JP7362303B2 - 制御装置、制御装置を含む情報表示システム、その制御方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

制御装置、制御装置を含む情報表示システム、その制御方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Description

競技中の競技者に対して情報を提示するための制御装置、制御装置を含む情報表示システム、その制御方法、プログラム、記憶媒体に関する。
陸上競技、自転車競技、および水泳競技において、競技者は練習時の自己の記録を確認することにより、フォーム等の改善点を洗い出して、よりよい記録を狙って練習を行う。陸上競技や自転車競技等で走っている最中に、自己の現在の記録を参照することができれば、競技中に改善点を見出すことが可能となり、より効率的な練習が可能となる。
特許文献1に記載された競技用ペースメーカー装置は、水泳競技に用いられるものであって、プールの底部に施設したLEDを用いて、競技者の現在のタイムが目標、ベスト、平均のそれぞれのタイムから早いか遅いかを示す。
特開2017-80355号公報
トラックやフィールドのような競技を行う面(競技面)を競技者が接触して移動する競技において、特許文献1のような競技用ペースメーカー装置を施設すると、競技の妨げになってしまうことが懸念される。
上述の課題に鑑みて、本発明は、競技者の競技の妨げになることを抑制しつつ、競技者の現在の記録の状態を示すことを可能とする制御装置、制御装置を含む情報表示システム、その制御方法、プログラム、記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、競技場に設置された投影装置を制御する制御装置であって、前記競技場で一人で行うタイムアタック競技中の競技者の自己の記録に関する第一情報を示す画像を前記投影装置によって前記競技者が競技を行っている面上の所定の投影領域に投影するように、前記投影装置を制御する制御手段と、前記競技場における前記競技者の位置を検知する検知装置と通信する通信手段とを有し、前記記録は、前記競技者が前記競技場のスタート地点を通過したことに応じて前記検知装置から出力され、前記通信手段を介して受信した前記競技者の前記競技場を一周するタイムであり、前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れているか否かを、前記検知装置から前記通信手段を介して受信した前記競技者の位置から判定し、前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れている場合の前記画像の表示形態と、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合の前記画像の表示形態を異ならせるように前記投影装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、競技者の競技の妨げになることを抑制しつつ、競技者の現在の記録の状態を示すことを可能とする制御装置、制御装置を含む情報表示システム、その制御方法、プログラム、記憶媒体を提供することが可能となる。
情報表示システムと、情報表示システムが設置された競技場の構成を示す構成図である。 情報表示システムの構成を示す構成図である。 投影領域に表示する画像のレイアウトを決定するためのGUIを示す模式図である。 投影領域に表示された画像の例と、競技者から見た投影画像を示す第一の模式図である。 投影領域に表示された画像の例と、競技者から見た投影画像を示す第二の模式図である。 制御装置が実行する情報表示制御フローを示すフローチャートである。 情報表示制御フローで投影領域に投影される画像と、競技者が視認する画像とを示す模式図である。 アスペクト比を変更した文字を含む画像と競技者視点で当該画像を見た図を示す模式図である。
<実施例1>
本実施例では、自転車競技に用いられる競技場に設置された情報表示システムについて説明する。本実施例において、競技場で行われる自転車競技は、トラック20に設けられたスタート地点として、トラック20を競技者が周回し、所定の周回数(ラップ数)を終える時間を競う競技、いわゆるタイムアタック競技(個人パーシュート)であるとする。なお、タイムアタック競技は例示であって、他の競技種目であってもよい。
図1は、本実施例にかかる情報表示システム10と、情報表示システム10が設置された競技場の構成を示す構成図である。競技場は、自転車が滑走するトラック20を有する。トラック20は、競技者が接触および移動して競技を行う競技面である。トラック(コース)20は、一周400mのコースであって、センターラインに沿ってホームスタート(Home Start, H.S.)と、バックスタート(Back Start, B.S.)とが設けられる。本実施例では、H.S.をスタート地点およびゴール地点とする。なお、トラック20のコースにおいて、前方は、競技者の進行方向を意味するとする。また、後方は、競技者の進行方向と逆の方向を意味するとする。
競技場に設置された情報表示システム10は、プロジェクタ11、センサ12、制御装置13、およびハブ14を有する。プロジェクタ11は、トラック20において自転車が滑走可能な面上の投影領域Raに画像を投影する投影装置である。投影領域Raは、スタート地点よりも前方(競技者の進行方向)に設けられる。センサ12は、トラック20の検知領域を自転車が通過したことを検知する検知装置であって、トラック20のあらかじめ設定された位置に複数設けられる。
制御装置13は、センサ12から取得した検知結果に基づいてプロジェクタ11が投影する画像を制御する装置である。制御装置13は、トラック20の投影領域Raに、競技中の競技者に関する情報(個別情報)、および、目標としてあらかじめ設定された当該競技に関する情報(目標情報)の少なくともいずれかを表示する。目標情報は、例えば、当該競技の世界記録に関する情報、当該競技の国内記録に関する情報、当該競技における競技中の競技者の有する記録に関する情報、および当該競技者に対して設定された目標記録に関する情報のいずれかを含むとする。また、個別情報は、競技中に検出されたラップ数、ラップタイム、トータルタイム、およびそれらの目標とする記録に対する差分を含む。
投影領域Raをトラック20において自転車が滑走可能な面に設けることによって、競技中の競技者が情報を確認するためにコース外に視線を移す必要がない。したがって、競技中の競技者に有用な情報を提示するとともに、競技者の競技に対する集中を乱すことを抑制することが可能となる。
図2は、情報表示システム10の構成を示す構成図である。プロジェクタ11は、制御装置13から取得した画像データに基づいて投影領域Raに画像を投影する投影装置である。プロジェクタ11は、投影部111、制御部112、システムメモリ113、一時メモリ114、および通信インターフェース(通信I/F)115を備える。
投影部111は、光源、光源から発せられた光を変調する変調パネル、変調された光を投影領域Raに投射する光学系、およびそれらを制御するための制御回路を含む。投影部111は、制御部112の指令に基づいて動作する。
制御部112は、プロジェクタ11の動作を制御する。制御部112は、Central Processing Unit(CPU)であり、いわゆる演算装置(プロセッサ)である。制御部112は、システムメモリ113および一時メモリ114からプログラムおよびパラメータを読み出して実行することによって、プロジェクタ11の動作を制御する。なお、制御部112は、1つのプロセッサであるとして説明するが、複数のプロセッサで構成されてもよいし、制御部112が実行する機能の一部もしくはすべてを実行する1以上の電子回路で構成されてもよい。また、制御部112は、1以上のプロセッサ、および1以上の電子回路の組み合わせで構成されてもよい。
システムメモリ113は、プロジェクタ11の基本的な動作を制御するために制御部112のプロセッサが実行するプログラムやパラメータを格納する不揮発性の記憶媒体である。
一時メモリ113は、プロジェクタ11の動作を制御するために制御部112のプロセッサが実行するプログラムやパラメータを格納する不揮発性の記憶媒体である。一時メモリ113は、制御装置13から取得した画像データや、当該画像データを制御部112が処理した画像データを一時的に格納する。また、プロジェクタ11が制御装置13から記録に関するデータを取得して、制御部112が画像データを生成する場合、処理中に用いるデータが一時メモリ113に格納される。
通信I/F114は、制御装置13と通信する通信インターフェースであり、CPU114の指示に応じて制御装置13と信号の送受信を行う。例えば、通信I/F114は、HDMI(登録商標)規格に準拠した方式で信号を送受信可能なコネクタと信号処理回路を含む。なお、制御装置13との通信は、他の通信方式、または通信規格に準拠するものであってもよい。例えば、通信I/F114はDisplay Port(登録商標)規格に準拠した方式で制御装置13と通信を行ってもよい。
センサ12は、トラック20の検知領域を競技者が通過することを検知する検知装置である。センサ12aの検知領域は、スタート地点(H.S.)に対して、おおよそ1/4周分だけ、後方(競技者の進行方向と逆方向)の位置に設けられる。センサ12bの検知領域は、スタート地点(H.S.)よりも後方、かつセンサ12aの検知領域よりも前方に設けられる。センサ12cの検知領域は、スタート地点(H.S.)を含むように設けられる。センサ12cは、競技者がトラック20を一周するタイム(ラップタイム)を計測する計測装置でもある。
センサ12は、ハブ14に検出結果を示す信号を出力する。ハブ14は、制御装置13の通信I/Fにセンサ12から出力された検知結果を示す信号を出力する。
センサ12、制御装置13、およびハブ14の間の通信はEthernet(登録商標)規格に準拠した通信方式で、有線ケーブルを介して行われる。なお、無線で通信が行われてもよい。
制御装置13は、制御部131、システムメモリ132、一時メモリ133、通信I/F134、および通信I/F135を備える。
制御部131は、制御装置13の動作を制御する。制御部112は、Central Processing Unit(CPU)であり、いわゆる演算装置(プロセッサ)である。制御部112は、システムメモリ113および一時メモリ114からプログラムおよびパラメータを読み出して実行することによって、制御装置13の動作を制御する。なお、制御部131は、1つのプロセッサであるとして説明するが、複数のプロセッサで構成されてもよいし、制御部131が実行する機能の一部もしくはすべてを実行する1以上の電子回路で構成されてもよい。また、制御部131は、1以上のプロセッサ、および1以上の電子回路の組み合わせで構成されてもよい。制御部131は、後述するように、プロジェクタ11に画像データを送信して、プロジェクタ11に画像を投影領域Raに投影させる。したがって、制御部131は、プロジェクタ11の動作を制御するともいえる。
システムメモリ132は、制御装置13の基本的な動作を制御するために制御部131のプロセッサが実行するプログラムやパラメータを格納する不揮発性の記憶媒体である。
一時メモリ133は、制御装置13の動作を制御するために制御部131のプロセッサが実行するプログラムやパラメータを格納する不揮発性の記憶媒体である。一時メモリ133は、センサ12から取得した検知結果を示すデータや、プロジェクタ11に送信するための画像データを一時的に格納する。
通信I/F134は、プロジェクタ11の通信I/F114と通信を行い、プロジェクタ11と通信する通信インターフェースであり、制御部131の指示に応じてプロジェクタ11と信号の送受信を行う。本実施例では、通信I/F134は、HDMI(登録商標)に準拠した方式で信号を送受信可能なコネクタと信号処理回路を含むとする。通信I/F134の通信方式は、プロジェクタ11の通信I/F114の処理可能な方式であればよい。
通信I/F135は、ハブ14を介してセンサ12と通信する通信インターフェースである。通信I/F135は、ハブ14を介さずセンサ12と直接通信を行うことも可能である。通信I/F135は、Ethernet(登録商標)規格に準拠した通信方式で、センサ12と通信を行うこととする。なお、通信方式は、他の方式を用いることも可能である。
受付部136は、ユーザ(管理者)が入力する情報を受け付ける。ユーザが入力する情報は、後述するように、投影する情報を設定するための情報や表示の開始もしくは停止を指示するための情報である。
次に、情報表示システム、特に制御装置13が実行する情報表示処理についての説明を行う。制御装置13の制御部131は、投影領域Raに競技中の競技者に関する個別情報および目標としてあらかじめ設定された当該競技に関する目標情報の少なくともいずれかを表示する。
はじめに情報表示システムを管理する管理者が、投影領域Raに表示する情報の種類を設定する。図3は、投影領域Raに表示する画像のレイアウトを決定するためのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)300を示す模式図である。GUI300は、プロジェクタ11によって投影領域Raに投影されてもよいし、他の表示装置に表示されていてもよい。本実施例では、制御装置13と無線LANで通信しているタブレット型端末にGUI300が表示されるとする。管理者は、タブレット型端末を操作することによって、受付部136に投影する情報の種類を設定する。
GUI300は複数のタブ301を有する。タブ301は、それぞれ投影領域Raに投影する画像のレイアウトを設定するための設定画面に対応する。つまり、タブ301の数だけ、レイアウトを変更した画像を設定することが可能となる。図3のタブ301aは、投影画像1のレイアウトを設定する設定画面である。また、タブ301bは、投影画像2のレイアウトを設定する設定画面である。タブ301cは、投影画像3のレイアウトを設定する設定画面である。タブ301の追加は、GUI300に含まれるタブ追加アイコン302をクリックすることで実行される。前面に表示されるタブ301の移動は、タブ変更アイコン303をクリックすることで実行される。図3は、タブ301aで設定可能な投影画像Im1のレイアウトを設定する画面である。
設定画面は、プレビュー領域304、競技選択画面305、目標情報選択画面306、個別情報選択画面307、表示フォント設定画面310、設定適用ボタン311、メニューボタン312、および表示方向変更ボタン313を有する。
プレビュー領域304は、設定された条件に基づいて生成された投影画像1の例を示す領域である。投影画像1の例としているのは、例えば、個別情報として、測定中のラップタイムを示す場合、競技中に取得されたデータに基づく数値を用いて画像データを生成するためである。プレビュー領域304に示される画像は、後述するように、ユーザによって設定された表示項目や表示形態に応じて決定される。図3に示した例では、領域Rbに世界記録(公式記録)を示す情報が表示され、領域Rcに競技中の競技者の個人記録(Current time)を示す情報が表示される。また、図3に示した例では、領域Rdに、世界記録に対する競技中の個人記録の差分が表示され、領域Reに競技中のラップ(周回数)が表示される。
競技選択画面305は、競技の種類を選択するためのGUIである。競技選択画面のプルダウンアイコンをクリックしたことに応じて、あらかじめシステムメモリ113に格納されている複数の競技の種類を示すリストが表示される。ユーザは、リストから情報表示を行う競技の種類を設定する。図3の競技選択画面305は、個人パーシュートの1つである男子エリート(距離4km、スタンディングスタート)が選択されていることを示す。
目標情報選択画面306は、選択された競技における公式記録、過去の個人記録(Personal Record)、および目標として設定された目標記録(Target Record)のうち、投影領域Raに表示する情報を選択するためのGUIである。選択可能な公式記録は、世界記録(World Record)、および国内記録(National Record)を含む。また、公式記録として、特定の競技会で記録された記録を含んでいてもよい。各記録を示すバーに含まれるプルダウンアイコンをクリックすると、各記録におけるラップ毎のタイム(ラップタイム)を示すか、トータルタイムを示すかを選択することが可能となる。ラップは、トラック20のコースの1周分を示す。ラップタイムは、トラック20のコースの1周分の滑走にかかった時間を示す。
目標情報選択画面306の各項目のうち、ユーザが投影領域Raに表示したい項目のチェックボックス308にチェックを入れることによって、表示対象の項目であると設定される。また、チェックボックス308の右側のラジオボタン309は、優先度を設定するためのボタンである。ラジオボタン309が有効な状態は、対応する項目の表示の優先度が高いことを意味する。優先度は、後述する競技者の投影領域Raに対する位置に応じて、表示形態を制御する場合に用いられる。図3に示した例では、世界記録のトータルタイムが表示対象として設定されている。さらに、世界記録のトータルタイムの優先度は低く設定されている。
個別情報選択画面307は、競技中の情報のうち、投影領域Raに表示する情報を選択するためのGUIである。選択可能な競技者の記録(個別記録)は、競技中に計測されたラップ毎のラップタイム、スタートから表示するまでの経過時間(トータルタイム)、および周回中のラップを示すラップカウントを含む。なお、選択可能な個別記録は、実施する競技の種類に応じて他の種類の記録を選択することも可能である。図3に示した例では、競技者のトータルタイムと現在のラップタイムが表示対象として選択され、設定されている。また、表示対象として設定された項目(表示項目)は、ラジオボタン309によって、優先度が高く設定されている。
表示フォント設定画面310は、投影領域Raに表示する情報のフォントの表示形態を設定するためのGUIである。表示フォント設定画面310は、フォントの種類、フォントの色、およびフォントの大きさをそれぞれ設定可能なGUIを含む。フォントの設定は、選択されたすべての表示対象の項目に対して共通に設定してもよいし、表示対象の項目ごとに設定してもよい。本実施例では、プレビュー領域304において各表示項目の情報が表示された領域のいずれかをユーザが選択し、選択された領域ごとにフォントの表示形態を設定可能であるとする。
設定適用ボタン311は、GUI300の各設定画面に対する入力を、プレビュー領域304に表示される画像に適用するためのGUIである。また、設定適用ボタン311が押下されたことに応じて、制御部131は、設定中の画像1に対する表示項目や表示形態の設定をメモリに格納する。
メニューボタン312は、後述する全体設定メニュー画面に移行するためのGUIである。
表示方向変更ボタン313は、上下左右の各方向をそれぞれ指定可能な十字キーを模したGUIである。ユーザが選択した表示項目に対応する領域の表示位置を移動させるためのGUIである。なお、表示方向変更ボタン313を用いずにプレビュー領域304に対するドラッグアンドドロップ操作で領域の位置を調整することも可能である。
レイアウト回転ボタン314は、プレビュー領域304の表示方向を変更するためのGUIである。プロジェクタ11がトラック20の進行方向と投影領域の短手方向が一致するように設置される場合、図3に示すようなプレビュー領域304を見て、競技中の競技者が見る画像を確認することができる。一方で、プロジェクタ11がトラック20の進行方向と投影領域の長手方向が一致するように設置される場合、図3に示すようなプレビュー領域304では、競技中の競技者が見る画像に対して90度回転してしまう。競技者が見る画像をより正確に確認するため、レイアウト回転ボタン314を押下したことに応じて、プレビュー領域304を90度回転させることができる。
差分表示設定ボタン315は、投影領域Raに表示する画像に、表示項目として選択された公式記録と、競技中の個別記録との差分(Gap)を含めるか否かを設定するためのGUIである。図3に示した例では、差分表示が有効となっている。
制御部131は、GUI300を用いた設定によって、投影領域Raに表示する画像に含まれる表示項目や表示形態を決定する。
次に、競技中における投影領域Raへの情報表示処理について説明する。図4は、投影領域Raに表示された画像をみた競技中の競技者の視野を示す模式図である。
図4(a)は、投影領域Raに投影する画像の模式図であって、図3のGUI300を用いて設定された画像1に対応する。図4(a)は、投影領域Raに投影する画像1を、投影領域Raの直上から見た図であるともいえる。図4(b)は、画像1を投影した投影領域Raを含むトラック20を、図1の地点Aにいる競技者から見た図である。また、図4(c)は、画像1を投影した投影領域Raを含むトラック20を、図1の地点Bにいる競技者から見た図である。図4(b)、(c)に示すように、トラック20上に競技に関する情報をオンタイムで投影することによって、競技中の競技者が顔の向きを変えて情報を確認する必要がなくなる。したがって、競技中の競技者の負担を増加させずに、オンタイムで得られる情報に基づいて競技中にフォームやペースの修正を効率的に行うことが可能となる。
一方で、一律の表示形態の画像を投影領域Raに投影する場合に、課題が発生する。図4(a)に示した画像1を表示している状態において、地点Bにいる競技者は表示された情報を認識できる(図4(c))が、より遠方の地点Aにいる競技者は投影される文字が小さく、また、進行方向に対して文字が縮んでいるように見える。したがって、地点Aの競技者は、正確な情報を把握しづらい(図4(b))。これは、競技面に投影された文字に対する競技者の距離によって生じる視覚効果に起因する。
地点Aにいる競技者からの視認性を向上させるために、表示するフォントサイズを大きくし、かつアスペクト比を変更した画像2を投影領域Raに投影するとする。図5(a)は、画像2を示す模式図である。図5(a)は、投影領域Raに投影する画像2を、投影領域Raの直上から見た図であるともいえる。画像2は、表示項目として、個別情報(トータルタイムとラップタイム)のみを含み、表示する文字の大きさを画像1よりも大きくしたものである。また、文字のアスペクト比は、競技者の進行方向に伸長するように変形される。
図5(b)は、画像2を投影領域Raに投影した場合、図1の地点Aにいる競技者の視野を示した模式図である。また、図5(c)は、画像2を投影領域Raに投影した場合、図1の地点Bにいる競技者の視野を示した模式図である。図5(b)に示すように、画像2を投影することにより、投影領域Raから遠方の地点Aの競技者が、表示されている情報を容易に確認することが可能となる。しかし、図5(c)に示すように、投影領域Raに近い地点Bの競技者は、投影領域Raに表示される情報が大きすぎて視野から一部が外れてしまう恐れがある。
本実施例の情報表示システム、および制御装置13は、このような課題に鑑みて、投影領域Raと競技者との位置関係に応じて、投影領域Raに投影される情報の表示形態を制御する。
図6は、投影領域Raと競技者との位置関係に応じて、投影領域Raに投影される情報の表示形態を制御する制御装置13の情報表示制御フローを示すフローチャートである。情報表示制御フローは、少なくとも競技者がトラック20上での競技を開始するまでにフローが開始される。
S601で、制御部131は、あらかじめ設定された投影領域Raに表示される画像1の表示項目、および表示形態を示す情報を取得する。これらの情報は、あらかじめGUI300を用いたユーザによる設定によって、メモリに格納されているとする。なお、これらの情報は、あらかじめ製造者によってメモリ登録されたプリセット情報であってもよい。ここでは、図3に示したGUI300で設定された表示項目、および表示形態を示す情報を制御部131が取得するとする。
S602で、制御部131は、競技者がセンサ12aの検知領域を通過したか否かを判定する。センサ12aは、検知領域を競技者が通過したことを検知可能なセンサであって、検知結果を制御装置13に出力する。競技者がセンサ12aの検知領域を通過していない場合、処理はS602に戻り、センサ12aの検知領域への競技者の通過を待つ。競技者がセンサ12aの検知領域を通過した場合、処理はS603に進む。
S603で、制御部131は、投影領域Raに画像1aを投影するようにプロジェクタ11を制御する。制御部131は、プロジェクタ11が画像を投影するための投影画像データを生成して、プロジェクタ11に出力する。
図7は、プロジェクタ11が投影領域Raに投影する画像と、競技者が視認する画像とをそれぞれ示す模式図である。図7(a)は、画像1aを示す模式図である。画像1aは、投影領域Raから遠い位置に存在する競技者からの視認性を優先するための画像である。画像1aでは、あらかじめ設定された表示項目に対する優先度が高い表示項目が表示される。図3のGUI300で示したように、表示項目のうち、個別情報のトータルタイムとラップとの優先度が高く設定され、目標情報の世界記録のトータルタイムの優先度が低く設定されている。したがって、画像1aでは、個別情報のトータルタイムとラップとが表示され、世界記録のトータルタイムは表示されない。
また、画像1aでは、後述する投影領域Raから近い位置に競技者が存在する場合に表示される画像におけるフォントサイズよりも大きいフォントサイズで情報が表示される。さらに、投影領域Raから遠い位置の競技者の視認性を向上するため、フォントのアスペクト比を競技者の進行方向に伸長するように変形する。
図7(b)は、投影領域Raに投影された画像1aを、地点Aの競技者が確認したときの視野を示す模式図である。投影領域Raから遠い位置の競技者は、拡大表示された個別情報を、容易に認識することが可能となる。
画像1aが表示された状態で、処理はS604に進む。S604で、制御部131は、競技者がセンサ12bの検知領域を通過したか否かを判定する。センサ12bは、検知領域を競技者が通過したことを検知可能なセンサであって、検知結果を制御装置13に出力する。競技者がセンサ12bの検知領域を通過していない場合、処理はS604に戻り、センサ12bの検知領域への競技者の通過を待つ。競技者がセンサ12bの検知領域を通過した場合、処理はS605に進む。
S605で、制御部131は、投影領域Raに画像1bを投影するようにプロジェクタ11を制御する。制御部131は、プロジェクタ11が画像1bを投影するための投影画像データを生成して、プロジェクタ11に出力する。
図7(c)は、画像1bを示す模式図である。画像1bは、投影領域Raに近い位置に存在する競技者に対する視認性を優先するための画像である。画像1bは、あらかじめ設定された表示項目をすべて含む画像である。図3のGUI300に示すように表示項目が設定された場合、個別情報のトータルタイムとラップと、目標情報の世界記録のトータルタイムとが画像1bに含まれる。また、画像1bは、画像1aよりもフォントサイズが小さい。画像1bに表示されるフォントは、画像1aのように、競技者の進行方向への伸長処理がなされない。つまり、画像1bは、フォントサイズ、フォントの伸長度合い(変形量)、および表示項目の数を含む表示形態が画像1aと異なる画像である。
図7(d)は、投影領域Raに投影された画像1bを、地点Bの競技者が確認したときの視野を示す模式図である。投影領域Raから近い地点Bの競技者は、個別情報として自己の現在の競技時間(経過時間、トータルタイム)と、目標情報として世界記録のトータルタイムとを、容易に確認することが可能となる。したがって、自己の現在の状況が、世界記録に対してどの程度の位置づけなのかを把握することが可能となる。例えば、個別情報として、計測中のラップタイムを表示し、目標情報として世界記録における周回中のラップに対応するラップタイムを表示してもよい。
画像1bが表示された状態で、処理はS606に進む。S606で、制御部131は、センサ12cの検知領域を競技者が通過したか否かを判定する。センサ12cは、検知領域を競技者が通過したことを検知可能なセンサであって、検知結果を制御装置13に出力する。センサ12cの検知領域は、スタート地点を含む。競技者がセンサ12cの検知領域を通過していない場合、処理はS606に戻り、センサ12cの検知領域への競技者の通過を待つ。競技者がセンサ12cの検知領域を通過した場合、処理はS607に進む。
S607で、制御部131は、タイマーのカウントを開始する。S608で、制御部131は、タイマーのカウントが所定期間を経過したか否かを判定する。タイマーのカウントが所定期間を経過していない場合、制御部131は、画像1bの投影を継続するようにプロジェクタ11に投影画像データの出力を継続する。また、タイマーのカウントが所定期間を経過した場合、S609で、画像1bに投影を停止する。所定期間は、スタート地点を通過した競技者が投影領域Raを通過すると予想される期間に基づいて決定されているとする。なお、所定期間を、スタート地点を通過した競技者が投影領域Raに侵入するまでの期間よりも短く設定してもよい。それによって、投影領域Raを通過する競技者にプロジェクタ11から出力される光が照射されることを抑制し、競技者がちらつきを覚えることを抑制することが可能となる。
S609の処理ののち、S610の終了指示がない場合は、処理はS602に戻り、周回ごとに情報表示が実行される。S610で終了指示が入力されたことを検出した場合、情報表示制御フローが終了する。終了指示は、ユーザが明示的に制御装置13に対して入力するものであってもよいし、所定の周回数の滑走を終えたことに応じて、制御部131が発行してもよい。
上述の情報表示制御フローによれば、投影領域Raに対して投影領域Raの情報を確認する対象の競技者が所定の距離以上離れている場合と、そうでない場合とで、投影領域Raに表示される情報の表示形態が異なる。これにより、情報表示システム、および制御装置13は、投影領域Raに対する競技者の位置に応じて、競技者が視認しやすい情報を提供することが可能となる。ここで、所定の距離は、投影領域Raとセンサ12bの検知領域との間の距離である。
上述の例では、制御部131が表示形態に対する制御として、表示されるフォントのサイズおよび形状を異ならせることを示したが、制御部131は、投影領域Raに表示される画像の他の表示形態を制御するものであってもよい。トラック20上に表示される文字は、競技者から遠方にあるほど、上側(進行方向側)が窄んで見える場合がある。このような視覚的な影響を低減するため、制御部131は、投影領域Raと競技者との距離が所定の距離以上離れている場合、そうでない場合よりも投影領域Raの上側の領域の文字の横幅を拡大するようにフォントの形状を制御してもよい。これにより、トラック20上の競技者から投影領域Raに投影された画像を見た場合に、通常の形状の文字として認識しやすくなる。
図8は、文字の上部の幅を広げるように文字を変形した画像と当該画像を投影した投影領域Raを競技者が視認した場合の模式図を示す。図8(a)は、文字の上部の幅を広げるように文字を変形した画像を示す。2行で並んだ「23456」の文字列において、上側の文字列の上部を横方向に拡大する。言い換えれば、文字列全体を台形に開いた形状にするともいえる。このように編集した画像が投影された投影領域Raを、投影領域Raに対して後方から見た場合、図8(b)に示すように見える。上述したように、面に投影された画像を斜め方向から見た場合、遠い側が狭まって見える視覚効果が発生する。図8(a)の画像を投影することにより、台形状に開いた部分と視覚効果により狭まる影響とが打ち消しあい、変形の度合いが小さい文字として認識される。
また、制御部131は、投影領域Raと競技者との距離に応じて投影領域Raに表示される画像の輝度を変更してもよい。言い換えれば、制御部131は、プロジェクタ11から出力される光の輝度を変更してもよい。投影領域Raと競技者との距離が所定の距離以上である場合、投影領域Raで反射した光が競技者に到達するまでに輝度が低下する。一方で、投影領域Raと競技者との距離が所定の距離以上である場合、プロジェクタ11から出力される光の輝度が高いと、競技者が眩しさを感じてしまい、競技への集中を妨げる可能性がある。したがって、制御部131は、投影領域Raと競技者との距離が所定の距離より短い場合に、そうでない場合よりも投影領域Raに表示される画像の輝度を低くするようにプロジェクタ11を制御する。制御部131は、プロジェクタ11に出力する画像データの階調値を低減してもよいし、プロジェクタ11に最大輝度の設定値を低減させるための指示を送信するものであってもよい。これにより、投影領域Raに競技者が近づいても競技者の目に入射する光量を抑制することが可能となる。したがって、投影領域Raへの画像投影による競技への影響を抑制することが可能となる。
また、上述の例では、投影領域Raの表示形態の制御は、センサ12bの検知領域の前後で表示形態を異ならせた。表示形態のとりうるパターンを3つ以上とし、2つ以上のセンサ12の検出結果に応じて、表示形態を異ならせることも可能である。
投影領域Raに対する競技者の相対位置に応じて連続的に(線形に)制御してもよい。この場合、センサ12として、競技者がトラック20内のどの位置に存在するかを把握可能な検知装置を用いる。センサ12から出力された競技者の位置に応じて、制御部131は投影領域Raに投影する画像の表示形態を制御する。具体的には、制御部131は、投影領域Raと競技者との距離が長いほど、投影領域Raに含まれる文字のフォントサイズを大きくする。なお、投影領域Raと競技者との距離に応じて連続的に制御される表示形態は、フォントサイズに限らず、フォントの伸長の程度や輝度であってもよい。
なお、本実施例では、自転車競技のうち、トラック20を所定の数だけ周回した際のタイムを競うタイムアタック(個人パーシュート)を例に示したが、これに限らない。他の自転車競技でも、本実施例の情報システムおよび制御装置13を利用することが可能である。また、自転車競技でなく、自動二輪車を用いた競技や陸上競技等でも本実施例の情報システムおよび制御装置13を利用することが可能である。すなわち、トラック20やフィールドで、競技者が競技を行う種々の競技であれば、本実施例の情報システムおよび制御装置13を利用することが可能である。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 情報表示システム
11 プロジェクタ
12 センサ
13 制御装置
131 制御部
20 トラック

Claims (11)

  1. 競技場に設置された投影装置を制御する制御装置であって、前記競技場で一人で行うタイムアタック競技中の競技者の自己の記録に関する第一情報を示す画像を前記投影装置によって前記競技者が競技を行っている面上の所定の投影領域に投影するように、前記投影装置を制御する制御手段と、
    前記競技場における前記競技者の位置を検知する検知装置と通信する通信手段とを有し、
    前記記録は、前記競技者が前記競技場のスタート地点を通過したことに応じて前記検知装置から出力され、前記通信手段を介して受信した前記競技者の前記競技場を一周するタイムであり、
    前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れているか否かを、前記検知装置から前記通信手段を介して受信した前記競技者の位置から判定し、
    前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れている場合の前記画像の表示形態と、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合の前記画像の表示形態を異ならせるように前記投影装置を制御する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記投影領域から所定の距離以上離れている場合、前記制御手段は前記画像に含まれる文字の大きさを、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合よりも大きくするように、前記投影装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記投影領域から所定の距離以上離れている場合、前記制御手段は前記投影装置によって投影される前記画像の輝度が、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合よりも高くなるように、前記投影装置を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記投影領域に対する前記競技者の位置に応じて前記画像に含まれる文字のアスペクト比を所定のアスペクト比から変形させるものであって、
    前記投影領域から所定の距離以上離れている場合、前記制御手段は前記画像に含まれる文字のアスペクト比の前記所定のアスペクト比からの変形量が、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合よりも大きくなるように、前記投影装置を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第一情報は、前記競技者が競技中の競技時間を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第一情報は、前記競技者が前記競技場に設定されたコースを周回した回数を示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記画像は、あらかじめ設定された目標記録に関する第二情報を示すことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記第二情報は、前記競技者が競技中の競技の公式記録を示す情報であることを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 競技場の競技面の投影領域に画像を投影する投影装置と、
    前記投影装置を制御する制御装置と、
    前記競技場における競技者の位置を検知する検知装置と、
    を備え、
    前記検知装置は、前記競技者の前記競技場を一周するタイムと前記競技者の位置と検知し、
    前記制御装置は、
    前記競技場で一人で行うタイムアタック競技中の競技者の自己の記録に関する第一情報を示す画像を前記投影装置によって前記競技者が競技を行っている面上の所定の投影領域に投影するように、前記投影装置を制御する制御手段と、前記検知装置と通信する通信手段とを有し、
    前記通信手段は、前記競技者の前記競技場を一周するタイムと前記競技者の位置とを前記検知装置から受信し、
    前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れているか否かを、前記検知装置から前記通信手段を介して受信した前記競技者の位置から判定し、
    前記制御手段は、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れている場合の前記画像の表示形態と、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合の前記画像の表示形態を異ならせるように前記投影装置を制御する
    ことを特徴とする情報表示システム。
  10. 競技場に設置された投影装置の制御方法であって、前記競技場で一人で行うタイムアタック競技中の競技者の自己の記録に関する第一情報を示す画像を前記投影装置によって前記競技者が競技を行っている面上の所定の投影領域に投影するように、前記投影装置を制御する制御工程と、
    前記競技場における前記競技者の位置を検知する検知装置と通信する通信工程とを有し、
    前記記録は、前記競技者が前記競技場のスタート地点を通過したことに応じて前記検知装置から出力され、前記通信工程で受信した前記競技者の前記競技場を一周するタイムであり、
    前記制御工程では、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れているか否かを、前記検知装置から前記通信工程で受信した前記競技者の位置から判定し、
    前記制御工程では、前記競技者が前記投影領域から所定の距離以上離れている場合の前記画像の表示形態と、前記競技者が前記投影領域から前記所定の距離よりも近い場合の前記画像の表示形態を異ならせるように前記投影装置を制御する
    ことを特徴とする制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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