JP7380488B2 - 空調用レジスタ - Google Patents
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Description
下流フィンは、ノブを貫通する貫通部を備えている。この貫通部にはノブに向けて突出する突部が一体形成されている。ノブは、下流フィンの長辺方向に移動することが可能となっている。ユーザーは、ノブを手でつまむことにより、下流フィンを第1回転軸の中心線回りに回転させることができる。また、ユーザーは、ノブを下流フィンの長辺方向に移動させることにより、上流フィンを第2回転軸の中心線回りに回転させることもできる。すなわち、このときにノブが上流フィンを押すことにより、上流フィンが第2回転軸の中心線回りに回転する。
上記課題を解決する空調用レジスタは、空調用空気を流す通風路に設けられた長板状の下流フィンと、通風路の下流フィンよりも上流側に設けられた上流フィンと、下流フィンがその長辺方向に貫通するノブと、を備えている。下流フィンは、第1回転軸の中心線回りに回転することが可能である。ノブは、下流フィンの長辺方向に移動可能であり、その移動を通じて上流フィンを第2回転軸の中心線回りに回転させる。下流フィンは、ノブを貫通する貫通部と、その貫通部に組み付けられた突出部材と、を備えている。突出部材は、下流フィンよりも軟質の弾性材料で形成され、貫通部から下流フィンの厚さ方向に突出するものである。突出部材の貫通部からの突出量は、ノブを下流フィンから取り外した状態のとき、貫通部における突出部材を含めた下流フィンの厚さ方向の幅がノブの内部空間における上記厚さ方向の幅よりも大きくなる値に定められている。
この構成によれば、下流フィンの貫通部が貫通するノブの内面には、下流フィンの長辺方向に延びる突出部材が押し付けられる。このため、ユーザーがノブを下流フィンの長辺方向に移動させるとき、ノブが下流フィンに対し厚さ方向に傾斜するように変形したとしても、上上述したように延びる記突出部材がノブからの力を受けることによって上記変形を抑えることができる。
この構成によれば、下流フィンの貫通部が貫通するノブの内面には、下流フィンの短辺方向に間隔をおいた複数の突出部材が押し付けられる。このため、ユーザーがノブを下流フィンの長辺方向に移動させるとき、ノブを上記複数の突出部材で支えることができる。従って、ノブを下流フィンの長辺方向に移動させるときにノブが下流フィンに対し傾きにくくなり、その傾きが円滑なノブの上記移動に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
図1に示す空調用レジスタはリテーナ1を備えており、通風路2がリテーナ1の内部を通過している。空調用レジスタにおいては、空調用空気がリテーナ1の通風路2を通過し、車室に吹き出される。空調用レジスタは、複数の下流フィン3,4と、複数の上流フィン5,6と、を備えている。下流フィン3,4及び上流フィン5,6は、空量用レジスタにおける空調用空気の吹き出し方向を変更するためのものである。
図1に示すように、下流フィン3は、ノブ23を左右軸方向に貫通している。ユーザーは、ノブ23を手で持つことができ、ノブ23を介して下流フィン3を回転軸7の中心線回りに回転させることができる。下流フィン3と下流フィン4とは、リンク12により同期して回転する。これにより、通風路2からの空調用空気の吹き出し方向が上下軸方向に変化する。
下流フィン3(貫通部24)は例えば硬質な樹脂によって形成されている。こうした樹脂としては、ガラス繊維を含有するポリエチレンテレフタレート(PBT-GF)、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリエステル系熱可塑性エラストマ(TPC)、ポリアミド(PA)、ガラス繊維強化ポリアミド(PA-GF)等があげられる。
ノブ23を下流フィン3に取り付けた状態、すなわち下流フィン3の貫通部24がノブ23の貫通孔25を貫通した状態では、貫通部24に組み付けられた突出部材29(端部29b)がノブ23(貫通孔25)の内面に押し付けられて弾性変形する。これは、突出部材29が下流フィン3(貫通部24)よりも軟質の弾性材料で形成されており、且つ、突出部材29の貫通部24の面24bからの突出量が上述したように定められているためである。
(1)ノブ23を下流フィン3の長辺方向に移動させる際、ノブ23ががたつくことを抑制できる。従って、ノブ23を下流フィン3の長辺方向に円滑に移動できる。
・突出部材29は、図6に示す形状であってもよい。この突出部材29は、貫通部24を下流フィン3の厚さ方向に貫通している。突出部材29の本体29aにおける端部29bと反対側の端部は、抜け止め部29cとなっている。抜け止め部29cは、本体29aよりも大きい幅を有している。これにより、突出部材29が貫通部24に対し面24aから突出する方向に抜けないようにされる。
・突出部材29の端部29bは、必ずしも本体29aよりも大きい幅を有している必要はない。
・図8に示す突出部材30は、必ずしも複数設けられている必要はない。
・ノブ23の取付片26及び弾性部材27を省略してもよい。
2…通風路
3…下流フィン
4…下流フィン
5…上流フィン
6…上流フィン
7…回転軸
8…回転軸
12…リンク
13…回転軸
14…回転軸
15…リンク
18…空間部
19…連結バー
20…フォーク
23…ノブ
24…貫通部
25…貫通孔
26…取付片
27…弾性部材
24a…面
24b…面
28…突部
29…突出部材
29a…本体
29b…端部
29c…抜け止め部
29d…端部
30…突出部材
Claims (4)
- 空調用空気を流す通風路に設けられた長板状の下流フィンと、前記通風路の前記下流フィンよりも上流側に設けられた上流フィンと、前記下流フィンがその長辺方向に貫通するノブと、を備えており、前記下流フィンは、第1回転軸の中心線回りに回転することが可能であり、前記ノブは、前記下流フィンの長辺方向に移動可能であり、その移動を通じて前記上流フィンを第2回転軸の中心線回りに回転させる空調用レジスタにおいて、
前記下流フィンは、前記ノブを貫通する貫通部と、その貫通部に組み付けられた突出部材と、を備えており、
前記突出部材は、前記下流フィンよりも軟質の弾性材料で形成され、前記貫通部から前記下流フィンの厚さ方向に突出するものであり、
前記突出部材の前記貫通部からの突出量は、前記ノブを前記下流フィンから取り外した状態のとき、前記貫通部における前記突出部材を含めた前記下流フィンの厚さ方向の幅が前記ノブの内部空間における前記厚さ方向の幅よりも大きくなる値に定められており、
前記突出部材は、前記貫通部を前記下流フィンの厚さ方向に貫通しており、
前記突出部材における前記貫通部から突出する部分と反対側の端部には、同突出部材が前記貫通部に対し同貫通部からの突出方向に抜けないようにするための抜け止め部が形成されていることを特徴とする空調用レジスタ。 - 空調用空気を流す通風路に設けられた長板状の下流フィンと、前記通風路の前記下流フィンよりも上流側に設けられた上流フィンと、前記下流フィンがその長辺方向に貫通するノブと、を備えており、前記下流フィンは、第1回転軸の中心線回りに回転することが可能であり、前記ノブは、前記下流フィンの長辺方向に移動可能であり、その移動を通じて前記上流フィンを第2回転軸の中心線回りに回転させる空調用レジスタにおいて、
前記下流フィンは、前記ノブを貫通する貫通部と、その貫通部に組み付けられた突出部材と、を備えており、
前記突出部材は、前記下流フィンよりも軟質の弾性材料で形成され、前記貫通部から前記下流フィンの厚さ方向に突出するものであり、
前記突出部材の前記貫通部からの突出量は、前記ノブを前記下流フィンから取り外した状態のとき、前記貫通部における前記突出部材を含めた前記下流フィンの厚さ方向の幅が前記ノブの内部空間における前記厚さ方向の幅よりも大きくなる値に定められており、
前記突出部材は、前記貫通部を前記下流フィンの厚さ方向に貫通しており、
前記突出部材の両端部は、前記貫通部から突出しており、且つ同貫通部内に位置する部分よりも大きい幅を有していることを特徴とする空調用レジスタ。 - 前記突出部材は、前記下流フィンの長辺方向に延びた形状となっている請求項1又は2に記載の空調用レジスタ。
- 前記突出部材は、前記下流フィンの短辺方向に間隔をおいて複数設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の空調用レジスタ。
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