JP7381336B2 - 高周波電源装置 - Google Patents
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Description
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例をいかなる意味においても限定するものではない。
例えば、プラズマ処理装置(高周波電源装置に接続される負荷)がプラズマ処理を行う際には、アーク放電や負荷急変がしばしば発生する。この負荷急変現象は、高周波電源装置が備える反射保護やロス保護などのフィードバックによる出力抑制制御の応答速度を上回る速度で発生することがしばしばある。この場合、高周波電源の出力抑制制御は十分に出力を抑制するまでは働いていない状態にあるため、電源の出力が大幅に増加し、高周波電源内部の電気的ストレス増加による部品破損やプラズマ処理装置への過電力印加によるプラズマ処理装置への電気的ストレス増加を招くおそれがある。また、プラズマ処理装置への過電力印加はプラズマそのものの不安定さを招く可能性もある。プラズマそのものが不安定になることによって負荷が不安定となり、高周波電源装置への電気的ストレスの増加を招く結果に至ることもあり得る。高周波電源装置内では、特に、AC-DC変換部やDC-DC変換部、DC-RF変換部(電力増幅器)における、ダイオードやMOSFETなどの半導体部品に対する電気的ストレスが大きくなる。
図3は、本実施形態による高周波電源装置10の概略構成例を示すブロック図である。図3には、高周波電源装置10に、商用電源50と、インピーダンス整合器30と、負荷(例えば、プラズマ処理装置)40とが接続されている状態が示されている。インピーダンス整合器30は、負荷40を高周波電源装置10に接続したときに、高周波電源装置側の出力インピーダンスと負荷側の入力インピーダンスの整合を取る機能を有している。電力伝送を効率的に行うためである。インピーダンス整合器30は、例えば、2つの可変コンデンサ、あるいは、1つの固定コンデンサと1つの可変コンデンサを備えている。
vR=vPA -vPB =V・[sin(ω・t)-sin(ω・t+θ)] ・・・ (1)であり、
入力ポートNAおよびNBから伝送トランスT3に流れ込む電流iAおよびiBと抵抗Rを流れる電流iRは、
iA =vPA/Ro=V・sin(ω・t)/Ro ・・・ (2)
iB =vPB/Ro=V・sin(ω・t+θ)/Ro ・・・ (3)
iR =vR/(2・R o )
=V・[sin(ω・t)-sin(ω・t+θ)]/(2・Ro) ・・・ (4)である。
iLA =iA -iR =V・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]/(2・Ro) ・・・ (5)
iLB =iB +iR =V・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]/(2・Ro) ・・・ (6)で表わされ、
サム・ポートNSから出力される高周波電流iPXと高周波電圧vPXは、
iPX =iLA +iLB=V・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]/Ro ・・・ (7)
vPX =iPX・(Ro/2)
=V・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]/2
=V・[sin{(ω・t+θ/2)-θ/2}+sin{(ω・t+θ/2)+θ/2}]/2
=V・[sin(ω・t+θ/2)・cos(θ/2)-cos(ω・t+θ/2)・sin(θ/2)
+sin(ω・t+θ/2)・cos(θ/2)+cos(ω・t+θ/2)・sin(θ/2)]/2
=V・cos(θ/2)・sin(ω・t+θ/2) ・・・ (8)となる。
PX =vPX 2/(Ro/2)=2・vPX 2/Ro
=V2・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]2/(2・Ro)
=2・[V・cos(θ/2)]2・sin2(ω・t+θ/2)/Ro ・・・ (9)
PR =vR 2/(2・Ro)
=V2・[sin(ω・t)-sin(ω・t+θ)]2/(2・Ro)
=V2・[sin{(ω・t+θ/2)-θ/2}-sin{(ω・t+θ/2)+θ/2}]2/(2・Ro)
=V2・[sin(ω・t+θ/2)・cos(θ/2)-cos(ω・t+θ/2)・sin(θ/2)
- sin(ω・t+θ/2)・cos(θ/2)-cos(ω・t+θ/2)・sin(θ/2)]2/(2・Ro)
=V2・[-2cos(ω・t+θ/2)・sin(θ/2)]2/(2・R o )
=2・[V・sin(θ/2)]2・cos2(ω・t+θ/2)/Ro ・・・ (10)となる。
Pin =PA+PB=V2・[sin2(ω・t)+sin 2(ω・t+θ)]/Roである。
Psum =PX+PR
=V2・[sin(ω・t)+sin(ω・t+θ)]2/(2・Ro)
+V2・[sin(ω・t)-sin(ω・t+θ)]2/(2・Ro)
=V2・[2sin2(ω・t)+2sin2(ω・t+θ)]/(2・Ro)
=V2・[sin2(ω・t)+sin2(ω・t+θ)]/Roであるから、
Pin=Psumである。
図7は、本実施形態による、負荷急変検出および負荷急変検出時の保護処理の詳細を説明するためのフローチャートである。本実施形態による負荷急変検出処理では、以下で説明するステップ701およびステップ702において、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prと定格電力および設定電力との関係をチェックしている。定格電力との関係をチェックするのは、高周波電源装置10が許容する最大電力値との関係を見ないと、それ以上の電力を出力したときに高周波電源装置10が破損する可能性(最大限界)があり、電源を保護するためである。また、設定電力との関係をチェックするのは、急峻な負荷変動を正確に検出するためである。例えば、電力が短い期間(後述のように50μsの時間間隔)に200%(設定電力の2倍)にもなるような場合には急峻な負荷変動と判断し、10%程度の増加であれば急峻な負荷変動とは判断しないようにしている。つまり、負荷変動が急峻でなければ定格基準の保護閾値を超えることはまずない。たとえこの定格基準の保護閾値を超えたとしても設定電力の閾値を短い期間で超えた場合にのみ負荷変動が大きいと判断して保護するようにしている。
制御部15の負荷急変判定部151は、進行波電力/反射波電力増加量演算部18から進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prを取得し(高周波電力検出部14から直接取得する形態でもよい)、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが定格基準(高周波電源装置10が連続動作するために許容可能な電力の最大値)の保護閾値(予め設定される第1閾値)を超えるか(あるいは、第1閾値以上か)否か判断する。進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが定格基準の保護閾値を超える(あるいは、第1閾値以上の)場合(ステップ701でYesの場合)、負荷急変が起こったと判断され、処理はステップ704に移行する。一方、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが定格基準の保護閾値以下(あるいは第1閾値未満)の場合(ステップ701でNoの場合)、処理はステップ702に移行する。
負荷急変判定部151は、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが設定電力基準の保護閾値(予め設定される第2閾値)を超えるか(あるいは、第2閾値以上か)否か判断する。これにより負荷変動が発生したか判断される。
負荷急変判定部151は、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが所定時間(例えば、50μs)前の進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prとの差分、あるいは、例えば直近の所定時間(例えば、50μs)間隔における進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prの増加量が所定の閾値(予め設定される第3閾値)を超えるか(あるいは、第3閾値以上か)判断する。ステップ703では、ステップ702で検知された負荷変動が急峻な負荷変動(アーク検知(数10から数100μsの応答速度で検知)でも検知できないような急峻な負荷変動)であるか判断される。緩やかな(所定時間以上掛けて変動する)負荷変動であれば、通常の動作(位相差を制御するのではなく、DC-DC変換部112へのフィードバック制御で対応)によって反射波電力が下げられる。
制御部15の位相シフト量決定部152は、直近の所定時間以内(例えば、200ms以内)に所定回数(例えば、3回)以上の保護処理(位相シフト)を実行したか否か判断する。保護回数が所定回数に達している場合(ステップ704でYesの場合)、処理はステップ705に移行する。一方、保護回数が所定回数に未だ達していない場合(ステップ704でNoの場合)、処理はステップ706に移行する。
制御部15は、これ以上保護処理を実行できず、電力供給を継続できないと判断し、警報音あるいは警報表示を発生させるとともに、負荷40への電力供給を停止する。このように、予め定められた時間内の負荷急変判定回数をカウントし、予め定められた回数に達した場合は高周波出力を停止することにより、それ以上の電気的ストレスを排除することが可能となる。
制御部15は、周波数整合動作を無効とする。すなわち、高周波電源装置10の出力周波数fを所定範囲内(例えば、規定の出力周波数の±5%、±10%等の範囲内)で変化させて、高周波電源装置10から負荷側を見たインピーダンスを調整する動作を停止させる。この際、出力周波数fは、例えば、保護処理開始時点での周波数に固定される。もちろん、この周波数に限定されるものではなく、例えば、規定の出力周波数f(13.56MHz)に設定してもよい。
位相シフト量決定部152は、所定の設定時間(後述のパラメータ「開始位相シフト時間」に相当)掛けてDC-RF変換部1_121とDC-RF変換部2_122の位相が所定量(例えば、180度)ずれるように位相シフト量を高周波信号生成部17に出力する。そして、高周波信号生成部17(2つ以上の発振器を含む)は、位相シフト量決定部152から提供された位相シフト量に応じた位相で高周波信号(RF信号)を電力増幅部12に出力する。なお、位相シフト制御時は電力増幅部12から出力された電力は合成部13内の抵抗によって消費され、高周波電源装置10の出力としては負荷40側に出力されない。このため、出力電力は垂下していくことになる。
制御部15は、DC-DC変換部112のDC設定と制御部15に含まれる補償器(図示せず)をクリア(リセット)する。当該クリア処理が行われると、負荷急変時の保護処理は終了する。なお、再起動の動作は、後述の保護機能の解除処理で行われる(ステップ805参照)。
図8は、本実施形態による、負荷急変検出時の保護機能の解除処理を説明するためのフローチャートである。
制御部15は、図7に示す負荷急変検出時の保護処理(位相シフト制御(ステップ707)に相当)を開始してから、所定時間(例えば、100μs:後述の「解除時間」というパラメータで規定される)経過したか否か判断する。保護処理を開始してから100μs経過している場合(ステップ801でYesの場合)、処理はステップ804に移行する。保護処理を開始してから未だ100μs経過していない場合(ステップ801でNoの場合)、処理はステップ802に移行する。
制御部15は、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが設定電力値の所定割合(例えば、100%)以下であるか否か判断する。進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが設定電力値の所定割合以下である場合(ステップ802でYesの場合)、処理はステップ803に移行する。一方、進行波電力信号Pfおよび反射波電力信号Prが設定電力値の所定割合より大きい場合(ステップ802でNoの場合)、処理はステップ801に戻る。
制御部15は、進行波電力信号Pfが定格電力値の所定割合(例えば、10%)以下であるか否か判断する。進行波電力信号Pfが定格電力値の所定割合以下である場合(ステップ803でYesの場合)、処理はステップ804に移行する。一方、進行波電力信号Pfが定格電力値の所定割合より大きい場合(ステップ803でNoの場合)、処理はステップ801に戻る。
高周波信号生成部17は、所定の設定時間(ステップ707における設定時間(後述のパラメータ「開始位相シフト時間」に相当))掛けて、位相シフト量決定部152から提供された位相シフト量(目標値)までずらしながら、高周波信号(RF信号)を電力増幅部12に出力する。位相を目標位置までずらし終えたら、処理はステップ805に移行する。
制御部15は、DC-DC変換部112におけるDC設定のための制御信号を再度送信開始し、制御部15に含まれる補償器(図示せず)の動作を復帰させる(動作のリスタート)。
制御部15は、保護機能を無効にする無効時間(後述のパラメータに含まれる「保護再開待ち時間」に相当)待って、保護の必要性の判定処理(つまり、負荷急変検出処理)、および周波数整合処理を再開する。当該処理再開により、負荷急変保護機能解除処理が終了する。
図9は、図7および図8で説明した負荷急変保護動作および保護動作解除の一連の流れを説明するためのタイムチャートである。
ここで、図9に示すように、時間t1で負荷急変が開始し、図7のフローチャートに基づく処理によって時間t2に負荷急変と判定されたとする。そして、時間t3で位相シフト制御が開始される。時間t1からt3までの間は、進行波電力の値は上昇し続けている。時間t3で位相シフト制御が開始されると、例えば0度から180度へ徐々に位相シフトするに従って、進行波電力値が下降していく。時間(t4-t3)の値は、位相シフト制御区間であり、後述のパラメータ「開始位相シフト時間」によって規定される。位相シフト制御区間が終了した(時間t4)場合、あるいは出力電力が予め決められた電力まで垂下した場合、位相シフト制御が解除され(保護動作解除)、上述のように、DC設定動作と補償器の動作が再開されて通常の電力フィードバック制御に移行する。そして、時間t5になると、通常の電力フィードバック制御によって高周波電源装置10の出力は所定の電力に復帰する。
図10は、本実施形態による負荷急変保護機能に関する各種パラメータを設定するためのパラメータ設定画面1000の構成例を示す図である。パラメータ設定画面1000は、例えば、表示部20の表示画面に表示されるGUI(Graphical User Interface)であって、各項目の値は入力部19を介してユーザによって入力される。
開始位相シフト時間[20ns]1005は、保護開始(位相シフト制御開始)から開始シフト位相になるまでの位相シフト移行時間を示す情報である。開始位相シフト時間[20ns]1005は、図9における位相シフト制御区間に相当する時間である。開始位相シフト時間掛けて徐々に位相が目標量(開始シフト位相[°]1006で規定される)まで変化するように制御するようにしてもよい。
図11は、負荷急変として検出可能な電力変化の態様例を示す図である。本実施形態では、負荷急変か否か判断する場合、負荷変化量の累積値に基づくことができる。
図12は、本実施形態による保護機能を負荷急変時に動作させたときの効果(シミュレーション)を説明するための図(電流値のシミュレーション波形)である。図12Aは、保護機能を動作させないときの電流値(電力増幅器のスイッチング素子(MOSFETなど)に流れる電流値)の推移を示すグラフである。図12Bは、保護機能を動作させたときの電流値の推移を示すグラフである。図13は、本実施形態による保護機能を負荷急変時に動作させたときの効果(電力値の実測値)を説明するための図(図13は方向性結合器で電圧変換された電力値をオシロスコープで表示した波形)である。図13Aは、保護機能を動作させないときの電力値の推移を示すグラフである。図13Bは、保護機能を動作させたときの電力値の推移を示すグラフである。
(i)本実施形態のよる高周波電源装置10は、検出した進行波電力信号および反射波電力信号の変化量によって、負荷急変を検出し、負荷急変を検出した場合に少なくとも2つの電力増幅器の各位相を変化させて、高周波出力を変化させる。これにより、合成部(電力合成部)13に入力される電力および電流の急激な上昇を抑制することができるようになる。
11 直流電源部
12 電力増幅部
13 合成部
14 高周波電力検出部
15 制御部
16 PWM信号生成部
17 高周波信号生成部
18 進行波電力/反射波電力増加量演算部
19 入力部
20 表示部
30 インピーダンス整合器
40 負荷
50 商用電源
121 DC-RF変換部1
122 DC-RF変換部2
151 負荷急変判定部
152 位相シフト量決定部
Claims (4)
- 接続される負荷に対して高周波出力を供給する高周波電源装置であって、
少なくとも2つの電力増幅器と、
少なくとも1つの電力合成部と、
前記電力合成部から出力され、前記負荷に供給する進行波電力信号と、前記負荷からの反射波電力信号と、を検出する高周波電力検出部と、
前記検出した進行波電力信号および反射波電力信号の変化量によって、負荷急変を検出し、前記負荷急変を検出した場合に前記電力増幅器の各位相を変化させて、前記高周波出力を変化させるように構成された制御部と、を備え、
前記制御部は、
負荷急変時に前記電力増幅器の位相を変化させる負荷急変時保護機能に関する複数の条件を設定するための設定画面であって、前記負荷急変時保護機能を適用する保護機能適用時間を設定することが可能なように構成される設定画面を生成し、当該設定画面を表示装置の表示画面上に表示し、前記設定画面を介して入力された前記複数の条件に基づいて、前記負荷急変時保護機能を動作させ、
前記保護機能適用時間を掛けて、前記電力増幅器の各位相を徐々に変化させる、高周波電源装置。 - 請求項1において、
前記制御部は、前記進行波電力信号および反射波電力信号からそれぞれの基本波信号を取り出し、基本波進行波電力信号および基本波反射波電力信号の変化量を演算し、当該変化量に基づいて前記負荷急変を検出する、高周波電源装置。 - 請求項2において、
前記制御部は、前記進行波電力信号もしくは反射波電力信号が、単調増加する場合、あるいは、増減を繰り返しながら増加する場合に、前記変化量を演算する、高周波電源装置。 - 請求項1において、
前記設定画面は、前記負荷急変時保護機能の解除後に前記電力増幅器の位相を元に戻すまでの移行時間と、前記負荷急変時保護機能の解除からフィードバック制御に復帰する時の電力の立ち上げ時間を設定することが可能なように構成され、
前記制御部は、前記移行時間を掛けて前記電力増幅器の各位相を徐々に元に戻すと共に、前記立ち上げ時間を掛けて前記高周波出力を立ち上げる、高周波電源装置。
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