JP7386417B2 - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

実施形態は、発光装置及びその製造方法に関する。
近年、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を用いた発光装置は、低消費電力及び長寿命等の利点により、照明装置及び表示装置等の光源として広く展開されている。発光ダイオードを用いた発光装置の一種として、発光ダイオードを被覆部材で封止し、被覆部材の表面に外部電極を設けた発光装置が提案されている。このような発光装置においても、被覆部材からの光漏れについて更なる改善の余地がある。
WO2011/099384
本発明の実施形態は、被覆部材からの光漏れを抑制した発光装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
実施形態に係る発光装置の製造方法は、第1方向に並んで位置する一対の電極を備える第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面と、前記第1A面と前記第2A面の間に位置し、前記第1方向に延びる第3A面を有する発光素子を準備する工程と、支持体と、前記支持体の上面上に配置された一対の第1導電部材を含む中間体を準備する工程と、前記一対の第1導電部材と前記発光素子の前記一対の電極を接続する工程と、前記発光素子の前記第3A面及び前記支持体の上面を覆う被覆部材、並びに、前記被覆部材を介して前記発光素子の前記第3A面を覆い前記一対の第1導電部材と接続する一対の第2導電部材を形成する工程と、前記支持体を除去する工程と、を備える。
実施形態に係る発光装置は、発光素子と、一対の第1導電部材と、被覆部材と、一対の第2A導電部材と、第2B導電部材と、を備える。前記発光素子は、第1方向に並んで位置する一対の電極を備える第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面と、前記第1A面と前記第2A面の間に位置し、前記第1方向に延びる第3A面と、前記第3A面の反対側に位置する第4A面と、を有する。前記一対の第1導電部材は、前記一対の電極と接続される。前記被覆部材は、前記第3A面を覆う第2B面と、前記第4A面を覆う第3B面と、前記第2B面及び前記第3B面に隣接し前記第1方向と直交する第2方向に延びる第4B面と、前記第4B面と反対側に位置する第5B面と、を有する。前記一対の第2A導電部材は、前記第2B面上に形成され、前記一対の第1導電部材のそれぞれと接続する。前記第2B導電部材は、前記第3B面上に形成され、前記一対の第1導電部材と離れて位置する。前記第4B面及び前記第5B面の少なくとも一部は外部に露出される。
実施形態によれば、被覆部材からの光漏れを抑制した発光装置及びその製造方法を実現できる。
第1の実施形態における発光素子を示す模式的上面図である。 図1Aに示すIB-IB線による模式的断面図である。 図1Aに示すIC-IC線による模式的断面図である。 第1の実施形態における中間体の製造方法を示す模式的断面図である。 第1の実施形態における中間体の製造方法を示す模式的断面図である。 第1の実施形態における中間体の製造方法を示す模式的断面図である。 第1の実施形態における中間体を示す模式的上面図である。 図3Aに示すIIIB-IIIB線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 図4Aに示すIVB-IVB線による模式的断面図である。 図4Aに示すIVC-IVC線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 図5Aに示すVB-VB線による模式的断面図である。 図5Aに示すVC-VC線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図6Aに示すVIC-VIC線による模式的断面図である。 図6Aに示すVID-VID線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図7Aに示すVIIC-VIIC線による模式的断面図である。 図7Aに示すVIID-VIID線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図8Aに示すVIIIC-VIIIC線による模式的断面図である。 図8Aに示すVIIID-VIIID線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図9Aに示すIXC-IXC線による模式的断面図である。 図9Aに示すIXD-IXD線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図10Aに示すXC-XC線による模式的断面図である。 図10Aに示すXD-XD線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す模式的側面図である。 図11Aに示すXIC-XIC線による模式的断面図である。 図11Aに示すXID-XID線による模式的断面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の使用方法を示す模式的断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的側面図である。 図13Aに示すXIIIC-XIIIC線による模式的断面図である。 図13Aに示すXIIID-XIIID線による模式的断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図である。 第2の実施形態に係る発光装置を示す模式的側面図である。 図14Aに示すXIVC-XIVC線による模式的断面図である。 図14Aに示すXIVD-XIVD線による模式的断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の使用方法を示す模式的断面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す模式的側面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す模式的側面図である。 図17Aに示すXVIID-XVIID線による模式的断面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 図18Aに示すXVIIIB-XVIIIB線による模式的断面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 図19Aに示すXIXB-XIXB線による模式的断面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。 図20Aに示すXXB-XXB線による模式的断面図である。 第4の実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図である。 第4の実施形態に係る発光装置を示す模式的側面図である。 図21Aに示すXXIC-XXIC線による模式的断面図である。 図21Aに示すXXID-XXID線による模式的断面図である。
<第1の実施形態>
先ず、第1の実施形態について説明する。
図1Aは本実施形態における発光素子を示す模式的上面図であり、図1Bは図1Aに示すIB-IB線による模式的断面図であり、図1Cは図1Aに示すIC-IC線による模式的断面図である。
図2A~図2Cは、本実施形態における中間体の製造方法を示す模式的断面図である。
図3Aは本実施形態における中間体を示す模式的上面図であり、図3Bは図3Aに示すIIIB-IIIB線による模式的断面図である。
図4A~図10Dは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す図である。図4A~図10Dは、図3Aの領域Cに相当する領域を示す。図4Aは模式的上面図であり、図4Bは図4Aに示すIVB-IVB線による模式的断面図であり、図4Cは図4Aに示すIVC-IVC線による模式的断面図である。図5A~図5Cについても同様である。図6Aは模式的上面図であり、図6Bは模式的側面図であり、図6Cは図6Aに示すVIC-VIC線による模式的断面図であり、図6Dは図6Aに示すVID-VID線による模式的断面図である。図7A~図10Dについても同様である。なお、各図は模式的なものであり、適宜省略又は誇張されている。後述する他の図についても同様である。
(発光素子を準備する工程)
図1A~図1Cに示すように、発光素子10を準備する。発光素子10は、電圧を印加することで自ら発光する半導体素子であり、窒化物半導体等から構成される既知の半導体素子を適用できる。発光素子としては、例えばLEDチップが挙げられる。発光素子10は、半導体部分11と、一対の電極12を含んでいる。半導体部分11には、n型層、発光層及びp型層が設けられており、一方の電極12はn型層に接続され、他方の電極12はp型層に接続されている。
発光素子10は、第1A面10_1Aと、第1A面10_1Aの反対側に位置する第2A面10_2Aと、第1A面10_1Aと第2A面10_2Aの間に位置する第3A面10_3Aと、を有する。一対の電極12は、発光素子10の第1A面10_1Aに設けられている。一対の電極12は第1方向Xに並んで位置する。第3A面10_3Aは、第1方向Xに延びる。
(中間体を準備する工程)
一方、中間体20を準備する。中間体20は、製造することにより準備してもよく、購入等によって他者から提供されることにより準備してもよい。以下、中間体20の製造方法の一例を説明する。
図2Aに示すように、支持体21を準備する。支持体21は、導電性の部材でもよく、絶縁性の部材でもよい。支持体21が導電性の部材の場合は、後述する第1導電部材23を電気めっきにより形成できるので好ましい。支持体21の材料としては、特に銅又は銅合金を含む薄板を用いることが好ましい。銅はコストが低く放熱性が高いので、支持体21が銅又は銅合金を含むことで、発光装置のコストを低下することができ、且つ、発光装置の放熱性を向上させることができる。支持体21の上面に平行な方向であって、相互に直交する2方向を「第1方向X(X方向)」及び「第2方向Y(Y方向)」とし、支持体21の上面に垂直な方向を「第3方向Z(Z方向)」とする。
次に、図2Bに示すように、支持体21上に、絶縁部材22を配置する。絶縁部材22は、例えば、レジスト材料により形成することができる。以下、第3方向Zのうち、支持体21から絶縁部材22に向かう方向を「上方向」といい、上方向から見ることを「上面視」という。また、「上方向」の反対方向を「下方向」という。絶縁部材22には、複数の開口部22aが設けられている。上面視で、各開口部22aの形状は、例えば矩形である。複数の開口部22aは、第1方向X及び第2方向Yに沿って配列されている。第1方向Xに沿って隣り合う2つの開口部22aが、1つの対を構成している。
次に、図2Cに示すように、支持体21の上面における開口部22a内に露出した領域上に導電性材料を堆積させる。これにより、絶縁部材22の複数の開口部22a内に、第1導電部材23がそれぞれ配置される。第1導電部材23は、例えば、乾式めっきにより形成してもよく、湿式めっきにより形成してもよい。第1導電部材23は、湿式めっきの電気めっきにより形成することが好ましい。電気めっきにより第1導電部材23を形成することで、積層めっきの形成が容易になる。例えば、電気めっきにより金層、ニッケル層及び金層をこの順に堆積させることにより、第1導電部材23を形成してもよい。電気めっきにより第1導電部材23を形成する場合には、支持体21に導電性の部材を用いる。
次に、図3A及び図3Bに示すように、絶縁部材22を除去する。これにより、中間体20が製造される。中間体20においては、支持体21と、支持体21の上面上に配置された複数対の第1導電部材23を含む。第1導電部材23は、例えば、(Au/Ni/Au)積層膜である。
なお、発光素子10の準備と中間体20の準備の順番は任意である。また、図1A~図1Cに示すXYZ直交座標系と、図2A以降の図に示すXYZ直交座標系とは、相互に無関係である。更に、図4A以降の図においては、図3Aの領域Cに相当する領域のみを示す。領域Cは、一対の第1導電部材23が配置された領域であり、1つの発光装置が製造される領域である。但し、本実施形態に係る発光装置の製造方法により、複数の発光装置を同時に製造してもよい。
(一対の第1導電部材と一対の電極を接続する工程)
次に、図4A~図4Cに示すように、中間体20の一対の第1導電部材23を、導電性の接合部材25を介して、発光素子10の一対の電極12に接続する。接合部材25は、例えば、金錫(AuSn)合金により形成することができる。このとき、第1導電部材23と電極12は一対一で接続する。これにより、中間体20に発光素子10が搭載される。上面視で、第1導電部材23は、発光素子10から第2方向Yの少なくとも一方側にはみ出すようにする。
(導光部材を設ける工程)
次に、図5A~図5Cに示すように、発光素子10上に、透光部材31を介して、導光部材32を設ける。透光部材31は、例えば、透光性の樹脂材料を含む。透光部材31は、例えば接着剤である。例えば、半固体状の透光部材31を介して、発光素子10に導光部材32を押し付けた後、透光部材31を硬化させる。透光部材31は、発光素子10と導光部材32との間、及び、発光素子10の側面上に設けられる。すなわち、透光部材31は、発光素子10の第2A面10_2Aの全体と、第3A面10_3Aの少なくとも一部を覆う。
導光部材32の形状は、概ね、矩形の板状とすることができる。導光部材32は、発光素子10の第2A面10_2Aと対向する第1C面32_1Cと、第1C面32_1Cと反対側の位置にある第2C面32_2Cとを有する。導光部材32は、透光性の部材であればよい。導光部材32は、透光性の部材中に蛍光体を含有し、波長変換機能を有してもよい。このようにして、支持体21上に複数の構造体40を形成する。複数の構造体40は、第1方向X及び第2方向Yに沿って行列状に配列される。各構造体40は、一対の第1導電部材23、発光素子10、透光部材31及び導光部材32を含む。
(被覆部材及び第2導電部材を形成する工程)
次に、図6A~図6Dに示すように、支持体21上に、被覆部材33を形成する。被覆部材33は、光反射性の部材であってもよく、透光性の部材であってもよい。透光性の部材である場合は、蛍光体を含むことが好ましい。被覆部材33は、例えば、光反射性の樹脂材料によって形成することができる。光反射性の樹脂材料とは、例えば、樹脂中にフィラーを含有させたものを用いることができる。光反射性の樹脂材料の樹脂には、例えば、エポキシ樹脂を用いることができる。フィラーには、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、ガラスなど公知の材料を用いることができる。例えば、被覆部材33はモールド法により形成する。
被覆部材33は、支持体21の上面の一部と、各構造体40を覆うように形成する。すなわち、被覆部材33は、少なくとも、発光素子10の第3A面、及び、導光部材32の第2C面32_2Cを覆う。被覆部材33は、支持体21と発光素子10の半導体部分11との間に配置され、発光素子10の第1A面10_1Aを覆ってもよい。このようにすることで、発光素子10と被覆部材33の密着性を向上させることができる。支持体21上に複数の構造体を設けた場合、被覆部材33は、それぞれの構造体を覆うように複数形成してもよい。この場合は、後述する第2導電部材35をパターニングしやすいように、第2方向Yにおいては、隣り合う被覆部材33の間隔をあけておくことが好ましい。なお、第4の実施形態において説明するように、複数の構造体40毎に被覆部材33を形成してもよい。
被覆部材33の形状は、例えば略直方体であり、その外面は例えば6つの平坦面を有する。面と面との間には、面と面の境界線である稜線がある。被覆部材33は、支持体21と対向する第1B面33_1Bと、第1B面33_1Bと隣接し第1方向Xに延長する第2B面33_2Bと、第2B面33_2Bと反対側に位置する第3B面33_3Bと、第1B面33_1Bと第2B面33_2Bを繋ぐ連結部33_CCと、を含む。連結部33_CCは、第1B面33_1Bと第2B面33_2Bとの間の稜線である。尚、連結部33_CCは線だけに限られない。例えば、第1B面33_1Bと第2B面33_2Bとの間の被覆部材33の形状が丸みを有している場合には、連結部33_CCは、第1B面33_1Bと第2B面33_2Bとの間の丸みの部分を意味する。
但し、各第1導電部材23の第2方向Yの一方側の端部は、被覆部材33によって覆われておらず、被覆部材33から露出する。より具体的には、各第1導電部材23の第2方向Yの一方側の端部は、被覆部材33の外部に配置され、被覆部材33の第2B面33_2Bから第2方向Yに延伸する。一方、各第1導電部材23の第2方向Yの他方側の端部は、被覆部材33の内部に配置され、被覆部材33によって覆される。このため、第1導電部材23は被覆部材33の第3B面33_3Bから離れている。
次に、図7A~図7Dに示すように、被覆部材33の上面、被覆部材33の側面及び支持体21の上面に第2導電部材35を形成する。第2導電部材35は、例えばスパッタ法により、金属材料を堆積させることにより形成する。第2導電部材35は、例えば、ニッケル層、ルテニウム層及び金層がこの順に積層された(Ni/Ru/Au)積層膜とすることができる。第2導電部材35の材料は、被覆部材33の材料よりも光の透過率が低いことが好ましい。このようにすることで、発光素子からの光が被覆部材33から透過されることを抑制することができる。尚、本明細書において、「第2導電部材35の材料は、被覆部材33の材料よりも透過率が低い」とは、第2導電部材35と被覆部材33が同じ厚みの場合において、第2導電部材35の透過率が、被覆部材33の透過率よりも低いことを意味する。また、「透過率」とは、発光素子10から出射する光のピーク波長における透過率を意味する。
この段階において、第2導電部材35は、支持体21の上面と、被覆部材33の下面を除く表面全体と、第1導電部材23における被覆部材33から露出した部分を覆う。これにより、第2導電部材35は、被覆部材33を介して発光素子10の第3A面10_3Aを覆う。第2導電部材35は、被覆部材33を介して導光部材32の第2C面32_2Cを覆う。第2導電部材35は、被覆部材33の第2B面33_2B及び第3B面33_3Bを覆う。また、第2導電部材35は、各第1導電部材23における被覆部材33から露出した部分に接する。これにより、第2導電部材35は一対の第1導電部材23の双方と接続される。
次に、図8A~図8Dに示すように、例えば、レーザー光を照射することにより、第2導電部材35の一部を選択的に除去して、パターニングする。例えば、第2導電部材35に、第2方向Yに延び、被覆部材33を跨ぐ溝部35aを形成する。溝部35aは、被覆部材33の第1方向X中央部の上面及び被覆部材33の側面を通過する。溝部35aにおいては第2導電部材35が除去され、支持体21及び被覆部材33が第2導電部材35から露出する。このとき、被覆部材33の連結部33_CCを覆う第2導電部材35の一部も除去される。これにより、第2導電部材35が、一方の第1導電部材23と接続される第2A導電部35_2Aと、他方の第1導電部材23と接続される第2B導電部35_2Bと、に分断される。なお、以後の説明においては、第2A導電部35_2A及び第2B導電部35_2Bを総称して第2導電部材35という。
次に、図9A~図9Dに示すように、被覆部材33の一部を除去することにより、導光部材32の一部を外部に露出させる。このとき、第2導電部材35の一部も除去する。例えば、第2導電部材35及び被覆部材33を上側から研削し、導光部材32が露出したら研削を停止する。外部に露出する導光部材32の露出面は、第2C面32_2Cであってもよく、導光部材32が研削されることにより新たに形成された面であってもよい。
(支持体を除去する工程)
次に、図10A~図10Dに示すように、例えばウェットエッチングにより、支持体21を除去する。これにより、被覆部材33の下面において、一対の第1導電部材23が露出する。第2導電部材35における支持体21の上面に形成された部分35zは、その後の洗浄工程等で除去される。なお、部分35zを除去する工程を設けてもよい。このようにして、本実施形態に係る発光装置1が製造される。
(発光装置)
次に、上述の如く製造された発光装置の構成について説明する。
図11Aは本実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図であり、図11Bはその側面図であり、図11Cは図11Aに示すXIC-XIC線による模式的断面図であり、図11Dは図11Aに示すXID-XID線による模式的断面図である。
以下に説明する各構成要素の詳細は、上述の製造方法において説明したとおりである。
図11A~図11Dに示すように、本実施形態に係る発光装置1においては、一対の第1導電部材23が設けられている。一対の第1導電部材23は第1方向Xに沿って配列されている。一対の第1導電部材23上には、発光素子10が設けられている。発光素子10においては、半導体部分11と、第1方向Xに沿って配列された一対の電極12が設けられている。一対の電極12は導電性の接合部材25を介して一対の第1導電部材23に接続されている。
発光素子10上には、導光部材32が設けられている。導光部材32は、透光性を有していればよく、蛍光体を含む波長変換部材であってもよい。または、導光部材32においては、波長変換層と透光層が積層されていてもよい。発光素子10の半導体部分11と導光部材32との間には、透光部材31が設けられている。透光部材31は、半導体部分11の上面の全体と側面の少なくとも一部を覆い、導光部材32の下面も覆っている。
一対の第1導電部材23、接合部材25、発光素子10、透光部材31及び導光部材32を含む構造体の周囲には、被覆部材33が設けられている。被覆部材33は、光反射性の部材であってもよく、透光性の部材であってもよい。被覆部材33の形状は略直方体であり、被覆部材33の表面は、上面、下面、及び、4つの側面を有する。被覆部材33の下面を第1B面33_1Bとし、4つの側面を、第2B面33_2B、第3B面33_3B、第4B面33_4B、第5B面33_5Bとする。第2B面33_2B及び第3B面33_3BはXZ平面に平行であり、相互に反対側に位置している。第4B面33_4B及び第5B面33_5BはYZ平面に平行であり、相互に反対側に位置している。
被覆部材33の上面においては、導光部材32の上面、例えば第2C面32_2Cが被覆部材33から露出する。被覆部材33の下面(第1B面33_1B)においては、一対の第1導電部材23の下面が被覆部材33から露出している。また、各第1導電部材23の第2方向Yの一端部は被覆部材33の第2B面33_2Bから第2方向Yに延出しており、他端部は被覆部材33によって覆われている。
被覆部材33の第1方向Xの中央部を除く部分の側面上には、第2導電部材35が設けられている。一般的に第2導電部材35に用いる金属材料は、被覆部材33に用いる酸化チタン等のフィラーを含有した樹脂と比較して光を透過しにくい。したがって、第2導電部材35の光の透過率は、被覆部材33の光の透過率よりも低い。このため、被覆部材33が第2導電部材35で覆われることにより、発光素子からの光が被覆部材33から漏れることを抑制できる。第2導電部材35は、第2A導電部35_2Aと第2B導電部35_2Bに分かれている。第2A導電部35_2Aは、被覆部材33の第4B面33_4Bの全体と、第2B面33_2Bの第4B面33_4B側の部分と、第3B面33_3Bの第4B面33_4B側の部分を覆っており、一方の第1導電部材23と接続されている。第2B導電部35_2Bは、被覆部材33の第5B面33_5Bの全体と、第2B面33_2Bの第5B面33_5B側の部分と、第3B面33_3Bの第5B面33_5B側の部分を覆っており、他方の第1導電部材23と接続されている。
次に、本実施形態に係る発光装置1の使用例について説明する。
図12は、本実施形態に係る発光装置の使用方法を示す模式的断面図である。
図12においては、光の軌跡の一例を、二点鎖線Lで示している。
図12に示すように、本実施形態に係る発光モジュール101においては、発光装置1と、導光板110と、配線基板120が設けられている。導光板110は、2つの主面110_A及び110_Bと、端面110_Cを有する。発光装置1の光取出面、すなわち、導光部材32が露出した面は、導光板110の端面110_Cに光学的に結合される。これにより、発光装置1から出射した光が、端面110_Cを介して、導光板110内に導入される。
このとき、発光素子10及び導光部材32から出射した光は、一部が被覆部材33によって反射されるが、他の一部は被覆部材33を透過する。発光装置1においては、第2導電部材35が被覆部材33の第2B面33_2Bを覆っているため、被覆部材33を透過した光が第2B面33_2Bにおいて第2導電部材35によって遮られて、被覆部材33から光が漏れることを抑制することができる。第2導電部材35によって遮られた光の一部は、第2導電部材35で反射され、発光装置1内に戻される。発光装置1内に戻された光の一部は、導光部材32を介して導光板110内に導入される。このため、発光装置1は、導光部材32へ効率よく発光素子10からの光を導光することができる。同様に、発光装置1においては、第2導電部材35が被覆部材33の第3B面33_3Bを覆っているので、被覆部材33の第3B面33_3Bから光が漏れることを抑制することができる。また、第2導電部材35によって遮られた光の一部は、導光部材32を介して導光板110内に導入することができる。
また、発光装置1においては、第2導電部材35が第4B面33_4B及び第5B面33_5Bを覆っているので、被覆部材33の第4B面33_4B及び第5B面33_5Bから光が漏れることを抑制できる。また、第2導電部材35によって遮られた光の一部は、導光部材32を介して導光板110内に導入される。
また、発光装置1においては、一対の第1導電部材23に接続された一対の第2導電部材35が設けられているため、導光板110の下方向に設けられた配線基板120から、電力の供給を受けることができる。これにより、発光モジュール101はレイアウトの自由度が高い。
このように、本実施形態によれば、被覆部材からの光漏れを抑制した側面発光型の発光装置を得ることができる。尚、発光装置1は、被覆部材33の第2B面33_2Bが配線基板120と対向する側面発光型の発光装置として使用してもよく、被覆部材33の第1B面33_1Bが配線基板120と対向する上面発光型の発光装置として使用してもよい。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。
図13Aは本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図であり、図13Bは模式的側面図であり、図13Cは図13Aに示すXIIIC-XIIIC線による模式的断面図であり、図13Dは図13Aに示すXIIID-XIIID線による模式的断面図である。
図14Aは本実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図であり、図14Bはその模式的側面図であり、図14Cは図14Aに示すXIVC-XIVC線による模式的断面図であり、図14Dは図14Aに示すXIVD-XIVD線による模式的断面図である。
図13A~図14Dは、図3Aの領域Cに相当する領域を示す。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様な部分は説明を簡略化又は省略し、第1の実施形態との相違点を主に説明する。後述する他の実施形態においても同様である。
先ず、図1A~図7Dに示す工程を実施する。
次に、図13A~図13Dに示すように、例えば、レーザー光を照射することにより、第2導電部材35の一部を除去してパターニングする。このとき、第2導電部材35に第2方向Yに延び、被覆部材33を跨ぐ溝部35aを形成すると共に、第2導電部材35における被覆部材33の第1方向Xの両端部を覆う部分を除去する。これにより、被覆部材33において、第1方向Xと直交する第4B面33_4Bと、第4B面33_4Bと反対側に位置する第5B面33_5Bが、第2導電部材35から露出する。
次に、図9A~図9Dに示す工程を実施し、第2導電部材35の一部及び被覆部材33の一部を除去する。これにより、図14A~図14Dに示すように、第2導電部材35は、被覆部材33の第2B面33_2B上に位置する一対の第2A導電部材35Aと、被覆部材33の第3B面33_3B上に位置する一対の第2B導電部材35Bに分割される。すなわち、第2導電部材35は、4つの部分に分割される。次に、図10A~図10Dに示す工程を実施し、支持体21を除去する。これにより、本実施形態に係る発光装置2が製造される。
図14A~図14Dに示すように、本実施形態に係る発光装置2は、第1の実施形態に係る発光装置1と比較して、被覆部材33の第4B面33_4B及び第5B面33_5Bが第2導電部材35によって覆われておらず、外部に露出している点が異なっている。このため、第2導電部材35は、被覆部材33の第2B面33_2B上に形成され、一対の第1導電部材23に接続された一対の第2A導電部材35Aと、被覆部材33の第3B面33_3B上に形成され、一対の第1導電部材23と離れて位置する一対の第2B導電部材35Bと、を有する。
発光装置2は、発光素子10と、一対の第1導電部材23と、被覆部材33と、一対の第2A導電部材35Aと、一対の第2B導電部材35Bと、を備える。発光素子10は、第1方向Xに並んで位置する一対の電極12を備える第1A面10_1Aと、第1A面10_1Aの反対側に位置する第2A面10_2Aと、第1A面10_1Aと第2A面10_2Aの間に位置し、第1方向Xに延びる第3A面10_3Aと、第3A面10_3Aの反対側に位置する第4A面10_4Aと、を有する。一対の第1導電部材23は一対の電極12と接続される。
被覆部材33は、発光素子の第3A面10_3Aを覆う第2B面33_2Bと、発光素子の第4A面10_4Aを覆う第3B面33_3Bと、第2B面33_2B及び第3B面33_3Bに隣接し第1方向Xと直交する第2方向Yに延びる第4B面33_4Bと、第4B面33_4Bと反対側に位置する第5B面33_5Bと、を有する。一対の第2A導電部材35Aは、第2B面33_2B上に形成され、一対の第1導電部材23に接続する。第2B導電部材35Bは、第3B面33_3B上に形成され、一対の第1導電部材23と離れて位置する。第4B面33_4B及び第5B面33_5Bの少なくとも一部は外部に露出される。発光装置2においては、第4B面33_4B及び第5B面33_5Bの全体が外部に露出される。
次に、本実施形態に係る発光装置2の使用例について説明する。
図15は、本実施形態に係る発光装置の使用方法を示す模式的断面図である。
図15においては、光の軌跡の一例を、二点鎖線Lで示している。
図15に示すように、本実施形態に係る発光モジュール102においては、導光板110の端面110_Cに複数の発光装置2が光学的に結合されている。各発光装置2においては、被覆部材33の第4B面33_4B及び第5B面33_5Bが第2導電部材35によって覆われていないため、被覆部材33の第4B面33_4B及び第5B面33_5Bからも光が出射し、導光板110内に導入される。これにより、発光モジュール102においては、発光装置2間の領域が暗くなることを抑制できる。
一方、発光装置2においては、第2導電部材35が第2B面33_2B及び第3B面33_3Bを覆っているので、被覆部材33の第2B面33_2B及び第3B面33_3Bから光が漏れることを抑制できる。また、第2導電部材35によって遮られた光の一部は、導光部材32を介して導光板110内に導入される。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。
図16は本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す模式的上面図である。図16に示す構造体の模式的側面図は図13Bと同様であり、図16に示すXIIIC-XIIIC線による模式的断面図は図13Cと同様であり、図16に示すXIIID-XIIID線による断面図は図13Dと同様である。
図17Aは本実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図であり、図17Bはその模式的側面図であり、図17Cは図17Bの反対側から見た模式的側面図であり、図17Dは図17Aに示すXVIID-XVIID線による模式的断面図である。図17Aに示すXIVC-XIVC線による模式的断面図は、図14Cと同様である。図17A~図17Dは、図3Aの領域Cに相当する領域を示す。
先ず、図1A~図7Dに示す工程を実施する。
次に、図16、図13B~図13Dに示すように、例えば、レーザー光を照射することにより、第2導電部材35をパターニングする。このとき、第2導電部材35に、第2方向Yを長手方向とする短冊状の開口部35bを形成すると共に、第2導電部材35における被覆部材33の第4B面33_4B上及び第5B面33_5B上に配置された部分を除去する。開口部35bの第2方向Yの一端部は、被覆部材33の上面上に位置している。このため、この時点では、第2導電部材35のうち、一方の第1導電部材23に接続された部分と、他方の第1導電部材23に接続された部分とは、分割されていない。
次に、図9A~図9Dに示す工程を実施する。これにより、第2導電部材35の一部及び被覆部材33の一部が除去され、第2導電部材35は、一方の第1導電部材23に接続された部分と、他方の第1導電部材23に接続された部分とに分割される。
次に、図10A~図10Dに示す工程を実施する。これにより、本実施形態に係る発光装置3が製造される。
図17A~図17D、図14Cに示すように、発光装置3においては、第2B導電部材35Bが1つのみ設けられており、被覆部材33の第3B面33_3Bの全体を覆っている。この場合も、第2B導電部材35Bは一対の第2A導電部材35Aから離れているため、一対の第2A導電部材35A同士が短絡することはない。
なお、第2導電部材35のパターンは上述の例には限定されず、一方の第1導電部材23に接続された部分と、他方の第1導電部材23に接続された部分が電気的に分かれていればよい。例えば、第2B導電部材35Bが、一方の第2A導電部材35Aのみに接続されており、他方の第2A導電部材35Aから離れていてもよい。または、第2B導電部材35Bが複数の部分に分かれており、その一部が一方の第2A導電部材35Aに接続され、他の一部が他方の第2A導電部材35Aに接続されていてもよい。第2導電部材35のパターンは、発光装置に要求される配光特性等に応じて適宜設計することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。
図18A~図20Bは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す図である。図18Aは模式的上面図であり、図18Bは図18Aに示すXVIIIB-XVIIIB線による模式的断面図である。図19A~図20Bについても同様である。
図21Aは本実施形態に係る発光装置を示す模式的上面図であり、図21Bはその模式的側面図であり、図21Cは図21Aに示すXXIC-XXIC線による模式的断面図であり、図21Dは図21Aに示すXXID-XXID線による模式的断面図である。
先ず、図1A~図5Cに示す工程を実施する。これにより、支持体21上に複数の構造体40を形成する。
次に、図18A及び図18Bに示すように、支持体21上に、複数の被覆部材33を形成する。複数の被覆部材33は、第2方向Yに沿って配列させる。各被覆部材33の形状は、第1方向Xに延びる帯状とする。各被覆部材33は、第1方向Xに沿って配列された複数の構造体40を覆う。但し、各構造体40の第1導電部材23の先端部は、被覆部材33から露出する。
次に、図19A及び図19Bに示すように、被覆部材33の上面、被覆部材33の側面及び支持体21の上面に第2導電部材35を形成する。
次に、図20A及び図20Bに示すように、第2導電部材35の一部及び被覆部材33の一部を除去する。例えば、第2導電部材35及び被覆部材33を上方向から研削する。これにより、被覆部材33の上面から第2導電部材35が除去されると共に、導光部材32が被覆部材33から露出する。被覆部材33の側面には第2導電部材35が残留する。
次に、例えば、レーザー光を照射することにより、第2導電部材35を選択的に除去して、パターニングする。これにより、第2導電部材35を、第1導電部材23毎に分割する。例えば、図8A~図8Dに示す工程と同様に、第2導電部材35に、第2方向Yに延び、一対の第1導電部材23の間を通過する溝部35aを形成することができる。
次に、支持体21を除去する。次に、ダイシングを行い、第2導電部材35及び被覆部材33を、構造体40毎に分割する。これにより、本実施形態に係る発光装置4が製造される。
図21A~図21Dに示すように、発光装置4においては、一対の第2A導電部材35Aが被覆部材33の第2B面33_2Bに設けられており、一対の第2B導電部材35Bが被覆部材33の第3面33_3Bに設けられている。一方、被覆部材33の第4B面33_4B及び第5B面33_5Bの少なくとも一部は、第2導電部材35によって覆われておらず、外部に露出している。なお、本実施形態においても、第3の実施形態のように、第2B導電部材35Bは1つのみ設けられていてもよい。
前述の各実施形態は、本発明を具現化した例であり、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、前述の各実施形態において、いくつかの構成要素又は工程を追加、削除又は変更したものも本発明に含まれる。
本発明は、例えば、照明装置及び表示装置の光源等に利用することができる。
1、2、3、4:発光装置
10:発光素子
10_1A:発光素子10の第1A面
10_2A:発光素子10の第2A面
10_3A:発光素子10の第3A面
11:半導体部分
12:電極
20:中間体
21:支持体
22:絶縁部材
22a:開口部
23:第1導電部材
25:接合部材
31:透光部材
32:導光部材
32_1C:導光部材32の第1C面
32_2C:導光部材32の第2C面
33:被覆部材
33_1B:被覆部材33の第1B面
33_2B:被覆部材33の第2B面
33_3B:被覆部材33の第3B面
33_4B:被覆部材33の第4B面
33_5B:被覆部材33の第5B面
33_CC:被覆部材33の連結部
35:第2導電部材
35a:溝部
35b:開口部
35z:部分
35A:第2A導電部材
35B:第2B導電部材
35_2A:第2A導電部
35_2B:第2B導電部
40:構造体
101、102:発光モジュール
110:導光板
110_A、110_B:主面
110_C:端面
120:配線基板
X:第1方向
Y:第2方向
Z:第3方向

Claims (12)

  1. 第1方向に並んで位置する一対の電極を備える第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面と、前記第1A面と前記第2A面の間に位置し、前記第1方向に延びる第3A面を有する発光素子を準備する工程と、
    支持体と、前記支持体の上面上に配置された一対の第1導電部材を含む中間体を準備する工程と、
    前記一対の第1導電部材と前記発光素子の前記一対の電極を接続する工程と、
    前記発光素子の前記第3A面及び前記支持体の上面を覆う被覆部材、並びに、前記被覆部材を介して前記発光素子の前記第3A面を覆い前記一対の第1導電部材と接続する一対の第2導電部材を形成する工程と、
    前記支持体を除去する工程と、
    を備えた発光装置の製造方法。
  2. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程において、前記被覆部材は、前記支持体と対向する第1B面と、前記第1B面と隣接し前記第1方向に延長する第2B面と、前記第2B面と反対側に位置する第3B面と、前記第1B面と前記第2B面を繋ぐ連結部と、を含む請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程は、
    前記第2B面及び前記連結部を覆い、前記一対の第1導電部材の双方と接続される前記第2導電部材を形成する工程と、
    前記連結部を覆う前記第2導電部材の一部を除去することにより、前記連結部において前記第2導電部材を、一方の前記第1導電部材と接続される第2A導電部と、他方の前記第1導電部材と接続される第2B導電部とに分断する工程と、
    を有する請求項2に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程において、前記第1導電部材は、前記被覆部材の前記第2B面から前記第1方向と直交する第2方向に延伸し、前記第3B面から離れる請求項2または3に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程において、前記第2導電部材は、前記第2B面および前記第3B面を覆う請求項2~4のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程は、前記被覆部材及び前記第2導電部材の一部を除去することにより、前記被覆部材に、前記第1方向と直交する第4B面と、前記第4B面と反対側に位置する第5B面を形成する工程を有する請求項1~5のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程の前に、
    前記発光素子上に導光部材を設ける工程をさらに備えた請求項1~6のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  8. 前記導光部材は、前記発光素子の前記第2A面と対向する第1C面と、前記第1C面と反対側の位置にある第2C面とを有し、
    前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程は、
    前記導光部材の前記第2C面を覆う前記被覆部材を形成する工程と、
    前記被覆部材の一部を除去することにより、前記導光部材の一部を外部に露出させる工程と、
    を有する請求項7に記載の発光装置の製造方法。
  9. 前記被覆部材及び前記第2導電部材を形成する工程において、前記第2導電部材は、前記被覆部材を介して前記導光部材の前記第2C面を覆うように形成し、
    前記導光部材の一部を外部に露出させる工程において、前記第2導電部材の一部も除去する請求項8に記載の発光装置の製造方法。
  10. 第1方向に並んで位置する一対の電極を備える第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面と、前記第1A面と前記第2A面の間に位置し、前記第1方向に延びる第3A面と、前記第3A面の反対側に位置する第4A面と、を有する発光素子と、
    前記一対の電極と接続される一対の第1導電部材と、
    前記第3A面を覆う第2B面と、前記第4A面を覆う第3B面と、前記第2B面及び前記第3B面に隣接し前記第1方向と直交する第2方向に延びる第4B面と、前記第4B面と反対側に位置する第5B面と、を有する被覆部材と、
    前記第2B面上に形成され、前記一対の第1導電部材のそれぞれと接続する一対の第2A導電部材と、
    前記第3B面上に形成され、前記一対の第1導電部材と離れて位置する第2B導電部材と、
    を備え、
    前記第4B面及び前記第5B面の少なくとも一部は外部に露出される発光装置。
  11. 前記第2B導電部材は前記第3B面の全体を覆う請求項10に記載の発光装置。
  12. 前記第4B面の全体及び前記第5B面の全体が外部に露出される請求項10または11に記載の発光装置。
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