JP7359255B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、レシートを出力する技術に関する。
レシートの出力に関する技術の一例が下記特許文献に開示されている。下記特許文献1には、アクチュエータにより駆動される可動刃のストロークを加減することにより、クレジット決済をした取引におけるレシートおよび必要な枚数のクレジット控えを、切り残し部でつながったままの状態で出力する技術が開示されている。また、下記特許文献2には、シート切断時に、可動刃を変えることなくフルカットおよびパーシャルカットを選択可能なことに加え、パーシャルカットを無段で適宜の幅に調整可能なシートカッタの構造が開示されている。また、下記特許文献3には、カッタアームの軌跡上の異なる位置に2つのセンサが設けられ、当該2つのセンサ用いてカッタアームの動きを制御することにより、同じ刃を用いてフルカットとパーシャルカットとの両方を実現する技術が開示されている。
特開平10-241047号公報 実用新案登録第3127291号公報 特開2010-69722号公報
店員が操作する端末において精算対象の商品の登録から該商品の精算までを行うといった運用に加え、店員が操作する端末では精算対象の商品の登録までを行い、該商品の精算は顧客が操作する端末で行うという運用が行われることがある。またこのような運用において、店員が操作する端末において商品の精算まで行うことを顧客が望むケースもある。顧客が操作する端末で商品の精算を行う場合は、顧客が該端末から出力されるレシートを直接受け取ることになる。一方、店員が操作する端末において商品の精算まで行う場合は、店員が端末から出力されるレシートを取った後で顧客に手渡すことになる。このような点から、端末からレシートを第一に受け取る人物に合わせてレシートの出力形式を変更可能とし、端末からレシートを第一に受け取る人物に合わせたレシートを出力できると好ましい。
本発明の目的は、端末からレシートを第一に受け取る人物に合わせたレシートを出力できる技術を提供することにある。
本発明によれば、
精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理システムであって、
前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断し、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する、
情報処理システムが提供される。
本発明によれば、
精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理方法であって、
前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断し、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する、
ことを含む情報処理方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理システムで用いられる情報処理装置であって、
前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断し、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する、
情報処理装置が提供される。
本発明によれば、
精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理システムで用いられるプログラムであって、
前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断させ、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断させるプログラムが提供される。
本発明によれば、出力されるレシートを受け取る人物に合わせてレシートの出力形式を変更することができる。
第1実施形態における情報処理システムの処理構成を概念的に示す図である。 第1実施形態における情報処理システムに含まれる商品登録装置および精算装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 第1実施形態における情報処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 第2実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態における情報処理装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 第3実施形態における情報処理システムの処理構成を概念的に示す図である。 第3実施形態における情報処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 第4実施形態における情報処理装置の処理構成を概念的に示す図である。 第4実施形態における情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1実施形態]
〔処理構成〕
図1は、第1実施形態における情報処理システム1の処理構成を概念的に示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1は、商品登録装置10および精算装置20を備える。なお、図1では、商品登録装置10および精算装置20を1つずつ備える情報処理システム1が例示されているが、商品登録装置10または精算装置20はそれぞれ複数設けられていてもよい。また、情報処理システム1は、商品登録装置10と精算装置20との間のデータのやり取りを中継するサーバ装置などを更に含んでいてもよい。
商品登録装置10は精算対象の商品の登録に用いられる装置であり、精算対象の商品の情報(例えば、各商品の商品コード、各商品の名称、各商品の単価、各商品の個数、各商品の割引/値引情報、登録された商品の合計金額など)を含む精算情報を生成する。精算装置20は、商品登録装置10から出力される精算情報を用いて、精算対象として登録された商品の精算を行う装置である。ここで、商品登録装置10は、例えば顧客の要望などに応じて、精算装置20と同様に精算対象として登録された商品の精算を行う機能も有する。また商品登録装置10および精算装置20の各々は、後述するような、各精算のレシートを出力する構成を有する。
商品登録装置10は、第1出力制御部110および第1レシート出力部120を有する。第1出力制御部110は、レシートの出力を制御する命令(出力制御命令)を第1レシート出力部120に送信する。第1レシート出力部120は、出力制御命令を受けると、商品登録装置10にセットされた一続きのレシート印刷用紙に精算情報を印刷してその精算のレシートを生成し、そのレシートを第1の切断状態で出力する。ここで、切断状態とはレシートの切り方を意味する。例えば、第1レシート出力部120は、一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態のレシート、または、少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のレシートのいずれか一方を出力する。
具体的には、第1出力制御部110は、商品登録装置10に対して店員が行う所定の操作に応じて、出力制御命令を第1レシート出力部120に送信する。ここでの「所定の操作」とは、例えば、顧客からの預かった金銭の額を確定するボタンを押下する操作(精算の内容が確定する操作)、または、レシートの出力要否を選択できる画面で「レシート要」を選択する操作など、商品精算の一連の流れの中でレシートの出力が必要となる操作である。これに限らず、第1出力制御部110は、レシートを再発行する操作に応じて出力制御命令を第1レシート出力部120に送信するなど、商品精算時以外にレシートを出力可能に構成されていてもよい。なお、レシートの出力のトリガとなる商品登録装置10での操作は、ここで例示するものに制限されない。
精算装置20は、第2出力制御部210および第2レシート出力部220を有する。第2出力制御部210は、レシートの出力を制御する命令(出力制御命令)を第2レシート出力部220に送信する。第2レシート出力部220は、第2出力制御部210からの出力制御命令を受けると、一続きのレシート印刷用紙に精算情報を印刷して該精算のレシートを生成し、そのレシートを上記第1の切断状態とは異なる第2の切断状態で出力する。例えば、第1レシート出力部120が、一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態のレシート、または、少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のレシートのいずれか一方を出力するときに、第2レシート出力部220はその他方の状態のレシートを出力する。
具体的には、第2出力制御部210は、精算装置20に対して顧客が行う所定の操作に応じて、出力制御命令を第2レシート出力部220に送信する。ここでの「所定の操作」とは、例えば、精算装置20に投入した金銭の額を確定するボタンを押下する操作(精算の内容が確定する操作)、または、レシートの出力要否を選択できる画面で「レシート要」を選択する操作など、商品精算の一連の流れの中でレシートの出力が必要となる操作である。これに限らず、第2出力制御部210は、レシートを再発行する操作に応じて出力制御命令を第2レシート出力部220に送信するなど、商品精算時以外にレシートを出力可能に構成されていてもよい。なお、レシートの出力のトリガとなる精算装置20での操作は、ここで例示するものに制限されない。
なお、上記説明では、第1の切断状態が、一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態または少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態の一方であり、第2の切断状態がその他方である例を示した。しかしながら、第1の切断状態および第2の切断状態はこれに制限されない。例えば、第1の切断状態と第2の切断状態が、共に、レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙とつながるような切断状態であり、そのつながり方が異なる場合(例えば、一方がミシン目状に切断された状態であり、他方が一部を残してV字状に切断された状態である場合など)も本発明の範疇に含まれる。
〔ハードウエア構成〕
図2は、第1実施形態における情報処理システム1に含まれる商品登録装置10および精算装置20のハードウエア構成を概念的に示す図である。
<商品登録装置10>
商品登録装置10は、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、入出力インターフェース(入出力I/F)104、および通信ユニット105などを備える。プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、入出力インターフェース104、および通信ユニット105は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。
プロセッサ101は、例えば CPU(Central Processing Unit)や GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ102は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ103は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージ103は、RAMやROM等のメモリであってもよい。
ストレージ103は、商品登録装置10が備える各処理部の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ101は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部(第1出力制御部110、第1レシート出力部120)の機能をそれぞれ実現する。ここで、プロセッサ101は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ102上に読み出してから実行してもよいし、メモリ102上に読み出さずに実行してもよい。
入出力インターフェース104は、表示装置1041、入力装置1042、印刷装置1043、金銭処理装置1044、および読取装置1045などと接続される。表示装置1041は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、プロセッサ101やGPU(Graphics Processing Unit)(図示せず)等により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入出力インターフェース104には1つまたはそれ以上の表示装置1041が接続され得る。入力装置1042は、オペレータの操作入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボード、タッチセンサ、および音声入力用マイクなどである。表示装置1041および入力装置1042は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。
印刷装置1043は、予めセットされたレシート印刷用紙を送り出す機構と、1つの精算の内容をレシート印刷用紙に印刷する機構と、レシート印刷用紙を1つの精算単位のレシートで切断する機構とを含む。これらの印刷装置1043の機構は、プロセッサ101から送信される出力制御命令に従って動作する。従って、プロセッサ101は第1出力制御部110と、印刷装置1043は第1レシート出力部120とそれぞれ呼ぶこともできる。具体的には、印刷装置1043は、プロセッサ101からの出力制御命令に含まれる印刷内容を制御する情報に基づいてレシート印刷用紙を送り出して印刷処理を実行し、プロセッサ101からの出力制御命令に含まれる切断状態を制御する情報に基づいて、レシートの切断動作を制御する。この場合、プロセッサ101からの出力制御命令には、第1の切断状態でレシートを出力する旨の制御情報が含まれる。また、印刷装置1043は、レシートの切断状態を切り替えるスイッチなどを外面に備えていてもよい。この場合、印刷装置1043のスイッチの状態に応じてレシートが第1の切断状態で出力されるように制御される。そのため、スイッチで切断状態を切り替える場合は、プロセッサ101からの出力制御命令は切断状態を制御する情報を含まなくてもよい。
金銭処理装置1044は、精算時に顧客から受け取る金銭などを処理する装置であり、例えば、投入された金銭の計数する装置、釣銭を払い出す装置などを含む。読取装置1045は、光源とフォトダイオードといった受光素子とを備え、商品を識別するための商品コードを検出するコードリーダーや、レンズとCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーといった撮像素子とを備え、商品の外観を含む画像を撮像するカメラなどである。
通信ユニット105は精算装置20やその他の外部の装置との間でデータを送受信する。例えば、商品登録装置10で生成された精算情報は、通信ユニット105を介して精算装置20に送信される。なお、通信ユニット105を介して商品登録装置10と外部の装置とを接続する方法は様々である。例えばこの接続は、ネットワーク回線を介したネットワーク接続や、バス回線(例えばUSB(Universal Serial Bus)回線)を介したバス接続などである。なお、ネットワーク回線は無線回線であってもよいし有線回線であってもよい。
<精算装置20>
精算装置20は、プロセッサ201、メモリ202、ストレージ203、入出力インターフェース(入出力I/F)204、および通信ユニット205などを備える。プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、入出力インターフェース104、および通信ユニット105は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。精算装置20のハードウエア構成は、商品登録装置10のハードウエア構成と略同様である。精算装置20は、商品の精算を主に行う装置であるため、読取装置1045に相当する装置を備えていなくてもよい。以下では、商品登録装置10と異なる部分について主に説明する。
ストレージ203は、精算装置20が備える各処理部の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ201は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部(第2出力制御部210、第2レシート出力部220)の機能をそれぞれ実現する。ここで、プロセッサ201は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ202上に読み出してから実行してもよいし、メモリ202上に読み出さずに実行してもよい。
印刷装置2043は、印刷装置1043と同様に、予めセットされたレシート印刷用紙を送り出す機構と、1つの精算の内容をレシート印刷用紙に印刷する機構と、レシート印刷用紙を1つの精算単位のレシートで切断する機構とを含む。これらの印刷装置2043の機構は、プロセッサ201から送信される出力制御命令に従って動作する。従って、プロセッサ201は第2出力制御部210と、印刷装置2043は第2レシート出力部220とそれぞれ呼ぶこともできる。具体的には、印刷装置2043は、プロセッサ201からの出力制御命令に含まれる印刷内容を制御する情報に基づいてレシート印刷用紙を送り出して印刷処理を実行し、プロセッサ201からの出力制御命令に含まれる切断状態を制御する情報に基づいて、レシートの切断動作を制御する。この場合、プロセッサ201からの出力制御命令には、第1の切断状態とは異なる第2の切断状態でレシートを出力する旨の制御情報が含まれる。また、印刷装置2043は、レシートの切断状態を切り替えるスイッチなどを更に備えていてもよい。この場合、印刷装置2043のスイッチによってレシートが第2の切断状態で出力されるように制御される。そのため、プロセッサ201からの出力制御命令は切断状態を制御する情報を含まなくてもよい。
なお、商品登録装置10のハードウエア構成は図2に示される構成に制限されない。例えば、商品登録装置10と精算装置20との間に、精算情報などのやり取りを中継するサーバ装置が含まれていてもよい。
〔動作例〕
図3を用いて、本実施形態における情報処理システム1の動作例を説明する。図3は、第1実施形態における情報処理システム1の処理の流れを示すシーケンス図である。以下では、精算対象として登録された商品の精算が商品登録装置10で行われる場合、第1出力制御部110が、一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した第1の切断状態のレシートを出力し、精算対象として登録された商品の精算が精算装置20で行われる場合、第1レシート出力部120が、少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった第2の切断状態のレシートを出力する例を示す。
商品登録装置10は、読取装置1045を用いて精算対象とする商品を認識し、認識した商品の商品情報(商品コード、商品名、商品単価、割引/値引の有無など)を精算情報に含める。これにより、読取装置1045を用いて認識した商品が精算対象の商品として登録される(S101)。精算対象の商品の登録が完了すると、商品登録装置10のオペレータの操作により、精算対象として登録された商品の精算を、商品登録装置10で行うか、精算装置20で行うかが決定される(S102)。例えば、商品登録装置10は、商品登録装置10で精算を行うボタンと精算装置20で精算を行うボタンとを表示装置に表示し、オペレータからの選択入力を受け付ける。そして、その選択入力に従って、精算対象として登録された商品の精算を、商品登録装置10および精算装置20のいずれで行うかが決定される。
<商品登録装置10で精算が行われる場合>
商品登録装置10で精算が行われる場合(S102:商品登録装置)、第1出力制御部110は、金銭処理装置1044や入力装置1042から、顧客から受け取った金銭の額を入力情報として取得する(S103)。その後、第1出力制御部110は、表示装置にレシートの要否を選択する画面(レシート要否選択画面)を表示する(S104)。レシートの要否を判断するのは顧客であるため、レシート要否確認画面は、顧客用に設けられた表示装置に表示させるのが好ましい。また、商品登録装置10のオペレータ(店員)用の画面にレシート要否確認画面を表示し、店員が顧客の要望に応じてレシート要否を選択するようにしてもよい。そして、表示されたレシート要否確認画面においてレシートの要否が選択される(S105)。表示されたレシート要否確認画面で「レシート要」が選択された場合、又は、所定時間(例えば5秒間)が経過した場合(S105:レシート要または所定時間経過)、第1出力制御部110は、印刷装置1043に対してレシートの状態を第1の切断状態(例えば、レシート印刷用紙から完全に切り離した状態)とする命令を含む出力制御命令を出力し、また、金銭処理装置1044に対して釣銭の払出制御命令を出力する。この場合、印刷装置1043からは第1の切断状態のレシートが出力され、また、金銭処理装置1044からは、顧客から受け取った金額と、精算情報に含まれる商品の合計金額との差額が釣銭として払い出される(S106)。一方、表示されたレシート要否確認画面で「レシート不要」が選択された場合(S105:レシート不要)、第1出力制御部110は、金銭処理装置1044に対して釣銭の払出制御命令のみを出力する。この場合、金銭処理装置1044から釣銭が払い出されるが、印刷装置1043からレシートは出力されない(S107)。このようにすることで、不要なレシートの発行を回避できる。
<精算装置20で精算が行われる場合>
一方、精算装置20で精算が行われる場合(S102:精算装置)、商品登録装置10は、生成した精算情報を精算装置20に向けて送信する(S108)。商品登録装置10は、例えば、精算情報の送信先とする精算装置20の指定入力をオペレータから受け付け、当該指定された精算装置20に直接またはサーバ装置(図示せず)を介して精算情報を送信する。なお、精算情報の送信方法はこれに限られない。例えば、商品登録装置10が、精算情報をサーバ装置(図示せず)に送信するとともに、その精算情報を特定可能な識別情報を含む、精算装置20で読み取り可能な可搬型媒体(例えば、識別情報を含む1次元コードまたは2次元コードが印刷された紙媒体など)を出力するようにしてもよい。この場合、商品登録装置10のオペレータは出力された可搬型媒体を顧客に渡し、顧客はその可搬型媒体を任意の精算装置20に読み取らせる。これにより、精算装置20は、可搬型媒体から読み取った識別情報を基にサーバ装置にアクセスし、サーバ装置から当該識別情報に対応する精算情報を取得することができる。
第2出力制御部210は、商品登録装置10から出力された精算情報を取得すると、例えば金銭処理装置2044に対して精算対象として登録された商品の代金を投入することを促す画面を表示装置2041に表示し、顧客から投入された金銭の額を取得する(S109)。顧客からの金銭を受け付けると、第2出力制御部210は、S104と同様に、レシート要否選択画面を表示する(S110)。表示されたレシート要否確認画面で「レシート要」が選択された場合、又は、所定時間(例えば5秒間)が経過した場合(S111:レシート要または所定時間経過)、第2出力制御部210は、印刷装置2043に対してレシートの状態を第2の切断状態(例えば、レシートの少なくとも一部分がレシート印刷用紙につながった状態)とする命令を含む出力制御命令を出力し、また、金銭処理装置2044に対して釣銭の払出制御命令を出力する。この場合、印刷装置2043からは第2の切断状態のレシートが出力され、また、金銭処理装置2044からは、顧客が投入した金額と、精算情報に含まれる商品の合計金額との差額が釣銭として払い出される(S112)。一方、表示されたレシート要否確認画面で「レシート不要」が選択された場合(S111:レシート不要)、第2出力制御部210は、金銭処理装置2044に対して釣銭の払出制御命令のみを出力する。この場合、商品登録装置10の動作と同様に、金銭処理装置2044から釣銭が払い出されるが、印刷装置2043からレシートは出力されない(S107)。このようにすることで、不要なレシートの発行を回避できる。
以上、本実施形態によれば、端末から出力されるレシートを第一に受け取る人物に合わせてレシートの出力方法が変更される。具体的には、本実施形態の例では、商品登録装置10でレシートが出力される場合は、レシートを受け取る人物は商品登録装置10を操作する店員であり、そのレシートはレシート印刷用紙から完全に切り離された状態で出力される。これにより、通常のレジ業務に従って顧客にレシートを渡す際、店員は切断面が整ったきれいな状態のレシートを渡すことができる。また、精算装置20でレシートが出力される場合は、レシートを受け取る人物は精算装置20を操作する顧客であり、そのレシートは少なくとも一部がレシート印刷用紙につながったままの状態で出力される。ここで、精算装置20では、商品登録装置10の場合と異なりレシートを渡してくれる店員がいないため、顧客がレシートを受け取らずに立ち去ってしまうこともある。本実施形態によれば、顧客がレシートを受け取らずに立ち去ってしまった場合であっても、次の顧客のレシートに押し出されるなどして前の顧客のレシートがフロアに落下し、フロアにレシートが散乱するような事態となることを防止できる。
また、本実施形態では、レシートの出力制御命令に、レシートの切断状態を制御する命令が含まれる。これにより、ソフトウエアの設定を変更するのみでレシートの切断状態を変更でき、スイッチなどによって切断状態を切り替えるといった場合に比べ、商品登録装置10または精算装置20で出力するレシートの切断状態を変更する作業のコストを低減できる。
[第2実施形態]
本実施形態では、第1実施形態の情報処理システム1に含まれる情報処理装置について説明する。具体的には、本実施形態で説明する情報処理装置30は、商品登録装置10として機能する第1のモードと、精算装置20として機能する第2のモードのいずれかのモードで動作する。本実施形態の情報処理装置30は、上記の動作モードに応じて、第1の切断状態のレシートと、第1の切断状態とは異なる第2の切断状態のレシートとを切り替えて出力する。情報処理装置30の動作モードは、例えば、情報処理装置30に設けられたモード切替用のスイッチや管理者用の設定画面を操作することなどにより選択される。
〔処理構成〕
図4は、第2実施形態における情報処理装置30の処理構成を概念的に示すブロック図である。図4に示されるように、情報処理装置30は、出力制御部310およびレシート出力部320を備える。
出力制御部310は、情報処理装置30のモードに応じて、レシートの出力を制御する命令(出力制御命令)をレシート出力部320に送信する。レシート出力部320は、出力制御部310からの出力制御命令を受けると、一続きのレシート印刷用紙に精算情報を印刷して該精算のレシートを生成する。そして、レシート出力部320は、情報処理装置30が上記第1のモードである場合は第1の切断状態のレシートを出力し、情報処理装置30が上記第2のモードである場合は第2の切断状態のレシートを出力する。
具体的には、出力制御部310は、情報処理装置30が上記第1のモードである場合、第1の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令をレシート出力部320に送信する。また、出力制御部310は、情報処理装置30が第2のモードである場合、第1の切断状態とは異なる第2の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令をレシート出力部320に送信する。そして、レシート出力部320は、出力制御部310からの出力制御命令に応じた切断状態のレシートを切断して出力する。ここで、第1の切断状態は、例えば、レシートを一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態、または、レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のいずれか一方であり、第2の切断状態はその他方である。但し、第1実施形態で説明したように、第1の切断状態と第2の切断状態はこの例に制限されない。
〔ハードウエア構成〕
図5は、第2実施形態における情報処理装置30のハードウエア構成を概念的に示す図である。図5に示されるように、情報処理装置30は、プロセッサ301、メモリ302、ストレージ303、入出力インターフェース(入出力I/F)304、および通信ユニット305などを備える。プロセッサ301、メモリ302、ストレージ303、入出力インターフェース304、および通信ユニット305は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路で接続されている。情報処理装置30のハードウエア構成は、第1実施形態の商品登録装置10のハードウエア構成または精算装置20のハードウエア構成と同様であり、情報処理装置30のモードによって変わり得る。例えば、情報処理装置30は、上記第2のモードで動作する場合は表示装置3041、入力装置3042、印刷装置3043、及び金銭処理装置3044が設けられ、上記第1のモードで動作する場合は更に読取装置3045が設けられる。情報処理装置30の出力制御部310およびレシート出力部320の機能は、各動作モードに応じて、第1実施形態で説明したように実現される。また、情報処理装置30は動作モードを切り替えるための構成を更に有する。例えば、情報処理装置30の動作モードを切り替えるスイッチを更に有する。当該スイッチは、入出力インターフェース304等を介して情報処理装置30に組み込まれる。また、情報処理装置30は、動作モードを選択可能な管理者用設定画面を表示するプログラムをストレージ303に格納しており、プロセッサ301が該プログラムを実行することで、情報処理装置30の動作モードが選択可能となるように構成されていてもよい。
以上、本実施形態の情報処理装置30は、第1のモードでは第1実施形態の商品登録装置10として動作し、第2のモードでは第1実施形態の精算装置20として動作する。第1のモードで動作する情報処理装置30と第2のモードで動作する情報処理装置30とによって、第1実施形態で説明したような情報処理システム1を構築することができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
本実施形態では、第1実施形態の情報処理システム1に含まれる商品登録装置10および精算装置20において、本発明の効果を得るための最小構成を有する商品登録装置10および精算装置20を説明する。
〔処理構成〕
図6は、第3実施形態における情報処理システム1の処理構成を概念的に示す図である。情報処理システム1は、商品登録装置10および精算装置20を含む。本実施形態においても、商品登録装置10は、精算装置20と同様に、精算対象として登録された商品の精算を行うことができる。商品登録装置10は第1レシート出力部120を備え、精算装置20は第2レシート出力部220を備える。
本実施形態の情報処理システム1は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートを、商品登録装置10で出力する場合は第1の切断状態で出力し、精算装置20で出力する場合には第1の切断状態とは異なる第2の切断状態で出力する。具体的には、商品登録装置10でレシートを出力する場合、当該レシートの出力命令が第1レシート出力部120に送信され、第1レシート出力部120から第1の切断状態のレシートが出力される。また、精算装置20でレシートを出力する場合は、当該レシートの出力命令が第2レシート出力部220に送信され、第2レシート出力部220が第2の切断状態のレシートを出力する。
第1レシート出力部120は、例えば、第1の切断状態専用のレシート切断機構を用いて、第1の切断状態のレシートを常に出力するように構成される。また、第1レシート出力部120は、複数の切断状態をスイッチなどで切替可能なレシート切断機構を用い、該スイッチを第1の切断状態にセットすることで、第1の切断状態のレシートを出力するように構成されていてもよい。また、第1レシート出力部120は、第1レシート出力部120に送信されるレシートの出力命令に含まれる切断状態の制御命令などを用いて、第1の切断状態のレシートを出力するように構成されていてもよい。第2レシート出力部220も同様に、専用のレシート切断機構、スイッチで切断状態を切替可能なレシート切断機構、または、レシート出力命令に含まれる切断状態の制御命令などにより、第2の切断状態のレシートを出力するように構成される。
〔ハードウエア構成〕
本実施形態の商品登録装置10および精算装置20は、図2に示されるような、第1実施形態と同様のハードウエア構成を有する。本実施形態の第1レシート出力部120は、例えば、プロセッサ101により実行される第1レシート出力部120の機能を実現するためのプログラムモジュールと印刷装置1043とが協働することにより実現される。第1レシート出力部120の機能を実現するためのプログラムモジュールは、例えば、ストレージ103に記憶される。また、本実施形態の第2レシート出力部220は、例えば、プロセッサ201により実行される第2レシート出力部220の機能を実現するためのプログラムモジュールと印刷装置2043とが協働することにより実現される。第2レシート出力部220の機能を実現するためのプログラムモジュールは、例えば、ストレージ203に記憶される。
〔動作例〕
図7を用いて、本実施形態における情報処理システム1の動作例を説明する。図7は、第3実施形態における情報処理システム1の処理の流れを示すシーケンス図である。図7では、商品精算の一連の流れの中で当該精算のレシートが出力される場合の処理の流れが例示されている。
図7に示される、精算対象の商品を登録する処理(S201)および精算を行う装置を決定する処理(S202)までの処理の流れは、図3に示されるフローチャートにおける処理S101、S102と同様である。
<商品登録装置10で精算が行われる場合>
商品登録装置10で精算が行われる場合(S202:商品登録装置)、金銭処理装置1044や入力装置1042を用いて、顧客から受け取った金銭の額が商品登録装置10に入力され、精算対象として登録された商品の精算が行われる(S203)。ここでレシートを出力するトリガとなる操作が商品登録装置10で行われると、第1レシート出力部120にレシートの出力命令が送信され(S204)、第1レシート出力部120は第1の切断状態のレシートを出力する(S205)。上述したように、第1レシート出力部120は、専用のレシート切断機構、スイッチで切断状態を切替可能なレシート切断機構、または、レシート出力命令に含まれる切断状態の制御命令などによって、第1の切断状態のレシートを出力するように構成されている。
<精算装置20で精算が行われる場合>
一方、精算装置20で精算が行われる場合(S202:精算装置)、商品登録装置10は、生成した精算情報を精算装置20に向けて送信する(S206)。精算装置に精算情報を送信する方法については、第1実施形態で説明したとおりである。
精算装置20は、金銭処理装置2044を用いて、顧客から投入された金銭の額が精算装置20に入力され、精算対象として登録された商品の精算が行われる(S207)。ここでレシートを出力するトリガとなる操作が精算装置20で行われると、第2レシート出力部220にレシートの出力命令が送信され(S208)、第2レシート出力部220は第2の切断状態のレシートを出力する(S209)。上述したように、第2レシート出力部220は、専用のレシート切断機構、スイッチで切断状態を切替可能なレシート切断機構、または、レシート出力命令に含まれる切断状態の制御命令などによって、第2の切断状態のレシートを出力するように構成されている。
以上、本実施形態によれば、商品登録装置10または精算装置20を操作する人物に応じて、レシートの切断状態を変えて出力することができる。
[第4実施形態]
本実施形態では、第2実施形態の情報処理装置30において、本発明の効果を得るための最小構成を有する情報処理装置30を説明する。
〔処理構成〕
図8は、第4実施形態における情報処理装置30の処理構成を概念的に示す図である。図8に示されるように、情報処理装置30はレシート出力部320を備える。本実施形態の情報処理装置30は、第2実施形態の情報処理装置30と同様に、商品登録装置10として機能する第1のモードと、精算装置20として機能する第2のモードのいずれかのモードで動作する。本実施形態のレシート出力部320は、レシートの出力命令を受けると、情報処理装置30の動作モードに応じて、第1の切断状態のレシートと、第1の切断状態とは異なる第2の切断状態のレシートとを切り替えてを出力する。
〔ハードウエア構成〕
本実施形態の情報処理装置30は、図5に示されるような、第2実施形態と同様のハードウエア構成を有する。本実施形態のレシート出力部320は、例えば、プロセッサ301により実行されるレシート出力部320の機能を実現するためのプログラムモジュールと印刷装置3043とが協働することにより実現される。レシート出力部320の機能を実現するためのプログラムモジュールは、例えば、ストレージ303に記憶される。
〔動作例〕
図9を用いて、本実施形態における情報処理装置30の動作例を説明する。図9は、第4実施形態における情報処理装置30の処理の流れを示すフローチャートである。
レシート出力部320は、情報処理装置30での所定の操作(レシートを出力するトリガとなる操作)に応じて送信される、レシートの出力命令を取得する(S301)。すると、レシート出力部320は、情報処理装置30の動作モードを判定する(S302)。情報処理装置30の動作モードが第1のモードである場合(S302:第1のモード)、レシート出力部320は第1の切断状態のレシートを出力する(S303)。一方、情報処理装置30の動作モードが第2のモードである場合(S302:第2のモード)レシート出力部320は第2の切断状態のレシートを出力する(S304)。
以上、本実施形態の情報処理装置30によれば、情報処理装置30の動作モードに応じて、すなわち、情報処理装置30を操作する人物(レシートを第一に受け取る人物)に応じて、レシートの出力形式を変更できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上述の各実施形態では、商品の精算に係るレシートについて本発明を適用する例を示したが、本発明は、一続きの印刷用紙を切断して出力される様々な物に適用することができる。例えば、本発明は、レシートに付随して又は単独で印刷装置から出力されるクーポン券などに適用することができる。
また、上述の説明で用いたシーケンス図やフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
商品登録装置とその商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算処理を行う精算装置とを備える情報処理システムであって、
精算対象として登録された商品の精算に係るレシートを、前記商品登録装置で出力する場合は第1の切断状態で出力し、前記精算装置で出力する場合は前記第1の切断状態とは異なる第2の切断状態で出力する、
情報処理システム。
2.
前記第1の切断状態は、前記レシートを一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態、または、前記レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のうちのいずれか一方であり、前記第2の切断状態はその他方である、
1.に記載の情報処理システム。
3.
前記商品登録装置は、
前記レシートを前記第1の切断状態で出力する第1レシート出力手段を有し、
前記精算装置は、
前記レシートを前記第2の切断状態で出力する第2レシート出力手段を有する、
1.または2.に記載の情報処理システム。
4.
前記商品登録装置は、
前記第1の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記第1レシート出力手段に送信する第1出力制御手段を更に有し、
前記精算装置は、
前記第2の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記第2レシート出力手段に送信する第2出力制御手段を更に有する、
3.に記載の情報処理システム。
5.
商品登録装置とその商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算処理を行う精算装置とを備える情報処理システムにおいて実行されるレシート出力方法であって、
精算対象として登録された商品の精算に係るレシートを前記商品登録装置で出力する場合は、前記商品登録装置が前記レシートを第1の切断状態で出力し、前記レシートを前記精算装置で出力する場合は、前記精算装置が前記レシートを前記第1の切断状態とは異なる第2の切断状態で出力する、
ことを含むレシート出力方法。
6.
前記第1の切断状態は、前記レシートを一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態、または、前記レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のうちのいずれか一方であり、前記第2の切断状態はその他方である、
1.に記載のレシート出力方法。
7.
前記商品登録装置が、
前記第1の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を受けて前記レシートを第1の切断状態で出力し、
前記精算装置が、
前記第2の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を受けて前記レシートを第2の切断状態で出力する、
ことを含む5.または6.に記載の情報処理システム。
8.
商品登録装置とその商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算処理を行う精算装置とを備える情報処理システムで用いられる情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、
前記商品登録装置として機能する第1のモードと、前記精算装置として機能する第2のモードのいずれかのモードで動作し、
前記モードに応じて、第1の切断状態のレシートと、前記第1の切断状態とは異なる第2の切断状態のレシートとを切り替えて出力するレシート出力手段を備える、
情報処理装置。
9.
前記第1の切断状態は、前記レシートを一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態、または、前記レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のうちのいずれか一方であり、前記第2の切断状態はその他方である、
8.に記載の情報処理装置。
10.
前記情報処理装置は、
前記第1のモードでは前記第1の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記レシート出力手段に送信し、前記第2のモードでは前記第2の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記レシート出力手段に送信する出力制御手段を更に有する、
8.または9.に記載の情報処理装置。
11.
商品登録装置とその商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算処理を行う精算装置とを備える情報処理システムで用いられる情報処理装置であって、前記商品登録装置として機能する第1のモードと、前記精算装置として機能する第2のモードのいずれかのモードで動作する前記情報処理装置により実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記モードに応じて、第1の切断状態のレシートと、前記第1の切断状態とは異なる第2の切断状態のレシートとを切り替えて出力するレシート出力手段、
として機能させるためのプログラム。
12.
前記第1の切断状態は、前記レシートを一続きのレシート印刷用紙から完全に切り離した状態、または、前記レシートの少なくとも一部が一続きのレシート印刷用紙につながった状態のうちのいずれか一方であり、前記第2の切断状態はその他方である、
11.に記載のプログラム。
13.
前記情報処理装置を、
前記第1のモードでは前記第1の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記レシート出力手段に送信し、前記第2のモードでは前記第2の切断状態でレシートを出力する旨の出力制御命令を前記レシート出力手段に送信する出力制御手段、
として更に機能させるための11.または12.に記載のプログラム。
1 情報処理システム
10 商品登録装置
101 プロセッサ
102 メモリ
103 ストレージ
104 入出力インターフェース
1041 表示装置
1042 入力装置
1043 印刷装置
1044 金銭処理装置
1045 読取装置
105 通信ユニット
110 第1出力制御部
120 第1レシート出力部
20 精算装置
201 プロセッサ
202 メモリ
203 ストレージ
204 入出力インターフェース
2041 表示装置
2042 入力装置
2043 印刷装置
2044 金銭処理装置
205 通信ユニット
210 第2出力制御部
220 第2レシート出力部
30 情報処理装置
301 プロセッサ
302 メモリ
303 ストレージ
304 入出力インターフェース
3041 表示装置
3042 入力装置
3043 印刷装置
3044 金銭処理装置
3045 読取装置
305 通信ユニット
310 出力制御部
320 レシート出力部
310 出力制御部
320 レシート出力部

Claims (5)

  1. 精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理システムであって、
    前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断し、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する、
    情報処理システム。
  2. 前記商品登録装置は、前記レシートをレシート印刷用紙から完全に切断する第1レシート出力手段を有し、
    前記精算装置は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する第2レシート出力手段を有する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記商品登録装置は、
    前記レシートをレシート印刷用紙から完全に切断する旨の命令を前記第1レシート出力手段に送信する第1出力制御手段を更に有し、
    前記精算装置は、
    前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する旨の命令を前記第2レシート出力手段に送信する第2出力制御手段を更に有する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理方法であって、
    前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断し、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断する、
    ことを含む情報処理方法。
  5. 精算対象として登録された商品の精算を行い、店員が操作する商品登録装置と、当該商品登録装置から出力される精算情報を用いて精算を行い、顧客が操作する精算装置とを備える情報処理システムで用いられるプログラムであって、
    前記商品登録装置で精算した場合は、精算対象として登録された商品の精算に係るレシートをレシート印刷用紙から完全に切断させ、前記精算装置で精算した場合は、前記レシートの少なくとも一部をレシート印刷用紙につなげたまま切断させる、
    プログラム。
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