JP7357488B2 - 露光装置、および物品製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、露光装置、および物品製造方法に関する。
露光装置は、半導体デバイスや液晶表示装置等の製造工程であるリソグラフィ工程において、原版(レチクル又はマスクともいう。)のパターンを、投影光学系を介して感光性の基板(表面にレジスト層が形成されたウエハやガラスプレート等)に転写する装置である。従来、投影光学系にはオフナー型光学系が用いられうる。オフナー型光学系は、略同心状に配置された凹面鏡と凸面鏡を有し(凹凸2枚鏡光学系)、光軸外の輪帯状良像域を用いて原版のパターンを基板上に結像する。
特許文献1(特開2008-089832号公報)は、デバイスの大型化に伴う原版の大型化を抑制するための、オフナー型光学系の設計情報を開示している。特許文献2(特開2009-038152号公報)は、オフナー型光学系におけるディストーションおよび/または非点格差を調整する技術を開示している。
特開2008-089832号公報 特開2009-038152号公報
大画面一括露光に用いられる凹凸2枚鏡光学系は、現在、等倍結像系であり、光学設計上、1個の大口径の凹面鏡で光束を2回反射させている。凹凸2枚鏡光学系において結像倍率を拡大系にすると、2枚の大口径の凹面鏡が異なる曲率を持ち、分割され、別体化された構成となる(特許文献1)。大口径で半割りのミラーを支持するには、その面変形を生じないような高精度のメカ的支持法が要求される。また、露光中に、これらのミラーが個別に振動すると、等倍結像系(特許文献2)で2つの反射面が一体として動く場合とは異なり、像面上で露光像のシフトや倍率変動が生じやすく、像性能が大きく低下することが設計上判っている。
一方、大画面を高速で走査露光するためには、それに見合った露光幅と露光スリット幅が必要となり、これは、光学系、特に、凹面鏡の大型化につながる。ミラーが大型化すると、前述のように、その自重や支持により面変形が起きやすくなるだけでなく、重量増加によって、その固有振動数が低下し、振幅の大きな低周波数の床振動等を拾いやすくなる。
このような課題を克服するためには、一括露光に必要な広い露光幅と露光スリットを有しつつ、凹面鏡をできるだけ小型化することが必要となる。なお、上述の課題は、拡大系だけではなく、等倍の2枚鏡光学系において、凹面鏡を分割して別体とする場合にも同様に存在する。
本発明は、例えば、投影光学系における凹面鏡の小型化に有利な露光装置を提供する。
本発明の一側面によれば、マスクおよび基板を走査しながら前記基板を露光する露光装置であって、前記マスクのパターンを前記基板に投影する投影光学系を有し、前記投影光学系は、第1凹面鏡、凸面鏡、および第2凹面鏡を含み、前記マスクのパターンを透過した光が前記第1凹面鏡、前記凸面鏡、および前記第2凹面鏡の順に反射するように構成され、前記マスク上における円弧状の照明領域の全ての物点からの光束によって前記第1凹面鏡形成される有効領域と、前記投影光学系の光軸と直交し前記基板と平行な方向に延びる直線との最小離をDとし、前記第2凹面鏡に形成される有効領域と、前記直線との最小距離をDlとし、前記基板上に形成される前記円弧の最外周半径をRuとするとき、0<Du≦0.1・Ru又は0<Dl≦0.1・Ru少なくとも一方の条件を満たすことを特徴とする露光装置が提供される。
本発明によれば、例えば、投影光学系における凹面鏡の小型化に有利な露光装置を提供することができる。
実施形態における露光装置の構成を示す図。 実施例1における投影光学系の光線図。 実施例1における像円弧領域内の横収差図。 実施例1におけるマスク面上の円弧状露光領域を示す図。 実施例1における凹面鏡上の有効光束領域を示す模式図。 実施例1における凹面鏡上の有効光束領域を示すトレース図。 実施例2における投影光学系の光線図。 実施例2における像円弧領域内の横収差図。 実施例3における投影光学系の光線図。 実施例3における像円弧領域内の横収差図。 実施例3における有効光束領域を示す模式図。 実施例3における凹面鏡上の有効光束領域を示すトレース図。 各実施例の設計値の諸元を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、実施形態における露光装置の構成を示す図である。本明細書および図面において、水平面をXY平面とするXYZ座標系において方向が示される。一般には、被露光基板であるプレートPはその表面が水平面(XY平面)と平行になるようにプレートステージ401の上に置かれる。よって以下では、プレートPの表面に沿う平面内で互いに直交する方向をX軸およびY軸とし、X軸およびY軸に垂直な方向をZ軸とする。
照明光学系1は、光源101、NDフィルタ102、オプティカルインテグレータ103、絞り104、コンデンサレンズ105、スリット106、レンズ107、ミラー108、レンズ109を含む。光源101は、高圧水銀ランプ等の紫外線の光を発する。NDフィルタ102は、所定の透過率を有し、光源101から発せられた光の強度を調整する。オプティカルインテグレータ103は、例えばフライアイレンズで構成される。フライアイレンズは、複数の微小レンズの集合からなり、その光射出面近傍に複数の2次光源が形成される。絞り104は、オプティカルインテグレータ103により形成された2次光源の集合の総体的な形状を決定するための絞りである。2次光源の集合の総体的な形状は照明形状と呼ばれる。コンデンサレンズ105は、オプティカルインテグレータ103からの光でスリット106をケーラー照明している。スリット106は、光源からの光を整形する。スリット106の開口部は、マスキングブレードによってマスク上を照射する形状に形成されている。スリット106を通過した光はレンズ107、ミラー108、レンズ109を介しマスクMを照射する。
マスクステージ201は、マスクMを保持して、Y軸方向に移動可能である。レーザ干渉計202は、マスクステージ201の位置を計測する。
投影光学系3は、マスクM上に描画されたパターンを、感光材が塗布された基板であるプレートP上に投影する。投影光学系3は、いわゆるオフナー(Offner)型光学系である。オフナー光学系の場合、良好な像領域を確保するためにマスクMには円弧形状の光が照射される。そのためにスリット106の光透過部(開口部)の形状、プレートPへ到達する露光光の照射形状も円弧形状となっている。マスクMパターンを透過した光は、第1平面反射鏡T1、第1凹面鏡Mo1、凸面鏡Mt、第2凹面鏡Mo2、第2平面反射鏡T2の順に反射した後にプレートPに到達する。これにより、マスクM上のパターンがプレートP上に転写される。なお、第1凹面鏡Mo1と第2凹面鏡Mo2は光学的に独立のものであるが、両者は一体で形成されてもよいし別体で構成されてもよい。
プレートステージ401は、プレートPを保持し、少なくともX方向およびY方向に移動可能である。プレートステージ401がプレートPを保持してマスクステージ201と同期してY方向に駆動することにより、プレートPの走査露光が行われうる。制御部5は、例えば、CPUおよびメモリを含むコンピュータで構成され、走査露光を制御する。
ユーザは、操作部6を介して、露光装置の各種パラメータの設定を行うことができる。入力されたパラメータの値は制御部5に送信され、制御部5によって露光装置内の各部が調整されうる。
投影光学系がオフナー型の場合、上述したようにスリット106の形状は円弧状となる。これは、マスクM上の像をプレートP上に結像させる際、良好な結像領域が円弧状となるためで、この良好な領域を用いて露光が行われる。スリット106は、走査方向に対して円弧状の開口部を有する。この、走査方向に関するスリット106の開口幅(スリット幅)については後述する。
(実施例1)
図2は、実施例1における投影光学系3の光線図である。マスクMの面上の図示された点、Ymax,Ymin,Qr,Ql(後述する図4参照)から発した光束は、マスク面直下の屈折光学部材G1,G2を通過後、第1平面反射鏡T1の作用で光路を直角に曲げられ、第1凹面鏡Mo1に入射する。第1凹面鏡Mo1で反射された光束は、投影光学系3の光軸O-O’近傍にある屈折光学部材G3を通過後、凸面鏡Mtに入射する。凸面鏡Mtは、この結像光学系の瞳である。凸面鏡Mtで反射した光束は、再び、屈折光学部材G3を通過後、第2凹面鏡Mo2に入射する。第2凹面鏡Mo2で反射した光束は、第2平面反射鏡T2に進行し、この作用で光路を直角に曲げられ、プレート面直上の屈折光学部材G4,G5を通過し、プレートPの面上に結像する。図2において、マスク面上の点Qr,Qlから発した光束のうち、第1凹面鏡Mo1や第2凹面鏡Mo2上で光軸O-O’に最も近い点と光軸O-O’との距離Du,Dlが示されている。これに関する説明は図5で後述する。本実施例の結像倍率は、1.15倍であり、開口数(NA)は0.105、露光幅は750mmである。いずれも、マスク面での値である。また、露光波長としては、i、h、g線を用い、これらに対して収差補正を行っている。これらを実現するための各光学部材の曲率半径R、間隔D、硝子部材の光学屈折率N、および対応する光学部材の参照符号が、表1にまとめられている。なお、光学部材のいくつかは、非球面で構成されていて、非球面形状を定義する式は、以下の式1で与えられる。各係数も表1に併記されている。
z=rh2/(1+(1-(1+k)r2h2)1/2)
+Ah4+Bh6+Ch8+Dh10+Eh12+Fh14+Gh16+Hh18+Jh20 …(式1)
ここで、rは表1における1/Rである。
Figure 0007357488000001
図3は、本実施例の良像円弧領域内5点における横収差図であり、収差が適正に補正されていることを示している。ここで、図4および図5を用いて、本発明の原理について説明する。図4は、マスクM面上の円弧状露光領域を示す図である。スリット106は、投影光学系3の持つ軸外の輪帯状良像域のみを選択的に照明する。図4がその領域である。図4において、横軸はX方向、縦軸はY方向を示す。スリット106は、X方向に露光幅W、Y方向にスリット幅Swの照明領域を形成している。図4において、走査方向はY方向であり、この方向に、マスクMとプレートPが同期走査されて、プレートP全面が露光される。本明細書において、「露光幅」とは、マスク面上またはプレート面上での走査方向(Y方向)と直交する方向(X方向)の幅をいう。また、「スリット幅」とは、露光幅の中央におけるスリットの走査方向(Y方向)の幅をいう。ただし、以下に説明するように、図4の例では、露光幅のいずれの位置においてもスリットの走査方向(Y方向)の幅はSwで同一である。
図4において、Rは、この輪帯状露光領域を形成する円弧の最外半径であり、円弧の中心は光軸oに一致する構成をとる。この円弧をY方向(走査方向)にSwだけずらした位置に最内円弧が存在する。このような照明領域を設けることによって、マスクMとプレートPが走査露光される際に、露光幅全域(X方向)にわたり均一な積算露光量を得ることが可能となる。なお、均一な積算露光量を得るためには、図4と異なり、円弧の最内半径の中心を光軸oに一致させて、最内半径をY方向にSwだけずらした位置に最外円弧を形成することも可能である。図4において、Ymaxは、Y軸上における円弧の最高点を示し、Yminは、最低点を示している。また、点Qr,Qlは、円弧領域内で、Y軸からX方向に最も離れた左右の円弧最内点を示している。
図5は、凹面鏡上の有効光束領域(二点鎖線の内部)を示す模式図である。この図は、厳密には、光軸O-O’に垂直な面に光束を投影した図である。図5において、横軸はX方向、縦軸はZ方向を示す。図2において、第1平面反射鏡T1で折り曲げられた光束は、第1凹面鏡Mo1に入射する。本実施例の場合、マスク面と基板面において主光線がテレセントリックになるように設計されている。そのため、マスクM面上の各点(Ymax,Ymin,Qr,Ql)から発した結像光束の各主光線は、光軸O-O’に略平行に進行して第1凹面鏡Mo1に入射する。したがって、第1凹面鏡Mo1上では、図5の円弧領域がそのまま投影され、かつ、結像光束の広がった分が加算されて、光束の有効領域が決定される。図5において、一点鎖線の円弧領域が、図4で示されるマスク面上の円弧領域に等しく、rは各点で広がった光束の半径を示している。具体的には、rはマスク面から第1凹面鏡Mo1に至る光学距離と結像光束の開口数(NA)との積である。図5において、円弧のそり量Anは次式で定義される。
An = R- √(R**2-(W/2)**2)
したがって、第1凹面鏡Mo1上での有効光束領域は、図5において二点鎖線で示されているが、そのZ方向への広がり幅は、これまで定義した数値を用いて、Sw+2r+Anで表される。また、X方向への広がり幅は、W+2rである。ここで、本発明は、上記有効光束領域内で、X軸に最も近い点Pr,Plに着目し、これらとX軸との距離Dを規定する。点Pr,Plは、図4に示されるマスク面上Qr,Qlから発した光束のうち、最も光軸に近い点である。具体的には、照明領域の全ての物点からの光束によって第1凹面鏡Mo1または第2凹面鏡Mo2に形成される有効領域と、投影光学系3の光軸Oと直交しプレートPと平行な方向(X方向)に延びる直線との最小接近距離をDとする。
すでに述べてきたように、凹面鏡を小径化するためには、この最小接近距離Dの値をできるだけ小さくすることが必要となる。このことは、求められる露光幅とスリット幅を確保しながら、円弧半径Rを小径化することに繋がる。そして、メカ的にも光学的にも効果がもたらされる。そのために、D値の上限値を以下に規定する。
我々の設計経験からすると、プレートP上に形成される円弧の最外周半径をRuとするとき、0<D0.1・Ruの条件を満たす場合には、凹面鏡の小径化や収差の低減化に寄与することが判っている。その理由の一つは、凹面鏡の外径は概して、円弧半径Ruの2倍(直径)に比例して大きくなり、(実際には、光束の広がり分が加算されるが)、その体積は、Ruの3乗で大きくなる。したがって、半径Ruが10%大きくなると、体積は約33%も肥大化してしまう。そのため、重量増加に伴いメカ的支持の難度が上がり、面変形が起き易くなるとともに、振動の固有振動数が1/√1.33倍に低下するため、露光中に床からの低周波振動を拾いやすくなってしまうからである。
また、収差補正の観点からも、物像高が10%高くなると、特に、ディストーションや像面湾曲、非点収差といった像高に依存する収差は急激に悪化することが判っている。同様な理由から、プレート上に形成される円弧の最内周半径をRlとするとき、0<D<0.1・Rlの条件を満たす場合には、凹面鏡の小径化や収差の低減化に寄与することが判っている。
また、プレート上に形成される円弧の最外周半径と最内周半径のZ軸上の位置における差をSwとするとき、0<D<1.15・Swの条件を満たす場合には、凹面鏡の小径化や収差の低減化に寄与することが判っている。この理由は以下のように説明される。通常、スリット幅はできるだけ広く設計しようとする。それは、積算露光量を増やし、露光時間を短縮するためである。ところが、設計上はスリット内の像高間でも収差が悪化してしまう。具体的には、スリットの最大像高と最小像高間で像面湾曲等の収差が変化し、それが収差許容値ぎりぎりとなることが多い。換言すれば、スリット幅は、像高拡大に伴う収差劣化の一つの基準となることを意味する。よって、スリット幅Sw以内にD値の増加を抑えることが収差の悪化を抑えるために必要とみなされる。
図6は、実施例1の投影光学系3における凹面鏡上の有効光束領域を示すトレース図である。マスク面M上の円弧領域内で、X方向に7点、Y方向に3点、計21点から発した結像光束が、第1凹面鏡Mo1上で円の集合を形成しているのが判る。これら全体を含む領域が、図5で示した二点鎖線の内部に対応している。光軸Oより上半円内の円群は、マスク面から発し、第1凹面鏡Mo1に形成される光束群であり、図5で示した最短距離DはDuで表されている。また、光軸Oより下半円内の円群は、第2凹面鏡Mo2に形成される光束群であり、図5で示した最短距離DはDlで表される。
本実施例における光学系の諸元値を図13にまとめて示す。なお、図13において、各諸元(NA、スリット幅、露光幅、Ymax、テレセン度)の接尾辞として記載されているmは、夫々の諸元が、マスク面側でとる値であることを示している。また、凹面径φ/2 m、Dm、そして、凹面テレセン度 mは、図5を第1凹面鏡に適用した場合の凹面鏡半径、最短距離D、そして、スリット中央物点から発した光束の主光線が第1凹面鏡に入射する際のテレセン度を夫々示している。同様に、各諸元の接尾辞として記載されているpは、上記各諸元が、プレート面側または第2凹面鏡上でとる値を示している。
図13の例によれば、照明領域の基板面上での走査方向と直交する方向(X方向)の幅Wを表す「露光幅 p」は、863mmとされている。実施形態において、この幅Wについては、W≧780mmの条件を満たすとよい。
(実施例2)
図7は、実施例2における投影光学系3の光線図である。本実施例の投影光学系3は拡大系である。例えばその結像倍率は、1.25倍であり、開口数(NA)は0.1、露光幅は750mmである。いずれも、マスク面Mでの値である。また、露光波長としては、i、h、g線を用い、これらに対して収差補正を行っている。マスク面Mからプレート面Pへ光線が進行する過程や途中の光学部材の基本的構成は図2と同じであるので、説明は割愛する。各光学部材の曲率半径R、間隔D、硝子部材の光学屈折率N、および対応する光学部材の参照符号が、表2にまとめられている。
Figure 0007357488000002
非球面形状を定義する式は、前記した式1と同じである。また、最短距離Dについての上限規定も実施例1と同じである。
本実施例における光学系の諸元値を図13にまとめて示す。
図8は、本実施例の良像円弧領域内5点における横収差図であり、収差が適正に補正されていることを示している。
(実施例3)
図9は、実施例3における投影光学系3の光線図である。本実施例の投影光学系3は拡大系である。例えばその結像倍率は、1.49倍であり、開口数(NA)は0.105、露光幅は750mmである。いずれも、マスク面Mでの値である。また、露光波長としては、i、h、g線を用い、これらに対して収差補正を行っている。マスク面Mからプレート面Pへ光線が進行する過程や途中の光学部材の基本的構成は図2と同じである。各光学部材の曲率半径R、間隔D、硝子部材の光学屈折率N、および対応する光学部材の参照符号が、表3にまとめられている。
Figure 0007357488000003
非球面形状を定義する式は、前記した式1と同じである。
図10は、本実施例の良像円弧領域内5点における横収差図であり、収差が適正に補正されていることを示している。
本実施例においては、第1凹面鏡Mo1と第2凹面鏡Moとが略同位置に重なって配置されている。そして、これまで述べた2つの実施例と最も異なる点は、第1凹面鏡Mo1に入射する主光線の角度(第1角度)が光軸O-O’に近づく方向に傾いている(図9の矢印A1)点である。また、同様に、第2凹面鏡Mo2から射出する主光線の角度(第2角度)が光軸O-O’から離れる方向に傾いている(図9の矢印A2)点にある。以降、このような主光線の状態を「内側テレセン」と称する。以下、この効果について説明する。
図11は、凹面鏡上の有効光束領域を示す模式図である。図5で説明した内容と概ね同じであるが、図5と異なる点は、本実施例では主光線が2つの凹面鏡に対して内側テレセンで入射あるいは射出するために、凹面鏡上での有効光束は、更に、光軸Oに近づいて投影される。このことは、マスク面またはプレート面の近傍にあるレンズ群(図9におけるG1,G2,G4,G5)が、光学的に正の屈折力を有することにより実現される。表3に示されるように、レンズ群は、非球面形状を有するレンズを含みうる。この作用の結果、マスク面上の1点から発した光束は、凹面鏡に進行する際、内側テレセンになるだけでなく、光束径自体も収斂作用を受けるため、凹面鏡上では、図5より小径化され、投影される。図11において、r’がその半径である。また、円弧スリットの幅や円弧の反りも、同様な収斂作用を受けて、縮小される(図11中、Sw’、An’)。
以上の説明により、図11に示されるように、凹面鏡上での有効光束領域は、二点鎖線の領域(図5における有効光束領域)から、破線の領域に移動され(円弧最高点AがA’へ、円弧最低点BがB’へ移動)、かつ、縮小されることになる。その結果、本発明の目的である凹面鏡の小径化に寄与することができる。
図12は、本実施例の光学系における凹面鏡上の有効光束領域を示すトレース図である。マスクM面上の円弧領域内で、X方向に7点、Y方向に3点、計21点から発した結像光束が、第1凹面鏡上で円の集合を形成しているのが判る。これら全体を含む領域が、図11で示した破線の内部に対応している。光軸Oより上半円内の円群は、マスク面から発し、第1凹面鏡Mo1に形成される光束群であり、図11で示した最短距離D’はDuで表されている。また、光軸Oより下半円内の円群は、第2凹面鏡Mo2に形成される光束群であり、図11で示した最短距離D’はDlで表される。
本実施例における投影光学系3の諸元値を図13にまとめて示す。図13において、第1凹面鏡Mo1に入射する主光線の角度である第1角度を表す第1テレセン度は、「凹面テレセン度 m」として示されている。また、第2凹面鏡Mo2から射出する主光線の角度である第2角度を表す第2テレセン度は、「凹面テレセン度 p」として示されている。本実施例においては、例えば、第1テレセン度の絶対値または第2テレセン度の絶対値が、0.015ラジアン以上である。図13において、実施例3における「凹面テレセン度 m」は-0.062ラジアン、「凹面テレセン度 p」は-0.1569ラジアンであり、第1テレセン度の絶対値および第2テレセン度の絶対値が共に、0.015ラジアン以上であることが示されている。また、図13において、マスク面におけるテレセン度は「テレセン度 m」として示され、プレート面におけるテレセン度は「テレセン度 p」として示されている。図13では両者は、0.05ラジアン以下であることが示されている。これらは、±0.05ラジアン以内であることが好ましい。
なお、以上の実施例においては、拡大系を主に述べて来たが、本発明の範囲としては、縮小系も含む。このことは、光学系を反転させれば容易に理解できる。また、本発明が適用される範囲は、図13に示した設計値に限定されるものではない。元来、ミラー系であり色収差が小さいので、使用波長がi線より短い遠紫外線領域(DUV)にも適用できるし、開口数(NA)、スリット幅、そして、凹面鏡の口径等にも特に制限を加える必要もない。
以上説明した実施形態に従う投影光学系によれば、露光用円弧状スリットの半径を小径化できるため、光学設計上、低い物像高で、より高精度な収差補正が可能となる。小径で軽量の凹面鏡を用いて、広い露光幅を広い露光スリットで一括露光できる。凹面鏡の小型化によって、メカ支持による面変形が低減されると共に、露光時の振動の影響を抑えることができる。その結果、露光中でも高解像力が維持され、高精細なパネルを高生産性で露光することが可能となる。
また、これまで、主に、拡大光学系において凹面鏡が別体となる点に関して述べてきたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、等倍系の場合、光学設計的には第1凹面鏡と第2凹面鏡が同一のものになるが、装置構成上、これを割って、別体支持とする場合も、本発明の適用範囲である。
<物品製造方法の実施形態>
本発明の実施形態に係る物品製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品製造方法は、基板に塗布された感光剤に上記の露光装置を用いて潜像パターンを形成する工程(基板を露光する工程)と、かかる工程で潜像パターンが形成された基板を現像する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
M:マスク、G1~G5:屈折光学部材、T1:第1平面反射鏡、T2:第2平面反射鏡、Mt:凸面鏡、P:プレート(基板)

Claims (11)

  1. マスクおよび基板を走査しながら前記基板を露光する露光装置であって、
    前記マスクのパターンを前記基板に投影する投影光学系を有し、
    前記投影光学系は、第1凹面鏡、凸面鏡、および第2凹面鏡を含み、前記マスクのパターンを透過した光が前記第1凹面鏡、前記凸面鏡、および前記第2凹面鏡の順に反射するように構成され、
    前記マスク上における円弧状の照明領域の全ての物点からの光束によって前記第1凹面鏡形成される有効領域と、前記投影光学系の光軸と直交し前記基板と平行な方向に延びる直線との最小離をDとし、前記第2凹面鏡に形成される有効領域と、前記直線との最小距離をDlとし、前記基板上に形成される前記円弧の最外周半径をRuとするとき、
    0<Du≦0.1・Ru
    又は
    0<Dl≦0.1・Ru
    少なくとも一方の条件を満たすことを特徴とする露光装置。
  2. マスクおよび基板を走査しながら前記基板を露光する露光装置であって、
    前記マスクのパターンを前記基板に投影する投影光学系を有し、
    前記投影光学系は、第1凹面鏡、凸面鏡、および第2凹面鏡を含み、前記マスクのパターンを透過した光が前記第1凹面鏡、前記凸面鏡、および前記第2凹面鏡の順に入射し、
    前記マスク上における円弧状の照明領域の全ての物点からの光束によって前記第1凹面鏡形成される有効領域と、前記投影光学系の光軸と直交し前記基板と平行な方向に延びる直線との最小離をDとし、前記第2凹面鏡に形成される有効領域と、前記直線との最小距離をDlとし、前記基板上に形成される前記円弧の最外周半径と最内周半径との間の、前記直線に沿う方向の中央における差をSwとするとき、
    0<D<1.15・Sw
    又は
    0<Dl<1.15・Sw
    少なくとも一方の条件を満たすことを特徴とする露光装置。
  3. 記投影光学系は、前記マスク面および前記基板面においてテレセントリックであり、
    前記投影光学系は、前記マスク面または前記基板面の近傍に正の屈折力を持つレンズ群を更に含み、
    前記第1凹面鏡に入射する主光線の角度である第1角度が前記投影光学系の光軸に近づく方向に傾いている、または、前記第2凹面鏡から射出する主光線の角度である第2角度が前記光軸から離れる方向に傾いている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記投影光学系は、拡大系であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 前記投影光学系は、等倍系であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 前記投影光学系は、縮小系であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の露光装置。
  7. 前記照明領域の前記基板面上での走査方向と直交する方向の幅をWとするとき、
    W≧780mm
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の露光装置。
  8. 前記レンズ群は、非球面形状を有するレンズを含むことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  9. 前記第1角度を表す第1テレセン度の絶対値または前記第2角度を表す第2テレセン度の絶対値が、0.015ラジアン以上であることを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  10. 前記マスク面および前記基板面におけるテレセン度は、±0.05ラジアン以内であることを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記露光された基板を現像する工程と、
    を含み、前記現像された基板から物品を製造することを特徴とする物品製造方法。
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