JP7356106B2 - 構真柱の建て込み方法とその方法に使用するヤットコ連結治具 - Google Patents

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本発明は、鉛直方向に沿う鉛直柱部を下方に有し、鉛直方向に交差する斜め柱部を上方に有する屈曲構真柱を地盤に建て込む構真柱の建て込み方法、および、その建て込み方法に使用するヤットコ連結治具に関する。
上述のような鉛直柱部を下方に有し斜め柱部を上方に有する屈曲構真柱の建て込み方法としては、従来、屈曲構真柱が下方の鉛直柱部と上方の斜め柱部とに分割されて、最初に、地盤を削孔して下方の鉛直柱部を建て込み、その後、その鉛直柱部上方の地盤を掘削して鉛直柱部の上端に上方の斜め柱部を連結する建て込み方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6119074号公報(特に、図1~図3参照)
この特許文献1に記載の従来方法では、最初に、下方の鉛直柱部を地盤に建て込み、その後、鉛直柱部上方の地盤を掘削して斜め柱部を連結することになるが、例えば、周囲の地盤が崩落する危険性が高いと、あまり深くまで掘削することができず、その結果、上下方向長さの短い斜め柱部を連結するしか方法がなかった。言い換えると、下方の鉛直柱部が長くて上方の斜め柱部が短い極端な形状の屈曲構真柱を採用するしか方法がなく、したがって、構真柱の上方に建物を構築するに際し、その建物の設計にまで制限が及び、設計の自由度が抑制されるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、たとえ深くまで掘削し得ない地盤条件であっても、理想的な形状の屈曲構真柱を採用することができ、その上方に構築する建物の設計自由度の向上に寄与する構真柱の建て込み方法、および、その建て込み方法に使用するヤットコ連結治具を提供することにある。
本発明の第1特徴構成は、鉛直方向に沿う鉛直柱部を下方に有し、鉛直方向に交差する斜め柱部を上方に有する屈曲構真柱を地盤に建て込む構真柱の建て込み方法であって、前記屈曲構真柱が、前記鉛直柱部とその上端に連設の前記斜め柱部の一部を一体的に備える構真柱下方部位と、前記斜め柱部の残余部分である構真柱上方部位とに分割されて、前記構真柱下方部位の上端にヤットコを取り付けて当該構真柱下方部位を建て込み、その後、その構真柱下方部位の上端からヤットコを取り外して前記構真柱上方部位を連結する点にある。
本構成によれば、屈曲構真柱が、鉛直柱部とその上端に連設の斜め柱部の一部を一体的に備える構真柱下方部位と、斜め柱部の残余部分である構真柱上方部位とに分割されて、構真柱下方部位の上端にヤットコを取り付けて構真柱下方部位を建て込むので、斜め柱部の一部は鉛直柱部と一緒に建て込まれることになる。
その後、構真柱下方部位上方の地盤を掘削して構真柱上方部位、つまり、斜め柱部の残余部分を連結するので、たとえ崩落の危険性から地盤を深くまで掘削し得ないような場合でも、斜め柱部の長い理想的な形状の屈曲構真柱を採用することができ、その結果、屈曲構真柱の上方に構築する建物の設計自由度が大幅に向上する。
本発明の第2特徴構成は、前記構真柱下方部位における前記斜め柱部の上端にヤットコ連結治具を取り付け、そのヤットコ連結治具の上端に鉛直方向に沿うヤットコを取り付けて前記構真柱下方部位を建て込み、その後、その構真柱下方部位から前記ヤットコ連結治具とヤットコを取り外す点にある。
本構成によれば、構真柱下方部位における斜め柱部の上端にヤットコ連結治具を取り付け、そのヤットコ連結治具の上端に鉛直方向に沿うヤットコを取り付けて構真柱下方部位を建て込み、その後、その構真柱下方部位からヤットコ連結治具とヤットコを取り外すので、つまり、構真柱下方部位における斜め柱部の上端にヤットコを直接的に取り付けるのではなく、ヤットコ連結治具を介して取り付けるので、ヤットコとしては、特殊な形状や構造のものは必要なく、鉛直方向に沿う一般的な普通のヤットコを使用することができて汎用性が向上し、転用が可能となる。
本発明の第3特徴構成は、前記構真柱下方部位を建て込むに際し、当該構真柱下方部位に取り付けた前記ヤットコ連結治具をクレーンにより吊り下げて、前記構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢にする点にある。
本構成によれば、構真柱下方部位を建て込むに際し、構真柱下方部位に取り付けたヤットコ連結治具をクレーンにより吊り下げて、構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢にするので、構真柱下方部位が鉛直柱部と斜め柱部を一体的に備えた特殊な形状であるにもかかわらず、構真柱下方部位の鉛直柱部を所望の鉛直姿勢に確実に維持することができ、その後の建て込み作業が容易となる。
本発明の第4特徴構成は、前記構真柱下方部位の建て込み箇所にその周囲を囲うガイド管を鉛直姿勢で設置し、当該ガイド管の内面に摺接するスペーサを前記構真柱下方部位に連設して、当該スペーサと前記ガイド管内面との摺接により、前記構真柱下方部位の斜め柱部の一部を前記ガイド管内に建て込むように、前記鉛直柱部の中心を前記ガイド管の中心に対し偏心させて建て込む点にある。
本構成によれば、構真柱下方部位の建て込み箇所にその周囲を囲うガイド管を鉛直姿勢で設置し、ガイド管の内面に摺接するスペーサを構真柱下方部位に連設して、スペーサとガイド管内面との摺接により、構真柱下方部位の斜め柱部の一部をガイド管内に建て込むように、鉛直柱部の中心をガイド管の中心に対し偏心させて建て込むので、ガイド管の設置工程が必要になるものの、そのガイド管とスペーサとの協同作用によって、構真柱下方部位の鉛直柱部を所望の鉛直姿勢により一層確実に維持して建て込むことができ、更に、構真柱下方部位に含まれる上方の斜め柱部を容易かつ確実に建て込むことが可能となる。
本発明の第5特徴構成は、前記構真柱下方部位を建て込むに際し、その構真柱下方部位の鉛直柱部の中心と前記ヤットコの中心をほぼ同一線上に位置させて建て込む点にある。
本構成によれば、構真柱下方部位を建て込むに際し、その構真柱下方部位の鉛直柱部の中心とヤットコの中心をほぼ同一線上に位置させて建て込むので、構真柱下方部位が鉛直柱部と斜め柱部を一体的に備えた特殊な形状であり、かつ、ヤットコが鉛直方向に沿う一般的な普通のヤットコであるにもかかわらず、ヤットコからの建て込み力を構真柱下方部位の鉛直柱部に確実に伝達して比較的円滑に建て込むことができる。
本発明の第6特徴構成は、上記第2~第5特徴構成のいずれかに記載の構真柱の建て込み方法に使用するヤットコ連結治具であって、前記ヤットコ連結治具が、当該ヤットコ連結治具を前記構真柱下方部位の上端に取り付けた状態でクレーンにより吊り下げるための吊りピースを備え、かつ、それらヤットコ連結治具と構真柱下方部位を吊り下げた状態で、前記構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢に近づける吊り姿勢修正手段を備えている点にある。
本構成によれば、構真柱の建て込み方法に使用するヤットコ連結治具が、当該ヤットコ連結治具を構真柱下方部位の上端に取り付けた状態でクレーンにより吊り下げるための吊りピースを備えているので、クレーンによるヤットコ連結治具と構真柱下方部位の吊り下げを容易かつ確実に行うことができる。
そして、そのヤットコ連結治具が、ヤットコ連結治具と構真柱下方部位を吊り下げた状態で、構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢に近づける吊り姿勢修正手段を備えているので、構真柱下方部位の鉛直柱部を比較的容易かつ確実に鉛直姿勢にすることができる。
本発明の第7特徴構成は、前記吊り姿勢修正手段が、クレーンにより吊り下げた際に前記構真柱下方部位の吊り姿勢が異なる複数個の吊りピースで構成され、それら複数個の吊りピースが前記ヤットコ連結治具に備えられる点にある。
本構成によれば、吊り姿勢修正手段が、クレーンにより吊り下げた際に構真柱下方部位の吊り姿勢が異なる複数個の吊りピースで構成されるので、比較的簡単な構成の吊りピースをヤットコ連結治具に複数個設けるだけで済み、ヤットコ連結治具の構造的な簡素化と低廉化が可能となる。
構真柱の建て込み工程を示す正面図 構真柱の建て込み工程を示す正面図 構真柱の建て込み工程を示す正面図 構真柱の建て込み工程を示す正面図 構真柱の建て込みに使用するヤットコ連結治具の正面図と側面図
本発明による構真柱の建て込み方法とその方法に使用するヤットコ連結治具に関し、その実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明による構真柱の建て込み方法は、例えば、鉄筋コンクリート造の建物を逆打ち工法により構築するに際し、図4に示すように、鉛直方向に沿う鉛直柱部1を下方に有し、鉛直方向に交差する斜め柱部2を上方に有する屈曲構真柱3を地盤Gに建て込む建て込み方法に関する。
本発明の建て込み方法では、その屈曲構真柱3が、図3および図4に示すように、鉛直柱部1とその鉛直柱部1の上端に連設の斜め柱部2の一部2aを一体的に備える構真柱下方部位4と、斜め柱部2の残余部分2bである構真柱上方部位5とに分割され、構真柱下方部位4の下方と上方には多数のスタッド6がそれぞれ取り付けられ、構真柱下方部位4の上方には上下3段にわたってスペーサ7が連設される。
屈曲構真柱3の構真柱下方部位4を建て込むにあたり、図2に示すように、例えば、地下外壁Wに近接する建て込み箇所の地盤Gを削孔し、削孔した箇所の上方に断面円形の表層ケーシング8を挿入設置し、その表層ケーシング8の内側に断面正方形のガイド管9を挿入設置する。ガイド管9と表層ケーシング8との間には、複数のジャッキ10が配設され、それらジャッキ10によってガイド管9は鉛直姿勢に修正可能で、かつ、地上に設置された櫓Yにより鉛直姿勢に保持可能となり、その状態で削孔箇所の下方にコンクリート11を打設し、コンクリート11が硬化する前に構真柱下方部位4を建て込む。
構真柱下方部位4の建て込みに際しては、図1に示すように、構真柱下方部位4における斜め柱部2の一部2aの上端に仮想線で示す連結金具15cを介してヤットコ連結治具12を取り付け、そのヤットコ連結治具12をクレーンKにより吊り下げて、構真柱下方部位4の鉛直柱部1を鉛直姿勢に維持しながらガイド管9の内側へ挿入する。
そのため、ヤットコ連結治具12は、図5(a)(b)に示すように、ヤットコ連結治具12を構真柱下方部位4の上端、つまり、構真柱下方部位4における斜め柱部2aの上端に取り付けた状態でクレーンKにより吊り下げるための吊りピース13を備え、かつ、それらヤットコ連結治具12と構真柱下方部位4を吊り下げた状態で、構真柱下方部位4の鉛直柱部1を鉛直姿勢に近づける吊り姿勢修正手段14を備えている。
その吊り姿勢修正手段14は、クレーンKにより吊り下げた際に構真柱下方部位4の吊り姿勢が異なる複数個の吊りピース13で構成され、そのため、ヤットコ連結治具12には、吊りピース13が複数個、この実施形態ではヤットコ連結治具12の前面と後面に5個ずつの合計10個備えられる。そして、前面と後面の5個の吊りピース13は、相対応する状態で、例えば、一定の方向に沿って所定の間隔を置いてそれぞれ備えられる。
更に、ヤットコ連結治具12は、その下方に構真柱下方部位4への取り付け手段15aを備え、それに対応する取り付け手段15b(図1参照)が構真柱下方部位4の斜め柱部2aの上端に設けられ、ヤットコ連結治具12の上方に後述するヤットコ17への取り付け手段16a(上述した吊りピース13を兼用する)を備え、それに対応する取り付け手段16b(図3参照)がヤットコ17の下端に設けられる。
このようなヤットコ連結治具12を使用して構真柱下方部位4をガイド管9内へ挿入すると、図2に示すように、構真柱下方部位4に設けられた上下3段にわたるスペーサ7がガイド管9の内面に摺接し、スペーサ7とガイド管9内面との摺接により、構真柱下方部位4の斜め柱部2の一部2aをガイド管9内に建て込むように、鉛直柱部1の中心C1がガイド管9の中心C2に対し偏心した鉛直姿勢で挿入される。
その後、図3に示すように、ヤットコ連結治具12の上端に仮想線で示す連結金具16cを介して鉛直方向に沿うヤットコ17を取り付けて構真柱下方部位4を建て込むのであり、その際、構真柱下方部位4の鉛直柱部1の中心C1とヤットコ17の中心C3をほぼ同一線上に位置させて建て込む。コンクリート11が硬化した後、表層ケーシング8、ガイド管9、ジャッキ10などを除去し、かつ、構真柱下方部位4からヤットコ連結治具12とヤットコ17を取り外し、必要に応じて削孔箇所などを埋戻す。そして、図4に示すように、構真柱下方部位4の上端が露出するまで地盤Gを掘削し、その構真柱下方部位4に構真柱上方部位5を連結して地盤Gを埋戻すのである。
以上、詳述したように、本発明の構真柱の建て込み方法では、屈曲構真柱3が、鉛直柱部1と斜め柱部2の一部2aを一体的に備える構真柱下方部位4と、斜め柱部2の残余部分2bである構真柱上方部位5とに分割される。
そして、図1に示すように、構真柱下方部位4の上端にヤットコ連結治具12を取り付け、そのヤットコ連結治具12をクレーンKにより吊り下げて、図2に示すように、構真柱下方部位4を地盤G内に設置したガイド管9の内側へ挿入する。
その後、図3に示すように、ヤットコ連結治具12の上端にヤットコ17を取り付けて構真柱下方部位4を建て込み、図4に示すように、地盤Gを掘削して構真柱下方部位4に構真柱上方部位5を連結するのである。
〔別実施形態〕
(1)先の実施形態では、ヤットコ17により構真柱下方部位4を建て込むに際し、ヤットコ連結治具12を介して建て込む例を示したが、ヤットコ連結治具12を使用せずに建て込むこともできる。例えば、先の実施形態で示したヤットコ連結治具12を一体的に備えた特殊な構成のヤットコを使用すれば、ヤットコ連結治具12を使用することなく建て込むことが可能となる。
また、構真柱下方部位4を建て込むに際し、スペーサ7とガイド管9内面との摺接によって、鉛直柱部1の中心C1が鉛直姿勢になるように構成した例を示したが、スペーサ7とガイド管9以外の各種手段により、鉛直柱部1の中心C1を鉛直姿勢に維持することも可能である。
(2)先の実施形態では、構真柱下方部位4を建て込むに際し、構真柱下方部位4の鉛直柱部1の中心C1とヤットコ17の中心C3をほぼ同一線上に位置させて建て込む例を示したが、鉛直柱部1の中心C1とヤットコ17の中心C3は必ずしも同一線上に位置させて建て込む必要はない。
また、複数個の吊りピース13により吊り姿勢修正手段14を構成した例を示したが、例えば、ヤットコ連結治具12に取り付け位置変更可能な重りを設け、その重りの取り付け位置を変更することにより、構真柱下方部位4の鉛直柱部1を鉛直姿勢に近づけるように構成することも可能である。
1 鉛直柱部
2 斜め柱部
2a 斜め柱部の一部
2b 斜め柱部の残余部分
3 屈曲構真柱
4 構真柱下方部位
5 構真柱上方部位
7 スペーサ
9 ガイド管
12 ヤットコ連結治具
13 吊りピース
14 吊り姿勢修正手段
17 ヤットコ
C1 鉛直柱部の中心
C2 ガイド管の中心
C3 ヤットコの中心
G 地盤
K クレーン

Claims (7)

  1. 鉛直方向に沿う鉛直柱部を下方に有し、鉛直方向に交差する斜め柱部を上方に有する屈曲構真柱を地盤に建て込む構真柱の建て込み方法であって、
    前記屈曲構真柱が、前記鉛直柱部とその上端に連設の前記斜め柱部の一部を一体的に備える構真柱下方部位と、前記斜め柱部の残余部分である構真柱上方部位とに分割されて、前記構真柱下方部位の上端にヤットコを取り付けて当該構真柱下方部位を建て込み、その後、その構真柱下方部位の上端からヤットコを取り外して前記構真柱上方部位を連結する構真柱の建て込み方法。
  2. 前記構真柱下方部位における前記斜め柱部の上端にヤットコ連結治具を取り付け、そのヤットコ連結治具の上端に鉛直方向に沿うヤットコを取り付けて前記構真柱下方部位を建て込み、その後、その構真柱下方部位から前記ヤットコ連結治具とヤットコを取り外す請求項1に記載の構真柱の建て込み方法。
  3. 前記構真柱下方部位を建て込むに際し、当該構真柱下方部位に取り付けた前記ヤットコ連結治具をクレーンにより吊り下げて、前記構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢にする請求項2に記載の構真柱の建て込み方法。
  4. 前記構真柱下方部位の建て込み箇所にその周囲を囲うガイド管を鉛直姿勢で設置し、当該ガイド管の内面に摺接するスペーサを前記構真柱下方部位に連設して、当該スペーサと前記ガイド管内面との摺接により、前記構真柱下方部位の斜め柱部の一部を前記ガイド管内に建て込むように、前記鉛直柱部の中心を前記ガイド管の中心に対し偏心させて建て込む請求項3に記載の構真柱の建て込み方法。
  5. 前記構真柱下方部位を建て込むに際し、その構真柱下方部位の鉛直柱部の中心と前記ヤットコの中心をほぼ同一線上に位置させて建て込む請求項2~4のいずれか1項に記載の構真柱の建て込み方法。
  6. 請求項2~5のいずれか1項に記載の構真柱の建て込み方法に使用するヤットコ連結治具であって、
    前記ヤットコ連結治具が、当該ヤットコ連結治具を前記構真柱下方部位の上端に取り付けた状態でクレーンにより吊り下げるための吊りピースを備え、かつ、それらヤットコ連結治具と構真柱下方部位を吊り下げた状態で、前記構真柱下方部位の鉛直柱部を鉛直姿勢に近づける吊り姿勢修正手段を備えているヤットコ連結治具。
  7. 前記吊り姿勢修正手段が、クレーンにより吊り下げた際に前記構真柱下方部位の吊り姿勢が異なる複数個の吊りピースで構成され、それら複数個の吊りピースが前記ヤットコ連結治具に備えられる請求項6に記載のヤットコ連結治具。
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