JP7359594B2 - テーピング装置およびテーピング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリアテープのポケットに部品を順次挿入可能なテーピング装置およびテーピング方法に関する。
部品収納テープの作製に際しては、部品のサイズに対応したポケット(部品収納凹部)を有するキャリアテープを用意し、当該キャリアテープのポケットに部品を順次挿入する作業が必要となる。ちなみに、部品収納テープとは、部品挿入後のキャリアテープにポケット閉塞用のカバーテープを付着したものを指す。
ところで、キャリアテープのポケットに部品を順次挿入可能なテーピング装置は、概して、部品のサイズに基づいて設計された専用装置であるため(後記特許文献1および2を参照)、他のサイズの部品を他のキャリアテープのポケットに順次挿入するには別設計のテーピング装置が必要となる。
すなわち、各種サイズの部品が各種キャリアテープのポケットに挿入されたものが要求された場合には、当該要求を満足するために部品のサイズに応じた数のテーピング装置を設置しておく必要があり、装置設置に係る負担が増す傾向がある。
特開2002-029505号公報 特開2006-168754号公報
本発明が解決しようとする課題は、1台の装置で各種サイズの部品を各種キャリアテープのポケットに順次挿入可能なテーピング装置およびテーピング方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係るテーピング装置は、間欠移動可能に配置された複数種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープのポケットに当該ポケットに対応したサイズの指定部品を順次挿入可能なテーピング装置であって、前記サイズに応じた数の前記指定部品を部品載置部に散在状態で供給可能な部品供給手段と、前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識可能な部品位置認識手段と、前記部品位置認識手段からの部品位置情報に基づいて前記散在部品を複数の部品保持部それぞれに保持可能な部品保持手段と、前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識可能な部品向き認識手段と、前記部品向き認識手段からの部品向き情報に基づいて前記保持部品を向き調整後に前記指定キャリアテープの前記ポケットに順次挿入可能な部品挿入手段とを備える。
また、本発明に係るテーピング方法は、間欠移動可能に配置された複数種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープのポケットに当該ポケットに対応したサイズの指定部品を順次挿入可能なテーピング装置であって、部品供給手段を用いて前記サイズに応じた数の前記指定部品を部品載置部に散在状態で供給するステップと、部品位置認識手段を用いて前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識するステップと、部品保持手段を用いて前記部品位置認識手段からの部品位置情報に基づき前記散在部品を複数の部品保持部それぞれに保持するステップと、部品向き認識手段を用いて前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識するステップと、部品挿入手段を用いて前記部品向き認識手段からの部品向き情報に基づき前記保持部品を向き調整後に前記指定キャリアテープの前記ポケットに順次挿入するステップとを備える。
本発明に係るテーピング装置およびテーピング方法によれば、1台の装置で各種サイズの部品を各種キャリアテープのポケットに順次挿入できる。
図1は本発明の適用例を示すテーピング装置の上面図である。 図2(A)~図2(C)は前記テーピング装置で使用可能なキャリアテープの一例を示す部分上面図である。 図3(A)は図1に示した部品供給手段の拡大部分縦断面図、図3(B)および図3(C)は同部品供給手段の動作説明図である。 図4(A)は図3に示した部品供給手段の変形例を示す縦断面図、図4(B)は同変形例の動作説明図である。 図5(A)は図1に示した部品保持挿入手段の拡大側面図、図5(B)は図5(A)の拡大部分縦断面図、図5(C)は図5(B)の拡大部分縦断面図、図5(D)は図5(A)に示したヘッド部の拡大下面図である。 図6は前記テーピング装置の制御系を示す図である。 図7(A)は前記テーピング装置の初期データ入力の流れ図、図7(B)は前記テーピング装置の稼働条件入力の流れ図である。 図8は前記テーピング装置の部品供給の流れ図である。 図9(A)は前記テーピング装置の部品位置認識の流れ図、図9(B)は同部品位置認識の動作説明図である。 図10(A)は前記テーピング装置の部品保持の流れ図、図10(B)は同部品保持の動作説明図である。 図11(A)は前記テーピング装置の部品向き認識の流れ図、図11(B)は同部品向き認識の動作説明図である。 図12(A)は前記テーピング装置の部品挿入の流れ図、図12(B)は同部品挿入の動作説明図である。 図13(A)および図13(B)は図1に示した部品保持挿入手段の部品向き調整の動作説明図である。 図14(A)は前記テーピング装置の部品再保持の流れ図、図14(B)は前記テーピング装置の部品向き再認識の流れ図、図14(C)は前記テーピング装置の部品再挿入の流れ図、図14(D)は前記テーピング装置の部品再供給の流れ図、図14(E)は前記テーピング装置の部品位置再認識の流れ図である。 図15(A)は図5に示した部品保持挿入手段の変形例を示す拡大部分縦断面図、図15(B)は同変形例の動作説明図である。
まず、図1~図6を用いて、図1に例示したテーピング装置(符号省略)の構造および制御系と、同テーピング装置に使用可能な部品とキャリアテープについて説明する。
図1に示したテーピング装置は、間欠移動可能に配置された複数種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープのポケットに当該ポケットに対応したサイズの指定部品を順次挿入可能な装置であり、移動手段10と、部品載置部20と、部品供給手段30と、部品位置認識手段40と、部品保持機能と部品挿入機能を有する部品保持挿入手段50と、部品向き認識手段60と、テープ送り手段70とを備えている。
なお、図1に示した部品EC1と3本のキャリアテープCT1~CT3は後のテーピング方法の説明に合わせて描いたものであって、図1に示したテーピング装置に使用可能な部品およびキャリアテープのサイズおよび種類等を制限するものではない。
〈テーピング装置に使用可能な部品およびキャリアテープの説明〉
図1に示したテーピング装置に使用可能な部品の代表例は、直方体状を成す電子部品、例えばコンデンサ素子、バリスタ素子、インダクタ素子、アレイ素子、複合素子等である。無論、部品には、直方体状を成す電子部品以外の部品や、非直方体状の電子部品または電子部品以外の部品の使用も可能である。
挿入対象となる部品が直方体状を成す電子部品の場合のサイズは、主たる市販品を例に挙げると、長さ基準寸法の範囲が0.4mm~3.2mm、幅基準寸法の範囲が0.2mm~2.5mm、高さ(厚さ)基準寸法の範囲が0.2mm~2.5mmである。また、長さ基準寸法と幅基準寸法と高さ基準寸法の関係は、長さ基準寸法>幅基準寸法=高さ基準寸法、長さ基準寸法>幅基準寸法>高さ基準寸法、長さ基準寸法>高さ基準寸法>幅基準寸法のいずれかである。
図1に示したテーピング装置に使用可能なキャリアテープは、前掲の部品を収納可能なポケット(部品収納凹部)を等間隔で有するものであれば、その幅とポケットのサイズおよびピッチに特段の制限はなく、材質にも制限はない。
ここで、図2(A)~図2(C)を用いて、後のテーピング方法の説明で利用する3種類のキャリアテープCT1~CT3と、各キャリアテープCT1~CT3のポケットCTaに収納可能な3種類の部品EC1~EC3(図示省略)について詳述する。
図2(A)に示したキャリアテープCT1の幅Wは4mm、直方体状のポケットCTaのピッチPaは1mm、円状のテープ送り孔CTbのピッチPbは2mmであり、各ポケットCTaには、長さ基準寸法が0.4mmで幅基準寸法が0.2mmで高さ基準寸法0.2mmの直方体状の部品(電子部品)EC1が収納可能である。
図2(B)に示したキャリアテープCT2の幅Wは8mm、直方体状のポケットCTaのピッチPaは1mm、円状のテープ送り孔CTbのピッチPbは4mmであり、各ポケットCTaには、長さ基準寸法が0.6mmで幅基準寸法が0.3mmで高さ基準寸法0.3mmの直方体状の部品(電子部品)EC2が収納可能である。
図2(B)に示したキャリアテープCT2の幅Wは8mm、直方体状のポケットCTaのピッチPaは2mm、円状のテープ送り孔CTbのピッチPbは4mmであり、各ポケットCTaには、長さ基準寸法が0.6mmで幅基準寸法が0.3mmで高さ基準寸法0.15mmの直方体状の部品(電子部品)EC3が収納可能である。
〈移動手段10の説明〉
移動手段10は、図1に示したように、台板BPに設けられたY方向移動部11とX方向移動部12とを有している。図1の左側に矢印で示したように、Y方向は図1の上下方向を指し、X方向は図1の左右方向を指しており、Y方向とX方向は平面において直交している。
Y方向移動部11は、第1テーブル11aと、モータ11b(図6を参照)を用いた直線移動機構(図示省略)とを有している。第1テーブル11aは、直線移動機構の可動部に連結されていて、モータ11bの正逆回転によって+Y方向と-Y方向に移動することができる。
X方向移動部12は、第2テーブル12aと、モータ12b(図6を参照)を用いた直線移動機構(図示省略)とを有している。第2テーブル12aは、直線移動機構の可動部に連結されていて、モータ12bの正逆回転によって+X方向と-X方向に移動することができる。
〈部品載置部20の説明〉
部品載置部20は、図1および図3に示したように、平坦な載置面21aを有するトレイ部21と、トレイ部21に振動、好ましくはXY方向の振動を付与可能な電気作動の部品拡散部22(図6も参照)とを有している。部品載置部20は、その下面を第1テーブル11aに連結されていて、第1テーブル11aと連動し、図1に示した部品供給場所P1と部品位置認識場所P2とに移動することができる。ちなみに、部品供給場所P1と部品位置認識場所P2はXY平面にXY座標によって予め定められた場所であり、各場所P1およびP2の中心のX方向座標値は同じである。
部品拡散部22は、振動をトレイ部21に付与することにより、部品供給場所P1において部品供給手段30からトレイ部21の載置面21aに供給された部品(図1および図3ではEC1)を拡散、具体的には部品相互の隙間を増加することが可能である。
また、載置面21aはトレイ部21の上面よりも低い位置にあって周囲が壁に囲まれており、部品供給手段30からトレイ部21の載置面21aに部品が落下供給されたときに(図3(B)を参照)、当該部品が載置面21aの周囲から外部にこぼれ落ちないようになっている。
なお、部品落下距離にもよるが、部品供給手段30からトレイ部21の載置面21aに落下供給された部品が飛び跳ねるような場合には、当該飛び跳ねを防止するために合成樹脂や合成ゴムやエラストマー等から形成されたマット(図示省略)を載置面21a配置しておくとよい。
〈部品供給手段30の説明〉
部品供給手段30は、図1および図3に示したように、多数(例えば数千個~数万個)の部品(図1および図3ではEC1)を収容可能な部品収容部31と、部品収容部31の出口31aから部品を導出可能で、かつ、導出された部品を搬送してその搬送端から部品載置部20に落下可能な部品供給部32とを有しており、部品供給部32の搬送距離によってサイズに応じた数の部品を部品供給場所P1にある部品載置部20に供給できるように構成されている。部品供給手段30は、図1に示した部品供給場所P1に隣接して配置され、そのフレーム(図示省略)を台板BPに連結されている。
部品収容部31は、外観が逆円錐台状でその下部に筒状部分(符号省略)を有し、筒状部分に矩形状の出口31aを有している。部品供給部32は、部品収容部31の出口31aから導出された部品を支持可能な平坦な支持部分32a1を有する無端ベルト32aと、無端ベルト32aを回転可能なベルト回転部32bとを有している。ベルト回転部32bは、無端ベルト32aが巻き付けられた2個のプーリ(符号省略)と、図3(A)の右側のプーリを定速で時計回り方向に回転駆動するモータ32b1(図6を参照)とから成り、無端ベルト32aの搬送距離はモータ32b1の動作時間によって制御可能である。
また、無端ベルト32aの搬送端32a2は、部品供給場所P1にある部品載置部20の中央上方(トレイ部21の載置面21aの中央上方)に位置している。すなわち、無端ベルト32aの搬送端32a2から落下供給される部品は、トレイ部21の載置面21aにその中央から外側に広がるように散らばる。
図3(B)および図3(C)を用いて部品供給手段30の動作を説明すると、部品載置部20が部品供給場所P1にあるとき、部品収容部31に収容された部品(図3(B)および図3(C)ではEC1)は、無端ベルト32aの回転によってその出口31aから導出され、導出された部品は無端ベルト32aの支持部分32a1に支持された状態のまま部品載置部20に向かって搬送され、無端ベルト32aの搬送端32a2から部品載置部20のトレイ部21の載置面21aの中央に落下供給される(図3(B)を参照)。この部品の落下供給は、無端ベルト32aの回転が開始してから停止するまで(搬送が停止するまで)継続するため、無端ベルト32aの搬送距離に応じた数の部品が部品載置部20のトレイ部21の載置面21aに供給されることになる。
無端ベルト32aの搬送距離に応じて部品載置部20のトレイ部21の載置面21aにに供給された部品は、トレイ部21の載置面21aの中央から外側に広がるように散らばる。また、部品載置部20の部品拡散部22が部品供給過程または部品供給停止後に作動して、トレイ部21の載置面21aに供給された部品が当該部品拡散部22からの振動によって拡散される。すなわち、部品供給手段30から部品載置部20のトレイ部21の載置面21aに供給された部品は、トレイ部21の載置面21aにおいて散在状態となり、部品拡散部22からの振動によって拡散されてより適正な散在状態となる(図3(C)を参照)。ちなみに、散在状態とは、部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52で部品載置部20のトレイ部21の載置面21aにある部品を支障なく保持できる状態を意味する。
なお、部品拡散部22からの振動付与が無くても、無端ベルト32aの搬送端32a2からトレイ部21の載置面21aの中央に落下供給された部品が当該載置面21aにおいて適正な散在状態となる場合には、当該部品拡散部22は無くてもよい。
ここで、部品供給手段30から部品載置部20への部品の供給数を部品供給部32の無端ベルト32aの搬送距離によって制御する点について詳述する。
部品載置部20は各種サイズの部品で共用されるものであるため、トレイ部21の載置面21aに供給された部品を散在状態とするには、トレイ部21の載置面に供給される部品の数を部品のサイズに応じて異ならせる必要がある。
部品が直方体状を成す電子部品の場合を例に挙げると、例えば長さ基準寸法の範囲が0.4mm~3.2mm、幅基準寸法の範囲が0.2mm~2.5mm、高さ(厚さ)基準寸法の範囲が0.2mm~2.5mmの場合、最もサイズが小さな部品(0.4mm×0.2mm×0.2mm)がトレイ部21の載置面21aに接する面積は、最もサイズが大きな部品(3.2mm×2.5mm×2.5mm)がトレイ部21の載置面21aに接する面積の1/100(計算上)となるため、前記散在状態を確保するには、最もサイズが小さな部品を供給するときの数に対して最もサイズが大きな部品を供給するときの数を少なくする必要がある。
また、部品供給手段30を各種サイズの部品で共用する場合、部品収容部31の出口31aのサイズ(高さ寸法と幅寸法)は、最もサイズが大きな部品(3.2mm×2.5mm×2.5mm)が通過できるサイズ、例えば10mm×10mmや5mm×5mmとしなければならない。すなわち、出口31aのサイズを最もサイズが大きな部品に合わせると、最もサイズが小さな部品(0.4mm×0.2mm×0.2mm)は重なった状態で出口31aから導出される可能性が高くなる。しかも、部品収容部31に収容される部品の向きはランダムであるため、部品のサイズに拘わらず、出口31aから一度に導出される部品の数も微妙に変化する。
したがって、部品供給手段30を各種サイズの部品で共用する場合には、事前実験によって、部品のサイズ毎に部品載置部20のトレイ部21の載置面21aに供給される最適な数を予め定めておくとともに、当該最適な数をトレイ部21の載置面21aに供給するための無端ベルト32aの搬送距離を部品のサイズ毎に予め定めておき、当該サイズ別搬送距離(モータ32b1が定速回転する場合はサイズ別動作時間でも代用可)を稼働前に記憶部104(図6を参照)に記憶させておく必要がある。
ところで、図1および図3に示した部品供給部32のように部品の搬送に無端ベルト32aを用いる場合、プーリの直径を極力小さくしてもその搬送端32bに丸みが生じるため、部品供給停止後に当該丸みによって次の部品供給時に供給されるべき部品が余剰の部品として落下し、これにより部品載置部20に供給される実際の部品の数が前記最適な数よりも増加する懸念がある(図4(A)を参照)。
このような懸念を解消するには、図4に示したように、部品供給停止後に部品供給部332の搬送端32bから落下した余剰の部品を受容可能な余剰部品受容部33を、部品供給手段30に付加しておくとよい。
この余剰部品受容部33は、部品供給停止時に図4(A)の状態にあって搬送端32bから落下した余剰部品を受け止めて受容することができ、次の部品供給時に図4(B)の状態に変化して受容されていた余剰の部品を部品載置部20に供給することができる。余剰部品受容部33を図4(A)の状態と図4(B)の状態に変化させる駆動源としては、図示省略のソレノイドやモータ等を利用することができる。
なお、図1および図3と図4に示した部品供給手段30では部品供給部32として無端ベルト32aを用いたものを示したが、当該部品供給部32には同様の搬送機能を発揮し得る振動式リニアフィーダを用いることも可能である。
〈部品位置認識手段40の説明〉
部品位置認識手段40は、図1に示したように、CMOSやCCD等の撮像素子および光学系を内蔵した第1撮像部41(図6も参照)と、第1撮像部41で得た画像から部品載置部20の散在部品それぞれの位置、具合的には各部品の中心のXY座標を部品位置情報として認識可能な第1画像処理部42(図6を参照)とを有している。
第1撮像部41は、その上面を第2テーブル12aに連結されていて、第2テーブル12aと連動し、図1に示した部品位置認識場所P2に移動することができる。すなわち、第1撮像部41は、部品位置認識場所P2において、部品載置部20の散在部品をその上方から撮像することができる。ちなみに、第1画像処理部42で認識された部品位置情報は記憶部104(図6を参照)に記憶される。
〈部品保持挿入手段50の説明〉
部品保持挿入手段50は、図1および図5に示したように、外観が円柱状を成すヘッド部51と、ヘッド部51に設けられた複数の部品保持部52としての複数の吸着ノズル(図面では8個、以下吸着ノズル52と言う)と、ヘッド部51を回転可能なヘッド回転部53と、各吸着ノズル52を個別に昇降可能なノズル昇降部55と、各吸着ノズル52を個別に回転可能なノズル回転部56とを有している。ちなみに、各吸着ノズル52の中心の角度間隔は45度であり、各々の中心とヘッド部51の回転中心との距離は同じである。
ヘッド回転部53は、第2テーブル12の上面に設けられたモータ53a(図6を参照)を有しており、モータ53aのシャフト53bは第2テーブル12aの円柱状の孔12b1を通じてヘッド部53の上面中心に連結されている(図5(A)を参照)。すなわち、部品保持挿入手段50は、第2テーブル12aと連動し、図1に示した部品位置認識場所P2と部品向き認識場所P3と部品挿入場所P4とに移動することができ、また、ヘッド回転部53は、モータ11bの正逆回転によってヘッド部51を上面視で時計回り方向と反時計回り方向に回転させることができる。
図1から分かるように、第2テーブル12aと連動する部品保持挿入手段50の中心は、同じ第2テーブル12aに連結された部品位置認識手段40の中心とX方向に離れている。ちなみに、部品向き認識場所P3はXY平面にXY座標によって予め定められた場所であり、部品向き認識場所P3の中心のY方向座標値は部品位置認識場所P2の中心のY方向座標値と同じである。また、部品挿入場所P4はXY平面にY方向座標値のみによって予め定められた各キャリアテープCT1~CT3で共通のX方向に沿う場所である。ちなみに、部品保持挿入手段50の8個の吸着ノズル52のうちの1個の中心は上面視で部品挿入場所P4の延長線(図1の2点鎖線を参照)と交差するように予め定められている(図5(D)を参照)。
各吸着ノズル52は、吸着ノズル52よりも外形が大きなノズル支持部52aと回転規制部53bを一体または別体で有しており、圧縮コイルバネ52cによって上方に付勢された状態で円筒状のノズルホルダ54に昇降可能に配置されている(図5(C)を参照)。また、ノズル支持部52aはノズルホルダ54の下部の円柱状の孔54aに昇降可能に位置し、回転規制部52cはノズルホルダ54内に昇降可能に、かつ、回り止めされた状態で位置している。図示を省略したが、各吸着ノズル52の吸引孔には、エア供給源105(図6を参照)からエアチューブを介して負圧と正圧を供与できるようになっている。すなわち、各吸着ノズル52は、各ノズルホルダ54に昇降のみを可能とした状態で配置されており、負圧を供与することによってその下端に部品を保持することができ、また、正圧を供与することによって部品の保持を解除することができる。
ノズル昇降部55は、各ノズルホルダ54の上面に設けられたエアシリンダ55aを有し、エアシリンダ55aのロッド55bはノズルホルダ54の上部の円柱状の孔54bを通じて吸着ノズル52の回転規制部53cの上面中心に接している(図5(C)を参照)。図示を省略したが、各エアシリンダ55aのエアポートには、エア供給源105(図6を参照)からエアチューブを介して正圧と負圧を供与できるようになっている。すなわち、各ノズル昇降部55は、エアシリンダ55aに正圧を供与することによるロッド55bの下降によって吸着ノズル52を下降させることができ、また、エアシリンダ55aに負圧を供与することによるロッド55bの上昇によって圧縮コイルバネ52cの復元力を利用しつつ吸着ノズル52を上昇させることができる。
図5(B)および図5(D)から分かるように、前掲の吸着ノズル52とノズルホルダ54とノズル昇降部55とを備えたユニット(図5(C)を参照、符号省略)は、ヘッド部51の下面の周囲に等角度間隔(図面では45度間隔)で設けられた円柱状の孔51aに、ノズルホルダ54の下部が下方に突出した状態で回転自在に配置されている。
ノズル回転部56は、各ユニットに対応してヘッド部51内に配置されたモータ56a(図6も参照)と、モータ56aのシャフト56bに連結された歯車56cと、各ユニットのノズルホルダ54の上部外面に設けられ、かつ、歯車56cが噛合する外歯車状凹凸部54cとを有している(図5(B)を参照)。すなわち、各ノズル回転部56は、モータ56aの正逆回転によって吸着ノズル52を上面視で時計回り方向と反時計回り方向に回転させることができる。
〈部品向き認識手段60の説明〉
部品位置認識手段60は、図1に示したように、CMOSやCCD等の撮像素子および光学系を内蔵した第2撮像部61(図6も参照)と、第2撮像部61で得た画像から部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52に保持されている保持部品それぞれの向き、具体的にはX方向を基準とした部品の角度θ(図13(A)を参照)、または、Y方向を基準とした部品の角度(図示省略)を、部品向き情報として認識可能な第2画像処理部62(図6を参照)とを有している。
第2撮像部61は、その下面を台板BPに連結されていて、図1に示した部品向き認識場所P3に配置されている。すなわち、第2撮像部61は、部品向き認識場所P3において、部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52に保持されている保持部品をその下方から撮像することができる。ちなみに、第2画像処理部62で認識された部品向き情報は記憶部104(図6を参照)に記憶される。
〈テープ送り手段70の説明〉
テープ送り手段70は、図1に示したように、台板BPにX方向に間隔をおいて設けられた1対のリール支持部71と、1対のリール支持部71に支持されたシャフト72と、シャフト72の両端突出部分に被せられたシャフト固定用のキャップ73とを有している。
図1には後のテーピング方法の説明に合わせて3本のキャリアテープCT1~CT3(図2を参照)が描かれているため、シャフト72には、キャリアテープCT1が巻き付けられた供給リールTR1と、キャリアテープCT2が巻き付けられた供給リールTR2と、キャリアテープCT3が巻き付けられた供給リールTR3とが、スペーサリング74を介して回転自在に、かつ、着脱可能に配置されている。
すなわち、少なくとも一方のキャップ73を取ってシャフト72をリール支持部71から取り出すことによって、各供給リールTR1~TR3の交換が可能である。ちなみに、各供給リールTR1~TR3に巻き付けられた各キャリアテープCT1~CT3は、各々のポケットCTaが上を向いた状態で各供給リールTR1~TR3から繰り出される。
また、テープ送り手段70は、前掲に加えて、部品挿入場所P4に設けられた3個のテープガイド75~77と、各テープガイド75~77にある各キャリアテープCT1~CT3を+Y方向に間欠移動可能な3個のテープ送り部(図示省略)とを有している。各テープガイド75~77は、各キャリアテープCT1~CT3の幅Wに応じた溝75a~77aを有しており、各テープ送り部は、各テープガイド75~77にある各キャリアテープCT1~CT3のテープ送り孔CTbに係合可能なスプロケット(図示省略)と、各スプロケットを回転可能なモータ78~80(図6を参照)とを有している。すなわち、各テープ送り部のモータ78~80作動によって、各供給リールTR1~TR3から繰り出された各キャリアテープCT1~CT3を、各テープガイド75~77で案内しつつ、各々のポケットCTaのピッチPaで+Y方向に間欠移動することができる。
さらに、テープ送り手段70は、前掲に加えて、部品挿入場所P4よりも+Y方向に離れた位置に設けられた3個のカバーテープ付着部(図示省略)を有している。各カバーテープ付着部は、各キャリアテープCT1~CT3の幅に対応した熱圧着可能なカバーテープを供給可能な3個のカバーテープ供給リール(図示省略)と、各カバーテープ供給リールからのカバーテープを熱圧着によって各キャリアテープCT1~CT3に付着可能な可動ヒータ部81~83(図6を参照)とを有している。すなわち、各カバーテープ付着部の可動ヒータ部81~83の作動によって、+Y方向に間欠移動する部品挿入後の各キャリアテープCT1~CT3にカバーテープを付着して各々のポケットCTaを閉塞することができる。
さらに、テープ送り手段70は、前掲に加えて、各テープガイド75~77よりも+Y方向に離れた位置に設けられた3個のテープ巻取部(図示省略)を有している。各テープ巻取部は、部品挿入後でカバーテープ付着後の各キャリアテープCT1~CT3(部品収納テープ)を巻き取り可能な3個の巻取リール(図示省略)と、各巻取リールを巻取方向に回転可能なモータ84~86(図6を参照)とを有している。すなわち、各テープ巻取部のモータ84~86の作動によって、部品挿入後でカバーテープ付着後の各キャリアテープCT1~CT3(部品収納テープ)を各巻取リールに巻き取ることができる。
〈制御系の説明〉
前述のテーピング装置の制御系は、図6に示したように、マイクロコンピュータ、各種ドライバおよびインターフェース等を有する主制御部101と、キーボード等の入力部102と、液晶ディスプレイ等の表示部103と、各種データを記憶するための記憶部104とを有しており、主制御部101のメモリまたは記憶部104には動作制御用プログラムが格納されている。ちなみに、図6に示した他の制御系要素およびその機能については先に説明したとおりであるためその説明を省略する。
次に、図7~図13および図1を用いて、前述のテーピング装置によるテーピング方法について説明する。
〈前述のテーピング装置によるテーピング方法の説明〉
最初に、制御系の入力部102と表示部103を用いて、使用可能性が高い部品の種類全てと、各部品対応のキャリアテープの種類全てと、事前実験によって予め定めた各部品対応の部品供給手段30の無端ベルト32aのサイズ別搬送距離(モータ32b1が定速回転する場合はサイズ別動作時間でも代用可)とを入力して記憶部104に記憶する(図7(A)のステップS101~S104を参照)。ちなみに、部品およびキャリアテープの種類には品番や型番等が使用できる。また、入力データは、部品のサイズそれぞれにキャリアテープの種類とサイズ別搬送距離が対応付けられた形式とすることが望ましい。
続いて、制御系の入力部102と表示部103を用いて、実際の稼働条件を入力して記憶部104に記憶する(図7(B)のステップS111およびS112を参照)。例えば、挿入対象となる部品が前述のEC1~EC3の3種類でキャリアテープが前述のCT1~CT3の3種類の場合には、先の入力データから部品EC1とキャリアテープCT1を選択し、かつ、キャリアテープCT1の配置位置(図1では最も左)と部品挿入数と挿入順番を入力し、同様に、部品EC2とキャリアテープCT2を選択し、かつ、キャリアテープCT2の配置位置(図1では中央)と部品挿入数と挿入順番を入力し、部品EC3とキャリアテープCT3を選択し、かつ、キャリアテープCT3の配置位置(図1でも最も右)と部品挿入数と挿入順番を入力する。ちなみに、先の入力データが部品のサイズそれぞれにキャリアテープの種類他が対応付けられた形式の場合は、キャリアテープの選択は不要である。また、キャリアテープCT1~CT3(供給リールTR1~TR3)の配置位置は図1の左、中、右の3箇所から任意に選択できるため、図1に示した以外の並び順となっていてもよい。
前述の稼働条件が、例えば部品EC1の挿入が1番目で挿入数が10000個、部品EC2の挿入が2番目で挿入数が5000個、部品EC3の挿入が3番目で挿入数が500個の場合には、続いて、図1に示したように、部品EC1を部品供給手段30の部品収容部31に投入するとともに、供給リールTR1~TR3を前記配置位置に応じてテープ送り手段70に取り付け、各供給リールTR1~TR3から引き出したキャリアテープCT1~CT3それぞれの端部を各テープガイド75~77を通じて巻取リール(図示省略)に連結して、稼働準備を行う。
稼働準備が完了した後は、制御系の入力部102と表示部103を用いて、前述の稼働条件に基づく稼働を開始する。稼働が開始されると、図1および図3を用いて先に説明したように、部品供給手段30の部品供給部32が作動して部品供給場所P1にある部品載置部20に最適な数の部品EC1が供給され、部品載置部20に供給された部品EC1が供給部品拡散部22の作動によって拡散される(図8のステップS121~S123を参照)。なお、部品拡散部22を作動しなくても供給後の部品EC1が適正な散在状態となる場合には、当該部品拡散部22の作動は不要である。また、部品供給手段30には、図4を用いて説明した余剰部品受容部33を有する部品供給手段30を用いてもよい。
部品供給が完了すると、図9(B)に示したように、Y方向移動部11によって部品載置部20が部品位置認識場所P2に移動され、同部品位置認識場所P2にある部品位置認識手段40の第1撮像部41によって部品載置部20の散在部品EC1がその上方から撮像され、第1撮像部41で得た画像から部品載置部20の散在部品EC1それぞれの位置、具合的には各部品EC1の中心のXY座標が第1画像処理部42によって認識されて、当該部品位置情報が記憶部104に記憶される(図9(A)のステップS131~S133を参照)。
部品位置認識が完了すると、図10(B)に示したように、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品位置認識場所P2に移動され、ステップS133で記憶された部品位置情報に基づいて、同部品位置認識場所P2にある部品載置部20の散在部品EC1中の一部の部品EC1が部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52に保持される(図10(A)のステップS141~S143を参照)。
ここで、ステップS143の部品保持方法について補足する。1つの部品保持方法としては、部品保持部20の散在部品EC1の中から部品保持挿入手段50の8個の吸着ノズル52のXY座標に近いXY座標を持つ8個の部品EC1を選択し、部品保持挿入手段50のX方向移動および部品載置部20のY方向移動によって各吸着ノズル52をそのXY座標が吸着対象の部品EC1のXY座標と一致するように適宜移動させ、移動後に各吸着ノズル52を順に下降させて部品保持後に上昇させる動作を繰り返す方法を挙げることができる。
また、他の部品保持方法としては、部品保持挿入手段50の8個の吸着ノズル52のうちの1個、例えば上面視で部品挿入場所P4の延長線と交差する1個(図5(D)を参照)が存する位置を吸着位置とし、かつ、当該吸着位置のXY座標に近いXY座標を持つ8個の部品EC1を選択するとともに、ヘッド部51の回転によって吸着位置の吸着ノズル52を変えながら、また、部品保持挿入手段50のX方向移動および部品載置部20のY方向移動によって吸着位置にある吸着ノズル52をそのXY座標が吸着対象の部品EC1のXY座標と一致するように適宜移動させ、移動後に吸着ノズル52を下降させて部品保持後に上昇させる動作を繰り返す方法を挙げることができる。
部品保持が完了すると、図11(B)に示したように、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品向き認識場所P3に移動され、同部品向き認識場所P3にある部品向き認識手段60の第2撮像部61によって部品保持挿入手段60の各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1がその下方から撮像され、第2撮像部61で得た画像から各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1の向き、具体的にはX方向を基準とした部品の角度θ(図13(A)を参照)、または、Y方向を基準とした部品EC1の角度(図示省略)が第2画像処理部62によって認識されて、認識された部品向き情報が記憶部104に記憶される(図11(A)のステップS151~S153を参照)。
部品向き認識が完了すると、図12(C)に示したように、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品挿入場所P4、具体的には部品EC1に対応したキャリアテープCT1の部品挿入場所P4に移動され、ステップS153で記憶された部品向き情報に基づいて、部品保持挿入手段60の各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1が向き調整後にキャリアテープCT1のポケットCTaに順次挿入される(図12(A)のステップS161~S163を参照)。
ここで、ステップS163の部品挿入方法について補足する。部品挿入方法としては、部品保持挿入手段50の8個の吸着ノズル52のうち、上面視でキャリアテープCT1の部品挿入場所P4の延長線と交差する1個(図5(D)を参照)が存する位置を挿入位置とし、ヘッド部51の回転によって挿入位置の吸着ノズル52を変えながら、また、挿入位置にある吸着ノズル52の回転によって保持部品の向きをキャリアテープCT1のポケットCTaの向きと整合するように適宜回転させ、回転後に吸着ノズル52を下降させて部品保持解除後に上昇させる動作を繰り返す方法を挙げることができる。
また、前述の部品挿入と合わせて、テープ送り手段70のキャリアテープCT1対応のテープ送り部の作動によって部品挿入場所P4のポケットCTaを+Y方向に間欠移動させる動作と、テープ送り手段70のキャリアテープCT1対応のカバーテープ付着部の作動によって部品挿入後のポケットCTaをカバーテープで閉塞する動作と、テープ送り手段70のキャリアテープCT1対応のテープ巻取部の作動によって部品挿入後でカバーテープ付着後のキャリアテープCT1(部品収納テープ)を巻取リールに巻き取る動作が行われる。
前述の部品向き情報がX方向を基準とした部品EC1の角度θ(図13(A)を参照)の場合は、前掲の吸着位置にある吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1のX方向を基準とした角度θを部品向き情報に基づいて演算し、当該角度θが零になるように吸着ノズル52を回転させれば、吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1の向きをキャリアテープCT1のポケットCTaの向きに整合するように調整して、向き調整後の部品EC1をポケットCTaに挿入することができる。また、前述の部品向き情報がY方向を基準とした部品の角度(図示省略)の場合も、当該角度が90度になるように吸着ノズル52を回転させれば、吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1の向きをキャリアテープCT1のポケットCTaの向きに整合するように調整して、向き調整後の部品EC1をポケットCTaに挿入することができる。
前述の稼働条件例では部品EC1の挿入数が10000個であるため、ステップS163で部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1全てがキャリアテープCT1のポケットCTaに挿入されると、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品位置認識場所P2に移動され(図10(B)を参照)、ステップS133で記憶された部品位置情報に基づいて、同部品位置認識場所P2にある部品載置部20の散在部品EC1中の一部の部品EC1が、再度、部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52に保持される(図14(A)のステップS171~S173を参照)。
部品再保持が完了すると、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品向き認識場所P3に移動され(図11(B)を参照)、同部品向き認識場所P3にある部品向き認識手段60の第2像部61によって部品保持挿入手段60の各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1がその下方から撮像され、第2撮像部61で得た画像から各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1の向きが第2画像処理部62によって認識されて、認識された部品向き情報が、再度、記憶部104に記憶される(図14(B)のステップS181~S183を参照)。
部品向き再認識が完了すると、X方向移動部12によって部品保持挿入手段50が部品挿入場所P4、具体的には部品EC1に対応したキャリアテープCT1の部品挿入場所P4に移動され(図12(B)を参照)、ステップS183で記憶された部品向き情報に基づいて、部品保持挿入手段60の各吸着ノズル52に保持されている保持部品EC1が、再度、キャリアテープCT1のポケットCTaに順次挿入される(図14(C)のステップS191~S193を参照)。
すなわち、部品位置認識場所P2に移動した部品載置部20の散在部品EC1に対しては、残数が8個未満になるまで、前述の部品位置認識(図9(A)を参照)、部品保持(図10(A)を参照)、部品向き認識(図11(A)を参照)および部品挿入(図11(A)を参照)に続いて、前述の部品再保持(図14(A)を参照)、部品向き再認識(図14(B)を参照)および部品再挿入(図14(C)を参照)が繰り返される。
また、前述の稼働条件例では部品EC1の挿入数が10000個であるため、部品供給手段30から部品載置部20に供給された散在状態の部品EC1の数が10000個よりも少ない場合には、部品載置部20の部品EC1の残数が8個未満になったタイミングで、Y方向移動部11によって部品載置部20が部品供給場所P1に移動され(図12の2点鎖線を参照)、部品供給手段30の部品供給部32の作動によって、再度、当該部品載置部20に部品EC1が供給される(図14(D)のステップS201~S203を参照)。
部品再供給が完了すると、Y方向移動部11によって部品載置部20が部品位置認識場所P2に移動され、同部品位置認識場所P2にある部品位置認識手段40の第1撮像部41によって部品載置部20の散在部品EC1がその上方から撮像され、第1撮像部41で得た画像から部品載置部20の散在部品EC1それぞれの位置が第1画像処理部42によって認識されて、認識された部品位置情報が、再度、記憶部104に記憶される(図14(E)のステップS211~S213を参照)。
すなわち、前述の稼働条件例では部品EC1の挿入が1番目で挿入数が10000個であるため、10000個の部品EC1がキャリアテープCT1のポケットCTaに挿入されるまで、前述の部品再保持(図14(A)を参照)、部品向き再認識(図14(B)を参照)および部品再挿入(図14(C)を参照)に続き、必要に応じて前述の部品再供給(図14(D)を参照)および部品位置再認識(図14(E)を参照)も繰り返される。以上により、10000個の部品EC1が挿入され、かつ、カバーテープが付着されたキャリアテープCT1(部品収納テープ)が巻き取られた巻取リールを取得することができる。
前述の稼働条件例では部品EC2の挿入が2番目で挿入数が5000個であるため、続いて、部品供給手段30で供給可能な部品を部品EC1から部品EC2に交換する。この交換方法としては、部品収容部31内に残っている部品EC1を取り除いてから当該部品収容部31に部品EC2を投入する方法と、部品収容部31を残存部品EC1と一緒に部品供給手段30から取り外して別の部品収容部31を取り付けてから当該部品収容部31に部品EC2を投入する方法と、部品供給手段30を台板BPから取り外して別の部品供給手段30を配置してから部品収容部31に部品EC2を投入する方法のいずれを採用してもよい。
部品交換後に稼働を再開させると(図8のステップS121を参照)、部品EC1の場合と同様の手順で、5000個の部品EC2がキャリアテープCT2のポケットCTaに順次挿入され、5000個の部品EC2が挿入され、かつ、カバーテープが付着されたキャリアテープCT2(部品収納テープ)が巻き取られた巻取リールを取得することができる。
また、前述の稼働条件例では部品EC3の挿入が3番目で挿入数が500個であるため、続いて、部品供給手段30で供給可能な部品を部品EC1から部品EC2に交換する。この交換方法は前掲と同様である。
部品交換後に稼働を再開させると(図8のステップS121を参照)、部品EC1の場合と同様の手順で、500個の部品EC3がキャリアテープCT2のポケットCTaに順次挿入され、500個の部品EC3が挿入され、かつ、カバーテープが付着されたキャリアテープCT3(部品収納テープ)が巻き取られた巻取リールを取得することができる。
次に、前述のテーピング装置およびテーピング方法で得ることができる主たる効果について説明する。
〈主たる効果〉
前述のテーピング装置およびテーピング方法によれば、1台の装置で、間欠移動可能に配置された3種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープ(CT1、CT2またはCT3)のポケットCTaに当該ポケットCTaに対応したサイズの指定部品(EC1、EC2またはEC3)を順次挿入できるので、各種サイズの部品(EC1、EC2またはEC3)を各種キャリアテープ(CT1、CT2またはCT3)のポケットCTaに挿入されたものが要求された場合でも、当該要求を満足するために部品(EC1、EC2またはEC3)のサイズに応じた数のテーピング装置を設置しておく必要がなく、装置設置にかかる負担を軽減できる。
また、部品供給手段30として、部品供給部32の搬送距離によって前記サイズに応じた数の指定部品(EC1、EC2またはEC3)を部品載置部20に供給できるので、前記サイズに拘わらず最適な数の部品(EC1、EC2またはEC3)を部品載置部20に供給して散在状態とすることができ、部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52(部品保持部)で部品載置部20にある部品(EC1、EC2またはEC3)を支障なく保持することができる。
次に、前述のテーピング装置およびテーピング方法の変形例について説明する。
〈変形例1〉図面および説明では、サイズが異なる3種類の部品EC1~EC3として直方体状を成す電子部品に該当するものを示し、3種類のキャリアテープCT1~CT3として各部品EC1~EC3を収納可能な直方体状のポケットCTaを有するものを示したが、挿入対象となる部品には直方体状を成す電子部品以外の部品や、非直方体状の電子部品または電子部品以外の部品も使用可能であるし、被挿入対象のキャリアテープには前掲の部品を収納可能なポケット(部品収納凹部)を等間隔で有するものが適宜使用可能である。
〈変形例2〉図面および説明では、サイズが異なる3種類の部品EC1~EC3を3種類のキャリアテープCT1~CT3のポケットCTaそれぞれに順次挿入するものを示したが、テープ送り手段70に4個以上の供給リールを配置して4種類以上のキャリアテープを間欠移動下で繰り出せるようにすれば、サイズが異なる4種類以上の部品を各々が対応するキャリアテープに順次挿入することができる。
〈変形例3〉図面および説明では、サイズが異なる3種類の部品EC1~EC3の部品挿入数と部品挿入順番として、部品EC1の挿入が1番目で挿入数が10000個、部品EC2の挿入が2番目で挿入数が5000個、部品EC3の挿入が3番目で挿入数が500個としたものを示したが、部品挿入数と部品挿入順番は任意に変更してもよい。無論、サイズが異なる4種類以上の部品を挿入対象とする場合でも、各々部品挿入数と部品挿入順番は任意に設定できる。
〈変形例4〉図面および説明では、部品保持挿入手段50として8個の吸着ノズル52(部品保持部)を有するものを示したが、吸着ノズル52(部品保持部)の数は適宜増減してよく、とりわけ吸着ノズル52(部品保持部)の数を増加すれば、ステップS163およびS193(図12(A)と図14(C)を参照)の部品挿入の最大個数を増加して、所望数の部品をキャリアテープのポケットに挿入するまでの時間、すなわち、挿入開始~挿入完了までの時間を短縮することができる。
〈変形例5〉図面および説明では、部品保持挿入手段50の各吸着ノズル52(部品保持部)としてノズル支持部52aと回転規制部53bを一体または別体で有するものを示したが、挿入対象となる部品のサイズに応じて各吸着ノズル52の交換が必要な場合には、図15に示した構造を採用するとよい。
図15(A)に示した構造は、ノズル部52’が着脱可能でその上部にボール係合溝52eを有し、ノズル支持部52a’がノズル差込孔52a1と外鍔52a2とボール配置孔52a3とボール52a4とを有しており、ノズル支持部52a’の外側に、内面にボール待避溝57aを有する操作筒57が外鍔52a2との間に設けた圧縮コイルバネ58の付勢下で抜け落ちないように配置されている。すなわち、図15(A)に示した構造では、図15(B)に示したように、ボール待避溝57aにボール52a4が入り込む位置まで操作筒57を圧縮コイルバネ58の付勢力に抗して上昇させることにより、ノズル部52’をノズル支持部52a’のノズル差込孔52a1から抜き出すことができる。
すなわち、操作筒57を押し上げ可能な部品に各ノズル部52’を受容可能な孔を有するノズル回収器(図示省略)と、操作筒57を押し上げ可能な部品に各交換用ノズル部が抜き出し可能に設けられた孔を有するノズル供給器(図示省略)を、部品保持挿入手段50のX方向の可動範囲内に配置しておけば、部品保持挿入手段50をノズル回収器上に移動させることによって各ノズル部52’を各ノズル支持部52a’から一括で抜き出し、部品保持挿入手段50をノズル供給器上に移動させることによって各交換用ノズル部を各ノズル支持部52a’に一括で取り付けることができる。
EC1…部品(電子部品)、CT1~CT3…キャリアテープ、CTa…ポケット、10…移動手段、11…Y方向移動部、12…X方向移動部、20…部品載置部、21…トレイ部、21a…載置面、22…部品拡散部、30…部品供給手段、31…部品収容部、31a…出口、32…部品供給部、32a…無端ベルト、32a1…支持部分、32a2…搬送端、32b…ベルト回転部、33…余剰部品受容部、40…部品位置認識手段、41…第1撮像部、42…第1画像処理部、50…部品保持挿入手段、51…ヘッド部、52…部品保持部(吸着ノズル)、53…ヘッド回転部、54…ノズルホルダ、55…ノズル昇降部、56…ノズル回転部、60…部品向き認識手段、61…第2撮像部、62…第2画像処理部、70…テープ送り手段、TR1~TR3…供給リール、71…リール支持部、75~77…テープガイド、P1…部品供給場所、P2…部品位置認識場所、P3…部品向き認識場所、P4…部品挿入場所。

Claims (16)

  1. 間欠移動可能に配置された複数種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープのポケットに当該ポケットに対応したサイズの指定部品を順次挿入可能なテーピング装置であって、
    前記サイズに応じた数の前記指定部品を部品載置部に散在状態で供給可能な部品供給手段と、
    前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識可能な部品位置認識手段と、
    前記部品位置認識手段からの部品位置情報に基づいて前記散在部品を複数の部品保持部それぞれに保持可能な部品保持手段と、
    前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識可能な部品向き認識手段と、
    前記部品向き認識手段からの部品向き情報に基づいて前記保持部品を向き調整後に前記指定キャリアテープの前記ポケットに順次挿入可能な部品挿入手段とを備える、
    テーピング装置。
  2. 前記部品供給手段は、多数の前記指定部品を収容可能な部品収容部と、前記部品収容部の出口から前記指定部品を導出可能で、かつ、導出された前記指定部品を搬送してその搬送端から前記部品載置部に落下可能な部品供給部とを有し、前記部品供給部の搬送距離によって前記サイズに応じた数の前記指定部品を前記部品載置部に供給できるように構成されている、
    請求項1に記載のテーピング装置。
  3. 前記部品供給部の前記搬送端は、前記部品載置部に前記指定部品を供給するときに前記部品載置部の中央上方に位置している、
    請求項2に記載のテーピング装置。
  4. 前記部品供給部は、前記部品収容部の前記出口から導出された前記指定部品を支持可能な支持部分を有する無端ベルトと、無端ベルトを回転可能なベルト回転部とを有する、
    請求項2または3に記載のテーピング装置。
  5. 前記部品供給手段は、前記部品載置部に前記指定部品を供給した後に前記部品供給部の前記搬送端から落下した余剰の前記指定部品を受容可能な余剰部品受容部をさらに有する、
    請求項2~4のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  6. 前記余剰部品受容部は、受容した余剰の前記指定部品を次の供給時に前記部品載置部に落下できるように構成されている、
    請求項5に記載のテーピング装置。
  7. 前記部品載置部は、平坦面を有するトレイ部と、前記トレイ部に振動を付与可能な部品拡散部とを有し、前記部品供給手段から前記トレイ部の前記平坦面に供給された前記指定部品を前記部品拡散部からの振動によって拡散できるように構成されている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  8. 前記部品位置認識手段は、第1撮像部と、前記第1撮像部で得た画像から前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識可能な第1画像処理部とを有し、
    前記部品保持手段は、前記複数の部品保持部としての複数の吸着ノズルが設けられたヘッド部と、前記ヘッド部を回転可能なヘッド回転部とを有し、
    前記部品向き認識手段は、第2撮像部と、前記第2撮像部で得た画像から前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識可能な第2画像処理部とを有し、
    前記部品挿入手段は、前記複数の吸着ノズルを個別に回転可能なノズル回転部と、前記複数の吸着ノズルを個別に昇降可能なノズル昇降部とを有する、
    請求項1~7のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  9. 前記部品載置部を部品供給場所と部品位置認識場所とに移動可能で、前記第1撮像部を前記部品位置認識場所に移動可能で、前記ヘッド部を前記部品位置認識場所と部品向き認識場所と部品挿入場所とに移動可能な移動手段をさらに備え、
    前記第2撮像部は前記部品向き認識場所に配置されている、
    請求項8に記載のテーピング装置。
  10. 前記部品載置部の移動方向と、前記第1撮像部および前記ヘッド部の移動方向は、平面において直交している、
    請求項9に記載のテーピング装置。
  11. 前記指定部品は、直方体状を成す電子部品である、
    請求項1~10のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  12. 間欠移動可能に配置された複数種類のキャリアテープのうちの指定キャリアテープのポケットに当該ポケットに対応したサイズの指定部品を順次挿入可能なテーピング装置であって、
    部品供給手段を用いて前記サイズに応じた数の前記指定部品を部品載置部に散在状態で供給するステップと、
    部品位置認識手段を用いて前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識するステップと、
    部品保持手段を用いて前記部品位置認識手段からの部品位置情報に基づき前記散在部品を複数の部品保持部それぞれに保持するステップと、
    部品向き認識手段を用いて前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識するステップと、
    部品挿入手段を用いて前記部品向き認識手段からの部品向き情報に基づき前記保持部品を向き調整後に前記指定キャリアテープの前記ポケットに順次挿入するステップとを備える、
    テーピング方法。
  13. 前記部品供給手段は、多数の前記指定部品を収容可能な部品収容部と、前記部品収容部の出口から前記指定部品を導出可能で、かつ、導出された前記指定部品を搬送してその搬送端から前記部品載置部に落下可能な部品供給部とを有し、
    前記部品供給部の搬送距離によって前記サイズに応じた数の前記指定部品を前記部品載置部に供給可能である、
    請求項12に記載のテーピング方法。
  14. 前記部品供給手段は、前記部品載置部に前記指定部品を供給した後に前記部品供給部の前記搬送端から落下した余剰の前記指定部品を受容可能な余剰部品受容部をさらに有し、
    前記余剰部品受容部に受容した余剰の前記指定部品を次の供給時に前記部品載置部に落下可能である、
    請求項13に記載のテーピング方法。
  15. 前記部品載置部は、平坦面を有するトレイ部と、前記トレイ部に振動を付与可能な部品拡散部とを有し、
    前記部品供給手段から前記トレイ部の前記平坦面に供給された前記指定部品を前記部品拡散部からの振動によって拡散可能である、
    請求項12~14のいずれか1項に記載のテーピング方法。
  16. 前記部品位置認識手段は、第1撮像部と、前記第1撮像部で得た画像から前記部品載置部の散在部品それぞれの位置を認識可能な第1画像処理部とを有し、
    前記部品保持手段は、前記複数の部品保持部としての複数の吸着ノズルが設けられたヘッド部と、前記ヘッド部を回転可能なヘッド回転部とを有し、
    前記部品向き認識手段は、部品向き認識場所に配置された第2撮像部と、前記第2撮像部で得た画像から前記複数の部品保持部に保持された保持部品それぞれの向きを認識可能な第2画像処理部とを有し、
    前記部品挿入手段は、前記複数の吸着ノズルを個別に回転可能なノズル回転部と、前記複数の吸着ノズルを個別に昇降可能なノズル昇降部とを有し、
    前記部品載置部は移動手段によって部品供給場所と部品位置認識場所とに移動可能であり、前記第1撮像部は前記移動手段によって前記部品位置認識場所に移動可能であり、前記ヘッド部は前記移動手段によって前記部品位置認識場所と前記部品向き認識場所と部品挿入場所とに移動可能である、
    請求項12~15のいずれか1項に記載のテーピング方法。
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