JP7346240B2 - 天板付什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付什器に関する。
オフィスや学校、公共施設等の施設内において、物品を載置できると共に自由に移動可能とされた天板付什器(カート装置ともいう)が使用される場合がある。こうした天板付什器を用いることにより、使用者が執務に必要な電子機器や資料等を天板上に載置した状態で、施設内の様々な場所に移動して執務を行うことが可能となり、執務の効率を向上させることができる。
また、これらの天板付什器としては、作業面を形成する天板を上下位置変更可能としたものも多くみられている。これらの天板付什器によれば、体格や業務内容に合わせて天板の高さを変更することにより、執務者の使い勝手を良好なものとすることができる。これらの天板付什器は、使用しない場合に施設内に保管されることになるため、複数の天板付什器を使用する場合には保管場所を広く確保する必要がある。
このため、複数の天板付什器の脚部同士を組み合わせて、天板付什器を前後方向に重ね合わせて(所謂、ネスティング)保管する方法が知られている。この方法によれば、保管に使用するスペースを縮小することが可能となり、天板付什器を効率的に運用できると考えられる。
特開2018―68950号公報
しかしながら、複数の天板付什器をネスティングして保管する際に、天板付什器同士(特に脚部同士)が接触する際の衝撃や擦れ等によって、天板付什器が損傷する可能性がある。その結果、耐久性が低下したり、美感が損なわれたりする可能性がある。
ここで、天板付什器の本体部(脚部や支柱等)に傷をつき難くする対策として、例えば本体部に緩衝材を設けることが考えられる。この場合には、本体部同士が接触する前に、一の天板付什器の緩衝材が他の天板付什器の本体部に接触することで、本体部が損傷することを抑制できると考えられる。
しかしながら、本体部に緩衝材を設ける場合、取付位置等によっては、緩衝材に必要とされる本体部からの突出寸法が異なることがある。この場合、仮にそれぞれの取付位置に対応した形状の緩衝材を製造すると、天板付什器の製造コストが増加する可能性がある。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、本体部の損傷を抑制した上で、低コストな天板付什器を提供することを目的とする。
本発明の態様に係る天板付什器は、物品載置部を下方から支持する本体部と、前記本体部に取り付けられ、床面上を走行可能なキャスターと、前記本体部、および前記キャスターのうち少なくとも一方の部材に支持された基部、並びに前記基部における外周面の一部から突出する第一当接部を有する緩衝材と、を備え、前記緩衝材は、前記基部が上下方向に沿う軸線周りに位置変更可能に前記少なくとも一方の部材に支持されることで、前記少なくとも一方の部材からの前記緩衝材の平面視での突出寸法が調整可能に構成されていることを特徴とする。
このように、緩衝材の基部の外周から第一当接部を突出させ、緩衝材の取付方向を枢軸周りに変更可能とすることにより、緩衝材の突出寸法を変更可能とした。よって、緩衝材の取付位置や緩衝材の必要性に対応させて、同じ形状の緩衝材の突出寸法を変更させることができる。これにより、本体部に取り付ける緩衝材の共通化を図ると共に、緩衝材によって本体部が周辺部材に直接接触することを抑制できる。
本発明の態様に係る天板付什器では、前記緩衝材は、前記基部の外周面のうち、前記軸線周りの周方向で前記第一当接部と異なる位置において平面視で前記本体部から張り出すとともに、前記基部の外周面からの突出寸法が前記第一当接部と異なる第二当接部を有していることが好ましい。
これにより、緩衝材の取付位置や緩衝材の必要性に応じて第一当接部と第二当接部とを選択することにより、緩衝材の突出寸法をより細かに設定できる。
本発明の態様に係る天板付什器では、前記第二当接部は、前記基部の外周面において前記第一当接部を除く部位に全周に亘って設けられていることが好ましい。
これにより、第二当接部が基部の外周面において第一当接部を除く部位に全周に亘って設けられているので、第一当接部以外の部分全体を本体部から張り出させることができる。よって、天板付什器と周辺部材との衝突方向によらず緩衝材を周辺部材に接触させ易くなるこれにより、本体部に傷がつくことを第二当接部で有効に抑制できる。
本発明の態様に係る天板付什器では、前記本体部には、前記第一当接部を収容する収容部が形成されていることが好ましい。
これにより、本体部の下面の収容部に第一当接部を収容して、第一当接部を本体部で隠すことができる。第一当接部を隠すことにより、本体部(すなわち、天板付什器)の体裁を良好にできる。
本発明の態様に係る天板付什器では、前記収容部は、前記軸線周りの前記緩衝材の回転を規制することが好ましい。
これにより、緩衝材に衝撃等が加わったとしても、緩衝材が軸線周りに回転等するのを抑制できる。そのため、緩衝材の突出寸法を長期に亘って維持できる。
本発明の態様に係る天板付什器では、前記本体部は、前記物品載置部を下方から支持する支持体と、前記支持体から前方に向かって突出する前脚部と、前記支持体から後方に向かって突出する後脚部と、を備え、前記緩衝材は、前記前脚部からの前記第一当接部の突出寸法と、前記後脚部からの前記第一当接部の突出寸法が異なるように、前記前脚部および前記後脚部それぞれに設けられていることが好ましい。
このように、前脚部および後脚部において、第一当接部の突出寸法を異ならせることで、緩衝材の共通化を図った上で、緩衝材によって本体部が周辺部材に直接接触することを抑制できる。
本発明の天板付什器によれば、本体部の損傷を抑制した上で、低コストな天板付什器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る天板付什器を斜め後方から見た斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の脚体を斜め後方から見た斜視図である。 実施形態に係る天板付什器の脚体を斜め前方から見た斜視図である。 実施形態に係る脚体を右側方から見た側面図である。 実施形態に係る右の後脚部の先端部を下方から見た下面図である。 実施形態に係る右の前脚部の先端部を下方から見た下面図である。 実施形態に係る右の後脚部に取り付けたキャスターおよび緩衝材を下方から見た斜視図である。 実施形態に係る左の前脚部に取り付けたキャスターおよび緩衝材を下方から見た斜視図である。 実施形態に係る緩衝材を示す斜視図である。 実施形態に係る天板付什器を前後方向においてネスティングさせた例を示す脚体の平面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態において、同一、類似の構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係る天板付什器1を斜め後方から見た斜視図である。
図1に示すように、天板付什器1は、天板(物品載置部)2と、本体部3と、キャスター6と、緩衝材(バンパー)8と、を備えている。本体部3は、例えば、支持体4と、脚体5と、を備えている。実施形態においては、本体部3を支持体4および脚体5で構成する例について説明するが、本体部3はこの構成に限定しない。
天板2は、支持体4の上端部に支持されている。天板2は、例えば、平面視で長方形の板状に形成されている。天板2は、天板付什器1を設置する設置面である床面Fに対して略平行な上面2tを有している。上面2tは、使用者が作業を行うために使用する作業面として機能するとともに、上面2t上に物品を載置することも可能である。
なお、以下の説明では、天板2の長辺方向を、左右方向Dhと適宜称する。天板2の短辺方向を、前後方向Dfと適宜称する。加えて、床面Fに垂直な方向を、上下方向Dvと適宜称する。左右方向Dhおよび前後方向Dfは、互いに直交するとともに、床面Fにそれぞれ平行である。上下方向Dvは、左右方向Dhおよび前後方向Dfとそれぞれ直交する。
支持体4は、脚体5の脚基部21(後述する)から上方に向けて延びており、上下方向Dvに伸縮可能に構成されている。具体的には、支持体4は、脚基部21に下端部が設けられた外柱部11と、天板2に上端部が設けられた内柱部12と、を有する。
外柱部11は、上下方向Dvに延びる筒状に形成されている。内柱部12は、上下方向Dvに延びて形成され、外柱部11の内部に上下方向Dvに移動可能に収納されている。外柱部11および内柱部12は共に、円柱状の外形が上下方向Dvに延びている。
内柱部12は、例えば、支持体4が有するガススプリング等の昇降機構(不図示)により、外柱部11に対して上下方向Dvに移動できる。これにより、支持体4を上下方向Dvに伸縮させることができる。支持体4を伸縮させることにより、支持体4が伸びて天板2が高い位置に配置された状態から、支持体4が縮んで天板2が低い位置に配置された状態まで、天板2の高さを変更できる。
内柱部12の上端部は、天板2の下面に固定されている。支持体4の伸縮動作は、不図示の操作レバーにより制御できる。この操作レバーは、例えば天板2の下面の下方に配置されている。
図2は、天板付什器1の脚体5を斜め後方から見た斜視図である。図3は、天板付什器1の脚体5を斜め前方から見た斜視図である。
図2、図3に示すように、脚体5は、床面F上にキャスター6を介して載置されている。脚体5は、脚基部(基部)21と、左右の脚部22,23と、を有する。左の脚部22は、左の前脚部(前脚部)25と、左の後脚部(後脚部)26と、を有する。右の脚部23は、右の前脚部(前脚部)28と、右の後脚部(後脚部)29と、を有する。脚体5は、例えばアルミニウム合金や樹脂材料などにより一体に形成されている。但し、脚体5は、脚基部21と左右の脚部22,23などを別体で形成してもよい。
脚基部21は、左右の前脚部25,28と、左右の後脚部26,29と、にそれぞれ設けられたキャスター6により、床面Fとの間に間隔をあけて配置されている。脚基部21は、上下方向Dvから見て左右方向Dhに延びる略長方形状に形成されている。脚基部21の上面21sおよび下面は、概ね平坦に形成されている。脚基部21の左右方向Dhの中央部分には、取付開口部31が形成され、取付開口部31に連通する取付部32が脚基部21の下面から下方に突出している。
外柱部11の下部(支持体の下部)11aは、取付開口部31を貫通して取付部32の内部に収容され、取付部32に固定されている。すなわち、外柱部11は、脚基部21において前後方向Dfおよび左右方向Dhの中央に取り付けられている。
脚基部21の左右両端部に前脚部25,28がそれぞれ設けられている。左の前脚部25は、脚基部21の左端部から前方に向けて、左右方向Dhの内方へ徐々に傾斜するように突出されている。右の前脚部28は、左の前脚部25に対して左右対称に形成されている。右の前脚部28は、脚基部21の右端部から前方に向けて、左右方向Dhの内方へ徐々に傾斜するように突出されている。
また、脚基部21の左右両端部に後脚部26,29がそれぞれ設けられている。左の後脚部26は、脚基部21の左端部から後方に向けて、左右方向Dhの外方へ徐々に傾斜するように突出されている。右の後脚部29は、左の後脚部26に対して左右対称に形成されている。右の後脚部29は、脚基部21の右端部から後方に向けて、左右方向Dhの外方へ徐々に傾斜するように突出されている。
左の前脚部25および左の後脚部26は、脚基部21の左端部を介して一体に延在され、左の脚部22形成する。すなわち、脚基部21、左の前脚部25および左の後脚部26における左右方向Dhの外方を向く面(左の脚部22の外側面22a)は、面一に配置されている。左の脚部22の外側面22aは、左の後脚部26の先端部26aから左の前脚部25の先端部25aまで前方へ向けて、左右方向Dhの内方へ徐々に傾斜するように直線状に延びている。
左の後脚部26の内側面26c(左右方向Dhの内方を向く面)は、基端部26bから先端部26aに向かうにしたがって左右方向Dhの外方(左の脚部22の外側面22aに徐々に近づく方向)に傾斜されている。すなわち、左の後脚部26における左右方向Dhの幅は、基端部26bから先端部26aに向かうにしたがって漸次縮小している。
右の脚部23は、左の脚部22に対して左右対称に形成されている。具体的に、右の前脚部28および右の後脚部29は、脚基部21の右端部を介して一体に延在され、右の脚部23形成する。すなわち、脚基部21、右の前脚部28および右の後脚部29における左右方向Dhの外方を向く面(右の脚部23の外側面23a)は、面一に配置されている。右の脚部23の外側面23aは、右の後脚部29の先端部29aから右の前脚部28の先端部28aまで前方へ向けて、左右方向Dhの内方へ徐々に傾斜するように直線状に延びている。
右の後脚部29の内側面29cは、基端部29bから先端部29aに向かうにしたがって左右方向Dhの外方(右の脚部23の外側面23aに徐々に近づく方向)に傾斜されている。これにより、右の後脚部29における左右方向Dhの幅は、基端部29bから先端部29aに向かうにしたがって漸次縮小している。
左右の後脚部26,29を先端部26a,29aに向けて幅狭な幅寸法とすることにより、左右の後脚部26,29(すなわち、天板付什器1)の体裁を良好なものとすることができる。但し、後脚部26,29の左右方向Dhの幅は、全体に亘って一様であってもよい。また、前脚部25,28における左右方向Dhの幅についても、先端部25a,28aに向かうに従って漸次縮小していても、全長に亘って一様であってもよい。
脚基部21、左の脚部22、および右の脚部23により、脚体5が平面視H字状に一体に形成されている。脚体5は、左右の前脚部25,28の前脚外寸法(寸法)L1が、左右の後脚部26,29の後脚内寸法(寸法)L2より短くなっている。前脚外寸法L1は、左右の前脚部25,28の先端部25a,28aにおいて、左右の脚部22,23の外側面22a,23a間の左右方向Dhの寸法(距離)である。後脚内寸法L2は、左右の後脚部26,29の先端部26a,29aにおいて、内側面26c,29c間の左右方向Dhの寸法(距離)である。
よって、複数の天板付什器1において、後側の天板付什器1における脚体5の左右の前脚部25,28を、前側の天板付什器1における脚体5の左右の後脚部26,29の間に後方から進入させることができる(図10参照)。これにより、複数の天板付什器1は、脚体5同士を前後方向Dfに組み合わせた状態でネスティング可能に形成されている。
さらに、左右の後脚部26,29は、先端部26a,29aに向けて左右方向Dhの幅が漸次縮小している。よって、左右の後脚部26,29の後脚内寸法L2が好ましい大きさに確保されている。これにより、複数の天板付什器1を前後方向Dfにネスティングする際に、前側の天板付什器1における脚体5の左右の後脚部26,29の間に、後側の天板付什器1における脚体5の左右の前脚部25,28を良好に進入(収容)させることができ、ネスティングの作業性を良好なものとすることができる。
図4は、脚体5を右側方から見た側面図である。図5は、右の後脚部29の先端部29aを下方から見た下面図である。
図4、図5に示すように、左の脚部22および右の脚部23は、各下面22b,23bが床面F(図2参照)に対して平行に形成されている。右の後脚部29の先端部29aは、下面23bに形成された第一切欠(収容部)35と、第一切欠35に形成された第一ボス(突起部)36と、を有する。第一切欠35は、下面23bから上方に凹んでいる。第一切欠35は、下方、後方および左右方向Dhの両側に開口している。第一切欠35の頂面に第一ボス36が設けられている。第一ボス36は、後述する緩衝材8(図2参照)を取付け可能に、第一切欠35の切欠壁35a(内周面)に対して後方に間隔をおいて配置されている。
第一ボス36は、第一切欠35の頂面から上下方向Dvに沿って右の後脚部29の下面23bより下方に突出されている。第一ボス36は、外周面36aが上下方向Dvに沿う軸線38を軸にして円筒状に形成されている。第一ボス36は、溝部41と、雌ねじ42と、を有する。溝部41は、第一ボス36の外周面36aにおいて、軸線38周りの周方向に等間隔に複数個(実施形態では4個)形成されている。雌ねじ42は、第一ボス36の中央において、上下方向Dvに沿う軸線38に対して同軸上に形成されている。
左の後脚部26の先端部26aは、右の後脚部29の先端部29aと同様に、第一切欠35と、第一ボス36と、を有する。左の第一切欠35は、右の第一切欠35と左右対称であり、以下右の第一切欠35と同じ符号を付して説明する。左の第一ボスは、右の第一ボス36と同一であり、以下右の第一ボス36と同じ符号を付して説明する。
図6は、右の前脚部28の先端部28aを下方から見た下面図である。
図4、図6に示すように、右の前脚部28の先端部28aは、下面23bに形成された第二切欠(収容部)45と、第二切欠45に形成された第二ボス(突起部)46と、を有する。第二切欠45は、下面23bから上方に凹んでいる。第二切欠45は、下方、前方および左右方向Dhの両側に開口している。第二切欠45の切欠壁45a(内周面)には、右の前脚部28の基端部28bに向けて凹状に湾曲する凹部(規制部)47が形成されている。凹部47は、第二切欠45に連続して形成されている。凹部47は、後述する緩衝材8の第一当接部52(図9参照)が収容可能に第一当接部52の外周形状と補形を成している。
第二ボス46は、軸線48を軸にして円筒状に形成されている。なお、第二ボス46の構成は、左右の後脚部26,29の第一ボス36と同一であり、以下第二ボス46の構成部位に第一ボス36と同じ符号を付して説明する。
左の前脚部25の先端部25aは、右の前脚部28の先端部28aと同様に、第二切欠と、第二ボス46と、を有する。左の第二切欠45および左の第二ボス46は、右の第二切欠45および右の第二ボス46と同一であり、以下右の第二切欠45および右の第二ボス46と同じ符号を付して説明する。
図2、図5、図6に示すように、左右の前脚部25,28および左右の後脚部26,29の各先端部25a,28a,26a,29aには、キャスター6が取り付けられている。具体的には、左右の前脚部25,28の第二ボス46および左右の後脚部26,29の第一ボス36において、雌ねじ42にキャスター6が結合されることにより、左右の第一ボス36および左右の第二ボス46にキャスター6が取り付けられている。
図7は、右の後脚部29に取り付けたキャスター6および緩衝材8を下方から見た斜視図である。図8は、左の前脚部25に取り付けたキャスター6および緩衝材8を下方から見た斜視図である。
図7、図8に示すように、各キャスター6は、床面Fに沿う軸線周りに回転可能な一対の車輪6aと、上下方向Dvに沿って延びる旋回軸6bと、を備えている。各キャスター6は、旋回軸6bが各ボス36,46の雌ねじ42内で連結されることで、各脚部25,26,28,29に取り付けられる。したがって、各キャスター6の旋回軸6bは、取り付けられたボス36,46の軸線38,48と同軸で、軸線38,48周りに旋回可能に構成されている。そして、各キャスター6は、車輪6aが転動することにより、天板付什器1(図1参照)は床面F上を走行することができる。加えて、各キャスター6には、公知のロック機構が適宜設けられていてもよい。
図2、図5に示すように、左右の後脚部26,29の第一切欠35に形成された第一ボス36には、緩衝材8が軸線38の周りの周方向に位置変更可能に取り付けられている。また、図3、図6に示すように、左右の前脚部25,28の第二切欠45に形成された第二ボス46には、緩衝材8が軸線48の周りの周方向に位置変更可能に取り付けられている。以下、緩衝材8について詳しく説明する。
図9は、緩衝材8を示す斜視図である。
図7から図9に示すように、緩衝材8は、右の後脚部29の第一ボス36の外周面36a(図5参照)に嵌合されることにより、第一ボス36に取り付けられている。緩衝材8は、嵌合基部51と、第一当接部52と、第二当接部53と、を有する。緩衝材8は、例えば、嵌合基部51、第一当接部52、および第二当接部53が軟質ウレタン等で弾性変形可能に一体に形成されている。但し、緩衝材8は、少なくとも当接部52,53が弾性変形可能であればよい。
図9に示すように、嵌合基部51は、円筒状に形成されている。嵌合基部51は、第一ボス36に下方から嵌合されている。すなわち、嵌合基部51は、軸線38(キャスター6の旋回軸6b)と同軸に配置されている。
嵌合基部51の内周面51aには、周方向に等間隔をおいて複数の凸部55(実施形態においては、4個)が形成されている。凸部55は、嵌合基部51の内周面51aから径方向の内方に突出され、上下方向Dvに延びている。凸部55は、嵌合基部51内に第一ボス36が嵌合された状態で、第一ボス36の溝部41内に係合可能に形成されている。凸部55が配置される溝部41を選択することにより、緩衝材8を軸線38の周りに位置変更可能に取り付けることができる。すなわち、緩衝材8は、凸部55が溝部41内に係合されることで、軸線38周りの回転が規制される。なお、緩衝材8は、嵌合基部51と第一ボス36との間の摩擦力のみによって保持されていてもよい。また、嵌合基部51の内周面と第一ボス36の外周面との平面視形状を互いに対応する多角形状に形成し、角部同士を係合させることで軸線38周りの回転が規制されていてもよい。
嵌合基部51の上部には、第一当接部52、および第二当接部53が嵌合基部51と一体に設けられている。第一当接部52は、嵌合基部51の外周面51bの一部である第一部分51cの上部位に設けられている。第一当接部52は、第一部分51cから径方向の外方に向けて平面視での幅寸法が徐々に小さくなるように先細状に突出されている。第一当接部52の先端は、外方に向けて湾曲する第一当接面52aを構成する。
第二当接部53は、外周面51bのうち、第一部分51c(すなわち、第一当接部52)を除く部分(第二部分51d)の上部位に設けられている。第二当接部53は、第二部分51dに沿って環状(具体的には、C字状)に設けられている。第二当接部53は、第二部分51dから径方向の外方に向けて突出されている。第二当接部53の外周面は、環状(C字状)の第二当接面53aを構成している。なお、外周面51bは、全周に亘って一様な曲率半径に形成されている。
第二当接部53は、第一当接部52と異なる突出寸法で嵌合基部51の第二部分51dから突出されている。実施形態においては、第二当接部53の最大突出寸法は、第一当接部52の最大突出寸法に対して小さい突出寸法で第二部分51dから突出されている。
このように、突出寸法が第一当接部52と異なる第二当接部53を嵌合基部51の外周面51b(具体的には、第二部分51d)から突出させた。よって、第一当接部52と第二当接部53とを選択することにより、緩衝材8の取付位置や緩衝材8の必要性に応じて脚体5からの突出寸法をより細かに設定できる。これにより、脚体5に取り付ける緩衝材8の共通化を図ることを防止できる。
図2、図5、図7に示すように、右の後脚部29に取り付けられた緩衝材8は、第一当接部52が先端部29aから左右方向Dhの内方に突出した状態で、嵌合基部51内に第一ボス36が嵌合されている。この際、第一当接部52の第一当接面52aは、右の後脚部29の先端部29aから左右方向Dhの内方へ突出した第一突出寸法L3の位置に配置されている。なお、第一当接部52が左右方向Dhの内方に突出した状態において、第二当接部53は、右の後脚部29の先端部29aに対して後方から左右方向Dhの外方に至る範囲で張り出している。
また、緩衝材8は、右の後脚部29の先端部29aの第一切欠35内に収容されることで、第一当接面52aが脚部22,23の下面22b,23bよりも上方に配置されている。なお、緩衝材8は、凸部55が溝部41内に係合し、かつ第一当接部52が切欠壁35aよりも左右方向Dhの内方に突出していることで、軸線38周りの回転が規制されている。
左の後脚部26の第一ボス36にも、右の後脚部29の第一ボス36と同様に、緩衝材8が取り付けられている。左の後脚部26の緩衝材8は、第一当接部52が左右方向Dhの内方(右の後脚部26の先端部26a)へ向けて突出されている。第一当接部52の第一当接面52aは、左の後脚部26の先端部26aから内方へ突出した突出寸法L3の位置に配置されている。
図3、図6、図8に示すように、左の前脚部25に取り付けられた緩衝材8は、第一当接部52が凹部47内に収容された状態で、嵌合基部51内に第二ボス46が嵌合されている。すなわち、左の前脚部25に取り付けられた緩衝材8は、左の前脚部25からの第一当接部52の突出寸法が0になっている。これにより、第一当接部52を左の前脚部25の先端部25aで隠すことができ、脚体5(すなわち、天板付什器1)の体裁を良好にできる。この場合、第二当接部53は、左の前脚部25の先端部25aに対しての概ね全周に亘って張り出している。すなわち、第二当接部53は、軸線48周りの緩衝材8の向きに関わらず、前脚部25から張り出す寸法に設定されている。第二当接部53の第二当接面53aは、左の前脚部25の先端部25aから左右方向Dhの外方への突出寸法L4の位置に配置されている。なお、前脚部25に取り付けられた緩衝材8についても、嵌合基部51は軸線48(キャスター6の旋回軸6b)と同軸に配置されている。また、第二当接部53は、周方向の一部が前脚部25から張り出す寸法に設定されていてもよい。
なお、緩衝材8は、凸部55が溝部41内に係合し、かつ第一当接部52が凹部47内に収容されることで、軸線38周りの回転が規制されている。これにより、緩衝材8に衝撃等が加わったとしても、緩衝材8が軸線38周りに回転等するのを抑制できる。そのため、緩衝材8の突出寸法を長期に亘って維持できる。
また、緩衝材8は、左の前脚部25の先端部25aの第二切欠45内に収容されることで、第二当接面53aが脚部22,23の下面22b,23bよりも上方に配置されている。
右の前脚部28の第二ボス46にも、左の前脚部25の第二ボス46と同様に、緩衝材8が取り付けられている。右の前脚部28の緩衝材8は、第二当接部53が右の前脚部28の先端部28aに対しての概ね全周に亘って張り出している。
図2から図4に示すように、緩衝材8は、左右の後脚部26,29の第一ボス36と、左右の前脚部25,28の第二ボス46とに取り付ける際に、軸線38,48周りの周方向で取付位置を変更することにより、第一当接部52および第二当接部53の向き(突出方向)を変更できる。これにより、後脚部26,29および前脚部25,28から左右方向Dhの外方および内方への緩衝材8の突出寸法をL3とL4とに変えることができる。
すなわち、緩衝材8を第一ボス36に取り付ける場合には、緩衝材8の第一当接部52を左右方向Dhの内方に突出させるように緩衝材8の取付方向を設定する。一方、緩衝材8を第二ボス46に取り付ける場合には、緩衝材8の第二当接部53を左右方向Dhの外方に突出させるように緩衝材8の取付方向を設定する。このように、共通の緩衝材8の取付方向を変更することにより、緩衝材8の突出寸法をL3とL4とに変更できる。
このように、共通の緩衝材8を用いて左右の前脚部25,28および左右の後脚部26,29における取付位置や必要性に対応させて、緩衝材8の突出寸法を好適に設定できる。そのため、脚体5の左右の前脚部25,28および左右の後脚部26,29に取り付ける緩衝材8の共通化を図ると共に、緩衝材8によって前脚部25,28や後脚部26,29が周辺部材(本実施形態では、ネスティングする際の他の天板付什器1)に直接接触することを抑制できる。
その結果、脚体5の損傷を抑制した上で、低コストな天板付什器1を提供することができる。
また、第二当接部53は、第二部分51dに沿って環状に設けられ、環状の第二当接面53aを有する。この第二当接面53aを嵌合基部51の第二部分51d(具体的には、左右の前脚部25,28の先端部25a,28a)から環状に突出寸法L4だけ突出させることができる。これにより、例えば、天板付什器1を前後方向Dfにネスティングする際に、ネスティングされる脚体5に、左右の前脚部25,28の先端部25a,28aのいずれの面においても第二当接面53aを当接させることができる。したがって、ネスティングする前後の脚体5に傷がつくことを有効に防止できる。
図10は、脚体5を前後方向においてネスティングさせた例を上方から見た平面図である。なお、図10において、脚体5の構成の理解を容易にするために、前側の天板付什器1の脚体5を脚体5A、後側の天板付什器1の脚体5を脚体5Bとして説明することがある。なお、前側の天板付什器1と後側の天板付什器1とは、天板2の高さを予め異ならせておく。
図1、図10に示すように、前後の天板付什器1同士をネスティングさせるには、前後の天板付什器1について、前後方向Dfの向きを揃えた状態で、前後の天板付什器1を接近移動させる。すると、後側の天板付什器1の脚体5Bにおける前脚部25,28が、前側の天板付什器1の脚体5Aにおける後脚部26,29内に進入する。これにより、前後の天板付什器1を前後方向Dfに重ね合わせて保管できる。その結果、複数の天板付什器1を保管する際に使用するスペースを縮小でき、複数の天板付什器1を効率的に運用できる。
ここで、脚体5には、左右の前脚部25,28の先端部25a,28a、および左右の後脚部26,29の先端部26a,29aに緩衝材8がそれぞれ設けられている。緩衝材8は、各先端部25a,28a,26a,29aから突出されている。そのため、複数の天板付什器1を前後方向Dfに重ね合わせて(ネスティングさせて)保管する際に、脚体5A,5B同士が接触する前に何れかの緩衝材8を脚体5に接触させることができる。これにより、前後の脚体5A,5B同士が直接当接して、脚体5A,5Bに傷がつくことを抑制できる。
そして、本実施形態では、左右の前脚部25,28の先端部25a,28a、および左右の後脚部26,29の先端部26a,29aに緩衝材8をそれぞれ個別に設けることにより、緩衝材8の形状を小さく(最小限に)抑えることができる。このように、緩衝材8の形状を小さく抑えることにより、天板付什器1のコストを抑えることができ、さらに天板付什器1の体裁を良好なものとすることができる。
その結果、ネスティングに伴う損傷を抑制し、耐久性や美観を維持できる。
また、本実施形態では、左右の後脚部26,29において第一当接面52aの左右方向Dhの内方への突出寸法L3は、左右の前脚部25,28において第二当接面53aの左右方向Dhの外方への突出寸法L4よりも大きく設定されている。よって、脚体5は、左右の前脚部25,28に設けられた第二当接面53aのうち、左右方向Dhの最外方に位置する部分同士の間の寸法(L1+2・L4)が、左右の後脚部26,29に設けられた第一当接面52a間の寸法L5より小さく抑えられている。
これにより、後側の天板付什器1の脚体5Bにおける後脚部26,29の間に、前側の天板付什器1の脚体5Aにおける前脚部25,28が進入し易くなる。これにより、複数の天板付什器1を前後方向Dfにネスティングする際の作業性を良好にできる。さらに、左右の前脚部25,28に設けられた第二当接面53aのうち、左右方向Dhの最外方に位置する部分同士の間の寸法を抑えることで、後側の天板付什器1の後脚部26,29の間への、前側の天板付什器1の前脚部25,28の進入量を確保し易くなる。そのため、前後の天板付什器1のネスティング量(重ね量)を増して保管スペースを一層縮小できる。
さらに、左右の後脚部26,29の第一当接面52aの内方への突出寸法L3は、突出寸法L4よりも大きく設定されている。よって、例えば、左右の後脚部26,29を先端部26a,29aに向けて幅狭な幅寸法としても、左右の後脚部26,29の第一当接面52a間の寸法L5を好適に狭めることができる。
そのため、前側の天板付什器1と後側の天板付什器1とを前後方向Dfにネスティングした状態において、後側の脚体5Bを、前側の脚体5Aの左右の第一当接面52aに接触させた状態、あるいは、近接させた状態に配置できる。これにより、複数の天板付什器1をネスティングした状態において、前後の天板付什器1の配置を良好に位置決めできる。なお、本実施形態では、前側の脚体5A(後脚部26,29)の第一当接面52aが後側の脚体5Bに近接し、後側の脚体5B(前脚部25,28)の第二当接面53aが前側の脚体5A(後脚部26,29)に接触している。そのため、前側の脚体5Aの左右の第一当接面52aに対して、後側の脚体5Bにゆとりを持たせることができる。これにより、複数の天板付什器1をネスティングさせる際の作業性を良好にでき、ネスティング量を十分に確保できる。
さらに、本実施形態では、図4、図7、図8に示すように、左右の後脚部26,29の第一切欠35および左右の前脚部25,28の第二切欠45に緩衝材8が設けられている。よって、緩衝材8の第一当接面52aは、左右の後脚部26,29の下面22b,23bより上方に配置されている。さらに、緩衝材8の第二当接面53aは、左右の前脚部25,28の下面22b,23bより上方に配置されている。これにより、図10に示すように、例えば、天板付什器1をネスティングする際に、前側の脚体5A(具体的には、左右の後脚部26,29)の内側面(側面)26c,29cに、緩衝材8の第二当接面53aを接触させ易くなる。また、前側の脚体5A(具体的には、左右の後脚部26,29)の第一当接面52aに、後側の脚体5B(具体的には、左右の脚部22,23)の外側面(側面)22a,23aを接触させ易くなる。
本実施形態では、緩衝材8の嵌合基部51がキャスター6の旋回軸6bと同軸に配置されているので、脚体5の先端部に別途緩衝材8の取り付け部分を確保する必要がない。そのため、レイアウト性や体裁を維持した上で、脚体5同士の直接の接触を抑制できる。
以上、図面を参照して、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施形態に限らない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、実施形態では、左右の前脚部25,28の先端部25a,28aおよび左右の後脚部26,29の先端部26a,29aに緩衝材8を取り付ける例について説明したが、これに限らない。その他の例として、左右の前脚部25,28および左右の後脚部26,29の各先端部25a,28a,26a,29aに設けたキャスター6に緩衝材8を取り付けてもよい。
また、その他の例として、本体部3の側面において、前後方向中央の下部、もしくは下部の上方部位などに緩衝材8をとりつけてもよい。
実施形態では、脚体5の前脚部を左右の前脚部25,28で構成し、各先端部25a,28aに緩衝材8を取り付けた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、前脚部を一つの前脚部で構成してもよい。この場合、例えば一つの前脚部の先端部のうち左右の両角部に緩衝材8が設けられる。
また、実施形態では、左右の前脚部25,28および左右の後脚部26,29を前方へ向けて徐々に幅狭になるように傾斜状に形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、左右の後脚部26,29を互いに平行に配置し、左右の後脚部26,29よりも左右の前脚部25,28を幅狭で、かつ互いに平行に配置してもよい。
上述した実施形態では、緩衝材8が第一当接部52および第二当接部53を備える構成について説明したが、少なくとも第一当接部52を備えていればよい。
また、実施形態では、緩衝材8に第一当接部52を一つ設けた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、突出寸法の異なる複数の第一当接部52を緩衝材8に設けてもよい。突出寸法の異なる複数の第一当接部52から最適の第一当接部52を選択することにより、一層良好にネスティングできる。また、当接部を複数設ける場合、各当接部の剛性や形状を異ならせてもよい。
実施形態では、前脚部25,28と後脚部26,29とで第一当接部52(第二当接部53)の向きを異ならせることで、前脚部25,28と後脚部26,29に対する左右方向Dhの内方への緩衝材8の突出寸法を調整する構成について説明したが、この構成に限られない。緩衝材8は、前脚部25,28と後脚部26,29に対する一方向への突出寸法が調整できればよい。
また、実施形態では、左右の後脚部26,29の第一切欠35および左右の前脚部25,28の第二切欠45に緩衝材8を設ける例について説明したが、これに限らない。その他の例として、左右の後脚部26,29、および前脚部25,28の下面や内側面、外側面に緩衝材8を設けてもよい。
実施形態では、本発明に係る天板付什器1として天板2を有するカート装置を例にして説明したが、この構成に限られない。天板付什器は、物品載置部を有し、かつキャスターで走行可能な構成であれば、棚やテーブル、ワゴン、椅子等であってもよい。
1 天板付什器
2 天板(物品載置部)
3 本体部
6 キャスター
8 緩衝材
22,23 左右の脚部
26,29 左右の後脚部
25,28 左右の前脚部
38,48 軸線
47 凹部(収容部)
51 嵌合基部(基部)
51c 第一部分(基部の外周面)
51d 第二部分(基部の外周面)
52 第一当接部
53 第二当接部

Claims (6)

  1. 物品載置部を下方から支持する本体部と、
    前記本体部に取り付けられ、床面上を走行可能なキャスターと、
    前記本体部、および前記キャスターのうち少なくとも一方の部材に支持された基部、並びに前記基部における外周面の一部から突出する第一当接部を有する緩衝材と、を備え、
    前記緩衝材は、前記基部が上下方向に沿う軸線周りに位置変更可能に前記少なくとも一方の部材に支持されることで、前記少なくとも一方の部材からの前記緩衝材の平面視での突出寸法が調整可能に構成されていることを特徴とする天板付什器。
  2. 前記緩衝材は、前記基部の外周面のうち、前記軸線周りの周方向で前記第一当接部と異なる位置において平面視で前記本体部から張り出すとともに、前記基部の外周面からの突出寸法が前記第一当接部と異なる第二当接部を有していることを特徴とする請求項1に記載の天板付什器。
  3. 前記第二当接部は、前記基部の外周面において前記第一当接部を除く部位に全周に亘って設けられていることを特徴とする請求項2に記載の天板付什器。
  4. 前記本体部には、前記第一当接部を収容する収容部が形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の天板付什器。
  5. 前記収容部は、前記軸線周りの前記緩衝材の回転を規制することを特徴とする請求項4に記載の天板付什器。
  6. 前記本体部は、
    前記物品載置部を下方から支持する支持体と、
    前記支持体から前方に向かって突出する前脚部と、
    前記支持体から後方に向かって突出する後脚部と、を備え、
    前記緩衝材は、前記前脚部からの前記第一当接部の突出寸法と、前記後脚部からの前記第一当接部の突出寸法が異なるように、前記前脚部および前記後脚部それぞれに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の天板付什器。
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