JP7365522B1 - 除去装置および除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アスベスト等の被覆材を容易に除去できる除去装置等を提供する。【解決手段】除去装置1は、金属折板3に付着した被覆材4を除去するためのものである。除去装置1は、上面が開放された下箱10と、上下面が開放された上箱20とにより構成される、下箱10と上箱20に挟んだ金属折板3を内部空間に通して配置するための箱状の本体2と、上箱20の上面に設けられた透明の面材30と、本体2の外部から内部空間に手を入れるための手袋31と、を有する。下箱10と上箱20の対向する一組の壁部は、金属折板3の断面形状に応じた形状を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、アスベスト等の被覆材を除去するための除去装置等に関する。
特許文献1には、鉄骨梁に付着したアスベスト等の被覆材を除去する方法として、梁の側面および下面を覆うように透明のカバーを配置し、カバーの内側で被覆材に固化材を散布して被覆材を固化させ、その固化範囲にカバーを当接させて別の範囲の被覆材を除去することが記載されている。
また、グローブバッグと呼ばれる、手袋が一体となった養生シート付きの袋を用いたアスベスト除去方法も知られている(例えば、非特許文献1参照)。グローブバッグを用いた除去方法として一般的なものは、袋の端部を配管等の部材にテープ等で留め付けて当該部材を覆った上で、手袋に手を入れ、密閉された袋内で当該部材に付着したアスベスト等の除去を行うといったものである。
特許5635306号
「建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル」、ぎょうせい、2021年5月
アスベスト等の被覆材は、過去様々な箇所で断熱用途や保温用途に使用されていた。折板屋根はその箇所の一例であり、アスベストを含む被覆材が付着した金属製の折板屋根を解体して葺き替える際には、被覆材が付着した金属折板を局所的に切断する作業が必要になることもある。
この場合、金属折板の切断時の被覆材の飛散を防止するため事前に被覆材を除去しておく必要があるが、この作業に特許文献1の方法をそのまま適用すると施工が面倒になる。また前記のグローブバッグを用いた方法も、そのまま適用するとシートの取付けや取外し等に手間が掛かる。特に金属折板のような断面形状に凹凸を有する部材であれば、その手間は大きくなる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、アスベスト等の被覆材を容易に除去できる除去装置等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、部材に付着した被覆材を除去するための除去装置であって、上面が開放された下箱と、上下面が開放された上箱とにより構成される、前記下箱と前記上箱に挟んだ前記部材を内部空間に通して配置するための箱状の本体と、前記上箱の上面に設けられた透明の面材と、前記本体の外部から前記内部空間に手を入れるための手袋と、を有し、前記上箱と前記下箱の壁部の間に、空隙を有する弾性体が配置され、前記下箱と前記上箱の少なくとも一方において、対向する一組の壁部が、前記部材の断面形状に応じた形状を有することを特徴とする除去装置である。
本発明の除去装置を用いることで、被覆材の飛散等を防止しつつ被覆材を部材から除去するための閉じた内部空間を容易に形成でき、内部空間での被覆材の除去作業を手袋に手をいれて容易に行うことができる。また除去装置の本体は上箱と下箱から構成され、少なくともいずれかが部材の断面形状に応じた形状を有することで、グローブバッグの取り付け等に手間が掛かる、金属折板等の凹凸を有する部材であっても、閉じた内部空間を容易に形成できる。
前記除去装置は、前記被覆材の除去時に使用するノズルを挿通するための挿通部をさらに有することが望ましい。
これにより、被覆材の除去時に使用する真空掃除機や飛散抑制剤の噴霧器のノズルを挿通部に通して用いることができる。
第1の発明では、前記上箱と前記下箱の壁部の間に、空隙を有する弾性体が配置される前記弾性体は、例えばモヘヤである。
上記の弾性体により上箱と下箱を密着させ、内部空間の一定の密閉性を実現できる。しかも、弾性体は空隙を有するので、被覆材の飛散防止のために除去装置の内部空間を負圧とする場合に、内部空間が過度に低圧となることが無く、除去装置の損傷等を防止することができる。弾性体には例えば毛状繊維によるモヘヤを用いることができ、繊維間の隙間が上記の空隙として機能する。
前記除去装置は、前記上箱と前記下箱を着脱可能に連結する面ファスナーを有することも望ましい。
これにより、下箱と上箱とを固定して内部空間の閉状態を維持することができ、下箱と上箱の固定状態を解除して除去装置を取り外すこともできる。また面ファスナーを用いることで、下箱と上箱の固定や固定状態の解除を容易に行うことができる。
第2の発明は、第1の発明の除去装置を用いて部材に付着した被覆材を除去する除去方法であって、前記下箱と前記上箱により前記部材を上下に挟むことで、前記本体を貫通するように前記部材を配置する工程と、前記手袋に手を挿入し、前記本体の内部空間で前記被覆材の除去作業を行うことを特徴とする除去方法である。
第2の発明は、第1の発明の除去装置を用いた被覆材の除去方法である。
本発明により、アスベスト等の被覆材を容易に除去できる除去装置等を提供することができる。
除去装置1を示す図。 下箱10と上箱20を示す図。 金属折板3の貫通箇所aを示す図。 被覆材4の除去方法について説明する図。 被覆材4の除去方法について説明する図。 被覆材4の除去後の金属折板3を示す図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.除去装置1)
図1は、本発明の実施形態に係る除去装置1を示す図である。この除去装置1は、折板屋根を構成する金属折板3に断熱用途等で設けられたアスベスト等の被覆材4を除去するものである。除去装置1は箱状の本体2を有し、被覆材4の除去作業は本体2内の閉じた内部空間で行われる。金属折板3の長手方向と直交する断面(以下単に「断面」という)は、山谷状の凹凸を有する。
除去装置1は下箱10と上箱20を有し、下箱10の上に上箱20を設置することで本体2が構成される。金属折板3は、下箱10と上箱20の間に挟まれて本体2の内部空間を貫通し、被覆材4の除去範囲が上記内部空間に位置するように配置される。下箱10と上箱20は発泡スチロールにより形成され、軽量であるため持ち運びや設置作業が容易であり、且つ加工も簡単である。
図2(a)は下箱10を上方から見た斜視図であり、図2(b)は上箱20を下方から見た斜視図である。
図2(a)に示すように、下箱10は上面を開放した箱状の部材であり、矩形状の底部11を囲むように、底部11の四方に壁部12が配置される。底部11は必要な強度を満たすよう十分な厚みとし、下箱10の対向する一組の壁部12では、金属折板3の断面形状に合わせた複数の凸部121が上縁に設けられる。また凸部121とその近傍を除く位置では、壁部12の上面の外側部分123が、その内側部分124よりも上方へと段状に突出している。
図2(b)に示すように、上箱20は上下面を開放した角筒状の部材であるが、その上面は、透明性を有する面材30で閉じられる。本実施形態では、この面材30として、前記したグローブバッグの袋の一部が用いられ、被覆材4の除去作業時に本体2の外部から手を入れるための手袋31が付属している。
図1に示すように、面材30にはノズルの挿通部32、33も設けられる。挿通部32、33は、除去装置1の内部空間を負圧としたり被覆材4を吸引したりするための真空掃除機のノズルや、被覆材4の飛散を抑制するための飛散抑制剤を噴霧する噴霧器のノズルを挿通させる部分であり、袋状の構成を有する。
図2(b)に示すように、上箱20の壁部21のうち、下箱10の前記一組の壁部12と対応する位置にある一組の壁部21では、金属折板3の断面形状に合わせた複数の凹部211が下縁に設けられる。また凹部211とその近傍を除く位置では、壁部21の下面の内側部分212が、その外側部分213に対して下方へと段状に突出している。
図3(a)は、図1の除去装置1の金属折板3の貫通箇所aを示す図である。また図3(b)は図3(a)の線A-Aによる壁部12、21の厚さ方向の断面を示す図であり、図3(c)は、図3(a)の線B-Bによる壁部12、21の厚さ方向の断面を示す図である。
図3(b)に示すように、金属折板3の貫通箇所では、上箱20の壁部21と下箱10の壁部12の間にモヘヤ24が設けられる。モヘヤ24は、上箱20の壁部21の下面に貼り付けられる。モヘヤ24は直立した毛状繊維の変形および復元による弾性を有する弾性体であり、モヘヤ24の繊維の間には隙間が形成される。なお、下箱10の壁部12の凸部121の保護のため、当該凸部121の上面にモヘヤ24をさらに設けることも可能である。
一方、金属折板3以外の位置でも、図3(c)に示すように、上箱20の壁部21と下箱10の壁部12の間にモヘヤ24が設けられる。モヘヤ24は、上箱20の壁部21の外側部分213の下面に貼り付けられる。また上箱20の壁部21の段状に突出した内側部分212が、下箱10の壁部12の段状に窪んだ内側部分124の上に差し込まれ、上箱20の壁部21の内側部分212の下端部が、下箱10の壁部12の外側部分123の背後(内部空間側)に位置する。
上記のようにモヘヤ24を設けることにより、下箱10と上箱20を、金属折板3を挟んで密着させ、除去装置1の内部において、一定の密閉性を実現することができる。
図1に示すように、上箱20の頂部には補強材25が設けられる。補強材25は断面L字状のアングル材であり、その入隅部を上箱20の頂部の外縁に合わせて配置する。補強材25を上箱20の頂部の外周を囲むように配置することで、上箱20が補強され、破損等を防止できる。
また下箱10と上箱20の発泡スチロールには、その強度を向上させるため、ウレタンによる塗装が全面(外面および内面)に施される。これにより、除去装置1が衝撃で破損するのが防止される。また、ウレタン塗装により下箱10や上箱20の内面を滑らかにすることで、除去後の被覆材4の欠片が内面にこびりつきにくくなる。
下箱10と上箱20は、面ファスナー40により連結、固定される。面ファスナー40は下箱10と上箱20を着脱可能に連結する連結部材であり、面ファスナー40により、下箱10と上箱20の固定と固定状態の解除を容易に行うことができる。
(2.除去装置1を用いた被覆材4の除去方法)
次に、除去装置1を用いて金属折板3の被覆材4を除去する方法について説明する。この除去方法は、折板屋根の解体作業の一環として実施される。
図4(a)に示すように、折板屋根300は長尺の金属折板3を幅方向に連結して形成され、被覆材4は折板屋根300の金属折板3の下面に付着している。金属折板3の幅方向は図4(a)の左右方向に対応する。特に図示しないが、隣り合う金属折板3同士は継手部により連結され、除去装置1の上箱20の前記した壁部21には、凹部211のほか、金属折板3の継手部の形状に対応する窪み211a(図3(a)等参照)も設けられている。
本実施形態では折板屋根300上で被覆材4の除去作業を行うものとし、図4(b)に示すように、その作業箇所に、金属折板3を載置するための桁材201をまず設置する。桁材201としては、角材等を金属折板3の幅方向に架け渡して用いるが、これに限ることはない。桁材201は、金属折板3の長手方向に間隔を空けて複数配置される。金属折板3の長手方向は図4(b)の紙面法線方向に対応する。
次に、図4(c)に示すように金属折板3を折板屋根300から取り外し、その上下を反転させて桁材201の上に載置する。前記したように、被覆材4は折板屋根300の金属折板3の下面に付着しているが、金属折板3の上下を反転することにより、桁材201への載置時には、被覆材4が金属折板3の上面に設けられた状態となる。
その後、図5(a)に示すように、金属折板3と折板屋根300の間に除去装置1の下箱10を差し込み、下箱10の前記した凸部121を金属折板3の断面に噛み合わせて配置する。図5(a)の符号202は、下箱10を載置するための板材である。
そして、図5(b)に示すように、金属折板3を挟むように下箱10の上に上箱20を設置し、面ファスナー40(図1参照)により両者を連結固定する。この時、上箱20の凹部211は金属折板3の断面に噛み合うように配置される。
この後、図5(c)に示すように、前記の手袋31(図1等参照)に両手を入れ、ケレン工具等を使用して被覆材4を剥がすなどの除去作業を行う。必要に応じて、作業者が腰掛けるための専用椅子等を折板屋根300の上に設置することもできる。
この時、挿通部32、33(図1参照)に前記した真空掃除機のノズル203や噴霧器のノズル204を挿通し、必要に応じてこれらを手で操作する。モヘヤ24は繊維同士の隙間による空隙を有するので、真空掃除機により除去装置1の内部空間を負圧とする場合に、内部空間が過度に低圧となって本体2が破損等することはない。
これにより、図6に示すように、金属折板3に付着した被覆材4が帯状に除去される。この後、除去装置1を移設しつつ金属折板3の長手方向の複数箇所で被覆材4を除去し、これらの除去範囲で金属折板3を切断して短尺化し、ラッピングした後で下方に吊り降ろす。
以下、上記の手順を繰り返し実施することで、金属折板3を順次撤去し、折板屋根300の解体を行う。これにより、折板屋根300の下方での作業に影響を与えることなく、折板屋根300の解体工事ができる。解体工事を中断する場合は、除去装置1を折板屋根300に固縛し、その上をシート等で覆えばよい。
以上説明したように、本実施形態の除去装置1を用いることで、被覆材4の飛散等を防止しつつ被覆材4を金属折板3から除去するための閉じた内部空間を容易に形成でき、内部空間での被覆材4の除去作業を手袋31に手をいれて容易に行うことができる。そのため、除去作業にかかる設備(例えばセキュリティーゾーンの設置等)を必要最低限かつ簡易で軽量なものとできる。また除去装置1の本体2は上箱20と下箱10から構成され、それぞれが金属折板3の断面形状に応じた形状を有することで、グローブバッグの取り付け等に手間が掛かる、断面に凹凸を有する金属折板3であっても、閉じた内部空間を容易に形成できる。
また本実施形態では、被覆材4の除去時に使用する真空掃除機や噴霧器のノズル203、204を除去装置1の挿通部32、33に通して用いることができる。
また本実施形態では、下箱10の壁部12と上箱20の壁部21との取合部にモヘヤ24を設けることで、上箱20と下箱10を密着させ、内部空間の一定の密閉性を実現でき、内部空間からの空気の漏れを小さくできる。しかも、モヘヤ24はその空隙によりある程度の空気を通し、気密性が高くなりすぎないため、被覆材4の飛散防止のために真空掃除機で除去装置1の内部空間を吸引して負圧とする場合に、内部空間が過度に低圧となって除去装置1が損傷等するのを防止できる。なお、モヘヤ24に代えて、スポンジなど空隙を有するその他の弾性体を設けることも可能である。
また本実施形態では、面ファスナー40により下箱10と上箱20とを固定して内部空間の閉状態を維持することができ、下箱10と上箱20の固定状態を解除して除去装置1を取り外すこともできる。また面ファスナー40を用いることで、下箱10と上箱20の固定や固定状態の解除を容易に行うことができる。
しかしながら、本発明は上記の実施形態に限定されない。例えば本実施形態では、面材30としてグローブバッグの袋の一部を用いているが、これに替えて、プラスチック製の透明板を設けても良い。この場合も、前記の手袋31や挿通部32、33は面材30に同様に設けられる。
また本実施形態では、上箱20の上面の面材30に噴霧器のノズル204を通すための挿通部33を設けているが、噴霧器の操作性を良くする、抑制剤を対象箇所にまんべんなく噴霧する等の目的から、上箱20の側面に1または複数の挿通部33を設けることも可能である。これは、真空掃除機のノズル203を通すための挿通部32に関しても同様である。また、除去装置1の持ち運びや揚重のため、持ち手や吊り部などを除去装置1に設けることも可能である。また本実施形態では除去装置1の下箱10と上箱20を面ファスナー40で連結しているが、その他の連結部材を用いてもよい。
また除去装置1の下箱10や上箱20は発泡スチロールで形成されるが、下箱10や上箱20の材料がこれに限ることもない。また本実施形態の被覆材4はアスベストを含有したものであるが、RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)などその他の有害物質を含有したものであってもよい。あるいは、このような有害物質を含まない各種の被覆材4の除去にも本発明の除去装置1は適用可能である。
また本実施形態の除去装置1は、金属折板3に付着した被覆材4の除去に用いたが、その他の部材に付着した被覆材4を除去する際にも適用することが可能である。この場合も、下箱10の壁部12と上箱20の壁部21は、部材の断面形状に応じた形状とされ、その断面形状も特に限定されない。また部材の断面形状によっては、壁部12、21のうち一方のみを、部材の断面形状に応じた形状とすることも考えられる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:除去装置
2:本体
3:金属折板
4:被覆材
10:下箱
11:底部
12、21:壁部
20:上箱
24:モヘヤ
30:面材
31:手袋
32、33:挿通部
40:面ファスナー
121:凸部
203、204:ノズル
211:凹部
300:折板屋根

Claims (5)

  1. 部材に付着した被覆材を除去するための除去装置であって、
    上面が開放された下箱と、上下面が開放された上箱とにより構成される、前記下箱と前記上箱に挟んだ前記部材を内部空間に通して配置するための箱状の本体と、
    前記上箱の上面に設けられた透明の面材と、
    前記本体の外部から前記内部空間に手を入れるための手袋と、
    を有し、
    前記上箱と前記下箱の壁部の間に、空隙を有する弾性体が配置され、
    前記下箱と前記上箱の少なくとも一方において、対向する一組の壁部が、前記部材の断面形状に応じた形状を有することを特徴とする除去装置。
  2. 前記被覆材の除去時に使用するノズルを挿通するための挿通部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の除去装置。
  3. 前記弾性体はモヘヤであることを特徴とする請求項記載の除去装置。
  4. 前記上箱と前記下箱を着脱可能に連結する面ファスナーを有することを特徴とする請求項1記載の除去装置。
  5. 請求項1記載の除去装置を用いて部材に付着した被覆材を除去する除去方法であって、
    前記下箱と前記上箱により前記部材を上下に挟むことで、前記本体を貫通するように前記部材を配置する工程と、
    前記手袋に手を挿入し、前記本体の内部空間で前記被覆材の除去作業を行うことを特徴とする除去方法。
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