JP7368153B2 - フラップ開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車体側に軸支されるフラップにより、車体の外板に形成され例えば燃料注入口、外部電源の充電口等が配置される凹部の開口部を開閉するフラップ開閉機構に関する。
この種のフラップ開閉機構として、燃料注入口が配置される凹部の開口部に開閉可能に軸支されるフラップを備え、フラップの裏面から突出する突出部をロックするためのラッチが回転軸を介してケースに設けられたものが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のフラップ開閉機構では、凹部は自動車のリヤフェンダーの外表面に開口するよう形成され、ケースは凹部の側壁に固定される。フラップは、前後方向一端側が上下方向へ延びる軸部材を介して車体側に軸支され、前後方向他端側がロックされる。ラッチは、上下方向へ延びる回転軸を中心に水平面内を揺動し、先端部にはフラップの突出部をくわえ込む略U字状のロック溝が形成され、フラップが開口部を閉塞する位置でロックされる。
特開2006-177087号公報
ところで、特許文献1のようにラッチ等の揺動部材の回転軸方向をフラップの回転軸方向と同じ方向とせずに、揺動部材の回転軸方向をフラップの回転軸方向に略直交する方向としてレイアウトする場合がある。例えば、このレイアウトを特許文献1に記載の機構に適用すると、揺動部材の回転軸方向は前後方向となり、揺動部材に設けられるフラップとの係合部は、揺動部材の回転に伴って上下方向へ移動する。この場合、揺動部材の係合部がフラップの被係合部と係合する係合位置が、揺動部材の回転軸から上方または下方へ離隔し、フラップの車体側に軸支される箇所の上下中央位置と同じ高さに揺動部材の回転軸を配置すると、係合位置が車体側に軸支される箇所の上下中央位置から上方または下方へ比較的大きく離隔してしまう。このように、係合位置と軸支される位置とが上下に比較的大きく離隔してしまうと、フラップは前後方向の一端側と他端側で異なる上下位置で支持されることとなり、車体側にバランスよく支持させることができない。これにより、開閉操作時にユーザーによりフラップが車幅方向内側へ押し込まれた際に、フラップに変形が生じたり、フラップが係合位置を支点として回転し、フラップが外板とずれてしまうおそれがある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロック部の揺動部材の回転軸方向がフラップの回転軸方向と直交する場合であっても、開閉操作時に加わる負荷によるフラップの外板とのずれを抑制することのできるフラップ開閉機構を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明によれば、車体の外板に形成された開口部と、車体側に軸支され、前記開口部を開閉するフラップと、前記開口部を塞ぐ閉塞位置で前記フラップをロック可能なロック部と、を備え、前記フラップは、フラップの回転軸方向と略直交する直交方向について一端側に形成され車体側に軸支される被軸支部と、当該直交方向他端側に形成され前記ロック部に係合される被係合部と、を有し、前記ロック部は、前記車体側に取り付けられる本体と、前記直交方向と略平行な方向を軸方向として前記本体に軸支されるとともに前記係合部が設けられる揺動部材と、前記揺動部材の他端側に形成され前記被係合部と係合する係合部と、を有し、前記フラップの回転軸方向について、前記係合部が前記被係合部と係合する係合位置が、前記揺動部材における前記本体に軸支される位置よりも、前記被軸支部における当該回転軸方向中央の位置に近くなるよう構成されるフラップ開閉機構が提供される。
このフラップ開閉機構によれば、係合部が被係合部と係合する係合位置が、揺動部材における本体に軸支される位置よりも、被軸支部における回転軸方向中央の位置に近いので、フラップの回転軸方向と略直交する直交方向について一端側に配置される被軸支部と、他端側に配置されるロック部とが、当該回転軸方向について大きく離隔することはなく、フラップを車体側にバランスよく支持させることができる。これにより、開閉操作時にユーザーによりフラップが押し込まれた際に、フラップに変形が生じたり、フラップが係合位置を支点として回転することを抑制することができる。従って、開閉操作時の負荷によるフラップの外板からのずれを抑制することができる。
上記フラップ開閉機構において、前記揺動部材は、所定方向へ延びるアームであり、一端側が本体に軸支され、他端側に前記係合部が設けられてもよい。
上記フラップ開閉機構において、前記ロック部の前記係合部と前記フラップの前記被係合部の一方はピンを有し、他方は前記ピンを受容する溝部を有してもよい。
上記フラップ開閉機構において、前記ロック部は、前記揺動部材を前記フラップの前記閉塞位置に対応するロック位置でロック可能に構成され、前記揺動部材の回転位置が前記ロック位置を含む所定の係合範囲内のときに、前記揺動部材の回転に伴って前記ピンは前記溝部内を移動し、前記係合位置が上下方向に変化するよう構成され、前記揺動部材が前記係合範囲の少なくとも一部の範囲に位置するときに、前記フラップの回転軸方向について、前記係合部が前記被係合部と係合する係合位置が、前記揺動部材における前記本体に軸支される位置よりも、前記被軸支部における当該回転軸方向中央の位置に近くなるよう構成されてもよい。
上記フラップ開閉機構において、前記揺動部材が少なくとも前記ロック位置のときに、前記フラップの回転軸方向について、前記係合部が前記被係合部と係合する係合位置が、前記揺動部材における前記本体に軸支される位置よりも、前記被軸支部における当該回転軸方向中央の位置に近くなるよう構成されてもよい。
上記フラップ開閉機構において、前記揺動部材が前記係合範囲内に位置するときに、前記フラップの回転軸方向について、前記係合部が前記被係合部と係合する係合位置が、前記揺動部材における前記本体に軸支される位置よりも、前記被軸支部における当該回転軸方向中央の位置に近くなるよう構成されてもよい。
上記フラップ開閉機構において、前記フラップの前記回転軸方向は、略上下方向であり、前記直交方向は、略水平方向であってもよい。
本発明によれば、ロック部の揺動部材の回転軸方向がフラップの回転軸方向と直交する場合であっても、開閉操作時に加わる負荷によるフラップの外板とのずれを抑制することができる。
本発明の一実施形態を示すフラップ開閉機構の平面断面説明図である。 ロック部の正面説明図である。 ロック部の車体壁部への設置状態を示すフラップ開閉機構の一部側面説明図である。 フラップにより車体の外板の開口部が閉塞された状態を示すフラップ開閉機構の側面説明図である。 ロック部のアームとフラップが連動して移動する状態を示す説明図である。
図1から図5は本発明の一実施形態を示すものであり、図1はフラップ開閉機構の平面断面説明図、図2はロック部の正面説明図、図3はロック部の車体壁部への設置状態を示すフラップ開閉機構の一部側面説明図、図4はフラップにより車体の外板の開口部が閉塞された状態を示すフラップ開閉機構の側面説明図、図5はロック部のアームとフラップが連動して移動する状態を示す説明図である。
図1に示すように、このフラップ開閉装置1は、自動車車両の車体の外板2に形成された給油用の開口部3と、車体側に軸支され開口部3を開閉するフラップ10と、開口部3を塞ぐ閉塞位置でフラップ10をロック可能なロック部20と、を備えている。車体は、フラップ10により開閉される凹部4を有し、凹部4に給油口5が配置される。ロック部20によるフラップ10のロックが解除されると、フラップ10が閉塞位置から車幅方向外側へ移動可能となる。尚、本実施形態においては、フラップ10は、閉塞位置を超えて車幅方向内側へ所定距離だけ押し込み可能に構成されている。
フラップ10は、閉塞位置にて外板2と一体的に意匠面をなすフラップ本体11と、フラップ本体11と車体1側の軸支部6とを接続するヒンジ12と、フラップ本体11に設けられロック部20の係合部に係合される被係合部13と、を有する。本実施形態においては、軸支部6は、凹部4におけるフラップ本体11から前後方向一方に離隔して配置され、略上下方向へ延びる軸部材からなる。すなわち、本実施形態においては、フラップ10の回転軸方向は、略上下方向である。ヒンジ12は、フラップ本体11の裏面の前後方向一端側から軸支部6へ向かって延び、前後方向一端側に略上下方向へ延び軸支部6が挿通される被軸支部としての挿通孔12aを有する。本実施形態においては、フラップ10の回転軸方向と略直交する直交方向は水平方向(前後方向)であり、被軸支部はこの直交方向について一端側に形成される。
被係合部13は、フラップ本体11の裏面の前後方向他端側に形成され、フラップ本体11の裏面から突出する突出板部13aと、突出板部13aに形成され所定方向へ延びる溝部13bと、を有する。すなわち、本実施形態においては、被係合部13は前述の直交方向について他端側に形成される。溝部13bはロック部20の係合部としてのピン23を受容し、フラップ10の回転に伴ってピン23が溝部13b内を移動する。本実施形態においては、溝部13bは上方が開放されて略上下方向へ延び、ピン23は略前後方向へ延びている。
図2に示すように、ロック部20は、車体の凹部4の前後方向他端側の壁部4a(図3参照)に取り付けられる本体21と、前後方向を軸方向として本体21に一端側が軸支される揺動部材としてのアーム22と、アーム22の他端側に設けられるピン23と、を有する。すなわち、本実施形態においては、アーム22の軸方向は、前述の直交方向と平行な方向である。本体21は略箱状に形成され、凹部4に臨む主面21aにアーム22が配置される。図3に示すように、本体21は、取付孔24が形成された取付板部25を有しており、取付孔を挿通するビス26により壁部4aに取り付けられる。本実施形態においては、本体21は壁部4aの裏面4bに設置され、アーム22及びピン23は壁部4aに形成された孔4cを通じて凹部4内に配置されている。
アーム22は、本体21の主面21aに沿って延び、主面21aと垂直な回転軸を中心に揺動する。アーム22は、フラップ10の閉塞位置に対応するロック位置にてロック可能に構成される。本実施形態においては、アーム22には揺動方向他方側(車幅方向外側)へ付勢力が作用しており、ロック位置にてロックされているアーム22が付勢力に抗して揺動方向一方側(車幅方向内側)へ押し込まれると、アーム22のロックが解除され、付勢力によりアーム22が揺動方向他方側へ移動する。また、アーム22が揺動方向他方側から一方側へ付勢力に抗してロック位置を超える位置まで押し込まれ、付勢力により揺動方向他方へ移動してロック位置に到達した際に、アーム22は再びロックされる。ピン23は、アーム22の他端側に設けられ、本体21と反対側へ突出する。本実施形態においては、ピン23は、略円柱状に形成され、主面21aと垂直な方向へ延びる。
壁部4aの裏面4bには、本体21の取付板部25と当接しビス26と螺合する突出部4dが形成される。本実施形態においては、取付孔24及び取付板部25は2つ設けられている。また、壁部4aの裏面4bと本体21の主面21aとの間には、環状のパッキン27が介在している。パッキン27は、例えばゴムからなり、壁部4aの内外の水密性を確保している。壁部4aは、裏面4bに突出形成されパッキン27の内周と接触するボス4eを有する。
図4に示すように、上下方向について、ピン23が溝部13bと係合している係合位置が、アーム22における本体21に軸支される位置よりも、挿通孔12aにおける上下方向中央の位置に近くなるよう構成される。本実施形態においては、係合位置は、溝部13b内におけるピン23の位置である。図4は、フラップ10が閉塞位置の状態を示し、アーム22における本体21に軸支される高さを仮想線Aとして、挿通孔12aにおける上下方向中央の高さを仮想線Bとして示している。図4に示すように、本実施形態においては、フラップ10が閉塞位置のときに、ピン23の高さが挿通孔12aにおける上下方向中央の高さと一致している。
以上のように構成されたフラップ開閉装置1では、図5に示すように、アーム22の回転位置がロック位置を含む所定の係合範囲内のときに、アーム22の回転に伴ってピン23が溝部13b内を移動し、アーム22と溝部13bの係合位置が上下方向に変化する。すなわち、アーム22の回転位置が係合範囲内のときに、アーム22とフラップ10は互いに連動して回転移動する。そして、アーム22が係合範囲内に位置するときは、常に、上下方向について、ピン23の位置が、アーム22の本体に軸支される位置よりも、挿通孔12aにおける上下方向中央の位置に近くなるよう構成される。
給油、メンテナンス等に際し、フラップ10を閉塞位置から移動させる場合は、ロック部20によるアーム22のロックが解除され、フラップ10が車幅方向外側へ移動可能な状態とされる。図5に示すように、アーム22の回転位置が係合範囲外となると、ピン23と溝部13bの係合が解除され、フラップ10はロック部20と独立して回転可能となる。給油、メンテナンス等が終了すると、フラップ10は係合範囲内へ移動させられ、閉塞位置にてロックされる。
本実施形態のフラップ開閉装置1によれば、ピン23が溝部13bと係合する係合位置が、アーム22の軸支位置よりも、挿通孔12aの上下中央位置に近いので、フラップ10の車体に対する支持位置が水平方向の一端側と他端側とで大きく離隔することはない。これにより、フラップ10を車体側にバランスよく支持させることができ、開閉操作時にユーザーによりフラップ10が車幅方向内側へ押し込まれた際に、フラップ10に変形が生じたり、フラップ10が係合位置を支点として回転することを抑制することができる。従って、開閉操作時の負荷によるフラップ10の外板2からのずれを抑制することができる。
本実施形態においては、アーム22の一端側が本体に軸支され、アーム22の他端側にピン23が設けられているため、ロック部20の小型化を図りつつ、車幅方向のピン23の移動距離が確保されている。このような構成の場合、アーム22の軸支部分からピン23までの上下方向の距離が比較的大きくなる。本実施形態によれば、このような構成のロック部20を用いた場合におけるフラップ10の外板2からのずれを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、アーム22の回転位置が係合範囲内のときに、常に、係合位置が、アーム22の軸支位置よりも、挿通孔12aの上下中央位置に近くなるようにしたので、ピン23が溝部13bに案内されている間は、常に、フラップ10は車体側にバランスよく支持される。従って、特定の回転位置でフラップ10に変形等が生じやすくなることはない。
尚、前記実施形態においては、ロック部20の係合部がピン23を有し、フラップ10の被係合部13が溝部13bを有するものを示したが、ロック部の係合部が溝部を有し、フラップの被係合部がピンを有する構成としてもよいことは勿論である。
また、前記実施形態においては、揺動部材としてアーム22を用いたものを示したが、揺動部材の形状は適宜変更することができ、例えば揺動部材としてカム状のものを用いてもよい。
また、前記実施形態においては、アーム22の回転位置が係合範囲内のときに、常に、係合位置がアーム22の軸支位置よりも挿通孔12aの上下中央位置に近くなるようにしたものを示したが、係合範囲内の少なくとも一部の範囲でこの位置関係となるようにすることもできる。この場合、アーム22の回転位置として、少なくともフラップ10の閉塞位置に対応するロック位置が含まれるようにすることが好ましい。
また、前記実施形態においては、フラップ10の回転軸方向が上下方向、アームの回転軸方向が前後方向であるものを示したが、回転軸の方向は車両の給油口の設置個所に応じて適宜変更が可能である。すなわち、フラップの回転軸方向と揺動部材の回転軸方向が略直交しているものであれば、他のレイアウトの開閉機構にも本発明を適用することができる。
また、前記実施形態においては、凹部4に給油口5が配置されるものを示したが、例えば、凹部に充電口が配置されるものであってもよい。すなわち、車体の外板に形成された凹部の開口部を開閉し、車体側に軸支されるフラップを備えたものであれば、本発明の適用が可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 フラップ開閉機構
2 外板
3 開口部
4a 壁部
4b 裏面
4c 孔
4d 突出部
4e ボス
5 給油口
6 軸支部
10 フラップ
11 フラップ本体
12 ヒンジ
12a 挿通孔
13 被係合部
13a 突出板部
13b 溝部
20 ロック部
21 本体
21a 主面
22 アーム
23 ピン
24 取付孔
25 取付板部
26 ビス
27 パッキン
A アームにおける本体に軸支される高さ位置
B 被軸支部における上下方向中央の高さ位置

Claims (5)

  1. 車体の外板に形成された開口部と、
    車体側の第1回転軸に軸支され、前記開口部を開閉するフラップと、
    前記開口部を塞ぐ閉塞位置で前記フラップをロック可能なロック部と、を備え、
    前記フラップは、前記第1回転軸と略直交する直交方向について一端側に形成され車体側に軸支される1つの被軸支部と、当該直交方向他端側に形成され前記ロック部に係合される被係合部と、を有し、
    前記ロック部は、前記車体側に取り付けられる本体と、前記直交方向と略平行な前記本体の第2回転軸に軸支される1つの揺動部材と、前記揺動部材における前記第2回転軸から離隔した位置に設けられるピンと、を有し、
    前記ピンは、前記第2回転軸の軸方向へ延び、
    前記被係合部は、前記フラップの前記第1回転軸周りの位置が前記閉塞位置を含む第1範囲内である場合に前記ピンと係合する溝部を有し、
    前記溝部は、前記第1回転軸の軸方向へ延び、
    前記揺動部材は、前記フラップの前記第1回転軸周りの位置が前記第1範囲内である場合に、前記フラップの前記第1回転軸周りの回転に連動して前記第2回転軸周りに第2範囲内において回転し、
    前記ロック部は、前記揺動部材の前記第2回転軸周りの位置を、前記フラップの前記閉塞位置に対応するロック位置でロック可能に構成され、
    前記揺動部材の位置が前記第2範囲内である場合に、前記第1回転軸の軸方向について、前記ピン前記溝部と係合する係合位置が、前記第2回転軸よりも、前記被軸支部における前記第1回転軸の軸方向中央の位置に近くなるよう構成されるとともに、
    前記揺動部材の位置が前記ロック位置である場合に、前記第1回転軸の軸方向について、前記係合位置が、前記被軸支部における前記第1回転軸の軸方向中央の位置と一致するよう構成されるフラップ開閉機構。
  2. 前記揺動部材は、前記第2回転軸と直交する方向へ延びるアームであり、一端側が前記本体に軸支され、他端側に前記ピンが設けられる請求項1に記載のフラップ開閉機構。
  3. 前記フラップの位置が前記第1範囲内である場合に、前記揺動部材は、前記フラップが前記第1回転軸周りに前記閉塞位置から前記開口部を開放する方向へ回転すると、前記第2回転軸周りに第1方向へ回転し、前記フラップが前記第1回転軸周りに前記閉塞位置から前記開口部を開放する方向と反対の方向へ回転すると、前記第2回転軸周りに前記第1方向と反対の第2方向へ回転し、
    前記第2範囲は、前記第1回転軸の軸方向について、前記係合位置が、前記被軸支部における前記第1回転軸の軸方向中央の位置より遠くなる第3範囲を含み、
    前記ロック位置は、前記第3範囲よりも前記第2方向側に位置する請求項1または2に記載のフラップ開閉機構。
  4. 前記溝部は、直線状であり、
    前記揺動部材の位置が前記第2範囲内である場合に、前記第1回転軸の軸方向について、前記ピンは、前記第2回転軸よりも、前記被軸支部における前記第1回転軸の軸方向中央の位置側となるよう構成される請求項3に記載のフラップ開閉機構。
  5. 前記第1回転軸の軸方向は、略上下方向であ請求項1からのいずれか1項に記載のフラップ開閉機構。
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