JP7344514B2 - 均一性出力装置、均一性出力方法及びプログラム - Google Patents

均一性出力装置、均一性出力方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、均一性出力装置、均一性出力方法及びプログラムに関する。
液体に不溶性の固体物質の粒子が混合された混合液の一つであるスラリーの評価指標として粒子径の均一性や粒子の分散度等が用いられている。
スラリーに含まれる粒子の粒子径の均一性を測定する方法の一つとしては、沈降法がある。沈降法には、さらに、自然重力を利用する液相重力沈降法(日本工業規格「JIS Z8820-1:2002」)と、遠心力を利用する液相遠心沈降法(日本工業規格「JIS Z8823-1:2001」)とがある。
上述の沈降法に準拠した沈降試験では、スラリーに含まれる粒子の粒子径の均一性やスラリーの分散度等の状態は、スラリーを沈降管に投入し、時間経過とともに沈降した粒子層と上澄み液との界面高さの変化や、上澄み液が透明か濁っているかの状態を、測定者が観察している。
日本工業規格 JIS Z8820-1:2002 日本工業規格 JIS Z8823-1:2001
しかしながら、上述の沈降法では、スラリーにおける粒子の沈降が安定するまでに時間を要する。遠心沈降法の場合、時間は短縮されるものの、ある程度の待機時間が必要である。また、近年、スラリーを出発原料として製造される電子部品等に対して高機能化・高性能化の要求が高まっている。このため、出発原料であるスラリーの状態も厳密に管理されることが要求される。
これに対して、上述した沈降試験では、時間を要するうえに、測定結果に測定者の主観が含まれるため、測定時間と正確性の観点から改善の余地が含まれていた。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、混合液に含まれる粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる均一性出力装置、均一性出力方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明のある一つの態様によれば、液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力装置であって、前記混合液に交流信号を印加する電極と、前記混合液に周波数を変化させる前記交流信号が印加された際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定する測定手段と、前記周波数に応じて前記測定手段において測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、前記均一性を判断する処理手段と、を備える均一性出力装置が提供される。
本発明のある他の態様によれば、液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力方法であって、前記混合液に周波数を変化させる交流信号を印加し、前記混合液に周波数を変化させる前記交流信号を印加した際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定するステップと、前記周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、前記均一性を判断するステップと、を含む均一性出力方法が提供される。
本発明のあるその他の態様によれば、液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性の出力をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、前記混合液に周波数を変化させる交流信号を印加し、前記混合液に周波数を変化させる前記交流信号を印加した際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定するステップと、前記周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、前記均一性を判断するステップと、を実行させるプログラムが提供される。
本発明の態様によれば、混合液に含まれる粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。
図1は、本実施形態に係る均一性出力装置を示す概略図である。 図2は、均一性出力装置本体における処理部の機能構成を示すブロック図である。 図3は、均一性出力装置により実行される均一性出力処理を示すフローチャートである。 図4は、均一性出力処理における線図作成・均一性判断処理を示すフローチャートである。 図5は、インピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図である。 図6は、線図作成・均一性判断処理における均一性判断処理を示すフローチャートである。 図7Aは、粒子等価回路解析の実行によって取得された単一の並列回路を示す等価回路図である。 図7Bは、図7Aの等価回路図に対応する半円の基準ナイキスト線図と図5の実測ナイキスト線図とを示す複素平面図である。 図8は、変形例の均一性判断処理を示すフローチャートである。 図9Aは、インピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図である。 図9Bは、図9Aの実測ナイキスト線図に対応する粒子等価回路解析の実行によって取得された並列回路を示す等価回路図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。本明細書においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付する。
(均一性出力装置)
まず、図1及び図2を参照しながら本実施形態に係る均一性出力装置1について説明する。
図1は、本実施形態に係る均一性出力装置1を示す概略図である。図2は、均一性出力装置本体3における処理部35の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、均一性出力装置1は、液槽Xに貯蔵され、液体Xaに不溶性の固体物質Xbが混合された混合液としてのスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を出力するための装置である。均一性出力装置1は、電極2及び均一性出力装置本体3を備える。なお、スラリーXcの一例としては、導電率が高い固体物質Xbとしてのカーボンブラック等の導電性粒子を、導電率が低い液体Xaとしての溶媒(バインダ樹脂及び活物質を含む有機溶媒)に分散させるものが挙げられる。
電極2は、例えば、図1に示すように、液槽Xに貯蔵されたスラリーXcに交流信号としての交流電圧を印加する。本実施形態では、電極2は、互いに対向するように液槽Xの周壁に設けられる一対の電極2から構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、複数の電極2から構成されてもよい。なお、スラリーXcに印加される交流信号は、交流電圧に限らず、交流電流であってもよい。
均一性出力装置本体3は、測定手段としての測定部31、記録媒体としての記憶部32、操作手段としての操作部33、表示手段としての表示部34及び処理手段としての処理部35を含む。なお、測定部31、記憶部32、操作部33及び表示部34は、均一性出力装置本体3に含まれないように構成されてもよい。
測定部31は、一対の電極2の間に位置するスラリーXcに周波数を変化させる交流電圧が印加された際にスラリーXcに流れる応答信号としての応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定する。一対の電極2には、周波数が段階的に変化する交流電圧が印加される。なお、一対の電極2に印加される交流電圧は、測定部31に内蔵される定電圧電源(CV)又は定電流電源(CC)から供給される。そして、測定部31は、交流電圧の周波数が段階的に変化されるたびに、一対の電極2の間に流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定して測定信号として処理部35に出力する。
記憶部32は、RAM及びROMにより構成される。記憶部32には、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力処理を実行するプログラム及び後述する所定の近似度閾値が記憶される。すなわち、記憶部32は、処理部35の動作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。なお、記憶部32は、処理部35と一体に構成されてもよい。
操作部33は、均一性出力処理の開始等を指示する各種の操作スイッチを備える。操作部33は、これらの操作に応じた操作信号を処理部35に出力する。なお、操作部33は、操作スイッチの代わりに表示部34の上面に設けられるタッチ操作部によって構成されてもよい。
表示部34は、処理部35の指示に従って判断結果等を表示する。表示部34は、液晶パネル等によって構成される。
処理部35は、交流電圧の周波数に応じて測定部31において測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1(図7A参照)を要素として含む等価回路を用いて等価回路解析を実行することにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を判断する。ここにいう均一性は、スラリーXcにおける粒子の粒子径の大きさの均一の程度を示す指標であり、スラリーXcにおける粒子の粒子径の大きさが均一な状態に近づくほど均一性が高くなり、不均一な状態に近づくほど均一性が低くなる。以下、並列回路RC1を要素として含む等価回路を用いて等価回路解析を実行することを「粒子等価回路解析」という。
処理部35は、コンピュータとしてのCPUから構成される。なお、処理部35は、複数のマイクロコンピュータから構成することも可能である。
図2に示すように、処理部35は、インピーダンス取得モジュール351、ナイキスト線図生成モジュール352及び均一性判断モジュール353を有する。
インピーダンス取得モジュール351は、測定部31から出力されたインピーダンスを取得し、取得したインピーダンスをナイキスト線図生成モジュール352に出力する。
ナイキスト線図生成モジュール352は、インピーダンス取得モジュール351から出力された複数のインピーダンスに基づいて、実測ナイキスト線図M(図5参照)を生成する。そして、ナイキスト線図生成モジュール352は、生成した実測ナイキスト線図Mを均一性判断モジュール353に出力する。
均一性判断モジュール353は、ナイキスト線図生成モジュール352から出力された実測ナイキスト線図M(図5参照)に基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1(図7A参照)を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を判断する。そして、均一性判断モジュール353は、判断した均一性を表示部34に出力する。
(均一性出力処理)
次に、図3を参照しながらスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力処理について説明する。
図3は、均一性出力装置1により実行される均一性出力処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザによる操作部33への操作によって均一性出力処理が開始されると、ステップS1に進む。
ステップS1において、測定部31は、処理部35の指示に従ってスラリーXcに交流電圧が印加された際にスラリーXcに流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定する。そして、測定部31は、測定したインピーダンスを処理部35に出力し、ステップS2に進む。
具体的には、ステップS1において、測定部31は、処理部35の指示に従って一対の電極2に周波数を段階的に変化させる交流電圧を印加し、交流電圧の周波数を段階的に変化させるたびに、一対の電極2の間の応答電流からスラリーXcのインピーダンスを測定する。そして、測定部31は、測定したインピーダンスを処理部35に出力する。
次に、ステップS2において、処理部35は、測定部31から出力されたインピーダンスに基づいて、並列回路RC1(図7A参照)を要素として含む粒子等価回路解析を実行して基準ナイキスト線図M0(図7B参照)を生成し、基準ナイキスト線図M0に基づいてスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を算出する。
これにより、測定に時間を要するとともに測定結果に測定者の主観が含まれる沈降試験に比べ、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。そして、処理部35は、判断した均一性を表示部34に出力し、ステップS3に進む。なお、線図作成・均一性判断処理(ステップS2)の詳細については後述する。
次に、ステップS3において、表示部34は、処理部35の指示に従って処理部35から出力された判断結果等を出力結果として表示する。そして、処理部35は、均一性出力処理を終了させる。
(線図作成・均一性判断処理)
次に、図4及び図5を参照しながら均一性出力処理における線図作成・均一性判断処理(ステップS2)について説明する。
図4は、均一性出力処理における線図作成・均一性判断処理(ステップS2)を示すフローチャートである。図5は、測定したスラリーXcのインピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図Mである。
図4に示すように、まず、ステップS21において、図2に示した処理部35のインピーダンス取得モジュール351は、測定部31から出力されたインピーダンスを取得する。そして、インピーダンス取得モジュール351は、取得したインピーダンスをナイキスト線図生成モジュール352に出力し、ステップS22に進む。
次に、ステップS22において、処理部35のナイキスト線図生成モジュール352は、インピーダンス取得モジュール351から出力された複数のインピーダンスに基づいて、実測ナイキスト線図M(図5参照)を取得する。そして、ナイキスト線図生成モジュール352は、生成した実測ナイキスト線図Mを均一性判断モジュール353に出力し、ステップS23に進む。
具体的には、ステップS22において、ナイキスト線図生成モジュール352は、交流電圧の周波数に応じて測定部31において測定された複数のインピーダンスに基づいて、複素平面にインピーダンスのデータをプロットし、プロットしたインピーダンスのデータに沿って実測ナイキスト線図M(図5参照)を取得する。そして、ナイキスト線図生成モジュール352は、生成した実測ナイキスト線図Mを均一性判断モジュール353に出力する。
ここでは、図5に示す実測ナイキスト線図Mは、複素平面上の横軸(Z´)にインピーダンスの実数成分(R1)、縦軸(Z´´)にインピーダンスの虚数成分を示している。また、図5に示す実測ナイキスト線図Mでは、横軸(Z´)に延在する半楕円(縦軸方向に潰れた半円)を示す。
続いて、図4に戻り、ステップS23において、処理部35の均一性判断モジュール353は、ナイキスト線図生成モジュール352から出力された実測ナイキスト線図Mに基づいて、並列回路RC1(図7A参照)を要素として含む粒子等価回路解析を実行して基準ナイキスト線図M0(図7B参照)を生成し、基準ナイキスト線図M0に基づいてスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を判断する。そして、均一性判断モジュール353は、判断した均一性を表示部34に出力し、線図作成・均一性判断処理を終了して図3に示した均一性出力処理に戻る。なお、均一性判断処理(ステップS23)の詳細については後述する。
(均一性判断処理)
次に、図6、図7A及び図7Bを参照しながら均一性判断処理(ステップS23)について説明する。
図6は、線図作成・均一性判断処理(ステップS2)における均一性判断処理(ステップS23)を示すフローチャートである。図7Aは、粒子等価回路解析の実行によって取得された単一の並列回路RC1を示す等価回路図である。図7Bは、図7Aの並列回路RC1に対応する半円の基準ナイキスト線図M0と図5の実測ナイキスト線図Mとを示す複素平面図である。なお、基準ナイキスト線図M0は、半楕円の実測ナイキスト線図Mのインピーダンスの実数成分(R1)を直径とする半円のナイキスト線図である。
図6に示すように、まず、ステップS2301において、図2に示した処理部35の均一性判断モジュール353は、ナイキスト線図生成モジュール352から出力された実測ナイキスト線図Mに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1(図7A参照)を要素として含む粒子等価回路解析を実行して、半楕円の実測ナイキスト線図Mのインピーダンスの実数成分(R1)を直径とする半円の基準ナイキスト線図M0(図7Bの破線部分参照)を生成し、ステップS2302に進む。この基準ナイキスト線図M0は、スラリーXcにおける粒子の粒子径が完全均一であることを示す指標(パラメータ)として用いられる。
次に、ステップS2302において、均一性判断モジュール353は、生成した基準ナイキスト線図M0と実測ナイキスト線図Mとに基づいて、カーブフィッティング法又は最小二乗法を用いて実測ナイキスト線図Mが基準ナイキスト線図M0に近いかを判断し、ステップS2303に進む。
具体的には、ステップ2302において、均一性判断モジュール353は、生成した基準ナイキスト線図M0と実測ナイキスト線図Mとに基づいて、カーブフィッティング法又は最小二乗法を用いて、基準ナイキスト線図M0に対する実測ナイキスト線図Mの近似度を算出する。
ここで、上述の近似度と粒子の粒子径の均一性との関係について説明する。発明者等は、鋭意研究を行った結果、近似度が均一性に相関することを発見した。すなわち、近似数が高いほど均一性が高く、近似度が低いほど均一性が低いことを発見した。このため、均一性判断モジュール353は、算出した近似度が高いほど均一性が高いと判断する。すなわち、均一性判断モジュール353は、実測ナイキスト線図Mが当該実測ナイキスト線図Mのインピーダンスの実数成分(R1)を直径とする半円の基準ナイキスト線図M0に近いほど均一性が高いと判断する。このように、実測ナイキスト線図Mと単一の並列回路RC1に対応する基準ナイキスト線図M0とを用いることにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。
続いて、ステップS2303、ステップS2304及びステップS2305を参照しながら均一性の高低の判断について説明する。
ステップS2303において、均一性判断モジュール353は、算出した近似度に基づいて記憶部32から出力された所定の近似度閾値以上であるか否かを判断する。そして、算出した近似度が所定の近似度閾値以上である場合(Yesの場合)にステップS2304に進み、算出した近似度が所定の近似度閾値未満である場合(Noの場合)にステップS2305に進む。なお、所定の近似度閾値は、スラリーXcの種類に応じて、操作部33によって変更されてもよい。
次に、ステップS2303でYesの場合に、ステップS2304において、均一性判断モジュール353は、スラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であると判断し、均一性判断処理を終了して図3に示した線図作成・均一性判断処理(ステップS2)に戻る。
一方、ステップS203でNoの場合に、ステップS2305において、均一性判断モジュール353は、スラリーXcにおける粒子の粒子径が不均一であると判断し、均一性判断処理を終了して図3に示した線図作成・均一性判断処理(ステップS2)に戻る。
このように、スラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であるか否かを、均一性判断モジュール353、すなわち処理部35により自動的に判断することができる。
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態に係る均一性出力装置1は、液体Xaに不溶性の固体物質Xbが混合されたスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力装置1であって、スラリーXcに交流電圧を印加する電極2と、スラリーXcに周波数を変化させる交流電圧が印加された際にスラリーXcに流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定する測定部31と、周波数に応じて測定部31において測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、均一性を算出する処理部35と、を備える。
また、本実施形態に係る均一性出力方法は、液体Xaに不溶性の固体物質Xbが混合されたスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力方法であって、スラリーXcに周波数を変化する交流電圧を印加し、スラリーXcに周波数を変化させる交流電圧を印加した際にスラリーXcに流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定するステップS1と、周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、均一性を算出するステップS2と、を含む。
さらに、本実施形態に係るプログラムは、液体Xaに不溶性の固体物質Xbが混合されたスラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性の出力をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、処理部35に、スラリーXcに周波数を変化する交流電圧を印加し、スラリーXcに周波数を変化させる交流電圧を印加した際にスラリーXcに流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定するステップS1と、周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、均一性を算出するステップS2と、を実行させる。
これらの構成によれば、スラリーXcに交流電圧が印加された際にスラリーXcに流れる応答電流に基づいてスラリーXcのインピーダンスを測定し、周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器R1とコンデンサC1との並列回路RC1を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、均一性を算出するので、測定に時間を要するとともに測定結果に測定者の主観が含まれる沈降試験に比べ、スラリーXcに含まれる粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。
また、本実施形態では、処理部35は、図7Bに示したように、測定したスラリーXcのインピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図Mが、粒子等価回路解析の実行によって取得された単一の並列回路RC1に対応する半円の基準ナイキスト線図M0に近いほど、均一性が高いと判断する。
この構成によれば、実測ナイキスト線図Mと単一の並列回路RC1に対応する基準ナイキスト線図M0とを用いることにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。
また、本実施形態では、処理部35は、基準ナイキスト線図M0に対する実測ナイキスト線図Mの近似度があらかじめ設定された所定の近似度閾値以上であるとき、粒子の粒子径が均一であると判断する。
この構成によれば、スラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であるか否かを、均一性判断モジュール353、すなわち処理部35により自動的に判断することができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
(変形例の均一性判断処理)
次に、図8、図9A及び図9Bを参照しながら変形例の均一性判断処理(ステップS23)について説明する。この変形例では、上述した実施形態と同様の点については説明を省略し、主に上述した実施形態と異なる点について説明する。
図8は、変形例の均一性判断処理(ステップS23)を示すフローチャートである。図9Aは、測定したスラリーXcのインピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図M1である。図9Bは、図9Aの実測ナイキスト線図M1に対応する粒子等価回路解析の実行によって取得された並列回路RCを示す等価回路図である。
図8に示すように、まず、ステップS2311において、処理部35の均一性判断モジュール353は、ナイキスト線図生成モジュール352から出力された実測ナイキスト線図M1(図9A参照)に対応する、粒子等価回路解析の実行によって取得された並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数(図9Bに示す例では、四つ)を算出し、ステップS2312に進む。
ここで、並列回路RCの数と粒子の粒子径の均一性との関係について説明する。発明者等は、鋭意研究を行った結果、並列回路RCの数の逆数が均一性に相関することを発見した。すなわち、並列回路RCの数が多いほど均一性が低く、並列回路RCの数が少ないほど均一性が高いことを発見した。このため、均一性判断モジュール353は、算出した並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数が少ないほど均一性が高いと判断する。このように、実測ナイキスト線図M1を用いることにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径の均一性を短時間で正確に判断することができる。
均一性判断モジュール353は、算出した並列回路RCの数が一つである場合、当該並列回路RCに対応する実測ナイキスト線図M1が半円であると判断する。すなわち、均一性判断モジュール353は、並列回路RCの数で実測ナイキスト線図M1が半円であるか否かを判断する。なお、均一性判断モジュール353は、実測ナイキスト線図M1が半円である場合、スラリーXcにおける粒子の粒子径が完全均一であると判断する。
続いて、ステップS2312、ステップS2313及びステップS2314を参照しながら均一性の高低の判断について説明する。
まず、ステップS2312において、均一性判断モジュール353は、算出した並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数に基づいて記憶部32から出力された所定の数閾値以下であるか否かを判断する。そして、算出した並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数が所定の数閾値以下である場合(Yesの場合)にステップS2313に進み、算出した並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数が所定の数閾値を超える場合(Noの場合)にステップS2314に進む。なお、所定の数閾値は、スラリーXcの種類に応じて、操作部33によって変更されてもよい。
次に、ステップS2312でYesの場合に、ステップS2313において、均一性判断モジュール353は、スラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であると判断し、均一性判断処理を終了して図3に示した線図作成・均一性判断処理(ステップS2)に戻る。
一方、ステップS2312でNoの場合に、ステップS2314において、均一性判断モジュール353は、スラリーXcにおける粒子の粒子径が不均一であると判断し、均一性判断処理を終了して図3に示した線図作成・均一性判断処理(ステップS2)に戻る。
このように、本実施形態では、均一性判断モジュール353は、算出した並列回路RC(RC1、RC2、RC3、RC4)の数に基づいてスラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であるか否かを判断する。これにより、スラリーXcにおける粒子の粒子径が均一であるか否かを、均一性判断モジュール353、すなわち処理部35により自動的に判断することができる。
1 均一性出力装置
2 電極
3 均一性出力装置本体
31 測定部
32 記憶部
33 操作部
34 表示部
35 処理部
X 液槽
Xa 液体
Xb 固体物質
Xc スラリー

Claims (7)

  1. 液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力装置であって、
    周波数を段階的に変化させる交流信号を前記混合液に印加する電極と、
    周波数を段階的に変化させる前記交流信号が前記混合液に印加された際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定する測定手段と、
    段階的に変化する前記周波数に応じて前記測定手段において測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、前記均一性を判断する処理手段と、を備える、
    均一性出力装置。
  2. 請求項1に記載の均一性出力装置であって、
    前記処理手段は、前記インピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図が前記粒子等価回路解析の実行によって取得された単一の前記並列回路に対応する半円の基準ナイキスト線図に近いほど、前記均一性が高いと判断する、
    均一性出力装置。
  3. 請求項2に記載の均一性出力装置であって、
    前記処理手段は、前記基準ナイキスト線図に対する前記実測ナイキスト線図の近似度があらかじめ設定された所定の近似度閾値以上であるとき、前記粒子の粒子径が均一であると判断する、
    均一性出力装置。
  4. 請求項1に記載の均一性出力装置であって、
    前記処理手段は、前記インピーダンスに基づいて取得された実測ナイキスト線図に対応する前記粒子等価回路解析の実行によって取得された前記並列回路の数が少ないほど、前記均一性が高いと判断する、
    均一性出力装置。
  5. 請求項4に記載の均一性出力装置であって、
    前記処理手段は、前記並列回路の数があらかじめ設定された所定の数閾値以下であるとき、前記粒子の粒子径が均一であると判断する、
    均一性出力装置。
  6. 液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性を出力する均一性出力方法であって、
    周波数を段階的に変化させる交流信号を前記混合液に印加し、周波数を段階的に変化させる前記交流信号を前記混合液に印加した際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定するステップと、
    段階的に変化する前記周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、前記均一性を判断するステップと、を含む、
    均一性出力方法。
  7. 液体に不溶性の固体物質が混合された混合液における粒子の粒子径の均一性の出力をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    周波数を段階的に変化させる交流信号を前記混合液に印加し、周波数を段階的に変化させる前記交流信号を前記混合液に印加した際に前記混合液に流れる応答信号に基づいて前記混合液のインピーダンスを測定するステップと、
    段階的に変化する前記周波数に応じて測定されたインピーダンスに基づいて、抵抗器とコンデンサとの並列回路を要素として含む粒子等価回路解析を実行することにより、基準ナイキスト線図に基づいて前記均一性を判断するステップと、を実行させる、
    プログラム。
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