JP7374245B2 - 自律走行装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 令和3年12月22日 小田原コロナシネマワールド(神奈川県小田原市前川219-4)で発表
特許法第30条第2項適用 令和3年12月23日 野村不動産株式会社 セカンドストリートモリシア津田沼店(千葉県習志野市谷津1-16-1)で発表
本発明は、自律走行装置に関する。
自律走行して掃除等を行う自律走行装置が従来技術(例えば特許文献1等)として知られている。
特開2021-112420号公報
従来の自律走行装置は、予め設定されたルートから外れて走行することがある。例えば、自律走行装置自身は予め設定されたルートを走行しているつもりであっても何らかの原因で意図せずルートを外れることが生じ得る。また、障害物の回避等を行うために迂回したことに起因して上記ルートを外れることもある。これらの結果、自律走行装置は、意図せず、進入すべきでないエリア(以下、進入禁止エリア)へ立ち入るおそれがある。自律走行装置がエスカレータ等に誤って立ち入ると落下する等の重大事故に繋がる。進入禁止エリアへの立ち入りは、自律走行装置が障害物を検知する機能を有していても回避できないことがある。
本発明の一態様は、障害物検知機能を有する自律走行装置について進入禁止エリアへの進入を防止することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る自律走行装置は、前記自律走行装置の周囲に存在する障害物を検知する検知部と、前記自律走行装置の走行を制御し、前記検知部が前記障害物を検知したとき前記走行を停止させる走行制御部と、前記自律走行装置の周囲に存在する無線タグを読み取る読取部と、被検知機構とを備え、前記被検知機構は、前記検知部に前記障害物として検知される検知状態と、前記検知部に前記障害物として検知されない非検知状態とを取り得る被検知部材を含み、前記読取部が所定の無線タグを読み取った場合、前記被検知部材を前記検知状態とし、前記読取部が前記所定の無線タグを読み取らない場合、前記被検知部材を前記非検知状態とする。
前記構成によれば、自律走行装置は、所定の無線タグを読み取った場合は被検知部材を障害物として検知し、障害物検知を契機として走行を停止する。一方、所定の無線タグを読み取らない場合は被検知部材を障害物として検知せず、障害物検知を契機とする走行停止は行われない。
よって、自律走行装置は、所定の無線タグを読み取り可能な場所に到達すると、その時点で走行を停止することができる。
したがって、所定の無線タグを進入禁止エリアの進入口付近に設置するという簡便な構成により、障害物検知機能を有する自律走行装置について進入禁止エリアへの進入を防止することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記無線タグはパッシブ型のRFID(Radio Frequency IDentifier)タグであり、前記読取部は前記RFIDタグを読み取り可能なRFIDリーダであってもよい。この場合、パッシブ型RFIDタグは、電源が不要であり、かつ、安価であるから、無線タグの設置設計の容易性、設置作業の容易性、メンテナンスの容易性を確保できる。
本態様に係る自律走行装置では、前記自律走行装置の周囲を撮像する撮像装置を備え、前記検知部は、前記撮像装置が撮像した画像を用いて前記障害物を検知し、前記被検知機構は、前記撮像装置の撮像視野内に前記被検知部材を移動させることにより前記被検知部材を前記検知状態とし、前記撮像装置の撮像視野外に前記被検知部材を移動させることにより前記被検知部材を前記非検知状態としてもよい。この場合、撮像装置が撮像した画像を用いて障害物検知を行う自律走行装置において、所定の無線タグを読み取り可能な場所に至った場合に、被検知部材が撮像されることを契機として走行を停止することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記読取部および前記被検知機構は、前記検知部および前記走行制御部が内蔵された前記自律走行装置に外付けされてもよい。この場合、障害物を検知したときに走行を停止する機能を有する従来型の自律走行装置に、進入禁止エリアへの進入防止機能を追加することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記被検知機構は、前記所定の無線タグを前記読取部が単位時間あたりに読み取った回数が所定閾値以上である場合、前記被検知部材を前記検知状態としてもよい。
単位時間あたりの読み取り回数が所定閾値未満である場合、自律走行装置の読取可能範囲内に無線タグが一時的に入ったにすぎないと考えられるため、この場合において自律走行装置を直ちに停止させる必要性は低い。
そこで、前記構成によれば、単位時間あたりの読み取り回数が所定閾値以上である場合に限り自律走行装置の走行を停止するため、所定閾値未満である場合は走行を継続することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記走行制御部は、前記所定の無線タグを前記読取部が単位時間あたりに読み取った回数が上限閾値未満かつ下限閾値以上である場合、前記自律走行装置の走行速度を下げてもよい。
単位時間あたりの読み取り回数が上限閾値未満かつ下限閾値以上である場合、無線タグは自律走行装置の読取可能範囲内に入っており、近接しつつあると考えられるため、この場合において自律走行装置は慎重を期すために徐行することが望ましい。
そこで、前記構成によれば、単位時間あたりの読み取り回数が上限閾値未満かつ下限閾値以上である場合、自律走行装置の走行速度を下げて走行を継続することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記走行制御部は、前記所定の無線タグを前記読取部が所定期間継続して読み取らない場合、前記自律走行装置の走行速度を所定速度に設定してもよい。
所定期間継続して読み取らない場合、自律走行装置の読取可能範囲内に無線タグは存在しないと考えられるため、この場合において自律走行装置を停止または徐行させる必要性は低い。
そこで、前記構成によれば、無線タグを所定期間継続して読み取らない場合、自律走行装置の走行速度を所定速度に設定することができる。所定速度とは、例えば、自律走行装置の通常走行時の速度である。
本態様に係る自律走行装置では、前記自律走行装置の挙動を示す挙動情報が記録された前記無線タグから前記読取部が読み取った前記挙動情報に従って前記自律走行装置の挙動を設定する挙動設定部をさらに備えてもよい。この場合、自律走行装置の走行する場所に応じて自律走行装置の挙動を設定することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記読取部は、無線タグを読み取るための電波を出力するアンテナを有し、前記挙動情報は、前記電波の強度を示す情報であってもよい。この場合、自律走行装置が走行する場所に応じて電波の強度を設定することができる。
例えば、無線タグの読取範囲を狭めたい場所には、低強度を示す挙動情報が記録された無線タグを設置すればよい。
読取範囲を狭めたい例として、通路同士が近接しているエリアにおいて、自律走行装置が走行する通路に近接する他通路に設置された無線タグを誤って読み取ることを防ぐ目的として、当該エリアを走行する期間は読取範囲を狭めたい場合がある。この場合、低強度を示す挙動情報が記録された無線タグを当該エリアの入口付近に設置するとともに、通常強度を示す挙動情報が記録された無線タグを当該エリアの出口付近に設置することにより、当該エリアを走行する期間における電波を低強度に抑制することができる。
本態様に係る自律走行装置では、前記挙動情報は、前記自律走行装置の速度、加速度、および減速度の少なくともいずれかを示す情報であってもよい。この場合、自律走行装置が走行する場所に応じて自律走行装置の速度、加速度、および減速度の少なくともいずれかを設定することができる。例えば、自律走行装置が徐行すべき場所には、低速度を示す挙動情報が記録された無線タグを設置すればよい。
本態様に係る自律走行装置では、前記自律走行装置は、走行面を清掃するためのブラシ部を備え、前記挙動情報は、前記ブラシ部の動作を示す情報であってもよい。この場合、自律走行装置が走行する場所に応じてブラシ部の動作を設定することができる。例えば、自律走行装置に念入りに清掃させたい場所には、高速回転動作を示す挙動情報が記録された無線タグを設置すればよい。
本発明の一態様によれば、障害物検知機能を有する自律走行装置について進入禁止エリアへの進入を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る自律走行システムの概要を示す図である。 上記自律走行システムにおける無線タグの一設置例を示す図である。 上記無線タグの他の設置例を示す図である。 上記自律走行システムの詳細を示すブロック図である。 上記自律走行システムの自律走行装置における外付装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る自律走行システムの概要を示す図である。 上記自律走行システムの詳細を示すブロック図である。 上記自律走行システムの自律走行装置における制御処理の流れを示すフローチャートである。 上記自律走行システムの自律走行装置における制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
(自律走行システムの概要)
図1は、本実施形態に係る自律走行システム1の概要を示す図である。図1に示すように、自律走行システム1は、自律走行装置11と、1または複数の無線タグ12とを含む。図1の上段1001は、自律走行装置11と無線タグ12とが、自律走行装置11が無線タグ12を検知できない距離に離間している状態を示している。また、図1の下段1002は、自律走行装置11と無線タグ12とが、自律走行装置11が無線タグ12を検知できる距離まで接近している状態を示している。
無線タグ12は、無線通信技術を用いて外部の装置と通信する機能を有する。上記無線通信技術の例としては、RFID(Radio Frequency IDentifier)、無線LAN(Local Area Network)などが挙げられる。無線タグ12は、進入禁止エリアNEまたはその付近の適所に設置される。
自律走行装置11は、自律走行の機能を有するものであり、典型例は掃除ロボットであるが、これに限定されるものではなく、警備ロボット、搬送ロボット、自動運転車などであってもよい。本実施形態では、自律走行装置11は、上記自律走行の機能を有する本体21と、該本体21に設置される外付装置22とを含む。
本体21は、自律走行装置11の周囲に存在する障害物を検知する障害物検知機能を有する。具体的には、本体21は、センサ31、障害物検知部32(検知部)、および走行制御部33を含む(内蔵する)。
センサ31は、上記周囲(特に前方(自律走行装置11の前進方向))の状況を検出するものである。本実施形態では、上記周囲の障害物を検出できるものであれば、カメラ(イメージセンサ)、超音波センサ、赤外線センサ、レーダ、接触センサなど任意の検出方式のセンサ31を利用することができる。障害物検知部32は、センサ31からの情報に基づき、上記障害物を検知するものである。走行制御部33は、本体21の走行を制御するものである。本実施形態では、走行制御部33は、障害物検知部32が障害物を検知した場合に、本体21の走行を停止させる。
外付装置22は、所定の無線タグ12を読み取った場合、本体21の障害物検知部32が障害物を検知したと判断するように動作するものである。具体的には、外付装置22は、タグ読取部41(読取部)、被検知部材42(被検知機構)、駆動部43(被検知機構)、および駆動制御部44(被検知機構)を含む。
タグ読取部41は、自律走行装置11の周囲に存在する無線タグ12を、上記無線通信技術を用いて読み取るものである。タグ読取部41は、読み取った無線タグ12の情報を駆動制御部44に送出する。また、タグ読取部41は、無線タグ12と通信するためのアンテナ411を含む。タグ読取部41がアンテナ411から出力する電波は、典型的には前向きの指向性を有するが、指向性を有さない全方位型であってもよい。
被検知部材42は、本体21の障害物検知部32に障害物として検知されるための部材である。駆動部43は、障害物検知部32が被検知部材42を障害物として検知する検知状態と、障害物検知部32が被検知部材42を障害物として検知しない非検知状態とを取り得るように、被検知部材42を駆動するものである。
図1に示す例では、被検知部材42は、センサ31が検出可能な箇所(特にセンサ31の前方)に移動可能な可動部材であり、駆動部43は、上記可動部材を移動させるものである。図1の上段1001に示すように、駆動部43が上記可動部材をセンサ31の検出範囲外に移動させると、センサ31は上記可動部材を検出しないので、上記可動部材は上記非検知状態となる。一方、図1の下段1002に示すように、駆動部43が上記可動部材をセンサ31の検出範囲内に移動させると、センサ31は上記可動部材を検出するので、上記可動部材は上記検知状態となる。
また、被検知部材42は、センサ31の検出方向にて開閉可能なシャッタであってもよい。この場合、駆動部43は、上記シャッタの開閉駆動を行うものである。駆動部43が上記シャッタを開状態に駆動すると、上記シャッタは、センサ31の検出範囲外に移動して、上記非検知状態となる。一方、駆動部43が上記シャッタを閉状態に駆動すると、上記シャッタは、センサ31の検出範囲内に移動して、上記検知状態となる。
また、被検知部材42は、センサ31の検出方向に設けた液晶シャッタであってもよい。この場合、駆動部43が上記液晶シャッタを遮断状態に駆動すると、上記液晶シャッタは上記非検知状態となる。一方、駆動部43が上記液晶シャッタを透過状態に駆動すると、上記液晶シャッタは上記検知状態となる。
駆動制御部44は、駆動部43を制御するものである。本実施形態では、駆動制御部44は、タグ読取部41からの無線タグ12の情報に基づき、タグ読取部41が所定の無線タグ12を読み取った場合、被検知部材42が上記検知状態となるように駆動部43に指示する。一方、駆動制御部44は、タグ読取部41が所定の無線タグ12を読み取らない場合、被検知部材42が上記非検知状態となるように駆動部43に指示する。
自律走行装置11は、例えば、走行可能エリアMVにおいて予めティーチングされた巡行ルートに沿って自律走行することを基本とする。しかし、自律走行装置11は、上述した従来技術のとおり、巡行ルートを外れて走行することがあり、この場合、進入禁止エリアNEへ立ち入るおそれがある。
これに対し、本実施形態の自律走行装置11では、図1の下段1002に示すように、タグ読取部41が所定の無線タグ12を読み取った場合、障害物検知部32が被検知部材42を障害物として検知し、障害物検知を契機として走行制御部33が走行を停止させる。一方、図1の上段1001に示すように、タグ読取部41が所定の無線タグを読み取らない場合、障害物検知部32が被検知部材42を障害物として検知せず、障害物検知を契機とする走行停止は行われない。
よって、自律走行装置11は、所定の無線タグ12を読み取り可能な場所に到達すると、その時点で走行を停止することができる。したがって、所定の無線タグ12を進入禁止エリアNEの進入口付近に設置するという簡便な構成により、障害物検知機能を有する自律走行装置11について進入禁止エリアNEへの進入を防止することができる。また、走行可能エリアMVでは、タグ読取部41が所定の無線タグを読み取らないので、自律走行装置11の走行を維持することができる。
その結果、自律走行装置11が進入禁止エリアに進入することによる事故等を回避できるので、住みやすい町づくりに貢献できる。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)の目標11の達成に貢献できる。
なお、走行可能エリアMVは、例えば、自律走行装置11の走行が許容されているエリアである。走行可能エリアMVの典型例は、ショッピングモール等の施設における通行人の通路であるが、これに限定されるものではない。
また、進入禁止エリアNEは、例えば、自律走行装置11が走行不能なエリア、および、自律走行装置11の走行が許可されていないエリアである。進入禁止エリアNEの典型例は、ショッピングモール等の施設におけるエスカレータの乗降口、店舗の敷地、自動ドアが設置されている出入口等であるが、これらに限定されるものではない。
また、タグ読取部41、被検知部材42、駆動部43、および駆動制御部44を含む外付装置22は、障害物検知部32および走行制御部33を含む本体21に外付けされている。これにより、障害物を検知したときに走行を停止する機能を有する従来型の自律走行装置に、進入禁止エリアへの進入防止機能を追加することができる。
(無線タグの設置例)
図2は、無線タグ12の一設置例を示す図である。図2の例では、進入禁止エリアである2つのエスカレータES1・ES2の乗降口ES1a・ES2aの間にポールPLが設けられ、当該ポールPLの上端部に無線タグ12が貼付されている。これにより、ポールPLの設置位置から所定範囲内の領域を進入禁止エリアとすることができ、自律走行装置11のエスカレータES1・ES2への進入を防止することができる。
このように、無線タグ12が貼付されたポールPLを所望の進入禁止エリアの出入口付近に設置するだけで、上記進入禁止エリアを簡便に設定することができる。なお、無線タグ12が設置される高さは、タグ読取部41との無線通信が良好となるような高さであることが望ましい。
図3は、無線タグ12の他の設置例を示す図である。図3の例では、進入禁止エリアである店舗SPの出入口SPaの天井に無線タグ12が貼付され、或いは、出入口SPaの上方に設けられた看板SBの裏側に無線タグ12が貼付されている。これにより、自律走行装置11の店舗SPへの進入を防止することができる。このように、天井または看板の裏側などの人目に付き難い位置に無線タグ12を貼付することにより、店舗SPの見映えを損なうことを防止しつつ、タグ読取部41と無線通信を行うことができる。
(自律走行装置の詳細)
図4は、図1に示す自律走行システム1の詳細を示すブロック図である。図4に示す自律走行装置11の本体21では、センサ31としてカメラ31a(撮像装置)を用いている。この場合、障害物検知部32は、カメラ31aが撮影した画像を用いて障害物を検知する。
また、本体21は、制御部34および走行部35をさらに含む。制御部34は、本体21の各種構成の動作を統括的に制御するものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)及びメモリを含むコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われる。制御部34は障害物検知部32および走行制御部33を含む。すなわち、障害物検知部32および走行制御部33の各動作はコンピュータによって実行される。
走行部35は、走行制御部33からの指示に基づき本体21を走行させるものであり、車輪、シャフト、ギア類、駆動用モータ、走行方向を切替えるための操舵機構等を含む。
また、図4に示す自律走行装置11の外付装置22では、タグ読取部41として、RFIDを利用したRFIDリーダ41aを用いている。そのため、図4に示す自律走行システム1では、無線タグ12として、RFIDタグ12aを用いている。
RFIDタグ12aはパッシブ型のRFIDタグであることが好ましい。パッシブ型のRFIDタグは、電源が不要であり、かつ、安価であるから、無線タグ12の設置設計の容易性、設置作業の容易性、メンテナンスの容易性等を確保することができる。なお、電源を確保できる場所に配置する場合、または、電池駆動であっても運用上の支障が無い場合は、RFIDタグ12aはアクティブ型のRFIDタグであってもよい。
また、図4に示すRFIDタグ12aは、図3と同様に、自律走行装置11よりも上方に設置されている。この場合、RFIDリーダ41aは、指向性の強い電波をアンテナ411から上方やや前方に出力することが望ましい。これにより、RFIDタグ12aの設置場所付近にて自律走行装置11を停止させることができる。
また、図4に示す自律走行装置11の外付装置22では、被検知部材42として、カメラ31aのレンズを覆うシャッタ42aを用いている。これにより、駆動部43がシャッタ42aを開状態に駆動すると、シャッタ42aは、カメラ31aの撮像視野外に移動して、上記非検知状態となる。一方、駆動部43がシャッタ42aを閉状態に駆動すると、シャッタ42aは、カメラ31aの撮像視野内に移動して、上記検知状態となる。したがって、カメラ31aが撮像した画像を用いて障害物検知を行う自律走行装置11において、所定のRFIDタグ12aを読み取り可能な場所に至った場合に、シャッタ42aが撮像されることを契機として走行を停止することができる。
また、外付装置22は、制御部45をさらに含む。制御部45は、外付装置22の各種構成の動作を統括的に制御するものであり、例えばCPU及びメモリを含むコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われる。制御部45は駆動制御部44を含む。すなわち、駆動制御部44の各動作はコンピュータによって実行される。
(制御処理)
図5は、上記構成の自律走行装置11における外付装置22の制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理は、駆動制御部44にて実行される。
図5に示すように、まず、駆動制御部44は初期化処理を行う(S11)。具体的には、後述のステップS16にて利用される、所定のタグを単位時間(例えば1秒)あたりに読み取った回数をゼロ等の初期値とし、シャッタ42aを開状態(非検知状態)とする。これにより、本体21はカメラ31aからの撮影画像に基づいて走行することができる。
次に、駆動制御部44は、RFIDリーダ41aがRFIDタグ12aを検知するまで待機する(S12)。RFIDリーダ41aがRFIDタグ12aを検知すると(S12にてYES)、検知したRFIDタグ12aを識別し(S13)、該RFIDタグ12aが所定のタグであるか否かを判断する(S14)。
上記RFIDタグ12aが所定のタグではない場合(S14にてNO)、駆動制御部44は、上記RFIDタグ12aを自律走行装置11と無関係のタグであると判断して、上記RFIDタグ12aを無視する(S15)。その後、ステップS12に戻る。
一方、上記RFIDタグ12aが所定のタグである場合(S14にてYES)、所定のタグを単位時間あたりに読み取った回数が所定閾値(例えば5回)以上であるかを判断する(S16)。
上記回数が所定閾値未満である場合(S16にてNO)、自律走行装置11の読取可能範囲内に所定のタグが一時的に入ったにすぎないと考えられるため、この場合において自律走行装置11を直ちに停止させる必要性は低い。そこで、図5に示す例では、上記回数が所定閾値未満である場合、ステップS12に戻る。これにより、自律走行装置11の走行を継続することができる。
一方、上記回数が所定閾値以上である場合(S16にてYES)、駆動制御部44は、シャッタ42aを閉じるように駆動部43を指示する(S17)。これにより、障害物検知部32は、障害物を検知したとして、走行制御部33は、走行部35に指示して、本体21の走行を停止させる。このとき、自律走行装置11の走行が停止した旨を自律走行装置11の管理者に、公知の通知機能を利用して通知してもよい。その後、上記駆動制御処理を終了する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6~図9を参照して説明する。本実施形態の自律走行システム1は、図1~図5に示す自律走行システム1に比べて、無線タグ12からの情報に基づき、自律走行装置11の挙動を設定する挙動設定機能が追加されている点が異なり、その他の構成は同様である。
(自律走行システムの概要)
図6は、本実施形態の自律走行システム1の概要を示す図である。
本実施形態の自律走行システム1の無線タグ12は、図1に示す自律走行システム1の無線タグ12に比べて、自律走行装置11の走行停止を示す停止情報と、自律走行装置11の挙動を示す挙動情報との何れかが記録されている点が異なり、その他は同様である。以下では、停止情報が記録された無線タグ12を「停止タグ」と称し、挙動情報が記録された無線タグ12を「挙動タグ」と称する。
また、本実施形態の自律走行装置11は、図1に示す自律走行装置11に比べて、本体21に通信部36が追加されている点と、外付装置22に挙動設定部46および通信部47が追加されている点とが異なり、その他の構成は同様である。
本体21の通信部36と外付装置22の通信部47とは、互いに情報の送受信を行うものである。通信部36と通信部47との間は、有線接続であってもよいし、無線接続であってもよい。無線接続の場合、通信部36と通信部47との間は、Bluetooth(登録商標)等により直接接続してもよいし、無線LAN等によりルータを介して間接接続してもよい。
挙動設定部46は、挙動タグからの挙動情報を、アンテナ411およびタグ読取部41を介して取得し、取得した情報に基づき、自律走行装置11の挙動を設定するものである。挙動設定部46は、設定した挙動に基づき、外付装置22の各種デバイスに指示したり、設定した挙動の情報を、通信部47を介して、本体21に送信したりする。
(自律走行装置の詳細)
図7は、図6に示す自律走行システム1の詳細を示すブロック図である。本実施形態の自律走行装置11は、図4に示す自律走行装置11に比べて、本体21に上述の通信部36、ブラシ部37、およびブラシ制御部38が追加されている点と、外付装置22に上述の挙動設定部46および上述の通信部47が追加されている点とが異なり、その他の構成は同様である。
ブラシ部37は、自律走行装置11の走行面を清掃するためのものである。ブラシ部37は、ブラシ、該ブラシを駆動するためのモータおよび駆動機構、などを含む。
ブラシ制御部38は、ブラシ部37を制御するものである。ブラシ制御部38は制御部34に含まれる。すなわち、ブラシ制御部38の各動作はコンピュータによって実行される。
挙動設定部46は、制御部45に含まれる。すなわち、挙動設定部46の各動作はコンピュータによって実行される。
(制御処理)
図8および図9は、上記構成の自律走行装置11における制御処理の流れを示すフローチャートである。図8および図9に示す処理は、外付装置22の制御部45および本体21の制御部34にて実行される。
図8に示すように、まず、制御部45および制御部34は初期化処理を行う(S11)。具体的には、図8および図9に示す処理で利用される値をゼロ等の初期値とする。例えば、アンテナ411の出力(検知範囲)を最大出力で初期化したり、停止タグを読み取った時刻をリセットしたり、停止タグを単位時間あたりに読み取った回数をゼロに初期化したりする。また、シャッタ42aを開状態(非検知状態)とする。これにより、本体21はカメラ31aからの撮影画像に基づいて走行することができる。
次に、RFIDリーダ41aがRFIDタグ12aを検知したかを判断する(S12)。検知しなかった場合(S12にてNO)、駆動制御部44は、上記停止タグの検出から所定期間が経過しており(S21にてYES)、かつ、後述のステップS27により自律走行装置11の走行速度が通常時の走行速度である通常速度(所定速度)よりも低下しているときには(S22にてYES)、通信部47および通信部36を介して走行制御部33に対し、自律走行装置11の走行速度を通常速度に設定する(S23)。その後、ステップS12に戻る。
上記停止タグを所定期間継続して読み取らない場合、自律走行装置11の読取可能範囲内にRFIDタグ12aは存在しないと考えられるため、この場合において自律走行装置11を停止または徐行させる必要性は低い。そこで、ステップS21およびステップS22により、自律走行装置11の走行速度を通常速度に戻すことができる。
RFIDリーダ41aがRFIDタグ12aを検知すると(S12にてYES)、制御部45は、検知したRFIDタグ12aを識別し(S13)、該RFIDタグ12aが所定のタグ(停止タグまたは挙動タグ)であるか否かを判断する(S14)。
上記RFIDタグ12aが所定のタグではない場合(S14にてNO)、制御部45は、上記RFIDタグ12aは自律走行装置11と無関係のタグであると判断して、上記RFIDタグ12aを無視する(S15)。その後、ステップS12に戻る。
一方、上記RFIDタグ12aが所定のタグである場合(S14にてYES)、図9に示すように、制御部45は、上記RFIDタグ12aが挙動タグおよび停止タグの何れであるかを判断する(S24)。
ステップS24にて上記RFIDタグ12aが挙動タグである場合、挙動設定部46は、上記挙動タグに記録された挙動情報に従って自律走行装置11の挙動を設定する(S25)。これにより、自律走行装置11の走行する場所に応じて自律走行装置11の挙動を設定することができる。その後、ステップS12に戻る。
例えば、上記挙動情報が電波の強度を示す情報である場合、挙動設定部46は、当該情報に従って、RFIDリーダ41aに対し、アンテナ411から出力される電波の強度を設定する。これにより、自律走行装置11が走行する場所に応じて電波の強度を設定することができる。
例えば、RFIDタグ12aの読取範囲を狭めたい場所では、低強度を示す挙動情報が記録された挙動タグを設置すればよい。読取範囲を狭めたい例として、通路同士が近接しているエリアにおいて、自律走行装置11が走行する通路に近接する他通路に設置されたRFIDタグ12aを誤って読み取ることを防ぐ目的として、当該エリアを走行する期間は読取範囲を狭めたい場合が挙げられる。この場合、低強度を示す挙動情報が記録された挙動タグを当該エリアの入口付近に設置するとともに、通常強度を示す挙動情報が記録された挙動タグを当該エリアの出口付近に設置することにより、当該エリアを走行する期間における電波を低強度に抑制することができる。
また、上記挙動情報が、自律走行装置11の速度、加速度、および減速度の少なくともいずれかを示す情報である場合、挙動設定部46は、当該情報に従って、通信部47および通信部36を介して走行制御部33に対し、速度、加速度、および減速度の少なくともいずれかを設定する。これにより、自律走行装置11が走行する場所に応じて自律走行装置11の速度、加速度、および減速度の少なくともいずれかを設定することができる。例えば、自律走行装置11が徐行すべき場所には、低速度を示す挙動情報が記録された挙動タグを設置すればよい。
また、上記挙動情報が、ブラシ部37の動作を示す情報である場合、挙動設定部46は、当該情報に従って、通信部47および通信部36を介してブラシ制御部38に対し、上記動作を設定する。これにより、自律走行装置11が走行する場所に応じてブラシ部37の動作を設定することができる。例えば、自律走行装置11に念入りに清掃させたい場所には、高速回転動作を示す挙動情報が記録された挙動タグを設置すればよい。
ステップS24にて上記RFIDタグ12aが停止タグである場合、駆動制御部44は、所定のタグを単位時間あたりに読み取った回数が、所定の下限値(下限閾値)(例えば5回)未満、該下限値以上かつ所定の上限値(上限閾値)(例えば10回)未満、および該上限値以上の何れであるかを判断する(S26・S27)。上記回数が上記下限値未満である場合(S26にてNO)、ステップS12に戻る。これにより、自律走行装置11の走行を継続することができる。
一方、上記回数が上記下限値以上かつ上記上限値未満である場合(S26にてYESかつS27にてNO)、駆動制御部44は、通信部47および通信部36を介して走行制御部33に対し、自律走行装置11の走行速度を低下するように設定する(S28)。その後、ステップS12に戻る。
上記の場合、停止タグは自律走行装置11の読取可能範囲内に入っており、近接しつつあると考えられるため、この場合において自律走行装置11は慎重を期すために徐行することが望ましい。そこで、ステップS28により、自律走行装置11の走行速度を低下させて走行を継続することができる。
他方、上記回数が上記上限値以上である場合(S26にてYESかつS27にてYES)、駆動制御部44は、シャッタ42aを閉じるように駆動部43を指示する(S17)。これにより、本体21の走行が停止する。その後、上記処理を終了する。
〔変形例〕
タグ読取部41、被検知部材42、駆動部43、駆動制御部44、および挙動設定部46は、上述したとおり外付装置22として本体21と別体である構成が典型例であるが、これに限定されるものではなく、本体21に内蔵される構成であってもよい。
自律走行装置11の典型例は、上述したとおり、予めティーチングされた巡行ルートを走行する自律走行ロボットであるが、これに限定されるものではなく、予めティーチングされていないルートを走行する自律走行装置であってもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
自律走行装置11(以下、「装置」と呼ぶ)の機能は、当該装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該装置の各制御ブロック(特に制御部34および制御部45に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記装置は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 自律走行システム
11 自律走行装置
12 無線タグ
12a RFIDタグ
21 本体
22 外付装置
31 センサ
31a カメラ(撮像装置)
32 障害物検知部(検知部)
33 走行制御部
34 制御部
35 走行部
36 通信部
37 ブラシ部
38 ブラシ制御部
41 タグ読取部(読取部)
41a RFIDリーダ
42 被検知部材(被検知機構)
42a シャッタ
43 駆動部(被検知機構)
44 駆動制御部(被検知機構)
45 制御部
46 挙動設定部
47 通信部
411 アンテナ

Claims (10)

  1. 自律走行装置であって、
    前記自律走行装置の周囲に存在する障害物を検知する検知部と、
    前記自律走行装置の走行を制御し、前記検知部が前記障害物を検知したとき前記走行を停止させる走行制御部と、
    前記自律走行装置の周囲に存在する無線タグを読み取る読取部と、
    被検知機構とを備え、
    前記被検知機構は、
    前記検知部に障害物として検知されるための被検知部材と、
    前記検知部に前記被検知部材が前記障害物として検知される検知状態と、前記検知部に前記被検知部材が前記障害物として検知されない非検知状態とを取り得るように、前記被検知部材を駆動する駆動部と
    前記読取部が所定の無線タグを読み取った場合、前記被検知部材を前記検知状態とし、前記読取部が前記所定の無線タグを読み取らない場合、前記被検知部材を前記非検知状態とするように、前記駆動部を制御する駆動制御部とを含む、自律走行装置。
  2. 前記無線タグはパッシブ型のRFIDタグであり、
    前記読取部は前記RFIDタグを読み取り可能なRFIDリーダである、
    請求項1に記載の自律走行装置。
  3. 前記自律走行装置の周囲を撮像する撮像装置を備え、
    前記検知部は、前記撮像装置が撮像した画像を用いて前記障害物を検知し、
    前記被検知機構は、
    前記撮像装置の撮像視野内に前記被検知部材を移動させることにより前記被検知部材を前記検知状態とし、
    前記撮像装置の撮像視野外に前記被検知部材を移動させることにより前記被検知部材を前記非検知状態とする、
    請求項1または2に記載の自律走行装置。
  4. 前記読取部および前記被検知機構は、前記検知部および前記走行制御部が内蔵された前記自律走行装置に外付けされる、請求項1から3のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  5. 前記被検知機構は、前記所定の無線タグを前記読取部が単位時間あたりに読み取った回数が所定閾値以上である場合、前記被検知部材を前記検知状態とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  6. 前記自律走行装置の挙動を示す挙動情報が記録された前記無線タグから前記読取部が読み取った前記挙動情報に従って前記自律走行装置の挙動を設定する挙動設定部をさらに備える、請求項1からのいずれか1項に記載の自律走行装置。
  7. 前記読取部は、無線タグを読み取るための電波を出力するアンテナを有し、
    前記挙動情報は、前記電波の強度を示す情報である、
    請求項に記載の自律走行装置。
  8. 前記自律走行装置は、走行面を清掃するためのブラシ部を備え、
    前記挙動情報は、前記ブラシ部の動作を示す情報である、
    請求項に記載の自律走行装置。
  9. 前記被検知部材は、前記検知部が検出可能な箇所に移動可能な可動部材である、請求項1から8のいずれか1項に記載の自律走行装置。
  10. 前記被検知部材は、前記検知部の検出方向にて開閉可能なシャッタである、請求項1から8のいずれか1項に記載の自律走行装置。
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