JP7351208B2 - 計量スプーン - Google Patents

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Description

本発明は、計量スプーン、より詳しくは、容器に取り付けるためのフックを備えた計量スプーンに関する。
調味料、入浴剤等の粉体あるいは粒体は、各種材質からなる容器に収容されて流通している。
近年、環境への付加を抑える観点から、プラスチック製のハードな容器の使用量を減らすため、チャック付きパウチに充填された詰め替え用の粉体や粒体が増えている。さらに、チャック付きパウチを詰め替え用ではなく本容器とし、ハードな容器を全く使わなくした例も出てきている。
調味料や入浴剤等は、使用時に所望の量が計量されて使用されるため、計量スプーンを付属して販売されることがある。計量スプーンが濡れた状態で容器内に入れられると、粉体や粒体等が固まったり変質したりする原因となる。
この問題に関して、特許文献1には、柄の部分にクリップ状構造を有する計量スプーンが記載されている。クリップ状構造でチャック付きパウチの一部を挟むことにより、チャック付きパウチの外部に計量スプーンを保持して保管できるため、計量スプーンが濡れていても、粉体や粒体等が固まったり変質したりすることを防止できる。
特表2012-530558号公報
発明者は、特許文献1に記載の計量スプーンを、水平に延びる姿勢でチャック付きパウチに取り付けると、クリップの挟持力が安定しない場合があることを見出し、本発明を完成させた。
上記事情を踏まえ、本発明は、水平に延びる姿勢でも、安定してパウチ容器等に取り付けられる計量スプーンを提供することを目的とする。
本発明は、物品をすくい取る収容部と、長手方向の一端が収容部に接続された柄部とを有する計量スプーンである。
この計量スプーンにおいて、柄部は、スリットに囲まれてスリットの周縁部位と相対移動可能に構成された挟持片を有する。挟持片の下面の少なくとも一部は、周縁部位の上面よりも下方に位置し、かつ長手方向に直交する幅方向において平坦な断面形状を有する。
柄部のうちスリットの周縁部位は、上面が幅方向において上方に凸の曲面状であり、下方に延びるリブを有する。
本発明によれば、水平に延びる姿勢でも、安定してパウチ容器等に取り付けられる計量スプーンを提供できる。
本発明の一実施形態に係る計量スプーンの平面図である。 同計量スプーンの右側面図である。 同計量スプーンの背面図である。 図1のI-I線における断面図である。 同計量スプーンの底面図である。 図1のII-II線における断面図である。 同計量スプーンを水平状態でパウチ容器に取り付けた状態を示す図である。
本発明の一実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る計量スプーン1の平面図である。図2は、計量スプーン1の右側面図である。計量スプーン1は、粉体や粒体をすくい取るための収容部10と、収容部10に接続された柄部20とを備えている。
本実施形態において、収容部10と柄部20とは、樹脂により一体成型されているが、計量スプーン1の材質には特に制限はなく、金属や木材等でもよい。好適な樹脂としては、ポリプロピレンを例示できる。
収容部10の形状や容積は、対象とする物品等を考慮して適宜決定できる。複数段階の計量を行えるように、収容部10の内面や外面等に目盛りや数字などの表示が設けられてもよい。
柄部20は、細長の板状であり、長手方向(本実施形態では、計量スプーン1の前後方向と一致している)における第一端20aが収容部10と接続されている。長手方向における反対側の第二端部には、計量スプーンをパウチ容器に一時的に取り付けるためのクリップ部30が形成されている。
クリップ部30は、第二端部から第一端20aに向かって延びる挟持片31を有する。挟持片31は、柄部20に設けられた、第二端20bに向かって開口する略U字形のスリット32により柄部20の他の部位から切り離されており、スリット32の周縁部位を含む他の部位に対して計量スプーン1の上下方向に相対移動できる。
図3は計量スプーン1の背面図である。図2および図3に示すように、挟持片31は、上方に延びた後緩やかに下降し、再度上方に向かっている。挟持片31の下面は、中間部においてスリット32周囲の柄部20の上面よりも下方に位置している。挟持片31の先端31aは、スリット32周囲の柄部20の上面よりも上方に位置している。挟持片31の基端は二つに分かれており、二つの基端間に窓部33が形成されている。これにより使用者は、窓部33から挟持片31の下方を視認できる。
図4は、図1のI-I線における断面図である。図5は、計量スプーン1の底面図である。柄部20において、スリット32の周縁部位を含む主要部分の上面は、長手方向に直交する幅方向(本実施形態では、計量スプーン1の左右方向と一致している)の断面において、上方に凸の曲面状に形成されている。図4および図5に示すように、柄部20の周縁からは、第一リブ21が下方に延びている。
図6は、図1のII-II線における断面図である。挟持片31は、計量スプーン1の前後方向においては上述したように波打っているが、計量スプーン1の左右方向においては平坦であり、柄部20の主要部分とは断面形状が異なっている。スリット32の周縁部位からは、第二リブ22が下方に延びている。
上記の様に構成された計量スプーン1の使用時の動作について説明する。
例えば、計量スプーン1は、例えば粉末状の入浴剤が収容されたチャック付きパウチ容器に、付属品として封入される。使用者は、チャック付きパウチ容器を開封し、計量スプーン1を取り出して、入浴剤を所望量すくい取るために使用する。
計量スプーン1の初回使用後は、パウチ容器内部の入浴剤の汚染や変質等を防ぐため、計量スプーン1をパウチ容器内に戻さずに、パウチ容器の外側に取り付ける。このとき、使用者は、クリップ部30にパウチ容器の一部を挟んで計量スプーン1を取り付ける。
挟持片31の先端31aは、上方を向いておりスリット32周囲の柄部上面から離間しているため、使用者は先端31a側から容易にパウチ容器の一部を挟持片31と柄部20との間に進入させることができる。パウチ容器の一部を十分に、例えば窓部33付近まで進入させると、パウチ容器の一部が、挟持片31とスリット32周囲の柄部20とに挟まれて挟持される。
このとき、進入したパウチ容器の一部は、スリット32の周縁部位の上面形状に倣って上方へ凸の曲面状に張られる。これに対し、左右方向に平坦な断面形状を有する挟持片31が、上方からパウチ容器を押圧する。そのため、挟持片31は、左右方向全体にわたりパウチ容器と接触して、挟持片31の周縁および柄部20のスリット周囲の周縁部位が確実にパウチ容器と接触する。その結果、パウチ容器が計量スプーン1に対して相対移動しようとする際に摩擦抵抗を生じる抵抗点が多数生じ、計量スプーン1がパウチ容器に取り付けられた後にずり落ちたり外れたりする等の事態が好適に抑制される。
図7に示す例では、計量スプーン1の前後方向を水平にした状態でパウチ容器100に取り付けている。一般的な計量スプーンをこのように取り付けた場合、収容部の質量が大きいと、クリップ部の挟持力で支えきれずに計量スプーンの前側が下垂してしまうことがある。
本実施形態の計量スプーン1では、上述した作用により、クリップ部30に進入したパウチ容器100が挟持片と柄部20との間にしっかりと挟まれるため、水平状態であっても好適に取り付け状態を維持できる。
以上説明したように、本実施形態の計量スプーン1は、クリップ部30の構造により、水平に延びる姿勢でも、安定してパウチ容器等に取り付けることができる。
また、柄部20におけるスリット32の周縁部位に、下方に延びる第二リブ22が設けられているため、スリット32の周縁部位が変形しにくい。その結果、進入したパウチ容器等が挟持片に押されても周縁部位の上面が下方に変形したり変位したりしにくく、抵抗点が安定して確保される。
本実施形態では、柄部20の平面視における周縁部位にも第一リブ21が形成されているため、柄部全体が十分な剛性を有し、変形がさらに好適に抑制されている。
さらに、挟持片31が左右方向にわたりパウチ容器と接触して押圧するため、クリップ部30に進入したパウチ容器等がV字状等に折れ曲がりにくい。その結果、パウチ容器にしわを生じたり、パウチ容器を損傷したりしにくい。
加えて、挟持片31が基端付近に窓部33を有するため、窓部33を通して挟持片31の下方を見ることにより、パウチ容器等がクリップ部30に十分進入したことを確認できる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせなども含まれる。以下にいくつか変更を例示するが、これらはすべてではなく、それ以外の変更も可能である。これらの変更が2以上適宜組み合わされてもよい。
・第一リブ21や第二リブ22は、連続的でなく、断続的に設けられてもよい。各リブの断面形状も、適宜設定できる。
・第一リブ21や窓部33は、省略されてもよい。
・柄部において、スリットの周縁部位以外の断面形状は、上に凸の曲面状でなくてもよく、例えば平坦であってもよい。
・挟持片31は、少なくとも一部の下面がスリット32の周縁部位の上面以下の位置にあればよく、上下へ複数回波打つ形状であってもよい。
・挟持片31は、下面の断面形状が左右方向に平坦であればよく、上面の断面形状には特に制限はない。挟持片の上面は、クリップ部に進入したパウチ容器等と接触しないからである。
・計量スプーン1のパウチ容器への取り付け方は、図7に示した水平状態に限られず、適宜決定できる。例えば、パウチ容器の上部をクリップ部30に進入させ、収容部10を下側にした垂直状態でパウチ容器に取り付けてもよい。ただし、チャック付きパウチ容器は通常上部にチャックを有するため、垂直状態では計量スプーンを取り付けにくい場合がある。計量スプーンを水平状態にすると、チャックを避けてパウチ容器に取り付けやすい反面、挟持力が十分でないと保持できない場合があるため、本発明の計量スプーンの利点が十分に発揮される。
・挟持片およびクリップ部は、必ずしも柄部の後端部に設けられなくてもよく、中間部や前側に設けられてもよい。
1 計量スプーン
10 収容部
20 柄部
22 第二リブ
31 挟持片
31a (挟持片の)先端
32 スリット
33 窓部

Claims (3)

  1. 物品をすくい取る収容部と、長手方向の一端が前記収容部に接続された柄部とを有する計量スプーンであって、
    前記柄部は、スリットに囲まれて前記スリットの周縁部位と相対移動可能に構成された挟持片を有し、
    前記挟持片の下面の少なくとも一部は、前記周縁部位の上面よりも下方に位置し、かつ前記長手方向に直交する幅方向において平坦な断面形状を有し、
    前記柄部のうち前記スリットの周縁部位は、
    上面が前記幅方向において上方に凸の曲面状であり、
    下方に延びるリブを有する、
    計量スプーン。
  2. 前記挟持片は窓部を有し、前記窓部から前記挟持片の下方を視認可能に構成されている、
    請求項1に記載の計量スプーン。
  3. 前記挟持片の先端が上方を向いており、かつ前記周縁部位の上面よりも高い位置にある、
    請求項1に記載の計量スプーン。
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