JP7360952B2 - 無線タグ読取装置、販売データ処理装置、およびプログラム - Google Patents

無線タグ読取装置、販売データ処理装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、無線タグ読取装置、販売データ処理装置、およびプログラムに関する。
従来、物品をベルトコンベアなどで搬送しながら、物品に付された無線タグ(RFID(Radio Frequency IDentification)タグ)から情報を読み取る装置(無線タグ読取装置)がある(例えば特許文献1,2)。そのような装置においては、読み取るべき無線タグを読み取り損なうこと(読みこぼし)の防止が共通した課題となっている。
物品の搬送速度を遅くすれば読みこぼしを抑えるために効果的であると考えられるが、搬送に時間がかかることになって好ましくない。
また、物品がベルトコンベアに整然と並んでいる場合に比べ、物品がコンテナや籠などに雑多に収納された状態で載せられている場合には、読み取りの難易度が高くなるため、読みこぼしが起こりやすくなる。
なお、上述のような無線タグ読取装置は、例えば、検品(棚卸、入出荷)や、販売データ処理における商品登録などに用いられている。
本発明が解決しようとする課題は、物品を適切に搬送しつつ、無線タグの読みこぼしを防ぐことである。
実施形態の無線タグ読取装置は、物品を搬送するコンベアと、物品に付された無線タグと情報を送受信するアンテナと、前記アンテナを前記コンベアの搬送方向に沿って当該搬送の速度より速い速度で往復移動させる駆動部と、前記アンテナが受信した情報を読み取って出力するリーダと、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態にあるとき、前記コンベアの搬送方向の逆方向に移動するときの前記アンテナと前記コンベア上の物品との相対速度が小さくなるように、前記コンベアの搬送速度または前記アンテナの移動速度の少なくとも一方の速度を変更し、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態になくなると、変更した速度を元に戻す速度調整部と、を備える。
図1は、実施形態の無線タグ読取装置の構造を概略的に一部断面で示した側面図である。 図2は、無線タグ読取装置の概略的な平面図である。 図3は、アンテナおよびレールの位置関係を示す概略的な平面図である。 図4は、無線タグ読取装置の電気的な構成および電気的な接続を示すブロック図である。 図5は、無線タグ読取装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、制御部が行う制御の流れを概略的に示すフローチャートである。 図7は、稼働開始時の、あるいは物品が載置されていない状態の、無線タグ読取装置を示す図である。 図8は、ベルトコンベアに物品が載置された状態の無線タグ読取装置を示す図である。 図9は、物品がアンテナの交信領域にさしかかった状態の無線タグ読取装置を示す図である。 図10は、ベルトコンベアの搬送方向下流側の端で無線タグが発見される状態の無線タグ読取装置を示す図である。 図11は、ベルトコンベアの搬送方向下流側の端から無線タグが消失した後の無線タグ読取装置を示す図である。
(第1の実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の無線タグ読取装置100の構造を概略的に一部断面で示した側面図である。無線タグ読取装置100は、POS端末装置200(図7参照、後述)の前段に設けられ、POS端末装置200に向けて物品を搬送しながら、物品に付された無線タグ(RFIDタグ)が保持するタグ情報を読み取り、読み取ったタグ情報をPOS端末装置200に出力する。無線タグ読取装置100は、ベルトコンベア101、アンテナ102、レール103、リーダライタ104などを備えている。
ここで、POS端末装置200は、販売データ処理装置の一例であって、登録部と決済部とを備えている。登録部は、無線タグ読取装置100から入力されるタグ情報に基づいて、無線タグが付された物品(商品)を特定し、特定した商品の情報を登録する。決済部は、登録部が登録した商品情報に基づいて、当該商品の決済を行う。
図2は、無線タグ読取装置100の概略的な平面図である。ベルトコンベア101は、物品を載置する平面を環状にした無終端ベルトをモータの駆動力で回転させることで、物品を搬送する。
アンテナ102は、ベルトコンベア101の物品が載置される面(載置面)の下側の位置から、載置面上の物品に付された無線タグと、電波を介した情報の送受信を行う。アンテナ102は、例えば平面状のアンテナであり、屈曲自在な同軸ケーブル等を介してリーダライタ104に接続される。アンテナ102は、リーダライタ104の制御の下、無線タグと交信可能な電波(電磁波)を放射する。アンテナ102は、ベルトコンベア101の物品が載置される面に向けて電波を放射することで、無線タグと交信可能な交信領域A(図7参照、後述)を形成する。なお、アンテナ102から放射する電波強度は特に問わないが、形成される交信領域Aは、ベルトコンベア101に載置される容器C(物品Bを収納した買物籠やコンテナ等)と同程度以上の高さを有することが望ましい。
本実施形態のアンテナ102は、ベルトコンベア101の搬送方向に沿って移動するように設けられている。図3は、アンテナ102およびレール103の位置関係を示す概略的な平面図である。レール103は、ベルトコンベア101の搬送方向に沿って設置され、アンテナ102を導く。アンテナ102は、モータの駆動力でレール103に沿って往復移動する。
ここで、アンテナ102が往復移動する速度は、ベルトコンベア101が物品を搬送する速度よりも、速くなるよう制御される。これにより、アンテナ102は、ベルトコンベア101の搬送方向と同方向に移動しているときには、ベルトコンベア101で搬送される物品を追いかけ追い越す状態になり、物品に付された無線タグと相対的に移動する状態となる。また、アンテナ102は、ベルトコンベア101の搬送方向と逆方向に移動しているときには、ベルトコンベア101で搬送される物品および当該物品に付された無線タグとすれ違う状態になる。つまり、アンテナ102と無線タグとの位置関係は常に変化する状態となり、このため、無線タグの読み取り率が向上する。
リーダライタ104は、リーダの一例であって、アンテナ102が受信した電波から、無線タグが記憶するタグ情報を読み取って出力する。リーダライタ104は、例えば、DA変換器、AD変換器、変調/復調器、位相同期回路、増幅回路等の電子回路(何れも図示せず)を有する。リーダライタ104は、制御部120(図4のブロック図を参照)の制御の下、アンテナ102を介して無線タグと交信することで、無線タグが保持するタグ情報の読み取りや、無線タグに対するデータの書き込みを行う。より具体的には、リーダライタ104は、所定のデータ(コマンド)を変調し重畳した電波(以下、質問波)を、アンテナ102を介して送信する。リーダライタ104は、質問波に応答した無線タグから送信される電波(以下、応答波)を、アンテナ102を介して受信し、その応答波に重畳されたデータ(タグ情報)を復調して取得する。
図4は、無線タグ読取装置100の電気的な構成および電気的な接続を示すブロック図である。無線タグ読取装置100は、アンテナ駆動モータ105およびそのモータドライバ106、コンベア駆動モータ107およびそのモータドライバ108、通信I/F109、制御部120、記憶部130などを、さらに備えている。
アンテナ駆動モータ105およびコンベア駆動モータ107は、例えばステッピングモータである。
モータドライバ106は、アンテナ駆動モータ105を動作させるドライバ回路であって、制御部120の制御の下、アンテナ駆動モータ105を回転させるためのパルス信号を出力する。アンテナ駆動モータ105が回転することによって、アンテナ102がレール103に沿って往復移動する。
モータドライバ108は、コンベア駆動モータ107を動作させるドライバ回路であって、制御部120の制御の下、コンベア駆動モータ107を回転させるためのパルス信号を出力する。コンベア駆動モータ107が回転することによって、ベルトコンベア101が回転する。
通信I/F109は、POS端末装置200との間で通信を行うための通信インタフェースである。
制御部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)により構成されている。CPUはプロセッサであって、プログラムを実行する。ROMはプログラムメモリであって、各種プログラム及び制御データを記憶する。RAMはワーキングメモリであって、各種データの展開に用いられる。制御部120は、CPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、各部を統括的に制御する。
記憶部130は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Memory)、フラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性の記憶媒体を備えた記憶装置である。記憶部130は、無線タグ読取装置100の動作に係る各種プログラムや各種データを記憶する。
図5は、無線タグ読取装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。制御部120は、プログラムを実行することにより、速度調整部121などの各種機能部として機能する。
速度調整部121は、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態にあるとき、ベルトコンベア101の搬送方向の逆方向に移動するときのアンテナ102とベルトコンベア101上の物品との相対速度が小さくなるように、ベルトコンベア101の搬送速度を変更する。また、速度調整部121は、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態になくなると、ベルトコンベア101の搬送速度を元に戻す。
より具体的には、本実施形態の速度調整部121は、まず、モータドライバ108を介してコンベア駆動モータ107を制御することにより、ベルトコンベア101による物品の搬送速度を、通常の速度と当該速度よりも遅い速度との2段階に調整可能である。そして、本実施形態の速度調整部121は、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態にないときには通常の回転速度に調整し、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態にあるときにはベルトコンベア101の搬送速度を遅く調整する。
図6は、制御部120が行う制御の流れを概略的に示すフローチャートである。制御部120は、モータドライバ108およびコンベア駆動モータ107を介して、ベルトコンベア101を、通常の速度で稼働させる(ステップS1)。続いて制御部120は、アンテナ102を稼働させる、つまり、アンテナ102の移動と、アンテナ102の電波の送受信を開始する(ステップS2)。
このときの無線タグ読取装置100の状態を、図7に示す。図7は、稼働開始時の、あるいは物品Bが載置されていない状態の、無線タグ読取装置100を示す図である。この状態では、ベルトコンベア101は、所定の速度(通常の速度)で回転する。また、アンテナ102は、ベルトコンベア101の搬送速度よりも速い速度で、往復移動する。
図8は、ベルトコンベア101に物品Bが載置された状態の無線タグ読取装置100を示す図である。この状態では、物品Bはアンテナ102の交信領域A内に位置せず、アンテナ102は物品Bに付された無線タグから情報を受信する状態にないので、ベルトコンベア101の搬送速度は通常の速度のままである。
次に制御部120は、無線タグを発見する(すなわちアンテナ102が無線タグから情報を受信する状態になる)のを待機する(ステップS3のNo)。アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態になると、つまり無線タグをひとつも読み取りしていない状態でアンテナ102が無線タグを読み取ると(ステップS3のYes)、制御部120は、ベルトコンベア101の搬送速度を遅くする(ステップS4)。
このときの無線タグ読取装置100の状態の一例を、図9に示す。図9は、物品Bがアンテナ102の交信領域Aにさしかかった状態の無線タグ読取装置100を示す図である。この状態になると、ベルトコンベア101の搬送速度は、通常の速度から低下させた遅い速度に制御される。これにより、アンテナ102と無線タグとの相対速度が抑えられて、無線タグの読みこぼしが抑えられ、アンテナ102読み取り率が向上する。
また、物品Bは、容器Cに収納されているが、本実施形態の無線タグ読取装置100においては、ベルトコンベア101で搬送される容器Cとアンテナ102との相対位置が固定でなく変化する。これにより、容器Cとアンテナ102との或る相対位置では他の無線タグと重なるなどして読み取れない状態にあった無線タグが、相対位置の変化によって重ならない状態に変わる可能性が高くなる。よって、これによっても、無線タグの読みこぼしが抑えられ、アンテナ102読み取り率が向上する。
なお、図9に示す状態は、アンテナ102がベルトコンベア101の搬送方向と逆方向に移動する状態であるが、アンテナ102がベルトコンベア101の搬送方向と同方向に移動する状態であっても、上述のステップS3~S4と同じ処理を行って、アンテナ102の移動方向による相対速度の差異を小さく抑える。
次に制御部120は、ベルトコンベア101の搬送方向下流側の端で無線タグが発見される状態になるのを待機する(ステップS5のNo)。図10は、ベルトコンベア101の搬送方向下流側の端で無線タグが発見される状態の無線タグ読取装置100を示す図である。ベルトコンベア101の端で無線タグが発見されると(ステップS5のYes)、制御部120は、ベルトコンベア101を停止させ(ステップS6)、さらにアンテナ102を停止させる(ステップS7)。
そして、制御部120は、ベルトコンベア101の搬送方向下流側の端で無線タグが消失する(すなわちアンテナ102で無線タグを読み取らなくなったことを検出する)のを待機する(ステップS8のNo)。無線タグ消失を確認すると(ステップS8のYes)、制御部120は、処理をステップS1に戻す。つまり、ベルトコンベア101の搬送速度を通常の速度に戻し(ステップS1)、続いてアンテナ102を再稼働させる(ステップS2)。図11は、ベルトコンベア101の搬送方向下流側の端から無線タグが消失した後の無線タグ読取装置100を示す図である。このように、無線タグ読取装置100は、次の読み取りに向けて動作する。ベルトコンベア101は次の物品B2を通常の速度で搬送し、当該搬送速度よりも速い速度で移動するアンテナ102と物品B2とがすれ違うとき、アンテナ102が無線タグを読み取る状態になるとベルトコンベア101の搬送速度が遅く調整される。
以上のように、本実施形態の無線タグ読取装置100によれば、物品Bが納められた容器(買物籠やコンテナ)を通常の速度のベルトコンベア101で搬送しつつ、無線タグがアンテナ102の交信領域Aに差し掛かると、ベルトコンベア101の搬送速度を下げて無線タグとアンテナ102との相対速度を落とす。これにより、無線タグを読み取りやすくすることができる。よって、本実施形態によれば、物品を適切に搬送しつつ、無線タグの読みこぼしを防ぐことができる。
なお、本実施形態の速度調整部121は、ベルトコンベア101の搬送速度を変更するが、実施にあたっては、アンテナ102の移動速度を変更してもよい。より詳細には、例えば、速度調整部121は、アンテナ102の移動速度を通常の速度と遅めの速度との2段階に調整可能であって、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態にないとき、アンテナ102を通常の速度で移動させ、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態にあるとき、アンテナ102を遅めの速度で移動させるようにしてもよい。このような調整によっても、ベルトコンベア101上の物品とアンテナ102との相対速度を小さくすることができるので、所望の効果を得ることが可能となる。
また、本実施形態の速度調整部121は、アンテナ駆動モータ105の回転速度を2段階に調整したが、実施にあたっては、3段階以上に回転速度を変更するように調整してもよい。例えば、速度調整部121は、アンテナ102の移動方向がベルトコンベア101の搬送方向の逆方向であるときには、アンテナ102の移動方向とベルトコンベア101の搬送方向とが同方向であるときよりも、アンテナ102が無線タグから情報を受信する状態になった場合のベルトコンベア101の搬送速度を遅くする程度を、大きくするように調整してもよい。このように調整すると、本実施形態に比べて、アンテナ102と無線タグとがすれ違う速度が緩やかになるため、無線タグをさらに読みこぼしにくくなると考えられる。
なお、本実施形態の無線タグ読取装置100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の無線タグ読取装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の無線タグ読取装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の無線タグ読取装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の無線タグ読取装置100で実行されるプログラムは、上述した各部(速度調整部121などの機能部)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ)は、上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、速度調整部121などの機能部が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…無線タグ読取装置
101…ベルトコンベア
102…アンテナ
103…レール
104…リーダライタ
105…アンテナ駆動モータ
106…モータドライバ
107…コンベア駆動モータ
108…モータドライバ
109…通信I/F
120…制御部
121…速度調整部
130…記憶部
200…POS端末装置
特開2017-117219号公報 特開2002-216092号公報

Claims (5)

  1. 物品を搬送するコンベアと、
    物品に付された無線タグと情報を送受信するアンテナと、
    前記アンテナを前記コンベアの搬送方向に沿って当該搬送の速度より速い速度で往復移動させる駆動部と、
    前記アンテナが受信した情報を読み取って出力するリーダと、
    前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態にあるとき、前記コンベアの搬送方向の逆方向に移動するときの前記アンテナと前記コンベア上の物品との相対速度が小さくなるように、前記コンベアの搬送速度または前記アンテナの移動速度の少なくとも一方の速度を変更し、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態になくなると、変更した速度を元に戻す速度調整部と、
    を備える無線タグ読取装置。
  2. 前記速度調整部は、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態にあるとき、前記コンベアの搬送速度を遅くし、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態になくなると、前記コンベアの搬送速度を元に戻す
    請求項1に記載の無線タグ読取装置。
  3. 前記速度調整部は、前記アンテナの移動方向が前記コンベアの搬送方向の逆方向であるときには、前記アンテナの移動方向と前記コンベアの搬送方向とが同方向であるときよりも、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態になった場合の前記コンベアの搬送速度を遅くする程度を、大きくする
    請求項2に記載の無線タグ読取装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の無線タグ読取装置が読み取った情報に基づいて商品情報の登録を行う登録部と、
    前記登録部が登録した商品情報に基づいて決済を行う決済部と、
    を備える販売データ処理装置。
  5. 物品を搬送するコンベアと、物品に付された無線タグと情報を送受信するアンテナと、前記アンテナを前記コンベアの搬送方向に沿って当該搬送の速度より速い速度で往復移動させる駆動部と、前記アンテナが受信した情報を読み取って出力するリーダと、を備える無線タグ読取装置のコンピュータを、
    前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態にあるとき、前記コンベアの搬送方向の逆方向に移動するときの前記アンテナと前記コンベア上の物品との相対速度が小さくなるように、前記コンベアの搬送速度または前記アンテナの移動速度の少なくとも一方の速度を変更し、前記アンテナが前記無線タグから情報を受信する状態になくなると、変更した速度を元に戻す速度調整手段
    として機能させるためのプログラム。
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