JP2002329174A - Rfid読取り書込み方法及び装置 - Google Patents
Rfid読取り書込み方法及び装置Info
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- JP2002329174A JP2002329174A JP2001135693A JP2001135693A JP2002329174A JP 2002329174 A JP2002329174 A JP 2002329174A JP 2001135693 A JP2001135693 A JP 2001135693A JP 2001135693 A JP2001135693 A JP 2001135693A JP 2002329174 A JP2002329174 A JP 2002329174A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 RFID読取り書込みにおいて、そのエラー
を軽減し、確実性を向上する方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 RFID2の読み取り書き込みの確実性
を向上させる手段として、RFIDを付けた添付物1、
3、5とアンテナ13の相対位置を積極的に変化させ、
各々のRFIDとアンテナとの位置関係が、それぞれ読
み取り書き込みに必要な一瞬でも指向性の強い方向の状
態があるようにした。また、複数のRFIDがある場合
には、複数のRFIDが位置的に重なり合わない状態を
作り出すようにした。
を軽減し、確実性を向上する方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 RFID2の読み取り書き込みの確実性
を向上させる手段として、RFIDを付けた添付物1、
3、5とアンテナ13の相対位置を積極的に変化させ、
各々のRFIDとアンテナとの位置関係が、それぞれ読
み取り書き込みに必要な一瞬でも指向性の強い方向の状
態があるようにした。また、複数のRFIDがある場合
には、複数のRFIDが位置的に重なり合わない状態を
作り出すようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRFID読取り書込
み方法及び装置、特にRFID(Radio Freq
uency Identification Ta
g)、別の呼称では無線タグと呼ばれる、無線によって
IDやデータを読み書きする素子の読み出し書込み方式
に関するものである。
み方法及び装置、特にRFID(Radio Freq
uency Identification Ta
g)、別の呼称では無線タグと呼ばれる、無線によって
IDやデータを読み書きする素子の読み出し書込み方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、RFIDそのものと、読取り書込
み装置の相対関係は、ほぼ固定化されており、積極的に
相対位置を変えようとする仕組みはなかった。図4は、
従来のRFIDと読取り書込み装置との相対関係を示す
図である。図4において、1は封書、2は封書に貼付さ
れたRFID、3は伝票、5は書類である。伝票3およ
び書類5には封書1と同様RFIDが貼付されている。
13は読取り書込み装置のアンテナ、14は封書1など
を搬送する搬送装置としてのベルトコンベア、16は封
書1等が積み重なった束を示す。ベルトコンベア14は
図中の左から右に動いているものとする。
み装置の相対関係は、ほぼ固定化されており、積極的に
相対位置を変えようとする仕組みはなかった。図4は、
従来のRFIDと読取り書込み装置との相対関係を示す
図である。図4において、1は封書、2は封書に貼付さ
れたRFID、3は伝票、5は書類である。伝票3およ
び書類5には封書1と同様RFIDが貼付されている。
13は読取り書込み装置のアンテナ、14は封書1など
を搬送する搬送装置としてのベルトコンベア、16は封
書1等が積み重なった束を示す。ベルトコンベア14は
図中の左から右に動いているものとする。
【0003】このような従来の装置において、封書1等
の束、すなわちRFID2を貼付した添付物の束16が
アンテナ13の近傍をベルトコンベア14に乗って通過
する。そして、アンテナ13はその近傍に来た添付物
1、3、5のRFID2からの信号をキャッチし、受信
信号を読取り書込み装置へ送付する。
の束、すなわちRFID2を貼付した添付物の束16が
アンテナ13の近傍をベルトコンベア14に乗って通過
する。そして、アンテナ13はその近傍に来た添付物
1、3、5のRFID2からの信号をキャッチし、受信
信号を読取り書込み装置へ送付する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、RFID12と読取り書込み装置は、そ
れぞれアンテナを持ち、それぞれのアンテナが指向性を
持っているので、お互いの指向性の弱い方向からでは、
読み取りおよび書き込みの信頼性が低下する。また、上
記従来例では、封書1、3、5等の束がアンテナ13と
の相対位置を個々それぞれに積極的に変化させようとす
る機能はなく、複数のRFID2が読取り書込み装置の
アンテナ13に対して位置的に重なった状態では電波が
重畳し、読み取り書き込みができないRFIDが発生し
ていた。
た従来例では、RFID12と読取り書込み装置は、そ
れぞれアンテナを持ち、それぞれのアンテナが指向性を
持っているので、お互いの指向性の弱い方向からでは、
読み取りおよび書き込みの信頼性が低下する。また、上
記従来例では、封書1、3、5等の束がアンテナ13と
の相対位置を個々それぞれに積極的に変化させようとす
る機能はなく、複数のRFID2が読取り書込み装置の
アンテナ13に対して位置的に重なった状態では電波が
重畳し、読み取り書き込みができないRFIDが発生し
ていた。
【0005】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
ので、RFID読み取り書き込みにおいて、そのエラー
を軽減し、確実性を向上する方法及び装置を提供するこ
とを目的とするものである。
ので、RFID読み取り書き込みにおいて、そのエラー
を軽減し、確実性を向上する方法及び装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、RFIDの読み取り書き込みの確実性を向上
させる手段として、RFIDとアンテナの相対位置を積
極的に変化させ、各々のRFIDとアンテナとの位置関
係が、それぞれ読み取り書き込みに必要な一瞬でも指向
性の強い方向の状態があるようにした。また、複数のR
FIDがある場合には、複数のRFIDが位置的に重な
り合わない状態を作り出すようにしたものである。
するため、RFIDの読み取り書き込みの確実性を向上
させる手段として、RFIDとアンテナの相対位置を積
極的に変化させ、各々のRFIDとアンテナとの位置関
係が、それぞれ読み取り書き込みに必要な一瞬でも指向
性の強い方向の状態があるようにした。また、複数のR
FIDがある場合には、複数のRFIDが位置的に重な
り合わない状態を作り出すようにしたものである。
【0007】本発明は、軽量小型の物に添付された複数
のRFIDをまとめて読み書きしようとする際に、特に
有効である。RFIDは、具体的には封書、郵便物、伝
票、書類等の比較的軽量小型の物にも添付される。これ
ら、封書、郵便物、伝票、書類等のRFIDを読取り書
込み装置に読ませようと近づけるとき、その軽量小型の
ために、複数の封書等が束のように重なって同時にアン
テナに近づけられることが往々にしてある。また、RF
IDの指向特性がアンテナにとって必ずしも良い位置で
アンテナに束付くわけではない。そこで本発明では、封
書、郵便物、伝票、書類等は、軽量小型のために、噴出
する空気を受けることで空中に攪乱される。或いは、読
取り書込み装置のアンテナ近傍に機械的な回転コンベア
式攪乱機構を併設し、回転コンベア式攪乱機構を運転す
ることにより、封書、郵便物、伝票、書類等の束が攪乱
されることにより一枚一枚がばらばらになる。そこで、
RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、RFIDの1
つ1つが読取り書込み装置のアンテナに近づく機会が得
られ、結果的に、RFIDの読み取り書き込みの確実性
が向上する。
のRFIDをまとめて読み書きしようとする際に、特に
有効である。RFIDは、具体的には封書、郵便物、伝
票、書類等の比較的軽量小型の物にも添付される。これ
ら、封書、郵便物、伝票、書類等のRFIDを読取り書
込み装置に読ませようと近づけるとき、その軽量小型の
ために、複数の封書等が束のように重なって同時にアン
テナに近づけられることが往々にしてある。また、RF
IDの指向特性がアンテナにとって必ずしも良い位置で
アンテナに束付くわけではない。そこで本発明では、封
書、郵便物、伝票、書類等は、軽量小型のために、噴出
する空気を受けることで空中に攪乱される。或いは、読
取り書込み装置のアンテナ近傍に機械的な回転コンベア
式攪乱機構を併設し、回転コンベア式攪乱機構を運転す
ることにより、封書、郵便物、伝票、書類等の束が攪乱
されることにより一枚一枚がばらばらになる。そこで、
RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、RFIDの1
つ1つが読取り書込み装置のアンテナに近づく機会が得
られ、結果的に、RFIDの読み取り書き込みの確実性
が向上する。
【0008】本発明は、RFID読取り書込み方法とし
て、RFID読取り書込み装置に、RFIDを付けられ
た添付物をアンテナ近傍にて攪乱させ、単数のRFID
にばらばらにした状態でアンテナとRFIDとの間で信
号の送受信を行なわせるようにしてものであり、添付物
が攪乱されることにより一枚一枚がばらばらになるの
で、RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、RFID
の1つ1つが読取り書込み装置のアンテナに近づく機会
が得られ、読み取り書き込みの確実性を向上させるとい
う作用を有する。
て、RFID読取り書込み装置に、RFIDを付けられ
た添付物をアンテナ近傍にて攪乱させ、単数のRFID
にばらばらにした状態でアンテナとRFIDとの間で信
号の送受信を行なわせるようにしてものであり、添付物
が攪乱されることにより一枚一枚がばらばらになるの
で、RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、RFID
の1つ1つが読取り書込み装置のアンテナに近づく機会
が得られ、読み取り書き込みの確実性を向上させるとい
う作用を有する。
【0009】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
として、添付物に付けられたRFIDとの間で信号を送
受信するアンテナと、このアンテナ近傍に設けられた攪
乱機構とを備え、複数のRFIDとその添付物を同時に
攪乱させ、単数のRFIDにばらばらにした状態で、ア
ンテナとRFIDとの間で信号を送受信するようにした
ものであり、RFID添付物を攪乱機構により攪乱され
ることにより一枚一枚がばらばらになるので、RFID
の無線指向性の重畳が避けられ、RFIDの1つ1つが
読取り書込み装置のアンテナに近づく機会が得られ、読
み取り書き込みの確実性を向上させるという作用を有す
る。
として、添付物に付けられたRFIDとの間で信号を送
受信するアンテナと、このアンテナ近傍に設けられた攪
乱機構とを備え、複数のRFIDとその添付物を同時に
攪乱させ、単数のRFIDにばらばらにした状態で、ア
ンテナとRFIDとの間で信号を送受信するようにした
ものであり、RFID添付物を攪乱機構により攪乱され
ることにより一枚一枚がばらばらになるので、RFID
の無線指向性の重畳が避けられ、RFIDの1つ1つが
読取り書込み装置のアンテナに近づく機会が得られ、読
み取り書き込みの確実性を向上させるという作用を有す
る。
【0010】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空気噴出装置か
ら成ることを特徴とするものであり、空気を噴出するこ
とにより、複数のRFIDとその添付物を同時に空中に
攪乱させ、単数のRFIDにばらばらにすることで、ア
ンテナによるRFIDの読取り書込みの確実性を向上さ
せるという作用を有する。
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空気噴出装置か
ら成ることを特徴とするものであり、空気を噴出するこ
とにより、複数のRFIDとその添付物を同時に空中に
攪乱させ、単数のRFIDにばらばらにすることで、ア
ンテナによるRFIDの読取り書込みの確実性を向上さ
せるという作用を有する。
【0011】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回転コンベアか
ら成るようにしたものであり、この回転コンベアを運転
することにより、RFIDとその添付物を上方へ持ち上
げるとともに落下させて空中に攪乱させ、単数のRFI
Dにばらばらにすることで、アンテナによるRFIDの
読取り書込みの確実性を向上させるという作用を有す
る。
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回転コンベアか
ら成るようにしたものであり、この回転コンベアを運転
することにより、RFIDとその添付物を上方へ持ち上
げるとともに落下させて空中に攪乱させ、単数のRFI
Dにばらばらにすることで、アンテナによるRFIDの
読取り書込みの確実性を向上させるという作用を有す
る。
【0012】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
の攪乱機構にRFIDとその添付物を供給するための搬
送装置を有するようにしたものであり、RFIDの書き
込み読み取り動作に際してのRFID添付物の供給、取
り出し操作が簡単に行なえるという作用を有する。
の攪乱機構にRFIDとその添付物を供給するための搬
送装置を有するようにしたものであり、RFIDの書き
込み読み取り動作に際してのRFID添付物の供給、取
り出し操作が簡単に行なえるという作用を有する。
【0013】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空気噴出装置か
ら成り、また搬送装置はベルトコンベアから成り、この
ベルトコンベアはアンテナと空気噴出装置との間に介装
されるとともに、ベルトコンベアには複数の通気孔が形
成されているようにしたものであり、ベルトコンベアの
通気を向上させることにより添付物を攪乱機構である空
気噴出装置により効率よく攪乱して一枚一枚をばらばら
にするので、RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、
RFFIDの1つ1つが読取り書込み装置のアンテナに
近づく機会が得られ、読取り書込みの確実性を向上させ
るという作用を有する。
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空気噴出装置か
ら成り、また搬送装置はベルトコンベアから成り、この
ベルトコンベアはアンテナと空気噴出装置との間に介装
されるとともに、ベルトコンベアには複数の通気孔が形
成されているようにしたものであり、ベルトコンベアの
通気を向上させることにより添付物を攪乱機構である空
気噴出装置により効率よく攪乱して一枚一枚をばらばら
にするので、RFIDの無線指向性の重畳が避けられ、
RFFIDの1つ1つが読取り書込み装置のアンテナに
近づく機会が得られ、読取り書込みの確実性を向上させ
るという作用を有する。
【0014】本発明はまた、RFID読取り書込み装置
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回転コンベアか
ら成り、また搬送装置は送り込み側ベルトコンベアと送
り出し側ベルトコンベアとに分割されたベルトコンベア
から成り、送り込み側ベルトコンベアは回転コンベアの
位置に終端部が配置され、また送り出し側ベルトコンベ
アは回転コンベアの位置に始端部が配置され、送り込み
側ベルトコンベアによりRFIDとその添付物を回転コ
ンベアに供給する一方、回転コンベアにより攪乱され、
また吐き出された添付物を送り出し側ベルトコンベアに
より運び出すようにしたものであり、RFIDとその添
付物を上方へ持ち上げるとともに落下させて空中に攪乱
させ、単数のRFIDにばらばらにすることで、アンテ
ナによるRFIDの読取り書込みの確実性を向上させる
とともに、上記RFIDとその添付物を効率よく送り込
み、送り出しするという作用を有する。
の攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回転コンベアか
ら成り、また搬送装置は送り込み側ベルトコンベアと送
り出し側ベルトコンベアとに分割されたベルトコンベア
から成り、送り込み側ベルトコンベアは回転コンベアの
位置に終端部が配置され、また送り出し側ベルトコンベ
アは回転コンベアの位置に始端部が配置され、送り込み
側ベルトコンベアによりRFIDとその添付物を回転コ
ンベアに供給する一方、回転コンベアにより攪乱され、
また吐き出された添付物を送り出し側ベルトコンベアに
より運び出すようにしたものであり、RFIDとその添
付物を上方へ持ち上げるとともに落下させて空中に攪乱
させ、単数のRFIDにばらばらにすることで、アンテ
ナによるRFIDの読取り書込みの確実性を向上させる
とともに、上記RFIDとその添付物を効率よく送り込
み、送り出しするという作用を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
第1の実施の形態における情報カード表裏判別装置につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成
およびその動作状態を説明する側面図である。図1にお
いて、1は封書、2は封書1に貼付されたRFID、3
は伝票、4は伝票3に貼付されたRFID、5は書類、
6は書類5に貼付されたRFIDであり、RFIDが貼
付される物品としては上記封書1以外の郵便物やその他
のRFID添付物がある。また、図1において、7は封
書、8は封書7に貼付されたRFID、9は伝票、10
は伝票9に貼付されたRFID、11は書類、12は書
類11に貼付されたRFIDである。そして、封書1、
7、伝票3、9、書類5、11はRFID添付物として
総称することができる。15はRFID8、10、12
を貼付された封書7、伝票9、書類11を攪乱するため
の攪乱機構であり、この実施の形態においては送風装
置、或いは振動装置が使用される。14はRFID2、
4、6を貼付された封書1、伝票3、書類5を攪乱機構
15の位置まで搬送する搬送装置であり、この実施の形
態においてはコンベアが使用される。コンベアに対して
攪乱機構15として送風装置が使用される場合は、コン
ベアに通風のための孔が開けられるか或いはスリットが
形成される。或いは、コンベアとして、ベルトコンベア
でなくチェーンコンベアなどの機構が使用されてもよ
い。13はRFID添付物に貼付されたRFIDを読み
取り、書き込みする読取り書込み装置に取り付けられた
アンテナである。
第1の実施の形態における情報カード表裏判別装置につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成
およびその動作状態を説明する側面図である。図1にお
いて、1は封書、2は封書1に貼付されたRFID、3
は伝票、4は伝票3に貼付されたRFID、5は書類、
6は書類5に貼付されたRFIDであり、RFIDが貼
付される物品としては上記封書1以外の郵便物やその他
のRFID添付物がある。また、図1において、7は封
書、8は封書7に貼付されたRFID、9は伝票、10
は伝票9に貼付されたRFID、11は書類、12は書
類11に貼付されたRFIDである。そして、封書1、
7、伝票3、9、書類5、11はRFID添付物として
総称することができる。15はRFID8、10、12
を貼付された封書7、伝票9、書類11を攪乱するため
の攪乱機構であり、この実施の形態においては送風装
置、或いは振動装置が使用される。14はRFID2、
4、6を貼付された封書1、伝票3、書類5を攪乱機構
15の位置まで搬送する搬送装置であり、この実施の形
態においてはコンベアが使用される。コンベアに対して
攪乱機構15として送風装置が使用される場合は、コン
ベアに通風のための孔が開けられるか或いはスリットが
形成される。或いは、コンベアとして、ベルトコンベア
でなくチェーンコンベアなどの機構が使用されてもよ
い。13はRFID添付物に貼付されたRFIDを読み
取り、書き込みする読取り書込み装置に取り付けられた
アンテナである。
【0016】かかる構成を有するRFID読取り書込み
装置の動作について以下説明する。RFID2、4、6
を貼付された封書1、伝票3、書類5が搬送装置14に
より搬送されているときは、当該封書1、伝票3、書類
5は堆積したり裏向きになっていたりしており、物理的
に重なってその指向性が重なり合うことによって読み書
きできない状態になっているものもある。そして、上記
封書1、伝票3、書類5が攪乱機構15に到達すると、
封書7、伝票9、書類11に見られるようにRFID添
付物が攪乱機構15により空気中に攪乱され、単数のR
FIDにばらばらになる。これにより、複数のRFID
8、10、12はいずれもがアンテナ13により読み取
られ易くなり読み書きできる状態になり、読取り書込み
の確実性が向上する。
装置の動作について以下説明する。RFID2、4、6
を貼付された封書1、伝票3、書類5が搬送装置14に
より搬送されているときは、当該封書1、伝票3、書類
5は堆積したり裏向きになっていたりしており、物理的
に重なってその指向性が重なり合うことによって読み書
きできない状態になっているものもある。そして、上記
封書1、伝票3、書類5が攪乱機構15に到達すると、
封書7、伝票9、書類11に見られるようにRFID添
付物が攪乱機構15により空気中に攪乱され、単数のR
FIDにばらばらになる。これにより、複数のRFID
8、10、12はいずれもがアンテナ13により読み取
られ易くなり読み書きできる状態になり、読取り書込み
の確実性が向上する。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成および
その動作を説明する側面図である。この実施の形態にお
いてもRFIDを貼付した添付物やその他の部材で上記
第1の実施の形態と同じ部材には同一の符号を付けて詳
細な説明を省略する。この実施の形態において、16は
ベルトコンベア14に開けられた複数の通風孔である。
通風孔16はベルトコンベア14に規則的または不規則
に多数開設されている。
施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成および
その動作を説明する側面図である。この実施の形態にお
いてもRFIDを貼付した添付物やその他の部材で上記
第1の実施の形態と同じ部材には同一の符号を付けて詳
細な説明を省略する。この実施の形態において、16は
ベルトコンベア14に開けられた複数の通風孔である。
通風孔16はベルトコンベア14に規則的または不規則
に多数開設されている。
【0018】かかる構成において、RFIDを貼付され
た添付物が搬送装置14により搬送され、攪乱機構15
に到達すると、封書7、伝票9、書類11に見られるよ
うにRFID添付物が攪乱機構15により空気中に攪乱
され、単数のRFIDにばらばらになる。これにより、
複数のRFID8、10、12はいずれもがアンテナ1
3により読み取られ易くなり読み書きできる状態にな
り、読取り書込みの確実性が向上する。
た添付物が搬送装置14により搬送され、攪乱機構15
に到達すると、封書7、伝票9、書類11に見られるよ
うにRFID添付物が攪乱機構15により空気中に攪乱
され、単数のRFIDにばらばらになる。これにより、
複数のRFID8、10、12はいずれもがアンテナ1
3により読み取られ易くなり読み書きできる状態にな
り、読取り書込みの確実性が向上する。
【0019】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成および
その動作を説明する側面図である。この実施の形態にお
いてもRFIDを貼付した添付物やその他の部材で上記
第1の実施の形態と同じ部材には同一の符号を付けて詳
細な説明を省略する。この実施の形態において、17は
攪乱機構として用いられる回転コンベア、18はRFI
Dを貼付されたRFID添付物を回転コンベアに送り込
む送り込み側ベルトコンベア、19は上記RFID添付
物を回転コンベア17から取り出す送り出し側ベルトコ
ンベアであり、送り込み側ベルトコンベア18および送
り出し側ベルトコンベア19により搬送装置14を構成
している。回転コンベア17は円筒形状のドラム構造を
有しており、搬送装置14のRFID添付物搬送方向と
平行な方向に中心軸が設定されている。また、送り込み
側ベルトコンベア18は回転コンベア17の内周底面付
近が終端部になっており、搬送されたRFID添付物を
回転コンベア17内に供給するようになっている。送り
出し側ベルトコンベア19は回転コンベア17の外周底
面付近が始端部になっており、回転コンベア17から吐
き出されたRFID添付物を運び出すようになってい
る。
施の形態に係るRFID読取り書込み装置の構成および
その動作を説明する側面図である。この実施の形態にお
いてもRFIDを貼付した添付物やその他の部材で上記
第1の実施の形態と同じ部材には同一の符号を付けて詳
細な説明を省略する。この実施の形態において、17は
攪乱機構として用いられる回転コンベア、18はRFI
Dを貼付されたRFID添付物を回転コンベアに送り込
む送り込み側ベルトコンベア、19は上記RFID添付
物を回転コンベア17から取り出す送り出し側ベルトコ
ンベアであり、送り込み側ベルトコンベア18および送
り出し側ベルトコンベア19により搬送装置14を構成
している。回転コンベア17は円筒形状のドラム構造を
有しており、搬送装置14のRFID添付物搬送方向と
平行な方向に中心軸が設定されている。また、送り込み
側ベルトコンベア18は回転コンベア17の内周底面付
近が終端部になっており、搬送されたRFID添付物を
回転コンベア17内に供給するようになっている。送り
出し側ベルトコンベア19は回転コンベア17の外周底
面付近が始端部になっており、回転コンベア17から吐
き出されたRFID添付物を運び出すようになってい
る。
【0020】かかる構成において、RFIDを貼付され
た添付物が搬送装置14の送り込み側ベルトコンベア1
8により搬送され、回転コンベア17に供給されると、
封書7、伝票9、書類11に見られるようにRFID添
付物が回転コンベア17の回転により持ち上げられると
ともに自由落下をする動作を繰り返し空気中に攪乱さ
れ、単数のRFIDにばらばらになる。これにより、複
数のRFID8、10、12はいずれもがアンテナ13
により読み取られ易くなり読み書きできる状態になり、
読取り書込みの確実性が向上する。
た添付物が搬送装置14の送り込み側ベルトコンベア1
8により搬送され、回転コンベア17に供給されると、
封書7、伝票9、書類11に見られるようにRFID添
付物が回転コンベア17の回転により持ち上げられると
ともに自由落下をする動作を繰り返し空気中に攪乱さ
れ、単数のRFIDにばらばらになる。これにより、複
数のRFID8、10、12はいずれもがアンテナ13
により読み取られ易くなり読み書きできる状態になり、
読取り書込みの確実性が向上する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
封書、郵便物、伝票、書類等のように軽量小型の物に添
付された複数のRFIDをまとめて読み書きしようとす
る際に有効である。具体的には封書、郵便物、伝票、書
類等のように軽量小型の物に添付された複数のRFID
の読取り書込みの確実性の向上に効果がある。
封書、郵便物、伝票、書類等のように軽量小型の物に添
付された複数のRFIDをまとめて読み書きしようとす
る際に有効である。具体的には封書、郵便物、伝票、書
類等のように軽量小型の物に添付された複数のRFID
の読取り書込みの確実性の向上に効果がある。
【図1】本発明の実施の形態1に係るRFID読取り書
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
【図2】本発明の実施の形態2に係るRFID読取り書
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
【図3】本発明の実施の形態3に係るRFID読取り書
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
込み装置の構成およびその近傍で封書等のRFIDの添
付物が、攪乱機構により空気中に攪乱されている状態を
説明する側面図
【図4】従来のRFID読取り書込み装置の構成および
この装置におけるRFIDとアンテナの関係の一例を示
す側方斜視図
この装置におけるRFIDとアンテナの関係の一例を示
す側方斜視図
1、7 封書 2、4、6、8、10、12 RFID 3、9 伝票 5、11 書類 13 アンテナ 14 搬送装置 15 攪乱機構 16 通風孔 17 回転コンベア 18 送り込み側ベルトコンベア 18 送り出し側ベルトコンベア
Claims (7)
- 【請求項1】 RFID読取り書込み装置において、R
FIDを付けられた添付物をアンテナ近傍にて攪乱さ
せ、単数のRFIDにばらばらにした状態でアンテナと
RFIDとの間で信号の送受信を行なわせ、読み取り書
き込みの確実性を向上させることを特徴とするRFID
読取り書込み方法。 - 【請求項2】 添付物に付けられたRFIDとの間で信
号を送受信するアンテナと、このアンテナ近傍に設けら
れた攪乱機構とを備え、複数のRFIDとその添付物を
同時に攪乱させ、単数のRFIDにばらばらにした状態
で、アンテナとRFIDとの間で信号を送受信するよう
にしたことを特徴とするRFID読取り書込み装置。 - 【請求項3】 攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空
気噴出装置から成り、空気を噴出することにより、複数
のRFIDとその添付物を同時に空中に攪乱させ、単数
のRFIDにばらばらにすることで、アンテナによるR
FIDの読取り書込みの確実性を向上させることを特徴
とする請求項2記載のRFID読取り書込み装置。 - 【請求項4】 攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回
転コンベアから成り、この回転コンベアを運転すること
により、RFIDとその添付物を空中に攪乱させ、単数
のRFIDにばらばらにすることで、アンテナによるR
FIDの読取り書込みの確実性を向上させることを特徴
とする請求項2記載のRFID読取り書込み装置。 - 【請求項5】 攪乱機構にRFIDとその添付物を供給
するための搬送装置を有することを特徴とする請求項2
乃至4のいずれかに記載のRFID読取り書込み装置。 - 【請求項6】 攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた空
気噴出装置から成り、また搬送装置はベルトコンベアか
ら成り、このベルトコンベアはアンテナと空気噴出装置
との間に介装されるとともに、ベルトコンベアには複数
の通気孔が形成されていることを特徴とする請求項5記
載のRFID読取り書込み装置。 - 【請求項7】 攪乱機構はアンテナ近傍に設けられた回
転コンベアから成り、また搬送装置は送り込み側ベルト
コンベアと送り出し側ベルトコンベアとに分割されたベ
ルトコンベアから成り、送り込み側ベルトコンベアは回
転コンベアの位置に終端部が配置され、また送り出し側
ベルトコンベアは回転コンベアの位置に始端部が配置さ
れ、送り込み側ベルトコンベアによりRFIDとその添
付物を回転コンベアに供給する一方、回転コンベアによ
り攪乱され、また吐き出された添付物を送り出し側ベル
トコンベアにより運び出すことを特徴とする請求項5記
載のRFID読取り書込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135693A JP2002329174A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | Rfid読取り書込み方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001135693A JP2002329174A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | Rfid読取り書込み方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002329174A true JP2002329174A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18983109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001135693A Withdrawn JP2002329174A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | Rfid読取り書込み方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002329174A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008033481A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Dainippon Printing Co Ltd | Icタグ読取り装置 |
JP2008299765A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 手荷物用rfidタグの通信方法 |
US7990271B2 (en) | 2005-04-08 | 2011-08-02 | Nec Coporation | Detection stabilizing system for RFID system, detection stabilizing method, and program for stabilizing detection |
JP2012033021A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Toppan Forms Co Ltd | Rf−idメディア検査装置 |
US8436733B2 (en) | 2004-08-12 | 2013-05-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for communicating with RFID tag |
US8624707B2 (en) | 2005-11-21 | 2014-01-07 | Nec Corporation | Detection target identifying/position estimating system, its method, and program |
-
2001
- 2001-05-07 JP JP2001135693A patent/JP2002329174A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070312 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080717 |