JP7369334B2 - パウチ - Google Patents

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本発明は、水蒸気および酸素などのガスを透過させないガスバリア性を有し、またX線検査の際にX線を照射しても、袋強度が劣化しないパウチに関する。
ガスバリア性を有するパウチとは、水蒸気や酸素などのガスを透過させない性質を備えている積層フィルムを用いて製袋されたものである。このため、ガスバリア性積層フィルムで遮蔽された部位に保持された部材は、外部のガスに起因する劣化/変質などを抑制することができる。近年、このようなガスバリア性パウチは、様々な分野で活用されている。例えば、食品などの包装に用いられる包装材料として活用されている。食品などの包装用途では、内容物の変質を防止することが求められている。具体的には、タンパク質や油脂等の酸化や変質を抑制し、更に風味や鮮度を保持できることが求められる。このため、好適にガスバリア性パウチが用いられる。
また、このようなガスバリア性パウチは、例えば、医薬品などの包装に用いられる包装材料として活用されている。医薬品などの包装用途では、内容物の変質を防止することが求められている。具体的には、無菌状態を保持し、内容物の有効成分の変質を抑制し、その効能を保持できることが求められている。このため、好適にガスバリア性パウチが用いられる。
また、このようなガスバリア性パウチは、例えば、半導体ウェハなどの電子部品や精密部品の包装に用いられる包装材料として活用されている。精密部品は、外部のガスに暴露されると、外部のガスが異物として働き不良品となる恐れがあることから、外部のガスを遮蔽することが求められている。このため、好適にガスバリア性パウチが用いられる。
また、例えば、リチウムイオン電池の電解液のように、水分や酸素によって分解反応を起こし、劣化してしまうような「液状内容物」の包装としてもガスバリア性パウチが活用されている。
以上述べたように、ガスバリア性パウチは、種々の広範な用途への対応が求められている。従来、このようなガスバリア性の要求を満足するものとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの基材プラスチックフィルムにアルミニウム箔又はアルミニウム蒸着フィルムを貼り合わせた積層フィルムを用いたパウチが使用されてきたが、このように金属を含む積層フィルムを用いた場合には、パウチ内に混入した金属などの異物を発見するための、金属探知機が使用できないという問題がある。そこで、従来においてはX線を用いた検査法が採られている。
X線検査装置では、搬送ライン上を順次搬送されてくる、パウチに充填された各品種の被検査物にX線を照射し、この照射したX線の透過量から被検査物中に混入した金属、ガラス、石、骨などの異物等を検査することができる。
特許文献1に記載されたX線異物検査装置には、搬送ベルトを挟んで上側にX線源が設けられ、下側にX線検出器が設けられている。X線源は搬送中の被検査物にX線を照射し、X線検出器は被検査物を透過したX線の透過量に応じた電気信号(X線透過データ)を出力する。処理手段はこのX線の透過量に基づき、異物の混入の有無を判断する。このように、X線を用いた検査では、被検査物が充填されたパウチ自身も、検査中に一定量のX線を照射されることになる。
しかし、ガスバリア性を有するパウチに用いられた積層フィルムの最内層には、一般的にヒートシール可能なシーラントフィルムとして、低密度ポリエチレン(LDPE)やポリプロピレン(PP)が用いられるが、LDPEやPPだとX線照射により脆性破壊が起こり、内容物が漏れだしたりして保存性が著しく低下してしまう。また、強靭化フィルムとして使用される延伸ポリアミド(ONy)は、同様にX線照射によって強度劣化が大きく、長期保存が難しいうえに、吸水率が高い樹脂であるため、バリア層の内層に積層すると、ONyに吸水された水分が内容物側にブリードアウトし、水分をきらうリチウムイオン電池の電解液などの内容物と反応してしまう可能性も出てくる。従って、一般的なバリア性を有する積層体の構成では、X線を用いた検査によって長期保存性が低下してしまうという問題があった。
特開2006-208098号公報
本発明は上記の事情を鑑みてなされたもので、ガスバリア性を有するパウチであって、X線検査の際にX線を一定量照射されても袋強度が劣化しないパウチを提供することを課題とする。
本発明の請求項1によると、少なくとも、ガスバリア層と、延伸フィルムを含む基材層と、最内層となるシーラント層とをこの順に備える積層フィルムからなるパウチであって、
前記シーラント層は、密度が0.945g/cm以上、0.97g/cm以下の高密度ポリエチレンを含み、前記基材層は、延伸ポリブチレンテレフタレートを含み、
前記ガスバリア層と前記基材層の間および前記基材層と前記シーラント層の間には、接着剤を備えることを特徴とする
パウチである。
また、本発明の請求項2によると、前記シーラント層の厚みが20μm以上、100μm以下である、請求項1に記載のパウチである。
また、本発明の請求項3によると、前記基材層の厚みが5μm以上、50μm以下である、請求項1または2に記載のパウチである。
また、本発明の請求項4によると、前記ガスバリア層が、無機蒸着バリア層を含む、請求項1~3のいずれかに記載のパウチである。
また、本発明の請求項5によると、前記ガスバリア層の厚みが5μm以上、50μm以下である、請求項1~4のいずれかに記載のパウチである。
また、本発明の請求項6によると、前記無機蒸着バリア層が酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素からなる、請求項4に記載のパウチである。
また、本発明の請求項7によると、前記ガスバリア層が、前記無機蒸着バリア層のほかに、さらに有機コーティングバリア層を含む、請求項4または6のいずれかに記載のパウチである。
また、本発明の請求項8によると、前記有機コーティングバリア層が、エチレンビニル
アルコール、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデンから選択される少なくとも1種を含む、請求項7に記載のパウチである。
本発明によると、ガスバリア性を有するパウチであって、X線検査の際にX線を一定量照射されても袋強度が劣化しないパウチを提供することができる。
本発明の積層フィルムの層構成を示した断面図。 本発明の一例を示すパウチの正面図。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。図1は、本発明の積層フィルムの層構成を示した断面図である。本発明は、ガスバリア層1と、延伸フィルムを含む基材層3と、最内層となるシーラント層4とをこの順に備える積層フィルムからなるパウチ10(図2参照)である。
<ガスバリア層>
本発明にかかるガスバリア層1は後述する基材層3の外側に形成される。これにより、内部からの水分の蒸発、匂い漏れを防ぎ、また、外部からの酸素や水蒸気の浸入を防ぎ、内容物の劣化を防ぐことができる。
ガスバリア層1は、例えば、アルミニウム箔等からなる金属箔、アルミニウム、酸化珪素、アルミナ等の無機物または無機酸化物の透明蒸着層、または、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、MXD6等のガスバリア性樹脂からなる層、あるいはこれらの組み合わせであってよいが、この中では無機酸化物の透明蒸着層が望ましく、特に無機酸化物として、酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素が望ましい。
前記無機酸化物の透明蒸着層を用いると、アルミニウム箔又はアルミニウム蒸着フィルムと比べ、袋内の内容物が視認でき、また、ガスバリア性を損なうことなく包材重量を削減できるので減量化、減容化が可能である。
また、他のガスバリア性樹脂と比較すると、ガスバリア性への温度・湿度の影響が少なく、酸素バリア性、水蒸気バリア性において、より高いバリア性能を備える。
前記無機酸化物の透明蒸着層は、延伸したポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドなどのベースフィルム上に酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素などの透明な無機薄膜が蒸着プロセスで製膜される。蒸着プロセスは、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の物理気相成長法(Physical VaporDeposition法、PVD法)、あるいは、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemical VaporDeposition法、CVD法)等を挙げることができる。生産性を考慮すれば、現時点では真空蒸着法が最も優れている。
ガスバリア層1として、前記無機酸化物の透明蒸着層に加えて、エチレンビニルアルコール、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデンなどから選択される少なくとも1種を含む有機系コーティングバリア層を組み合わせてもよい。これによって、印刷、ラミネートなどの後加工がしやすく、安定したガスバリア性を発揮できる。また、ガスバリア層1は、表面に、コロナ処理、オゾン処理、フレーム処理等の濡れ性を高める表面処理を行ってもよい。
通常、ガスバリア層1の厚さは、5μm~50μmの範囲であることが好ましく、前記下限未満では、圧延時に発生するピンホールが開いている可能性があり、十分なバリア性を担保できない。他方、前記上限を超えるとX線の透過性が悪くなるため、被検査物を透過したX線を検出したときのS/N比が悪化し、パウチ10に異物が含まれているか否かを検査するX線検査装置の検査精度が低下してしまう。
<基材層>
本発明にかかる延伸フィルムを含む基材層3は、ガスバリア層1、シーラント層4の間に形成され、ガスバリア層1、シーラント層4を積層させるための支持体となるものである。このような延伸フィルムを含む基材層3の材料としては、X線照射に対する強度維持率という観点から、特に高いポリブチレンテレフタレートが望ましい。
また、このような延伸フィルムを含む基材層3の形態としては、特に限定されないが、例えば、延伸シート、延伸フィルム等の形態で用いることができる。さらに、このような基材層の厚さは特に限定されないが、厚みが5μm~50μmの範囲であることが望ましい。基材層3の厚みが前記下限未満では、十分な強度を有せず、他方、前記上限を超えると基材層3の価格が高くなり経済的ではない。
<シーラント層>
シーラント層4が最内層、すなわち内容物と接する層を形成する。本発明において、最も特徴を有する層である。ガスバリア層1と、基材層3と、シーラント層4の積層方法としては、慣用のドライラミネート法、押し出しコーティング法、サンドラミネート法等を適宜選択することができる。
本発明において、積層のために好適に使用されるドライラミネート用接着剤(2a、2b)としては、ウレタン系接着剤、ビニル系接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤等を用いることができる。また、サンドイッチラミネート用接着性樹脂としては、任意のヒートシール性樹脂を用いることができる。
本発明において、シーラント層4は、ヒートシール性樹脂含有フィルムを含み、前記ヒートシール性樹脂が、ポリオレフィン系樹脂であり、特に高密度ポリエチレンが望ましい。
前記高密度ポリエチレンの密度は、0.945g/cm以上、0.97g/cm以下であることが望ましい。前記下限未満では、X線に対する十分な強度を維持することができない。上限は特にないが、前記上限を超えるとフィルム成膜時の加工性が悪くなり、フィルム化するのが難しくなるため、前記上限以下が望ましい。
前記高密度ポリエチレンの厚みは、特に限定しないが、20μm~100μmの範囲であることが望ましい。前記下限未満では、パウチした際に十分な強度を維持することが難しく、前記上限を超えると価格が高くなり経済的ではない。
<パウチ>
本発明の積層フィルムを使用し、シーラント層4が最内層となるように製袋して、パウチ10とすることができる。
図2はパウチ10の正面図である。パウチ10を製造するには、前記積層フィルムを二つ折にするか、または積層フィルム2枚を用意し、そのシーラント層の面を対向させて重ね合わせ、その上部10a、側部10b、底部10cをヒートシールし、例えば、スタン
ディングパウチ型、側面シール型、二方シール型、三方シール型、四方シール型、封筒貼りシール型、合掌貼りシール型(ピローシール型)、ひだ付シール型、平底シール型、角底シール型、ガゼット型等のヒートシール形態により種々の形態のパウチとする。
上記において、ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の方法で行うことができる。
本発明において、パウチ10に密封充填される内容物20としては、リチウムイオン電池の電解液などの「液状内容物」などが挙げられる。
本発明について、実施例を挙げて具体的に説明する。最初に、本発明において最も特徴を有する、積層フィルムに用いた単体フィルムの耐X線性を評価し、その後で積層フィルムを作製し、パウチに製袋してパウチの評価を行った。単体フィルムの耐X線性は、X線を20KV/100mAの出力で、1時間照射後および3時間照射後に引張強度を測定し、X線照射前からの強度維持率を算出し、その強度維持率で評価した。また、引張試験は、各種フィルムを1mm幅×100mm長さに短冊状にカットして、引張試験機(チャック間距離:50mm、引張速度:300mm/min)で測定した。
表1に、シーラントフィルムの単体の結果を、表2に基材フィルムの単体の結果を示す。表1の結果から、シーラントフィルムとしては高密度ポリエチレンフィルム(密度0.95g/cm、厚み50μm)が、表2の結果から、基材フィルムとしては延伸ポリブチレンテレフタレート(厚み15μm)が強度維持率が高いことがわかる。
Figure 0007369334000001
Figure 0007369334000002
次に、上記単体フィルムを積層し、パウチに製袋してから、パウチの耐X線性を測定・評価した。パウチの耐X線性の測定・評価は、引張強度と圧縮強度を測定し、各々のX線照射前の値と比較し、強度維持率を算出して評価した。引張強度の測定・評価は、単体フィルムの場合と全く同じ方法で行った。圧縮強度の測定は、パウチに水を50ml充填し、パウチが破袋する際の強度を圧縮試験機で測定し、X線照射前の値と比較し、強度維持率を算出した。以下に実施例および比較例とその結果を示す。ただし、本発明のパウチは、実施例で示した様態に限定されるものではない。
<実施例1>
表面側より、透明蒸着フィルムGL-RD(凸版印刷製、厚み12μm)、延伸ポリブチレンテレフタレート(厚み15μm)、高密度ポリエチレン(密度0.95g/cm、厚み50μm)をドライラミネート接着剤を用いて(厚み4g/m)貼合わせて、積層フィルムを作製し、それを用いて100mm角のパウチを作製した。
<比較例1>
表面側より、透明蒸着フィルムGL-RD(凸版印刷製、厚み12μm)、延伸ポリアミドフィルム(厚み15μm)、高密度ポリエチレン(密度0.95g/cm、厚み50μm)をドライラミネート接着剤を用いて(厚み4g/m)貼合わせて、積層フィルムを作製し、それを用いて100mm角のパウチを作製した。
<比較例2>
表面側より、透明蒸着フィルムGL-RD(凸版印刷製、厚み12μm)、延伸ポリブチレンテレフタレート(厚み15μm)、直鎖状低密度ポリエチレン(密度0.92g/
cm、幅50μm)をドライラミネート接着剤を用いて(厚み4g/m)貼合わせて、積層フィルムを作製し、それを用いて100mm角のパウチを作製した。
<比較例3>
表面側より、延伸ポリブチレンテレフタレート(厚み15μm)、アルミニウム箔(厚み7μm)、直鎖状低密度ポリエチレン(密度0.92g/cm、厚み50μm)をドライラミネート接着剤を用いて(厚み4g/m)貼合わせて、積層フィルムを作製し、それを用いて100mm角のパウチを作製した。
各実施例および比較例で作製されたパウチの結果を表3に示す。表3をみてわかるように、比較品は全てX線照射によって、引張強度および圧縮強度とも大きく強度維持率が低下したが、発明品の実施例は引張強度および圧縮強度とも強度維持率に変化が認められず、X線照射によって劣化しないことがわかった。
Figure 0007369334000003
以上から、本発明によると、ガスバリア性が必要な内容物を入れ、X線検査の際にX線を一定量照射しても袋強度が劣化しないパウチを提供することができる。
1・・・ガスバリア層
2a、2b・・・接着剤
3・・・基材層
4・・・シーラント層
10・・・パウチ本体
10a・・・パウチ上部シール部
10b・・・パウチ側部シール部
10c・・・パウチ底部シール部
20・・・内容物

Claims (9)

  1. 少なくとも、ガスバリア層と、延伸フィルムを含む基材層と、最内層となるシーラント層とをこの順に備える積層フィルムからなるパウチであって、
    前記シーラント層は、密度が0.945g/cm以上、0.97g/cm以下の高密度ポリエチレンを含み、
    前記基材層は、延伸ポリブチレンテレフタレートを含み、
    前記ガスバリア層と前記基材層の間および前記基材層と前記シーラント層の間には、接着剤を備えることを特徴とするパウチ。
  2. 前記シーラント層の厚みが20μm以上、100μm以下である、請求項1に記載のパウチ。
  3. 前記基材層の厚みが5μm以上、50μm以下である、請求項1または2に記載のパウチ。
  4. 前記ガスバリア層が、無機蒸着バリア層を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のパウチ。
  5. 前記ガスバリア層の厚みが5μm以上、50μm以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載のパウチ。
  6. 前記無機蒸着バリア層が酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素からなる、請求項4に記載のパウチ。
  7. 前記ガスバリア層が、前記無機蒸着バリア層のほかに、さらに有機コーティングバリア層を含む、請求項4または6に記載のパウチ。
  8. 前記有機コーティングバリア層が、エチレンビニルアルコール、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデンから選択される少なくとも1種を含む、請求項7に記載のパウチ。
  9. 20kV及び100mAの出力のX線を1時間照射した後における引張強度維持率が95%以上であり、
    前記引張強度維持率は、前記X線の照射後の引張強度の値を前記X線の照射前の引張強度の値で除して求められる率であり、
    前記X線の照射後及び照射前の引張強度の値は、前記X線の照射後及び照射前の積層フィルムを1mm幅×100mm長さに短冊状にそれぞれカットした試料を使用し、チャック間距離50mm及び引張速度300mm/分の条件で実施される引張試験によって求められる値である、請求項1~8のいずれか一項に記載のパウチ
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