JP7368963B2 - 天板付什器 - Google Patents
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Description
本発明は、良好な外観を呈するととともに、機能を損なうことなく、所要の強度を確保することができる開閉蓋を備えた天板付什器を提供することを目的とする。
また、カバー部材の裏面には、一対の接続部材と連結部材とが設けられているので、一対の接続部材と連結部材とをカバー部材の補強や開閉蓋の接続機構として利用できる。したがって、カバー部材を形成する素材の選択自由度を高め、天板付什器としての外観を向上させた上で、開閉蓋の強度及び操作性を確保できる。よって、良好な外観を呈するととともに、機能を損なうことなく、所要の強度を確保することができる天板付什器を提供できる。
この構成によれば、カバー部材を接続部材、及び連結部材の少なくとも一方と接着による接合することで、ボルト、ビス、釘等を用いる必要がない。これにより、カバー部材の素材や厚さ等の選択自由度を高めることが可能となる。また、カバー部材の板厚を薄くすることで、開閉蓋の軽量化を図ることもできる。
この構成によれば、開閉蓋を回動させることで、開口部を開閉することができる。これにより、開閉蓋の回動機構は、接続部材に形成すればよい。したがって、カバー部材には、開閉蓋を回動させるための複雑な加工を施す必要が無く、素材選択時の自由度を向上させることができる。
図1に示すように、天板付什器1は、天板11と、一対の天板支持脚12,12と、開閉蓋10と、を備えている。
天板11は、その上面に、上方を向く作業面11aを有する。一対の天板支持脚12,12は、床面F上に互いに間隔をあけて配置され、天板11を下方から支持している。
天板11の下面には、開口部15の下方に位置するトレー4が設けられている。天板11の下方において、トレー4上の空間は、配線等を収容する配線収容空間として用いられる。
図2~図4に示すように、開閉蓋10は、開口部15を開閉可能に天板11に設けられている。開閉蓋10は、カバー部材20と、一対の接続部材50と、連結部材70と、を備えている。開閉蓋10は、開口部15の周縁部に設けられたカバー支持部3に、各接続部材50を介して幅方向Dhに沿う軸線O回りに回動可能に接続されている。
側方閉塞部22は、上方開口部15aの一端(後端)から下方に向かって、上方閉塞部21に直交して延びている。つまりカバー部材20は、上方閉塞部21と側方閉塞部22とにより、側断面視L字状をなしている。側方閉塞部22は、開閉蓋10の閉状態で、側方開口部15bを閉塞する。側方閉塞部22は、開閉蓋10の閉状態で、側方(後方)を向く第一面22aが、天板11の外周縁11e(後端縁)と同一平面内に位置する。但し、第一面22aと外周縁11eは、前後方向Dfにずれていてもよい。
また、質感とは、例えば光沢度や模様、手触り等、視覚的又は触覚的な感覚である。この場合、カバー部材20と天板11の作業面11aとの質感が同じであれば、異種材料や異色であってもよい。
これにより、連結部材70は、一対の接続部材50同士を連結する。カバー部材20の第二面21bには、一体化された一対の接続部材50と連結部材70とが、幅方向Dhに延びて設けられている。なお、連結部材70は、カバー部材20に連結されていてもよい。この場合、接続部材50及び連結部材70は、少なくとも一方がカバー部材20に接続されていればよい。また、連結部材70は、少なくとも一対の接続部材50同士の間を連結していれば、第二面21bにおける前後方向Dfの一部に配置する構成であってもよい。
図5、図6に示すように、接続部材50は、開閉蓋10において幅方向Dh外側を向く側壁部53を有している。側壁部53には、幅方向Dhに沿う軸線Oを中心とした第一凹陥部55Aと、第一凹陥部55Aよりも小さい形状であり第一凹陥部55Aと連続して同軸で形成された第二凹陥部55Bと、が形成されている。
図2に示すように、カバー支持部3は、開口部15の周縁部において、各接続部材50の側壁部53に幅方向Dhで対向する位置に設けられている。図2、図4、図7に示すように、カバー支持部3は、開口部15の周縁部に沿う側枠32と、側枠32の下端から天板11の下面11bに沿って延びる下枠31と、を一体に有している。下枠31は、ビス、ボルト等によって天板11の下面11bに固定されている。カバー支持部3は、例えば樹脂製である。
開閉蓋受け34は、側枠32から幅方向Dhに沿って開口部15の内方に突出している。図2に示すように、開閉蓋受け34は、開閉蓋10が閉状態となったときに、接続部材50の先端部50sを下方から受ける。
抜け止め片37及び係合片38は、接続部材50の第一凹陥部55A内に配置される。
また、カバー部材20の第二面21bには、一対の接続部材50と連結部材70とが設けられているので、一対の接続部材50と連結部材70とをカバー部材20の補強や開閉蓋10の開閉機構(接続機構)として利用できる。したがって、カバー部材20を形成する素材の選択自由度を高め、天板付什器1としての外観を向上させた上で、開閉蓋10の強度及び操作性を確保できる。よって、良好な外観を呈するととともに、機能を損なうことなく、所要の強度を確保することができる天板付什器1を提供できる。
このような構成によれば、カバー部材20を接続部材50、及び連結部材70の少なくとも一方と接着による接合することで、ボルト、ビス、釘等を用いる必要がない。これにより、カバー部材20の素材や厚さ等の選択自由度を高めることが可能となる。例えば、カバー部材20として、木材以外に、ガラス等を用いることも可能となる。また、カバー部材20の板厚を薄くすることで、開閉蓋10の軽量化を図ることもできる。
このような構成によれば、開閉蓋10を回動させることで、開口部15を開閉することができる。これにより、開閉蓋10の回動機構は、接続部材50に形成すればよい。したがって、カバー部材20には、開閉蓋10を回動させるための複雑な加工を施す必要が無く、素材選択時の自由度を向上させることができる。
このような構成によれば、開口部15が天板11の外周縁に設けられて側方に開口している場合であっても、上方開口部15aと側方開口部15bとを開閉蓋10のカバー部材20によって閉塞することができる。これにより、天板11の上面(作業面11a及び第一面21a)並びに後端縁(外周縁11e及び第一面22a)のそれぞれにおいて、違和感なく一体感のある良好な外観を呈することができる。
上述した実施形態では、開閉蓋10を、開口部15は、天板11の後端に形成するようにしたが、これに限らない。
図8は、実施形態の変形例における天板付什器1Bの全体構成を示す斜視図である。図9は、上記天板付什器1Bに設けられた開閉蓋10Bを斜め下方から見た斜視図である。
図8に示すように、天板付什器1Bは、天板11Bと、天板11Bを支持する複数の天板支持脚12Bと、開閉蓋10Bと、を備えている。
また、一対の接続部材50と連結部材70とをカバー部材20Bの補強や開閉蓋10Bの開閉機構として利用できる。したがって、カバー部材20Bを形成する素材の選択自由度を高め、天板付什器1Bとしての外観を向上させた上で、開閉蓋10Bの強度及び操作性を確保できる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
上述した実施形態では、第一面21aの裏面である第二面21bに接続部材50等を設けた場合について説明したが、この構成に限らず、第一面22aの裏面に接続部材50等を設けてもよい。すなわち、接続部材50等は、カバー部材20の裏面において、外部から視認できない位置に設けられていればよい。本明細書において、裏面とは、カバー部材20の外表面に対し、外表面の法線方向で反対側を向く面である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
3 カバー支持部
10,10B 開閉蓋
11,11B 天板
11a,11c 作業面
11e 外周縁
15、15B 開口部
15a 上方開口部
15b 側方開口部
20,20B カバー部材
21 上方閉塞部
21a,22a 第一面
21b 第二面(裏面)
22 側方閉塞部
50 接続部材
70 連結部材
Claims (3)
- 上面に作業面を有し、少なくとも上方に向かって開口する開口部を有した天板と、
前記開口部を開閉可能とする開閉蓋と、を備え、
前記開閉蓋は、
前記開口部を閉塞可能で、少なくとも、前記開口部を閉塞した状態で上方を向く第一面が、前記天板と材料、色及び質感の少なくとも一つが同じである板状のカバー部材と、
前記カバー部材の裏面において、前記作業面に沿った方向で互いに間隔をあけて配置されるとともに、前記カバー部材を前記天板に開閉可能に接続する一対の接続部材と、
前記カバー部材の前記裏面に設けられ、一対の前記接続部材同士を連結する連結部材と、
を備え、
前記開口部は、
上方に向かって開口する上方開口部と、
前記天板の外周縁から側方に向かって開口する側方開口部と、有し、
前記カバー部材は、
前記上方開口部を閉塞する上方閉塞部と、
前記上方閉塞部の一端から下方に向かって延び、前記側方開口部を閉塞する側方閉塞部と、を有し、
前記開閉蓋は、一対の前記接続部材及び前記連結部材を介して前記天板に支持されている天板付什器。 - 前記接続部材、及び前記連結部材の少なくとも一方と、前記カバー部材とが、接着により接合されている
請求項1に記載の天板付什器。 - 一対の前記接続部材は、前記開口部の周縁部のうち一対の前記接続部材に対向する部分に設けられたカバー支持部に対し、回動可能に接続されている請求項1又は請求項2に記載の天板付什器。
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