JP7350688B2 - 車外騒音低減装置 - Google Patents

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本発明は、車外騒音低減装置に関する。
一般に、車両走行時には車両から騒音が生じ、その騒音(以下、車外騒音と呼ぶ)が車両の周囲に伝播される。例えば、下記特許文献1には、エンジン、トランスミッションなどの駆動装置の下方に取り付けられるカバーが開示されている。このカバーの少なくとも一部が、吸音材で構成されている。この吸音材で構成された部分によって、エンジン、トランスミッションなどから放射された騒音が吸収されて、車外騒音が低減される。
実全昭55-037727号公報
(発明が解決しようとする課題)
車両の走行時には、エンジン、トランスミッションなどの駆動装置から騒音が放射されるだけではなく、タイヤと路面との摩擦に起因する騒音(以下、タイヤ騒音と呼ぶ)も放射される。車両の車幅方向における一方側のタイヤ騒音は、車両本体の床下面を通って、車両の車幅方向における他端側へ伝播されて、車両の側方へ伝播される。
本発明は上記課題に対処するためになされたもので、その目的は、車両の床下を通って、車両の側方へ伝播(放射)される騒音を低減できる車外騒音低減装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明に係る車外騒音低減装置は、車両の側部に設けられた乗降口の下側の辺を補強するロッカーであって、車両前後方向にそれぞれ延設され、車幅方向における内側へ開放された溝形を呈する外側ロッカーパネルと、車幅方向における外側へ開放された溝形を呈する内側ロッカーパネルとが突き合わせられて接合されているロッカーを備えた車両に適用される。
車外騒音低減装置は、車両前後方向に延設された帯状の底壁部、及び前記底壁部の幅方向における両端部に沿って車両前後方向へ延設され、且つ前記底壁部の幅方向における両端部から上方へそれぞれ延設された一対の側壁部を有する溝形部を備え、前記一対の側壁部のうちの一方の側壁部であって、車幅方向における内側に位置する側壁部が、吸音材で構成された吸音部を含み、且つ前記一対の側壁部のうちの他方の側壁部が、前記内側ロッカーパネルと前記外側ロッカーパネルとの突き合わせ部よりも車幅方向における内側に配置され
前記一方の側壁部は、前記底壁部に対して傾斜した壁部であって、前記底壁部の一方の端部から上方且つ前記底壁部の他方の端部とは反対側へ斜めに延設され、前記他方の側壁部は、前記底壁部に対して垂直な壁部であって、前記底壁部の他方の端部から上方へ延設され、前記一方の側壁部の上端の高さと前記他方の側壁部の上端の高さとが同一である
本発明の一態様に係る車外騒音低減装置において、車幅方向に等間隔に並列配置された少なくとも3個の前記溝形部を有する。
また、本発明の他の態様に係る車外騒音低減装置において、前記底壁部及び前記一対の側壁部が、前記吸音材を用いて一体的に形成されている。
また、本発明の他の態様に係る車外騒音低減装置において、前記車両の床下面のうち、車幅方向における中央部を含む所定の領域に配置されたフロアアンダーカバーであって、車両前後方向に延設され且つ上方へ開放された溝形を呈し、その溝深さが前記溝形部の溝深さと同一であるフロアアンダーカバーの車幅方向における端部に接合又は一体成形されている。
本発明に係る車外騒音低減装置が適用された車両の走行中に、例えば、車両の左端(左側の車輪と地面との間)にて発生した騒音が、地面と車両本体の床下面との間の空間を通って、右方へ伝播していく過程において、その騒音の音波が、車外騒音低減装置の左側の側壁部によって減衰(吸収)される。車両本体の床下面において、騒音のスペクトル(周波数特性)が一様であることはほとんど無く、局所的に、特定の周波数の音圧が高くなることが多い。そこで、音圧の高い部位に、本発明に係る車外騒音低減装置の溝形部の側壁部を配置することにより、効果的に車外騒音を低減できる。
本発明の一実施形態に係る車外騒音低減装置が適用された車両を右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車外騒音低減装置が適用された車両を左斜め前方から見た斜視図である。 ロッカーの斜視図である。 車両本体の床下部の断面図(車両前後方向に対して垂直な断面図)である。 第1実施形態に係る車外騒音低減装置の斜視図である。 図4の車外騒音低減装置の長手方向に対して垂直な断面図である。 図4の車外騒音低減装置の配置位置を示す断面図である。 第1実施形態の車外騒音低減量のグラフである。 第2実施形態に係る車外騒音低減装置であって、3個の溝形部を有する車外騒音低減装置の斜視図である。 図8の車外騒音低減装置の配置位置を示す断面図である。 第2実施形態に係る車外騒音低減装置であって、5個の溝形部を有する車外騒音低減装置の斜視図である。 図10の車外騒音低減装置の配置位置を示す断面図である。 第2実施形態の車外騒音低減量のグラフである。 変形例に係る車外騒音低減装置の長手方向に対して垂直な断面図である。 予備検証の構成を示す断面図である。 図14の予備検証結果のグラフである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る車外騒音低減装置1について説明する。ここで、車外騒音低減装置1が適用された車両Vの構成について簡単に説明しておく。車両Vは、図1A及び図1Bに示すように、車両本体VB、及び車両本体VBに回転可能に支持された4個の車輪(タイヤ)VHを備える。車両本体VBの両側面部には、乗降口としての開口部OL,ORが設けられている。
車両本体VBは、開口部OL,ORの下側の辺に沿って車両前後方向にそれぞれ延びる左右一対のロッカーRL,RRを備える。ロッカーRL,RRは、車両本体VBの車室VCの床面の車幅方向における両側部をそれぞれ補強する部材である。左側のロッカーRLと右側のロッカーRRとは、左右対称形状を有する。そこで、以下、ロッカーRRの構成について説明し、ロッカーRLの説明を省略する。
ロッカーRRは、図2に示すように、車両前後方向にそれぞれ延びる筒状部材である。ロッカーRRは、内側ロッカーパネルP1及び外側ロッカーパネルP2からなる。ロッカーRRの左半部を構成する内側ロッカーパネルP1は、右方へ開放された溝形部材であり、ロッカーRRの右半部を構成する外側ロッカーパネルP2は、左方へ開放された溝形部材である。
すなわち、内側ロッカーパネルP1は、それぞれ車両前後方向に延びる帯板状の、縦壁部P1a及び上下一対の横壁部P1b,P1cを備える。縦壁部P1aは、その壁厚方向が車幅方向に対して平行になるように配置されている。横壁部P1b,P1cは、縦壁部P1aの上端及び下端から右方へそれぞれ延設されている。さらに、内側ロッカーパネルP1は、横壁部P1bの右端に沿って車両前後方向に延び、且つ横壁部P1bの右端から上方へ延びるフランジ部P1dと、横壁部P1cの右端に沿って車両前後方向に延び、且つ横壁部P1cの右端から下方へ延びるフランジ部P1eとを備える。
内側ロッカーパネルP1と外側ロッカーパネルP2とは同様の溝形状を有する。すなわち、外側ロッカーパネルP2は、内側ロッカーパネルP1と同様の縦壁部P2a、横壁部P2b、横壁部P2c、フランジ部P2d及びフランジ部P2eを備える。
フランジ部P1dとフランジ部P2dとが突き合わせられた状態で接合され、フランジ部P1eとフランジ部P2eとが突き合わせられた状態で接合されている。
また、車両本体VBは、図3に示すように、左側のロッカーRLと右側のロッカーRRとの間にて車両前後方向に延びるフロアアンダーカバーUCを備える。フロアアンダーカバーUCは、底壁部UCa及び側壁部UCb,UCbを備える。底壁部UCaは、車両前後方向に延びる略長方形の板状部である。底壁部UCaは、その壁厚方向が車両高さ方向に一致するように配置されている。側壁部UCb,UCbは、底壁部UCaの車幅方向における両端部から上方へそれぞれ延設され、且つ底壁部UCaの車幅方向における両端部に沿って車両前後方向にそれぞれ延設されている。フロアアンダーカバーUCは、車室VCの床下面の車幅方向における中央部に配置されている。
車外騒音低減装置1は、左右一対の車外騒音低減装置1L,1Rから構成されている。側壁部UCb,UCbからロッカーRL,RRの間の下方の空間に亘る領域のうちの所定の位置に、車外騒音低減装置1L,1Rがそれぞれ配置される(図6の配置例(A)乃至配置例(E)を参照)。左側の車外騒音低減装置1Lと右側の車外騒音低減装置1Rとは、左右対称形状を有する。以下、車外騒音低減装置1Rの構造について説明し、車外騒音低減装置1Lの説明を省略する。なお、車外騒音低減装置1L,1Rは、図示しない締結部材、粘着テープなどを用いて車両本体VBの骨格部材などに固定されている。
車外騒音低減装置1Rは、図4に示すように、車両前後方向に延設されている。車外騒音低減装置1Rの長手方向(車両前後方向)に対して垂直な断面Sは、図5に示すような形状を呈する。この断面Sの形状は、車外騒音低減装置1Rの長手方向(車両前後方向)の前端部から後端部に亘り、一定である。すなわち、車外騒音低減装置1Rは、車両前後方向にそれぞれ延設された帯板状の下壁部11、側壁部12a,12b、及び上壁部13を備える。下壁部11は、その壁厚方向が車両高さ方向に対して平行になるように配置されている。側壁部12aは、下壁部11の左端から左方且つ上方へ斜めに延設され、且つ下壁部11の左端に沿って車両前後方向に延設されている。側壁部12bは、下壁部11の右端から上方へ延設され、且つ下壁部11の右端に沿って車両前後方向に延設されている。つまり、車外騒音低減装置1Rは、下壁部11及び側壁部12a,12bからなる溝形部Gであって、車両前後方向に延び、且つ上方へ開放された溝形部Gを備える。なお、側壁部12aの上端の高さと、側壁部12bの上端の高さが略同一である。本実施形態では、溝形部Gの溝深さDは、フロアアンダーカバーUCの側壁部UCbの上下方向(車両高さ方向)の寸法と略同一であるが、溝深さDは、側壁部UCbの上下方向(車両高さ方向)の寸法より小さく設定される場合や、大きく設定される場合もある。
上壁部13は、側壁部12aの上端部から、左方へ延設され、且つ車両前後方向へ延設されている。
上記構成の車外騒音低減装置1Rは、例えば、獣毛、化学繊維などが圧縮成形された一体成形品である。なお、溝形部Gの下部の溝幅W1は、例えば、65mmである。溝形部Gの上部の溝幅W2は、例えば、70mmである。溝形部Gの溝深さDは、例えば、42mmである。また、上壁部13の幅W13は、例えば、33mmである。各壁部の壁厚は共通であり、例えば、7mmである。
車外騒音低減装置1Rが適用された車両Vの走行中に、車両Vの左端(左側の車輪VHと地面との間)にて発生した騒音が、地面と車両本体VBの床下面との間の空間を通って、右方へ伝播していく過程において、その騒音の音波が、フロアアンダーカバーUCの右端と、車外騒音低減装置1Rの側壁部12aとの間の空間に導かれ、その音波が、主に、側壁部12aによって減衰(吸収)される。
ここで、車両本体VBの床下面における車外騒音低減装置1Rの配置位置と、車外騒音低減量との関係を解析(コンピューターシミュレーション)した。当該解析において、各種条件を下記のように設定した。
・車両本体VBの車幅方向における中央部の下方にある点音源から音波(例えば、ピンクノイズ)が放射される。
・観測点と車両本体VBの車幅方向における中央部との左右方向の距離は、7.5mである。
・観測点の高さ(地面との距離)は、1.2mである。
また、ロッカーRRのフランジ部P1eとフランジ部P2eの突き合わせ部の直下を原点とし、その原点から側壁部12b(側壁部12bの上端)までの距離dを、下記のように設定した(図6参照)。ここで、図14に示すように、溝部Gの内部にフランジ部P1eとフランジ部P2eの突き合わせ部が存在している状態(図14(H))と、溝部Gの内部にフランジ部P1eとフランジ部P2eの突き合わせ部が存在していない状態(図14(I))の車外騒音低減量を比較する予備検証を実施した。その結果、図15に示すように、前者(図14(H))に比べて、後者(図14(I))の方が、良好な結果が得られた。とくに、後者の方が、高音域の車外騒音低減量が大きいことが分かった。そこで、以下のいずれの配置例においても、側壁部12bが、ロッカーRRのフランジ部P1eとフランジ部P2eの突き合わせ部より左方(車両本体VBの車幅方向における内側(中央部側))に位置するように設定した。
・配置例(A)・・・d=0mm
・配置例(B)・・・d=45mm
・配置例(C)・・・d=155mm
・配置例(D)・・・d=265mm
・配置例(E)・・・d=375mm
上記の条件下で、観測点での車外騒音低減量(車外騒音低減装置が無い場合の観測点での騒音の音圧/車外騒音低減装置が有る場合の観測点での騒音の音圧)を周波数帯(315Hz~2500Hz)ごとに計算した。その計算結果を図7に示す。同図に示すように、配置例ごとに、車外騒音低減量の周波数特性が異なる。つまり、車外騒音の特定の周波数帯を低減するためには、その周波数帯に対応する位置に車外騒音低減装置1Rを配置すればよいことが分かった。
(第2実施形態)
つぎに、本発明の第2実施形態に係る車外騒音低減装置2について説明する。車外騒音低減装置2L,2Rが適用された車両Vの構成は、第1実施形態と同一である。車外騒音低減装置2は、左右一対の車外騒音低減装置2L,2Rから構成されている。左側の車外騒音低減装置2Lと右側の車外騒音低減装置2Rとは、左右対称形状を有する。以下、車外騒音低減装置2Rの構造について説明し、車外騒音低減装置2Lの説明を省略する。
車外騒音低減装置2Rの構成は、第1実施形態の車外騒音低減装置1Rを車幅方向に連結した構成に相当する。すなわち、車外騒音低減装置2Rは、車両前後方向にそれぞれ延びる複数(例えば、3個(図8参照)乃至5個(図10参照))の溝形部Gを有し、これらの溝形部Gが、車幅方向に並設されている。
ここで、車両本体VBの床下面における車外騒音低減装置2Rを構成する溝形部Gの数及びその配置と、車外騒音低減量との関係を解析(コンピューターシミュレーション)した。当該解析における各種条件は、溝形部Gの数及び配置に関する下記の点を除き、第1実施形態と同一である。
・配置例(F)・・・3個の車外騒音低減装置1Rを連結した構成の車外騒音低減装置2Rの右端の溝部Gの側壁部12bが原点に位置するように配置(図9参照)
・配置例(G)・・・5個の車外騒音低減装置1Rを連結した構成の車外騒音低減装置2Rの右端の溝形部Gの側壁部12bが原点に位置するように配置(図11参照)
上記の条件下で、観測点での車外騒音低減量(車外騒音低減装置が無い場合の観測点での騒音の音圧/車外騒音低減装置が有る場合の観測点での騒音の音圧)を周波数帯(315Hz~2500Hz)ごとに計算した。その計算結果を図12に示す。同図に示すように、配置例(F)は、配置例(A)乃至配置例(C)の特性を重ね合わせた特性と同等の特性を呈し、配置例(G)は、配置例(A)乃至配置例(E)の特性を重ね合わせた特性と同等の特性を呈する。すなわち、第1実施形態では、特定の周波数帯域の車外騒音低減量を向上させているが、第2実施形態によれば、より広い周波数帯に亘って、車外騒音低減量を向上させることができることが分かった。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、車外騒音低減装置1L,1R及び車外騒音低減装置2L,2Rが、吸音材で一体的に形成されているが、これに代えて、図13に示すように、合成樹脂材を用いて溝形部Gを形成し、その側壁部Gbの少なくとも一部が吸音材で構成された吸音部を有していてもよい。例えば、側壁部Gbが、合成樹脂材で構成された基部Gb1と、吸音材で構成され、前記基部Gb1の内側面に取り付けられた板状の吸音部材Gb2とから構成されていてもよい。この例において、基部Gb1に複数の貫通孔が形成されている。すなわち、基部Gb1がメッシュ状に形成されている。なお、基部Gb1に複数のスリット状の貫通孔が形成されていても良い。また、図13に示す車外騒音低減装置を連結して、複数の溝形部を有する車外騒音低減装置としてもよい。
また、車外騒音低減装置1L,1R及び車外騒音低減装置2L,2Rが、フロアアンダーカバーUCの車幅方向における端部に接合又は一体成形されていてもよい。
1(1L,1R),2(2L,2R)…車外騒音低減装置、11…下壁部、12a,12b…側壁部、13…上壁部、G…溝形部、RL,RR…ロッカー、P1…内側ロッカーパネル、P2…外側ロッカーパネル、UC…フロアアンダーカバー、V…車両、VB…車両本体、VC…車室、VH…車輪

Claims (4)

  1. 車両の側部に設けられた乗降口の下側の辺を補強するロッカーであって、車両前後方向にそれぞれ延設され、車幅方向における内側へ開放された溝形を呈する外側ロッカーパネルと、車幅方向における外側へ開放された溝形を呈する内側ロッカーパネルとが突き合わせられて接合されているロッカーを備えた車両に適用される車外騒音低減装置であって、
    車両前後方向に延設された帯状の底壁部、及び前記底壁部の幅方向における両端部に沿って車両前後方向へ延設され、且つ前記底壁部の幅方向における両端部から上方へそれぞれ延設された一対の側壁部を有する溝形部を備え、
    前記一対の側壁部のうちの一方の側壁部であって、車幅方向における内側に位置する側壁部が、吸音材で構成された吸音部を含み、且つ前記一対の側壁部のうちの他方の側壁部が、前記内側ロッカーパネルと前記外側ロッカーパネルとの突き合わせ部よりも車幅方向における内側に配置され、
    前記一方の側壁部は、前記底壁部に対して傾斜した壁部であって、前記底壁部の一方の端部から上方且つ前記底壁部の他方の端部とは反対側へ斜めに延設され、前記他方の側壁部は、前記底壁部に対して垂直な壁部であって、前記底壁部の他方の端部から上方へ延設され、前記一方の側壁部の上端の高さと前記他方の側壁部の上端の高さとが同一である、車外騒音低減装置。
  2. 請求項1に記載の車外騒音低減装置において、
    車幅方向に等間隔に並列配置された少なくとも3個の前記溝形部を有する、車外騒音低減装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車外騒音低減装置において、
    前記底壁部及び前記一対の側壁部が、前記吸音材を用いて一体的に形成されている、車外騒音低減装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1つに記載の車外騒音低減装置において、
    前記車両の床下面のうち、車幅方向における中央部を含む所定の領域に配置されたフロアアンダーカバーであって、車両前後方向に延設され且つ上方へ開放された溝形を呈し、その溝深さが前記溝形部の溝深さと同一であるフロアアンダーカバーの車幅方向における端部に接合又は一体成形されている、車外騒音低減装置。
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