JP7353584B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7353584B2
JP7353584B2 JP2019172603A JP2019172603A JP7353584B2 JP 7353584 B2 JP7353584 B2 JP 7353584B2 JP 2019172603 A JP2019172603 A JP 2019172603A JP 2019172603 A JP2019172603 A JP 2019172603A JP 7353584 B2 JP7353584 B2 JP 7353584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
image forming
forming apparatus
main body
developing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019172603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021051126A (ja
Inventor
隆介 間瀬
香弘 藤原
伸雄 高見
智広 久保田
一樹 與五澤
直大 川島
右騎 土屋
ほたる 橋川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019172603A priority Critical patent/JP7353584B2/ja
Publication of JP2021051126A publication Critical patent/JP2021051126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7353584B2 publication Critical patent/JP7353584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

この発明は、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置と、それを備えたプロセスカートリッジと、画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に着脱可能に設置される現像装置において、現像ローラ(現像剤担持体)が設置された現像装置主部を回動可能に構成して、感光体ドラム(像担持体)に近接する現像位置(近接位置)と、感光体ドラムから退避する退避位置(離間位置)と、の間を移動させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1における現像ユニット(現像装置)には、現像ローラを支持する現像フレームと、現像フレームを回動可能に支持するユニットフレームと、が設けられている。ユニットフレームには、現像フレームが回動可能に支持されている。そして、ユニットフレームに設置された移動部材を操作することで、現像ローラを感光体ドラムに近接する近接位置に移動させて通常の画像形成動作をおこなったり、現像ローラを感光体ドラムから退避する退避位置に移動させて画像形成装置から現像ユニットを取り出したりしている。
特許文献1の技術は、現像装置に、現像装置主部(現像ローラ)を現像位置(近接位置)に回動したり退避位置(離間位置)に回動したりための移動手段を設けているために、現像装置が大型化、高コスト化してしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置が大型化、高コスト化することなく、現像装置主部を現像位置と退避位置との間で回動させることができる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における現像装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、を備え、前記現像装置主部は、前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、前記連結部材は、前記押動機構による前記現像装置主部の押動をおこなうための切欠き又は穴部が形成されたものである。
本発明によれば、装置が大型化、高コスト化することなく、現像装置主部を現像位置と退避位置との間で回動させることができる、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 現像装置と感光体ドラムとを長手方向に示す図である。 現像装置において、(A)現像装置主部が現像位置に位置した状態を示す図と、(B)現像装置主部が退避位置に位置した状態を示す図と、である。 現像装置を長手方向に示す図である。 現像装置を示す斜視図である。 現像装置の駆動側の要部を長手方向に示す拡大図である。 現像装置の駆動側を示す側面図である。 変形例としての、現像装置の駆動側の要部を長手方向に示す拡大図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態における画像形成装置1は、複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKが中間転写ベルト40に対向するように並設されたタンデム型のカラー画像形成装置である。また、複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21に対向するように現像装置25が設置されている(図2参照)。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は原稿を原稿読込部3に搬送する原稿搬送部、3は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、4は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、を示す。
また、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、40は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、を示す。
また、61は用紙等のシートPが収納される給紙装置、65は中間転写ベルト40上に形成されたトナー像をシートPに転写する2次転写ローラ、66はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、70は複数のプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKに対応した各現像装置25に各色のトナーを補給するためのトナー容器、を示す。
ここで、図2をも参照して、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、像担持体としての感光体ドラム21、帯電装置22、クリーニング装置23、が一体化されたものである。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、寿命に達したときに画像形成装置本体1に対して交換される。
また、各現像装置25は、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21にそれぞれ対向するように設置されている。そして、現像装置25は、寿命に達したときに画像形成装置本体1に対して交換される。なお、画像形成装置本体1に対する現像装置25の着脱操作と、画像形成装置本体1に対するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの着脱操作と、はそれぞれ別々に独立しておこなうことができる。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21(像担持体)上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿は、原稿搬送部2の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部3のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部3で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部4に送信される。そして、書込み部4からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21(図2参照)の表面に向けて照射される。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1、図2の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電装置22(帯電ローラ)との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21の表面は、それぞれの書込み部4によるレーザ光の照射位置に達して、その位置で画像情報に基づいた静電潜像が形成される(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21の表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電装置22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、シアン成分のレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21の表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21の表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21の表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21の表面は、それぞれ、現像装置主部26との対向位置に達する。そして、各現像装置主部26から感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、中間転写ベルト40との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト40の内周面に当接するように1次転写ローラ24が設置されている。そして、1次転写ローラ24の位置で、中間転写ベルト40上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、1次転写工程後の感光体ドラム21の表面は、それぞれ、クリーニング装置23との対向位置に達する。そして、クリーニング装置23で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21の表面は、除電装置の位置で残留電位が除電されて、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト40の表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ65の位置に達する。そして、2次転写ローラ65の位置で、シートP上に中間転写ベルト40上のフルカラーの画像が2次転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト40の表面は、中間転写ベルトクリーニング装置の位置に達する。そして、中間転写ベルト40上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング装置に回収されて、中間転写ベルト40上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ65の位置に搬送されるシートPは、給紙装置61からレジストローラ64等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、シートPを収納する給紙装置61から、給紙ローラ62により給送されたシートPが、搬送路を通過した後に、レジストローラ64の位置に導かれる。レジストローラ64の位置に達したシートPは、中間転写ベルト40上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ65の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置に導かれる。そして、定着装置20において、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像がシートP上に定着される。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラ69によって装置本体1外に出力画像として排出された後に、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジや現像装置などの構成部材における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を除して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電装置22と、クリーニング装置23と、がケースに一体的に収納されている。
感光体ドラム21は、負帯電性の有機感光体であって、ドラム状導電性支持体上に感光層等を設けたものである。また、図3に示すように、感光体ドラム21は、プロセスカートリッジ20のケースの一部としても機能する保持部21aに回転可能に保持されている。
帯電装置22は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなる帯電ローラである。そして、この帯電装置22(帯電ローラ)に電源部から所定の電圧が印加されて、これにより対向する感光体ドラム21の表面を一様に帯電する。
クリーニング装置23には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。クリーニングブレード25aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなり、感光体ドラム21表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。クリーニングローラ25bは、芯金上にブラシ毛が周設されたブラシローラである。
図2、図3に示すように、現像装置25は、主として、現像装置主部26と、2つの面板(後面板27と前面板28とである。)と、ベース部材29(連結部材)と、で構成されている。
現像装置主部26は、主として、現像剤担持体としての現像ローラ26a、現像ローラ26aに対向する第1搬送スクリュ26b1(第1搬送部材)、仕切部材26eを介して第1搬送スクリュ26b1に対向する第2搬送スクリュ26b2(第2搬送部材)、現像ローラ26aに対向して現像ローラ26a上に担持された現像剤の量を規制するドクターブレード26c(現像剤規制部材)、等で構成される。
現像装置主部26内には、キャリアとトナーとからなる現像剤(2成分現像剤)が収容されている。
現像ローラ26aは、感光体ドラム21に対して微小なギャップH(図4(A)参照)をあけて対向して現像領域を形成するように構成されている。現像ローラ26aは、図3に示すように、内部に固設されてローラ外周面上に複数の極(磁極)を形成するマグネット26a1と、マグネット26a1の周囲を回転するスリーブ26a2と、で構成される。
搬送部材としての搬送スクリュ26b1、26b2は、現像装置主部26の内部に収容された現像剤を長手方向に搬送して循環経路(図3にて破線矢印で示す循環経路である。)を形成する。すなわち、第1搬送スクリュ26b1による第1搬送経路B1と、第2搬送スクリュ26b2による第2搬送経路B2と、による現像剤の循環経路が形成されている。
第1搬送経路B1と第2搬送経路B2とは仕切部材26e(壁部)によって隔絶されていて、2つの搬送経路B1、B2の長手方向両端部は互いに連通口26f、26gを介して連通している。具体的に、図3を参照して、第1搬送経路B1の搬送方向上流側の端部と、第2搬送経路B2の搬送方向下流側の端部と、が第1連通口26fを介して連通している。また、第1搬送経路B1の搬送方向下流側の端部と、第2搬送経路B2の搬送方向上流側の端部と、が第2連通口26gを介して連通している。すなわち、仕切部材26eは、長手方向両端部を除く位置に配設されている。
第1搬送スクリュ26b1(第1搬送経路B1)は現像ローラ26aに対向するように配設され、第2搬送スクリュ26b2(第2搬送経路B2)は仕切部材26eを介して第1搬送スクリュ26b1(第1搬送経路B1)に対向するように配設されている。第1搬送スクリュ26b1は、現像剤を長手方向に搬送しながら、現像ローラ26aに向けて現像剤を供給するとともに、現像ローラ26aから離脱した現像工程後の現像剤を回収する。第2搬送スクリュ26b2は、第1搬送経路B1から搬送された現像工程後の現像剤と、補給口26dから補給されたフレッシュなトナーと、を長手方向に搬送しながら撹拌・混合する。
本実施の形態において、2つの搬送スクリュ26b1、26b2は、水平方向に並設されている。2つの搬送スクリュ26b1、26b2は、いずれも、軸部にスクリュ部が巻装されたものである。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ26aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置主部26内の現像剤は、図3に示すように、間に仕切部材26eを介在するように配設された第1搬送スクリュ26b1及び第2搬送スクリュ26b2の矢印方向の回転によって、トナー容器70からトナー補給経路を経て補給口26dから補給されたトナーとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。
そして、摩擦帯電してキャリアに吸着したトナーは、現像ローラ26a上に形成された剤汲上げ極によって、キャリアとともに現像ローラ26a上に汲み上げられる。現像ローラ26a上に担持された現像剤は、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード26cとの対向位置に達する。そして、現像ローラ26a上の現像剤は、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム21上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ26a上に残った現像剤はスリーブの回転にともない第1搬送経路B1の上方に達して、この位置で現像ローラ26aから離脱される。ここで、現像領域における電界は、現像用の電源によって現像ローラ26aに印加される所定の電圧(現像バイアス)と、帯電工程と露光工程とによって感光体ドラム21の表面に形成される表面電位(潜像電位)と、によって形成されるものである。
なお、トナー容器70内のトナーは、現像装置主部26内のトナーの消費にともない、補給口26dから現像装置主部26内に適宜に補給されるものである。現像装置主部26内のトナーの消費は、現像装置主部26内の現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)を磁気的に検知するトナー濃度センサによって検知される。
また、補給口26dは、第2搬送スクリュ26b2の長手方向(図3の左右方向である。)の一端であって、第2搬送スクリュ26b2(第2搬送経路B2)の上方に設けられている。
以下、本実施の形態において特徴的な、現像装置25の構成・動作について詳しく説明する。
先に説明したように、本実施の形態における現像装置25は、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置される。具体的に、現像装置25は、画像形成装置本体1に対して長手方向(図1、図2の紙面垂直方向であって、図3の左右方向である。)を着脱方向として着脱される。
図3~図6等に示すように、本実施の形態における現像装置25は、主として、現像装置主部26と、2つの面板(後面板27と前面板28とである。)と、連結部材としてのベース部材29と、で構成されている。
現像装置主部26には、感光体ドラム21(像担持体)に対向する現像ローラ26a(現像剤担持体)や、搬送スクリュ26b1、26b2や、ドクターブレード26c、などが設けられている。
現像装置主部26は、2つの面板27、28とベース部材29とともに一体的に、現像装置25として画像形成装置本体1に対して着脱されることになる。本実施の形態において、現像装置25は、画像形成装置本体1に対して長手方向を着脱方向として着脱される。具体的に、画像形成装置1に対して、現像装置25は、図5の矢印方向(図6の矢印方向の反対方向)に装着され、図5の矢印方向の反対方向(図6の矢印方向)に離脱されることになる。
2つの面板27、28(位置決め部材)は、長手方向(感光体ドラム21の回転軸方向に略一致する方向であって、図3、図5の左右方向であって、図4の紙面垂直方向である。)の両端から現像装置主部26を挟むように設置されている。
具体的に、後面板27は、現像装置主部26の装着方向奥側(図5の左側)に設置され、前面板28は、現像装置主部26の装着方向手前側(図5の右側)に設置されている。そして、後面板27と前面板28とによって現像装置主部26を挟んでいる。
また、2つの面板27、28は、それぞれ、画像形成装置本体1において非回転でそれぞれ位置決めされる。
具体的に、図5を参照して、画像形成装置本体1に現像装置25を装着するときに、画像形成装置本体1の後本体側板91に固設された位置決めピン93(図示は省略するが、紙面垂直方向に2本並設されている。)が、後面板27の位置決め穴に嵌合することで、画像形成装置本体1(後本体側板91)に対する後面板27の位置が定められる。
同様に、画像形成装置本体1に現像装置25を装着するときに、画像形成装置本体1の前本体側板92に固設された位置決めピン94(図示は省略するが、紙面垂直方向に2本並設されている。)が、前面板28の位置決め穴に嵌合することで、画像形成装置本体1(前本体側板92)に対する前面板28の位置が定められる。なお、前本体側板92には、現像装置25の着脱操作を妨げないように(現像装置25が干渉しないように)、開口が設けられている。
連結部材としてのベース部材29は、2つの面板27、28の間に設けられていて、2つの面板27、28にそれぞれ連結されている。
詳しくは、本実施の形態において、ベース部材29と2つの面板27、28とは、いずれも、機械的強度が高い樹脂材料で形成されている。そして、後面板27の底部にベース部材29の長手方向一端側が接続されていて、前面板28の底部にベース部材29の長手方向他端側が接続されている。
このようにベース部材29(連結部材)を設けることで、後述するように現像装置主部26を2つの面板27、28の間で回動可能に構成した場合であっても、2つの面板27、28に捻れが生じする不具合を軽減することができる。
なお、2つの面板27、28とベース部材29とをそれぞれ別々の部品としてネジ締結などによって接合することもできるが、2つの面板27、28とベース部材29とを1つの部品として一体的に形成することもできる。2つの面板27、28とベース部材29とを一体的に形成した場合には、部品点数や組付け工数を減ずることができるとともに、2つの面板27、28の捻れ強度を強く設定しやすくなる。
ここで、図4に示すように、現像装置主部26は、現像装置25において回動軸26rを中心に回動可能に構成されている。
詳しくは、現像装置主部26は、2つの面板27、28に挟まれた状態で、現像ローラ26a(現像剤担持体)が感光体ドラム21(像担持体)に所定のギャップHをあけて対向する現像位置(図4(A)の回動位置である。)と、感光体ドラム21から退避する退避位置(図4(B)の回動位置である。)と、の間を回動軸26rを中心に回動可能に設置されている。
図4(A)に示す現像装置主部26の現像位置(第1位置)は、現像装置主部26によって先に説明した通常の現像工程を実施することができる回動位置である。
これに対して、図4(B)に示す現像装置主部26の退避位置(第2位置)は、現像装置主部26が感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)から充分に離れていて、感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)を装置本体1に装着したまま現像装置25を長手方向に移動して着脱しても、現像装置25を装置本体1に装着したまま感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)を長手方向に移動して着脱しても、いずれの部材も干渉しない回動位置である。現像装置主部26が退避位置に位置しているときには、現像装置主部26によって通常の現像工程を実施することはできない。
本実施の形態において、図4に示すように、回動軸26rは、現像装置25が画像形成装置本体1に装着された状態で、感光体ドラム21の回転軸に対して斜め下方に位置している。また、回動軸26rは、現像装置主部26の底部に近い高さ位置に位置している。これにより、上述したような現像装置主部26の現像位置と退避位置との間の回動がスムーズにおこなわれることになる。
図5を参照して、後面板27と前面板28とには、それぞれ、長手方向の内側にU字状の受部27a、28aが設けられている。一方、現像装置主部26の外装部には、後面板27に対向する側面と、前面板28に対向する側面と、にそれぞれ、長手方向の外側に向けて起立する回動軸26rが設けられている。そして、現像装置主部26の回動軸26rが受部27a、28aに嵌合するように、2つの面板27、28の間で現像装置主部26がぶら下がるように回動可能にセットされることになる。
そして、本実施の形態において、現像装置主部26は、現像装置25が画像形成装置本体1に装着された状態で、画像形成装置本体1に設置された押動機構81、82による押動によって図4(B)に示す退避位置から図4(A)に示す現像位置に回動して、押動機構81、82による押動が解除されることによって図4(A)に示す現像位置から図4(B)に示す退避位置に回動する。
詳しくは、図5を参照して、押動機構は、2つのカム81やカム軸82などで構成されている。カム軸82は、2つの本体側板91、92に回動可能に支持されていて、長手方向の離れた位置(両端部側)にそれぞれカム81が設置されている。また、カム軸82の装着方向手前側(図5の右側である。)には、カム軸82(カム81)とともに回動可能な操作レバー83が設置されている。したがって、押動機構(カム81、カム軸82)は、画像形成装置本体1の装着方向手前側に設置された操作レバー83の操作に連動することになる。操作レバー83は、装置本体1の開閉カバーが開閉された状態で装着方向手前側に露呈して、操作者(ユーザー)が回動操作可能な状態になる。
具体的に、現像装置主部26が図4(B)に示す退避位置にある状態で、操作者が操作レバー83を回動操作してカム81(及び、カム軸82)を図4の時計方向に回動することで、現像装置主部26がカム81に押動されて回動軸26rを中心に図4の時計方向に回動することになる。そして、現像装置主部26は、図4(A)に示す現像位置に位置することになる。
このとき、現像装置主部26は、そのケースに設けられた突出部26m(図3参照)が、感光体ドラム21の保持部21a(感光体ドラム21を回転可能に保持する部材である。)に突き当たることで、その位置が定まることになる(所望のギャップHが形成されることになる。)。すなわち、現像装置主部26には、現像位置に回動したときに保持部21aに当接して、その回動位置を定める突出部26mが設けられている。なお、保持部21aは、感光体ドラム21の回転軸方向両端部にそれぞれ設置されていて、突出部26mも、現像装置主部26の長手方向両端部にそれぞれ設置されている。保持部21aや突出部26mは、有効画像領域外に設置されている。
また、カム81は、現像装置主部26の底部(回動軸26rに対して感光体ドラム21から遠ざかる方向の位置である。)に当接するように配置されている。
これに対して、現像装置主部26が図4(A)に示す現像位置にある状態で、操作者が操作レバー83を回動操作してカム81(及び、カム軸82)を図4の反時計方向に回動することで、現像装置主部26に対するカム81の押動が解除されて、現像装置主部26が回動軸26rを中心に図4の反時計方向に回動することになる。そして、現像装置主部26は、図4(B)に示す退避位置に位置することになる。
このとき、現像装置主部26は、押動機構81、82による押動が解除されたときに自重によって現像位置から退避位置に回動することになる。具体的に、現像装置主部26の重心は、回動軸26rに対して、感光体ドラム21から遠ざかる側に位置している。このように、押動解除時に現像装置主部26が自重で退避位置に回動するように構成することで、退避位置への回動を促す部材を設置する場合に比べて、装置を小型化、低コスト化することができる。
また、押動解除時に、現像装置主部26が無制限に図4の反時計方向に回動しないように、本実施の形態では現像装置主部26をベース部材29に当接させて退避位置を定めているが、そのようにストッパとして機能する部材をベース部材29に限定する必要はない。
このように構成され動作する押動機構81、82は、現像装置25の着脱が妨げられない位置に設置されている。
特に、本実施の形態において、押動機構81、82は、図4、図5に示すように、現像装置25の下方に設置されている。そのため、現像装置25の側方(図4の左側)に押動機構を設置する場合に比べて、作像部の水平方向のサイズを小さくすることができる。特に、図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置1は、4つの作像部(プロセスカートリッジ20及び現像装置25)が水平方向に並設されているが、その全体の水平方向のサイズXを小さくして、画像形成装置1を大幅に小型化することができる。
また、図5、図6に示すように、本実施の形態において、ベース部材29には、押動機構81、82による現像装置主部26の押動をおこなうための切欠き29a(又は、穴部)が形成されている。
具体的に、2つのカム81がそれぞれ図4(B)の回動位置から図4(A)の回動位置に回動するときに、ベース部材29に干渉しないように、その回動範囲に対応するように切欠き29aが2箇所に設けられている。
これにより、先に説明した押動機構81、82の押動・押動解除による現像装置主部26の回動が可能になる。
また、図5に示すように、本実施の形態において、現像装置主部26は、その長手方向の両側部(現像装置主部26の長手方向端部を覆うケース部分と、底面部を覆うケース部分と、が交差するケース部分である。)が、押動機構(カム81)によって押動されるように構成している。
現像装置主部26の両側部は、長手方向端部を覆うケース部分と、底面部を覆うケース部分と、が略直角に繋がるケース部分であって、他のケース部分に比べて外力に対する強度が強くなっている。したがって、その部分がカム81によって押動されても、現像装置主部26に変形が生じるなどの不具合が生じにくくなる。
このように、本実施の形態では、現像装置25において現像装置主部26を現像位置と退避位置との間で回動可能に構成しているため、現像装置25や感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)を装置本体1に対して着脱するときに、現像装置25や感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)が干渉して破損してしまう不具合などが生じにくくなる。
また、本実施の形態では、現像装置主部26を現像位置と退避位置との間で水平方向にスライド移動するのではなくて、現像装置主部26を現像位置と退避位置との間で回動させているため、作像部の水平方向のサイズ(図1のサイズXを参照)を小さくすることができる。
そして、本実施の形態では、そのように現像装置主部26を現像位置と退避位置との間で回動させているための押動機構81、82が、現像装置25に設けられているのではなくて、画像形成装置本体1に設けられているため、現像装置25が大型化、高コスト化する不具合が抑止される。
ここで、本実施の形態において、ベース部材29は、図6等に示すように、現像装置主部26の下方のみを覆うように配置されている。
これにより、現像装置主部26の背面(感光体ドラム21から遠ざかる方向において略垂直方向に延在する面である。)をも覆うようにベース部材29を配置する場合に比べて、作像部の水平方向のサイズを小さくすることができる。特に、図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置1は、4つの作像部(プロセスカートリッジ20及び現像装置25)が水平方向に並設されているため、その水平方向のサイズXを小さくすることで、画像形成装置1を大幅に小型化することができる。
以下、操作者による現像装置25の着脱動作(着脱操作)について詳述する。
装着時には、まず、現像装置主部26が退避位置に位置した状態(図4(B)の状態である。)で、現像装置25が図5の矢印方向に移動されて、現像装置25が画像形成装置本体1に装着される。このときの、現像装置25の移動(装着)は、2つの面板27、28が画像形成装置本体1(本体側板91、92)に位置決め(嵌合)されるまでおこなわれる。
そして、2つの面板27、28が画像形成装置本体1(本体側板91、92)に位置決めされた後に、操作レバー83の操作に連動した押動機構(カム81)による押動によって現像装置主部26が図4(B)に示す退避位置から図4(A)に示す現像位置に回動する。こうして、画像形成装置本体1への現像装置25の装着動作が完了する。
なお、現像装置主部26を退避位置に位置したままでは、操作レバー83が画像形成装置1の開閉カバーに干渉して、開閉カバーを開放位置から閉鎖位置に回動できないように構成している。これにより、現像装置主部26が退避位置に位置したままで現像工程がおこなわれてしまう不具合を防止することができる。
これに対して、離脱時には、まず、押動機構(カム81)による押動が解除されることによって現像装置主部26が現像位置から退避位置に回動する。そして、現像装置主部26が退避位置に回動した後に、現像装置25が画像形成装置本体1から引出されて、画像形成装置本体1からの現像装置25の離脱動作が完了する。
ここで、図6に示すように、2つの面板27、28のうち装着方向手前側の面板(前面板28である。)には、着脱操作をおこなうための把持部28bが形成されている。これにより、操作者は、把持部28bを把持しながら現像装置25をスムーズに着脱することが可能になる。
また、図6に示すように、現像装置25には、画像形成装置本体1のガイド部85に嵌合して現像装置25の着脱方向の移動をガイドするための嵌合部27c、28c、29cが、2つの面板27、28、ベース部材29にそれぞれ形成されている。これにより、操作者は、ガイド部85にガイドされながら現像装置25をスムーズに着脱することが可能になる。なお、本実施の形態では、ガイド部85にガイドされる現像装置25の嵌合部は、2つの面板27、28及びベース部材29のうち少なくとも1つに設けられたものであっても、現像装置25を着脱するときに感光体ドラム21(プロセスカートリッジ20)に干渉しないように必要な範囲にだけ設けられていれば良い。
また、本実施の形態において、現像装置25が画像形成装置本体1にセットされた状態(面板27、28が位置決めされた状態)を、操作者がクリック感として認識できるように、そのような状態で現像装置25の着脱方向の移動を制限(ロック)するロック機構を設けることもできる。そのような場合、現像装置25を離脱するときに、ロック機構によるロックを解除してから、現像装置25を装置本体1から引き出すことになる。
ここで、図7に示すように、本実施の形態における現像装置25は、画像形成装置本体1から現像装置主部26に駆動を伝達するための駆動伝達部材としてのカップリング26wが、回動軸26rと同軸上に設置されている。
詳しくは、後面板27には、現像装置主部26の駆動側の回動軸26rと同軸上に、後面板27の穴部を貫通する駆動軸26sが回転可能に保持されている。駆動軸26sには、後本体側板91(図5参照)の側に向けて突出する部分にカップリング26wが設置されていて、現像装置主部26(回動軸26r)の側に突出する部分に第1ギア26xが設置されている。カップリング26wは装置本体1の駆動カップリング101に嵌合している。なお、カップリング26wと駆動カップリング101との嵌合・嵌合解除は、画像形成装置本体1への現像装置25の着脱動作に連動しておこなわれるものである。
また、第1ギア26xは、現像装置主部26の側面に起立するスタッド上に設置されたアイドラギア26yに噛合して、そのアイドラギア26yは現像ローラ26a(スリーブ26a2)に設置された第2ギア26zに噛合している。
このような構成により、画像形成装置本体1の駆動カップリング101(駆動モータ)からカップリング26wに伝達された駆動が、第1ギア26x、アイドラギア26y、第2ギア26zを介して現像ローラ26aに伝達されて、現像ローラ26aが回転駆動されることになる。そして、現像ローラ26aに伝達された駆動は、装着方向手前側に設置された不図示のギア列を介して2つの搬送スクリュ26b1、26b2にそれぞれ伝達されて、現像装置主部26の各回転部材が回転駆動されることになる。
このように回動軸26rと同軸上にカップリング26w(駆動伝達部材)を配置することで、現像装置主部26が回動軸26rを中心に現像位置と退避位置との間を回動しても、第1ギア26xとアイドラギア26yとの噛合が維持されることになる。そのため、駆動伝達部材を回動軸26rの同軸上に設けない場合に比べて、現像装置25の駆動機構を簡素化することができる。
なお、現像装置25の駆動機構は、図7のものに限定されることなく、例えば、回動軸26r上に、カップリング26wと第1ギア26xとが一体化されたものを、アイドラギアのように、回動軸26rに対して相対的に回転可能に設置することもできる。その場合、回動軸26rは、後面板27を貫通するように配置されることになる。
また、図7に示すように、本実施の形態では、画像形成装置本体1から現像装置主部26に回動軸26rを経由して電力(現像バイアス)が供給されるように構成している。
詳しくは、後面板27には、画像形成装置本体1の端子102(電源から現像バイアスが供給される端子である。)に接触する第1導電板110が設けられている。第1導電板110には、金属材料(導電材料)で形成された駆動軸26sの外周面に摺接する板バネ部111が形成されている。また、駆動軸26sの端面には、金属材料(導電材料)で形成された回動軸26rの端面に形成された突起が接触している。また、現像装置主部26の側面には、第2導電板120が設置されている。この第2導電板120は、一端側が回動軸26rの根元部に接触していて、他端側に現像ローラ26aの軸部26a10の外周面に摺接する板バネ部121が形成されている。
このような構成により、画像形成装置本体1の電源部(端子102)から、第1導電板110、駆動軸26s、回動軸26r、第2導電板120を介して現像ローラ26aに現像バイアスが印加されることになる。
このように、回動軸26rを経由して画像形成装置本体1から現像装置主部26に現像バイアスが印加されるように構成することで、現像装置主部26が回動軸26rを中心に現像位置と退避位置との間を回動しても、そのバイアス供給経路が切断されることなく維持されることになる。そのため、回動軸26rを経由しないバイアス供給経路を設ける場合に比べて、現像装置25のバイアス供給経路を簡素化することができる。
ここで、本実施の形態における現像装置25は、図8に示すように、2つの面板27、28のうち装着方向奥側の面板(後面板27である。)に、回動軸26rを中心にした円弧状の長穴27dが形成されている。また、現像装置主部26には、その側面部に雌ネジ部が形成されている。そして、その現像装置主部26の雌ネジ部に、長穴27dを介して段ビス89が螺合されている。
このような構成により、後面板27は、現像装置主部26の回動を妨げることなく、現像装置主部26に接続されて、着脱方向の変位が制限されることになる。そのため、現像装置25を画像形成装置本体1から引き出すときに、その引出し方向の奥側に位置する後面板27が後本体側板91(図5参照)の側に取り残されるように変位してしまう不具合を防止することができる。したがって、現像装置25の離脱時の操作性が向上することになる。
<変形例>
図9に示すように、変形例では、画像形成装置本体1から現像装置主部26に回動軸26rを経由することなく電力(現像バイアス)が供給されるように構成している。
詳しくは、後面板27には、画像形成装置本体1の端子102(電源から現像バイアスが供給される端子である。)に接触する導電板110が設けられている。この導電板110には、他端側に、現像ローラ26aの軸部26a10の外周面に摺接可能な板バネ部111が形成されている。この板バネ部111は、現像装置主部26が回動軸26rを中心に退避位置から現像位置に回動したときに、現像ローラ26aの軸部26a10に接触するように構成されている。
このような構成により、現像装置主部26が現像位置に位置した状態で、画像形成装置本体1の電源部(端子102)から、導電板110を介して現像ローラ26aに現像バイアスが印加されることになる。
このように構成した場合には、現像装置25のバイアス供給経路をさらに簡素化することができる。
以上説明したように、本実施の形態における現像装置25は、感光体ドラム21(像担持体)に対向又は当接する現像ローラ26a(現像剤担持体)を具備した現像装置主部26と、長手方向の両端から現像装置主部26を挟むように設置されて画像形成装置本体1において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板27、28と、2つの面板27、28の間に橋設された2つの面板27、28にそれぞれ連結されたベース部材29(連結部材)と、が設けられている。現像装置主部26は、2つの面板27、28に挟まれた状態で、現像ローラ26aが感光体ドラム21に対向又は当接する現像位置と、感光体ドラム21から退避する退避位置と、の間を回動軸26rを中心に回動可能に設置されている。そして、現像装置主部26は、現像装置25が画像形成装置本体1に装着された状態で、画像形成装置本体1に設置された押動機構81、82による押動によって退避位置から現像位置に回動して、押動機構81、82による押動が解除されることによって現像位置から退避位置に回動する。
これにより、現像装置25が大型化、高コスト化することなく、現像装置主部26を現像位置と退避位置との間で回動させることができる。
なお、本実施の形態では、現像装置25をプロセスカートリッジ20の構成部材とせずに、画像形成装置本体1に対して単独で着脱できるユニットとした。これに対して、現像装置25をプロセスカートリッジ20の構成部材の1つとして、画像形成装置本体1に対してプロセスカートリッジとして一体的に着脱されるように構成することもできる。その場合、現像装置主部が、1成分現像方式のものであって、現像ローラ(現像剤担持体)が感光体ドラム(像担持体)に当接する接触方式のものであるときに、本発明の構成が特に有用になる。すなわち、画像形成装置本体からプロセスカートリッジを取り出して長期保管するような場合、現像ローラが感光体ドラムに接触し続けていると、現像ローラに永久歪が生じてしまう可能性があるため、感光体ドラムに対して現像ローラ(現像装置主部)を現像位置から退避位置に移動させておくことが有用になる。
そして、このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたユニットと定義する。
また、本実施の形態では、2つの搬送スクリュ26b1、26b2(搬送部材)が水平方向に並設されていて、ドクターブレード26cが現像ローラ26aの下方に配置された現像装置主部26に対して、本発明を適用した。しかし、本発明が適用される現像装置の構成はこれに限定されることなく、例えば、3つ以上の搬送部材が水平方向に並設された現像装置や、複数の搬送部材が上下方向に並設されている現像装置や、ドクターブレードが現像ローラの上方に配置された現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた現像装置主部26に対して、本発明を適用した。これに対して、トナー(外添剤等も含む。)のみからなる1成分現像剤を用いた現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合にも、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、操作レバー83を手動操作することで押動機構81、82を動作させて現像装置主部26の現像位置と退避位置との間の移動をおこなった。これに対して、押動機構81、82を自動で動作させて現像装置主部26の現像位置と退避位置との間の移動をおこなうこともできる。
また、本実施の形態では、現像装置主部26が、押動機構81、82による押動が解除されたときに自重によって現像位置から退避位置に回動するように構成した。これに対して、現像装置主部26が、押動機構81、82による押動が解除されたときに付勢部材による付勢によって現像位置から退避位置に回動するように構成することもできる。
そして、それらのような場合にも、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、
21a 保持部、
25 現像装置、
26 現像装置主部、
26a 現像ローラ(現像剤担持体)、
26m 突出部、
26w カップリング(駆動伝達部材)、
27 後面板(面板)、
27c 嵌合部、
27d 長穴、
28 前面板(面板)、
28b 把持部、
28c 嵌合部、
29 ベース部材(連結部材)、
29c 嵌合部、
81 カム(押動機構)、
82 カム軸(押動機構)、
83 操作レバー、
85 ガイド部、
89 段ビス。
特開2013-182036号公報

Claims (14)

  1. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    前記連結部材は、前記押動機構による前記現像装置主部の押動をおこなうための切欠き又は穴部が形成されたことを特徴とする現像装置。
  2. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    前記2つの面板と前記連結部材とが一体的に形成されたことを特徴とする現像装置。
  3. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    前記連結部材は、前記現像装置主部の下方のみを覆うように配置されたことを特徴とする現像装置。
  4. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    当該現像装置は、前記画像形成装置本体に対して前記長手方向を着脱方向として着脱され、
    前記2つの面板のうち装着方向奥側の面板に、前記回動軸を中心にした円弧状の長穴が形成され、
    前記現像装置主部の側面部に形成された雌ネジ部に、前記長穴を介して段ビスが螺合されたことを特徴とする現像装置。
  5. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    前記像担持体を回転可能に保持する保持部と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    前記現像装置主部は、前記現像位置に回動したときに前記保持部に当接して、その回動位置を定める突出部が設けられたことを特徴とする現像装置。
  6. 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されて、像担持体の表面に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に対向又は当接する現像剤担持体を具備した現像装置主部と、
    前記像担持体の回転軸方向に略一致する長手方向の両端から前記現像装置主部を挟むように設置されて、前記画像形成装置本体において非回転でそれぞれ位置決めされる2つの面板と、
    前記2つの面板の間に設けられて、前記2つの面板にそれぞれ連結された連結部材と、
    を備え、
    前記現像装置主部は、
    前記2つの面板に挟まれた状態で、前記現像剤担持体が前記像担持体に対向又は当接する現像位置と、前記像担持体から退避する退避位置と、の間を回動軸を中心に回動可能に設置されて、
    当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体に設置された押動機構による押動によって前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像位置から前記退避位置に回動し、
    前記回動軸は、当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記像担持体の回転軸に対して斜め下方に位置することを特徴とする現像装置。
  7. 当該現像装置は、前記画像形成装置本体に対して前記長手方向を着脱方向として着脱され、
    前記現像装置主部が前記退避位置に位置した状態で当該現像装置が前記画像形成装置本体に装着されて、前記2つの面板が前記画像形成装置本体に位置決めされた後に、前記押動機構による押動によって前記現像装置主部が前記退避位置から前記現像位置に回動して、前記画像形成装置本体への装着動作が完了し、
    前記押動機構による押動が解除されることによって前記現像装置主部が前記現像位置から前記退避位置に回動した後に、当該現像装置が前記画像形成装置本体から引出されて、前記画像形成装置本体からの離脱動作が完了することを特徴とする請求項1~請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記画像形成装置本体のガイド部に嵌合して当該現像装置の着脱方向の移動をガイドするための嵌合部が、前記2つの面板及び前記連結部材のうち少なくとも1つに設けられたことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記現像装置主部は、前記押動機構による押動が解除されたときに自重によって前記現像位置から前記退避位置に回動することを特徴とする請求項1~請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記現像装置主部は、その前記長手方向の両側部が前記押動機構によって押動されることを特徴とする請求項1~請求項9のいずれかに記載の現像装置。
  11. 当該現像装置は、前記画像形成装置本体に対して前記長手方向を着脱方向として着脱され、
    前記2つの面板のうち装着方向手前側の面板に、着脱操作をおこなうための把持部が形成され、
    前記押動機構は、前記画像形成装置本体の装着方向手前側に設置された操作レバーの操作に連動することを特徴とする請求項1~請求項10のいずれかに記載の現像装置。
  12. 前記画像形成装置本体から前記現像装置主部に駆動を伝達するための駆動伝達部材が、前記回動軸と同軸上に設置されたことを特徴とする請求項1~請求項11のいずれかに記載の現像装置。
  13. 前記画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1~請求項12のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを一体的に備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 請求項1~請求項12のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2019172603A 2019-09-24 2019-09-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Active JP7353584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172603A JP7353584B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019172603A JP7353584B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021051126A JP2021051126A (ja) 2021-04-01
JP7353584B2 true JP7353584B2 (ja) 2023-10-02

Family

ID=75157694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019172603A Active JP7353584B2 (ja) 2019-09-24 2019-09-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7353584B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233240A (ja) 2006-03-03 2007-09-13 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2018097285A (ja) 2016-12-16 2018-06-21 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652761U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09
JPS5934561A (ja) * 1982-08-23 1984-02-24 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233240A (ja) 2006-03-03 2007-09-13 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2018097285A (ja) 2016-12-16 2018-06-21 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021051126A (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7447470B2 (en) Toner cartridge having sliding shutters and electrophotographic image forming apparatus
US9256161B2 (en) Process cartridge, developing device and image forming apparatus
JP7344466B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4919014B2 (ja) 画像形成装置
JP6066284B2 (ja) 画像形成装置
JP2005284073A (ja) 電子写真感光体ドラム、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
US9471031B2 (en) Image forming apparatus with separate support members for removable cartridges
JP5505091B2 (ja) 画像形成装置
US10474063B2 (en) Image forming apparatus having movable shutter member
JP4617197B2 (ja) 電子写真感光体ドラム、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び電子写真感光体ドラムのフランジの組立方法
US9772600B2 (en) Side member, cartridge, and image forming apparatus
JP5999491B2 (ja) 画像形成装置
JP7353584B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP6620611B2 (ja) 画像形成装置
US10386782B2 (en) Image forming apparatus
KR20080088367A (ko) 현상제 반송 부재, 현상제 수용기, 화상 형성 장치 및현상제 반송 부재 조립 방법
JP2020183984A (ja) カートリッジ
JP6132197B2 (ja) 画像形成装置
JP7353586B2 (ja) 画像形成装置、及び、保管方法
JP7317287B2 (ja) 現像剤収容器、画像形成装置
JP6400167B2 (ja) 画像形成装置
JP5317796B2 (ja) 画像形成装置
JP2024039771A (ja) 現像装置
JP2024039772A (ja) 現像装置
JP4355606B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230903

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7353584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151