後方向に延びる平板状である。側壁32は、底壁31の左右両端から、底壁31と略直角を成してそれぞれ上方に延びている。連結部33は、側壁32の上端から内方に、底壁31と略平行に延びている。フランジ部34は、連結部33の端部から下方に、側壁32と略平行に延びている。
図6及び図7を参照してロック部材4について説明する。図6はロック部材4の斜視図である。図7(a)はロック部材4の平面図、図7(b)はロック部材4の側面図、図7(c)はロック部材4の正面図である。
図2、図3及び図8を参照して、操作部材5について説明する。図8(a)は斜め下方から見た操作部材5の斜視図であり、図8(b)は操作部材5の底面図である。操作部材5は、把手部51と、連結部52と、操作部53と、を備える。連結部52及び操作部53は、左右一対設けられている。
図9及び図10を参照して、アッパーレール2、ロアレール3、ロック部材4及び操作部材5の組み立てについて説明する。
図12を参照して、ロック部材4がロック配置状態のときの、ロック部材4の係合片414とロアレール3のロック歯341との関係についてより詳細に説明する。
次に、図13を参照して、操作部材5による、ロック部材4のロック配置状態とロック解除配置状態との切り替え操作について説明する。図13(a)は、ロック部材4がロック配置状態にあるときの断面図である。図13(b)はロック部材4がロック解除配置状態にあるときの断面図である。
第一実施形態のシートスライド装置1では、図12に示すように、ロック部材4がロック配置状態のとき、最前方の係合片414aよりも後方に存在する係合片414cの後端部と、ロアレール3の対応するロック歯341の前端部とが当接している。そのため、圧縮応力が加わった際におけるロック部材4の屈曲支点(係合片414cの後端部)は、従来よりも後方に位置することになる。これにより、ロック片41のうち屈曲支点よりも後方の部位、すなわち、圧縮応力が加わった際に下方に撓むことになる部位は小さくなる。その結果、ロック部材4に圧縮応力が加わったときに、ロック歯341と噛み合いが浅くなる、又は、噛み合いがなくなる係合片414の数を減らすことができ、従来よりもロック強度を向上させることができる。
以下では、シートスライド装置1の第二実施形態について説明する。第一実施形態と相違する点のみ説明し、第一実施形態で既に説明した構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。図14は、ロアレール3のロック歯341とロック部材4の係合片414との係合関係を示す概略断面図である。
以下では、シートスライド装置1の変形例について説明する。
2 アッパーレール
3 ロアレール
341 ロック歯
4 ロック部材
42 支持部(接続部の一部)
43 固定部
44 連結部(接続部の一部)
414 係合片
414a~414e 係合片
5 操作部材
S シート
Claims (2)
- 車両に固定されると共に、車両前後方向に間隔をあけて配列された複数のロック歯を備えるロアレールと、
切欠きを有しており、シートに固定されると共に、前記ロアレールに対して摺動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールに対して前記アッパーレールを解除可能にロックするためのロック部材であって、前記切欠きに嵌合された複数の突出部を有し、前記アッパーレールに固定される固定部と、前記固定部よりも後方に設けられており、前記ロック歯と係合可能であり、車両前後方向に間隔をあけて配列された複数の係合片と、前記固定部と前記係合片とを接続する接続部とを備え、前記係合片が前記ロック歯に係合しているとき、前記ロアレールに対して前記アッパーレールが摺動不能であるロック配置状態となり、前記係合片が前記ロック歯から離脱しているとき、前記ロアレールに対して前記アッパーレールが摺動可能なロック解除配置状態となる、ロック部材と、
前記ロック部材の前記ロック配置状態と前記ロック解除配置状態とを切り替える操作部材と、
を備え、
前記複数の係合片は、最前方の係合片、最後方の係合片、および前記最前方の係合片と前記最後方の係合片との間に設けられた中間の係合片を含み、
前記ロック部材が前記ロック配置状態のとき、前記最前方の係合片の前端部は、対応する前記ロック歯の後端部に当接しており、前記最後方の係合片の後端部は、対応する前記ロック歯の前端部に当接しており、すべての前記中間の係合片の前端部及び後端部は、対応する前記ロック歯と当接していない、
ことを特徴とするシートスライド装置。 - 前記突出部は、前記切欠き内に圧入されている、
請求項1に記載のシートスライド装置。
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