JP7385171B2 - 情報処理システム、情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のシステムを備える情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよびスレーブシステムに関する。
従来、複数のシステムを備える情報処理システムであって、複数のシステムのそれぞれが同一の情報を保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。従来の情報処理システムにおいては、複数のシステムのうちのマスターシステムにおいて情報が変更された場合に、マスターシステムが、複数のシステムのうちのスレーブシステムに情報を同期させる。
特開2005-293088号公報
本発明は、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよびスレーブシステムを提供することを目的とする。
本発明の情報処理システムは、特定の種類の情報に関する変更の通知先を示す通知先情報を備えるメインシステムを含む複数のシステムと、前記複数のシステムにおける前記特定の種類の情報の変更が指示される情報処理装置とを備え、前記通知先情報は、前記複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを前記通知先として示し、前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記通知先情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求し、前記マスターシステムは、前記特定の種類の情報の変更が前記情報処理装置から要求された場合に、前記マスターシステム自身が保持する前記特定の種類の情報を、前記情報処理装置から要求された通りに変更し、前記特定の種類の情報の変更の成功を前記情報処理装置に通知し、前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知し、前記スレーブシステムは、前記特定の種類の情報の変更が前記情報処理装置から通知された場合に、前記マスターシステムが保持する前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得し、前記スレーブシステム自身が保持する前記特定の種類の情報を、前記マスターシステムから取得した情報に変更することを特徴とする。
この構成により、本発明の情報処理システムは、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
本発明の情報処理システムにおいて、前記メインシステムは、前記特定の種類の情報に関する前記システムの優先順位を示す優先順位情報を備え、前記複数のシステムの実際の構成と、前記優先順位情報とに基づいて前記通知先情報を生成しても良い。
この構成により、本発明の情報処理システムは、複数のシステムの実際の構成と、優先順位情報とに基づいてメインシステムが通知先情報を生成するので、複数のシステムの実際の構成に基づいて人が通知先情報を生成する労力を削減することができる。
本発明の情報処理システムにおいて、前記メインシステムは、前記特定の種類の情報に関する変更の可否を示す変更可否情報を備え、前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記変更可否情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記変更可否情報において、前記特定の種類の情報に関して変更が不可能であることが示されているとき、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに前記特定の種類の情報の変更を要求しなくても良い。
この構成により、本発明の情報処理システムは、変更が不可能であることが変更可否情報において示されている情報を変更することを防止することができる。
本発明の情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更を前記マスターシステムに要求した後、前記マスターシステムから応答が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報の変更を前記マスターシステムに再度要求しても良い。
この構成により、本発明の情報処理システムは、マスターシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報の変更をマスターシステムに要求することを情報処理装置が繰り返すので、マスターシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
本発明の情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更を前記スレーブシステムに通知した後、前記スレーブシステムから応答が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報の変更を前記スレーブシステムに再度通知しても良い。
この構成により、本発明の情報処理システムは、スレーブシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報の変更をスレーブシステムに通知することを情報処理装置が繰り返すので、スレーブシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
本発明の情報処理システムにおいて、前記スレーブシステムは、前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得することを試みた後、前記マスターシステムからの前記特定の種類の情報の取得の成功が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得することを再度試みても良い。
この構成により、本発明の情報処理システムは、マスターシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報をマスターシステムから取得することをスレーブシステムが繰り返すので、スレーブシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
本発明の情報処理装置は、特定の種類の情報に関する変更の通知先を示す通知先情報を備えるメインシステムを含む複数のシステムにおける前記特定の種類の情報の変更が指示される情報処理装置であって、前記通知先情報は、前記複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを前記通知先として示し、前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記通知先情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求し、前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知することを特徴とする。
この構成により、本発明の情報処理装置は、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
本発明の情報処理プログラムは、複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを、特定の種類の情報に関する変更の通知先として示す通知先情報を備えるメインシステムを含む前記複数のシステムにおける前記メインシステムから前記通知先情報を取得する機能と、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求する機能と、前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知する機能とをコンピューターに実現させることを特徴とする。
この構成により、本発明の情報処理プログラムを実行するコンピューターは、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
本発明のスレーブシステムは、特定の種類の情報に関するスレーブシステムであって、前記特定の種類の情報の変更が情報処理装置から通知された場合に、前記特定の種類の情報に関するマスターシステムが保持する前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得し、前記スレーブシステム自身が保持する前記特定の種類の情報を、前記マスターシステムから取得した情報に変更することを特徴とする。
この構成により、本発明のスレーブシステムは、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
本発明の情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよびスレーブシステムは、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
本発明の一実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。 図1に示す文書処理フロー実行システム、認証認可システムおよび利用者情報保持システムのそれぞれが保持する、利用者毎の情報の一例を示す図である。 図1に示す例とは異なる例での情報処理システムのブロック図である。 図1および図3に示す例とは異なる例での情報処理システムのブロック図である。 MFPによって構成される場合の図1に示す画像形成装置のブロック図である。 図1に示す利用者端末のブロック図である。 図1に示す管理者端末のブロック図である。 1台のコンピューターによって構成される場合の図1に示す文書処理フロー実行システムのブロック図である。 図8に示す優先順位情報の一例を示す図である。 図8に示す変更可否情報の一例を示す図である。 図8に示す通知先情報の一例を示す図である。 他のシステムと連携する場合の図8に示す文書処理フロー実行システムの動作のフローチャートである。 図12に示す動作において管理者端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 変更可否情報を生成する場合の図8に示す文書処理フロー実行システムの動作のフローチャートである。 通知先情報を生成する場合の図8に示す文書処理フロー実行システムの動作のフローチャートである。 情報処理システムが図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システムにログインするときの情報処理システムの動作のシーケンス図である。 各システムによって保持されている情報を変更する場合の図5に示す画像形成装置の動作の一部のフローチャートである。 図17に示す動作の続きの動作のフローチャートである。 図17および図18に示す動作において画像形成装置の表示部に表示される情報変更画面の一例を示す図である。 図17および図18に示す動作において対象情報への変更が要求された場合のマスターシステムの動作のフローチャートである。 図17および図18に示す動作において対象情報の変更が通知された場合のスレーブシステムの動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム10のブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム10は、情報処理装置としての画像形成装置20を備えている。情報処理システム10は、画像形成装置20以外にも、画像形成装置20と同様の構成の画像形成装置を少なくとも1つ備えても良い。情報処理システム10における画像形成装置は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)などによって構成されている。
情報処理システム10は、情報処理システム10の利用者によって使用される情報処理装置としての利用者端末30を備えている。情報処理システム10は、利用者端末30以外にも、利用者端末30と同様の構成の利用者端末を少なくとも1つ備えても良い。情報処理システム10における利用者端末は、例えば、PC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
情報処理システム10は、情報処理システム10の利用者側の管理者(以下、単に「管理者」という。)によって使用される管理者端末40を備えている。情報処理システム10は、管理者端末40以外にも、管理者端末40と同様の構成の管理者端末を少なくとも1つ備えても良い。情報処理システム10における管理者端末は、例えば、PCなどのコンピューターによって構成されている。
情報処理システム10は、文書の処理のワークフローとしての文書処理フローを実行するメインシステムとしての文書処理フロー実行システム50を備えている。文書処理フロー実行システム50は、1台のコンピューターによって構成されても良いし、複数台のコンピューターによって構成されても良い。文書処理フロー実行システム50によって実行される文書処理フローは、文書が入力される入力段階と、入力された文書に対して様々な処理を実行する文書処理段階と、文書処理段階における処理の結果を出力する出力段階とによって構成される。入力段階において文書を入力する方法としては、例えば、画像形成装置のスキャナーによって原稿から読み取られた画像を文書として入力する方法や、特定のフォルダーに配置されている文書を入力する方法や、受信した電子メールに添付されている文書を入力する方法など、様々な方法が存在する。文書処理段階における、文書に対する処理としては、例えば、文書としての画像からテキストを生成するOCR(Optical Character Recognition)処理や、文書としての画像に対して傾き補正などの特定の補正を実行する処理や、文書としての画像のフォーマットを変換する処理など、様々な処理が存在する。出力段階において処理の結果を出力する方法としては、例えば、特定のフォルダーに出力する方法や、電子メールによって特定の宛先に送信する方法など、様々な方法が存在する。文書処理フロー実行システム50は、複数の文書処理フローを保存することが可能である。文書処理フロー実行システム50は、例えば、管理者端末からの指示に応じて新たな文書処理フローを保存することが可能であるし、既に記憶している文書処理フローを管理者端末からの指示に応じて変更したり削除したりすることも可能である。
情報処理システム10は、情報処理システム10の利用者の認証および認可を実行する認証認可システム60を備えることが可能である。認証認可システム60は、1台のコンピューターによって構成されても良いし、複数台のコンピューターによって構成されても良い。認証認可システム60は、画像形成装置の各種の機能の利用の制限を利用者毎に管理しており、認証した利用者、すなわち、画像形成装置にログインした利用者に関する、画像形成装置の各種の機能の利用の制限を示す認可情報を、画像形成装置や文書処理フロー実行システム50に提供することができる。認証認可システム60は、例えば利用者端末から送信されてきた印刷データをスプールしたり、スプールしている印刷データをいずれかの画像形成装置に出力したりすることができる。また、認証認可システム60は、情報処理システム10の利用者による画像形成装置の利用を管理することもできる。
情報処理システム10は、情報処理システム10の利用者の情報を保持する利用者情報保持システム70を備えることが可能である。利用者情報保持システム70は、1台のコンピューターによって構成されても良いし、複数台のコンピューターによって構成されても良い。利用者情報保持システム70は、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60のいずれでもないシステムで使用される情報を保持することも可能である。
情報処理システム10における画像形成装置、利用者端末および管理者端末と、文書処理フロー実行システム50、認証認可システム60および利用者情報保持システム70とは、LAN(Local Area Network)などのネットワーク11を介して通信可能に接続可能である。
図2は、文書処理フロー実行システム50、認証認可システム60および利用者情報保持システム70のそれぞれが保持する、利用者毎の情報の一例を示す図である。
図2に示すように、文書処理フロー実行システム50は、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスなどの利用者の一般的な情報と、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60において使用される言語と、画像形成装置からログインされる場合に使用されるPINコードと、文書処理フローの実行結果の出力先としてのフォルダーを示すフォルダー情報とを保持している。
図2に示すように、認証認可システム60は、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスなどの利用者の一般的な情報と、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60において使用される言語と、画像形成装置からログインされる場合に使用されるPINコードと、画像形成装置からログインされる場合に使用されるIDカードを示すIDカード情報と、認可情報と、画像形成装置の現在の使用量や課金額を示すアカウンティングとを保持している。
図2に示すように、利用者情報保持システム70は、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスなどの利用者の一般的な情報を保持している。
図2に示すように、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスなどの利用者の一般的な情報は、文書処理フロー実行システム50、認証認可システム60および利用者情報保持システム70のそれぞれによって同一の情報が保持されている。また、言語およびPINコードは、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60のそれぞれによって同一の情報が保持されている。
図3は、図1に示す例とは異なる例での情報処理システム10のブロック図である。
情報処理システム10は、図3に示すように、利用者情報保持システム70(図1参照。)を備えずに構成されても良い。
図4は、図1および図3に示す例とは異なる例での情報処理システム10のブロック図である。
情報処理システム10は、図4に示すように、認証認可システム60(図1参照。)および利用者情報保持システム70(図1参照。)を備えずに構成されても良い。
図5は、MFPによって構成される場合の画像形成装置20のブロック図である。
図5に示すように、画像形成装置20は、種々の操作が入力される例えばボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示する例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、用紙などの記録媒体に画像を印刷する印刷デバイスであるプリンター23と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、LAN、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部26と、各種の情報を記憶する例えば半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部27と、画像形成装置20全体を制御する制御部28とを備えているコンピューターである。
記憶部27は、文書処理フロー実行システム50(図1参照。)および認証認可システム60(図1参照。)の機能を利用者に提供するための情報処理プログラムとしてのクライアントアプリケーションプログラム27aを記憶可能である。クライアントアプリケーションプログラム27aは、例えば、画像形成装置20の製造段階で画像形成装置20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から画像形成装置20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上から画像形成装置20に追加でインストールされても良い。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、制御部28のCPUの作業領域として用いられる揮発性の記憶デバイスとしてのメモリーであるRAM(Random Access Memory)とを備えている。制御部28のCPUは、記憶部27または制御部28のROMに記憶されているプログラムを実行する。
制御部28は、クライアントアプリケーションプログラム27aを実行することによって、クライアント28aを実現する。クライアント28aは、原稿からのスキャナー24による画像の読み取りである「スキャン」、通信部26を介して受信した印刷データに基づいた画像など、様々な画像をプリンター23によって記録媒体に印刷する「プリント出力」、スキャナー24によって原稿から読み取った画像をプリンター23によって記録媒体に印刷する「コピー」、スキャナー24によって原稿から読み取った画像をファックス通信部25によってファックス通信で送信する「ファックス送信」などの画像形成装置20の各種の機能の利用を、認証認可システム60から取得する認可情報に応じて制限することができる。
図6は、利用者端末30のブロック図である。
図6に示すように、利用者端末30は、種々の操作が入力される例えばキーボード、マウスなどの操作デバイスである操作部31と、種々の情報を表示する例えばLCDなどの表示デバイスである表示部32と、LAN、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部33と、各種の情報を記憶する例えば半導体メモリー、HDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部34と、利用者端末30全体を制御する制御部35とを備えている。
記憶部34は、文書処理フロー実行システム50(図1参照。)の機能を利用者に提供するための情報処理プログラムとしてのクライアントアプリケーションプログラム34aを記憶している。クライアントアプリケーションプログラム34aは、例えば、利用者端末30の製造段階で利用者端末30にインストールされていても良いし、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USBメモリーなどの外部の記憶媒体から利用者端末30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上から利用者端末30に追加でインストールされても良い。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、制御部35のCPUの作業領域として用いられる揮発性の記憶デバイスとしてのメモリーであるRAMとを備えている。制御部35のCPUは、記憶部34または制御部35のROMに記憶されているプログラムを実行する。
制御部35は、クライアントアプリケーションプログラム34aを実行することによって、クライアント35aを実現する。
図7は、管理者端末40のブロック図である。
図7に示すように、管理者端末40は、種々の操作が入力される例えばキーボード、マウスなどの操作デバイスである操作部41と、種々の情報を表示する例えばLCDなどの表示デバイスである表示部42と、LAN、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部43と、各種の情報を記憶する例えば半導体メモリー、HDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部44と、管理者端末40全体を制御する制御部45とを備えている。
記憶部44は、WebブラウザーのプログラムであるWebブラウザープログラム44aを記憶している。Webブラウザープログラム44aは、例えば、管理者端末40の製造段階で管理者端末40にインストールされていても良いし、CD、DVD、USBメモリーなどの外部の記憶媒体から管理者端末40に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上から管理者端末40に追加でインストールされても良い。
制御部45は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、制御部45のCPUの作業領域として用いられる揮発性の記憶デバイスとしてのメモリーであるRAMとを備えている。制御部45のCPUは、記憶部44または制御部45のROMに記憶されているプログラムを実行する。
制御部45は、Webブラウザープログラム44aを実行することによって、Webブラウザー45aを実現する。
図8は、1台のコンピューターによって構成される場合の文書処理フロー実行システム50のブロック図である。
図8に示すように、文書処理フロー実行システム50は、種々の操作が入力される例えばキーボード、マウスなどの操作デバイスである操作部51と、種々の情報を表示する例えばLCDなどの表示デバイスである表示部52と、LAN、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部53と、各種の情報を記憶する例えば半導体メモリー、HDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部54と、文書処理フロー実行システム50全体を制御する制御部55とを備えている。
記憶部54は、例えば認証認可システム60(図1参照。)、利用者情報保持システム70(図1参照。)など、文書処理フロー実行システム50以外のシステムとの連携のための情報としてのシステム連携情報54aを記憶している。
記憶部54は、情報処理システム10に含まれるシステムのうち、各種の情報のそれぞれに関するシステムの優先順位を示す優先順位情報54bを記憶している。優先順位情報54bの内容は、固定でも良いし、例えば管理者端末経由で変更可能でも良い。例えば、管理者は、管理者端末40から例えばWebブラウザー45a経由で文書処理フロー実行システム50にアクセスし、優先順位情報54bを設定することができる。
図9は、優先順位情報54bの一例を示す図である。
図9に示す優先順位情報54bにおいて、数値が小さい方が優先的にマスターシステムになる。例えば、ユーザー名は、文書処理フロー実行システム50が例えば図1に示すように利用者情報保持システム70と連携する場合には利用者情報保持システム70がマスターシステムになり、文書処理フロー実行システム50が図3に示すように利用者情報保持システム70と連携せずに認証認可システム60と連携する場合には認証認可システム60がマスターシステムになり、文書処理フロー実行システム50が図4に示すように認証認可システム60および利用者情報保持システム70のいずれとも連携しない場合には文書処理フロー実行システム50がマスターシステムになる。
図8に示すように、記憶部54は、各種の情報のそれぞれに関する変更の可否を示す変更可否情報54cを記憶している。
図10は、変更可否情報54cの一例を示す図である。
図10に示す変更可否情報54cにおいて、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスに関しては、利用者による変更が不可能であることが設定されており、言語、PINコードおよびフォルダー情報に関しては、利用者による変更が可能であることが設定されている。
図8に示すように、記憶部54は、各種の情報のそれぞれに関する変更の通知先を示す通知先情報54dを記憶している。
図11は、通知先情報54dの一例を示す図である。
図11に示すように、通知先情報54dには、通知先として、マスターシステムと、スレーブシステムとが設定されている。図11に示す通知先情報54dにおいて、ユーザー名、パスワードおよびEメールアドレスに関しては、マスターシステムおよびスレーブシステムのいずれも「該当なし」であることが設定されており、言語およびPINコードに関しては、マスターシステムが認証認可システム60であってスレーブシステムが文書処理フロー実行システム50であることが設定されており、フォルダー情報に関しては、マスターシステムが文書処理フロー実行システム50であってスレーブシステムが「該当なし」であることが設定されている。
図8に示す制御部55は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、制御部55のCPUの作業領域として用いられるメモリーとしてのRAMとを備えている。制御部55のCPUは、記憶部54または制御部55のROMに記憶されているプログラムを実行する。
次に、情報処理システム10の動作について説明する。
まず、他のシステムと連携する場合の文書処理フロー実行システム50の動作について説明する。
図12は、他のシステムと連携する場合の文書処理フロー実行システム50の動作のフローチャートである。図13は、図12に示す動作において管理者端末40の表示部42に表示される画面の一例を示す図である。
管理者は、管理者端末40から例えばWebブラウザー45a経由で文書処理フロー実行システム50にアクセスし、文書処理フロー実行システム50への利用者情報保持システム70の設定の開始を文書処理フロー実行システム50に指示することができる。文書処理フロー実行システム50の制御部55は、利用者情報保持システム70の設定の開始が指示されると、図12に示す動作を実行する。
図12に示すように、制御部55は、利用者情報保持システム70の設定の画面(図13参照。)のデータを管理者端末40に送信する(S101)。したがって、管理者端末40の制御部45は、図13に示す画面を表示部42に表示する。図13に示す画面では、利用者情報保持システム70の設定のための情報が入力されることができるとともに、入力された情報の保存を文書処理フロー実行システム50に指示することができる。
制御部55は、S101の処理の後、利用者情報保持システム70の設定のための情報の保存が指示されたと判断するまで、利用者情報保持システム70の設定のための情報の保存が指示されたか否かを判断する(S102)。
制御部55は、利用者情報保持システム70の設定のための情報の保存が指示されたとS102において判断すると、保存が指示されたとS102において判断した情報をシステム連携情報54aに保存して(S103)、図12に示す動作を終了する。
以上においては、利用者情報保持システム70と連携する場合の文書処理フロー実行システム50の動作について説明している。しかしながら、認証認可システム60と連携する場合の文書処理フロー実行システム50の動作についても同様である。
次に、変更可否情報54cを生成する場合の文書処理フロー実行システム50の動作について説明する。
文書処理フロー実行システム50の制御部55は、システム連携情報54aおよび優先順位情報54bを初めて読み込む場合と、システム連携情報54aおよび優先順位情報54bのいずれかが更新された場合に、図14に示す動作を実行する。
図14は、変更可否情報54cを生成する場合の文書処理フロー実行システム50の動作のフローチャートである。
図14に示すように、制御部55は、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携しているか否かをシステム連携情報54aに基づいて判断する(S121)。
制御部55は、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携しているとS121において判断すると、利用者情報保持システム70がマスターシステムになる情報をシステム連携情報54aおよび優先順位情報54bに基づいて特定する(S122)。
次いで、制御部55は、S122において特定した情報に関して、利用者による変更が不可能であることを示し、S122において特定した情報以外の情報に関して、利用者による変更が可能であることを示す変更可否情報54cを生成し(S123)、図14に示す動作を終了する。
制御部55は、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携していないとS121において判断すると、全ての情報に関して、利用者による変更が可能であることを示す変更可否情報54cを生成し(S124)、図14に示す動作を終了する。
なお、以上においては、変更可否情報54cは、文書処理フロー実行システム50によって自動で生成される。しかしながら、変更可否情報54cは、文書処理フロー実行システム50によって自動で生成されずに、管理者によって設定されても良い。例えば、管理者は、管理者端末40から例えばWebブラウザー45a経由で文書処理フロー実行システム50にアクセスし、変更可否情報54cを設定することができる。
次に、通知先情報54dを生成する場合の文書処理フロー実行システム50の動作について説明する。
文書処理フロー実行システム50の制御部55は、システム連携情報54a、優先順位情報54bおよび変更可否情報54cを初めて読み込む場合と、システム連携情報54a、優先順位情報54bおよび変更可否情報54cのいずれかが更新された場合に、図15に示す動作を実行する。
図15は、通知先情報54dを生成する場合の文書処理フロー実行システム50の動作のフローチャートである。
図15に示すように、制御部55は、各情報に関してマスターシステムおよびスレーブシステムになるシステムをシステム連携情報54aおよび優先順位情報54bに基づいて特定する(S141)。ここで、制御部55は、文書処理フロー実行システム50がマスターシステムになる情報に関してはスレーブシステムを「該当なし」にする。
次いで、制御部55は、各情報に関してS141において特定したマスターシステムおよびスレーブシステムを示す仮の通知先情報を生成する(S142)。
次いで、制御部55は、S142において生成した、仮の通知先情報において、利用者による変更が不可能であることが変更可否情報54cにおいて示されている情報に関して、マスターシステムおよびスレーブシステムを「該当なし」に変更する(S143)。
次いで、制御部55は、仮の通知先情報を正式の通知先情報54dに変更して(S144)、図15に示す動作を終了する。
次に、情報処理システム10が図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50にログインするときの情報処理システム10の動作について説明する。
図16は、情報処理システム10が図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50にログインするときの情報処理システム10の動作のシーケンス図である。
図16に示すように、利用者端末30の制御部35は、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携しているので、利用者のログインを利用者情報保持システム70に要求する(S161)。この要求には、利用者によって操作部31を介して入力されたユーザー名およびパスワードが含まれている。なお、制御部35は、例えば、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携しているか否かを文書処理フロー実行システム50に問い合わせることによって、文書処理フロー実行システム50が利用者情報保持システム70と連携していることを認識することができる。
利用者情報保持システム70は、S161における要求を受けると、利用者のログインを許可するか否かを決定する(S162)。ここで、利用者情報保持システム70は、利用者情報保持システム70自身が保持しているユーザー名およびパスワードの組み合わせの中に、S161における要求に含まれているユーザー名およびパスワードの組み合わせが含まれている場合、すなわち、利用者の認証が成功した場合に、利用者のログインを許可することを決定する。一方、利用者情報保持システム70は、利用者情報保持システム70自身が保持しているユーザー名およびパスワードの組み合わせの中に、S161における要求に含まれているユーザー名およびパスワードの組み合わせが含まれていない場合、すなわち、利用者の認証が失敗した場合に、利用者のログインを許可しないことを決定する。
利用者情報保持システム70は、利用者のログインを許可しないことをS162において決定すると、利用者のログインを許可しないことを利用者端末30に通知する(S163)。
したがって、利用者端末30の制御部35は、文書処理フロー実行システム50へのログインの失敗を表示部32に表示して(S164)、図16に示す動作を終了する。
一方、利用者情報保持システム70は、利用者のログインを許可することをS162において決定すると、利用者情報保持システム70が利用者のログインを許可したことを示すチケットを発行し(S165)、S165において発行したチケットを利用者端末30に送信する(S166)。
利用者端末30の制御部35は、S166において送信されたチケットを受信すると、受信したチケットを文書処理フロー実行システム50に送信する(S167)。
文書処理フロー実行システム50の制御部55は、S167において送信されたチケットを受信すると、受信したチケットを利用者情報保持システム70に送信する(S168)。
利用者情報保持システム70は、S168において送信されたチケットを受信すると、受信したチケットに対応する利用者のログインを許可していることを示すログイン許可情報を文書処理フロー実行システム50に送信する(S169)。ここで、ログイン許可情報には、例えば利用者のEメールアドレスや所属グループなど、チケットに対応する利用者の各種の情報が含まれていても良い。
文書処理フロー実行システム50の制御部55は、S169において送信されたログイン許可情報を受信すると、利用者のログインを許可することを利用者端末30に通知する(S170)。
したがって、利用者端末30の制御部35は、文書処理フロー実行システム50へのログインの成功を表示部32に表示して(S171)、図16に示す動作を終了する。
以上においては、情報処理システム10が図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50にログインするときの情報処理システム10の動作について説明している。しかしながら、情報処理システム10が図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて認証認可システム60にログインするときの情報処理システム10の動作についても、図16に示す動作において文書処理フロー実行システム50が認証認可システム60に変更されるだけで、同様である。
なお、利用者端末30の制御部35は、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60の一方にログイン済みである場合に、文書処理フロー実行システム50および認証認可システム60の他方にログインするとき、利用者情報保持システム70から既に入手したチケットを再利用するので、利用者情報保持システム70から新たにチケットを入手する必要はない。すなわち、情報処理システム10は、シングルサインオンを実現する。
以上においては、情報処理システム10が図1に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50または認証認可システム60にログインするときの情報処理システム10の動作について説明している。しかしながら、情報処理システム10が図3に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50または認証認可システム60にログインするときの情報処理システム10の動作についても、利用者情報保持システム70が認証認可システム60に変更されるだけで、同様である。すなわち、認証認可システム60は、認証認可システム60自身が保持しているユーザー名およびパスワードの組み合わせを用いて利用者の認証を実行し、チケットを発行する。
なお、情報処理システム10が図4に示す構成である場合に利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50にログインするときは、文書処理フロー実行システム50は、文書処理フロー実行システム50自身が保持しているユーザー名およびパスワードの組み合わせを用いて利用者の認証を実行する。
以上においては、利用者がユーザー名およびパスワードを用いて文書処理フロー実行システム50または認証認可システム60にログインする場合の情報処理システム10の動作について説明している。しかしながら、利用者がPINコードを用いて画像形成装置20から文書処理フロー実行システム50または認証認可システム60にログインする場合の情報処理システム10の動作についても、利用者端末30が画像形成装置20に変更されるだけで、同様である。ただし、利用者がPINコードを用いて画像形成装置20から文書処理フロー実行システム50または認証認可システム60にログインする場合には、利用者情報保持システム70は動作に関与しない。
次に、各システムによって保持されている情報を変更する場合の情報処理システム10の動作について説明する。
図17および図18は、各システムによって保持されている情報を変更する場合の画像形成装置20の動作のフローチャートである。
画像形成装置20の制御部28は、各システムによって保持されている情報の変更の動作の開始が操作部21を介して指示されると、図17および図18に示す動作を実行する。
図17および図18に示すように、画像形成装置20のクライアント28aは、変更可否情報54cおよび通知先情報54dを文書処理フロー実行システム50から取得する(S181)。
次いで、クライアント28aは、画像形成装置20から文書処理フロー実行システム50にログイン済みの利用者(以下「対象利用者」という。)の、変更可否情報54cおよび通知先情報54dに示されている各種の情報を文書処理フロー実行システム50から取得する(S182)。
次いで、クライアント28aは、情報を変更するための情報変更画面80(図19参照。)を表示部22に表示する(S183)。
図19は、図17および図18に示す動作において画像形成装置20の表示部22に表示される情報変更画面80の一例を示す図である。
図19に示す情報変更画面80は、ユーザー名を示すテキストボックス81と、パスワードを示すテキストボックス82と、Eメールアドレスを示すテキストボックス83と、言語を示すテキストボックス84と、PINコードを示すテキストボックス85と、フォルダー情報を示すテキストボックス86と、情報の変更を取り消すための取り消しボタン87と、情報の変更を実行するための保存ボタン88とを含んでいる。
クライアント28aは、S183において情報変更画面80を表示部22に表示する際に、テキストボックス81~86のそれぞれに、S182において取得した情報を入力する。
クライアント28aは、テキストボックス81~86のうち、利用者による変更が不可能であることがS181において取得した変更可否情報54cにおいて示されている情報に対応するテキストボックスに関しては、利用者による変更を不可能にするためにグレーアウトする。図19に示す例では、テキストボックス81~83がグレーアウトされている。
図19に示す例では、利用者による変更が不可能であることがS181において取得した変更可否情報54cにおいて示されている情報に対応するテキストボックスがグレーアウトされている。しかしながら、クライアント28aは、利用者による変更が不可能であることがS181において取得した変更可否情報54cにおいて示されている情報に対応するテキストボックスと、その項目名とを情報変更画面80に含めなくても良い。
図19に示す例では、言語の項目についてもウィジェットとしてテキストボックスが使用されている。しかしながら、クライアント28aは、言語など、予め決まっている値から選択される情報に関しては、例えばプルダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなど、予め決まっている値から選択されることに適したウィジェットを使用しても良い。
図19に示す例では、フォルダー情報の項目についてもウィジェットとしてテキストボックスが使用されている。しかしながら、クライアント28aは、フォルダー情報など、ツリー構造における特定の場所が指定される情報に関しては、ウィジェットとしてツリービューを使用しても良い。
図17および図18に示すように、クライアント28aは、S183の処理の後、取り消しボタン87が押されたか否かを判断する(S184)。
クライアント28aは、取り消しボタン87が押されたとS184において判断すると、図17および図18に示す動作を終了する。
クライアント28aは、取り消しボタン87が押されていないとS184において判断すると、保存ボタン88が押されたか否かを判断する(S185)。
クライアント28aは、保存ボタン88が押されていないとS185において判断すると、S184の処理を実行する。
クライアント28aは、保存ボタン88が押されたとS185において判断すると、情報変更画面80に示されている情報のうち、利用者による変更が可能であることがS181において取得した変更可否情報54cにおいて示されている情報を制御部28のRAMに記憶する(S186)。
次いで、クライアント28aは、S186においてRAMに記憶した情報のうち、未だRAMに記憶されている1つの情報を対象にする(S187)。
次いで、クライアント28aは、対象の情報(以下「対象情報」という。)の種類(以下「対象情報種類」という。)に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されているマスターシステムに対して、対象情報への変更を要求する(S188)。
図20は、図17および図18に示す動作において対象情報への変更が要求された場合のマスターシステムの動作のフローチャートである。
図20に示すように、マスターシステムは、対象情報への変更が要求されると、マスターシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報を、要求された通りに変更することを試みる(S221)。
次いで、マスターシステムは、S221における変更が成功したか否かを判断する(S222)。
マスターシステムは、S221における変更が成功したとS222において判断すると、対象情報への変更の成功を、対象情報への変更の要求元に通知して(S223)、図20に示す動作を終了する。
マスターシステムは、S221における変更が失敗したとS222において判断すると、対象情報への変更の要求元にエラーを通知して(S224)、図20に示す動作を終了する。
なお、S221における変更が失敗するケースとしては、S221の処理の時点で、対象利用者が、例えばマスターシステムから削除されるなどして、マスターシステムに存在していないケースや、マスターシステムが保持する情報を格納しているデータベースに対して、マスターシステム自身が情報の変更の権限を有していないケースなどがある。
図17および図18に示すように、画像形成装置20のクライアント28aは、S188の処理の後、マスターシステムから応答があったか否かを判断する(S189)。
クライアント28aは、マスターシステムから応答がなかったとS189において判断すると、S188の処理の実行から特定の時間が経過したか否かを判断する(S190)。
クライアント28aは、S188の処理の実行から特定の時間が経過していないとS190において判断すると、S189の処理を実行する。
クライアント28aは、S188の処理の実行から特定の時間が経過したとS190において判断すると、S188の処理を実行する。
クライアント28aは、マスターシステムから応答があったとS189において判断すると、マスターシステムからの応答が情報の変更の成功の通知であったか否かを判断する(S191)。
クライアント28aは、マスターシステムからの応答が情報の変更の成功の通知ではなかった、すなわち、マスターシステムからの応答がエラーの通知であったとS191において判断すると、対象情報の変更の失敗を表示部22への表示などによって通知する(S192)。
クライアント28aは、マスターシステムからの応答が情報の変更の成功の通知であったとS191において判断すると、対象情報種類に関してスレーブシステムが存在するか否かを、S181において取得した通知先情報54dに基づいて判断する(S193)。
クライアント28aは、対象情報種類に関してスレーブシステムが存在するとS193において判断すると、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されている全てのスレーブシステムのうち、対象情報の変更を未だ通知していない1つのスレーブシステムを対象にする(S194)。
次いで、クライアント28aは、対象情報の変更を対象のスレーブシステムに通知する(S195)。
図21は、図17および図18に示す動作において対象情報の変更が通知された場合のスレーブシステムの動作のフローチャートである。
図21に示すように、スレーブシステムは、対象情報の変更が通知されると、対象情報の変更の通知元に応答する(S241)。
次いで、スレーブシステムは、対象情報種類のマスターシステムが保持する、対象情報種類に関する対象利用者の情報を、対象情報種類のマスターシステムから取得することを試みる(S242)。なお、スレーブシステムは、文書処理フロー実行システム50である場合には、対象情報種類のマスターシステムを通知先情報54dに基づいて特定する。スレーブシステムは、文書処理フロー実行システム50以外のシステムである場合には、対象情報種類のマスターシステムを文書処理フロー実行システム50に問い合わせて特定しても良いし、文書処理フロー実行システム50と同様の仕組みをスレーブシステム自身が備えているときには、対象情報種類のマスターシステムを、スレーブシステム自身が所有する通知先情報に基づいて特定しても良い。
スレーブシステムは、S242の処理の後、S242における取得が成功したか否かを判断する(S243)。
スレーブシステムは、S242における取得が成功していないとS243において判断すると、S242の処理の実行から特定の時間が経過したか否かを判断する(S244)。
スレーブシステムは、S242の処理の実行から特定の時間が経過していないとS244において判断すると、S243の処理を実行する。
スレーブシステムは、S242の処理の実行から特定の時間が経過したとS244において判断すると、S242の処理を実行する。
スレーブシステムは、S242の処理による取得が成功したとS243において判断すると、S242の処理によって取得された情報が、スレーブシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報から変更されているか否かを判断する(S245)。
スレーブシステムは、S242の処理によって取得された情報が、スレーブシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報から変更されているとS245において判断すると、スレーブシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報を、S242の処理によって取得された情報に変更して(S246)、図21に示す動作を終了する。
スレーブシステムは、S242の処理によって取得された情報が、スレーブシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報から変更されていないとS245において判断すると、スレーブシステム自身が保持する情報のうち、対象情報種類に関する対象利用者の情報を、S242の処理によって取得された情報に変更することなく、図21に示す動作を終了する。
図17および図18に示すように、画像形成装置20のクライアント28aは、S195の処理の後、対象のスレーブシステムから応答があったか否かを判断する(S196)。
クライアント28aは、対象のスレーブシステムから応答がなかったとS196において判断すると、S195の処理の実行から特定の時間が経過したか否かを判断する(S197)。
クライアント28aは、S195の処理の実行から特定の時間が経過していないとS197において判断すると、S196の処理を実行する。
クライアント28aは、S195の処理の実行から特定の時間が経過したとS197において判断すると、S195の処理を実行する。
クライアント28aは、対象のスレーブシステムから応答があったとS196において判断すると、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されている全てのスレーブシステムに、対象情報の変更を通知したか否かを判断する(S198)。
クライアント28aは、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されているいずれかのスレーブシステムに、対象情報の変更を通知していないとS198において判断すると、S194の処理を実行する。
クライアント28aは、S192の処理が終了するか、対象情報種類に関してスレーブシステムが存在しないとS193において判断するか、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されている全てのスレーブシステムに、対象情報の変更を通知したとS198において判断すると、S186においてRAMに記憶した情報のうち、対象情報をRAMから削除する(S199)。
クライアント28aは、S199の処理の後、S186においてRAMに記憶した情報のうち、未だRAMに記憶されている情報が存在するか否かを判断する(S200)。
クライアント28aは、S186においてRAMに記憶した情報のうち、未だRAMに記憶されている情報が存在するとS200において判断すると、S187の処理を実行する。
クライアント28aは、S186においてRAMに記憶した情報のうち、未だRAMに記憶されている情報が存在しないとS200において判断すると、図17および図18に示す動作を終了する。
なお、図17および図18に示す動作において、クライアント28aは、S186においてRAMに記憶した情報のそれぞれに対して、S188~S199の処理を順に実行している。しかしながら、クライアント28aは、S186においてRAMに記憶した情報のそれぞれに対して、S188~S199の処理を並列に実行しても良い。
また、図17および図18に示す動作において、クライアント28aは、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されている全てのスレーブシステムのそれぞれに対して、S195~S197の処理を順に実行している。しかしながら、クライアント28aは、対象情報種類に関して、S181において取得した通知先情報54dに示されている全てのスレーブシステムのそれぞれに対して、S195~S197の処理を並列に実行しても良い。
以上においては、各システムによって保持されている情報を画像形成装置20のクライアント28aによって変更する場合の動作について説明している。しかしながら、各システムによって保持されている情報を利用者端末30のクライアント35aによって変更する場合の動作についても同様である。
以上に説明したように、画像形成装置20または利用者端末30は、文書処理フロー実行システム50から通知先情報54dを取得し(S181)、特定の種類の情報の変更が指示された場合(S185でYES)に、通知先情報54dに示されている、特定の種類の情報のマスターシステムに、特定の種類の情報の変更を要求する(S188)。マスターシステムは、特定の種類の情報の変更が画像形成装置20または利用者端末30から要求された場合に、マスターシステム自身が保持する特定の種類の情報を、画像形成装置20または利用者端末30から要求された通りに変更し(S221)、特定の種類の情報の変更の成功を画像形成装置20または利用者端末30に通知する(S223)。画像形成装置20または利用者端末30は、特定の種類の情報の変更の成功がマスターシステムから通知された場合(S191でYES)に、通知先情報54dに示されている、特定の種類の情報のスレーブシステムに、特定の種類の情報の変更を通知する(S195)。スレーブシステムは、特定の種類の情報の変更が画像形成装置20または利用者端末30から通知された場合に、マスターシステムが保持する特定の種類の情報をマスターシステムから取得し(S242)、スレーブシステム自身が保持する特定の種類の情報を、マスターシステムから取得した情報に変更する(S246)。この構成により、情報処理システム10は、従来とは異なる方法によって複数のシステムの間で情報を同期させることができる。
情報処理システム10は、複数のシステムの実際の構成と、優先順位情報54bとに基づいて文書処理フロー実行システム50が通知先情報54dを生成する(S141~S144)ので、複数のシステムの実際の構成に基づいて人が通知先情報54dを生成する労力を削減することができる。
画像形成装置20または利用者端末30は、文書処理フロー実行システム50から変更可否情報54cを取得し(S181)、特定の種類の情報の変更が指示された場合(S185でYES)に、変更可否情報54cにおいて、特定の種類の情報に関して変更が不可能であることが示されているとき、特定の種類の情報のマスターシステムに特定の種類の情報の変更を要求しない(S186~S188)。この構成により、情報処理システム10は、変更が不可能であることが変更可否情報54cにおいて示されている情報を変更することを防止することができる。
画像形成装置20または利用者端末30は、特定の種類の情報の変更をマスターシステムにS188において要求した後、マスターシステムから応答が特定の時間ない場合(S190でYES)に、特定の種類の情報の変更をマスターシステムに再度要求する(S188)。この構成により、情報処理システム10は、マスターシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報の変更をマスターシステムに要求することを画像形成装置20または利用者端末30が繰り返すので、マスターシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
画像形成装置20または利用者端末30は、特定の種類の情報の変更をスレーブシステムにS195において通知した後、スレーブシステムから応答が特定の時間ない場合(S197でYES)に、特定の種類の情報の変更をスレーブシステムに再度通知する(S195)。この構成により、情報処理システム10は、スレーブシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報の変更をスレーブシステムに通知することを画像形成装置20または利用者端末30が繰り返すので、スレーブシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
スレーブシステムは、特定の種類の情報をマスターシステムから取得することをS242において試みた後、マスターシステムからの特定の種類の情報の取得の成功が特定の時間ない場合(S244でYES)に、特定の種類の情報をマスターシステムから取得することを再度試みる(S242)。この構成により、情報処理システム10は、マスターシステムが利用不可能な状態であっても、特定の種類の情報をマスターシステムから取得することをスレーブシステムが繰り返すので、スレーブシステムにおける情報の変更の成功の可能性を向上することができる。
文書処理フロー実行システム50は、本実施の形態において、認証認可システム60および利用者情報保持システム70と連携することが可能である。しかしながら、文書処理フロー実行システム50は、例えば文書管理システムなど、認証認可システム60および利用者情報保持システム70のいずれでもない新たなシステムと連携することも可能である。情報処理システム10は、文書処理フロー実行システム50と、新たなシステムとのそれぞれが同一の情報を保持する場合にも、本実施の形態において説明した仕組みによって、それらの情報を同期させることが可能である。
10 情報処理システム
20 画像形成装置(情報処理装置、コンピューター)
27a クライアントアプリケーションプログラム(情報処理プログラム)
30 利用者端末(情報処理装置、コンピューター)
34a クライアントアプリケーションプログラム(情報処理プログラム)
50 文書処理フロー実行システム(メインシステム、システム、マスターシステム、スレーブシステム)
54b 優先順位情報
54c 変更可否情報
54d 通知先情報
60 認証認可システム(システム、マスターシステム、スレーブシステム)
70 利用者情報保持システム(システム、マスターシステム、スレーブシステム)

Claims (8)

  1. 特定の種類の情報に関する変更の通知先を示す通知先情報を備えるメインシステムを含む複数のシステムと、
    前記複数のシステムにおける前記特定の種類の情報の変更が指示される情報処理装置と
    を備え、
    前記通知先情報は、前記複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを前記通知先として示し、
    前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記通知先情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求し、
    前記マスターシステムは、前記特定の種類の情報の変更が前記情報処理装置から要求された場合に、前記マスターシステム自身が保持する前記特定の種類の情報を、前記情報処理装置から要求された通りに変更し、前記特定の種類の情報の変更の成功を前記情報処理装置に通知し、
    前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知し、
    前記スレーブシステムは、前記特定の種類の情報の変更が前記情報処理装置から通知された場合に、前記マスターシステムが保持する前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得し、前記スレーブシステム自身が保持する前記特定の種類の情報を、前記マスターシステムから取得した情報に変更することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記メインシステムは、前記特定の種類の情報に関する前記システムの優先順位を示す優先順位情報を備え、前記複数のシステムの実際の構成と、前記優先順位情報とに基づいて前記通知先情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記メインシステムは、前記特定の種類の情報に関する変更の可否を示す変更可否情報を備え、
    前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記変更可否情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記変更可否情報において、前記特定の種類の情報に関して変更が不可能であることが示されているとき、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに前記特定の種類の情報の変更を要求しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更を前記マスターシステムに要求した後、前記マスターシステムから応答が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報の変更を前記マスターシステムに再度要求することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更を前記スレーブシステムに通知した後、前記スレーブシステムから応答が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報の変更を前記スレーブシステムに再度通知することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記スレーブシステムは、前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得することを試みた後、前記マスターシステムからの前記特定の種類の情報の取得の成功が特定の時間ない場合に、前記特定の種類の情報を前記マスターシステムから取得することを再度試みることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 特定の種類の情報に関する変更の通知先を示す通知先情報を備えるメインシステムを含む複数のシステムにおける前記特定の種類の情報の変更が指示される情報処理装置であって、
    前記通知先情報は、前記複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを前記通知先として示し、
    前記情報処理装置は、前記メインシステムから前記通知先情報を取得し、前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求し、
    前記情報処理装置は、前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知することを特徴とする情報処理装置。
  8. 複数のシステムのうちのマスターシステムと、前記複数のシステムのうちのスレーブシステムとを、特定の種類の情報に関する変更の通知先として示す通知先情報を備えるメインシステムを含む前記複数のシステムにおける前記メインシステムから前記通知先情報を取得する機能と、
    前記特定の種類の情報の変更が指示された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記マスターシステムに、前記特定の種類の情報の変更を要求する機能と、
    前記特定の種類の情報の変更の成功が前記マスターシステムから通知された場合に、前記通知先情報に示されている、前記特定の種類の情報の前記スレーブシステムに、前記特定の種類の情報の変更を通知する機能と
    をコンピューターに実現させることを特徴とする情報処理プログラム。
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