JP7368063B2 - 床配線用構造、その形成方法、及び床配線構造用セット - Google Patents

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Description

本開示は、床配線用構造、その形成方法、及び床配線構造用セットに関する。
ケーブル類を埋設すべき位置において隣接する床板の相互間に、ケーブル収納溝構成部材を嵌め込み、このケーブル収納溝構成部材の開口部に蓋体を取り付けた二重床構造が知られている。
特開平5-248072号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、配索された配線の移動自由度を抑制しつつ(ピット性能を確保しつつ)、配線の配索の自由度を高めることが難しい。例えば、上記の特許文献1では、ケーブル収納溝構成部材を備えるのでピット性能を確保できるが、床材の下方の空間が有効に利用できず、配線の配索の自由度を高めることが難しい。
そこで、1つの側面では、本発明は、配索された配線の移動自由度を抑制しつつ、配線の配索の自由度を高めることを目的とする。
1つの側面では、以下のような解決手段を提供する。
(1)床面上に形成される床配線用構造であって、
上側が開口し、長手方向に沿って配線を収容可能な配線収容部材と、
床面よりも上方で水平面内に延在する上面部と、床面に支持される脚部とを備え、前記上面部よりも下方の空間を前記配線収容部材が通過可能である床形成部材とを含む、床配線用構造である。
(2)上記(1)の構成において、前記配線収容部材は、前記脚部間を介して前記空間内に延在可能であることを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記配線収容部材は、複数設けられ、複数の前記配線収容部材は、第1配線収容部材と、前記第1配線収容部材の長手方向に対して長手方向が直交する第2配線収容部材とを含むことを特徴とする。
(4)上記(3)の構成において、前記第1配線収容部材及び前記第2配線収容部材が交差する箇所に配置され、前記第1配線収容部材及び前記第2配線収容部材の各端部に係合可能である端部保持部材を更に含むことを特徴とする。
(5)上記(4)の構成において、1つの前記床形成部材は、上面視で矩形の形態であり、4隅に前記脚部をそれぞれ有する4つの区画された部位を有し、
前記4つの区画された部位のうちの、1つの部位に対して、前記端部保持部材が設けられることを特徴とする。
(6)上記(1)から(5)のいずれかの構成において、前記床形成部材は、床面上に複数敷きつけられ、
複数の前記床形成部材のうちの、前記配線収容部材が通過する前記床形成部材は、前記配線収容部材が通過しない前記床形成部材に対して識別可能な特徴を、前記上面部に有することを特徴とする。
(7)上記(6)の構成において、前記特徴は色又は透明度であることを特徴とする。
(8)上側が開口し配線を収容可能な配線収容部材を、床面上に配置し、
上面部及び脚部を備える床形成部材を、前記上面部よりも下方の空間を前記配線収容部材が通過するように、床面上に配置することを含む、床配線用構造の形成方法である。
(9)床面上に配置可能であり、上側が開口し、配線を収容可能な配線収容部材と、
上面部及び脚部を備え、前記上面部よりも下方の空間を前記配線収容部材が通過するように、床面上に配置可能な床形成部材とを含む、床配線構造用セットである。
1つの側面では、本発明によれば、配索された配線の移動自由度を抑制しつつ、配線の配索の自由度を高めることが可能となる。
一実施例による床配線用構造の平面図である。 フロアベースの単品状態を示す4面図である。 X方向のラインレールが通過する任意の一のフロアベースを示す斜視図である。 Y方向のラインレールが通過する任意の一のフロアベースを示す斜視図である。 X方向に視た図3Aのフロアベースを示す図である。 X方向のラインレールとY方向のラインレールとにより形成される配線収容ラインの交差部(図1のP部)における一のフロアベースを示す斜視図である。 クロスプレートの2面図である。 床配線用構造の形成方法の概略的な工程を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、添付図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
図1は、一実施例による床配線用構造1の平面図である。図2は、フロアベース10の単品状態を示す4面図である。図3Aは、X方向のラインレール30が通過する任意の一のフロアベース10を示す斜視図である。図3Bは、Y方向のラインレール30が通過する任意の一のフロアベース10を示す斜視図である。図4は、X方向に視た図3Aのフロアベース10を示す図である。なお、図3A及び図3Bでは、説明の都合上、図示されているフロアベース10に隣接して設けられる他のフロアベース10の図示と、ラインレール30の一部(フロアベース10から遠い側で連続する部位)の図示は、省略されている。
図1では、直交する2方向(X方向及びY方向)が図示されている。XY平面は、水平面に対応し、床面は、水平面内に延在するものとする。床面は、例えばコンクリート等からなる床基部(図示せず)の表面であるが、床基部上に設けられうる床板の表面等であってもよい。
床配線用構造1は、複数のフロアベース10(床形成部材の一例)を含む。フロアベース10は、施工対象の床面の全体に敷き詰められる態様で、複数設けられる。図1には、複数のフロアベース10のうちの、配線が下方に収容されるフロアベース10が比較的詳細に示され、配線が下方に収容されないフロアベース10は単なる矩形で図示又は図示が省略されている。
以下では、特に言及しない限り、配線が下方に収容される一のフロアベース10の構成について説明する。
フロアベース10は、下方に配線が収容可能なスペース(空間)を床面に対して形成する配線収容機能を有するとともに、床面に代わる新たな床面(2重床の上側の床面)を提供する床面機能を有する。
フロアベース10は、図2に示すように、上面部12と、脚部14とを含む。フロアベース10は、上述した床面機能を確保できる適切な強度・剛性を有する。
上面部12は、床面よりも上方で水平面内に延在する。上面部12は、上面視で矩形(本実施例では、一例として、正方形)の形態であり、フロアベース10の外形を画成する。
脚部14は、床面に支持される。脚部14は、複数設けられる。本実施例では、一例として、9つ設けられる。具体的には、フロアベース10は、4つの区画された正方形の部位11A~11Dを有し、各部位11A~11Dは、4隅に脚部14をそれぞれ有する。この際、各部位11A~11Dは、4隅のうちの、他の部位と隣接する隅の脚部14が共通である。この場合、フロアベース10は、合計、9つの脚部14を有する。換言すると、フロアベース10は、フロアベース10の全体の4隅に1つずつ、各辺の中点に1つずつ、中心に1つ、合計9つの脚部14を有する。なお、脚部14の数や配置は任意であるが、配置の対称性を有することが望ましい。
床配線用構造1は、図3A及び図3Bに示すように、更に、ラインレール30(配線収容部材の一例)を含む。ラインレール30は、配索された配線の移動自由度を抑制するような溝構造(ピット性能)を実現する。具体的には、ラインレール30は、底部32と、底部32の両側(ラインレール30の長手方向に垂直な方向での両側)に立設される側部34とを含む。底部32とその両側の側部34とは、図4に示すように、上側が開口するC字型の断面形状(ラインレール30の長手方向に視た断面視での形状)を形成し、配線を収容可能な空間(C字型の溝)70を形成する。
ラインレール30は、長手方向で所定の長さを有する長尺な形態であり、長手方向に視た断面視で等断面である。ラインレール30は、長さ違いで複数種用意されてもよい。ただし、本実施例では、ラインレール30は、雌型の被係合部38を有し、被係合部38は、長手方向の全体にわたって設けられてもよいし、一部のみに設けられてもよい。後者の場合、ラインレール30は、長手方向に視た断面視で全体として等断面でないが、被係合部38が存在する区間内では等断面であり、かつ、被係合部38が存在しない区間内では等断面である。被係合部38は、ラインレール30の長手方向に視て、凸状の形態であり、下方に開口を有し、開口から後述のクロスプレート40の係合部42が係合される。
ここで、被係合部38がラインレール30の長手方向に沿って設けられる場合、被係合部38は、対応するラインレール30内で、複数種類の配線を仕切る仕切板(長手方向に交差する方向で仕切る仕切板)としても機能できる。具体的には、被係合部38は、図4に示すように、長手方向に延在する空間70を、2つの空間71,72に仕切る。この場合、空間71には、電気系配線を収容し、空間72には、データ系配線を収容するといった具合に、複数種類の配線を空間的に分けて配索することができる。
ラインレール30は、配線を配索するレイアウトに応じたレイアウトで配置される。典型的には、複数のラインレール30が使用され、何本かのラインレール30が直線状に配置され、他の何本かのラインレール30が直線状に配置される。以下では、直線状に配置されるラインレール30により形成される直線(ライン)を、「配線収容ライン」とも称する。図1には、ラインレール30(配線収容ライン)が、フロアベース10を透視する態様で概略的に2重線により示される。本実施例では、一例として、図1に示すように、何本かのラインレール30(第1配線収容部材の一例)がX方向に平行に直線状に配置され、何本かのラインレール30(第2配線収容部材の一例)がY方向に平行に直線状に配置されている。X方向に平行に直線状に配置される何本かのラインレール30は、Y方向で離間する態様で複数組設けられ、Y方向に平行に直線状に配置される何本かのラインレール30は、X方向で離間する態様で複数組設けられている。なお、使用するラインレール30の本数や配置は、施工対象の床面の面積や配線を配索するレイアウトに応じて決まる。
ラインレール30は、フロアベース10の上面部12よりも下方の空間を通過可能である。具体的には、ラインレール30は、フロアベース10の脚部14間を介して、フロアベース10の上面部12よりも下方の空間内に延在できる。この目的のため、側面視でのフロアベース10の脚部14間の隙間(入り口)の外形は、ラインレール30の断面形状(長手方向に視た断面形状)よりも大きい態様で、ラインレール30の断面形状に適合するように設定される。
ここで、本実施例では、フロアベース10は、図3A及び図3Bに示すように、ラインレール30と協動して、下方に配線が収容可能である。なお、ラインレール30が延在しない範囲においても、フロアベース10の下方に配線が収容されてもよい。この場合、ラインレール30によるピット性能が利用できないものの、斜め方向や湾曲した形態での配線の配索も可能である。
ところで、フロアベース10は、上述のように、床面上に敷き詰められるので、どのフロアベース10の下方に配線が収容されているかを、外観上、容易に識別できると、ユーザにとって利便性が高くなる。このような観点から、好ましくは、フロアベース10は、下方に配線が収容されるものと、そうでないものとを外観上容易に区別できるような、識別特徴を上面部12に有する。上面部12は、フロアベース10の設置状態で可視な部位であるので、上面部12に当該識別特徴を有することで、ユーザは、下方に配線が収容されるフロアベース10と、下方に配線が収容されないフロアベース10とを外観上容易に区別できる。かかる識別特徴は、任意であるが、例えば色又は透明度である。色の場合、下方に配線が収容されるフロアベース10自体に所定色で着色してもよいし、下方に配線が収容されるフロアベース10の上面部12に所定色の色付きのシート等が貼られてもよい。例えば、フロアベース10に色付きのシートを貼り付ける場合は、当該シートを剥がすことができるので、事後的な配索の変更等にも機動的に対応できる。また、透明度の場合、同様に、下方に配線が収容されるフロアベース10自体が透明な材料により形成されてもよいし、下方に配線が収容されるフロアベース10の上面部12に、透明なシート等が貼られてもよい。例えば、フロアベース10に透明なシートを貼り付ける場合は、当該シートを剥がすことができるので、事後的な配索の変更等にも機動的に対応できる。
このような識別特徴を有するフロアベース10によれば、配線の配索の追加や変更の際、現在の配索状況を、フロアベース10を取り外すことなく(フロアベース10を床面から持ち上げることなく)把握できる。
次に、図5~図6を参照して、クロスプレート40の構成について説明する。
図5は、X方向のラインレール30とY方向のラインレール30とにより形成される配線収容ラインの交差部(図1のP部)における一のフロアベース10を示す斜視図である。図6は、クロスプレート40の2面図である。
床配線用構造1は、好ましくは、クロスプレート40(端部保持部材の一例)を更に含む。クロスプレート40は、ラインレール30による配線収容ラインが交差する箇所(図1のP部、及び、図5参照)に設けられる。クロスプレート40は、後述の係合部42と被係合部38との係合によって、交差部を形成する4つのラインレール30の端部を保持する。
クロスプレート40は、4つの区画された正方形の部位11A~11Dのうちの、1つの部位に対して設けられる。すなわち、X方向のラインレール30と、Y方向のラインレール30とは、フロアベース10における4つの区画された正方形の部位11A~11Dのうちの、1つの部位の下方で交差部を形成し、クロスプレート40は当該交差部に対して設けられる。クロスプレート40は、床面上に載置され、クロスプレート40上にラインレール30が載置される。
クロスプレート40は、図6に示すように、上面視で略矩形の本体41と、ラインレール30の被係合部38に係合する雄型の係合部42を有する。係合部42は、上方に突出する態様で設けられる。なお、変形例では、被係合部38が雄型であり、係合部42が雌型であってもよい。
係合部42は、1つのクロスプレート40に対して、X方向に延在する2個と、Y方向に延在する2個の合計4個設けられる。4つの係合部42は、図6に示すように、上面視で、本体41の各辺からそれぞれ延在し、十字状の形態をなす。なお、X方向の2個の係合部42は、連続した1つの係合部42により実現されてもよいし、Y方向の2個の係合部42は、連続した1つの係合部42により実現されてもよい。
本実施例によれば、上述のように、ラインレール30とフロアベース10とを組み合わせて用いることで、ピット性能を確保しつつ、配線の配索の自由度を高めることができる。すなわち、ラインレール30は、C字状の溝を形成するので、ラインレール30によりピット性能を確保できる。また、X方向のラインレール30に関するY方向のピッチは、フロアベース10の配置のY方向のピッチ(正確には脚部14間のY方向のピッチ)に対応し、Y方向のラインレール30に関するX方向のピッチは、フロアベース10の配置のX方向のピッチ(正確には脚部14間のX方向のピッチ)に対応するので、ラインレール30を比較的高い自由度で配置できる。また、任意のフロアベース10の下方を通過する態様でラインレール30のレイアウトを決定できるので、事後的なレイアウト変更も容易であり、配線の配索の自由度を高めることができる。
また、本実施例によれば、ラインレール30とフロアベース10とは別体であるので、ラインレール30を追加したり、ラインレール30を取り外したり(位置変更したり)することができ、配線の配索の自由度を高めることができる。
また、本実施例によれば、樹脂製のフロアベース10自体が床面機能を有するので(比較的高い強度・剛性を有するので)、鋼製の溝蓋などが不要であり、リサイクル性も向上する。
また、本実施例によれば、クロスプレート40を備えるので、ラインレール30を安定的に保持できる。また、係合部42と被係合部38とは、対応するラインレール30の長手方向に沿って延在する態様であるので、クロスプレート40とラインレール30とは、ラインレール30の長手方向に沿って、ある程度のずれをもって結合できる。これにより、ラインレール30の寸法誤差や配置誤差等をクロスプレート40の箇所で容易に吸収でき、ラインレール30の配置の作業性が良好となる。
次に、図7を参照して、床配線用構造1の形成方法(施工方法)について概説する。
図7は、床配線用構造1の形成方法の概略的な工程を示す図である。
ステップS90では、作業者は、配線の配索レイアウトに従って、床面にラインレール30を配置する。この際、ラインレール30が交差する箇所では、クロスプレート40でラインレール30が保持される。すなわち、この際、ラインレール30が交差する箇所では、ラインレール30はクロスプレート40を覆うように設けられ、被係合部38が係合部42に係合される。
ステップS92では、作業者は、ラインレール30内に配線を入れながら、配線の配索を行う。
ステップS94では、作業者は、フロアベース10を、上面部12よりも下方の空間をラインレール30が通過するように、床面上に配置する。
このようにして、本実施例によれば、ラインレール30を用いた簡易な工程で、床配線用構造1を形成できる。
なお、上述した実施例においては、フロアベース10とラインレール30とが床配線構造用セットの一例を形成する。なお、床配線構造用セットは、クロスプレート40を更に含んでもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1 床配線用構造
10 フロアベース
11A 部位
11B 部位
11C 部位
11D 部位
12 上面部
14 脚部
30 ラインレール
32 底部
34 側部
38 被係合部
40 クロスプレート
41 本体
42 係合部
70 空間
71 空間
72 空間

Claims (7)

  1. 床面上に形成される床配線用構造であって、
    長手方向に延在する空間に長手方向に沿って設けられて前記空間を仕切る仕切板と、前記仕切板の長手方向の端部に設けられる被係合部とを有し、上側が開口し、長手方向に沿って配線を収容可能な複数の配線収容部材と、
    前記配線収容部材の前記被係合部に係合可能な係合部を有する端部保持部材と、
    床面よりも上方で水平面内に延在する上面部と、床面に支持される脚部とを備え、前記上面部よりも下方の空間を前記配線収容部材が通過可能である床形成部材と、を含み、
    前記複数の配線収容部材は、第1配線収容部材と、前記第1配線収容部材の長手方向に対して長手方向が直交する第2配線収容部材とを含み、
    前記端部保持部材は、前記第1配線収容部材及び前記第2配線収容部材が交差する箇所に配置され、
    前記端部保持部材の前記係合部は、前記第1配線収容部材及び前記第2配線収容部材の前記仕切板の端部の前記被係合部に係合可能である、床配線用構造。
  2. 前記配線収容部材は、前記脚部間を介して前記空間内に延在可能である、請求項1に記載の床配線用構造。
  3. 1つの前記床形成部材は、上面視で矩形の形態であり、4隅に前記脚部をそれぞれ有する4つの区画された部位を有し、
    前記4つの区画された部位のうちの、1つの部位に対して、前記端部保持部材が設けられる、請求項1又は2に記載の床配線用構造。
  4. 前記床形成部材は、床面上に複数敷きつけられ、
    複数の前記床形成部材のうちの、前記配線収容部材が通過する前記床形成部材は、前記配線収容部材が通過しない前記床形成部材に対して識別可能な特徴を、前記上面部に有する、請求項1~3のうちのいずれか1項に記載の床配線用構造。
  5. 前記特徴は色又は透明度である、請求項4に記載の床配線用構造。
  6. 長手方向に延在する空間に長手方向に沿って設けられて前記空間を仕切る仕切板と、前記仕切板の長手方向の端部に設けられる被係合部とを有し、上側が開口し配線を収容可能な複数の配線収容部材を、床面上に配置し、
    前記配線収容部材の前記被係合部に係合可能な係合部を有する端部保持部材を、前記複数の配線収容部材のうちの第1配線収容部材と、前記第1配線収容部材の長手方向に対して長手方向が直交する第2配線収容部材とが交差する箇所に配置して、前記係合部を前記第1配線収容部材及び前記第2配線収容部材の前記被係合部に係合し、
    上面部及び脚部を備える床形成部材を、前記上面部よりも下方の空間を前記複数の配線収容部材が通過するように、床面上に配置することを含む、床配線用構造の形成方法。
  7. 長手方向に延在する空間に長手方向に沿って設けられて前記空間を仕切る仕切板と、前記仕切板の長手方向の端部に設けられる被係合部とを有し、床面上に配置可能であり、上側が開口し、配線を収容可能な配線収容部材と、
    前記配線収容部材の前記被係合部に係合可能な係合部を有する端部保持部材と、
    上面部及び脚部を備え、前記上面部よりも下方の空間を前記配線収容部材が通過するように、床面上に配置可能な床形成部材とを含む、床配線構造用セット。
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