JP7346200B2 - 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置 - Google Patents

巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7346200B2
JP7346200B2 JP2019174337A JP2019174337A JP7346200B2 JP 7346200 B2 JP7346200 B2 JP 7346200B2 JP 2019174337 A JP2019174337 A JP 2019174337A JP 2019174337 A JP2019174337 A JP 2019174337A JP 7346200 B2 JP7346200 B2 JP 7346200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
thread
loops
yarn tension
working unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019174337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020050525A (ja
Inventor
イーディング ミヒャエル
ムント マンフレート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saurer Spinning Solutions GmbH and Co KG
Original Assignee
Saurer Spinning Solutions GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saurer Spinning Solutions GmbH and Co KG filed Critical Saurer Spinning Solutions GmbH and Co KG
Publication of JP2020050525A publication Critical patent/JP2020050525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7346200B2 publication Critical patent/JP7346200B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/02Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/08Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
    • B65H67/081Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement
    • B65H67/085Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement end-finding at the take-up package, e.g. by suction and reverse package rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/02Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
    • B65H63/024Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials
    • B65H63/028Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the detecting or sensing element
    • B65H63/032Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the detecting or sensing element electrical or pneumatic
    • B65H63/0321Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material responsive to breakage of materials characterised by the detecting or sensing element electrical or pneumatic using electronic actuators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/06Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to presence of irregularities in running material, e.g. for severing the material at irregularities ; Control of the correct working of the yarn cleaner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Description

本発明は、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置に関する。
巻取りパッケージを製造する繊維機械、例えば自動綾巻きワインダは、以前から知られており、特許文献において、多くの公開公報に基づいて詳細に記載されている。この種の繊維機械は、通常、隣り合って直列に配置されている多数の作業ユニットから成り、ここで各作業ユニットは、種々の糸操作装置あるいは糸監視装置を有している。このような糸操作装置あるいは糸監視装置は、例えば、糸を供給する糸供給装置、供給された糸を巻取りパッケージ上に巻取るための巻取り装置、糸切断又は糸切れの後に糸継ぎを製造する糸継ぎ装置、糸継ぎ装置と巻取り装置との間に配置されている糸張力センサ、糸切断又は糸切れの後に、巻取りパッケージ上に巻き上げられている糸端部を捕捉するプロセス、及び、捕捉された糸端部を糸継ぎ装置へ移行させ、糸が糸部分によって糸張力センサの検出領域に達するプロセスを実行する糸捕捉装置である。
作業ユニットはさらに作業ユニット計算機を有しており、作業ユニット計算機は、糸操作装置あるいは糸監視装置と接続されている。通常、個々の作業ユニット計算機はさらに、有利にはバス接続部を介して、自動綾巻きワインダの中央制御ユニットに接続されている。
このような自動綾巻きワインダの作業ユニットで、有利にはリング紡績機上で製造され、相対的に少量の糸材料を有している紡績コップが、例えば綾巻きパッケージの形態の、大きな体積の巻取りパッケージに巻き返される。これは、製造プロセスにおいて次に接続されている繊維機械、例えば織機において必要とされる。
巻き返しプロセスの間に、さらに、紡績コップの糸材料の質が、糸の欠陥、例えば太くなっている箇所及び細くなっている箇所の除去によって改善される。すなわち、走行している、紡績コップから引き出されている糸は、いわゆる糸クリアラによって監視される。糸クリアラは、糸の欠陥の発見時に、クリアラステップ及び糸の欠陥の除去を開始する。
巻き返しの間に、走行中の糸はさらに、継続的に、糸張力センサによって走査され、糸張力が糸テンショナによって、規定されているレベルに保持される。このようにして、綾巻きパッケージへの糸のできるだけ均一な巻取りが保証される。
独国特許出願公開第102007043310号明細書 西独国実用新案公開第7108998号明細書 独国特許出願公開第102010049435号明細書
この種の自動綾巻きワインダでは、高い生産性を得るために、さらに、できるだけ高い巻取り速度で巻き返しが行われる。このような場合には特に、個々のループ又は完全な糸層、すなわち多数のループの集合が、糸供給装置として形成されている給糸ボビン又は紡績コップから突発的に生じることがある。後者は特に、緩く巻かれた又は緩められた紡績コップにおいて生じる。糸層は、ここで糸の堆積を形成する。このようなループ又は堆積は、糸の走行路に配置されている糸クリアラによって識別され、これによって、クリアラステップが開始される。切断信号と実際のクリアラステップとの間の、システムによって生じる無駄時間がミリ秒の範囲にある場合でも、巻取り速度が速い場合には、切断の時点で既に、糸の堆積又はループが巻取りパッケージに巻き上げられてしまうのを阻止することはできない。このようなループを有している巻取りパッケージは、後続の処理プロセスにおいて、重大な質の問題を引き起こし得るので、基本的に回避されるべきである。
さらに、糸クリアラが糸ループを識別しない場合があり、これは、糸の走行路に沿って不所望に、作業ユニットの繊細な構成部分に絡まる又は付着したままになり、このような構成部分の損傷を生じさせてしまうことがある。このような繊細な構成部分は例えばフィンガ糸ガイドであり、これは綾振りして、巻取りパッケージの前で往復して動き、これによって糸を巻取りパッケージの上に移す。このようなフィンガ糸ガイドは、例えば、文献、独国特許出願公開第102007043310号明細書から公知である。
従来技術において、糸クリアラによる除去の他に、巻取りパッケージ上に糸ループが巻取られるのを阻止する、多くの他の措置が公知である。例えば、文献、西独国実用新案公開第7108998号明細書は、走行している糸での環及びループを除去する装置を開示している。この装置は糸制動器と、糸走行方向において糸制動器の後に接続されている転向ピンと、その近くに配置されている針領域とから成り、糸は、その針又はフックを、転向ピンの通過直後に通過する。
印刷物、独国特許出願公開第102010049435号明細書は、巻取りパッケージ上に糸ループが巻取られるのを阻止するために、捕捉要素を備えた装置を提案している。これは、糸の走行方向に対して逆向きに、かつ、糸の走行に平行な方向を指している。このような捕捉要素は、糸走行経路において、紡績コップの直後に接続されており、他の糸操作装置又は糸監視装置の前に配置されている。
ここで、糸捕捉プロセスの過程においても同様に糸ループが形成され得るということが判明している。これは、糸捕捉装置によって捕捉され、糸継ぎ装置への移行後に、巻取りパッケージ上に巻取られたものである。換言すれば、糸捕捉プロセスの間に、複数の糸が、巻取りパッケージによって捕捉され、空気流において一緒に回転し、糸ループが形成されてしまう。これは糸クリアラによって識別されず、したがって除去されない。このような糸ループも、以降の処理プロセスにおいて質に関する重大な問題を生じさせ得る。
本発明によって、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置が提供される。これによって、糸継ぎプロセスに続いて、糸捕捉プロセスによって生成された糸ループが巻取りパッケージ上に巻取られることを確実に回避することができる。
このために、本発明によって、第1の態様に従って、請求項1の特徴部分に記載されている構成を有する方法が提案され、第2の態様に従って、請求項6の特徴部分に記載されている構成を有する装置が提案される。
この方法の有利な構成及び本発明に係る装置は、従属請求項に記載されている。
糸張力センサを有する、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する本発明に係る方法では、糸切断又は糸切れに続いて、巻取りパッケージによって受容された糸の糸部分が糸張力センサの検出領域に移行され、ここでこの糸は、糸移行に続く糸継ぎプロセスの終了後に、閉ループ制御された糸張力で巻取りパッケージ上に巻取られる。この方法は、比較部分を有する糸張力プロファイルが、糸張力センサの検出信号から作成され、ここでこの比較部分が、糸張力センサによって検出可能な少なくとも1つのプロセスを有しているという特徴を有している。このプロセスは、少なくとも、糸移行プロセスの領域を経て、巻取りの間の糸張力の閉ループ制御プロセスまで延在するプロセスから選択される。作成された糸張力プロファイルの比較部分が次に、糸ループの存在を評価するために、これに対応する、糸ループを有していないと定義された、メモリ内に読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルの比較部分と比較される。これによって確実に、上で例示的に記載されたような、糸切断又は糸切れの後の糸ループの巻取りが阻止される。糸ループは、湾曲した糸部分を介して相互に接続されている、糸に属する少なくとも2つの糸部分が隣接して配置されることによって形成され得る。例えば、少なくとも1つの糸部分が、近似的に平行に、少なくとも1つの他の糸部分に隣接して延在し、又は、他の糸部分の周りを部分的に回り、若しくは、他の糸部分の周りに巻きつく。
本発明では、糸張力プロファイルとは、時間にわたって検出された糸張力推移のことである。ここで比較部分は、このような糸張力推移の所定の部分である。糸ループを有していないと定義された比較部分は、糸ループ無く形成された糸の糸張力に対して特徴的であると仮定され得る、糸張力推移又は糸張力プロファイルの部分に対応する。驚くべきことに、糸ループ無く形成された、糸張力プロファイルの部分は、複数の比較可能な巻取りプロセスにわたって、実質的に同等のプロファイル推移を有している、ということが判明している。糸張力プロファイルの、糸ループを有している部分は評価可能に、これと異なっている。
有利には、格納されている糸張力プロファイルは、それぞれ、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している複数の同様の糸張力プロファイルから作成されている。作成された糸張力プロファイルによって、境界値の設定が無い、トレランスに依存する推移領域が、作成された最新の糸張力プロファイル又は作成された最新の糸張力プロファイルの対応する比較部分と比較され、評価され得る。
さらに有利には、格納されている糸張力プロファイルは、それぞれ、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している複数の同様の糸張力プロファイルから平均化されている。したがって、格納されている糸張力プロファイルは、平均的なプロファイルを形成する。これは、その中で糸ループが無い又は存在していないことが仮定され、相応に評価されるべきである、平均化されたプロファイルに対して上方の境界及び下方の境界を規定する境界値の特に有利な入力を用いて、平均化されたプロファイルに対して、調整可能な種々の許容可能な偏差を考慮するために特に有利である。
これに対して選択的に、有利には、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している例示的に正規化された糸張力プロファイルがメモリ内に格納されていてよく、これは、それぞれ、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している複数の、対応する糸張力プロファイルの知識に基づいて作成されている。
有利な実施形態では、格納されている糸張力プロファイルは、糸張力センサの検出信号に基づいて作成された、糸ループを有していないと評価された比較部分を備える、より最新の糸張力プロファイルによって置き換えられる。これによって、機械側での変更が、動作持続時間の過程において適切に考慮される。作成された、より最新の糸張力プロファイルは例えば、それぞれ、糸ループを有していないと評価された比較部分を有している複数の同様に作成された糸張力プロファイルから上述したように作成可能である。
さらに有利には、比較部分は、少なくとも、巻取りの開始のプロセスまでの、糸張力センサによって検出可能な糸移行プロセスを含んでおり、これは一連のプロセスにおいて、糸継ぎプロセスの後に接続されており、かつ、所定の値又は値範囲への糸張力の閉ループ制御プロセスの前に接続されている。このような一連のプロセスは、糸ループを有していない場合には、取り違えようのない糸張力推移を有しており、これによって、糸ループの有無が確実に、比較によって評価可能である。
有利な実施形態では、比較の過程において、糸ループが存在していると評価された場合、糸ループの除去に適した障害除去が実行される。さらに有利には、このような障害除去は、操作者に向けられた障害情報を伴う、作業ユニットの停止によって行われ得る。障害情報としては、通常の視覚的な表示及び/又は音響的な表示が提供される。これは同様に、作業ユニット又は繊維機械に示される。これに対して選択的又は付加的に、操作者は、電子的な通信手段、例えばスマートウオッチ、スマートフォン、ノートブック、VRゴーグル、イヤホン等を有していてよく、これを介して、障害情報が同様に、視覚的又は音響的に伝達可能である。操作者は、このような障害情報を受け取った後、手動で障害除去を実行することができる。障害情報は、必要に応じた情報内容、例えば作業ユニットに関する情報、糸ループの存在の提示による障害の種類等を含んでいてよく、これによって、操作者に十分かつ確実に、障害除去に関する情報が供給される。
伝達された障害情報に対して選択的又は付加的に、有利な実施形態では、所定の障害除去サイクルの開始によって、自動的な障害除去を行うことができる。これは例えば、糸切断及び新たな糸継ぎプロセス等の導入である。
本発明の第2の態様では、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する装置が提案される。この装置は次の特徴を有している。すなわち、作業ユニットに割り当てられている糸張力センサの検出信号から作成されており、かつ、糸張力センサによって検出可能な少なくとも1つのプロセスを備える比較部分を有している糸張力プロファイルを、糸ループの存在を評価するために、これに対応する、糸ループを有していないと定義された、メモリ内に、この装置によって読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルの比較部分と比較するように、この装置が構成されている、という特徴を有している。糸張力センサによって検出可能な少なくとも1つのプロセスは、次のようなプロセスから選択される。すなわち、糸張力センサの検出領域への、糸切断又は糸切れに続いて、作業ユニットに割り当てられている巻取りパッケージによって受容された糸の糸部分の移行のための糸移行プロセスの領域を経て、巻取りの間の糸張力の閉ループ制御プロセスまで延在するプロセスから選択される。例えば一連のプロセスは、冒頭に記載した自動綾巻きワインダのような場合には、有利には、相互に後続する、糸張力センサによって検出可能な糸移行プロセス、糸張力センサの方向におけるグリッパ管による糸連行プロセス、糸ニッププロセス、糸ニップの解除プロセス、糸継ぎが行われた後の巻取りの再開プロセス、及び、所定の値又は値範囲への糸張力の閉ループ制御プロセスを含んでいてよい。一連のプロセスにおいて上述したプロセスの間に位置し得る、糸張力センサによって検出可能な他のプロセスが同様に、比較部分又は糸張力プロファイルの作成のために用いられてよい。このような装置によって、上述した利点と同様の利点が得られる。
有利な実施形態では、この装置は、繊維機械の中央制御装置の構成部分、作業ユニットの制御装置若しくは作業ユニット計算機、又は、繊維機械若しくは作業ユニットと接続可能な外部の制御装置であり、これは例えば、複数の繊維機械の上位の制御装置である。選択的又は付加的に、この装置は有利には、持ち運び可能な制御装置の構成部分であってよく、これは上位の制御装置、中央制御装置又は作業ユニット制御装置と通信するように結合可能である。この結合は、通常、ケーブル接続されて又は無線で行われ得る。これに相応に、この装置は、必要に応じて、特に、後からでも、既存のシステム内に又は既存のシステムに接して、実装又は結合可能である。
有利にはこの装置は、読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルを有するメモリを含んでいる。これは、装置のよりコンパクトな構成を可能にする。
さらに有利にはこの装置は、糸張力センサの検出信号から、比較部分を有する糸張力プロファイルを作成するように構成されている。
さらに、この装置は有利には、糸ループが存在していると評価された場合、制御されて、作業ユニットの動作過程において、操作者に向けられた障害情報を伴う、作業ユニットの停止によって、又は、所定の障害除去サイクルの開始によって、糸ループの除去に介入するように構成されている。
装置の上述した有利な実施形態によって同様に、方法の対応する有利な実施形態によって説明された利点が得られる。
本発明の他の態様では、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットが提案され、これは、糸を供給する糸供給装置、供給された糸を巻取りパッケージ上に巻取る巻取り装置、糸切断又は糸切れの後に糸継ぎを作成する糸継ぎ装置、糸継ぎ装置と巻取り装置との間に配置されている糸張力センサ、糸切断又は糸切れの後に、巻取りパッケージ上に巻き上げられている糸端部を捕捉するプロセス、及び、捕捉された糸端部を糸継ぎ装置へ移行させ、糸が糸部分によって糸張力センサの検出領域に達するプロセスを実行する糸捕捉装置を含んでいる。提案された作業ユニットは、この作業ユニットが、上述した実施形態に従ってこの方法を実施する、上述した実施形態に従った装置と接続可能であり又はこのような装置を有している、という特徴を有している。
本発明の他の態様では、プログラミング可能な装置、特に繊維機械の制御装置、作業ユニットの制御装置、複数の繊維機械の上位の制御装置、又は、これらと結合可能な外部の制御装置のためのコンピュータプログラム製品が提案され、ここでこのコンピュータプログラム製品は、プログラミング可能な装置への装填時に及びプログラミング可能な装置による実行時に、上述した実施形態の1つに従って方法の各ステップを実行するための、読み取り可能な一連の命令を含んでいる。このようなコンピュータプログラム製品は、有利には、内部にコンピュータが使用可能なプログラムコードが使用可能に集積されている、あらゆる物理的な媒体であってよい。
さらに本発明によって、上述した実施形態の1つに従って方法の各ステップを実行するためのコンピュータプログラムの命令を格納している機械読み取り可能な記憶媒体が提案される。機械読み取り可能な記憶媒体は有利には、物質的な担持媒体であってよく、これは例えば、フロッピーディスク、CD又はDVD、ハードディスク、磁気テープ装置、ソリッドステートメモリ等である。これに対して選択的に、機械読み取り可能な記憶媒体は、特に、電気信号、電子信号、光信号、音響信号、磁気信号又はここから組み合わされた信号、例えば特にマイクロ波信号又はHF信号の形態の電磁信号を含んでいる一過性の担持媒体であってよい。
本発明は、作業ユニットを備える、巻取りパッケージを製造するあらゆる繊維機械に適している。この作業ユニットは、糸張力センサ及び糸端部を糸継ぎ装置に移行させる糸捕捉装置を有している。このような繊維機械は、例えば、糸端部を糸継ぎ装置に移行させる旋回可能な装置を有する、又は、閉鎖された糸走路を有する自動綾巻きワインダであってよい。ここでは糸端部は、位置固定された吸込みノズルを介して捕捉され、吸込みノズルに結合されている、閉鎖された糸走路内で糸継ぎ装置に移行される。さらに本発明は特にOE精紡機において使用可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明の本質的な細部を示す図面及び図に基づいて、本発明の有利な実施例の後続の説明及び特許請求の範囲から明らかになる。個々の特徴は単独で、又は、任意の組合せにおいて複数で、本発明の有利な実施形態において実現可能である。
本発明の有利な実施例を以降で、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施例に従った方法及び装置が使用可能な、巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットの概略的な側面図。 図1に示された作業ユニットの概略的な前面図。 糸ループを有していない糸の糸張力プロファイルの概略図。 糸ループを有している糸の糸張力プロファイルの概略図。 糸ループを有している糸の他の糸張力プロファイルの概略図。 有利な実施例に即した糸継ぎサイクルの概略的なフローチャート。 有利な実施例に即した、糸ループを検出する方法の概略的なフローチャート。
図1は、巻取りパッケージを製造する繊維機械1、この場合にはいわゆる自動綾巻きワインダの作業ユニット2の概略的な側面図を示している。巻取りユニットとも称される作業ユニット2は、本発明の実施例に即した方法の実施に必要な全ての装置を有している。このような作業ユニット2では、既知であるので詳細に説明しない、比較的少量の糸を有している、リング紡績機上で製造される紡績コップ3が、大きな体積の巻取りパッケージ5に巻き返される。これはその完成後に、(図示されていない)サービス装置によって、機械長さにわたって延びる綾巻パッケージ搬送装置7に移行され、機械終端側に配置されているパッケージ移載ステーション等に搬送される。作業ユニット2に新たな紡績コップ3を供給するために、又は、繰出された空管を作業ユニット2から取り出すために、このような自動綾巻きワインダ1はさらに、しばしば、パッケージ・巻管搬送システム6の形態の補給装置を有しており、ここでは皿形搬送台11上で、紡績コップ3又は空管が循環している。
このようなパッケージ・巻管搬送システム6のうち、図1には、コップ供給区間24、可逆式に駆動可能な貯蔵部区間25、作業ユニット2へとつながる横方向搬送区間26及び巻管戻し区間27のみが示されている。同様に既知であるのでここでは示唆だけされているように、個々の作業ユニット2は、さらに、それぞれ種々の装置を有しており、これらは、このような作業ユニットの正常な動作を可能にする。このような装置のうちの1つは、例えば、参照番号4が付けられた巻取り装置であり、これは、旋回軸12を中心に可動に支承されたパッケージフレーム8を有している。これは、(図示されていない)トルク発生機によって所定のように持ち上げ又は下降可能である。通常の巻取りプロセスの間に、巻取りパッケージ5は、図1及び2に示されているように、自身の表面31で、パッケージ駆動ローラ9上に位置し、このパッケージ駆動ローラによって、摩擦接触によって回転させられる。パッケージ駆動ローラ9は、電動機式の個別駆動部34に接続されている。この個別駆動部は、制御線路19を介して作業ユニット計算機28と接続されている。
巻取りプロセスの間に巻取りパッケージ5に巻き上げられる糸16の綾振のために、糸トラバース装置10が設けられている。図において概略的のみされており、例示的に示唆されており、例えば独国特許出願公開第102004052564号明細書によって既知の糸トラバース装置10は、フィンガ糸ガイド13を有している。これは、電動機式駆動部14によって動かされ、巻取りパッケージ5の2つのパッケージ側面32Aと32Bとの間で糸16を往復運動させる。電動機式駆動部14はここで、信号線路及び制御線路15、18を介して作業ユニット計算機28に接続されている。
各作業ユニット2は、さらに、下糸センサ40、電子糸クリアラ22、糸切断装置23及び糸張力センサ20を有しており、これらは、同様に制御線路及び信号線路41、29、30又は21を介して、作業ユニット計算機28に接続されている。
さらに、各作業ユニット2は、負圧を加えることが可能な、旋回可能に支承された、糸捕捉装置として形成されている吸込みノズル35を、いわゆる上糸の操作のために有しており、同様に、負圧を加えることが可能な、旋回可能に支承されている、グリッパ管37を、下糸の操作のために有しており、これと並んで糸継ぎ装置として形成されている空気圧式の糸スプライシング装置36を、上糸の糸端部と下糸の糸端部の接続のために有している。
皿形搬送台11上に配置されている、横方向搬送区間6の1つの領域において繰出し箇所に位置付けられている紡績コップ3の通常のパッケージ動作の間に、糸16が繰出され、巻取りパッケージ5上に巻取られる。巻取りパッケージ5は、巻取りプロセスの間に、回転可能に、パッケージフレーム8の支承アームの間に保持され、自身の表面31によって、間接的な駆動の場合には、パッケージ駆動ローラとして使用されているローラ9の上に位置し、直接的な駆動の場合には、支持ローラとして形成されているローラ9の上に位置する。
紡績コップ3から繰出された糸16は、巻取りプロセスの間に、巻取りパッケージ5へと向かう自身の経路上で、特に、下糸センサ40、図示されていな糸テンショナ、糸切断装置23、糸クリアラ22及び糸張力センサ20を横断する。糸クリアラ22では、走行している糸16が糸の欠陥に関して監視される。すなわち、走行している糸16は、糸クリアラ22において、特に、動的な糸走行信号を生成し、これは信号線路29を介して、作業ユニット計算機28に伝送される。
糸16が、回転している巻取りパッケージ5上に巻き上がり、ここで、糸トラバース装置10によって、巻取りパッケージ5のパッケージ側面32Aと32Bの間で往復運動される直前に、糸16はさらに、糸張力センサ20を横断する。上述したように、作業ユニット固有の作業ユニット計算機28に接続されている糸張力センサ20は、走行している糸16で有効な糸張力変化を検出し、これを、使用可能な、検出信号として規定されている測定信号として、作業ユニット計算機28に供給する。糸張力の調整は、測定信号に基づいて、糸テンショナによって行われる。糸張力の制御の際に、糸張力センサは不要である。糸テンショナには、例えば、一定の調整信号が与えられる。これに対して、糸張力の閉ループ制御には、糸張力を表す量を測定する糸張力センサが使用されるべきである。糸張力が閉ループ制御されるべきか、及び/又は、開ループ制御されるべきかの調整は、操作者によって設定可能である。合理的には、このような調整は、それぞれパートに対して設定される。ここでパートは、同等の糸が、巻取りパッケージ上に同等の特徴を伴って巻取られる作業ユニットによって形成される。糸張力センサが存在している場合には、基本的に操作者は、開ループ制御を設定することもできる。このような場合には、糸張力センサは非活性化される又は少なくとも、測定値が制御ユニットによって考慮されない。
巻取りプロセスの間に、識別された糸欠陥に基づいて、糸切断又は糸切れが生じ得る。巻取りパッケージ5から到来する糸端部は、このような場合には、紡績コップ3から到来する糸端部と接合されるべきである。このために、糸端部は、吸込みノズル35又はグリッパ管37を介して捕捉され、糸スプライシング装置36に供給され、続いて、相互に接合される。ここで、特に、吸込みノズル35の領域において、糸ループ形成が生じ得る。
このようないわゆる糸継ぎプロセス100の間に、糸張力センサ20は起動されている。図3乃至図5はそれぞれ、単に例示的に、糸継ぎプロセス100にわたって作成された糸張力プロファイル50、60、70を示しており、ここで図3は、糸ループが形成されていない糸の糸張力プロファイル50を示しており、図4及び図5はそれぞれ、糸ループが形成されている糸の糸張力プロファイル60、70を示している。図4はここで単に例示的に、緩い糸ループを有している糸の糸張力プロファイル60に対応する。これに対して図5は単に例示的に、絡みついた糸ループを有している糸の糸張力プロファイルに対応する。図6はこの関連において、概略的に、糸継ぎサイクル100のフローチャートを示しており、図7は概略的に、それぞれ有利な実施例に即した、糸ループを検出する方法200のフローチャートを示している。糸継ぎサイクル100の過程において、以降で記載されるプロセスは、有利には、個々に、任意の組合せで、又は、その全体において、方法200のステップを規定し得る。
糸継ぎサイクル100の過程において、巻取りパッケージ5から到来し、吸込みノズル35によって連行される上糸は、糸移行プロセス110により、糸部分によって、糸張力センサ20の検出領域に達し、これによって第1の有意味な測定信号Aが作成され、作業ユニット計算機28に伝達される。
第1の測定信号Aは、糸ループを有していない糸の場合には、糸ループを有している糸の場合よりも、より有意味な偏位プロファイル又は特徴的なピークプロファイルを有している。これは、糸ループによって引き起こされる他の糸の特徴が原因である。例えば、糸ループは、糸の引張り応力の場合、ある程度までゆるみ、これは偏位プロファイル又はピークプロファイルに、糸ループを有していない糸の場合とは異なって作用する(図4)。これに対して選択的に、糸ループが絡みついて形成されていることがあり、これによって同様に糸張力が増加するが、特徴的なピークプロファイルは検出不可能である。
糸継ぎサイクル100がさらに経過すると、移行された上糸が、下糸の他の糸移行プロセス120によって、グリッパ管37を用いて捕捉され、所定のように糸張力センサ20の方向に連行される。ここで、糸張力センサ20の第2の有意味な測定信号Bが生じ、これは、糸ループを有していない糸の場合には、測定信号Aよりも大きい振幅を有する(図3)。解撚可能な糸ループのために、これに対して、緩い糸ループを有している糸の場合には、糸張力センサ20のこのような有意味な測定信号のトリガは生じない(図4)。絡みついた糸ループを有している糸の場合には、糸張力の検出される振幅は、糸ループを有していない糸の糸張のこれに対応する振幅よりも高い(図5)。
上糸及び下糸を挿入した後、これらは、糸スプライシング装置36のニッププロセス130の過程においてニップされる。糸ループを有していない糸の場合には、糸は、ニッププロセス130の間に、所定の糸張力を有しており、これは図3における第3の有意味な測定信号Cによって表されている。これに対して、緩い糸ループを有している糸の糸張力は、ニッププロセス130の間に、近似的に不変であり、そのため、このような有意味な測定信号は生じない。絡みついた糸ループを有している糸の振幅は、これに対応する、糸ループを有していない糸の糸張力の振幅よりも大きい。
ニッププロセス130は、上糸及び下糸の切断を生じさせ、また、糸スプライシング装置36の保持・解撚管における、切断された糸端部の解撚を生じさせる。切断及び解撚プロセス140の後、糸継ぎが行われる。糸端部の糸継ぎプロセス150では、これは、糸スプライシング装置36のスプライシング角柱体内で、圧縮空気供給によって相互に撚り合わせられ、これによって糸継ぎが作成される。
糸継ぎプロセス150の終了後、ニップ解除プロセス160が行われ、これによって、糸ループを有していない糸の糸張力が格段に低減される。これは、ニッププロセス130に対応するものよりも小さい振幅を有する糸張力プロファイル50の第4の有意味な測定信号Dにおいて明らかである。
これに続いて、巻取りプロセスが、巻取りパッケージの再開プロセス170によって継続される。巻取り速度の所定の上昇による、作業ユニット2のいわゆる運転開始によって、糸における糸張力上昇が生じる。これは、図3乃至図5に、第5の有意味な測定信号Eによって示されている。緩い糸ループを有している糸の場合には、ここで、糸ループの部分解撚が生じることがあり、このために、図4において、属する第5の測定信号Eは、2つの、連続するピークを有している。
再開プロセス170に続いて、所定の値又は値範囲への糸張力又は糸応力の閉ループ制御プロセス180が行われる。これは、第6の有意味な測定信号Fによって表されている。
測定信号A乃至Fは、本発明の実施例に従った方法200に即して、糸張力プロファイルの作成ステップ210の過程において、糸張力プロファイル50、60、70にまとめられる。換言すれば、糸張力プロファイル50、60、70は、測定信号A乃至Fから作成される。有利には、各糸張力プロファイル50、60、70の領域を含んでいる測定信号A乃至Fは、比較部分として得られる。選択的に、比較部分51、61、71が本発明の他の実施例に従って、測定信号A乃至Eのうちの1つのみによって、又は、これらの測定信号A乃至Eの任意の組合せから形成されていてもよい。
測定信号A乃至Fから作成された糸張力プロファイル50、60、70は後続の、比較のステップ220において、メモリ内に読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルと比較される。格納されている糸張力プロファイルは、単に例示的に図4で示され得るような、糸ループを有していないと識別された糸の測定信号から作成されたものである。これに対して選択的に、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している、例示的に正規化された糸張力プロファイルがメモリ内に格納されていてよく、これは、それぞれ糸ループを有していないと定義された比較部分を有している、複数の、対応する糸張力プロファイルの知識に基づいて作成されたものである。さらに、選択的に、格納されている糸張力プロフィルが、それぞれ糸ループを有していないと定義された比較部分を有している、複数の同様の糸張力プロファイルから平均化されていてよい。
各定義された比較部分の比較は、糸が、ループを有していないか又は有しているかの評価を可能にする。図3乃至図5の糸張力プロファイル50、60、70を見て、図3の糸張力プロファイル50に類似している糸張力プロファイルは、糸ループを有していない糸を指し示しており、相応に評価される。これに対して、図4及び図5において、対応して示されている糸張力プロファイル60、70は、特に同様であると規定されている値範囲において、測定信号A乃至Eを有している同様のプロファイルが無いので、糸が糸ループを有しているということを示唆し、これによって糸は、評価の過程において、糸ループを有していると評価される。
この比較は、有利な実施例に従って、作業ユニット計算機28によって行われ得る。作業ユニット計算機は、この場合には、本発明の実施例に従って糸ループを検出する装置を有する又はこの装置を形成する。この比較は選択的又は付加的に、測定信号及び/又は作成された糸張力プロファイルが伝達可能な、必要に応じて選択された制御装置、例えば、繊維機械1の中央制御装置、複数の繊維機械の上位の制御装置又は外部の制御装置、例えば外部のコンピュータによって実行され得る。評価は、比較を行ったのと同一の装置又はこの装置と結合可能な評価装置によって行われてよい。
糸ループの存在の評価後又は糸ループの検出後に、有利な実施例に従って、糸ループの除去に適している障害除去ステップ230が実行される。この障害除去は特に、操作者に向けられた障害情報を伴う、作業ユニット2の停止によって行われる。障害情報としては通常の視覚的な表示及び/又は音響的な表示が提供され、これは作業ユニット2又は繊維機械1に示される。これに対して選択的に又は付加的に、操作者は電子的な通信手段、例えばスマートウオッチ、スマートフォン、ノートブック、VRゴーグル、イヤホン等を有していてよく、これを介して、障害情報が同様に、視覚的又は音響的に伝達可能である。操作者は、このような障害情報を受け取った後、手動で障害除去を実行することができる。障害情報は、必要に応じた情報内容、例えば作業ユニット2に関する情報、糸ループの存在の提示による障害の種類等を含んでいてよく、これによって、操作者に十分かつ確実に、障害除去に関する情報が供給される。
伝達された障害情報に対して選択的又は付加的に、ある実施例では、所定の障害除去サイクルの開始によって、自動的な障害除去を行うことができる。これは例えば、糸切断及び新たな糸継ぎプロセス等の導入である。
他の実施例では、方法200は、糸ループを有していないと評価された比較部分51を有する、糸張力センサ20の検出信号A乃至Fに基づいて作成された、より最新の糸張力プロファイル50によって、格納されている糸張力プロファイルを置き換えるステップ240を有している。このようなステップは、必要に応じて、所定の時間に実行されてよい。例えば、このようなステップは、糸ループを有している糸及び/又は糸ループを有していない糸の所定の回数の検出後に、所定の時間の後に、又は、操作者による起動に次いで、又は、制御装置の起動に次いで、又は、方法の各実行の過程において行われ得る。
本発明の、図示されていない他の実施例では、プログラミング可能な装置、特に繊維機械1の制御装置、作業ユニット2の制御装置、複数の繊維機械1の上位の制御装置、又は、これらと結合可能な外部の制御装置のためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、プログラミング可能な装置への装填時に及びプログラミング可能な装置による実行時に、有利な実施例によって説明された方法200の各ステップを実行するための、読み取り可能な一連の命令を含んでいる。
本発明の、図示されていない他の実施例では、説明した実施例に即した方法200の各ステップを実行するためのコンピュータプログラムの命令を格納している、機械読み取り可能な記憶媒体が提供される。
これまでに例示的に説明してきた、糸ループを検出する方法及び装置、及び、対応して整合された作業ユニット、コンピュータプログラム製品又は機械読み取り可能な記憶媒体によって、糸捕捉プロセスの経過において形成された糸ループを検出し、除去することが可能であり、これによって、このような糸ループを有していない巻取りパッケージが確実に製造可能である。
1 繊維機械
2 作業ユニット
3 紡績コップ
4 巻取り装置
5 巻取りパッケージ
6 パッケージ・巻管搬送システム
7 綾巻きパッケージ搬送装置
8 パッケージフレーム
9 ローラ
10 糸トラバース装置
11 皿形搬送台
12 旋回軸
13 フィンガ糸ガイド
14 電動機式駆動部
15,18 信号線路及び制御線路
19 制御線路
16 糸
20 糸張力センサ
21,29 制御線路及び信号線路
30,41 信号線路
22 糸クリアラ
23 糸切断装置
24 コップ供給区間
25 貯蔵部区間
26 横方向搬送区間
27 巻管戻し区間
28 作業ユニット計算機
31 パッケージ表面
32A,32B パッケージ側面
34 個別駆動部
35 吸込みノズル
36 糸スプライシング装置
37 グリッパ管
40 下糸センサ
50 糸ループを有していない糸の糸張力プロファイル
51 ループを有していない糸張力プロファイルの比較部分
60,70 糸ループを有している糸の糸張力プロファイル
61,71 ループを有している糸張力プロファイルの比較部分
100 糸継ぎサイクル
110 糸移行プロセス
120 他の糸移行プロセス
130 ニッププロセス
140 切断及び解撚プロセス
150 糸継ぎプロセス
160 ニップ解除プロセス
170 再開プロセス
180 糸張力の閉ループ制御プロセス
200 方法
210 糸張力プロファイルの作成ステップ
220 比較ステップ
230 障害除去ステップ
240 格納されている糸張力プロファイルを置き換えるステップ
A 糸移行プロセスに対応する第1の測定信号
B 他の糸移行プロセスに対応する第2の測定信号
C ニッププロセスに対応する第3の測定信号
D ニップ解除プロセスに対応する第4の測定信号
E 再開プロセスに対応する第5の測定信号
F 糸張力の閉ループ制御プロセスに対応する第6の測定信号

Claims (13)

  1. 巻取りパッケージ(5)を製造する繊維機械(1)の作業ユニット(2)において糸ループを検出する方法(200)であって、
    前記作業ユニット(2)は、糸張力センサ(20)を有しており、
    糸切断又は糸切れに続いて、前記巻取りパッケージ(5)によって受容された糸(16)の糸部分が前記糸張力センサの検出領域に移行され、前記糸(16)は、移行プロセス(110)に続く糸継ぎプロセス(150)の終了後に、閉ループ制御された糸張力で前記巻取りパッケージ(5)上に巻取られる、方法において、
    比較部分(51;61;71)を有する糸張力プロファイル(50;60;70)が、前記糸張力センサ(20)の検出信号(A-F)から作成され、前記比較部分(51;61;71)は、前記糸張力センサ(20)によって検出可能な少なくとも1つのプロセス(110;120;130;160;170;180)を有しており、前記プロセスは、少なくとも、前記糸移行プロセス(110)、ニッププロセス(130)、切断及び解撚プロセス(140)、糸継ぎプロセス(150)、ニップ解除プロセス(160)、巻取りパッケージの再開プロセス(170)の領域を順に経て、巻取りの間の糸張力の閉ループ制御プロセス(180)まで延在するプロセスから選択されており、
    作成された前記糸張力プロファイル(50;60;70)の前記比較部分(51;61;71)は、糸ループの存在を評価するために、これに対応する、糸ループを有していないと定義された、メモリ内に読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルの比較部分と比較される、
    ことを特徴とする方法(200)。
  2. 格納されている前記糸張力プロファイルは、それぞれ、糸ループを有していないと定義された比較部分を有している複数の同様の糸張力プロファイルから作成されいる、請求項1に記載の方法(200)。
  3. 格納されている前記糸張力プロファイルは、前記糸張力センサの検出信号に基づいて作成された、糸ループを有していないと評価された比較部分(51)を備える、より最新の糸張力プロファイル(50)によって置き換えられる、請求項1又は2に記載の方法(200)。
  4. 前記比較部分(51;61)は、少なくとも、前記ニップ解除プロセス(160)までの、前記糸張力センサ(20)によって検出可能な前記糸移行プロセス(110)を含んでおり、前記ニップ解除プロセス(160)は、ロセスの順序において、前記糸継ぎプロセス(150)の後に接続されており、かつ、所定の値又は値範囲への前記糸張力の閉ループ制御プロセス(180)の前に接続されている、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法(200)。
  5. 前記比較の過程において、糸ループが存在していると評価された場合、前記糸ループの除去に適した障害除去のために記作業ユニット(2)停止される又は所定の障害除去サイクル開始される、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法(200)。
  6. 巻取りパッケージを製造する繊維機械(1)の作業ユニット(2)において糸ループを検出する装置において、
    前記作業ユニット(2)に割り当てられている糸張力センサ(20)の検出信号(A-F)から作成されており、かつ、前記糸張力センサ(20)によって検出可能な少なくとも1つのプロセス(110;120;130;160;170;180)を備える比較部分(51;61;71)を有している糸張力プロファイル(50;60;70)を、糸ループの存在を評価するために、これに対応する、糸ループを有していないと定義された、メモリ内に前記装置によって読み取り可能に格納されている糸張力プロファイルの比較部分と比較するように前記装置が構成されており、前記プロセスは少なくとも、前記糸張力センサ(20)の検出領域への、糸切断又は糸切れに続いて、前記作業ユニットに割り当てられている巻取りパッケージ(5)によって受容された糸(16)の糸部分の移行のための糸移行プロセス(110)の領域を経て、巻取りの間の張力の閉ループ制御プロセス(180)まで延在するプロセスから選択される、
    ことを特徴とする、巻取りパッケージを製造する繊維機械(1)の作業ユニット(2)において糸ループを検出する装置。
  7. 前記装置は、前記繊維機械(1)の中央制御装置の構成部分、前記作業ユニット(2)の作業ユニット計算機(28)又は前記繊維機械(1)又は前記作業ユニット(2)と接続可能な外部の制御装置である、又は、少なくとも1つの前記装置によって形成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記装置は、読み取り可能に格納されている前記糸張力プロファイルを有するメモリを含んでいる、請求項6又は7に記載の装置。
  9. 前記装置は、前記糸張力センサ(20)の前記検出信号(A-F)から、前記比較部分を有する前記糸張力プロファイルを作成するように構成されている、請求項6から8までのいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記装置は、糸ループが存在していると評価された場合、制御されて、前記作業ユニット(2)の動作過程において、操作者に向けられた障害情報を伴う、前記作業ユニットの停止によって、又は、所定の障害除去サイクルの開始によって、前記糸ループの除去に介入するように構成されている、請求項6から9までのいずれか1項に記載の装置。
  11. 巻取りパッケージを製造する繊維機械(1)の作業ユニット(2)であって、
    前記作業ユニットは、
    糸(16)を供給する糸供給装置(3)と、
    供給された前記糸(16)を巻取りパッケージ(5)上に巻取る巻取り装置(4)と、
    糸切断又は糸切れの後に糸継ぎを作成する糸継ぎ装置(36)と、
    前記糸継ぎ装置(36)と前記巻取り装置(4)との間に配置されている糸張力センサ(20)と、
    前記糸切断又は糸切れの後に、前記巻取りパッケージ上に巻き上げられている糸端部を捕捉するプロセス、及び、捕捉された前記糸端部を前記糸継ぎ装置(36)へ移行させるプロセス(110)を実行する糸捕捉装置(35)と、
    を備えており、前記糸(16)が糸部分によって前記糸張力センサ(20)の検出領域に達する、作業ユニットにおいて、
    前記作業ユニット(2)が、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法(200)を実施する、請求項6から10までのいずれか1項に記載の装置と接続可能である、又は、前記装置を有している、
    ことを特徴とする作業ユニット(2)。
  12. プログラミング可能な装置ためのコンピュータプログラムあって、
    前記コンピュータプログラム、前記プログラミング可能な装置への装填時に及び前記プログラミング可能な装置による実行時に請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法(200)の各ステップを実行するための、読み取り可能な一連の命令を含む、コンピュータプログラム
  13. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法(200)の各ステップを実行するためのコンピュータプログラムの命令を格納している機械読み取り可能な記憶媒体。
JP2019174337A 2018-09-26 2019-09-25 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置 Active JP7346200B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018007591.6 2018-09-26
DE102018007591.6A DE102018007591A1 (de) 2018-09-26 2018-09-26 Verfahren und Vorrichtung zum Detektieren einer Fadenschlinge bei einer Arbeitsstelle einer Auflaufspulen herstellenden Textilmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020050525A JP2020050525A (ja) 2020-04-02
JP7346200B2 true JP7346200B2 (ja) 2023-09-19

Family

ID=69724835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019174337A Active JP7346200B2 (ja) 2018-09-26 2019-09-25 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7346200B2 (ja)
CN (1) CN110950182B (ja)
DE (1) DE102018007591A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020127007A1 (de) * 2020-10-14 2022-04-14 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Betreiben einer Spinnmaschine und Spinnmaschine
CN112960472B (zh) * 2021-01-28 2022-07-01 义乌市康乐包纱有限公司 一种粗纱加工分选装置
CN114101093A (zh) * 2021-11-25 2022-03-01 西安建筑科技大学 一种利用机器视觉技术的纺织横机插片检测方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128436A (ja) 1998-10-23 2000-05-09 W Schlafhorst Ag & Co 巻取り機の作業部を運転する方法
WO2007033771A1 (de) 2005-09-24 2007-03-29 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum betreiben einer arbeitsstelle einer kreuzspulen herstellenden textilmaschine
JP2012091934A (ja) 2010-10-23 2012-05-17 Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg ワインダの作業箇所
JP2017065897A (ja) 2015-09-30 2017-04-06 村田機械株式会社 繊維機械、繊維機械システム、状態取得装置及び繊維処理ユニット

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7108998U (de) * 1971-06-16 Hacoba Textilmaschinen Gmbh & Co Kg Vorrichtung zum Beseitigen von Fehlern an einem durchlaufenden Faden
DE2902988A1 (de) * 1979-01-26 1980-08-07 Schlafhorst & Co W Spleissvorrichtung
JPS5766107A (en) * 1980-10-09 1982-04-22 Gunze Ltd Method of stopping reel frame and device therefor
JPS6013941B2 (ja) * 1980-12-13 1985-04-10 村田機械株式会社 糸捲機における異常糸継防止方法
DE4008640A1 (de) * 1990-03-17 1991-09-19 Stahlecker Gmbh Wilhelm Spleissvorrichtung zum verbinden von faeden
DE4404538C1 (de) * 1994-02-12 1995-04-27 Rieter Ingolstadt Spinnerei Verfahren und Vorrichtung zum Anspinnen einer Offenend-Spinnvorrichtung
DE4420979B4 (de) * 1994-06-16 2005-09-01 Saurer Gmbh & Co. Kg Fadenendevorbereitungseinrichtung für Kreuzspulen herstellende Textilmaschinen
JP3201325B2 (ja) * 1997-12-25 2001-08-20 村田機械株式会社 自動ワインダー
DE19905860A1 (de) * 1999-02-12 2000-08-17 Schlafhorst & Co W Verfahren zum Betreiben einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE19939801A1 (de) * 1999-08-21 2001-02-22 Schlafhorst & Co W Serviceaggregat für eine Kreuzspulen herstellende Textilmaschine
JP4541583B2 (ja) * 2001-04-09 2010-09-08 三菱レイヨン株式会社 糸継ぎ機及び炭素繊維の製造方法
CN1328430C (zh) * 2003-12-25 2007-07-25 上海二纺机股份有限公司 自动络筒机防止纱线捻接成功后再捻接的方法
DE102004040214A1 (de) * 2004-08-19 2006-03-02 Maschinenfabrik Rieter Ag Textilmaschine und Verfahren zur Ansetzeroptimierung
DE102004052564A1 (de) * 2004-10-29 2006-05-04 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
ITMI20050605A1 (it) * 2005-04-11 2006-10-12 Savio Macchine Tessili Spa Dispositivo di gestione del filo per carrelli di servizio per filatoi open-end
DE102007043310A1 (de) * 2007-09-12 2009-03-19 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Spulstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
JP5029468B2 (ja) * 2008-03-31 2012-09-19 村田機械株式会社 自動ワインダ、自動ワインダの動作不良検出方法
JP2009242097A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Murata Mach Ltd 自動ワインダ、自動ワインダのパッケージ巻取り方法
CN102485986A (zh) * 2010-12-06 2012-06-06 新昌县儒岙镇隆昌机械厂 并纱机纱线检测装置
JP2014024650A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Murata Mach Ltd 糸欠陥検出装置、及び巻取装置
CN105263837B (zh) * 2013-06-10 2019-05-17 里特机械公司 用于改善纺织机的卷绕过程的方法和卷绕工位
CZ2014399A3 (cs) * 2014-06-09 2016-04-13 Rieter Cz S.R.O. Způsob eliminace smyčky příze při navíjení příze na křížem vinutou cívku na dopřádacím stroji s konstantní rychlostí vyráběné příze a zařízení k jeho provádění
DE102015008166A1 (de) * 2015-06-25 2016-12-29 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Optimieren der Dichte von auf Arbeitsstellen eines Kreuzspulautomaten hergestellten Kreuzspulen
CH711650A1 (de) * 2015-10-16 2017-04-28 Rieter Ag Maschf Verfahren zum Betreiben einer Ringspinnmaschine nach einem Fadenbruch.

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128436A (ja) 1998-10-23 2000-05-09 W Schlafhorst Ag & Co 巻取り機の作業部を運転する方法
WO2007033771A1 (de) 2005-09-24 2007-03-29 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Verfahren zum betreiben einer arbeitsstelle einer kreuzspulen herstellenden textilmaschine
JP2009508783A (ja) 2005-09-24 2009-03-05 エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部位を運転する方法
JP2012091934A (ja) 2010-10-23 2012-05-17 Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg ワインダの作業箇所
JP2017065897A (ja) 2015-09-30 2017-04-06 村田機械株式会社 繊維機械、繊維機械システム、状態取得装置及び繊維処理ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN110950182B (zh) 2021-04-16
JP2020050525A (ja) 2020-04-02
DE102018007591A1 (de) 2020-03-26
CN110950182A (zh) 2020-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2455317B1 (en) Management system for fine spinning winder and fine spinning winder
JP7346200B2 (ja) 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置
JP6176952B2 (ja) オートワインダの作業部の巻取り速度を最適化する方法
US6270033B1 (en) Method for operating a work station of a bobbin winding machine
JP5916374B2 (ja) ワインダを動作させる方法およびワインダ
TR201903678T4 (tr) Bi̇r eği̇rme maki̇nesi̇ni̇n eği̇rme i̇stasyonu ve ayni zamanda bunun i̇şleti̇lmesi̇ne yöneli̇k yöntem.
CN106494937B (zh) 纱线卷绕装置、自动络纱机、纤维机械系统及喂纱纱管异常检测方法
JP5287992B2 (ja) 糸巻取装置
EP1939123A1 (en) Textile machine and automatic winder
JP6738184B2 (ja) 少なくとも1つのリング精紡機と少なくとも1つの巻取り機とから成る複合システムを運転する方法並びに複合システム
CN102249120B (zh) 制造管纱的方法
JP6230879B2 (ja) 綾巻きパッケージに糸を巻き上げる際の糸中断を取り除く方法および繊維機械
JP6242670B2 (ja) パッケージ駆動ローラの加速度を制御する方法
CN109384097B (zh) 从纱线中清除纱线瑕疵的装置
JP2016194187A (ja) 少なくとも1つのリング精紡機と少なくとも1つの巻取り機とから成る複合システムを運転する方法並びに複合システム
US6533211B2 (en) Method of operating a textile machine for producing cheeses
CN103373642B (zh) 操作络筒机的方法和络筒机
JPH0364431B2 (ja)
CN111747233B (zh) 用于在纺织机工位产生接纱连接的方法以及纺织机工位
EP3744670B1 (en) Textile machine
JP2016137959A (ja) 糸巻取機
JP7463063B2 (ja) リング紡績コップの巻成状態に影響を及ぼすための方法もしくは装置
CN112110281B (zh) 纱线卷绕装置及包头纱形成方法
CN114852789A (zh) 用于操作纺纱机的工作站的方法及工作站
JP2021191704A (ja) 糸巻取機及び紡績システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7346200

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150