JP7348473B2 - シートシステム - Google Patents

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Description

本発明は、シートシステムに関する。
従来、着座者のシートに圧力センサ等を搭載して、着座者の着座姿勢を推定する装置が知られている(特許文献1)。
特開平11-064131号公報
複数のセンサをシートに設けた場合、センサと制御装置の配線が煩雑になり、シート全体の構造が複雑化すると共に、製造コストが上昇するという問題がある。
本発明は、以上の背景を鑑み、シートシステムにおいて、センサを含む電装部品の配置を簡素化することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シートシステム(1)であって、シート本体(5)と、前記シート本体に設けられた少なくとも1つのセンサ(40)と、前記センサと無線通信する制御装置(46)と、前記制御装置によって制御されるユーザインタフェース(47)とを有し、前記制御装置は、前記センサからの信号に応じて前記ユーザインタフェースを制御する。
この態様によれば、センサと制御装置とを接続するハーネスを省略することができ、センサのシート本体への組み付け作業を容易にすることができる。
上記の態様において、前記シート本体が複数設けられ、前記シート本体のそれぞれが前記センサを有し、前記制御装置は、複数の前記センサと無線通信するとよい。
この態様によれば、制御装置を共通にしてシートシステムを簡素化することができる。
上記の態様において、前記制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末(49)を構成するとよい。
この態様によれば、シート本体の周囲に制御装置及びユーザインタフェースを備え付けるためのスペースを確保する必要がなくなる。また、ユーザはユーザインタフェースを任意の位置に配置することができる。
上記の態様において、前記センサは、複数の検出部(41)と、前記検出部のそれぞれに接続された少なくとも1つの第1通信部(42)とを有し、前記制御装置は、前記第1通信部と無線通信する第2通信部(51)を有するとよい。また、前記シート本体は、シートクッション(7)と、前記シートクッションの後端に設けられたシートバック(8)とを有し、複数の前記検出部は、前記シートクッションに設けられた複数のクッション側検出部と、前記シートバックに設けられたバック側検出部とを含み、前記第1通信部は、複数の前記クッション側検出部のそれぞれに接続されたクッション側第1通信部と、複数の前記バック側検出部のそれぞれに接続されたバック側第1通信部とを含むとよい。
この態様によれば、第1通信部の数を低減することができる。これにより、センサの簡素化が可能になると共に製造コストを低減することができる。
上記の態様において、前記センサが、前記シート本体内又は前記シート本体外に設けられた無線給電装置により、無線給電されるとよい。
この態様によれば、センサに給電するための配線を省略することができる。
上記の態様において、前記センサが、機器を操作するためのスイッチをなすとよい。
この態様によれば、ユーザはシート本体に設けたセンサに所定に入力を与えることによって機器を操作することができる。
上記の態様において、前記制御装置が、前記センサと無線通信する第1制御装置(48)と、前記第1制御装置に有線又は無線によって接続され、アプリケーションを実行可能な第2制御装置(50)とを有し、前記センサが、前記第2制御装置に信号を入力するためのコントローラを構成し、前記ユーザインタフェースが前記アプリケーションにより生成される画像を表示するとよい。
この態様によれば、シート本体に着座したユーザが身体を動かすことによってアプリケーションを操作することができる。
上記の態様において、前記第2制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末(49)を構成するとよい。
この態様によれば、シート本体の周囲に第2制御装置及びユーザインタフェースを備え付けるためのスペースを確保する必要がなくなる。また、ユーザはユーザインタフェースを任意の位置に配置することができる。
上記の態様において、前記シート本体は、シートクッション(7)及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバック(8)を有し、前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材(24)を有し、前記第1制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられているとよい。
この態様によれば、第1制御装置とシート本体に着座するユーザとの接触を避けることができる。また、第1制御装置を比較的メンテナンスし易い位置に配置することができる。
上記の態様において、前記シート本体に設けられた電装装置(61)と、前記電装装置を制御する第3制御装置(62)とを有し、前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられているとよい。
この態様によれば、第1制御装置と第3制御装置とが近い位置に配置されるため、メンテナンスを容易に行なうことができる。
上記の態様において、前記第1制御装置及び前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられたブラケットに設けられているとよい。
ブラケットは受圧部材の下面に設けられているためにユーザの荷重が加わり難い。そのため、第1制御装置及び第3制御装置をブラケットに設けることによって、第1制御装置及び第3制御装置を安定性良く支持することができる。
上記の態様において、前記第1制御装置は、前記ブラケットの下面において前記第3制御装置の左右側方に配置されているとよい。
この態様によれば、シート本体の前側から第1制御装置及び第3制御装置を個別にメンテナンスすることができる。
上記の態様において、前記シート本体に設けられた電装装置(61)と、前記電装装置を制御する第3制御装置(62)とを有し、前記シート本体は、シートクッション(7)及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバック(8)を有し、前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材(24)を有し、前記受圧部材の下面にはブラケット(64)が設けられ、前記第3制御装置は、前記ブラケットの下面に設けられ、前記第1制御装置を受容可能なスロット(62B)を有し、前記第1制御装置は前記スロットに挿入されているとよい。
この態様によれば、第3制御装置のスロットに第1制御装置を挿入することによって、第1制御装置をシート本体に支持させることができる。
上記の態様において、前記シートシステムは、乗物用のシートシステムであるとよい。
この態様によれば、センサをシートにユーザが着座しているか否かを検出するための着座センサに流用することができる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シートシステム(1)であって、シート本体(5)と、前記シート本体に設けられた少なくとも1つのセンサ(40)と、前記センサと無線通信する制御装置(46)と、前記制御装置によって制御されるユーザインタフェース(47)とを有し、前記制御装置は、前記センサからの信号に応じて前記ユーザインタフェースを制御する。
この態様によれば、センサと制御装置とを接続するハーネスを省略することができ、センサのシート本体への組み付け作業を容易にすることができる。
上記の態様において、前記シート本体が複数設けられ、前記シート本体のそれぞれが前記センサを有し、前記制御装置は、複数の前記センサと無線通信するとよい。
この態様によれば、制御装置を共通にしてシートシステムを簡素化することができる。
上記の態様において、前記制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末(49)を構成するとよい。
この態様によれば、シート本体の周囲に制御装置及びユーザインタフェースを備え付けるためのスペースを確保する必要がなくなる。また、ユーザはユーザインタフェースを任意の位置に配置することができる。
上記の態様において、前記センサは、複数の検出部(41)と、前記検出部のそれぞれに接続された少なくとも1つの第1通信部(42)とを有し、前記制御装置は、前記第1通信部と無線通信する第2通信部(51)を有するとよい。また、前記シート本体は、シートクッション(7)と、前記シートクッションの後端に設けられたシートバック(8)とを有し、複数の前記検出部は、前記シートクッションに設けられた複数のクッション側検出部と、前記シートバックに設けられたバック側検出部とを含み、前記第1通信部は、複数の前記クッション側検出部のそれぞれに接続されたクッション側第1通信部と、複数の前記バック側検出部のそれぞれに接続されたバック側第1通信部とを含むとよい。
この態様によれば、第1通信部の数を低減することができる。これにより、センサの簡素化が可能になると共に製造コストを低減することができる。
上記の態様において、前記センサが、前記シート本体内又は前記シート本体外に設けられた無線給電装置により、無線給電されるとよい。
この態様によれば、センサに給電するための配線を省略することができる。
上記の態様において、前記センサが、機器を操作するためのスイッチをなすとよい。
この態様によれば、ユーザはシート本体に設けたセンサに所定に入力を与えることによって機器を操作することができる。
上記の態様において、前記制御装置が、前記センサと無線通信する第1制御装置(48)と、前記第1制御装置に有線又は無線によって接続され、アプリケーションを実行可能な第2制御装置(50)とを有し、前記センサが、前記第2制御装置に信号を入力するためのコントローラを構成し、前記ユーザインタフェースが前記アプリケーションにより生成される画像を表示するとよい。
この態様によれば、シート本体に着座したユーザが身体を動かすことによってアプリケーションを操作することができる。
上記の態様において、前記第2制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末(49)を構成するとよい。
この態様によれば、シート本体の周囲に第2制御装置及びユーザインタフェースを備え付けるためのスペースを確保する必要がなくなる。また、ユーザはユーザインタフェースを任意の位置に配置することができる。
上記の態様において、前記シート本体は、シートクッション(7)及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバック(8)を有し、前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材(24)を有し、前記第1制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられているとよい。
この態様によれば、第1制御装置とシート本体に着座するユーザとの接触を避けることができる。また、第1制御装置を比較的メンテナンスし易い位置に配置することができる。
上記の態様において、前記シート本体に設けられた電装装置(61)と、前記電装装置を制御する第3制御装置(62)とを有し、前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられているとよい。
この態様によれば、第1制御装置と第3制御装置とが近い位置に配置されるため、メンテナンスを容易に行なうことができる。
上記の態様において、前記第1制御装置及び前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられたブラケットに設けられているとよい。
ブラケットは受圧部材の下面に設けられているためにユーザの荷重が加わり難い。そのため、第1制御装置及び第3制御装置をブラケットに設けることによって、第1制御装置及び第3制御装置を安定性良く支持することができる。
上記の態様において、前記第1制御装置は、前記ブラケットの下面において前記第3制御装置の左右側方に配置されているとよい。
この態様によれば、シート本体の前側から第1制御装置及び第3制御装置を個別にメンテナンスすることができる。
上記の態様において、前記シート本体に設けられた電装装置(61)と、前記電装装置を制御する第3制御装置(62)とを有し、前記シート本体は、シートクッション(7)及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバック(8)を有し、前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材(24)を有し、前記受圧部材の下面にはブラケット(64)が設けられ、前記第3制御装置は、前記ブラケットの下面に設けられ、前記第1制御装置を受容可能なスロット(62B)を有し、前記第1制御装置は前記スロットに挿入されているとよい。
この態様によれば、第3制御装置のスロットに第1制御装置を挿入することによって、第1制御装置をシート本体に支持させることができる。
上記の態様において、前記シートシステムは、乗物用のシートシステムであるとよい。
この態様によれば、センサをシートにユーザが着座しているか否かを検出するための着座センサに流用することができる。
第1実施形態に係るシートシステムを搭載した車両の車室の斜視図 シート本体の斜視図 シートフレームの斜視図 シートバックフレームを後方から見た斜視図 シートクッションをセンターラインに沿って切断した断面図 第1実施形態に係るシートシステムのブロック図 ブラケットを下方から見た斜視図であって、ブラケットに対する第1制御装置及び第3制御装置の配置の一例を示す ブラケットを下方から見た斜視図であって、ブラケットに対する第1制御装置及び第3制御装置の配置の一例を示す ブラケットを下方から見た斜視図であって、ブラケットに対する第1制御装置及び第3制御装置の配置の一例を示す ブラケットを下方から見た斜視図であって、ブラケットに対する第1制御装置及び第3制御装置の配置の一例を示す 第2実施形態に係るシートシステムのブロック図 第3実施形態に係るシートシステムのブロック図 第4実施形態に係るシートシステムのブロック図 第5実施形態に係るシートシステムのブロック図 第6実施形態に係るシートシステムのブロック図
以下、図面を参照して、本発明に係るシートシステムを自動車等の車両に適用した実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、シートシステム1は、車室2の底部を画定するフロア3上に配置された少なくとも1つのシート本体5を有する。本実施形態では、シートシステム1は複数のシート本体5を有する。以下の説明では、シート本体5に着座したユーザを基準として、前後、左右、及び上下の各方向を定める。
シート本体5は、左右のフロントシートと、フロントシートの後方に設けられた左右のミッドシートと、ミッドシートの後方に設けられた左右のリアシートとを構成する。図2及び図3に示すように、各シート本体5は、車室2のフロア3にスライドレール6を介して設けられたシートクッション7と、シートクッション7の後部に結合されたシートバック8と、シートバック8の上側に設けられたヘッドレスト9とを有する。
シートクッション7はそれぞれ、骨格をなすシートクッションフレーム11と、シートクッションフレーム11に支持されたパッド12と、パッド12の外面に被せられた表皮材13とを有する。同様に、シートバック8はそれぞれ、骨格をなすシートバックフレーム15と、シートバックフレーム15に支持されたパッド16と、パッド16の外面に被せられた表皮材17とを有する。シートバックフレーム15は、下端においてシートクッションフレーム11の後端に回動可能に取り付けられている。パッド12、16は、例えば発泡ウレタン等の可撓性を有する樹脂材料から形成されている。表皮材13、17は、例えば織布や皮革、合成皮革から形成されている。
シートクッションフレーム11は、前後に延びる左右のクッションサイドメンバ21と、左右に延びて左右のクッションサイドメンバ21の前端どうしを接続する前メンバ22と、左右に延びて左右のクッションサイドメンバ21の後部どうしを接続する後メンバ23と、前メンバ22と前記後メンバ23との間に掛け渡され、面が上下を向く板状のパンフレーム24(受圧部材)とを含む。スライドレール6は、前後に延び、マウント部材26を介してフロア3に固定された左右のロアレール27と、ロアレール27のそれぞれに前後に移動可能に設けられた左右のアッパレール28とを有する。左右のクッションサイドメンバ21は、左右において対応するアッパレール28に結合されている。左右のクッションサイドメンバ21の後端は後メンバ23から後方かつ上方に延びている。
シートバックフレーム15は、上下に延びる左右のバックサイドメンバ31と、左右に延びて左右のバックサイドメンバ31の上端どうしを接続する上メンバ32と、左右に延びて左右のクッションサイドメンバ21の下部どうしを接続する下メンバ33とを有する。左右のバックサイドメンバ31の下端は、下メンバ33から下方に延び、左右において対応するクッションサイドメンバ21の後端に回動可能に結合されている。左右のバックサイドメンバ31の下端と対応するクッションサイドメンバ21の後端との間には図示しないリクライニング機構が設けられている。
図3及び図4に示すように、上メンバ32には、左右に間隔をおいて左右のヘッドレストサポートメンバ35が設けられている。各ヘッドレストサポートメンバ35は、両端が開口した四角筒形に形成されている。各ヘッドレストサポートメンバ35は、その後面において上メンバ32に結合され、上下に延びている。各ヘッドレストサポートメンバ35には、図示しない樹脂製のスリーブが挿入され、各スリーブにヘッドレスト9から下方に延びる左右のピラー9Aが挿入される。
図2に示すように、シート本体5には、少なくとも1つのセンサ40が設けられている。センサ40は、シートクッション7に少なくとも1つ、シートバック8に少なくとも1つ設けられていることが好ましい。センサ40は、複数の検出部41と、1つの第1通信部42と、1つのバッテリ43と、複数の検出部41、第1通信部42、バッテリ43とを接続する配線44とを有する。第1通信部42はマイコン等によって構成されているとよい。バッテリ43は、交換式であってもよく、充電可能であってもよい。バッテリ43は、ハーネスの接続による充電やワイヤレス充電によって充電されるとよい。複数の検出部41、第1通信部42、バッテリ43及び配線44は、共通の可撓性を有するシート材45上に配置されていることが好ましい。シート材45は、例えばフレキシブルプリント基板であるとよい。本実施形態では、センサ40の1つは、シートクッション7のパッド12の上面と表皮材13との間に設けられ、他の1つはシートバック8のパッド16の前面と表皮材17との間に設けられている。
センサ40は、シート本体5に着座したユーザから受ける荷重やユーザとの接触を検出する荷重センサや感圧スイッチ、タッチセンサを構成する。センサ40の検出部41は、例えば圧電素子やメンブレンスイッチ、静電容量センサであってよい。また、センサ40は、シート本体5に着座したユーザの体温や脈拍、発汗状態、匂い等を検出する生体情報センサを構成するとよい。生体情報センサは、温度センサや、脈拍センサ、湿度センサ、匂いセンサ等を含む。本実施形態では、センサ40は、所定値以上の荷重を受けたときにオン信号を生成するメンブレンスイッチである。
図1及び図6に示すように、シートシステム1は、センサ40と無線通信する制御装置46、制御装置46によって制御されるユーザインタフェース47とを有する。ユーザインタフェース47は、少なくとも画像を表示する出力機能を有し、ユーザの入力を受け付ける入力機能を有することが好ましい。本実施形態では、ユーザインタフェース47は、ユーザのタッチ操作による入力及び画像の表示が可能なタッチパネルディスプレイである。タッチパネルディスプレイは、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示装置によって構成されるとよい。また、ユーザインタフェース47は、音を発生するスピーカを備えていてもよい。制御装置46は、センサ40からの信号に応じてユーザインタフェース47を制御する。具体的には制御装置46は、センサ40からの信号に応じてユーザインタフェース47に表示する画像を変化させ、或はユーザインタフェース47が発生する音を変化させる。制御装置46は、シート本体5又はシート本体5の周囲に存在する構造体に取り付けられた据え置き型の第1制御装置48と、タブレットPC及びスマートフォンを含む携帯端末49に内蔵された第2制御装置50との少なくとも一方を含む。
第1実施形態に係るシートシステム1は、制御装置46として、車室2に設けられた据え置き型の第1制御装置48と、携帯端末49に内蔵された第2制御装置50とを含む。第1制御装置48及び第2制御装置50は、CPU、ROM、RAM、書換可能な不揮発性メモリ等を含む電子制御装置である。第1制御装置48は、センサ40の第1通信部42と無線通信し、センサ40から信号を受信する第2通信部51と、センサ40からの信号を処理する信号処理部52と、第2制御装置50と無線通信し、信号処理部52が生成した信号を第2制御装置50に送信する第3通信部53とを有する。第2制御装置50は、第1制御装置48の第3通信部53と無線通信し、信号処理部52からの信号を受信する第4通信部54と、アプリケーションを実行するアプリケーション処理部55と、インターネット56を介して外部のサーバ57と通信する第5通信部58とを有する。サーバ57はクラウドサーバであってよい。アプリケーション処理部55は、ゲームを含む各種アプリケーションを実行することができる。第2制御装置50は、プラットフォームとして機能し、各種アプリケーションを保持している。アプリケーションは、インターネット56や記憶媒体を介して第2制御装置50にインポートされてもよい。アプリケーションは、ゲームや、シート本体5や車内の照明や音響装置を操作するためのアプリケーションが含む。本実施形態では、アプリケーション処理部55は、センサ40をコントローラとするゲームアプリケーションを実行する。サーバ57は、携帯端末49と他の携帯端末60とを接続し、オンラインゲームを可能にする。他の携帯端末60は、車両内にあってもよく、車両外の遠隔地にあってもよい。
第1通信部42及び第2通信部51、第3通信部53及び第4通信部54は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信方式によって通信を行なうとよい。第5通信部58は、4Gや5G等の移動通信規格に基づく無線通信によって、基地局装置及びインターネット56を介してサーバ57と接続する。
信号処理部52は、センサ40からの信号をアプリケーション処理部55が処理可能な信号に変換する。アプリケーション処理部55は、ゲームアプリケーションが起動されるとゲーム画面(ゲーム画像)を生成し、携帯端末49に設けられたユーザインタフェース47を制御し、ユーザインタフェース47にゲーム画面を表示させる。また、アプリケーション処理部55は、信号処理部52から受け取る信号に基づいて、ゲーム処理を実行し、ユーザインタフェース47に表示するゲーム画面を変化させる。アプリケーション処理部55は、第5通信部58によってサーバ57と通信する。ゲームアプリケーションは、例えばシート本体5に着座したユーザの身体の動きに基づいてゲーム内のキャラクタを動かし、競技を行なうものであってよい。
本実施形態では、第1制御装置48はシート本体5毎に設けられ、第2制御装置50を含む携帯端末49は車両に対して少なくとも1つ設けられている。本実施形態では、第1制御装置48は6つ設けられ、第2制御装置50を含む携帯端末49は1つ設けられている。第2制御装置50を含む携帯端末49は、6つの第1制御装置48と無線通信する。
第1制御装置48は、車載バッテリ59と有線により接続され、車載バッテリ59から電力の供給を受ける。他の実施形態では第1制御装置48は、バッテリ(不図示)を有してもよい。バッテリは、交換式や充電式であってよい。バッテリの充電は、有線による充電やワイヤレス充電であってよい。
シート本体5には、電装装置61と、電装装置61を制御する第3制御装置62とが設けられている。電装装置61は、電動リクライニング装置、電動前後スライド装置、シートヒータ、シートブロア等の公知の装置の少なくとも1つを含む。本実施形態では、一例として、電装装置61は、シートクッション7のパッド12と表皮材13との間に設けられたシートヒータである。シートヒータは、可撓性のシート材と、シート材の表面に設けられた電熱線とを有し、電力の供給を受けて発熱する。第3制御装置62は、車載バッテリ59からシートヒータへの電力供給を制御する。第3制御装置62は、CPU、ROM、RAM、書換可能な不揮発性メモリ等を含む電子制御装置である。第3制御装置62は、センサ40と無線通信し、センサ40からの信号に応じて電装装置61を制御してもよい。すなわち、センサ40は電装装置61を操作するためのスイッチとして機能してもよい。
第1制御装置48は、その外殻をなす扁平な直方体状のケース48Aを有する。第1制御装置48は、シート本体5や車室2を構成する構造体に設けられている。第1制御装置48は、例えば、図3~図5に示すようにシートバックフレーム15やシートクッションフレーム11に結合されるとよい。図3~図5では、第1制御装置48が配置し得る箇所を二点鎖線で複数示している。第1制御装置48は、図3~図5に二点鎖線で示される箇所の1つに配置されるとよい。具体的には、図3及び図4に示すように、第1制御装置48は、左右のヘッドレストサポートメンバ35に結合されるとよい。第1制御装置48は、例えば、左右のヘッドレストサポートメンバ35の後側面のそれぞれに面が前後を向くように結合されるとよい。また、左右のヘッドレストサポートメンバ35の後側面間に面が前後を向く支持プレートを掛け渡し、支持プレートの後側面又は前側面に第1制御装置48を面が前後を向くように結合されてもよい。また、第1制御装置48は、シートバックフレーム15の側部をなすバックサイドメンバ31の外側面又は内側面に、面が左右を向くように結合されてもよい。また、第1制御装置48は、シートバックフレーム15の下部をなす下メンバ33の前部又は後部に、面が前後を向くように結合されてもよい。また、第1制御装置48は、シートバックフレーム15の上部をなす上メンバ32の前部又は後部に、面が前後を向くように結合されてもよい。第1制御装置48をシートバックフレーム15の各部に結合する方法は、ボルト及びナットによる締結や、樹脂製のファスナによる締結、締結バンドによる締結等であってよい。
第1制御装置48は、シートバック8のパッド16及び表皮材17によって覆われているとよい。また、シートバック8のパッド16及び表皮材17に開口が形成され、第1制御装置48はシートバック8の外面に露出してもよい。第1制御装置48の外面は、シートバック8の外面と同一面上に配置されてもよく、シートバック8の外面に対して外方に突出してもよい。
また、第1制御装置48は、図3及び図5に示すようにシートクッションフレーム11に設けられてもよい。第1制御装置48は、例えばシートクッションフレーム11の前部をなす前メンバ22の前部又は後部に、面が前後を向くように結合されてもよい。また、第1制御装置48は、例えばシートクッションフレーム11の後部をなす後メンバ23の前部又は後部に、面が前後を向くように結合されてもよい。第1制御装置48は、シートクッション7のパッド12及び表皮材13によって覆われているとよい。また、シートクッション7のパッド12及び表皮材13に開口が形成され、第1制御装置48はシートクッション7の外面に露出してもよい。第1制御装置48の外面は、シートバック8の外面と同一面上に配置されてもよく、シートバック8の外面に対して外方に突出してもよい。
また、第1制御装置48はシートクッションフレーム11のパンフレーム24の上面又は下面に結合されてもよい。パンフレーム24の下面にブラケット64を設け、ブラケット64に第1制御装置48を結合してもよい。ブラケット64は、パンフレーム24の下面に隙間を介して対向する平面状の支持部65と、支持部65の両端からパンフレーム24の下面に延びてパンフレーム24の下面に結合された一対の脚部66とを有する。ブラケット64は、板金部材であるとよく、パンフレーム24にボルト締結又は溶接によって結合されているとよい。ブラケット64の支持部65は、パンフレーム24と平行に配置され、前方に向けて上方に傾斜している。
ブラケット64の支持部65の下面には、主面が支持部65に沿うように第3制御装置62が結合されている。第1制御装置48は、第3制御装置62の前後側方又は左右側方において支持部65の下面に結合されている。例えば、図7~図9に示すように第3制御装置62は、第1制御装置48の左方又は右方に配置され、主面が前後、又は左右を向くように支持部65に結合されているとよい。また、図8に示すように、第1制御装置48は、ケース48Aの外面に設けられたコネクタ部48Bが前端に位置するように支持部65に配置されてもよく、下端に位置するように支持部65に配置されてもよい。
また、図9に示すように、第1制御装置48は支持部65に結合された第3制御装置62の外殻をなすケース62Aに結合されてもよい。例えば、第1制御装置48は第3制御装置62の前後側面又は左右側面、下面に結合されてもよい。第1制御装置48が第3制御装置62の下面に結合される場合には、第1制御装置48及び第3制御装置62は互いの主面が平行になるように重ね合わせて結合されるとよい。
また、図10に示すように、第3制御装置62のケース62Aに第1制御装置48を着脱可能に受容可能なスロット62Bが形成されているとよい。スロット62Bの内部には第1制御装置48のコネクタと電気的に接続可能な第3制御装置62のコネクタ(不図示)が設けられているとよい。これにより、第1制御装置48をスロット62Bに挿入することによって、第1制御装置48を第3制御装置62に支持させることができると共に、第1制御装置48を第3制御装置62に電気的に接続することができる。
上述した実施形態によれば、シートシステム1は、シート本体5に設けられたセンサ40をゲームコントローラとしたビデオゲームをユーザに提供することができる。センサ40は、シート本体5に着座したユーザの身体の動きを検出し、ユーザの身体の動きに応じてゲームを実行する。すなわち、シートシステム1は、シート本体5に着座したユーザが身体を動かすことによって楽しむことができるゲームを提供する。
センサ40と第1制御装置48とが無線通信により接続されているため、シート本体5内の配線構造を簡素化することができる。また、センサ40のシート本体5への組み付け作業を容易にすることができる。1つのセンサ40に含まれる複数の検出部41は共通の第1通信部42に接続されているため、第1通信部42の数を低減することができ、センサ40の構成を簡素化することができる。
第2制御装置50及びユーザインタフェース47が携帯端末49によって構成されているため、シート本体5の周囲に第2制御装置50及びユーザインタフェース47を備え付けるためのスペースを確保する必要がなくなる。また、ユーザはユーザインタフェース47を任意の位置に配置することができる。
第1制御装置48は、シートバックフレーム15やシートクッションフレーム11を任意の位置に配置することができる。特に、第2制御装置50をパンフレーム24の下面に設けることによって、第1制御装置48とシート本体5に着座するユーザとの接触を避けることができると共に、第1制御装置48を比較的メンテナンスし易い位置に配置することができる。また、第1制御装置48と第3制御装置62とが近い位置に配置されるため、メンテナンスを容易に行なうことができる。また、ブラケット64はパンフレーム24の下面に設けられているためにユーザの荷重が加わり難い。そのため、第1制御装置48及び第3制御装置62をブラケット64に設けることによって、第1制御装置48及び第3制御装置62を安定性良く支持することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るシートシステム70は、図11に示すように、第1実施形態に係るシートシステム1と比較して、第1制御装置48がバッテリ71を有し、車載バッテリ59とハーネスによって接続されていない点が相違する。第1制御装置48バッテリ71は、交換式や充電式であってよい。バッテリの充電は、有線による充電やワイヤレス充電であってよい。本実施形態では、バッテリ71と車載バッテリ59とは無線給電装置72によって接続されている。また、センサ40のバッテリ43と車載バッテリ59とは無線給電装置73によって接続されている。無線給電装置72、73は、例えば送信側コイル72A、73Aと、受信側コイル72B、73Bとを有し、電磁誘導によって車載バッテリ59の電力をバッテリ71、43に供給する。
第2実施形態に係るシートシステム70によれば、第1制御装置48がセンサ40及び車載バッテリ59を含む他の装置とハーネスによって接続されていないため、第1制御装置48の配置の自由度が向上する。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るシートシステム80は、図12に示すように、第1実施形態に係るシートシステム1と比較して、第1制御装置48が省略され、センサ40と携帯端末49に設けられた第2制御装置50とが無線によって通信している。センサ40の第1通信部42と第4通信部54とは公知の近距離無線通信方式によって無線通信するとよい。センサ40からの信号を処理する信号処理部52は、第2制御装置50に設けられている。
第3実施形態に係るシートシステム80によれば、第1制御装置48を省略してシートシステム80を簡素化することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係るシートシステム90は、図13に示すように、第3実施形態に係るシートシステム80と比較して、携帯端末49の代わりにユーザインタフェース47及び第2制御装置50を有するナビゲーションシステム91を有する。すなわち、ユーザインタフェース47及び第2制御装置50が携帯端末49の代わりにナビゲーションシステム91によって構成されている。
第4実施形態に係るシートシステム90によれば、車両に設けられたナビゲーションシステム91を利用してゲーム装置を構成することができ、携帯端末49を省略することができる。ナビゲーションシステム91のユーザインタフェース47は車室2の前部を構成するダッシュパネル92の左右中央に設けられる。そのため、フロントシート及びミッドシートのシート本体5に着座したユーザは、ユーザインタフェース47を容易に確認することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係るシートシステム100は、図14に示すように、第4実施形態に係るシートシステム90と比較して、第2制御装置50がドア101に設けられたセンサ102と、ルーフ103に設けられたセンサ104と無線によって接続されている。センサ102、104は、シート本体5に設けられたセンサ40と同様の構成を有し、検出部41、第1通信部42、バッテリ43を有する。
第5実施形態に係るシートシステム100によれば、ユーザはシート本体5に設けられたセンサ40、ドア101に設けられたセンサ102、ルーフ103に設けられたセンサ104の少なくとも1つを使用してゲームをプレイすることができる。センサ40は、ドア101やルーフ103に限らず、フロア3やダッシュパネル92等の車室2に設けられた他の部材に設けられてもよい。また、第2制御装置50は、ナビゲーションシステム91に代えて携帯端末49に設けられてもよい。
(第6実施形態)
第6実施形態に係るシートシステム110は、図15に示すように第3実施形態に係るシートシステム80と比較して、車両に設けられたローカルサーバ111を有する点が相違する。携帯端末49はローカルサーバ111と無線によって通信し、ローカルサーバ111は無線によって基地局及びインターネット56を介してサーバ57と接続する。ローカルサーバ111は、所定の期間毎にサーバ57と通信するとよい。
上記の実施形態では、シートシステムを車両に適用した例について説明したが、シートシステムは自動車以外の他の乗物用のシートや、劇場や住宅等の建造物に設けられるシートに適用してもよい。また、上記の実施形態では、シートクッションフレーム11において着座者を支持可能な受圧部材としてパンフレーム24を採用した例について説明したが、パンフレーム24は他の受圧部材に変更してもよい。受圧部材は、前メンバ22と後メンバ23を連結する部材であり、例えば複数のSばねや、複数のワイヤを樹脂によって連結した部材等であってよい。第2制御装置50及び第3制御装置62は、Sばね等である受圧部材に支持されてもよい。
1、70、80、90、100、110 :シートシステム
5 :シート本体
7 :シートクッション
8 :シートバック
9 :ヘッドレスト
11 :シートクッションフレーム
15 :シートバックフレーム
21 :クッションサイドメンバ
22 :前メンバ
23 :後メンバ
24 :パンフレーム
40 :センサ
41 :検出部
42 :第1通信部
43 :バッテリ
46 :制御装置
47 :ユーザインタフェース
48 :第1制御装置
48A :ケース
48B :コネクタ部
49 :携帯端末
50 :第2制御装置
51 :第2通信部
52 :信号処理部
53 :第3通信部
54 :第4通信部
55 :アプリケーション処理部
56 :インターネット
57 :サーバ
58 :第5通信部
59 :車載バッテリ
60 :携帯端末
61 :電装装置
62 :第3制御装置
62A :ケース
62B :スロット
64 :ブラケット
72、73 :無線給電装置
91 :カーナビゲーションシステム

Claims (10)

  1. シートシステムであって、
    シートクッション及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバックを有するシート本体と、
    前記シート本体に設けられた少なくとも1つのセンサと、
    前記センサと無線通信する制御装置と、
    前記制御装置によって制御されるユーザインタフェースとを有し、
    前記制御装置は、前記センサからの信号に応じて前記ユーザインタフェースを制御し、
    前記制御装置が、前記センサと無線通信する第1制御装置と、前記第1制御装置に有線又は無線によって接続され、アプリケーションを実行可能な第2制御装置とを有し、
    前記センサが、前記第2制御装置に信号を入力するためのコントローラを構成し、
    前記ユーザインタフェースが前記アプリケーションにより生成される画像を表示し、
    前記シート本体には電装装置が設けられ、
    前記電装装置は第3制御装置によって制御され、
    前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材を有し、
    前記受圧部材の下面にはブラケットが設けられ、
    前記第3制御装置は、前記ブラケットの下面に設けられ、前記第1制御装置を受容可能なスロットを有し、
    前記第1制御装置は前記スロットに挿入されているシートシステム。
  2. シートシステムであって、
    シートクッション及び前記シートクッションの後端部に設けられたシートバックを有するシート本体と、
    前記シート本体に設けられた少なくとも1つのセンサと、
    前記センサと無線通信する制御装置と、
    前記制御装置によって制御されるユーザインタフェースとを有し、
    前記制御装置は、前記センサからの信号に応じて前記ユーザインタフェースを制御し、
    前記制御装置が、前記センサと無線通信する第1制御装置と、前記第1制御装置に有線又は無線によって接続され、アプリケーションを実行可能な第2制御装置とを有し、
    前記センサが、前記第2制御装置に信号を入力するためのコントローラを構成し、
    前記ユーザインタフェースが前記アプリケーションにより生成される画像を表示し、
    前記シート本体には電装装置が設けられ、
    前記電装装置は第3制御装置によって制御され、
    前記シートクッションは、着座者を支持可能な受圧部材を有し、
    前記第1制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられ、
    前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられ、
    前記第1制御装置及び前記第3制御装置が、前記受圧部材の下面に設けられたブラケットに設けられ、
    前記第1制御装置は、前記ブラケットの下面において前記第3制御装置の左右側方に配置されているシートシステム
  3. 前記シート本体が複数設けられ、
    前記シート本体のそれぞれが前記センサを有し、
    前記制御装置は、複数の前記センサと無線通信する請求項1又は2に記載のシートシステム。
  4. 前記制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末を構成する請求項1~3のいずれか1つの項に記載のシートシステム。
  5. 前記センサは、複数の検出部と、前記検出部のそれぞれに接続された少なくとも1つの第1通信部とを有し、
    前記制御装置は、前記第1通信部と無線通信する第2通信部を有する請求項1又は2に記載のシートシステム。
  6. 数の前記検出部は、前記シートクッションに設けられた複数のクッション側検出部と、前記シートバックに設けられたバック側検出部とを含み、
    前記第1通信部は、複数の前記クッション側検出部のそれぞれに接続されたクッション側第1通信部と、複数の前記バック側検出部のそれぞれに接続されたバック側第1通信部とを含む請求項5に記載のシートシステム。
  7. 前記センサが、前記シート本体内又は前記シート本体外に設けられた無線給電装置により、無線給電される請求項1又は2に記載のシートシステム。
  8. 前記センサが、機器を操作するためのスイッチをなす請求項1又は2に記載のシートシステム。
  9. 前記第2制御装置及び前記ユーザインタフェースは、一体に組み付けられて携帯端末を構成する請求項1又は2に記載のシートシステム。
  10. 前記シートシステムは、乗物用のシートシステムである請求項1~9のいずれか1つの項に記載のシートシステム。
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