JP7360924B2 - 木質の柱と木質の梁との接合構造及びその構築方法 - Google Patents
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Description
4,32:接合体
5:上支持部材
6:第1柱部材
7:第2柱部材
8:梁部材
9: 挿入孔
10:緊張材
12:本体部
13:突出部
14,39,54:貫通孔
15:長尺材(連結部)
17:接着剤
18:第2有底孔(有底孔)
20,38:下支持部
21:側部支持部
33:第1鋼板
34:筒状部材
35:第2鋼板
36:プレート枠組
37:第3鋼板
52:第1長尺材
53:第2長尺材
55:充填材
58:連結部
Claims (10)
- 木質の柱と木質の梁との接合構造であって、
木質の第1柱部材と、
前記第1柱部材の上方に配置された木質の第2柱部材と、
下端側が前記第1柱部材に固定され、上端側が前記第2柱部材に固定されて前記第1柱部材及び前記第2柱部材を連結する連結部と、
木質の梁部材と、
前記第1柱部材及び前記第2柱部材の間に配置され、上下方向に延在して前記連結部を挿通させる貫通孔、及び側方に突出して前記梁部材の木質の端部を下方から支持する下支持部を含む、コンクリート造又は鋼製の接合体と、
前記接合体に固定されて、前記梁部材の木質の前記端部を上方から支持する上支持部材と
を備えることを特徴とする接合構造。 - 前記接合体の側面及び前記梁部材の端面の間に圧力が生じるように前記梁部材にプレストレスを与える緊張材を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の接合構造。
- 前記接合体は、プレキャストコンクリート部材であり、前記貫通孔を有して側面から前記下支持部を突出させる本体部と、前記梁部材の幅方向への移動を規制するべく、前記本体部の前記側面から突出して前記梁部材の幅方向に互いに対向する1対の側部支持部とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の接合構造。
- 前記上支持部材は、前記梁部材の幅方向に延在する鋼材又はプレキャストコンクリート部材を含み、前記1対の側部支持部の上方に配置されて前記接合体に固定されたことを特徴とする請求項3に記載の接合構造。
- 前記接合体は、
前記第1柱部材の上端に載置され、前記下支持部を含む第1鋼板と、
上下に開口して、下端において前記第1鋼板の上面に固定される鋼製の筒状部材と、
下面において前記筒状部材の上端に固定されて、上面に前記第2柱部材が載置される第2鋼板とを含み、
前記第1鋼板及び前記第2鋼板は、それぞれ、前記筒状部材の側壁よりも内側の、互いに上下に整合する位置に配置された前記貫通孔を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の接合構造。 - 前記接合体は、前記梁部材の幅方向に直交するように延在し、前記第1鋼板の上面及び/又は前記筒状部材の外側面に固定されて、前記梁部材の前記端部に係合する第3鋼板を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の接合構造。
- 前記接合体は、前記第1鋼板の下面及び前記第2鋼板の上面に固定された鋼製のプレート枠組を更に含み、
前記第1鋼板の下面に固定された前記プレート枠組は、前記第1柱部材の上端部を嵌合するように固定し、
前記第2鋼板の上面に固定された前記プレート枠組は前記第2鋼板の側縁に沿って配置されて前記第2柱部材の下端部を受容し、
前記上支持部材は、前記梁部材の幅方向に延在する鋼材又はプレキャストコンクリート部材を含み、締結具によって前記第2鋼板の上面に固定された前記プレート枠組に締結されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の接合構造。 - 前記連結部は、下端側が前記第1柱部材に固定され、上端側が前記第2柱部材に固定された長尺材を含み、又は、下端側が前記第1柱部材に固定された第1長尺材と、上端側が前記第2柱部材に固定されて下端側が前記第1長尺材の上端側に継がれた第2長尺材とを含むことを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の接合構造。
- 木質の柱と木質の梁との接合構造の構築方法であって、
上下方向に延在する貫通孔と、側方に突出して上方が開放された下支持部とを含む、コンクリート造又は鋼製の接合体を作成するステップと、
木質の第1柱部材の上面から上方に延出するように、長尺材を前記第1柱部材に固定するステップと、
前記長尺材が固定された前記第1柱部材を、前記柱を構築するべき位置に配置するステップと、
前記接合体を、前記長尺材が前記貫通孔に挿通されるように、前記第1柱部材の前記上面に載置するステップと、
木質の梁部材を上方から下方に移動させて、前記下支持部の上面に前記梁部材の木質の端部を載置するステップと、
前記梁部材の木質の前記端部の上面を支持するように上支持部材を前記接合体に固定するステップと、
下面に有底孔を含む木質の第2柱部材を、前記長尺材の上端側が前記有底孔に挿入されるように上方から下方に向かって移動させて前記接合体に載置するステップと、
前記有底孔に接着剤を注入するステップと
を備えることを特徴とする構築方法。 - 木質の柱と木質の梁との接合構造の構築方法であって、
上下方向に延在する貫通孔と、側方に突出して上方が開放された下支持部とを含む、コンクリート造又は鋼製の接合体を作成するステップと、
木質の第1柱部材の上面から上方に延出するように、第1長尺材を前記第1柱部材に固定し、木質の第2柱部材の下面から下方に延出するように、第2長尺材を前記第2柱部材に固定するステップと、
前記第1長尺材が固定された前記第1柱部材を、柱を構築するべき位置に配置するステップと、
前記接合体を、前記第1長尺材の上端側が前記貫通孔に挿通されるように、前記第1柱部材の前記上面に載置するステップと、
木質の梁部材を上方から下方に移動させて、前記下支持部の上面に前記梁部材の木質の端部を載置するステップと、
前記梁部材の木質の前記端部の上面を支持するように上支持部材を前記接合体に固定するステップと、
前記第2長尺材の下端側が前記貫通孔に挿通されるように、前記第2柱部材を上方から下方に向かって移動させて前記接合体に載置するステップと、
前記第1長尺材の前記上端側と前記第2長尺材の前記下端側との間に継手を形成するステップと
を備えることを特徴とする構築方法。
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2019
- 2019-12-12 JP JP2019224254A patent/JP7360924B2/ja active Active
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