JP7346593B2 - ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年12月24日に出願された日本国特許出願2019-232909号の優先権を主張するものであり、この先の出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本開示は、一般的には、切削加工において用いられるホルダに関する。
特開2006-102837号公報(特許文献1)及び特開2012-57752号公報(特許文献2)に示すように、従来から防振機構を備えたホルダが種々提案されている。特許文献2には、軸部(ホルダ)の内部に形成された円筒状の中空部に、中空部の軸芯の周りの周方向で複数に分割された錘部材が収容され、隣り合う錘部材の分割面どうしが面接触するように軸芯に向けて付勢する付勢部材を備えた制振機構(防振機構)が記載されている。
本開示の限定されない一面に基づくホルダは、中心軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、前記第1端の側に位置し、切削インサートを取り付け可能なポケットと、前記ポケットよりも前記第2端の近くに位置して前記中心軸に沿って延びた空洞と、を有する本体部を有する。前記ホルダは、前記空洞の内部に位置し、前記中心軸に沿って延びた第1錘と、前記中心軸に沿って延びた第2錘と、を有する錘を有する。前記第1錘は、前記中心軸の周方向において前記第2錘と対向する第1面と、前記第1面に位置する第1凹部と、を有する。前記第2錘は、前記周方向において前記第1面と対向する第2面と、前記第2面に位置する第1凸部と、を有する。前記第1凹部及び前記第1凸部は、互いに接触可能である。
本開示の限定されない実施形態のホルダ(切削工具)を示す斜視図である。 図1に示すホルダの側面図である。 図1に示すホルダの側面図である。 図3に示すホルダにおける錘などを透視した図である。 図2に示すホルダにおけるV断面の断面図である。 図5に示すホルダにおける第1端の側を拡大した図である。 図4に示すホルダにおけるVII断面の拡大図である。 図7と同じ断面の断面図である。 図1に示すホルダにおける錘の斜視図である。 図1に示すホルダにおける錘の斜視図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 図11に示す錘におけるXIII断面の拡大図であり、図7及び図8に相当する図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 図14に示す錘におけるXVI断面の拡大図であり、図7及び図8に相当する図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す斜視図である。 図17に示す錘におけるXIX断面の拡大図であり、図7及び図8に相当する図である。 本開示の限定されない実施形態のホルダにおける錘を示す断面図であり、図7及び図8に相当する図である。 本開示の限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 本開示の限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 本開示の限定されない実施形態の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。
<ホルダ>
以下、本開示の限定されない複数の実施形態のホルダについて、図面を用いてそれぞれ詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、各実施形態を説明する上で必要な主要部材のみが簡略化して示される。したがって、ホルダは、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び寸法比率などを忠実に表したものではない。これらの点は、後述する切削工具及び切削加工物の製造方法においても同様である。
図1~図5に示す限定されない一例のように、ホルダ1aは、中心軸O1に沿って第1端3aから第2端3bにかけて延びた棒形状の本体部3を有してもよい。一般的には、第1端3aが「先端」と呼ばれ、第2端3bが「後端」と呼ばれる。本体部3は、例えば、円柱形状でもよく、また、多角柱形状でもよい。図1~図8に示す限定されない一例における本体部3は、円柱形状である。本体部3の材質としては、例えば、鋼、鋳鉄及びアルミニウム合金などが挙げられ得る。
本体部3の大きさは、被削材の大きさに応じて適宜設定されてもよい。例えば、中心軸O1に沿った方向における本体部3の長さは、60mm以上3500mm以下程度に設定されてもよい。また、中心軸O1に直交する方向における本体部3の幅(径)は、6mm以上250mm以下程度に設定されてもよい。
本体部3は、第1端3aの側に位置し、切削インサートを取り付け可能なポケット5を有してもよい。ポケット5は、切削インサートの取り付け前は本体部3のうち第1端3aの側において窪んだ部位であってもよい。
ポケット5の数は、1つでもよく、また、複数でもよい。ポケット5の数が複数の場合には、その数は、2~10でもよい。図1に示す限定されない一例においては、本体部3が1つのポケット5を有する。
本体部3は、中心軸O1に沿って延びた空洞7を有してもよい。空洞7は、以下で説明する錘を内部に収容するために用いることが可能である。空洞7は、例えば、円筒形状でもよく、また、多角筒形状でもよい。図4~図8に示す限定されない一例における空洞7は、円筒形状である。また、空洞7は、ポケット5よりも第2端3bの近くに位置してもよい。この場合には、本体部3のうちポケット5が位置する部分の剛性を確保し易い。
図4~図10に示す限定されない一例のように、ホルダ1aは、空洞7の内部に位置する錘9を有してもよい。錘9は、防振部材として機能することが可能である。錘9の材質としては、例えば、タングステン合金などが挙げられるが、これに限定されない。錘9の材質の比重は、本体部3の材質の比重よりも大きくてもよい。
錘9は、第1錘11及び第2錘13を有してもよい。第1錘11及び第2錘13は、中心軸O1に沿って延びてもよい。第1錘11及び第2錘13は、例えば、柱形状でもよい。図9及び図10に示す限定されない一例においては、第1錘11及び第2錘13は、多角柱形状である。中心軸O1に沿った方向における第1錘11及び第2錘13のそれぞれの長さは、同じでもよく、また、異なってもよい。
ここで、図7~図10に示す限定されない一例のように、第1錘11は、中心軸O1の周方向aにおいて第2錘13と対向する第1面15と、第1面15に位置する第1凹部17と、を有してもよい。また、第2錘13は、周方向aにおいて第1面15と対向する第2面19と、第2面19に位置する第1凸部21と、を有してもよい。これらの場合には、第1凹部17及び第1凸部21が互いに接触可能なことから、防振機構を構成する第1錘11及び第2錘13の接触面積が大きくなり易い。それゆえ、防振性能が高く、切削加工時にびびり振動が発生しにくい。
中心軸O1に直交する断面において、第1錘11及び第2錘13は、中心軸O1の周りにおいて点対称でもよい。この場合には、防振性能が高い。
図9及び図10に示す限定されない一例のように、第1凹部17及び第1凸部21は、中心軸O1に沿って延びてもよい。この場合には、防振性能が高い。
図7に示す限定されない一例のように、中心軸O1に直交する断面において、第1凹部17は、底部23と、底部23から外方に向かって延びた第1直線部25と、底部23から内方に向かって延びた第2直線部27と、を有してもよい。また、中心軸O1に直交する断面において、第1凸部21は、頂部29と、頂部29から外方に向かって延びた第3直線部31と、頂部29から内方に向かって延びた第4直線部33と、を有してもよい。
なお、上記した「外方」とは、中心軸O1から遠ざかる方向のことを意味してもよい。また、「内方」とは、中心軸O1に近づく方向のことを意味してもよい。底部23及び頂部29は、互いに接触可能でもよい。第1直線部25及び第3直線部31は、互いに接触可能でもよい。第2直線部27及び第4直線部33は、互いに接触可能でもよい。
中心軸O1に直交する断面において、底部23が凹曲線形状でもよい。この場合には、第1凸部21が第1凹部17に接触した際に、第1凹部17が損傷しにくい。
中心軸O1に直交する断面において、頂部29が凸曲線形状でもよい。この場合には、第1凸部21が第1凹部17に接触した際に、第1凸部21が損傷しにくい。
中心軸O1に直交する断面において、凸曲線形状の頂部29における曲率半径は、凹曲線形状の底部23における曲率半径と同じでもよく、また、異なってもよい。頂部29の曲率半径が底部23の曲率半径よりも大きい場合には、頂部29及び底部23が2点以上で接触し易い。すなわち、頂部29及び底部23が1点のみで接触することが避けられ易いため、頂部29及び底部23の接触が安定し易い。また、これらの部材が接触する際に加わる負荷が1点に集中することが避けられ易い。
なお、頂部29及び底部23のそれぞれの曲率半径は、特定の値に限定されない。例えば、頂部29の曲率半径は、5mm以上25mm以下程度に設定されてもよい。また、底部23の曲率半径は、1mm以上20mm以下程度に設定されてもよい。
中心軸O1に直交する断面において、頂部29から空洞7の内壁面35までの距離L1は、頂部29から中心軸O1までの距離L2と同じでもよく、また、異なってもよい。距離L1が距離L2よりも短い場合には、中心軸O1から遠い位置において頂部29及び底部23が接触し易い。そのため、第1錘11及び第2錘13の位置が安定し易い。
第1錘11及び第2錘13と、空洞7の内壁面35との間には、隙間があってもよい。この場合には、空洞7の内部において中心軸O1に直交する方向に第1錘11及び第2錘13が動いた際に、第1錘11及び第2錘13が空洞7の内壁面35に接触しにくい。そのため、第1錘11及び第2錘13が損傷しにくい。
図7に示す限定されない一例のように、第1錘11は、空洞7の内壁面35と対向する凸曲面形状の第1外周面37をさらに有してもよい。この場合には、第1錘11が空洞7の内壁面35に接触した場合であっても、第1錘11が損傷しにくい。同様の理由から、第2錘13は、空洞7の内壁面35と対向する凸曲面形状の第2外周面39をさらに有してもよい。
第1錘11の重さは、第2錘13の重さと同じでもよい。この場合には、第1錘11及び第2錘13を管理し易い。
第1錘11の重さは、第2錘13の重さと異なってもよい。この場合には、ホルダ1aにおける重さの調整の自由度が高い。第1錘11及び第2錘13は、互いのサイズが異なることに起因して重さが異なってもよい。また、第1錘11及び第2錘13は、互いの比重が異なることに起因して重さが異なってもよい。
図5に示す限定されない一例のように、本体部3は、本体部3の内部に位置し、中心軸O1に沿って延びた第1流路41をさらに有してもよい。第1流路41は、クーラントを流すために用いることが可能である。第1流路41の形状は、クーラントを流すことが可能な限り特に限定されない。なお、図5は、中心軸O1を含む断面であり、図7に示す断面に対して直交する方向の断面である。
図5に示す限定されない一例における第1流路41は、クーラントの流れる方向に直交する断面の形状が円形状であるが、例えば、上記の断面における第1流路41の形状は、楕円形状でもよく、また、多角形状でもよい。第1流路41の内径は、例えば、1mm以上10mm以下に設定されてもよい。これらの点は、後述する第2流路においても同様である。
クーラントは、例えば、不水溶性油剤又は水溶性油剤からなってもよく、被削材の材質に応じて適宜選択して用いてもよい。不水溶性油剤としては、例えば、油性形、不活性極圧形及び活性極圧形の切削油が挙げられ得る。水溶性油剤としては、例えば、エマルジョン、ソリューブル及びソリューションなどの切削油が挙げられ得る。また、クーラントは液体に限定されず、不活性ガスなどの気体であってもよい。
図5に示す限定されない一例における第1流路41は、クーラントの流入口43を有してもよい。図5に示す限定されない一例においては、流入口43は、本体部3における第2端3bの側の端面に位置してもよい。なお、流入口43の位置は、上記の端面に限定されず、例えば、本体部3の外周面でもよい。
図5に示す限定されない一例のように、第1流路41は、空洞7に繋がってもよい。図5に示す限定されない一例における第1流路41は、流入口43から第1端3aの側に向かって直線形状に延びており、空洞7に繋がる。
図7に示す限定されない一例のように、第1錘11及び第2錘13は、中心軸O1から離れてもよい。この場合には、流入口43から第1流路41に供給されたクーラントを第1錘11及び第2錘13を介して第1端3aの側に流すことが可能となる。
ホルダ1aは、空洞7の内部において第1錘11及び第2錘13よりも中心軸O1の近くに位置し、中心軸O1に沿って延びたパイプをさらに有してもよい。この場合には、流入口43から第1流路41に供給されたクーラントを、パイプを介して第1端3aの側に流すことが可能になるので、クーラントが漏れにくい。
図5に示す限定されない一例のように、ホルダ1aは、空洞7から第1端3aの側に向かって延びた第2流路45をさらに有してもよい。図5に示す限定されない一例においては、第2流路45は、クーラントの流出口47を有してもよい。これらの場合には、クーラントを空洞7から第2流路45に流して流出口47から噴射させることが可能となる。図5に示す限定されない一例においては、流出口47は、本体部3における第1端3aの側の外周面に位置してもよい。なお、流出口47の位置は、上記の外周面に限定されず、例えば、本体部3における第1端3aの側の端面でもよい。
図4~図6に示す限定されない一例のように、本体部3は、中心軸O1に沿って延びた棒形状の第1部材49と、第1部材49よりも第1端3aの側に位置し、第1部材49に当接(接触)する第2部材51と、をさらに有してもよい。図6に示す限定されない一例のように、第1部材49は、第1端3aに向かって開口する凹部53を有してもよい。空洞7は、凹部53及び第2部材51によって形成されてもよい。
第1部材49は、シャンクとも呼ばれ、工作機械によって把持されることが可能な部材であってもよい。第2部材51は、ヘッドとも呼ばれ、切削インサートを固定することが可能な部材であってもよい。図1に示す限定されない一例においては、上記したポケット5が第2部材51に位置してもよい。
図6に示す限定されない一例のように、第1部材49が凹部53を有する場合には、ホルダ1aに対する第1錘11及び第2錘13の着脱を、凹部53の開口部55を介して行うことが可能となる。また、凹部53及び第2部材51によって空洞7が形成されていると、第1部材49の内部に空洞7が位置することから、切削加工時に大きな衝撃が加わり易い第2部材51の剛性を確保し易い。なお、第1部材49及び第2部材51は、着脱可能に構成されてもよい。
図5に示す限定されない一例のように、中心軸O1に沿った方向における空洞7の中心(中央)7aは、中心軸O1に沿った方向における第1部材49の中心(中央)49aよりも第1端3aの側に位置してもよい。この場合には、切削加工時に大きな衝撃が加わり易い第1端3aの近くに防振機構を構成する空洞7が位置することから、切削加工時にびびり振動が発生しにくい。また、第1部材49のうち中心49aよりも第2端3bの側に位置する部位の剛性を確保し易い。そのため、この部位を工作機械で把持してもよい。なお、図5に示す限定されない一例においては、空洞7の全体が、中心49aよりも第1端3aの側に位置してもよい。
ホルダ1aは、凹部53の開口部55を塞ぐ蓋をさらに有してもよい。この場合には、第1錘11及び第2錘13が空洞7から意図せずに抜け出すことが避けられ易い。図6に示す限定されない一例においては、第2部材51が蓋として機能することが可能である。
図7~図10に示す限定されない一例のように、錘9は、第3錘57をさらに有してもよい。第3錘57は、中心軸O1に沿って延びてもよい。また、第3錘57は、周方向aにおいて第1錘11と対向する第3面59と、第3面59に位置する第2凹部61と、を有してもよい。また、第1錘11は、周方向aにおいて第3面59と対向する第4面63と、第4面63に位置する第2凸部65と、を有してもよい。これらの場合には、第1錘11及び第2錘13に加えて第3錘57も防振機構を構成することから、ホルダ1aにおける重さの調整の自由度が高い。
錘9は、第1錘11、第2錘13及び第3錘57に加えて、他の錘をさらに有してもよい。この場合には、ホルダ1aにおける重さの調整の自由度が高い。他の錘の数は、1つでもよく、また、複数でもよい。他の錘の数が複数の場合には、その数は、2~8でもよい。
図7~図10に示す限定されない一例のように、錘9は、中心軸O1に沿って延びた第4錘67をさらに有してもよい。図7~図10に示す限定されない一例において、第4錘67は、周方向aにおいて第2錘13及び第3錘57の間に位置してもよい。また、第4錘67は、周方向aにおいて隣り合う錘に対向する面が第1錘11又は第2錘13と同じ構成を有してもよい。他の錘におけるその他の構成は、第1錘11及び第2錘13と同様であるので、説明を省略する。
次に、限定されない実施形態の1つのホルダ1bについて、図11~図13を用いて説明する。以下では、ホルダ1bにおけるホルダ1aとの相違点について主に説明し、ホルダ1aと同様の構成を有する点については詳細な説明を省略する場合がある。この点は、後述する他の実施形態のホルダにおいても同様である。
ホルダ1bでは、図13に示す限定されない一例のように、中心軸O1に直交する断面において、第1凹部17の全体が凹曲線形状でもよく、また、第1凸部21の全体が凸曲線形状でもよい。
次に、限定されない実施形態の1つのホルダ1cについて、図14~図16を用いて説明する。
ホルダ1cでは、図16に示す限定されない一例のように、第1錘11及び第2錘13が、中心軸O1から離れていなくてもよい。言い換えれば、第1錘11及び第2錘13は、中心軸O1に接触してもよい。この場合には、第1錘11及び第2錘13の接触面積が大きくなることから、防振性能が高い。なお、第1錘11及び第2錘13は、中心軸O1に実質的に接触すればよい。
次に、限定されない実施形態の1つのホルダ1dについて、図17~図19を用いて説明する。
ホルダ1dでは、図19に示す限定されない一例のように、中心軸O1に直交する断面において、第1凸部21が多角形状でもよく、また、第1凹部17が多角形状でもよい。
なお、図17~図19に示す限定されない一例においては、錘9が、第1錘11及び第2錘13に加えて、第3錘57、第4錘67、第5錘69及び第6錘71をさらに有してもよい。
図19に示す限定されない一例のように、中心軸O1に直交する断面において、第1凹部17が、中心軸O1の径方向における幅が一定の部分を有してもよい。中心軸O1に直交する断面において、第1凹部17が、中心軸O1の径方向における幅が第2錘13から離れるにしたがって小さくなる部分を有してもよい。また、中心軸O1に直交する断面において、第1凹部17が、中心軸O1の径方向における幅が第2錘13から離れるにしたがって大きくなる部分を有してもよい。
図19に示す限定されない一例のように、中心軸O1に直交する断面において、第1凸部21が、中心軸O1の径方向における幅が一定の部分を有してもよい。中心軸O1に直交する断面において、第1凸部21が、中心軸O1の径方向における幅が第1錘11から離れるにしたがって小さくなる部分を有してもよい。また、中心軸O1に直交する断面において、第1凸部21が、中心軸O1の径方向における幅が第1錘11から離れるにしたがって大きくなる部分を有してもよい。
次に、限定されない実施形態の1つのホルダ1eについて、図20を用いて説明する。
ホルダ1eでは、図20に示す限定されない一例のように、第1凹部17の深さが、第1凸部21の高さよりも大きくてもよい。この場合には、第1凹部17の底部23と、第1凸部21の頂部29との間に隙間ができる。そのため、底部23に対して頂部29の先端が接触して損傷することが避けられ易い。
<切削工具>
次に、限定されない実施形態の切削工具について、上記のホルダ1aを備える場合を例に挙げて、図1~図4を参照して詳細に説明する。
図1~図4に示す限定されない一例における切削工具101は、ホルダ1aと、ホルダ1aに装着された切削インサート103と、を備えてもよい。切削工具101がホルダ1aを備える場合には、ホルダ1aの防振性能が高いことから、優れた切削性能を発揮し得る。
切削インサート103は、単にインサート103といってもよい。図1に示す限定されない一例におけるインサート103は、多角板形状であってもよい。なお、インサート103の形状は、多角板形状に限定されない。
図2に示す限定されない一例におけるインサート103は、切刃105を有してもよい。インサート103は、切刃105がホルダ1aの第1端3aの側において側方に突出するようにポケット5に位置してもよい。切削工具101は、切刃105を被削材に接触させることによって切削加工を行うことが可能である。図2に示す限定されない一例においては、本体部3の第1端3aの側において切刃105が中心軸O1から最も離れて位置してもよい。このように切刃105が側方に突出すると、切刃105の近傍のみを被削材に接触させることが可能である。
図1に示す限定されない一例におけるインサート103は、貫通孔107をさらに有してもよい。また、図1に示す限定されない一例における切削工具101は、固定部材109をさらに備えてもよい。固定部材109は、インサート103をホルダ1aに固定するための部材であってもよい。図1に示す限定されない一例における固定部材109は、ネジ109であってもよい。なお、固定部材109は、ネジ109に限定されず、例えば、クランプ部材などであってもよい。
図1に示す限定されない一例においては、インサート103が上記の通り貫通孔107を有してもよく、ホルダ1aが、貫通孔107に対応する位置にネジ孔を有してもよい。インサート103の貫通孔107にネジ109を挿入するとともに、このネジ109をホルダ1aのネジ孔に固定することによって、インサート103をホルダ1aに固定することが可能である。図1に示す限定されない一例においては、貫通孔107及びネジ孔が、中心軸O1に直交する方向に延びてもよい。
インサート103の材質としては、例えば、超硬合金及びサーメットなどが挙げられ得る。超硬合金の組成としては、例えば、WC-Co、WC-TiC-Co及びWC-TiC-TaC-Coが挙げられ得る。WC-Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成され得る。WC-TiC-Coは、WC-Coに炭化チタン(TiC)を添加したものであってもよい。WC-TiC-TaC-Coは、WC-TiC-Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものであってもよい。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であってもよい。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)、又は窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが挙げられ得る。
なお、図1~図4に示す限定されない一例においては、切削工具101がホルダ1aを備えるが、このような形態に限定されない。例えば、切削工具101が他の実施形態のホルダを備えてもよい。
<切削加工物の製造方法>
次に、限定されない実施形態の切削加工物203の製造方法について、図21~図23を参照して詳細に説明する。なお、図21~図23に示す一例においては、ホルダ1aを備える切削工具101が用いられるが、このような形態に限定されない。例えば、他の実施形態のホルダを備える切削工具101が用いられてもよい。
限定されない実施形態の切削加工物203の製造方法は、以下の(1)~(4)の工程を備えてもよい。
(1)図21に示す限定されない一例のように、被削材201と切削工具101とを準備し、
(2)被削材201を回転させ、
(3)図22に示す限定されない一例のように、被削材201と切削工具101とを互いに接触させ、
(4)図23に示す限定されない一例のように、被削材201と切削工具101とを互いに離す。
具体的に説明すると、(1)の工程において準備する被削材201の材質としては、例えば、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄及び非鉄金属などが挙げられ得る。また、図21に示す限定されない一例においては、(1)の工程において上記の切削工具101を準備してもよい。
(2)の工程では、図21に示す限定されない一例のように、被削材201をその回転軸O2を基準に回転させてもよい。
(3)の工程では、まず、切削工具101を矢印Y1方向に移動させて、回転している被削材201に切削工具101を相対的に近づけてもよい。次に、図22に示す限定されない一例のように、回転している被削材201に切削工具101を接触させてもよい。図22に示す限定されない一例においては、被削材201に切削工具101の切刃105を接触させて、被削材201を切削してもよい。
(4)の工程では、図23に示す限定されない一例のように、切削工具101を矢印Y2方向に移動させることによって、切削工具101を被削材201から離し、切削加工物203を得てもよい。
限定されない実施形態の切削加工物203の製造方法において、ホルダ1aを備える切削工具101を使用する場合には、ホルダ1aの防振性能が高いことから、びびり振動の発生を抑制しつつ優れた加工精度で被削材201を切削し得る。その結果、精度が高い加工表面を有する切削加工物203を得ることが可能となる。
なお、(3)の工程では、被削材201を切削工具101に近づけてもよい。(4)の工程では、被削材201を切削工具101から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、被削材201を回転させた状態を維持して、被削材201の異なる箇所に切刃105を接触させる工程を繰り返してもよい。
以上、限定されない実施形態のホルダ1a~1e、切削工具101及び切削加工物203の製造方法について例示したが、本開示は上記の実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
例えば、ホルダ1a~1eの構成要素を相互に組み合わせて、さらに他の実施形態のホルダを構成してもよい。
また、上記の限定されない実施形態では、切削工具101が旋削工具であるが、これに代えて、切削工具101を、例えば、転削工具などにしてもよい。切削工具101を転削工具にする場合には、切削加工物203の製造方法における(2)の工程では、切削工具101を回転させてもよい。
1a、1b、1c、1d、1e・・・ホルダ
3・・・本体部
3a・・第1端
3b・・第2端
5・・・ポケット
7・・・空洞
7a・・中心(中央)
9・・・錘
11・・・第1錘
13・・・第2錘
15・・・第1面
17・・・第1凹部
19・・・第2面
21・・・第1凸部
23・・・底部
25・・・第1直線部
27・・・第2直線部
29・・・頂部
31・・・第3直線部
33・・・第4直線部
35・・・内壁面
37・・・第1外周面
39・・・第2外周面
41・・・第1流路
43・・・流入口
45・・・第2流路
47・・・流出口
49・・・第1部材
49a・・中心(中央)
51・・・第2部材
53・・・凹部
55・・・開口部
57・・・第3錘
59・・・第3面
61・・・第2凹部
63・・・第4面
65・・・第2凸部
67・・・第4錘
69・・・第5錘
71・・・第6錘
101・・・切削工具
103・・・切削インサート(インサート)
105・・・切刃
107・・・貫通孔
109・・・固定部材(ネジ)
201・・・被削材
203・・・切削加工物
O1・・・中心軸
O2・・・回転軸

Claims (9)

  1. 中心軸に沿って第1端から第2端にかけて延びた棒形状であって、
    前記第1端の側に位置し、切削インサートを取り付け可能なポケットと、
    前記ポケットよりも前記第2端の近くに位置して前記中心軸に沿って延びた空洞と、を有する本体部と、
    前記空洞の内部に位置し、
    前記中心軸に沿って延びた第1錘と、
    前記中心軸に沿って延びた第2錘と、
    を有する錘と、を有し、
    前記第1錘は、
    前記中心軸の周方向において前記第2錘と対向する第1面と、
    前記第1面に位置する第1凹部と、を有し、
    前記第2錘は、
    前記周方向において前記第1面と対向する第2面と、
    前記第2面に位置する第1凸部と、を有し、
    前記第1凹部及び前記第1凸部が互いに接触可能である、ホルダ。
  2. 前記中心軸に直交する断面において、前記第1錘及び前記第2錘が、前記中心軸の周りにおいて点対称である、請求項1に記載のホルダ。
  3. 前記第1凹部の深さが、前記第1凸部の高さよりも大きい、請求項1又は2に記載のホルダ。
  4. 前記中心軸に直交する断面において、前記第1凹部の底部が凹曲線形状である、請求項1~3のいずれか1つに記載のホルダ。
  5. 前記第1錘の重さは、前記第2錘の重さと同じである、請求項1~4のいずれか1つに記載のホルダ。
  6. 前記第1錘の重さは、前記第2錘の重さと異なる、請求項1~4のいずれか1つに記載のホルダ。
  7. 前記錘は、前記中心軸に沿って延びた第3錘をさらに有し、
    前記第3錘は、
    前記周方向において前記第1錘と対向する第3面と、
    前記第3面に位置する第2凹部と、を有し、
    前記第1錘は、
    前記周方向において前記第3面と対向する第4面と、
    前記第4面に位置する第2凸部と、を有する、請求項1~6のいずれか1つに記載のホルダ。
  8. 請求項1~7のいずれか1つに記載のホルダと、
    前記ホルダに装着された切削インサートと、を備えた、切削工具。
  9. 請求項8に記載の切削工具及び被削材のうち少なくとも一方を回転させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備えた、切削加工物の製造方法。
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