JP7361651B2 - クローラ、車両 - Google Patents
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Description
(車両の構成)
以下、本開示の第一実施形態に係る車両100、及びクローラ2について、図1から図3を参照して説明する。車両100は、主として不整地を移動することを目的として用いられる輸送機械である。図1に示すように、車両100は、車体1と、クローラ2と、を備えている。
これら起動輪11、誘導輪12、下部転輪13A、及び上部転輪13Bには、無限軌道としてのクローラ2が外側から囲むようにして巻回されている。より具体的には、クローラ2は、起動輪11から上部転輪13Bを経て誘導輪12に向かって延びるとともに、誘導輪12から下部転輪13Aを経て起動輪11まで延びている。以降の説明では、このクローラ2の延びる方向を「巻回方向」と呼ぶ。
次いで、車両100、及びクローラ2の動作について説明する。車両100を移動させるためには、まずエンジンによって起動輪11を回転駆動する。起動輪11の爪がクローラ2に係合した状態で当該起動輪11を回転させることによって当該クローラ2に駆動力を与えられる。これにより、クローラ2は、巻回方向におけるいずれか一方側に向かって転動する。これにより、車両100には推進力が与えられる。
次に、本開示の第二実施形態について、図4から図6を参照して説明する。なお、上記の第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図4及び図5に示すように、本実施形態では、連結部4bの構成が上記第一実施形態とは異なっている。連結部4bは、一端側の芯金24(第一芯金24A)と他端側の芯金24(第二芯金24B)とを連結するコネクタ41と、ピン42と、ブッシュ43と、を有している。
続いて、本開示の第三実施形態について、図7を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。同図に示すように、本実施形態では、連結部4cの構成が上記各実施形態とは異なっている。連結部4cは、クローラ2の巻回方向における一端側に設けられた芯金24(一対の下部芯金24D)と、他端側に設けられた芯金24(一対の上部芯金24C)とによって、スチールコード21を厚さ方向から挟持することによって形成されている。より具体的には、一端側のスチールコード21(下部スチールコード21A)と他端側のスチールコード21(上部スチールコード21B)とは、巻回方向における端部同士が互いに重なった状態で芯金24によって挟持されている。なお、上部芯金24Cと下部芯金24Dは図示しないボルトによって互いに結合されている。
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、上記の各実施形態では、芯金24が一対の芯金分割体24Pを有する例について説明した。しかしながら、芯金24の態様は上記に限定されず、設計や仕様に応じて芯金分割体24Pを3つ以上有する構成を採ることも可能である。具体的には、上記の第二実施形態で説明した連結部4bの構成を採る場合には、ピン42の径を確保するために芯金24の板厚を過度に小さくできないという制約があることから、芯金分割体24Pの個数を2つとすることが望ましい。一方で、第一実施形態で説明した連結部4、及び第三実施形態で説明した連結部4cの構成を採る場合には、上記のような制約が生じないことから、芯金分割体24Pを3つ以上とし、これら芯金分割体24Pごとの板厚や面積をさらに小さくすることが可能である。
各実施形態に記載のクローラ2、及び車両100は、例えば以下のように把握される。
1 車体
1A 車体上部
1B 車体下部
2 クローラ
2G ガイド
3 ゴム部
4,4b,4c 連結部
11 起動輪
12 誘導輪
13A 下部転輪
13B 上部転輪
13R 溝
21 スチールコード
22 カシメ部
23 プレート
23h 挿通孔
24 芯金
24P 芯金分割体
25 チャック部
25c 爪部
25s 収容溝
41 コネクタ
42 ピン
43 ブッシュ
Ac 回動軸
Hp ピン孔
S1 ピン係合面
S2 ピン孔係合面
Claims (3)
- 車体の幅方向両側にそれぞれ設けられた複数の車輪に巻回され、該巻回方向に転動するクローラであって、
前記巻回方向に延びるとともに、前記幅方向に複数配列されるスチールコードと、
前記スチールコードの端部に設けられ、前記幅方向に広がる芯金と、
前記スチールコード、及び前記芯金を覆うゴム部と、
前記巻回方向に隣り合う一対の前記芯金同士を連結する連結部と、
を備え、
前記芯金は、前記幅方向に配列された複数の芯金分割体を有し、
前記スチールコードの端部が挿通される筒状のカシメ部と、
前記スチールコードが挿通される複数の挿通孔が形成され、前記幅方向に延びる板状のプレートと、
をさらに有し、
前記巻回方向における一端側の前記芯金と、他端側の前記芯金とが厚さ方向から互いに重ねられて前記カシメ部、及び前記プレートを挟持することで前記連結部を形成しているクローラ。 - 前記車輪の前記幅方向における中央部に、径方向内側に向かって凹むとともに周方向に延びる溝が形成され、
前記複数の芯金分割体は、前記溝を挟んで前記幅方向に配列されている請求項1に記載のクローラ。 - 前記車体と、
前記車輪に巻回された請求項1又は2に記載のクローラと、
を備え、
前記車輪は、起動輪、誘導輪、及び転輪を含み、
前記クローラは、前記起動輪によって前記巻回方向に転動する車両。
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