JP7373881B1 - 薄箱封函装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を収納した未封函の箱に封函用テープを上蓋側から底面側まで貼付して封函する作業を容易に素早く綺麗に行うことができ、移動しながら箱の裏面に粘着テープを貼付するテープ貼付用ローラーを複数要しない薄箱封函装置を提供する。【解決手段】テープ貼り機11の直下となる箇所の搬送面に箱2の幅より狭い開口部を設けてある薄箱封函装置で、後端裏面テープ貼付手段の移動速度が箱2の搬送速度より速く、箱2の後端が第2ガイド溝の上方を通過中に、第1ガイド溝の最下端から第2ガイド溝へ上昇した後端裏面テープ貼付手段が、テープ貼り機11により箱2の上面部に貼付して切断した粘着テープの後端側であって箱2の後端面の下辺より下側に垂れ下がった後端垂下部を、前記箱の裏面部に貼り付けながら、第2ガイド溝の終端に到達するものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、粘着テープで封函する装置であって、厚みが薄い箱に適した薄箱封函装置に関する。
各種製品の出荷を行う工場や物流センター等において、箱の中に発送物を入れた後、封函作業が行われる。例えば出荷作業ラインに配置される自動又は半自動で箱の組立から発送物の充填、フラップの折込、テープによる封函、ラベル貼りまで行う自動梱包機などに組み込まれる封函作業を行う封函装置では、内容物を充填した状態の箱を進行させる方向(箱の搬送方向)を、上蓋フラップ封止のための粘着テープの貼り付け方向と同じ方向とし、箱を進行させると同時に粘着テープを貼り付けて上蓋フラップを封函する。
上蓋フラップを粘着テープで封函する際に、厚みのある箱(例えば厚みが70mm以上)の封函では、箱を、進行方向後方側(箱の入口側)から前方側(箱の出口側)、すなわち搬送方向川上側から川下側へ流すとき、進行方向前方側(搬送方向川下側)の箱の側面部に粘着テープの前方側の端を貼り付けるために一定の長さ(例えば50mm程度)を垂らした状態で箱を進入させて、搬送方向川下側の側面部(前端面)、続いて上面部に粘着テープを貼り付け、さらに後方側(搬送方向川上側)の側面部(後端面)に粘着テープの後方側の端を貼り付けるために上面部の後方の端から一定の長さ(例えば50mm程度)を設けて粘着テープを粘着テープカッターで切断して貼り付けする。
近年では、通信販売や個人間の取引などの個人宅への発送が増加し、コスト削減や再配達防止や手軽さから、ポストに投函できる発送方法が重宝されている。定形外郵便の厚みの規格が30mm以内であり、大手宅配業者のポスト投函可能な配達サービスの厚みの規格が25mm以内という点もあり、近年、厚みが25mm以内あるいは35mm以内程度の薄型の箱が多用されるようになった。上蓋フラップを閉じる薄型の箱は厚みが10mm以上となる。本願では、厚みが10mm以上35mm以内の箱を薄箱というものとする。
厚みが25mmあるいは30mm程度の薄い箱の封函作業では、上蓋フラップを粘着テープで封函する際に、粘着テープの両端を側面部に自動で貼り付けるには精度を要し、側面部に粘着テープを貼り付けることができても、側面部に貼り付けた部分の長さが短いので剥がれやすく、搬送途中の振動等でテープが剥離する等のトラブルが生じやすい。そのため、粘着テープの両端が側面部までだけでなく裏面部にまで至る必要がある。
しかし、箱を進行させると同時に粘着テープを貼り付けて上蓋フラップを封函する際に、上蓋フラップを封函する粘着テープの両端を箱の裏面部で貼り付けすることは、箱の下までテープが垂れ下がるため困難であるという問題があった。
かかる問題に対し、二条のエンドレスコンベアベルトの間に出荷箱前端部テープ貼着機構と出荷箱後端部テープ貼着機構とを備える封函システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2022-92553号公報
しかし、上述した従来の封函システムでは、搬送面の下に、移動しながら箱の前端側の裏面にテープを貼付するテープ貼付用ローラーと、移動しながら箱の後端側の裏面にテープを貼付するテープ貼付用ローラーを必要とし、また、ともに平行移動のみであるので、前端側と後端側の両方で粘着テープを垂れ下げた状態で裏面側に回り込ませて貼る際、垂下させた粘着テープが長いとテープ貼付用ローラー又は搬送用ローラーに貼り付いてしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、内容物を収納した未封函の箱に封函用テープを上蓋側から底面側まで貼付して封函する作業を容易に素早く綺麗に行うことができ、移動しながら箱の裏面に粘着テープを貼付するテープ貼付用ローラーを複数要しない薄箱封函装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、内容物を入れて上蓋フラップを閉じた箱を載置して搬送する搬送手段と、前記搬送手段の上方に前記箱の上蓋フラップを粘着テープで封函するテープ貼り機とを備え、前記テープ貼り機の直下となる箇所の搬送面に前記箱の幅より狭い開口部を設けてある薄箱封函装置であって、
前記開口部に、
モーターによって回転駆動可能な円板部材と、
一端側を支点とし他端側を揺動可能としたリンクプレートと、
前記円板部材と前記リンクプレートとを接続し前記円板部材の回転に連動して前記リンクプレートの前記他端側を揺動させるリンクロッドと、
前記リンクプレートの前記他端側に取り付けた後端裏面テープ貼付手段と、
前記後端裏面テープ貼付手段を挿嵌して前記搬送方向と並行にピストン移動させる長溝部を備えた溝カムと、を備え、
前記長溝部が、前記後端裏面テープ貼付手段を前記開口部の下方から前記搬送面まで上昇させる第1ガイド溝と、前記第1ガイド溝に延設され搬送方向川下側に前記後端裏面テープ貼付手段を平行移動させる第2ガイド溝とを有し、
前記後端裏面テープ貼付手段の移動速度が前記箱の搬送速度より速く、
前記箱の後端が前記第2ガイド溝の上方を通過中に、前記第1ガイド溝の最下端から前記第2ガイド溝へ上昇した前記後端裏面テープ貼付手段が、前記テープ貼り機により前記箱の上面部に貼付して切断した前記粘着テープの後端側であって前記箱の後端面の下辺より下側に垂れ下がった後端垂下部を、前記箱の裏面部に貼り付けながら、前記第2ガイド溝の終端に到達することを特徴とする薄箱封函装置を提供する。
本発明の第1の態様によれば、内容物を収納した未封函の箱に封函用テープを上蓋側から底面側まで貼付して封函する作業を容易に素早く綺麗に行うことができ、移動しながら箱の裏面に粘着テープを貼付するテープ貼付用ローラーを複数要しない。
また、前記リンクプレートが2枚組であって、
両端を前記リンクプレートの間に挟持して固定した連結軸を有し、
前記リンクプレートと前記リンクロッドとは、前記連結軸を介して接続されており、
前記リンクロッドが、環状の両端を有する棒で、一端の環は前記円板部材の表面上に立設した接続ピンに外嵌してあり、他端の環は前記連結軸に外嵌してあり、
前記支点が、前記リンクプレートの間に挟持して前記リンクプレートを回転可能に支持する回転軸であって、
前記後端裏面テープ貼付手段が、前記リンクプレートの間に挟持した後端裏面テープ貼付用ローラーであって、
前記後端裏面テープ貼付用ローラーが、前記第2ガイド溝を搬送方向川下側に滑動中、前記箱の裏面部に前記粘着テープの前記後端垂下部の粘着面側を押し当てて押圧することが好ましい。
さらに、前記後端裏面テープ貼付用ローラーが前記箱の後端面の下辺に接するときの位置から前記第2ガイド溝の終端の位置までの長さが、前記粘着テープの前記後端垂下部の長さより長く、
前記箱の後端面が前記第2ガイド溝の終端の上方を通過するときには、前記後端裏面テープ貼付用ローラーが前記第1ガイド溝の最下端に戻って前記モーターは前記箱の次に搬送される箱の後端が前記第2ガイド溝の上方を通過開始するまで停止することが好ましい。
また、前記搬送手段が、搬送ローラーが複数配置されたローラーコンベアであり、前記開口部の搬送方向川下側の搬送ローラーが、前端裏面テープ貼付手段としての機能を備えることが好ましい。
本発明によれば、内容物を収納した未封函の箱に封函用テープを上蓋側から底面側まで貼付して封函する作業を容易に素早く綺麗に行うことができ、移動しながら箱の裏面に粘着テープを貼付するテープ貼付用ローラーを複数要しない。
本発明の実施例1の薄箱封函装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼り機とテープ貼付支援機構の概略図である。 図1においてテープ貼り機を取り外した状態の薄箱封函装置の斜視図である。 本発明の実施例1の薄箱封函装置による封函工程の各段階における箱の状態を示す説明図である。 本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構のモーター側から見た斜視図である。 図5に示したテープ貼着支援機構の上面図である。 図5に示したテープ貼着支援機構の円盤部材側から見た斜視図である。 本発明の実施例1の薄箱封函装置による封函工程の各段階における状態説明図である。 本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の図8(e)と(f)の間の状態の説明図である。 裏面部に後端側のテープを貼り終わった状態の本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の説明図である。 図10に示した状態の後で次の箱が流れてくる前の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の説明図である。
以下、本発明の薄箱封函装置について、添付図面を参照して実施例を用いて本発明の好適な実施の形態を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(構成)
図1は、本発明の実施例1の薄箱封函装置の構成例を示す斜視図である。図1に示した薄箱封函装置1は、封函対象物である箱2を搬送して封函するための装置である。
薄箱封函装置1は、箱素材のセットから組立、梱包、ラベル貼りまでを自動又は半自動で行う多機能装置に組み込むことができるパーツ装置の一つであってもよい。薄箱封函装置1が組み込まれる多機能装置は、例えば、箱素材をセットする工程の装置パーツ、箱素材を組み立てて箱にする工程の装置パーツ、商品を箱に投入する工程の装置パーツ、箱の上蓋を閉じる工程の装置パーツ、箱の封函工程の装置パーツとして本実施例の薄箱封函装置パーツ、ラベル貼付工程の装置の順に並べて使用することができる装置パーツを含む多機能装置であってもよい。なお、これらの装置パーツは、複数工程を1つの装置パーツで行うものであってもよい。
あるいは、本実施例の薄箱封函装置は、人が上蓋を閉じた状態の箱を手で薄箱封函装置の上に載置するものであってもよく、また薄箱封函装置で封函した箱を人が手でピックアップするものであってもよい。
薄箱封函装置1は、箱2を載置して搬送するために並べられた搬送用ローラー12と、搬送用ローラー12の上部に設置したテープ貼り機11と、を有し、封函対象物がテープ貼り機11の所定の位置を通過していることを感知する光電センサー114a、bと、箱2の進行方向や搬送速度を制御するために搬送用ローラー12の両脇に設置したベルト式の搬送用ガイド14と、搬送用ガイド14を動かす動力を供給するインダクションモーター18と、テープ貼り機11の高さを封函する箱2の高さに合わせて調整するための高さ調整ハンドル17と、搬送用ガイド14同士の間の幅を封函する箱2の幅に合わせて調整するための幅調整ハンドル16と、を備える。搬送用ローラー12の上面が搬送面19であり、搬送用ローラー12は、搬送方向と直角の方向を長手方向とする円筒状の回転体で、搬送方向に水平に多数並べてある。搬送用ローラー12に動力は供給されず、回転するのみで移動しない。箱2は、搬送用ローラー12の表面を滑りながら搬送方向に進む。
図2は、本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼り機とテープ貼付支援機構の概略図である。図2は、図1の背面側すなわちテープ貼り機11の裏面側から見た図で、テープ貼り機11とテープ貼付支援機構4以外は省略している。光電センサー114aは搬送方向川上側(箱の入口側)、光電センサー114bは搬送方向川下側(箱の出口側)で箱2の通過を検知する。搬送方向に向かって箱2が流れてくると、光電センサー114a、114bともに箱を検知していない状態(状態1)から、箱の前端が光電センサー114aでの検知箇所を通過し光電センサー114bでの検知箇所を通過する前であって光電センサー114aのみで箱を検知している状態(状態2)に変化し、さらに、箱の前端が光電センサー114bでの検知箇所を通過し箱の後端が光電センサー114aでの検知箇所より川上側にある状態で光電センサー114a、114bで箱を検知している状態(状態3)を経て、さらに、箱の後端が光電センサー114aでの検知箇所より川下側にあるが箱の後端がまだ光電センサー114bでの検知箇所を通過しておらず光電センサー114bのみで箱2を検知している状態(状態4)を経て、状態1に戻る。
図3は、図1においてテープ貼り機を取り外した状態の薄箱封函装置の斜視図である。図3に示したように、テープ貼り機11の下になる部分がある複数の搬送用ローラー12は、長さが短く、両脇に配置され、中央は開口部15となっている。開口部15には薄箱封函装置用テープ貼付支援機構4を設けてある。搬送用ローラー12の中で、開口部15の搬送方向前側の1本目は、前端裏面部テープ貼付兼搬送用ローラー121である。他の搬送用ローラー12と同様に、前端裏面部テープ貼付兼搬送用ローラー121は回転するのみで移動しない。搬送用ローラー12の上面は、箱2が滑り動く搬送面19となる。
図4は、本発明の実施例1の薄箱封函装置による封函工程の各段階における箱の状態を示す説明図である。
図4(a)は、上蓋フラップ25を閉じる工程まで終了し封函する前の段階で、上面部21側が見える方向からの箱2の斜視図である。箱2は図4(a)に示した状態で搬送用ローラー12の上に載置され、テープ貼り機11の下へと搬送される。矢印Aは、搬送方向を示す。
図4(b)は、テープ貼り機11によって上面部21の上蓋フラップ25の端に粘着テープ3を貼って封函した直後の段階で、箱2の前端側側面部である前端面22側に垂れた粘着テープ3の前端側垂下部31が箱2の下まで垂れ下がり、箱2の後端側側面部である後端面23側に垂れた粘着テープ3の後端側垂下部32が箱2の下まで垂れ下がった状態の裏面部24側が見える方向からの箱2の斜視図である。
搬送用ローラー12の中で、開口部15の搬送方向前側の1本目は、前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー121であり、箱2の搬送だけでなく、箱2の前端に垂れ下がるテープの端を裏面部に貼り付ける役割をする。図4(c)は、箱2の前端面22が開口部15より前方すなわち搬送方向川下側を通過しかつ箱2の後端面23が開口部15上を通過中の段階で、前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー121によって前端側垂下部31の粘着面33側が箱2の裏面部24に押しつけられて貼付された状態の裏面部24側が見える方向からの箱2の斜視図である。開口部15の搬送方向前側の搬送用ローラー12には、裏面部24及び前端側垂下部31の非粘着面312が接触するが、前端側垂下部31の粘着面311は裏面部24に貼り付いているため、前端側垂下部31の粘着面33が搬送用ローラー12に貼り付くことがなく、搬送をスムーズに進めることができる。
なお、本実施例においては、箱2の搬送手段は、搬送ローラー12が複数配置されたローラーコンベアであり、開口部15の搬送方向川下側の搬送ローラー12が、前端裏面テープ貼付手段としての機能を備えた前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー121であるが、開口部15の搬送方向川下側の端が、前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー121でなく単なる板であったりベルトコンベアであったりしてもよく、薄箱封函装置の終端部で次の工程の装置の載置台であってもよい。
搬送ローラー12の上面すなわち搬送面19が箱2の裏面部24に接触することにより前端側垂下部31は裏面部24に貼付される。
図4(d)は、箱2の後端面23が開口部15より搬送方向川下側を通過する直前の段階で、テープ貼付支援機構4によって後端側垂下部32の粘着面321側が箱2の裏面部24に押しつけられて貼付された状態の裏面部24側が見える方向からの箱2の斜視図である。後端側垂下部32の粘着面321が搬送用ローラー12に貼り付くことがなく、非接着面322が搬送用ローラー12に接触するので、搬送をスムーズに進めることができる。なお、薄箱封函装置の終端部に搬送された段階においても箱2は図4(d)に示した状態で、そのままラベル貼りや出荷等の工程に進むことができる。
図5は、本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構のモーター側から見た斜視図である。また、図6は、図5に示したテープ貼着支援機構の上面図である。図7は、図5に示したテープ貼着支援機構の円盤部材側から見た斜視図である。図5、図6及び図7に示したテープ貼着支援機構4は、箱2の後端側の裏面部24に粘着テープ3の後端側垂下部32を貼着させる支援機構である。テープ貼付支援機構4は、モーター41によって回転駆動可能な円板部材42と、一端側を支点47とし他端側を揺動可能としたリンクプレート43と、円板部材42とリンクプレート43とを接続し円板部材42の回転に連動してリンクプレート43の他端側を揺動させるリンクロッド44と、リンクプレート43の他端側に取り付けた後端裏面テープ貼付手段である後端裏面テープ貼付用ローラー45と後端裏面テープ貼付用ローラー45を挿嵌して搬送方向と並行にピストン移動させる長溝部51を2枚組のプレート部52上にそれぞれ設けた溝カム5と、を備える。
円板部材42には、軽量化のためにホイール状に円周方向に沿って所定の間隔で複数の穴が設けられている。
長溝部51は、後端裏面テープ貼付用ローラー45を開口部15の下方から搬送面19まで上昇させる第1ガイド溝511と、第1ガイド溝511に延設され搬送方向川下側に後端裏面テープ貼付用ローラー45を平行移動させる第2ガイド溝513とを有する。本実施例では、搬送方向川上側が円板部材42、搬送方向川下側が溝カム5となるよう開口部15の下に配置される。
テープ貼付支援機構4は、両端を2枚のリンクプレート43の中間部の間に挟持して固定した連結軸432を有する。また、リンクプレート43とリンクロッド44とは、連結軸432を介して接続されている。
リンクロッド44が、環状の両端を有する棒で、一端の環441aは円板部材42の表面上に立設した接続ピン421に外嵌してあり、リンクロッド44の他端の環441bは連結軸432に外嵌してある。環441bは、連結軸432を軸支するように外装して環441b内で連結軸432を回転可能に接続してある。
連結軸432は、2枚組のリンクプレート43に挟まれ、両端をそれぞれリンクプレート43の中程の位置に固定してある。2枚のリンクプレート43の下方側の一端同士は、ジョイントである支点47で回転軸431を介して連結し、溝カム5の下方に取り付けられた、モーター41や円板部材42を固定する構造部材に固定してある。
テープ貼付支援機構4において、両端を2枚のリンクプレート43の下端同士の間に挟持して軸支した回転軸431を有し、両端を2枚のリンクプレート43の上端同士の間に挟持して軸支した後端裏面テープ貼付用ローラー45を有する。連結軸432と回転軸431と後端裏面テープ貼付用ローラー45とは平行で、リンクプレート43に直交する方向に挟み込み接続してある。
リンクプレート43の下端に接続して回転軸431を軸通する支点47が、溝カム5の下方に取り付けられたモーター41や円板部材42を固定する構造部材にリンクプレート43の下端を固定する。回転軸431は、リンクプレート43を、支点47を固定端とし後端裏面テープ貼付用ローラー45側を自由端として揺動可能に支持する。
本実施例において、後端裏面テープ貼付手段は後端裏面テープ貼付用ローラー45である。本実施例では、溝カム5は2枚組で、リンクプレート43の間に挟持した後端裏面テープ貼付用ローラー45を、リンクプレート43の外側を挟むように設けた溝カム5の間にリンクプレート43ごと挟持し、溝カム5の外側からスライドピン46を後端裏面テープ貼付用ローラー45に軸通し、長溝部51内で後端裏面テープ貼付用ローラー45をスライド移動可能に保持する。
したがって、連結軸432に接続されたリンクプレート43は、モーター41の作動により、リンクプレート43の中間部が搬送方向と平行に往復運動し、かかる動きに連動して、リンクプレート43が支点47を固定した状態で揺動し、スライドピン46でリンクプレート43に接続された後端裏面テープ貼付用ローラー45が長溝部51内で往復運動する。
{使用方法}
図8は、本発明の実施例1の薄箱封函装置による封函工程の各段階における状態説明図である。テープ貼り機11の上面・前端面テープ貼付用ローラー111は粘着テープ3の供給源であり、カッター113で切断して、供給と貼付を同時に行う。図8(a)は、テープ貼り機11の上面・前端面テープ貼付用ローラー111が、箱2の前端面22に接触して、テープ貼り機11のカッター113で切断した粘着テープ3の端を、箱2の下に前端側垂下部31が垂れた状態で、前端面22に粘着テープ3を押し当てて貼付しながら上面部21まで上昇した状態を示す。光電センサー114a、bでの感知状態は、上述した状態2に該当する。上面・前端面テープ貼付用ローラー11は、支点112で支えられて搬送面19から箱2に沿って箱2の前端面22と上面部21と後端面23とを順に押圧しながら粘着テープ3を箱2に貼り付ける。このとき、箱2の後端は開口部15より搬送方向川上側(箱の入口側)の搬送用ローラー12の上にある。また、テープ貼付支援機構4の後端裏面テープ貼付用ローラー45は溝カム5の長溝部51の第1ガイド溝511の最下端にある。
図8(b)は、テープ貼り機11の上面・前端面テープ貼付用ローラー111が、箱2の上面部21に粘着テープ3を押圧して貼り付けしている状態を示す。テープ貼り機11自体の位置は変わらず、箱2が搬送方向川下側に進むことで封函される。後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置は図8(a)と同じままである。
図8(c)は、テープ貼り機11の上面・前端面テープ貼付用ローラー111が、箱2の後端より搬送方向川上側に位置し、箱2の前端側が前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー121に接触して前端側垂下部31を裏面部24に貼付している状態を示す。後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置は図8(a)と同じままである。光電センサー114a、bでの感知状態は、上述した状態3に該当する。
図7は、図8(a)~(c)に示した段階における本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の状態である。
所定の位置を箱2が通過したことを光電センサーが感知して所定時間後にモーター41が作動するまでは、溝カム5に設けられた略への字状の長溝部51内の後端裏面テープ貼付用ローラー45は最下端512にて静止している。図8(c)の状態後、モーター41が作動し、連動する円板部材42が、搬送方向川下側を右側として逆時計回りに回転する。なお、本実施例では逆時計回りで説明するが、時計回りでもよい。図7は図8の裏面側から見た図であるため、図7の正面側からみると、搬送方向川下側が左側となるため、時計回りに円板部材42は回転する。
円板部材42の軸心から径方向にずれた場所にねじ止めで固定された接続ピン421を軸支するように一端の環441aを外装して環441a内で接続ピン421を回転可能に接続したリンクロッド44が、円板部材42の回転に連動して搬送方向川下側に移動する。図7に示した状態では、リンクロッド44の一端側は、円板部材42において3時の方向すなわち最上部から90度時計回りに回転した方向に位置する。かかる位置がスタンバイ状態の位置、定常状態となる。
図8(d)は、箱2がさらに搬送方向川下側に移動して、箱2の後端側が第2ガイド溝513の位置にさしかかり始め、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第1ガイド溝511を最下端512から上昇し始めた状態を示す。箱2の前端側は前端側垂下部31を裏面部24に貼付完了した状態で搬送されるため、粘着面311が搬送用ローラー12に貼り付く心配がない。粘着テープ3の後端側垂下部32は搬送方向川下側(箱の出口側)に粘着面321がある状態で開口部15より下に垂れ下がっている。光電センサー114a、bでの感知状態は、上述した状態4に該当する。図8(a)(d)において搬送面19の下に搬送用ローラー12のない部分が開口部15の位置である。図7に示した矢印Bの方向へ後端裏面テープ貼付用ローラー45を上昇し始めた状態となる。上昇開始タイミングすなわちモーター作動開始時は、光電センサー114a、bで箱2を感知した時である。後端裏面テープ貼付用ローラー45の搬送方向川下側への移動スピードは、箱2の搬送スピードより高速である。本実施例では、後端裏面テープ貼付用ローラー45の搬送方向川下側への移動スピードは箱2の搬送スピードの約4倍である。
本実施例では、後端裏面テープ貼付用ローラー45が箱2の後端面23の下辺231に接するときの位置から第2ガイド溝513の終端514の位置までの長さが、粘着テープ3の後端垂下部32の長さより長い。
図8(e)は、箱2が搬送方向川下側に少し移動して、箱2の後端側が第2ガイド溝513の位置にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第1ガイド溝511から第2ガイド溝513にさしかかり、後端裏面テープ貼付用ローラー45が搬送面19にほぼ平行となる状態を示す。
図9は、本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の図8(e)と(f)の間の状態の説明図である。後端裏面テープ貼付用ローラー45は開口部15から搬送面19にほぼ平行か僅かに上方に上面が来る状態を保ったまま、第2ガイド溝513をC方向へ平行移動して進む。なお、B方向もC方向も搬送方向川下方向である。図9に示した状態では、リンクロッド44の一端側は、図9で表した向きから見て、円板部材42において6時の方向すなわちスタンバイ状態から90度時計回りへ進んだ箇所に位置まで、円板部材42の回転に連動して移動している。リンクロッド44は円板部材42の中心から接続ピン421までの距離分、連結軸432を搬送方向川下側へ押し込み、連動して後端裏面テープ貼付用ローラー45が第1ガイド溝511内を搬送方向川下側へスライド移動する。
図8(f)は、箱2が搬送方向川下側に少し移動して、箱2の後端側がまだ第2ガイド溝513の位置にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第2ガイド溝513終端514にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45が後端側垂下部32の非粘着面322を搬送方向川上側から川下側へ押圧しながら進行し、箱2の裏面部24に後端側垂下部32の粘着面321側を貼付する。後端裏面テープ貼付用ローラー45は、第2ガイド溝513内を、搬送方向川下側に、箱2の搬送速度より速く滑動する。第2ガイド溝513内を後端裏面テープ貼付用ローラー45が滑動している間に、箱2の裏面部24に後端垂下部32の粘着面321側を押し当てて押圧する。
図8(g)は、箱2が搬送方向川下側に少し移動して、箱2の後端側が第2ガイド溝513の位置にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第2ガイド溝513の終端514にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45が後端側垂下部32の非粘着面322を搬送方向川上側から川下側へ押圧しながら進行し終わり、折り返して搬送方向川下側から川上側へ、箱2の裏面部24に貼付した後端側垂下部32の粘着面33側をさらに裏面部24に押しつける。後端裏面テープ貼付用ローラー45は、第2ガイド溝513内を、折り返し前と同じ速度で搬送方向川上側に戻る。本実施例では、後端裏面テープ貼付用ローラー45は箱2の搬送速度より速く滑動して戻るが、一時停止後に戻ってもよいし、箱2の搬送速度と同じ又は遅くてもよい。第2ガイド溝513内を後端裏面テープ貼付用ローラー45が滑動している間に、箱2の裏面部24に後端垂下部32の粘着面側を押し当てて押圧する。リンクロッド44は円板部材42の中心から接続ピン421までの距離分、連結軸432を搬送方向川下側へさらに押し込み、連動して後端裏面テープ貼付用ローラー45が第2ガイド溝513内を終端514まで搬送方向川下側へスライド移動する。
図10は、裏面部に後端側のテープを貼り終わった状態の本発明の実施例1の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の説明図である。図10は、図8(g)の状態を反対側から見た斜視図である。図10で表した向きから見て、円板部材42において9時の方向すなわちスタンバイ状態から180度時計回りへ進んだ箇所に位置まで、円板部材42の回転に連動して移動している。この状態後、後端裏面テープ貼付用ローラー45は、D方向すなわち搬送方向川上側へ戻る。
図8(h)は、箱2が搬送方向川下側に少し移動して、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第2ガイド溝513から第1ガイド溝511に戻る途中にあり、後端裏面テープ貼付用ローラー45が箱2の後端面23より搬送方向川上側に位置する。
図11は、図10に示した状態の後で次の箱が流れてくる前の薄箱封函装置のテープ貼着支援機構の説明図である。図11は、図8(h)の状態を反対側から見た斜視図である。図11で表した向きから見て、円板部材42において12時の方向すなわちスタンバイ状態から270度時計回りへ進んだ箇所に位置まで、円板部材42の回転に連動して移動している。リンクロッド44は円板部材42の中心から接続ピン421までの距離分、連結軸432を搬送方向川上側へ引き戻し、連動して後端裏面テープ貼付用ローラー45が第1ガイド溝511内を搬送方向川上側へスライド移動する。
図8(i)は、箱2が搬送方向川下側に少し移動して、後端裏面テープ貼付用ローラー45の位置が第1ガイド溝511の最下端512に戻った状態であり、後端裏面テープ貼付用ローラー45は箱2の後端面23より搬送方向川上側に位置する。テープ貼付支援機構4は、図8(a)のスタンバイ状態と同じである。光電センサー114a、bでの感知状態は、上述した状態1に該当する。
箱2の後端面23が第2ガイド溝513の終端514の上方を通過するときには、後端裏面テープ貼付用ローラー45が第1ガイド溝511の最下端512に戻ってモーター41は箱2の次に搬送される箱の後端が第2ガイド溝513の上方を通過開始するまで停止する。
{効果}
本実施例によれば、内容物を収納した未封函の箱に封函用テープを上蓋側から底面側まで貼付して封函する作業を容易に素早く綺麗に行うことができる。また、進行方向と逆向きに移動しながら箱の裏面に粘着テープを貼付するテープ貼付用ローラーを複数要しない。進行方向後方側(箱の入口側、搬送方向川上側)で後端面から底面側までテープを貼ることができ、また、底面にテープを貼り終わる前にテープの粘着面が装置のローラー等に触れないのでテープが装置に張り付いたり、テープの糊付面がテープに張り付いたりしないので、スムーズに綺麗に封函できる。また、底面側でテープが浮いてしまうことも防止できる。また、円盤部材をインダクションモーターを間欠的に作動して箱一つに対して一回転させるだけで済むので、故障しにくく、耐久性、コストの面でも優れる。
また、本実施例の薄箱封函装置は、コンパクトであるため、郵便局や宅配物集荷所等に設置することもできる。一つ一つ封函するよりも大量に素早く綺麗に封函できるので、近年急増している個人間での売買等の発送や、工場に封函装置を持たない業者からの製品発送において、薄箱の荷物を集荷所において手軽に封函できることは利便性が高い。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
1 薄箱封函装置
11 テープ貼り機
111 上面・前端面テープ貼付用ローラー
112 支点
113 カッター
114 光電センサー
12 搬送用ローラー
121 前端裏面テープ貼付兼搬送用ローラー
14 搬送用ガイド
15 開口部
16 幅調整ハンドル
17 高さ調整ハンドル
18 インダクションモーター
19 搬送面
2 箱
21 上面部
22 前端面
23 後端面
231 下辺
24 裏面部
25 上蓋フラップ
3 粘着テープ
31 前端側垂下部
311 粘着面
312 非粘着面
32 後端側垂下部
321 粘着面
322 非粘着面
4 テープ貼付支援機構
41 モーター
42 円板部材(ホイール)
421 接続ピン
43 リンクプレート
431 回転軸
432 連結軸
44 リンクロッド
441 環
45 後端裏面テープ貼付用ローラー
46 スライドピン
47 支点
5 溝カム
51 長溝部
511 第1ガイド溝
512 最下端
513 第2ガイド溝
514 終端
52 プレート部

Claims (4)

  1. 内容物を入れて上蓋フラップを閉じた箱を載置して搬送する搬送手段と、前記搬送手段の上方に前記箱の上蓋フラップを粘着テープで封函するテープ貼り機とを備え、前記テープ貼り機の直下となる箇所の搬送面に前記箱の幅より狭い開口部を設けてある薄箱封函装置であって、
    前記開口部に、
    モーターによって回転駆動可能な円板部材と、
    一端側を支点とし他端側を揺動可能としたリンクプレートと、
    前記円板部材と前記リンクプレートとを接続し前記円板部材の回転に連動して前記リンクプレートの前記他端側を揺動させるリンクロッドと、
    前記リンクプレートの前記他端側に取り付けた後端裏面テープ貼付手段と、
    前記後端裏面テープ貼付手段を挿嵌して前記搬送方向と並行にピストン移動させる長溝部を備えた溝カムと、を備え、
    前記長溝部が、前記後端裏面テープ貼付手段を前記開口部の下方から前記搬送面まで上昇させる第1ガイド溝と、前記第1ガイド溝に延設され搬送方向川下側に前記後端裏面テープ貼付手段を平行移動させる第2ガイド溝とを有し、
    前記後端裏面テープ貼付手段の移動速度が前記箱の搬送速度より速く、
    前記箱の後端が前記第2ガイド溝の上方を通過中に、前記第1ガイド溝の最下端から前記第2ガイド溝へ上昇した前記後端裏面テープ貼付手段が、前記テープ貼り機により前記箱の上面部に貼付して切断した前記粘着テープの後端側であって前記箱の後端面の下辺より下側に垂れ下がった後端垂下部を、前記箱の裏面部に貼り付けながら、前記第2ガイド溝の終端に到達することを特徴とする薄箱封函装置。
  2. 前記リンクプレートが2枚組であって、
    両端を前記リンクプレートの間に挟持して固定した連結軸を有し、
    前記リンクプレートと前記リンクロッドとは、前記連結軸を介して接続されており、
    前記リンクロッドが、環状の両端を有する棒で、一端の環は前記円板部材の表面上に立設した接続ピンに外嵌してあり、他端の環は前記連結軸に外嵌してあり、
    前記支点が、前記リンクプレートの間に挟持して前記リンクプレートを回転可能に支持する回転軸であって、
    前記後端裏面テープ貼付手段が、前記リンクプレートの間に挟持した後端裏面テープ貼付用ローラーであって、
    前記後端裏面テープ貼付用ローラーが、前記第2ガイド溝を搬送方向川下側に滑動中、前記箱の裏面部に前記粘着テープの前記後端垂下部の粘着面側を押し当てて押圧することを特徴とする請求項1記載の薄箱封函装置。
  3. 前記後端裏面テープ貼付用ローラーが前記箱の後端面の下辺に接するときの位置から前記第2ガイド溝の終端の位置までの長さが、前記粘着テープの前記後端垂下部の長さより長く、
    前記箱の後端面が前記第2ガイド溝の終端の上方を通過するときには、前記後端裏面テープ貼付用ローラーが前記第1ガイド溝の最下端に戻って前記モーターは前記箱の次に搬送される箱の後端が前記第2ガイド溝の上方を通過開始するまで停止することを特徴とする請求項記載の薄箱封函装置。
  4. 前記搬送手段が、搬送ローラーが複数配置されたローラーコンベアであり、前記開口部の搬送方向川下側の搬送ローラーが、前端裏面テープ貼付手段としての機能を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の薄箱封函装置。
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