JP7363540B2 - 住宅 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 〔公開日〕 令和1年11月9日 〔展示場〕 イズ・ロイエ大宮北展示場(埼玉県さいたま市北区植竹町1-816-1大宮北ハウジングステージ内) 〔公開者〕 積水ハウス株式会社
本発明は、少なくとも2つの庭をリビング空間及びダイニング空間のいずれからも視認可能となっている住宅に関する。
従来より、キッチン空間とダイニング空間とが隣接して配置されており、ダイニング空間とリビング空間とが隣接して配置された間取の住宅において、キッチン空間とダイニング空間との境界に壁体を設けるとともに、キッチン空間とダイニング空間との間で料理や食器類の受け渡しや対話を行うことができるように、当該壁体に開口部を形成してキッチン空間とダイニング空間とを連通させる一方、リビング空間からキッチン空間が覗かれることを防止するために、壁体や開口部の配置や構造を工夫した発明が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1には、開口部に垂直ルーバーを複数備えており、ダイニング空間からは垂直ルーバの隙間を通してキッチン空間と料理や食器類の受け渡しや対話を行うことができ、リビング空間からは垂直ルーバによってキッチン空間に向かう視線を遮断する構成が記載されている。また、特許文献2には、キッチン空間とダイニング空間との間に形成した壁体に開口部を設けるとともに、キッチン空間に向けられるリビング空間からの視線が壁体によって遮られるように壁体をキッチン空間からの視線方向に対して斜めに平面配置する構成が記載されている。
特開2000-287769号公報 特開2002-194907号公報
ところで、リビング空間やダイニング空間の複数方向に開口部が配置されてそれぞれの開口部に面して屋外庭を形成すれば、開放感があり、庭の景色を楽しめる、居心地の良いリビング空間及びダイニング空間とすることができる。例えばリビング空間とダイニング空間とを無柱の大空間とすることで、2方向以上の開口部をリビング空間からもダイニング空間からも視認可能とした住宅も知られている。しかし、居住者の好みによっては、リビング空間とダイニング空間とを独立させたいと考える場合もあり、そのような場合にリビング空間及びダイニング空間にそれぞれ2方向以上の開口部を設けるとともに、それぞれの開口部に面するように庭を配置することは、敷地の都合等で困難な場合もある。
そこで、本発明は、独立性の高いダイニング空間及びリビング空間を配置することができ、ダイニング空間及びリビング空間それぞれの2方向以上に庭に面した開口部を設けることができる住宅を提供することを目的とする。
本発明の住宅は、第一外壁、及び前記第一外壁に直交する第二外壁によって屋外側に形成される第一入隅部と、前記第一外壁に平行な第三外壁と、前記第三外壁に直交する第四外壁によって、屋内空間を挟んで前記第一入隅部と反対側の屋外側に形成される第二入隅部と、前記第一外壁及び前記第四外壁の屋内側に形成されるリビング空間と、前記第二外壁及び前記第三外壁の屋内側に形成されるダイニング空間と、を備え、前記リビング空間と前記ダイニング空間との間に前記第一入隅部及び前記第二入隅部によって狭められた狭隘部が形成されてるものであり、前記リビング空間は前記第一外壁に形成された第一開口部を通して前記第一入隅部に面して形成された第一の庭を視認可能であるとともに、前記第四外壁に形成された第四開口部を通して前記第二入隅部に面して形成された第二の庭を視認可能であり、前記ダイニング空間は、前記第二外壁に形成された第二開口部を通して前記第一の庭を視認可能であるとともに、前記第三外壁に形成された第三開口部を通して前記第二の庭を視認可能であり、前記第四外壁に沿って、前記第四外壁と前記リビング空間との間に形成されるキッチン空間をさらに備え、前記リビング空間は前記キッチン空間及び前記第四開口部を通して前記第二の庭を視認可能であることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記キッチン空間と前記リビング空間との間に形成される壁体をさらに備え、前記壁体は、前記キッチン空間と前記リビング空間とを連通させる屋内開口部を有しており、前記リビング空間は前記屋内開口部、前記キッチン空間、及び前記第四開口部を通して前記第二の庭を視認可能であることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記屋内開口部は前記第四開口部の外周枠よりも小さく、面外方向から正投影した場合に、前記屋内開口部の全体が前記第四開口部内に重なるように配置されていることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記リビング空間は、前記第一外壁と反対側が、前記壁体に直交する間仕切壁によって仕切られており、前記間仕切壁の前記リビング空間側の面が、前記屋内開口部の一方の側縁を形成するとともに、前記キッチン空間側に突き出して形成されることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記キッチン空間は、前記第四外壁から屋内側に突出する袖壁部が形成されており、前記袖壁部は、前記間仕切壁と平行であり、且つ、前記間仕切壁を延長した位置よりも面外方向に前記リビング空間から遠い位置に形成されることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記キッチン空間は、前記第四外壁に沿ってワークトップが形成されており、前記屋内開口部の下縁は、前記ワークトップよりも高いことを特徴としている。
本発明の住宅は、前記キッチン空間は、壁体に沿って家電収納部が形成されることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記第二の庭にテラスが形成され、当該テラスの上面が前記キッチン空間及び前記ダイニング空間の床面と面一であり、且つ、同じ床材で仕上げられていることを特徴としている。
本発明の住宅は、前記第二の庭の上方に、当該第二の庭の少なくとも一部を覆う屋外天井面が形成され、前記屋外天井面が、前記キッチン空間及び前記ダイニング空間の天井面と面一であり、且つ、同じ天井材で仕上げられていることを特徴としている。
本発明の住宅は、二世帯住宅であって、前記リビング空間、前記ダイニング空間、及び前記キッチン空間は、1階に配置され親世帯が住まう親世帯領域であるとともに、2階に、第二リビング間、第二ダイニング空間、及び第二キッチン空間が無柱空間に一体的に配置され、子世帯が住まう子世帯領域が形成されることを特徴としている。
本発明の住宅によると、リビング空間とダイニング空間との間には、第一入隅部及び第二入隅部によって形成された狭められた狭隘部が設けられているので、リビング空間とダイニング空間とを互いに独立性の高い空間とすることができる。そして、リビング空間は、第一外壁にに形成された第一開口部を通して第一入隅部に面して形成された第一の庭を視認可能であるとともに、第四外壁に形成された第四開口部を通して第二入隅部に面して形成された第二の庭を視認可能であり、ダイニング空間は、第二外壁に形成された第二開口部を通して第一の庭を視認可能であるとともに、第三外壁に形成された第三開口部を通して第二の庭を視認可能であるので、独立性の高いリビング空間及びダイニング空間でありつつ、それぞれ2方向に庭に面した開口部を設けることができる。そして、第一の庭及び第二の庭の共通する2つの庭をリビング空間及びダイニング空間のいずれからも視認可能とすることで、敷地内に必要な庭の数を減らすことができ、敷地の利用効率を高めることができる。
本発明の住宅によると、キッチン空間が第四外壁に沿って形成されることで、キッチン空間から第四開口部を介して第二の庭を見ることができ、第二の庭の景色を楽しみながら料理をすることができる。また、第四外壁とリビング空間との間にキッチン空間が形成されており、リビング空間はキッチン空間及び第四開口部を通して第二の庭を視認可能であるので、キッチン空間はリビング空間に隣接する。そして、第四外壁に沿ってキッチン空間が形成されることで、第四外壁と直交する第三外壁の屋内側に形成されるダイニング空間もキッチン空間に隣接することとなる。ダイニング空間とキッチン空間との間には第三外壁及び第四外壁によって形成される第二入隅部が形成されることとなるので、ダイニング空間はキッチン空間と隣接しつつも、独立性が保たれた空間とすることができる。
本発明の住宅によると、キッチン空間とリビング空間との間に壁体が形成されることで、リビング空間からキッチン空間への視線を遮って、キッチン空間の散らかりがリビング空間から気になりにくくすることができる。そして、壁体は、キッチン空間とリビング空間とを連通させる屋内開口部を有しており、リビング空間は屋内開口部、キッチン空間、及び第四開口部を通して第二の庭を視認可能であるので、リビング空間にいる居住者とキッチン空間にいる居住者との繋がりを生むことができるとともに、リビング空間からキッチン空間を介してその際に設けられた第二の植栽などを楽しむことができる。
本発明の住宅によると、屋内開口部は第四開口部の外周枠よりも小さく、面外方向から正投影した場合に、屋内開口部の全体が第四開口部内に重なるように配置されているので、リビング空間から屋内開口部を見たときに正面に第四開口部が見えることとなるとともに、キッチン空間の例えば、棚、シンク、ワークトップなどの第四開口部以外の部分が視認されにくくなるので、リビング空間からキッチン空間の散らかりを気になりにくくすることができる。
本発明の住宅によると、リビング空間を仕切る間仕切壁が壁体に直交し、間仕切壁のリビング空間側の面が、屋内開口部の一方の側縁を形成するとともに、キッチン空間側に突き出して形成されるので、間仕切壁のリビング空間側の面は、リビング空間から屋内開口部の側縁を通してキッチン空間側まで連続して配置されることとなり、キッチン空間とリビング空間とをつながった印象とすることができる。また、間仕切壁がキッチン空間側に突き出していることによって、リビング空間側から屋内開口部を見た視線を制限することができ、キッチン空間のリビング空間側から見えてほしくない部分を隠すことができる。
本発明の住宅によると、キッチン空間には、第四外壁から屋内側に突出する袖壁部が形成されており、当該袖壁部は、間仕切壁と平行であり、且つ、前記間仕切壁を延長した位置よりも面外方向にリビング空間から遠い位置に形成されているので、袖壁部の奥に例えば冷蔵庫を配置し、リビング空間からの視線を袖壁部で遮って、冷蔵庫を視認不能とすることができ、キッチン空間の生活感をリビング空間の視線から隠すことができる。
本発明の住宅によると、キッチン空間は、第四外壁に沿ってワークトップが形成されており、屋内開口部の下縁は、ワークトップよりも高いので、リビング空間から屋内開口部を通してキッチン空間を見た場合に、キッチン空間のワークトップが見えにくく、キッチン空間の散らかりがリビング空間から気になりにくくすることができる。
本発明の住宅によると、キッチン空間は、壁体に沿って家電収納部が形成されるので、キッチンで使用する家電は壁体に沿って配置されることとなり、リビング空間からは壁体に隠されてキッチン家電が見えにくいので、キッチン空間の生活感を隠すことができる。
本発明の住宅によると、第二の庭にテラスが形成され、当該テラスの上面がキッチン空間及び前記ダイニング空間の床面と面一であり、且つ、同じ床材で仕上げられているので、キッチン空間、第二の庭、及びダイニング空間が一体感のある空間と認識されることとなり、独立した空間でありつつ適度なつながりのある空間とすることができる。
本発明の住宅によると、第二の庭の上方に、当該第二の庭の少なくとも一部を覆う屋外天井面が形成され、この屋外天井面が、キッチン空間及びダイニング空間の天井面と面一であり、且つ、同じ天井材で仕上げられているので、キッチン空間、第二の庭、及びダイニング空間がより一体感のある空間と認識されることとなり、独立した空間でありつつ適度なつながりのある空間とすることができる。
本発明の住宅によると、住宅は二世帯住宅であり、1階に独立性の高いリビング空間、ダイニング空間、及びキッチン空間が親世帯領域として配置されているので、ある程度独立性の高い間取りが好まれる親世帯にとって居心地の良い空間とすることができ、また、来客の際にもキッチン空間の生活感を隠すことができる。また、2階に第二リビング間、第二ダイニング空間、及び第二キッチン空間が無柱空間に一体的に配置されており、子世帯領域とされているので、家族のつながりを感じることができる居心地の良い空間とすることができる。
住宅1階の間取りを示す水平断面図。 図1のリビング空間、キッチン空間、及びダイニング空間を拡大した図。 リビング空間、キッチン空間、及び第二の庭の構成を説明する鉛直断面図。 壁体の構成を説明する一部省略鉛直断面図。 キッチン空間の構成を説明する図2の一部拡大図。 キッチン空間の各部の高さを説明する図3の一部拡大図。 ダイニング空間及び第二の庭の構成を説明する鉛直断面図。 住宅2階の間取りを示す水平断面図。
以下、本発明の住宅1の実施形態について、各図を参照しつつ説明する。本実施形態の住宅1は2階建ての戸建住宅である。住宅1は、2階建てに限定されるものではなく、3階建以上であってもよい。本実施形態の住宅1は、2世帯住宅であって、1階が主として親世帯が住まう親世帯領域となっており、2階が主として子世帯が住まう子世帯領域となっている。
住宅1の1階は、図1に示すように、全体として東西方向に長い矩形に形成されており、南側の外壁及び西側の外壁の一部が窪んで形成されている。住宅1は、南東の角に玄関土間10aと玄関ホール10bからなる玄関10が形成されており、玄関10の北側に土間収納10c及び納戸11を挟んで和室12が設けられている。玄関ホール10bの西側には玄関10とリビング空間3とを繋ぐ出入口31が形成されている。
玄関10の西側に形成されるリビング空間3は、リビング空間3の西側にはキッチン空間4が形成されている。また、リビング空間3の北側には2階に繋がる階段13が設けられており、階段13に北側にリビング空間3からアクセス可能に書斎14及びウォークスルークローゼット15が形成されている。書斎14はリビング空間3とウォークスルークローゼット15に繋がっており、ウォークスルークローゼット15は書斎14の西側に配置され、その東側が洗面室16に繋がっている。洗面室16はキッチン空間4の北側に配置され、キッチン空間4とウォークスルークローゼット15に繋がっている。リビング空間3、書斎14、ウォークスルークローゼット15、洗面室16、及びキッチン空間4は、回遊動線を形成している。洗面室16の西側には浴室17が設けられている。また、ダイニング空間5は、住宅1の南西角に形成されており、キッチン空間4の南端が接続されている。キッチン空間4の西側の外壁は、浴室17及びダイニング空間5よりも東側にセットバックして形成されており、リビング空間3の南側の外壁は、ダイニング空間5及び玄関10よりも北側にセットバックして形成されている。
リビング空間3の南側には、図2に示すように、第一外壁20が形成されており、第一外壁20には第一開口部24が形成されている。第一開口部24は、4連の掃き出し窓である。また、ダイニング空間5の東側には第二外壁21が形成されており、第二外壁21は第一外壁20に直交するように配置されて、第一外壁20及び第二外壁21によってその屋外側に第一入隅部28が形成されている。第二外壁21には第二開口部25が形成されており、第二開口部25は2連の掃き出し窓である。第一入隅部28には、植栽が設けられる第一の庭6が面している。したがって、リビング空間3から見ると、第一開口部24を介して第一の庭6が視認可能であり、ダイニング空間5から見ると、第二開口部25を介して第一の庭6が視認可能となっている。
また、ダイニング空間5の北側には、第三外壁22が形成されており、第三外壁22には第三開口部26が形成されている。第三外壁22は第一外壁20に対して平行である。第三開口部26は、第二の庭7に出入り可能な掃き出し窓である。また、キッチン空間4の西側には第四外壁23が形成されており、第四外壁23は第三外壁22に直交するように配置されている。第三外壁22及び第四外壁23によってその屋外側には第二入隅部29が形成されている。第四外壁23には第四開口部27が形成されており、第四開口部27は、第四外壁23に沿って屋内側に形成されたシステムキッチンの上に配置される嵌め殺しの腰窓である。第二入隅部29には、植栽が設けられる第二の庭7が面している。第二の庭7は、ダイニング空間5から第三開口部26を介して視認可能であるとともに、キッチン空間4から第四開口部27を介して視認可能となっている。なお、リビング空間3はキッチン空間4に隣接して配置されているので、リビング空間3からもキッチン空間4及び第四開口部27を介して、第二の庭7が視認可能となる。
このように、リビング空間3は、第一の庭6を視認可能であるとともに、第二の庭7を視認可能であり、ダイニング空間5は、第一の庭6を視認可能であるとともに、第二の庭7を視認可能であるので、独立性の高いリビング空間3及びダイニング空間5でありつつ、それぞれ2方向に庭に面した開口部を設けることができ、第一の庭6及び第二の庭7の共通する2つの庭をリビング空間3及びダイニング空間5のいずれからも視認可能とすることで、敷地内に必要な庭の数を減らすことができ、敷地の利用効率を高めることができる。
第一入隅部28及び第二入隅部29は、屋内空間を挟んで互いに反対側に形成されており、第一入隅部28及び第二入隅部29によって屋内空間が狭められた狭隘部18が形成されている。狭隘部18は、リビング空間3からキッチン空間4を通ってダイニング空間5に至る動線上に形成されており、この狭隘部18によってリビング空間3とダイニング空間5とが互いに独立した空間と認識されやすい。
リビング空間3は、当該リビング空間3の北側に形成された階段13との境界に間仕切壁31が形成されている。間仕切壁31は、リビング空間3を挟んで第一外壁20と平行に形成されている。リビング空間3には間仕切壁31に沿って、複数人が座る長ソファ32が配置されており、長ソファ32に座った人から見て正面には第一開口部24が形成され、右側にはキッチン空間4が形成されている。また、リビング空間3には、例えば、ソファテーブル33、テレビ台34、一人用ソファ35などが配置されている。
リビング空間3とキッチン空間4との境界には壁体8が形成されている。壁体8は、図3及び図4に示すように、キッチン空間4とリビング空間3とを連通させる屋内開口部80を有している。屋内開口部80は、第四外壁23に形成された第四開口部27の外周枠よりも小さく形成されており、面外方向から正投影した場合に、屋内開口部80の全体が第四開口部27内に重なるように配置されている。屋内開口部80がこのように配置されることで、リビング空間3から屋内開口部80を見たときに正面に第四開口部27が見えることとなるとともに、キッチン空間4の例えば、棚、シンク40、ワークトップ43などの第四開口部27以外の部分が視認されにくくなるので、リビング空間3からキッチン空間4の散らかりを気になりにくくすることができ、リビング空間3からキッチン空間4の生活感が見えにくくすることができる。壁体8は、本実施形態においては、リビング空間3とキッチン空間4との境界における天井近傍に当該天井に平行に架設される架設材81と、架設材81と床面の間に立設される壁本体82とから形成されている。
キッチン空間4とリビング空間3との間に壁体8が形成されることで、リビング空間3からキッチン空間4への視線を遮って、キッチン空間4の散らかりがリビング空間3から気になりにくくすることができる。そして、壁体8が屋内開口部80を有しているので、リビング空間3にいる居住者とキッチン空間4にいる居住者との繋がりを生むことができるとともに、リビング空間3からキッチン空間4を介してその先に設けられた第二の庭7の植栽などを楽しむことができる。。
壁体8は、間仕切壁31と直交しており、壁本体82の間仕切壁31に突き合わされる端部が上端から所定の高さαまで切りかかれることで、壁本体82を正面から見た場合にL字状となっており、壁本体82のL型の端縁と、間仕切壁31のリビング空間3側の面と、架設材81の下面とによって、屋内開口部80は形成されている。間仕切壁31は、リビング空間3側の面が屋内開口部80の側縁を形成するとともに、キッチン空間4側に突き出して形成されている。
このように、リビング空間3を仕切る間仕切壁31のリビング空間3側の面が、屋内開口部80の一方の側縁を形成するとともに、キッチン空間4側に突き出して形成されるので、間仕切壁31のリビング空間3側の面は、リビング空間3から屋内開口部80の側縁を通してキッチン空間4側まで連続して配置されることとなり、キッチン空間4とリビング空間3とをつながった印象とすることができる。特に、図1に示すように、玄関10からリビング空間3に向かう出入口31を入った位置から見ると、間仕切壁31がキッチン空間4にまで連続していることで、キッチン空間4とリビング空間3との繋がりを感じ、リビング空間3をより広い空間であるように感じることができる。また、間仕切壁31がキッチン空間4側に突き出していることによって、リビング空間3側から屋内開口部80を見た視線の一部を制限することができ、キッチン空間4のリビング空間3側から見えてほしくない部分を隠すことができる。
キッチン空間4は、図5及び図6に示すように、第四外壁23の屋内側面に沿って、シンク40、コンロ41、及び作業スペース42が形成されたワークトップ43を有するシステムキッチンが配置されている。ワークトップ43の高さβは屋内開口部80の下縁の高さαよりも低く形成されている。これによってワークトップ43の上に置かれた食材、食器、及び調理器具がリビング空間3から屋内開口部80を通して見えにくく、キッチン空間4の生活感をリビング空間3にいる人から隠すことができる。また、キッチン空間4は、壁体8に沿って調理家電を載置可能な棚状に形成された家電収納部44が形成されている。壁体8に沿って家電収納部44が形成されることで、キッチン空間4で使用する家電は壁体8に沿って配置されることとなり、リビング空間3からは壁体8に隠されてキッチン家電が見えにくいので、キッチン空間4の生活感を隠すことができる。
リビング空間3からキッチン空間4に延びる間仕切壁31は、キッチン空間4の家電収納部44の突端の位置まで延びており、キッチン空間4における間仕切壁31の北側にはパントリー45が形成されている。また、キッチン空間4の第四外壁23に沿って、システムキッチンの北側には、パントリー45に対面するように冷蔵庫置き場46が形成されている。冷蔵庫置き場46の両側には、第四外壁23から屋内側に突出する2つの袖壁部47が形成されている。袖壁部47は、間仕切壁31と平行であり、且つ、間仕切壁31を延長した位置よりも、間仕切壁31の面外方向にリビング空間3から遠い位置に形成されている。間仕切壁31のリビング空間3側の面は、壁体8に形成された屋内開口部80の一方の側縁を形成しているので、袖壁部47が間仕切壁31の面外方向にリビング空間3から遠い位置に形成されていることで、袖壁部47は、屋内開口部80の正面から外れた位置となり、リビング空間3から屋内開口部80を通してキッチン空間4を見た場合に、冷蔵庫置き場46が袖壁部47によって隠されることとなり、リビング空間3側からキッチン空間4の生活感を隠すことができる。
第一の庭6は、図示しないが下面が砕石と、コンクリート打ちの玄関アプローチと、植栽が植えられた地面と、で形成されており、植栽は1階及び2階から視認可能な高さであることが好ましい。
また、第二の庭7は、図2及び図3に示すように、第四外壁23寄りの一部分が植栽が植えられる地面が露出した植栽部70となっており、他の部分がタイルが貼り付けられたテラス71となっている。テラス71は上面72が例えば化粧タイルの床材で仕上げられている。また、第二の庭7は、植栽部70の上が上空に吹き抜ける露天となっており、テラス71の上方に2階高さのバルコニー90が形成されている。また、図7に示すように、ダイニング空間5の上側の2階は、屋内空間が第二の庭7に向かって突き出すオーバーハング部91が形成されており、テラス71の第三外壁22に沿った一部はその上方がオーバーハング部91となっている。そして、バルコニー90の下面及びオーバーハング部91の下面は互いに面一であり、テラス71の上方を覆う屋外天井面73となっている。屋外天井面73は、例えば木製の天井材が貼り付けられて形成されている。なお、屋外天井面73はバルコニー90の下面、オーバーハング部91の下面に限られるものではなく、2階の床高さから屋外側に突出する軒の軒裏面であってもよい。テラス71の床材及び屋外天井面73の天井材の材質は上述のものに限定されるものではなく、屋外に設けられる床材及び天井材としての耐久性を有する種々の材料を用いることができる。
テラス71の上面72は、図3及び図7に示すように、キッチン空間4の床面48及びダイニングの床面51と同じ床高さで面一に形成されており、キッチン空間4及びダイニング空間5の床面48,51はテラス71の上面72と同じ床材が貼り付けられて仕上げられている。また、屋外天井面73は、キッチン空間4及びダイニング空間5の天井面49,52と面一に形成されており、キッチン空間4及びダイニング空間5の天井面49,52は屋外天井面73と同じ天井材が貼り付けられて仕上げられている。
このように第二の庭7のテラス71の上面72がキッチン空間4及びダイニング空間5の床面48,51と面一であり、且つ、同じ床材で仕上げられていること、及び屋外天井面73が、キッチン空間4及びダイニング空間5の天井面49,52と面一であり、且つ、同じ天井材で仕上げられていることによって、キッチン空間4、第二の庭7、及びダイニング空間5が一体感のある空間と認識されることとなり、独立した空間でありつつ適度なつながりのある空間とすることができる。
住宅1の2階は、前述のように子世帯が住まう子世帯領域となっている。図8に示すように、南東の角には、第一子供部屋92が形成され、第一子供部屋92の北側に主寝室93が形成されている。また、主寝室93の北側には第二子供部屋94が設けられている。第二子供部屋94の西側には子世帯用の第二ウォークスルークローゼット95が形成され、第二ウォークスルークローゼット95の西側には家事室96が形成されている。家事室96は南側に設けられたシャワー室97に出入り可能となっている。家事室96の西側は掃き出し窓を挟んでバルコニー90が形成されている。バルコニー90は、1階の浴室17及び第二の庭7の上方に設けられるものであり、第二の庭7の植栽部70の部分が切りかかれて1階から伸びる植栽を視認可能となっている。
第二ウォークスルークローゼット95の南側には、1階と接続される階段13が形成されており、階段13の南側には、大空間の無柱空間100が形成されている。無柱空間100は、第二リビング空間101、第二ダイニング空間102、及び第二キッチン空間103が、一体的に配置された空間であり、子世帯のそれぞれの家族が、一体的な空間で適度なつながりを保ちつつ、思い思いの時間を過ごすことができる空間である。無柱空間100の西側である住宅1の南西角には、フリースペース104が形成されている。
以上のように、本実施形態の住宅1が二世帯住宅で、1階が独立性の高いリビング空間3、ダイニング空間5、及びキッチン空間4として親世帯が住まう親世帯領域とされることで、ある程度独立性の高い間取りが好まれる親世帯にとって居心地の良い空間とすることができ、また、来客の際にもキッチン空間4の生活感を隠すことができる。そして、2階の子世帯領域が、第二リビング空間101、第二ダイニング空間102、及び第二キッチン空間103が一体的に配置さえれた無柱空間100とされることで、家族のつながりを感じつつ個人がそれぞれに寛ぐことができる子世帯にとって居心地の良い空間とすることができる。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る住宅1は、屋外に設けられた庭の景色を楽しみつつ生活することができる2世帯住宅として好適である。
1 住宅
3 リビング空間
4 キッチンン空間
5 ダイニング空間
6 第一の庭
7 第二の庭
8 壁体
18 狭隘部
20 第一外壁
21 第二外壁
22 第三外壁
23 第四外壁
24 第一開口部
25 第二開口部
26 第三開口部
27 第四開口部
28 第一入隅部
29 第二入隅部
31 間仕切壁
44 家電収納部
47 袖壁部
100 無柱空間

Claims (10)

  1. 第一外壁、及び前記第一外壁に直交する第二外壁によって屋外側に形成される第一入隅部と、
    前記第一外壁に平行な第三外壁と、前記第三外壁に直交する第四外壁によって、屋内空間を挟んで前記第一入隅部と反対側の屋外側に形成される第二入隅部と、
    前記第一外壁及び前記第四外壁の屋内側に形成されるリビング空間と、
    前記第二外壁及び前記第三外壁の屋内側に形成されるダイニング空間と、
    を備え、
    前記リビング空間と前記ダイニング空間との間に前記第一入隅部及び前記第二入隅部によって狭められた狭隘部が形成されてるものであり、
    前記リビング空間は前記第一外壁に形成された第一開口部を通して前記第一入隅部に面して形成された第一の庭を視認可能であるとともに、前記第四外壁に形成された第四開口部を通して前記第二入隅部に面して形成された第二の庭を視認可能であり、
    前記ダイニング空間は、前記第二外壁に形成された第二開口部を通して前記第一の庭を視認可能であるとともに、前記第三外壁に形成された第三開口部を通して前記第二の庭を視認可能であり、
    前記第四外壁に沿って、前記第四外壁と前記リビング空間との間に形成されるキッチン空間をさらに備え、
    前記リビング空間は前記キッチン空間及び前記第四開口部を通して前記第二の庭を視認可能であることを特徴とする住宅。
  2. 前記キッチン空間と前記リビング空間との間に形成される壁体をさらに備え、
    前記壁体は、前記キッチン空間と前記リビング空間とを連通させる屋内開口部を有しており、
    前記リビング空間は前記屋内開口部、前記キッチン空間、及び前記第四開口部を通して前記第二の庭を視認可能であることを特徴とする請求項1に記載の住宅。
  3. 前記屋内開口部は前記第四開口部の外周枠よりも小さく、面外方向から正投影した場合に、前記屋内開口部の全体が前記第四開口部内に重なるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の住宅。
  4. 前記リビング空間は、前記第一外壁と反対側が、前記壁体に直交する間仕切壁によって仕切られており、
    前記間仕切壁の前記リビング空間側の面が、前記屋内開口部の一方の側縁を形成するとともに、前記キッチン空間側に突き出して形成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の住宅。
  5. 前記キッチン空間は、前記第四外壁から屋内側に突出する袖壁部が形成されており、
    前記袖壁部は、前記間仕切壁と平行であり、且つ、前記間仕切壁を延長した位置よりも面外方向に前記リビング空間から遠い位置に形成されることを特徴とする請求項4に記載の住宅。
  6. 前記キッチン空間は、前記第四外壁に沿ってワークトップが形成されており、
    前記屋内開口部の下縁は、前記ワークトップよりも高いことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の住宅。
  7. 前記キッチン空間は、壁体に沿って家電収納部が形成されることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の住宅。
  8. 前記第二の庭にテラスが形成され、当該テラスの上面が前記キッチン空間及び前記ダイニング空間の床面と面一であり、且つ、同じ床材で仕上げられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の住宅。
  9. 前記第二の庭の上方に、当該第二の庭の少なくとも一部を覆う屋外天井面が形成され、前記屋外天井面が、前記キッチン空間及び前記ダイニング空間の天井面と面一であり、且つ、同じ天井材で仕上げられていることを特徴とする請求項8に記載の住宅。
  10. 二世帯住宅であって、
    前記リビング空間、前記ダイニング空間、及び前記キッチン空間は、1階に配置され親世帯が住まう親世帯領域であるとともに、
    2階に、第二リビング間、第二ダイニング空間、及び第二キッチン空間が無柱空間に一体的に配置され、子世帯が住まう子世帯領域が形成されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の住宅。
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