JP7386056B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具に関する。
従来、省エネや結露防止等の観点から、断熱性能を向上させる建具が望まれている。これに対して、互いに離間する室内側に配置される室内側枠と、室外側に配置される室外側枠と、を有し、熱伝導率が低い樹脂で構成されるブリッジ材が、室内側枠と室外側枠との間に配置される建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このブリッジ材によって室内側枠と室外側枠との間での熱伝導が遮断されるため、優れた断熱性能が得られる。
特開2019-167699号公報
特許文献1に記載の技術においては、火災発生時に、樹脂で構成されたブリッジ材が焼失した場合に、室内側枠と室外側枠とが分離し、枠の強度が低下するおそれがある。
本発明は、室内側枠と室外側枠との間に配置されたブリッジ材により断熱性能を確保しつつ、火災発生時に、樹脂で構成されたブリッジ材が焼失しても、枠の強度を維持できる建具を提供することを目的とする。
本発明は、アルミニウム材料で形成される室外側部分と、アルミニウム材料で形成される室内側部分と、を有し、見付方向に延びる枠と、前記室外側部分と前記室内側部分との間に配置され、断熱性を有する材料により形成されるブリッジ材と、前記室外側部分と前記室内側部分とを連結する連結金具と、を備える建具に関する。
一実施形態に係る建具を室内側から見た正面図である。 建具の縦断面図である。 建具の横断面図である。 建具の下方側の部分の縦断面図である。 建具の左右方向の一方側の部分の横断面図である。 建具の左右方向の他方側の部分の横断面図である。 第1縦枠側連結金具を示す斜視図である。 第2縦枠側連結金具を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物躯体の開口部に取り付けられた枠体2に納められた内障子3及び外障子4における面方向を意味し、「見込方向」とは、内障子3及び外障子4の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。また、「見付面」は、建具1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、建具1において室内外方向に延びる面を意味する。また、図面において、室外側を「OUTSIDE」と記載し、室内側を「INSIDE」と記載する。
本実施形態の建具1は、いわゆる引き違い窓を構成し、図1~図3に示すように、枠体2と、枠体2内に開閉可能に配置された内障子3及び外障子4と、クレセント錠5と、を備える。枠体2は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24により矩形に枠組みされている。枠体2は、図示しない建物躯体の開口部に取り付けられる。
上枠21は、図2に示すように、建具1の上側において、水平方向に沿って配置される。上枠21は、中空部を有して構成され、建物躯体に固定される。
下枠22(枠)は、図2に示すように、建具1の下側において、水平方向に沿って延びる。下枠22は、アルミニウム材料で形成される室外側枠221(室外側部分)と、アルミニウム材料で形成される室内側枠222(室内側部分)と、ブリッジ材223と、下枠連結金具224と、を有する。室外側枠221と室内側枠222とは、見込方向に離間して配置される。室外側枠221は、室外側に配置され、水平方向に沿って配置される中空部221aを有する。室内側枠222は、室内側に配置され、水平方向に沿って配置される。ブリッジ材223は、室外側枠221と室内側枠222との間に配置される。ブリッジ材223は、断熱性を有する材料により形成される。
下枠連結金具224は、室外側枠221と室内側枠222とを連結する。下枠連結金具224は、図1に示すように、下枠22における左右方向の中央側に配置される。下枠連結金具224は、図2に示すように、室外側枠221と室内側枠222との間に配置されたブリッジ材223が火災発生時に焼失しても、室外側枠221と室内側枠222とが離れないように、室外側枠221と室内側枠222とを連結する。下枠連結金具224の詳細については後述する。
縦枠23,24(枠)は、図3に示すように、建具1の左右方向の外側において、上下方向に沿って延びる。縦枠23,24は、アルミニウム材料で形成される室外側枠231,241(室外側部分)と、アルミニウム材料で形成される室内側枠232,242(室内側部分)と、ブリッジ材233,243と、縦枠側連結金具25,26と、を有する。室外側枠231,241と室内側枠232,242とは、見込方向に離間して配置される。室外側枠231,241は、室外側に配置され、水平方向に沿って配置される中空部を有して形成される。室内側枠232,242は、室内側に配置され、水平方向に沿って配置される。ブリッジ材233,243は、室外側枠231,241と室内側枠232,242との間に配置される。ブリッジ材233,243は、断熱性を有する材料により形成される。
縦枠側連結金具25,26は、室外側枠231,241と室内側枠232,242とを連結する。縦枠側連結金具25,26は、図1に示すように、縦枠23,24における上下方向の中央側に配置される。縦枠側連結金具25,26は、図3に示すように、室外側枠231,241と室内側枠232,242との間に配置されたブリッジ材233,243が火災発生時に焼失しても、室外側枠221と室内側枠232,242とが離れないように、室外側枠231,241と室内側枠232,242とを連結する。縦枠側連結金具25,26の詳細については後述する。
内障子3及び外障子4は、いずれも引き戸であり、枠体2内に相対的にスライド可能に配置される。内障子3および外障子4は、枠体2内において、これらを見付方向にスライドさせることで、枠体2の開口が開放又は閉鎖される、いわゆる引き違い窓を構成する。
内障子3及び外障子4は、図2に示すように、上枠21に設けられたレール210a,210bと、下枠22に設けられたレール220a,220bとに対してそれぞれ係合している。内障子3及び外障子4は、下枠22のレール210b,220b上に沿って走行可能な戸車230a,230bをそれぞれ有する。これにより、内障子3及び外障子4は、レール210a,220a、210b,220bに沿って、左右方向にそれぞれ独立してスライド移動可能な引違い戸を構成する。
内障子3は、図1に示すように、いずれも長尺状の上框31、下框32および左右の縦框である召内框33(内障子3の召合せ框)、及び戸先框34により矩形に枠組みされた框体35と、框体35内に嵌め込まれて固定されたガラスパネル36と、内障子側引手301と、換気框の操作部302と、を含んで構成される。内障子側引手301は、内障子3の戸先框34の上下方向の中央に取り付けられている。換気框の操作部302は、内障子3の上框31に取り付けられている。
また、外障子4は、図1に示すように、いずれも長尺状の上框41、下框42および左右の縦框である召外框43(外障子4の召合せ框)、及び戸先框44により矩形に枠組みされた框体45と、框体45内に嵌め込まれて固定されたガラスパネル46と、外障子側引手401と、外障子側サブロック402と、を含んで構成される。外障子側引手401は、外障子4の戸先框44の上下方向の中央に取り付けられている。外障子側サブロック402は、外障子4の下框42に取り付けられている。
枠体2に配置される下枠連結金具224及び縦枠側連結金具25,26の詳細について説明する。
下枠連結金具224について説明する。下枠連結金具224は、図4に示すように、ブリッジ材223を挟んで見込方向に離間して配置された下枠22の室外側枠221と室内側枠222とを連結する。下枠連結金具224は、建物の躯体には固定されていない。
下枠連結金具224は、室外側枠221の上面と室内側枠222の上面とを連結する。室外側枠221の上面と室内側枠222の上面とは、同一平面上に配置される。下枠連結金具224は、室外側枠221に固定された第1金具225と、室内側枠222に固定された第2金具226と、を有する。下枠連結金具224は、第1金具225と第2金具226とが連結されることで、下枠22の室外側枠221と室内側枠222とを連結する。
第1金具225は、クランク形状に形成され、室外側枠221の上面に固定される。第1金具225は、室外側底板225aと、段差立ち上がり板225bと、室内側水平板225cと、を有する。室外側底板225aは、見込方向に水平に延びる板状に形成され、室外側において、室外側枠221の上面に固定される。段差立ち上がり板225bは、室外側底板225aの室内側の端部から上方に立ち上がる板状に形成される。室内側水平板225cは、段差立ち上がり板225bの上端部から、室内側に延びる板状に形成される。室内側水平板225cには、見付方向の左右方向に延びるスリット開口225dが形成される。
第2金具226は、略U字状に形成され、室内側枠222の上面に配置される。第2金具226は、室外側立ち上がり板226aと、中間底板226bと、室内側立ち上がり板226cと、を有する。中間底板226bは、ブリッジ材223を跨ぐように、室外側枠221の上面と室内側枠222の上面とに亘って配置される板状に形成される。中間底板226bの室内側の部分は、室内側枠222の上面に固定される。室外側立ち上がり板226aは、中間底板226bの室外側の端部から上方に立ち上がる。室外側立ち上がり板226aの先端は、第1金具225の室内側水平板225cのスリット開口225dに挿入される。第2金具226の室外側立ち上がり板226aの先端が第1金具225の室内側水平板225cのスリット開口225dに挿入されることで、第1金具225と第2金具226とは、連結される。室内側立ち上がり板226cは、中間底板226bの室内側の端部から上方に立ち上がる。
以上の下枠連結金具224においては、室外側枠221の上面に固定された第1金具225、及び室内側枠222の上面に固定にされた第2金具226は、第2金具226の室外側立ち上がり板226aの先端が第1金具225の室内側水平板225cのスリット開口225dに挿入されることで、連結される。これにより、室外側枠221と室内側枠222との間に配置されたブリッジ材223により断熱性能を確保しつつ、火災発生時に、樹脂で構成されたブリッジ材223が焼失しても、室外側枠221と室内側枠222との分離が抑制され、下枠22の強度を維持できる。
縦枠側連結金具25,26について説明する。縦枠側連結金具25,26は、図3に示すように、ブリッジ材233,243を挟んで見込方向に離間して配置された縦枠23,24の室外側枠231,241と室内側枠232,242とを連結する。縦枠側連結金具25,26は、いずれも、建物の躯体には固定されていない。
縦枠側連結金具25,26は、図5及び図6に示すように、室外側枠231,241の見付面231a,241aと室内側枠232,242の見込面232a,242aとを連結する。室外側枠231,241の見付面231a,241aと室内側枠232,242の見込面232a,242aとは、直交して配置される。室外側枠231,241の見付面231a,241aは、室内側枠232,242の見込面232a,242aよりも、左右方向の外側に配置されている。
縦枠側連結金具25,26における第1縦枠側連結金具25は、図1に示すように、左右方向の一方側(図1における左側)に配置される。縦枠側連結金具25,26における第2縦枠側連結金具26は、建具1における左右方向の他方側(図1における右側)に配置される。第1縦枠側連結金具25及び第2縦枠側連結金具26は、縦枠23,24の上下方向の中央側に配置される。
第1縦枠側連結金具25は、図5及び図7に示すように、見付面側接続板251と、中間傾斜板252と、見込面側接続板253と、を有する。見付面側接続板251は、見付方向の左右方向に幅を有して見込方向の上下方向に延びる板状に形成される。見付面側接続板251は、縦枠23の室外側枠231の見付面231aに接続される。見付面側接続板251及び見付面231aの板部分は、ネジ25aにより接続される。
ネジ25aは、第1縦枠側連結金具25を縦枠23の室外側枠231の見付面231aに接続する場合において、見込方向に延びて配置されると共に第1縦枠側連結金具25と縦枠23の室外側枠231の見付面231aとを接続する。ネジ25aは、第1縦枠側連結金具25と縦枠23の室外側枠231の見付面231aの板部分とを貫通して配置され、第1縦枠側連結金具25においてネジが効いており、縦枠23の室外側枠231の見付面231aの板部分においてネジが効いていない状態で、第1縦枠側連結金具25と縦枠23の室外側枠231の見付面231aとを接続する。
中間傾斜板252は、見付面側接続板251の上下方向の長さよりも小さい幅で、見付面側接続板251の上下方向の中央から傾斜して延びる平板状に形成される。中間傾斜板252は、縦枠23の室外側枠231の見付面231aから、室内側枠232の見込面232aまで延びる。中間傾斜板252は、室外側枠231の見付面231a及び室内側枠232の見込面232aの両方に対して傾斜して形成され、室外側から室内側に向かうに従って、左右方向の内側に向かうように傾斜する。中間傾斜板252は、室外側枠231の見付面231a及び室内側枠232の見込面232aには面接触せずに傾斜して形成される。
見込面側接続板253は、見込方向に延びる板状に形成され、中間傾斜板252と同じ幅で、中間傾斜板252の室内側の端部から室内側に延びる。見込面側接続板253は、ネジ25bにより、室内側枠232の見込面232aに接続される。
第2縦枠側連結金具26は、第1縦枠側連結金具25と形状が異なる。第2縦枠側連結金具26が配置される左右方向の他方側(図1における右側)においては、図6に示すように、縦枠24に配置されたブリッジ材243及びブリッジ材243の取付部分は、縦枠24の室内側枠242の見込面242aから、左右方向の外側に突出している。そのため、第2縦枠側連結金具26は、ブリッジ材243及びブリッジ材243の取付部分を避ける形状に形成される。
第2縦枠側連結金具26は、図6及び図8に示すように、見付面側接続板261と、中間傾斜板262と、中間見込面平行板263と、見込面側接続部264と、を有する。見付面側接続板261は、見込方向の左右方向に幅を有して上下方向に延びる板状に形成される。見付面側接続板261は、縦枠24の室外側枠241の見付面241aに接続される。見付面側接続板261及び見付面241aの板部分は、ネジ26aにより接続される。
ネジ25bは、第2縦枠側連結金具26を縦枠24の室外側枠241の見付面241aに接続する場合において、見込方向に延びて配置されると共に第2縦枠側連結金具26と縦枠24の室外側枠241の見付面241aとを接続する。ネジ25bは、第2縦枠側連結金具26と縦枠24の室外側枠241の見付面241aの板部分とを貫通して配置され、第2縦枠側連結金具26においてネジが効いており、縦枠24の室外側枠241の見付面241aの板部分においてネジが効いていない状態で、第2縦枠側連結金具26と縦枠24の室外側枠241の見付面241aとを接続する。
中間傾斜板262は、見付面側接続板261の上下方向の長さよりも小さい幅で、見付面側接続板261の上下方向の下端部から傾斜して延びる平板状に形成される。中間傾斜板262は、縦枠24の室外側枠241の見付面241aから、室内側枠242の見込面242a側に延びる。中間傾斜板262は、室外側枠241の見付面241a及び室内側枠242の見込面242aの両方に対して傾斜して形成され、室外側から室内側に向かうに従って、左右方向の内側に向かうように傾斜する。中間傾斜板262は、室外側枠241の見付面241a及び室内側枠242の見込面242aには面接触せずに傾斜して形成される。
中間見込面平行板263は、室内側枠242の見込面242aに平行に形成され、中間傾斜板262の室内側の端部から室内側に所定長さ延びる。
見込面側接続部264は、中間見込面平行板263の室内側の端部に形成される。見込面側接続部264は、見付方向に延びる立ち上がり片264aと、見込方向に延びる見込面側接続片264bと、を有する。立ち上がり片264aは、中間見込面平行板263の室内側の端部から左右方向の縦枠24側(内側)に延びる。見込面側接続片264bは、立ち上がり片264aの左右方向の縦枠24側(内側)の端部から見込方向の一方側に延びる。見込面側接続片264bは、ネジ26bにより、室内側枠242の見込面242aに接続される。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態の建具1は、アルミニウム材料で形成される室外側枠221,231,241と、アルミニウム材料で形成される室内側枠222,232,242と、を有し、見付方向に延びる枠(下枠22,縦枠23,24)と、室外側枠221,231,241と室内側枠222,232,242との間に配置され、断熱性を有する材料により形成されるブリッジ材223,233,243と、室外側枠221,231,241と室内側枠222,232,242とを連結する連結金具(下枠連結金具224,第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)と、を備える。これにより、室外側枠221,231,241と室内側枠222,232,242との間に配置されたブリッジ材223,233,243により断熱性能を確保しつつ、火災発生時に、樹脂で構成されたブリッジ材223,233,243が焼失しても、室外側枠221,231,241と室内側枠222,232,242との分離が抑制され、枠(下枠22,縦枠23,24)の強度を維持できる。
また、本実施形態においては、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)は、室外側枠231,241及び室内側枠232,242に面接触せずに傾斜して形成される中間傾斜板252,262を有する。これにより、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)は、ネジ25a,26a及びネジ25b,26bの周辺においてのみ、室外側枠231,241及び室内側枠232,242に接触する。連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)を必要最小限の部分に接触させることで、室外側枠231,241と室内側枠232,242とを連結できる。また、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)が中間傾斜板252,262を有することにより、室外側枠231,241と室内側枠232,242とを連結する場合に、室外側枠231,241及び室内側枠232,242の形状や位置関係に広く対応できる。これにより、設計の自由度を向上できる。
また、本実施形態においては、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)は室外側枠231,241の見付面231a,241aと室内側枠232,242の見込面232a,242aとを連結する。これにより、ネジ25a,26aとネジ25b,26bとが貫通する方向が異なることにより、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)が、室外側枠231,241及び室内側枠232,242から外れにくい。これにより、室外側枠231,241及び室内側枠232,242を連結する連結強度を向上できる。
また、本実施形態においては、見込方向に延びて配置されると共に連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)と室外側枠231,241の見付面231a,241aとを接続するネジ25a,26aを備え、ネジ25a,26aは、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)と室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分とを貫通して配置され、室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分においてネジ25a,26aが効いていない状態で、連結金具(第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)と室外側枠231,241の見付面231a,241aとを接続する。
ここで、仮に室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分においてネジ25a,26aを効かせて接続した場合には、室内側枠232,242が室外側枠231,241に引っ張られて、ブリッジ材233,243が配置される部分において隙間が形成されてしまう可能性がある。ブリッジ材233,243が配置される部分において隙間が形成された場合には、水漏れが発生して、水密性を確保できない可能性がある。これに対して、本発明においては、室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分においてネジ25a,26aが効いていない状態で接続するため、室外側枠231,241が見込方向に移動可能な状態でネジ25a,26aに接続されているため、室外側枠231,241が室内側枠232,242を引っ張ることを防止できる。これにより、ブリッジ材233,243が配置される部分において隙間が形成されることを抑制できる。よって、水密性を確保できる。
また、本実施形態においては、連結金具(下枠連結金具224,第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)は、枠(下枠22,縦枠23,24)の長手方向の中央側に1つ設けられる。これにより、連結金具(下枠連結金具224,第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)を必要最小限の部分に設けることができる。よって、簡易な構成で、枠(下枠22,縦枠23,24)の強度を維持できる。また、連結金具(下枠連結金具224,第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)に要するコストを削減できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、下枠22及び縦枠23,24に、連結金具(下枠連結金具224、第1縦枠側連結金具25、第2縦枠側連結金具26)を設けたが、これに限定されず、上枠21に連結金具を設けてもよい。また、縦枠23,24に、中間傾斜板252,262(傾斜部)を有する連結金具(第1縦枠側連結金具25、第2縦枠側連結金具26)を設けたが、これに限定されず、上枠21及び下枠22に、中間傾斜板(傾斜部)を有する連結金具を設けてもよい。
また、前記実施形態では、連結金具(下枠連結金具224,第1縦枠側連結金具25,第2縦枠側連結金具26)を下枠22及び縦枠23,24の長手方向の中央側に1つ設ける構成としたが、これに限定されず、例えば、連結金具を、枠の長手方向の端部側に1つ設けてもよいし、枠の長手方向に複数設けてもよい。
また、前記実施形態では、連結金具(第1縦枠側連結金具25、第2縦枠側連結金具26)を室外側枠231,241の見付面231aに接続する場合に、室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分においてネジ25a,26aが効いていない状態で接続したが、これに限定されず、室外側枠231,241の見付面231a,241aの板部分においてネジ25a,26aが効いた状態で接続してもよい。
1 建具
2 枠体
3 内障子
4 外障子
22 下枠(枠)
23 縦枠(枠)
24 縦枠(枠)
25 第1縦枠側連結金具(縦枠側連結金具、連結金具)
25a ネジ
26 第2縦枠側連結金具(縦枠側連結金具、連結金具)
26a ネジ
221,231,241 室外側枠(室外側部分)
222,232,242 室内側枠(室内側部分)
223,233,243 ブリッジ材
224 下枠連結金具(連結金具)
223,233,243 連結金具
231a,241a 見付面
232a,242a 見込面
252,262 中間傾斜板(傾斜部)

Claims (3)

  1. アルミニウム材料で形成される室外側部分と、アルミニウム材料で形成される室内側部分と、を有し、見付方向に延びる枠と、
    前記室外側部分と前記室内側部分との間に配置され、断熱性を有する材料により形成されるブリッジ材と、
    前記室外側部分と前記室内側部分とを連結する連結金具と、を備え
    前記連結金具は、見込方向に延びる第1ネジにより前記室外側部分の見付面に面接触した状態で固定される見付面側接続板と、見付方向に延びる第2ネジにより前記室内側部分の見込面に面接触した状態で固定される見込面側接続板と、前記見付面側接続板と前記見込面側接続板との間に配置され前記室外側部分及び前記室内側部分に面接触せずに傾斜して形成される傾斜部と、を有し、前記室外側部分の見付面と前記室内側部分の見込面とを連結する建具。
  2. 第1ネジは、前記連結金具の前記見付面側接続板と前記見付面の板部分とを貫通して配置され、前記見付面の板部分においてネジが効いていない状態で、前記連結金具の前記見付面側接続板と前記見付面とを接続する、請求項に記載の建具。
  3. 前記連結金具は、前記枠の長手方向の中央側に1つ設けられる、請求項1又は2に記載の建具。
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