JPH04118387A - ゴムクローラ - Google Patents

ゴムクローラ

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JPH04118387A
JPH04118387A JP23863490A JP23863490A JPH04118387A JP H04118387 A JPH04118387 A JP H04118387A JP 23863490 A JP23863490 A JP 23863490A JP 23863490 A JP23863490 A JP 23863490A JP H04118387 A JPH04118387 A JP H04118387A
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valley
rubber crawler
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lug
protrusions
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Hiroshi Gomyo
後明 廣志
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、車両のスプロケットとアイドラとの間に掛け
回され、スプロケットの回転によって恥動されるゴムク
ローラに関する。
B、従来の技術 第4図はこの種のゴムクローラを油圧ショベルに装着し
た場合の一例を示す図である。
第4図において、油圧ショベルを構成するトラックフレ
ーム1の一端側にはスプロケット2が、他端側にはアイ
ドラ3がそれぞれ設けられ、これらのスプロケット2と
アイドラ3との間にゴムクローラ10が掛け回される。
第5図および第6図に示すように、ゴムクローラ10の
外周面側には、接地面P1を有するラグlla、llb
が周方向に沿って複数形成され、これらのラグlla、
11bによってスリップの防止を図っている。ここで、
第4図の4および5はトラックフレーム1の上下に設け
られた上転輪および下転輪である。
第7図(a)はゴムクローラ10の内周面を示す平面図
、(b)、(c)はそのb−b線およびc−c線断面図
である。ゴムクローラ10の内部には、一対の突起部1
2a、12bを有する芯金12が周方向に沿って複数環
め込まれ、突起部12a、12bが内周面から突出され
る。突起部12a、12bの間の部分は上記スプロケッ
ト2と噛合する噛合部12cとされるとともに、突起部
12a、12bの上面は転動面P2とされ、この転動面
P2上を上記上転輪4および下転輪5が転動することに
なる。
芯金12は、第7図(b)に示すように外周面のラグl
la、llbと1対1で対応しており、互いに隣接する
芯金12の突起部間の谷間■2(角度θ)と、隣接する
ラグ間の谷間V1とが対向している。なお13は、各芯
金12の間に設けられた泥はけ用の孔、14は、補強用
のピアノ線であり、ゴムクローラ10の全周に渡って複
数本埋設されている。
第8図はゴムクローラ10のアイドラ3への巻付部分を
示している。上述したように互いに隣接する突起部12
aおよび12b間は角度θの谷間v2とされているので
1巻付部分ではその隣接する突起部12aおよび12b
同志がそれぞれ接触し、これにより突起部12a’、1
2bの転動面P2がアイドラ3の外周面と接触する。
そして隣接する突起部同志の接触により、上記谷間V2
の角度0に応した量だけ外周面側のラグ11aおよびl
lb間の谷間v1が引き伸ばされる。つまり、谷間v1
と■2とが対向しているので、ラグlla、llbその
ものではなく谷間■1の部分が伸びるのである。
また第9図は、ゴムクローラ]Oのスプロケット2への
巻付部分を示している。図示の如く、芯金12の噛合部
12cは、スプロケット2の噛合部2aと1個おきに噛
合っており、スプロケット2の回転によりゴムクローラ
10が訃動される。
ここで、この巻付部分においても、上述したアイドラ3
への巻付部分と同様に、互いに隣接する突起部12aお
よび12bがそれぞれ接触し、これによりラグllaお
よびllbの谷間■1が引き伸ばさ九る。
しかしながら、このような構成のゴムクローラ10では
、上記突起部12a、12bの転動面P2上を上転@4
および下転輪5が転動する際、第10図に示すように突
起部間の谷間v2通過時に転輪4,5がbだけ上下に変
化するため、乗り心地が悪いという問題がある。この上
下移動量は、谷間v2の角度θが大きいほど大きくなり
、乗り心地がより悪くなる。
そこで、この乗り心地を改善したゴムクローラとして第
11図および第12図に示すようなものが知られている
上述したゴムクローラ10は、ラグlla、11bと芯
金12とが1対1で対応していたが、このゴムクローラ
20は、芯金22間のピッチを小さくしてその個数を上
述の2倍としたものである。
このように芯金22、すなわち突起部22a、22bを
増加したことにより、第12図に示すように、互いに隣
接する突起部22aおよび22b間の谷間■2の角度θ
を上述の1/2としてもアイドラ3またはスプロケット
2への巻付けが可能となり、谷間v2における上転輸4
および下転輪5の上下変動を上述よりも小さくすること
ができ、その分乗り心地をよくすることができる。
ここで、このように芯金22間のピッチが小さいものを
ショートピッチと呼び、これに対して上述したように芯
金22間のピッチが大きく芯金12とラグlla、ll
bとが1対1で対応するものを普通ピッチと呼ぶ。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のショートピッチのものでは、第1
2図に示すように突起部間の谷間v2が1個おきにラグ
21a、21bの中央部分と対向する(普通ピッチのも
のは谷間■2は全て谷間V1と対向する)。このため、
アイドラ3への巻付部分では、隣接する突起部22bが
接触することによってラグ21a、21bにも図示矢印
方向の伸び力が作用することになる(普通ピッチの場合
はラグの谷間の部分にのみ伸び力が発生する)。
このラグ21a、21bの接地面P1は、路面と直接接
触するため無数の亀裂が発生しており、これが上述の如
く引っ張られることにより亀裂の進行を招き、破損に至
るまでの寿命を短くするという問題がある。
本発明の目的は、乗り心地がよく、かつ寿命の長いゴム
クローラを提供することにある。
00課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応付けて説明すると、本発明
は、車両のスプロケット2とアイドラ3との間に掛け回
され、スプロケット2の回転によって駆動されるゴムク
ローラであって、外周面側に接地面P1を有する複数の
ラグ31a、31bが突設されるとともに、内周面側に
車両の転輪4゜5が転動する転動面P2を有する複数の
突起部32a、32bが設けられ、互いに隣接する突起
部32aおよび32b間の谷間v2が1個おきに各ラグ
31a、31bの略中央部分と対向するよう構成された
ゴムクローラに適用される。そして、ラグ31a、31
bの中央部分と対向する谷間■2の下部にその谷間v2
と連通ずる所定長さの空間SPを設け、これにより上記
問題点を解決する。
80作用 例えば第3図(a)に示すように、ゴムクローラのアイ
ドラ3への巻付部分では、互いに隣接する突起部32a
、32bが接触する。このとき、ラグ31a、31bの
略中央部分に位置する谷間V2の下部に上述した空間S
Pが設けられているので、ラグ31の表面中央部分から
ラグ移動方向における両端部への伸び量が従来よりも少
なくなり、ラグ31の接地面の亀裂の進行が抑制される
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 第1図〜第3図により本発明の一実施例を説明する。
第1図(a)は本発明に係るゴムクローラの内周面を示
す平面図、第1図(b)はそのb−b線断面図である。
このゴムクローラ30は上述したショートピッチのもの
であり、外周面側には上述したと同様に接地面P1を有
する複数のラグ31a、31bか周方向に沿って形成さ
れている。また内周面側には、一対の突起部32a、3
2bを有する芯金32が周方向に沿って複数環め込まれ
ており、突起部32a、32bの転動面P2上を上転軸
4および下転軸5が転動する。突起部32a、32bの
間の部分は、スプロケット2と噛合する噛合部32cと
され、また各芯金32の間には泥はけ用の孔33が形成
されている。
ここで、芯金32の突起部32a、32bは、図示の如
く移動方向の位置をずらして設けられている。これは、
谷間v2の位置を若干ずらすことによって転輪4,5が
転動面P2を転動する際に谷間v2に落込むことを抑制
し、乗り心地をよくするためである。
芯金32は1つのラグ31a、31bに対して2個づつ
設けられており、したがって、互いに隣接する芯金32
の突起部32aおよび32b間の谷間v2は、1個おき
にラグ31a、31bの中央部に位置することになる。
このラグ31a、31bの中央部に位置する谷間■2の
下部には、その谷間v2と連接される所定長さの空間S
Pが形成され、この空間SPにより各ラグ31a、31
bの中央部分に対応する箇所の厚さが従来のショートピ
ッチのものと比べて薄くなる。
以上のようなショートピッチのゴムクローラ30におい
ては、上述したように谷間V2の角度Oが普通ピッチの
ものの1/2でよいので、以下の理由により車両の乗り
心地を改善することができる。
すなわち第2図において、転@4 (5)の半径をrと
し、普通ピッチのゴムクローラの谷間v21の角度を0
1、その幅をal、この谷間V21の側面の長さをrQ
、谷間v2を通過する際の転輪4(5)の移動量をbl
とする。またショートピッチのゴムクローラの谷間V2
2の角度をθ/2、その幅を82、転輸4(5)の移動
量をb2とする。さらにα1.α2は、転輪4(5)の
各谷間V21.V22における2つの接触点と、転輸4
(5)の中心とを結ぶ線とのなす角度である。
このとき以下の式が成立つ6 ここでα1゜ α2は、 することにより転輪4,5の谷間■2通過時の移動量が
大幅に低減される。−例としてθ=30度、ro=40
.r=50とすると、a 1=20.7゜a2=10.
4となり、またbl=1.08.b2=0.271とな
る。
第3図(a)は上述のゴムクローラ30がアイドラ3に
巻付いている状態を、第3図(b)は従来のショーl−
ピンチのゴムクローラ20が同様にアイドラ3に巻き付
いている状態をそれぞれ示している。このアイドラ3へ
の巻付部分では、上述したように互いに隣接する芯金3
2の突起部32aおよび32bがそれぞれ接触する。こ
こで本実施例では、ラグ31a、31bの中央部に位置
する谷間■2の下部に空間SPが形成され、この空間S
Pにより各ラグ31a、31bの中央部分に位置する箇
所の厚さが従来と比へて薄くなっているので、第3図(
a)に示すように、谷間■2の角度θに対するラグ31
a、31bの矢印方向の伸び量、すなわちラグ31a、
31bの中心から両端部にかけての伸び量Δ2が、第3
図(b)に示す従来のΔ]と比へて小さくなる。これに
よりラグ31a、31bの接地面P1の亀裂の進行が抑
制され、ゴムクローラの寿命が伸びる。
なお以上では、油圧ショベルのゴムクローラにて説明し
たが、例えばクレーンやその他の車両に用いられるゴム
クローラにも本発明を適用できる。
G2発明の効果 本発明によれば、従来のショートピッチを採用したゴム
クローラ[こおいて、突起部間の谷間のうちラグの中央
部分に位置する谷間の下部にその谷間と連通する所定長
さの空間を設けたので、スプロケットやアイドラへの巻
付は箇所において、ラグ表面側の伸びを最小限に抑制す
ることができ、以って車両の乗り心地性能を損ねること
なくゴムクローラの寿命を大幅に伸ばすことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図(a
)は本発明に係るゴムクローラを内周面側から見た平面
図、第1図(b)はそのb−b線断面図、第2図は突起
部間の谷間による転軸の上下動を説明する図、第3図は
ラグの伸び量を示す図で、(a)が本発明のゴムクロー
ラ、(b)が従来のゴムクローラをそれぞれ示す。 第4図〜第12図は従来例を示し、第4図はゴムクロー
ラを車両に装着した状態を示す側面図。 第S図は普通ピッチのゴムクローラの斜視図、第6図は
外周面側の平面図、第7図(a)は内周面側の平面図、
第7図(b)、(c)は(a)のbb線およびC−Q線
断面図、第8図はアイドラへの巻付部分を示す図、第9
図はスプロケットへの巻付部分を示す図、第10図は突
起部の谷間における転輪の上下動を説明する図、第11
図はショートピッチのゴムクローラの内周面側を示す平
面図、第12図はそのアイドラへの巻付き部分を示す図
である。 2:スプロケット    3:アイドラ4:上転a  
     5:下転軸 30:ゴムクローラ  31b=ラグ 32:芯金   2a、32b:突起部32c:噛合部
      Pl:接地面P2:転動面      v
l:ラグ間の谷間■2:突起部間の谷間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両のスプロケットとアイドラとの間に掛け回され、ス
    プロケットの回転によって駆動されるゴムクローラであ
    って、 外周面側に接地面を有する複数のラグが突設されるとと
    もに、内周面側に車両の転輪が転動する転動面を有する
    複数の突起部が設けられ、互いに隣接する前記突起部間
    の谷間が1個おきに前記各ラグの略中央部分と対向する
    よう構成されたゴムクローラにおいて、 前記ラグの中央部分と対向する前記谷間の下部にその谷
    間と連通する所定長さの空間を設けたことを特徴とする
    ゴムクローラ。
JP23863490A 1990-09-07 1990-09-07 ゴムクローラ Expired - Lifetime JPH0813674B2 (ja)

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