JP7371754B1 - Egrシステム - Google Patents

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【課題】EGRシステムを流れるガスを効率的に浄化することが可能なEGRシステムを提供する。【解決手段】このEGRシステム80は、エンジン11から排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路81と、前記EGR通路81の一部に設けられ、前記EGR通路81を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラー83と、前記EGR通路81のうち前記EGRクーラー83の上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラー83の下流側の箇所に合流するバイパス通路85と、を備え、前記バイパス通路85を形成するパイプ部材Pの内面に酸化触媒の層が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、EGRシステムに関する。
排出ガス中の窒素酸化物(NOx)の排出を低減する手段として排出ガスを吸気に再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)システムが知られている。EGRシステムは、混合気中の酸素濃度を低下させることで燃焼温度を低下させ、NOxの生成を抑制する。EGRシステムを流れるガスの温度を低下させることでガス密度が高まってNOx生成抑制の効果が増加するため、ガスを冷却するEGRクーラーが設けられる。
特許文献1には、EGR管から分岐する管の内部においてハニカム担体に改質触媒が設けられた構成が開示されている。
特開2013-096347号公報
従来の技術では、EGRシステム内を流れるガスを効率的に浄化するという点で改善の余地があった。
そこで、本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、EGRシステムを流れるガスを効率的に浄化することが可能なEGRシステムを提供することを目的とする。
本発明の一形態のEGRシステムは、エンジンから排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路と、前記EGR通路の一部に設けられ、前記EGR通路を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラーと、前記EGR通路のうち前記EGRクーラーの上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラーの下流側の箇所に合流するバイパス通路と、を備え、前記バイパス通路を形成するパイプ部材の内面に酸化触媒の層が形成されている。
前記バイパス通路が分岐する前記箇所に流路の接続状態を切り替えるスイッチングバルブが設けられ、前記バイパス通路のうち、少なくとも、前記スイッチングバルブに近い側の端部から前記バイパス通路の全長の中間部までの領域に、前記酸化触媒の層が形成されていてもよい。
前記酸化触媒の層は、前記パイプ部材の内面のうち、前記パイプ部材の端部に隣接する端部近傍領域を除く領域に形成されていてもよい。
前記パイプ部材の端部には、前記バイパス通路を形成する部材に固定されるフランジ部が形成されていてもよい。
前記パイプ部材は、所定の第1方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第1方向に沿って流れる第1延在部と、前記第1方向に対して傾斜した第2方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第2方向に沿って流れる第2延在部とを有し、前記第1延在部と前記第2延在部との間が屈曲部として形成されており、前記第1方向及び前記第2方向に平行な面で前記第1延在部及び第2延在部を切断した断面で見た場合に、前記屈曲部において、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°を超える側の前記内面に形成された前記酸化触媒の層の厚みが、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°未満となる側の前記酸化触媒の層の厚みよりも厚くてもよい。
本発明によれば、EGRシステムを流れるガスを効率的に浄化することが可能なEGRシステムを提供できるという効果を奏する。
本発明の一形態のエンジンシステムの構成を示す図である。 バイパス通路を形成するパイプ部材の断面を模式的に示す図である。 酸化触媒層が形成される領域の例を示す模式図である。 パイプ部材の一例を示す図である。 本発明の実施形態の変形例を示す図である。 パイプ部材の構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一形態について説明する。図1は、本発明の一形態のエンジンシステムの構成を示す図である。
本実施形態のエンジンシステムS100は、主として、エンジン11と、吸気管51と、インレットマニホールド55と、エキゾーストマニホールド58と、排気管59と、ターボチャージャ60と、インタークーラー70と、EGRシステム80とを備える。
エンジン11は、一例としてディーゼルエンジンである。エンジン11は、図1の例では、4つの気筒12を有している。
吸気管51は、エンジン11に空気を供給する通路を形成する部材であり、インレットマニホールド55に接続されている。
インレットマニホールド55は、エンジン11の吸気側に設けられている。インレットマニホールド55は、吸気管51を通じて供給された空気を、エンジン11の各気筒12に供給する。この空気は、不図示の燃料噴射弁から噴射された燃料とともに気筒12に供給される。
エキゾーストマニホールド58は、エンジン11の排気側に設けられている。各気筒12で圧縮され燃焼した排気ガス(既燃ガス)が、エキゾーストマニホールド58に排出される。
排気管59は、排気ガスが流れる通路を形成する部材であり、エキゾーストマニホールド58に接続されている。排気管59は、不図示の後処理装置の側へと排気ガスを流すように構成されている。
ターボチャージャ60は、吸気管51の一部と排気管59の一部との間に設けられている。ターボチャージャ60は、コンプレッサ60a及びタービン60bを有する。不図示のエアクリーナから空気がコンプレッサ60aに送られ、このコンプレッサ60aで加圧された空気が、吸気管51を通じてエンジン11の吸気側へと供給される。
インタークーラー70は、吸気管51の一部に設けられており、吸気管51を通過する空気を冷却する。インタークーラー70によって冷却された空気が、吸気管51及びインレットマニホールド55を通じて、エンジン11に供給される。
エンジン11における燃焼動作及びターボチャージャ60の動作等については、従来のこの種のエンジンシステムと同様であるため、詳細な説明は省略する。
(EGRシステム)
EGRシステム80は、EGR通路81と、EGRクーラー83と、バイパス通路85と、スイッチングバルブSvと、不図示のバルブ駆動部とを有している。
EGR通路81は、エンジン11から排出された排気ガスの一部をEGRガスとしてエンジンの吸気側へと環流させる通路である。EGR通路81は、筒状の部材によって形成されており、図1の例では一例として、エキゾーストマニホールド58とインレットマニホールド55とを相互に接続するように設けられている。
EGRクーラー83は、EGR通路81の一部に設けられている。EGRクーラー83は、EGR通路81を通過するEGRガスを冷却する。
スイッチングバルブSvは、EGR通路81からバイパス通路85が分岐する箇所に設けられている。スイッチングバルブSvは、流路の接続状態を切り替えるバルブである。具体的には、スイッチングバルブSvにより、EGR通路81が閉止されてEGRガスがバイパス通路85を流れる状態と、バイパス通路85が閉止されEGRガスがバイパス通路85を流れる状態とが切り替わるように、EGRシステム80は構成されている。
不図示のバルブ駆動部は、図示しない制御ユニットとバルブ移動機構とを有している。制御ユニットは、例えば、EGRガスの温度が所定の閾値未満の場合に、バルブ移動機構を動作させてEGRガスがバイパス通路85を流れる状態にする。こうすることで、例えばエンジンの始動直後などのEGRガスの温度が低いときに、EGRガスが比較的高い温度でエンジンに導入されることとなる。したがって、燃焼後の排気温度が高くなり、エンジン11の後流に位置する酸化触媒やNOx低減触媒の活性を高めることが可能となる。
バイパス通路85は、EGRクーラー83が設けられた部分をバイパスするための通路である。バイパス通路85は、一例として中空のパイプ部材によって形成されている。バイパス通路85は、具体的には、EGR通路81のうちEGRクーラー83の上流側の箇所から分岐してEGRクーラー83の下流側の箇所に合流するように設けられている。
図1の例では、EGR通路81は真っ直ぐに延びたストレート型のパイプ部材によって形成されている。EGR通路81は、具体的には、断面が円形のパイプ部材によって形成されていてもよい。EGR通路が屈曲した構成については、他の図面を参照して後述する。
図2は、バイパス通路を形成するパイプ部材の断面を模式的に示す図である。図2に示すように、パイプ部材Pの内部にバイパス通路85が形成されている。パイプ部材Pの内面には、また、酸化触媒の層である酸化触媒層Paが形成されている。パイプ部材Pは熱の放出を抑えることができる構成であることが好ましく、例えば、パイプ部材Pの外側に保温性の高い断熱材等が設けられていてもよい。
酸化触媒層Paは、EGRガス中のHC(炭化水素)やCO(一酸化炭素)等を触媒金属の触媒作用により酸化燃焼させる酸化触媒で形成された層である。酸化触媒は、例えば白金(Pt)やパラジウム(Pd)等であり、EGRガスにより昇温されたときにEGRガス中のHC、パティキュレート等を酸化させる。酸化触媒層Paをパイプ部材Pの内面に形成するための手法は、例えば、スパッタリング、化学蒸着、プラズマ蒸着、溶射又は湿式法等であってもよい。
酸化触媒層Paが形成される領域について図3を参照して説明する。図3は、酸化触媒層Paが形成される領域の例を示す模式図である。なお、酸化触媒層Paはパイプ部材Pの内面に形成されるが、図3では説明の都合上、酸化触媒層Paはパイプ部材Pの外側に描かれている。図3の下方が、スイッチングバルブSv(図1参照)に近い側である。
図3(a)の構成では、バイパス通路85のうち、スイッチングバルブSvに近い側の端部Psからバイパス通路85の全長の中間部Puまでの領域に、酸化触媒層Paが形成されている。
スイッチングバルブSv側から流れ込むEGRガスの温度は、パイプ部材Pの下流側と比べて比較的高温であるため、図3(a)のように高温のEGRガスが通過する領域に酸化触媒層Paが形成されている構成によれば、酸化触媒の酸化活性が高まり、効果的にHCやCO等を除去できる。
図3(a)の構成において、パイプ部材Pには、酸化触媒層Paが形成されている領域よりも下流の領域(図の上方の領域)に、酸化触媒層(不図示)が形成されていてもよい。一例として、下流側の酸化触媒層は、上流側の酸化触媒層Paと同一の材質及び/又は膜厚であってもよいが、酸化触媒層Paとは異なる材質及び/又は膜厚であってもよい。具体例として、下流側の酸化触媒層の膜厚を相対的に薄く形成してもよい。
図3(b)の構成では、酸化触媒層Paは、パイプ部材Pの端部Psに隣接する端部近傍領域Pgを除く領域に形成されている。端部近傍領域Pgは、パイプ部材Pの両端であってもよいし、一方の端部であってもよい。端部近傍領域Pgは、一例として、パイプ部材Pの端部から10mmまでの領域であり、又は、パイプ部材Pの端部から20mmまでの領域である。
図1に示したようなEGRシステム80を製造する場合、パイプ部材Pが例えば溶接などで他のパイプ部材に接続されることが想定される。又は、図4に示すようにパイプ部材Pの両端部にフランジ部Fが溶接によって固定される構成も想定される。このように、パイプ部材Pの端部が他の部材と溶接される場合、溶接時の熱により酸化触媒層Paが損傷したり、性能が劣化したりするおそれがある。そこで、図3(b)の例では、この熱の影響を受けやすい端部近傍領域Pgに酸化触媒層Paを形成しないことで、溶接時の熱で性能が低下する酸化触媒層Paの領域が少なくなるようにしている。
図3(c)の構成では、バイパス通路85のうち、スイッチングバルブSvに近い側の端部Psからバイパス通路85の全長の中間部Puまでの領域に酸化触媒層Paが形成されている。また、図3(b)と同様、端部Psに隣接する端部近傍領域Pgについては酸化触媒層Paは形成されていない。このように、図3(a)の構成と図3(b)の構成とを組み合わせたような構成が用いられてもよい。
図4は、パイプ部材の一例を示す図である。図4のパイプ部材Pは、両端部に、フランジ部Fが形成されている。フランジ部Fは、一例として溶接によりパイプ部材Pの端部に固定される。また、フランジ部Fは、例えば、EGR通路81を形成する部材に固定される。フランジ部Fは、ネジ止め等の機械的結合手段によりEGR通路81を形成する部材に固定されてもよいし、溶接によりEGR通路81を形成する部材に固定されてもよい。
このようにフランジ部Fがパイプ部材Pに形成されている構成においては、パイプ部材Pの内面に酸化触媒層Paを形成し、次いで、パイプ部材Pに対して例えば溶接によりフランジ部Fが固定される。その後、パイプ部材Pのフランジ部FをEGR通路81を形成する部材に固定することにより、パイプ部材PがEGRシステム80に組み付けられてもよい。
以上のように構成された本実施形態の構成によれば、EGRシステム80のうちバイパス通路85に酸化触媒層Paが形成されているため、次のような効果が奏される。具体的には、スイッチングバルブSvの下流の、EGRクーラー83が設けられているEGR通路81ではなく、バイパス通路85に酸化触媒層Paが設けられているので、比較的高温のEGRガスがバイパス通路85を通過し、酸化触媒層Paの活性が高まる。よって、EGR通路81に酸化触媒層が設けられる構成と比較して、効率的にEGRガスを浄化することができる。
また、冷間運転時、酸化反応によってバイパス通路85を通過するEGRガスの温度が上昇し、それに伴って吸気温度を上昇させることができる。また、酸化触媒層Paはパイプ部材Pの内面に膜として形成されているので、パイプ内にハニカム構造のコンバータを設置する場合よりも触媒通過時の圧力損失が少なくなる。また、酸化反応によるEGRガスの温度の上昇により管内での凝縮水の発生を抑制でき、パイプの腐食も防止できる。
<変形例>
図5は、本発明の実施形態の変形例を示す図である。図6は、パイプ部材の構成を示す断面図である。図6(a)は、パイプ部材の延在方向である第1方向及び第2方向(詳細下記)に平行な面で切断した断面図である。図6(b)はパイプ部材の延在方向に直交する、A―A面における断面図である。なお、上述した実施形態と同一機能の構造部については、同一又は対応する符号を付し、上記実施形態と同様の説明は省略する。
図5のEGRシステム80Aは、EGR通路81、EGRクーラー83及びバイパス通路85Aを有している。バイパス通路85Aは、この例では、屈曲したパイプ部材P(図6参照)で形成されている。
パイプ部材Pは、図6に示すように、第1延在部P-1と第2延在部P-2とを有する。第1延在部P-1は、矢印d1で示す第1方向に沿って延在し、EGRガスが第1方向に沿って流れる筒状の部分である第2延在部P-2は、第1延在部P-1に対して傾斜するように設けられている。第2延在部P-2は、具体的には、第1方向に対して傾斜した第2方向(矢印d2参照)に沿って延在し、EGRガスが第2方向に沿って流れる筒状の部分である。第1延在部P-1と第2延在部P-2との間は屈曲部として形成されている。
このような構成においては、屈曲部の内側の領域Sinと外側の領域Soutとで、パイプ部材Pの内面に当たるEGRガスの強さが異なることとなる。そこで、本実施形態では、EGRガスの当たりが相対的に強い領域Soutの酸化触媒層の厚みが、領域Sinよりも相対的に厚く形成されている。
具体的には、図6(a)に示すように、第1延在部P-1と第2延在部P-2とがなす角度が180°を超える側(領域Soutの側)のパイプ内面に形成された酸化触媒の層の厚みが、180°未満となる側(領域Sinの側)の酸化触媒の層の厚みよりも厚くなっている。より具体的には、一例として、図6(b)に示すようにパイプ部材Pの内面の全周に第1酸化触媒層Paが形成され、その層上に、部分的に第2酸化触媒層Pa’が形成されていている。このような構成により、片側の酸化触媒層の厚みが相対的に厚く形成されている。第2酸化触媒層Pa’は、例えば、パイプ部材Pの内面のうち略半分の領域に形成されていてもよい。
以上のような構成によれば、EGRガスがより強く当たる側に厚い酸化触媒層が設けられているので、反応性が相対的に高い厚い酸化触媒層により効果的にEGRガスを浄化することができる。第1酸化触媒層Pa及び第2酸化触媒層Pa’は、任意の手法で形成されてよいが、一例として蒸着により形成されてもよい。
なお、EGRガスが通る排気ガス通路に、排気ガス中のHC等や、外部から噴射された燃料の残留物等を除去するために酸化触媒が、ハニカム構造を利用することなく形成されている場合、EGRガスが触媒を通過する際の圧力損失が抑えられる点で好ましい。
こうした膜状の酸化触媒は、EGRシステム80以外にも、後処理装置を構成する管の内面の任意の箇所に形成されていてもよい。例えば、DPF装置の上流に燃料を噴射する噴射部が設けられた構成において、その噴射部よりも下流に、酸化触媒膜が管の内面に形成されていてもよい。
このような構成によれば、DPFの再生時に噴射された燃料の一部が例えば管の内面に付着した場合であっても、これらの燃料を良好に酸化除去することができる。よって、残留した燃料成分や炭化し、粒子状物質(煤)となって管内で詰まりが起こるといった問題の発生が低減する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
11 エンジン
12 気筒
51 吸気管
55 インレットマニホールド
58 エキゾーストマニホールド
59 排気管
60 ターボチャージャ
60a コンプレッサ
60b タービン
70 インタークーラー
80 EGRシステム
80A EGRシステム
81 EGR通路
83 EGRクーラー
85 バイパス通路
85A バイパス通路
F フランジ部
P パイプ部材
P-1 第1延在部
P-2 第2延在部
Pa 酸化触媒層
Pg 端部近傍領域
Ps 端部
Pu 中間部
S100 エンジンシステム
Sv スイッチングバルブ

Claims (4)

  1. エンジンから排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路と、
    前記EGR通路の一部に設けられ、前記EGR通路を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラーと、
    前記EGR通路のうち前記EGRクーラーの上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラーの下流側の箇所に合流するバイパス通路と、
    を備え、
    前記バイパス通路を形成するパイプ部材の内面に酸化触媒の層が形成されており
    前記パイプ部材は、
    所定の第1方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第1方向に沿って流れる第1延在部と、
    前記第1方向に対して傾斜した第2方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第2方向に沿って流れる第2延在部と
    を有し、
    前記第1延在部と前記第2延在部との間が屈曲部として形成されており、
    前記第1方向及び前記第2方向に平行な面で前記第1延在部及び第2延在部を切断した断面で見た場合に、
    前記屈曲部において、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°を超える側の前記内面に形成された前記酸化触媒の層の厚みが、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°未満となる側の前記酸化触媒の層の厚みよりも厚い、
    EGRシステム。
  2. 前記バイパス通路が分岐する前記箇所に流路の接続状態を切り替えるスイッチングバルブが設けられ、
    前記バイパス通路のうち、少なくとも、前記スイッチングバルブに近い側の端部から前記バイパス通路の全長の中間部までの領域に、前記酸化触媒の層が形成されている、
    請求項1に記載のEGRシステム。
  3. 前記酸化触媒の層は、前記パイプ部材の内面のうち、前記パイプ部材の端部に隣接する端部近傍領域を除く領域に形成されている、
    請求項1に記載のEGRシステム。
  4. 前記パイプ部材の端部には、前記バイパス通路を形成する部材に固定されるフランジ部が形成されている、
    請求項3に記載のEGRシステム。
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