JPH10183895A - 防根性目地材及びドレン回り防根性シール材並びに防水施工体 - Google Patents

防根性目地材及びドレン回り防根性シール材並びに防水施工体

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JPH10183895A
JPH10183895A JP35834196A JP35834196A JPH10183895A JP H10183895 A JPH10183895 A JP H10183895A JP 35834196 A JP35834196 A JP 35834196A JP 35834196 A JP35834196 A JP 35834196A JP H10183895 A JPH10183895 A JP H10183895A
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芳信 春日
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の屋上などに施された防水施工体の目地
部やドレン回りシール部が植物の根の生長により破壊さ
れ、その機能を失い、その夫々の個所において漏水事故
を生ずる不都合を防止し、長年に亘り安定良好な目地部
及びドレン回りシール部を維持する。 【解決手段】 防根剤を少なくとも0.5重量%含有せ
しめた防根性目地材3又はドレン回り防根性シール材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の屋上など
の防水施工に用いる防根性目地材及びドレン回り防根性
シール材及びこれらを用いて構築した防水施工体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルなどの建造物の屋上などは、
防水のため、その下地面にアスファルトルーフィング、
合成樹脂シートなどの防水シートを敷設して少なくとも
防水層から成る防水施工体を構築している。また、その
防水層の上を人の歩行や機械設備の設置などを可能にす
るべく、その上面に防水層を保護するべくポリエチレン
フィルム、織布又は不織布などから成る保護シートを敷
設して保護層を施した後、その上面に目地材を格子状に
配置固定し、その格子状の目地材壁で区劃形成された多
数の囲枠内にコンクリートを打設し、押えコンクリート
層を夫々形成して成る防水施工体を構築する場合もあ
る。この場合、断熱性を付与するために、該防水層の上
面に発泡ポリスチレン板などから成る断熱板を敷設して
断熱層を設け、その上面に上記の保護層を介して押えコ
ンクリート層を上記のように形成している。この場合、
排水用の水勾配を設けるため、該押えコンクリート層の
厚さは、水上部から水下部に亘りて漸次肉薄に形成す
る。例えば、水上部では150mm程度の厚さとし、水
下部では60mm程度とする。上記の目地材の配置固定
は、建物の屋上に例をとれば、その立ち上がり部近傍で
は、立ち上がり面から60mm程度の個所に立ち上がり
部に沿って防水層又は断熱層の上面に一列に敷き並べ、
その他の一般平面部には、3m程度の間隔を存して縦横
格子状に敷き並べ、これらをモルタル、その他の固定部
材で両側から固定し、この固定した格子状の各囲枠内に
コンクリートを打設して押えコンクリート層を形成す
る。かくして、該目地材は、その伸縮性により相隣る押
えコンクリート層の目地として作用し、各押えコンクリ
ート層の温度変化や吸水、乾燥による膨脹、収縮に追随
順応し押えコンクリート層に亀裂の発生するのを防止し
ている。
【0003】従来の目地材としては、特開平5−256
016号公報、特開平8−284273号公報などに記
載されているように種々のものがあるが、大別すると、
予め工場にて成形された成形タイプの目地材と施工現場
において、押えコンクリート層間に形成された凹溝内に
注入されて固化成形される注入タイプの目地材とに分け
られる。成形タイプ目地材も種々のものがある。例え
ば、(a)発泡ポリエチレンなどの合成樹脂発泡体で成
形された目地材、(b)アスファルトにコルク粉、おが
くず、ゴム粉末、繊維屑、その他の充填材などを加え混
合して得られるアスファルトコンパウンドの両面にアス
ファルトフェルトなどを面材として付して重合結着して
成る板状に形成されたアスファルト質目地材、(c)厚
手の繊維板を抄造し、これにアスファルト粉末を吹き付
け、加熱処理などして繊維間にアスファルトを浸透させ
均一に吸着させて成るアスファルト繊維板から成る目地
板などがある。これらの成形タイプ目地材は、一般に、
広幅帯状の板状に製造されるので、使用に当たっては、
打設するコンクリート層の厚さに合わせ予め細長い板状
に裁断し、施工現場において、例えば、予め施工した防
水層保護層の上面に、所定の間隔で上記のように格子状
に配置し、その格子状の成形目地材の長手の枠壁の所々
を、例えば、両側から団子状にしたモルタルや固定用溝
枠などを使用して固定する。また、その他の配置固定方
式として、例えば、これら成形タイプの目地材を格子状
に配置固定するに当たり、該防水層保護層の上面に、断
面コ字状の長手の溝枠部材を格子状に配置固定し、その
格子状の溝枠内に、成形タイプの目地材を嵌合し、開脚
自在の一対の支持脚で該目地材をその両側から支持し、
所定の高さで固定する方式など種々の固定方式がある。
上記(a)の発泡合成樹脂製成形タイプ目地材の場合
は、その配置固定後、その頂部に合成樹脂製又は合成ゴ
ム製などの断面コ字状の長手のキャップを被冠してその
頂面を保護して使用されることが一般である。注入タイ
プ目地材は、例えば溶融アスファルト、アスファルトコ
ーチング、ウレタン及び各種変性したウレタンなどの非
成形の、即ち、不定形の各種の材料から成り、施工現場
において使用される。即ち、予め上部に木製などの目地
棒を仮止めした所定の高さを有する発泡合成樹脂板から
成る目地棒を予め施工された防水施工層面に格子状に配
置し、その両側から団子状にしたモルタルで固定し、次
でその各格子状囲枠内にコンクリートを打設し、押えコ
ンクリート層を形成し、その乾燥硬化後、上記の仮止め
した木製目地棒を取り除いてその取り除いた跡に形成さ
れる格子状の凹溝空間内に、前記の注入タイプの目地材
を注入充填し、自然固化或いは反応硬化させて伸縮性目
地を構成するように使用される。
【0004】一方、建造物の屋上などの水下部に設けら
れるドレン回りをシールするに用いられるドレン回りシ
ール材は、アスファルトなどの防水性塗布材である。そ
のドレン回りのシール施工は、次のように行われる。即
ち、屋上の一般スラブ面のルーフィングによる防水施工
に先立って、例えば、幅200mm程度のJIS A6
022に規定するストレッチルーフィングを、ドレンの
鍔とスラブ面に跨るように貼り付け、その後一般スラブ
面の防水に用いられるルーフィングと同じルーフィング
を100mm程度貼り重ね、更に、その上に施工する2
層目のルーフィング、必要に応じ、更にその上に施工す
る3層目のルーフィングは、前記ストレッチルーィング
の末端部を押える。その上からドレン回りのシール材と
して、例えば、アスファルトコーチングを塗布しドレン
回りをシールしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の目地材及びドレン回りシール材を用いて上記のように
施工して成る各種の防水施工体は、経年により、その目
地部及びドレン回りシール部の個所には植物の種子が発
育し、その生育する植物の根が該目地部及び該ドレン回
りシール部内に侵入し、亀裂などの破壊を生ぜしめ、遂
には、その下層の保護層、防水層を貫通して漏水事故を
発生することがしばしば見られた。即ち、従来の目地材
を用いた場合は、成形タイプの目地材及び注入タイプの
目地材を用い、押えコンクリート層間の目地として用い
た場合は、経年により、風や雨により運ばれて来る土
埃、砂塵などがその表面に付着し、或いはこれら目地材
と押えコンクリート層間に生ずる間隙内に溜まり、これ
に風や鳥などにより運ばれて来る植物の種子が落ち、発
芽、生育し、その生長する根が該目地材に侵入し、亀裂
を生じさせ、目地としての機能が損われ、遂には、その
下層の防水層や断熱層を貫通して防水性や断熱性が完全
に破られ、漏水事故を起こすことが認められた。キャッ
プを被冠した成形タイプの目地材の場合でも、経年によ
りキャップが目地材から位置ずれし、或いははずれ、目
地材の頂部が外気に露出したり、押えコンクリート層間
との間に間隙を生じ、その露出部や間隙内に土埃、砂塵
が付着、堆積し、前記と同様に種子の落下、発芽、生育
をもたらし、その根の生長により、上記と同様の目地と
しての機能の損失、保護層、防水層、断熱層の破壊によ
る漏水事故をもたらすことが認められた。一方、ドレン
回りシール部においても、上記と同様の不都合が認めら
れた。即ち、ドレンは、常に雨水を排水するために水下
部に設置されているので、ドレン回りシール材の塗布面
上には、経年により排水と共に運ばれて来る土砂が堆積
し、これに風や鳥により運ばれて来る種子が落ち、発
芽、生長し、その生長する根によりシール部、即ち、該
シール材塗布層を貫通してその機能を消失し、更にその
下層の防水層を破壊し、かくして、ドレン回りの防水性
が破壊され、漏水事故を生ずることが認められた。従っ
て、このような不都合を解消することが望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の不都合を解消し、その要望を満たす防根性目地材を
提供するもので、目地材に対し防根剤を少なくとも0.
5重量%含有せしめて成る。更に本発明は、上記の目的
を達成する上記とは別の新規な形式の防根性目地材を提
供するもので、成形目地材の周面に、塗布材に防根剤を
少なくとも0.5重量%含有せしめて成る防根性塗布材
から成る防根性塗布膜を被覆して成る。更に本発明は、
上記の従来の不都合を解消し、上記の目的を達成するド
レン回り防根性シール材を提供するもので、ドレン回り
シール材に防根剤を少なくとも0.5重量%含有せしめ
たことを特徴とする。更に本発明は、上記従来の不都合
を解消し、上記の要望を満足する防水施工体を提供する
もので、防水層押えコンクリート層間に介在せしめる目
地材として、上記の第1又は第2形式の防根性目地材を
用いたことを特徴とする。更に本発明は、上記と同じ目
的を達成する防水施工体を提供するもので、ドレン回り
シール材として、上記のドレン回り防根性シール材を用
いたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による防根性目地材は、上
記したように、第1形式として、従来用いられる成形タ
イプのもの及び注入タイプのものの各種のものから選ば
れた任意の目地材に少なくとも0.5重量%の防根剤を
含有せしめて成るもの及び第2形式として、従来の成形
タイプ目地材の周面に、塗布材に少なくとも5重量%の
防根剤を含有せしめて成る防根性塗布材から成る防根性
塗膜で被覆して成るものである。本発明のドレン回り防
根性シール材は、従来用いられている任意の種類のドレ
ン回りシール材に少なくとも0.5重量%の防根剤を含
有せしめたものである。防根剤の含有量は、0.5重量
%未満の場合は、後記に明らかにするように、植物の生
長する根が目地又はドレン回りシール部に侵入するのを
防止できないが、0.5重量%以上であればその侵入防
止が発揮される。しかし乍ら、5重量%以上ではその防
根効果は充分あるが、特にその効果の著しい上昇が見ら
れなくなるので、5重量%を越える使用は差支えないが
不経済である。従って、その含有量は、5重量%までに
とゞめることが好ましい。
【0008】本発明の防根性目地材につき更に詳述す
る。本発明の防根性目地材のうち、第1に、成形タイプ
目地材に含有せしめた形式のものを製造する実施例を説
明する。溶融したアスファルトを主体とし、これにコル
ク粉、おがくず、ゴム粉末、繊維屑を少量づつ加え混合
して得られるアスファルトコンパウンドに、最終の製造
される板状アスファルト目地材の100重量部に対し3
重量部に当たる防根剤を添加混練して成る混練物を、そ
の両面にアスファルトフェルトやその他の不織布又は織
布から成る面材を重合貼着して20mmの厚さに成形し
て、これを長さ1m、幅1mにカットして板状に形成さ
れた本発明の成形タイプのアスファルト質防根性目地材
を製造する。或いは、厚さ20mmに抄造した繊維シー
トに、防根剤含有アスファルトに、最終製品であるアス
ファルト繊維板の100重量部に対し3重量部に当たる
防根剤を添加して成る防根剤含有アスファルトの粉末を
吹き付け、150℃程度の熱プレスによる加熱処理など
をして繊維間に該防根剤含有目地材を浸透させ均一に吸
収付着させ、長さ1m、幅1mにカットしてアスファル
ト質繊維板に成形された本発明の成形タイプ防根性目地
材を製造する。
【0009】防根剤としては、例えば、クロロトリルプ
ロピオン酸ポリグリコールエステルを使用する。クロロ
トリルプロピオン酸ポリグリコールエステルは、水に不
溶性で蒸発することがなく効力の持続性があり、溶融し
たアスファルトなどによく溶解し、高温状態でも有効成
分が失われることはなく、200℃までは安定であり、
短時間であれば250℃まで安定している。従って、上
記のアスファルト系防根性目地材の製造に当たって、上
記の加熱処理を施されても、目地材として使用したとき
良好な防根性を発揮することができる。
【0010】上記の成形タイプ防根性目地材を使用する
には、施工現場に打設されるコンクリート層の厚さに合
わせた寸法に裁断して細長い板状に作製したものを多数
本用意し、例えば、ビルの屋上を防水施工するに当た
り、そのコンクリート下地面に施した防水シートを敷設
して成る防水層の上面に、互いにその一端を突き合わせ
ながら格子状に配置し、その格子状の成形タイプ防根性
成形目地材の格子状壁の両側面に沿い所々に団子状に施
したモルタル、或いはその他の所望の固定部材でその格
子状目地材を固定した後、その各格子状に区劃形成され
た多数の囲枠空間内にコンクリートをその目地材の上端
と同一平面となるまで打設して押えコンクリート層の敷
設層を形成して防水施工体の構築を完了する。
【0011】図1は、ビルの屋上に上記の本発明の成形
タイプ防根性目地材のうち、第1形式の防根剤含有型防
根性目地材を用いて構築した防水施工体の一部の断面図
を示す。図面でaはビルの屋上のコンクリートスラブ下
地、1はその下地面a1に貼着されたアスファルトルー
フィング、合成樹脂シートなどの敷設から成る防水層、
2は該防水層の上面に施された絶縁シートなどの敷設か
ら成る防水層保護層、3は本発明の上記の防根剤を3重
量%含有する板状アスファルト質から成る成形タイプの
防根性目地材、4は格子状に配置された該目地材を両側
から固定するモルタル、5,5は該目地材3を介して相
隣る打設成形された押えコンクリート層を示す。この防
水施工体は、その防根性目地材3の頂面に土埃が付着
し、これに落下した種子が発芽し根が生長しても、該防
根性目地材3内に根が侵入することがなく、目地として
の機能を長年に亘り維持し、従来見られた目地部の破
壊、漏水現象がなく、安定堅牢な防水施工体を維持して
いた。
【0012】図2は、成形タイプ防根性目地材として、
新規な上記第2形式の防根剤含有塗膜被覆型防根性目地
材3′を用いて構築した防水施工体の一部の断面図を示
す。この実施例では、該防根性目地材3′を該防水層保
護層2の上面に格子状に配置固定するには、予め、該防
水層保護層2上面に断面コ字状の嵌合固定用溝枠部材
4′の多数を突き合わせて並べ乍ら、縦横に格子状に配
置し、底部に予めセットされた粘着シートを介して固定
するか、両側面を団子状にしたモルタルで固定し、この
格子状に配設の溝枠部材4′の凹溝内に予め作製し用意
した多数の上記の本発明の防根性目地材3′を嵌合保護
せしめ、その頂部に断面コ字状の長手の合成樹脂製又は
合成ゴム製のキャップ6を被冠して外界から保護した。
図示の例では、従来の発泡ポリエチレンなどの長手の板
状の発泡合成樹脂製の成形タイプ目地材本体3aの周面
に、即ち、その頂面、両側面、下端面に、防根剤を3重
量%含有する防水性塗布材3bを均一に塗布し乾燥して
成形した塗膜2bを一体に被覆して成る本発明の成形タ
イプの防根性目地材3′を使用した。この防水施工体
は、経年により、上面を走行するなどの衝撃を受けるな
どで変形したり、キャップ6の位置がずれるなどによ
り、該防根性目地材3′の頂部が外気に露出し、その頂
面やその側面に土砂が付着し、種子が発芽してもその根
が該防根性塗膜3bにより目地材本体3aへの侵入は防
止され、防根性目地材3′は、長期に亘り、目地として
の機能を良好に維持していた。
【0013】上記の塗布材としては、溶融アスファル
ト、アスファルトコーチングなどの自然固化型の防水
剤、一液型及び二液型のポリウレタン、アスファルト変
性したアスファルトウレタン、アクリル変性したアクリ
ルウレタンなどの反応硬化型防水剤など、従来、注入タ
イプの目地材或いはドリン回りシール材として使用され
ているものと同じものが所望に選択して使用できる。こ
れに、防根剤を0.5〜5重量%添加混練して本発明の
防根性塗布材を調製することが好ましい。
【0014】図3は、上記の注入タイプ防根性目地材を
用いて防水施工体を構築した実施例を示す。即ち、予
め、例えば、厚さ20mm、幅15〜20mm程度の長
手の木製目地棒本体に、厚さ10mmの帯状のポリエチ
レンなどのバックアップ用合成樹脂発泡成形板を重ねて
ピンで仮止めして接続し、両者を接続した幅方向の長さ
が施工現場に打設されるコンクリート層の厚さと同じ寸
法に裁断して細長い板状に作製した目地棒を多数用意
し、コンクリートスラブaの被施工面a1に予め形成し
た防水層1と絶縁シート2の上面に接着剤を介し嵌合固
定用凹溝枠部材4′を縦横に格子状に並べて設置し、そ
の凹溝枠部材4′内に、前記の目地棒を該目地棒本体を
上になるようにして嵌合保持し、格子状に並べて配置
し、この格子状の目地棒の各囲枠空間内に夫々コンクリ
ートを打設して押えコンクリート層5,5,…を形成し
た後、上記のピンで仮止めした木製の目地棒本体を除去
する。然るときは、該目地棒の発泡合成樹脂成形板7の
上端面を底面とし、その両側の押えコンクリート5,5
上部の対向側面を内壁面とした注入タイプ目地材注入用
の凹溝8が、その押えコンクリート施工間に格子状に形
成される。而して、次でこの凹溝8内に、前記の本発明
の防根剤を3重量%含有する注入タイプの防根性目地材
3″を注入充填し、自然固化又は反応硬化することによ
り、注入タイプ目地3″が形成される。図3示のように
相隣る押えコンクリート層5,5間に本発明の防根性目
地3″が介在された防水施工体が構築される。上記の構
成において、該合成樹脂成形板7は、該防根性目地材
3″のバックアップ材として作用する。
【0015】注入タイプ目地材としては、溶融アスファ
ルト、アスファルトコーチングなどの自然固化型の目地
材、一液型及び二液型のポリウレタン、アスファルト変
性したアスファルトウレタン、アクリル変性したアクリ
ルウレタンなどの反応硬化型の目地材などから任意選択
して使用される。かゝる注入タイプの目地材の夫々に、
100重量部に対し、防根剤0.5〜5重量部を添加、
混合して本発明の注入タイプの防根性目地材が製造され
る。溶融アスファルトとしては、JIS K 2207
(石油アスファルト)に規定するブローンアスファルト
及び防水工事用アスファルト、更に、ストレートアスフ
ァルトにスチレン・ブタジエンブロック共重合ゴム、ス
チレン・イソプレンブロック共重合ゴムなどの熱可塑性
合成ゴムをブレンドして作製されるゴム化アスファルト
が挙げられる。更に詳細には、アスファルトコーチング
としては、一般にブローンアスファルトを少量の石油系
溶剤、例えばミネラルスピリット、ソルベントナフサ、
キシロールに溶解し、これにプロセス油、無機質充填材
などを加えて混合することによって得られるが、ブロー
ンアスファルトの代わりに防水工事用アスファルトを用
いたり、合成ゴムなどのエラストマーを加えて更に性能
を高めたものも挙げられる。次に、一液型及び二液型の
ポリウレタンであるが、先ず、一液型は湿気硬化型であ
り、ポリオールにイソシアネートを反応させたNCO末
端プレポリマーを主成分とし、これに充填材、可塑剤な
どを加えて成るもので、空気中の湿気水分と反応して硬
化する。一方、二液型は、通常NCO末端プレポリマー
を主剤とし、ポリオール、充填材、可塑剤などを硬化剤
として、使用直前に両者を混合して反応硬化させるもの
である。また、アスファルトウレタンは、二液型のアス
ファルト変性ウレタンであり、前記と同様に、NCO末
端プレポリマーを主剤とし、アクリルオリゴマー、充填
材、可塑剤などを硬化成分として使用直前に両者を混合
して反応硬化させるものである。
【0016】上記の成形タイプ目地材及び注入タイプの
目地材に添加される防根剤としては、目地材として溶融
アスファルトに添加する場合は、クロロトリルプロピオ
ン酸ポリグリコールエステル、その他の目地材に添加す
る場合には、クロロトリルプロピオン酸ポリグリコール
エステル又はトリフルラリン(α,α,α−トリフルオ
ル−2,6−ジニトロ−N,N−ジブロビル−パラ−ト
ルイジン)又はこの両者を併用するものが挙げられる。
トリフルラリンは、水に極めて解け難く、植物の地下茎
及び根部などに特異的に強く作用してその生長を抑制す
る。但し、高温状態では分解し易く、溶融アスファルト
などの加熱により混合する目地材には適用できない。上
記の防根剤は、製造の最終段階で目地材と混合するか、
又は二液型の目地材では、主剤、硬化剤の何れかに混合
しておいてもよいが、使用直前、主剤と硬化剤を混合す
る際に、同時に添加するようにしても差し支えない。
【0017】上記の実施例では、防水層のみを施した防
水施工体を示したが、必要に応じ、断熱性を付与せしめ
るため、該防水層の下面又は上面に、発泡ポリスチレン
板などの断熱板を敷設して断熱層を設けた防水施工体に
も、本発明の上記の防根性目地材を用い防水施工するこ
とができることは勿論である。
【0018】一方、建造物の屋上の防水施工に当たり、
ドレン回りのシール施工は、一般のコンクリートスラブ
下地面の防水施工に先立ってなされる。その1例を図4
に示す。該屋上のコンクリートスラブaの水下部に、該
スラブを貫通してドレン9を貫通しそのドレン9の鍔9
aの外周端と、その周囲のスラブ面a1とを同一平面に
設置する。ドレン回りの防水施工は、例えば、通常のア
スファルト防水では、次のように行うのが一般である。
即ち、先ず、幅200mm程度のJIS A 6022
に規定するストレッチルーフィング10を、ドレン9の
鍔9aとスラブ面a1に跨るように貼り付ける。その後
一般スラブ面a1のルーフィング1aを前記のストレッ
チルーフィング10の上面に100mm程度重ねて貼着
し、更に、その上に2層目のルーフィング1aをその末
端を前記ストレッチルーフィング10の末端に揃えて貼
り重ね、更に、必要に応じ、その上面に、3層目の一般
スラブ面のルーフィング1aをその末端を、同様に該ス
トレッチルーフィング10の末端に揃えて貼り重ねる。
次に、幅200mm程度の網状アスファルトルーフィン
グ11を、予めアスファルトコーチング100重量部に
対し防根剤3重量部を添加混合して成る本発明のドレン
回り防根性シール材12を使用して、前記の3層から成
る防水層1の末端を押えると共に、下地a1の形状にな
じむように貼着する。更にその上から、本発明の前記の
防根性シール材12を該ドレン回り全周に亘り所望の厚
さに塗布する。この塗布には、該防根性シール材12を
含ませた刷毛で該網状アスファルトコーチングの網目を
塗り潰し更にその上塗りを行うことが好ましい。尚、上
記の網状アスファルトルーフィング11を貼着するに
は、通常のアスファルトコーチングでも良く、必ずしも
防根剤を含有しないシール材でも差支えない。即ち、最
外層の表面のドレン回りシール材として本発明の防根性
シール材12をドレン回りに塗布しその塗布層12を形
成するだけで充分である。
【0019】かくして、ドレン回り防根性シール材12
を用いた上記の本発明の防水施工体において、数年を経
過しても、そのドレン回りシール部は全く異常がなかっ
た。次に、防根剤の含有量の相異による成形タイプ及び
注入タイプの目地材及びドレン回りシール材の効果につ
いて調べるため次のような比較試験を行った。成形タイプの防根剤含有目地材についての試験例1〜4 底面の大きさが2m×2mで、深さが200mmの木製
の箱を作製し、該木製の箱の中に、予め、針入度20〜
30ブローンアスファルトを主体とし、これに、ゴム粉
末、繊維屑、タルクを加えて成るアスファルトコンパウ
ンドに、そのブローンアスファルト100重量部に対し
て、クロロトリルプロピオン酸ポリグリコールエステル
から成る防根剤(バイエル社製、製品名プリベントール
B2)を、夫々別個に、0.5重量部、1重量部、3重
量部、5重量部加えて混合して夫々の防根剤含有目地材
主体を作製し、その夫々の目地材主体を層状とし、その
夫々の両面から面材としてアスファルトフェルトを重合
結着して板状に成形した長さ幅共に1mの成形板を、上
記のように防根剤の含有量を異にする4種類の厚さ20
mmの防根剤含有目地板を作製し、更に、その夫々につ
いて長さ50cm、幅150mmの寸法に裁断して細長
い板状に作製した目地板を用意し、前記木製の箱のほぼ
中央部に、前記4種類の成形タイプの目地板を、順次、
その20mm厚さの面を上下に向けて一線上に並べて立
設し、その両側面3個所を団子状にしたモルタルで固定
した。モルタルの硬化後、夫々の成形タイプの防根性目
地板の両側の空間内にコンクリートを150mmの深さ
に充填し、左右に該伸縮目地が介在したコンクリート層
を作製した。次で、この上面に、土壌を散布し20mm
程度の厚さの層を形成し、これに西洋芝ベントグラスの
種子を蒔いて発芽させ、土壌が乾燥しないように時々散
水しながら芝を生育した。2年経過後生育した芝を剥が
し、前記4種類の成形タイプの防根剤含有目地板を観察
したが、芝の根が何れの目地板にも侵入することなく全
く異状が認められなかった。かくして、防根剤を0.5
〜5重量%含有する4種類の成形タイプの目地材は、い
ずれも防根効果を有することが確認された。
【0020】比較試験例5,6 比較のため、防根剤を0.3重量部添加したこと及び防
根剤を全く添加しなかったこと以外は、全く上記試験例
1〜4と同様に試験を行った。その夫々について、2年
経過後の状況を観察したが、防根剤を全く含有しない成
形タイプのアスファルト目地材では、芝の根がその目地
板に多数本深く入り込んでいた。0.3重量部含有した
成形タイプの目地材では、芝の細根がそのアスファルト
目地板に僅かであるが侵入していた。かくして、防根剤
の含有量が0.5重量部未満の成形タイプの目地材で
は、防根効果がないことが確認された。
【0021】注入タイプの防根剤含有目地材についての
試験例7〜10 実施例1と同じ木製の箱の中に、予め、厚さが20m
m、幅が20mm、長さが2mの木製の長尺棒及び厚さ
が20mm、幅が130mm、長さが2mの架橋型ポリ
エチレン発泡板(日立化成工業社製、商品名ハイエチレ
ンS)とを、厚さの面同士をピンで仮止めして接続して
作製された板状の目地棒を、木製の箱のほぼ中央部に、
20mm厚さの面を上下に向け、且つ仮止めした木製の
長尺棒を上側にして立設し、該立設した目地棒の両側面
3個所を団子状にしたモルタルで固定した。モルタルの
硬化後、板状目地棒の両側の空間内にコンクリートを1
50mmの深さに充填してコンクリート層を作製した。
コンクリートの硬化後、ピンで仮止めしておいた木製の
長尺棒を取り除き、その除去跡に深さ20mm、幅20
mm、長さ2mの細長い凹溝を形成された。次で、注入
タイプの目地材として、トリレンジイソシアネートとポ
リオキシプロピレンポリオールとの反応生成物であるN
CO末端プレポリマーから成る主剤及びポリオキシプロ
ピレンポリオール、可塑剤、炭酸カルシウムから成る硬
化剤を用意する一方、これとは別に、この注入タイプの
目地材100重量部に対し、トリフルラリン(塩野義製
薬社製、製品名トレファノサイド)0.5重量部、1重
量部、3重量部、5重量部を夫々別個に用意しておき、
前記凹溝に注入する直前に前記の注入タイプの目地材と
各防根剤とを混合して作製した4種類の防根剤含有ウレ
タン系目地材を、夫々の幅の前記溝部に、該溝部の長さ
方向に50cm毎に順次注入充填し反応硬化させた。か
くして防根剤の含有量の異なる4種類の注入タイプの目
地材が介在した押えコンクリート施工を完了した。更
に、この上面に、20mm程度の厚さの土壌層を作製
し、西洋芝ベントグラスの種子を蒔いて発芽させ、土壌
が乾燥しないように時々散水しながら芝を生育した。2
年経過後生育した芝を剥がし、前記の防根剤の含有量の
異なる4種類の注入タイプの目地材を観察したが、芝の
根が何れの目地板にも侵入することなく全く異状が認め
られなかった。かくして、防根剤の含有量が0.5〜5
重量%含有の4種類の注入タイプの目地材は、いずれも
防根性を有することが確認された。
【0022】比較試験例11,12 比較のため、防根剤を0.3重量部添加したこと及び防
根剤を全く添加しなかったこと以外は、全く上記の試験
例7〜10と同様に試験を行った。その夫々について、
2年経過後の状況を観察したが、防根剤を全く含有しな
いウレタン系注入タイプの目地材では、芝の根がそのウ
レタン系注入タイプの目地材に多数入り込んでいた。更
に、バックアップ材として使用したポリエチレン発泡板
の中にまで侵入していた。0.3重量部含有したウレタ
ン系注入タイプの目地材では、芝の細根がそのウレタン
目地材に僅かであるが侵入していた。かくして、防根剤
の含有量が0.5重量%未満の注入タイプの目地材で
は、防根効果がないことが確認された。
【0023】防根剤含有ドレン回りシール材についての
試験例13〜16 底面の大きさが1m×1mで、深さが50mmの木製の
箱を4個作製し、その夫々の木製の箱の中に、アスファ
ルト防水シートを3枚重ねて貼り付け3層のアスファル
ト防水層を作製しドレン回りの防水層に見立てた上面
に、予め、ブローンアスファルトを主体とし、これに再
生ブチルゴム、プロセス油、炭酸カルシウム、少量の石
油系用材などを加えて成るアスファルトコーチング(日
新工業社製、商品名カスタムコーチングS)を主材と
し、そのブローンアスファルト100重量部に対し、ク
ロロトリルプロピオン酸ポリグリコールエステルから成
る防根剤プリベントールB2)を、夫々0.5重量部、
1重量部、3重量部、5重量部添加、混合して作製し、
その夫々の防根剤含有ドレン回りシール材を用意し、夫
々のドレン回りシール材を刷毛塗りで網状ルーフィング
を各箱内の前記の防水層の全面に貼り付けた。更に、網
状ルーフィングを貼り付けた上から、上記の夫々の防根
剤含有ドレン回りシール材によって目つぶし塗りを行っ
た。該ドレン回りシール材の塗布層の固化後、その上に
20mm程度の厚さの土壌層を作製し、西洋芝ベントグ
ラスの種子を蒔いて発芽させ、土壌が乾燥しない程度に
時々散水しながら芝を生育した。2年経過後生育した芝
を剥がし、該防根剤の含有量の異なる4種類のドレン回
りシール材塗布部を観察したが、芝の根が何れのシール
材にも侵入することもなく全く異状がなかった。かくし
て、防根剤を0.5〜5重量%を含有するドレン回りシ
ール材は、防根効果を有することが確認された。
【0024】比較例17,18 比較のため、防根剤を0.3重量部添加したこと及び防
根剤を全く添加しなかったこと以外は、全く上記の試験
例と同様に試験を行った。2年経過後の状況を観察した
が、防根剤を全く添加しないドレン回りシール材では、
芝の根がそのシール材塗布層に多数本侵入し、更に、そ
の下面のアスファルト防水層の中にまで侵入していた。
0.3重量部添加したシール材では、芝の細根が該ドレ
ン回りシール材塗布層に僅かであるが侵入していた。か
くして、防根剤を0.5重量%未満含有するドレン回り
シール材では、防根効果がないことが確認された。
【0025】尚、成形タイプの目地材に塗布する塗布材
の場合も、防根剤を0.5〜5重量%の範囲含有したも
のをその周面全面に塗布しその塗膜を形成すれば防根効
果があることが判った。
【0026】
【発明の効果】このように本発明によれば、建造物の屋
上などに使用される上記2つの形式の成形タイプ目地
材、注入タイプ目地材又はドレン回りシール材として、
目地材、塗布材又はドレン回りシール材に防根剤を少な
くとも0.5重量%含有せしめたときは、防根性に優れ
たものが夫々得られ、かゝる成形タイプ防根性目地材又
はドレン回り防根性シール材を用いて防水施工を行うと
きは、その押えコンクリート間の目地部及びドレン回り
シール部は、その目地部及びドレン回りシール部に堆積
した土砂に発芽、生長した植物の根の侵入を確実に防止
することができ、従来の成形タイプ目地材、注入タイプ
目地材及びドレン回りシール材を使用した場合の不都合
を防止し、該目地部及び該ドレン回りシール部における
漏水事故を防止でき、長期に亘り安定良好な防水性の優
れた信頼性の高い防水施工体を維持することができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の1例の成形タイプ防根性目地
材を用いた防水施工体の一部の断面図。
【図2】 本発明の他の実施の1例の他の形式の成形タ
イプ防根性目地材を用いた防水施工体の一部の断面図。
【図3】 本発明の更に他の実施例の注入タイプ目地材
を用いた防水施工体の一部の断面図。
【図4】 本発明の他の実施の1例のドレン回り防根性
シール材を用いた防水施工体の一部を裁断した斜面図。
【符号の説明】
1 防水層 1a ドレン回
り防水層 3 1つの形式の成形タイプ防根性目地材 3′ 他の形式の成形タイプ防根性目地材 3″ 注入タイプ目地材 5 押えコンク
リート層 8 ドレン 12 ドレン回
り防根性シール材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目地材に防根剤を少なくとも0.5重量
    %含有せしめて成ることを特徴とする防根性目地材。
  2. 【請求項2】 成形タイプの目地材の周面に、塗布材に
    防根剤を少なくとも0.5重量%含有せしめて成る防根
    性塗布材から成る防根性塗布膜を被覆して成る成形タイ
    プ防根性目地材。
  3. 【請求項3】 ドレン回りシール材に防根剤を少なくと
    も0.5重量%含有せしめたことを特徴とするドレン回
    り防根性シール材。
  4. 【請求項4】 防水層押えコンクリート層間に介在せし
    める目地材として、請求項1又は2記載の防根性目地材
    を用いたことを特徴とする防水施工体。
  5. 【請求項5】 ドレン回りシール材として、請求項3記
    載のドレン回り防根性シール材を用いたことを特徴とす
    る防水施工体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002335762A (ja) * 2001-05-23 2002-11-26 Unitika Ltd 防根資材およびそれを用いた防根容器
CN100396859C (zh) * 2007-07-19 2008-06-25 河北建设集团有限公司 一种浇注混凝土分隔缝结构及其施工方法
JP2008223298A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Tairikku Kk 排水溝成形型枠兼目地材
CN107807080A (zh) * 2017-10-12 2018-03-16 乔欢欢 一种建筑墙缝修补沥青防渗透检测装置及其检测方法
CN111379397A (zh) * 2018-12-28 2020-07-07 关雄高 一种具有防止房屋渗水和潮湿作用的装修工艺
CN112982837A (zh) * 2021-03-18 2021-06-18 广东银辉建设有限公司 屋面防水隔热保温装饰结构一体化系统

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