JP7343974B2 - 車椅子 - Google Patents
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Description
また、回動する機構の重量が重いため、それを支持する本体の左右のフレームの剛性を高める必要がある。これにより、本体の左右のフレームの重量が重くなり、車椅子全体の部品点数や重量が増加してしまう。
また、本体の左右のフレームに支持される椅子部の重量が増加するため、重心が高い位置となり、車椅子が走行する際の安定性が低下する。
さらに、チルト機能により椅子部の座面が車椅子の設置面に対して傾斜したまま折り畳みを実行しようとすると、折り畳まれる方向が垂直方向に対して斜めになるため、力が入りづらく折り畳みにくいという問題があった。
一対の第1アーム部を有し、該一対の第1アーム部を第1回動軸に対して回動可能に連結したクロスフレームと、を備え、前記一対の第1アーム部に取り付けられるとともに前記一対の主フレームの前記車幅方向の間隔が前記第1間隔を維持するように前記第1回動軸に対する前記一対の第1アーム部の回動位置を固定するロック機構と、備え、前記ロック機構は、第2アーム部と係止爪を有し、前記係止爪は、前記一対の第1アーム部の前記第1回動軸に対する回動角度を設定するために、前記第2アーム部に設けられ、前記一対のクロスフレームの上方側の端部に車長方向に延びる棒状に形成される一対の棒状部材が形成され、
前記一対の主フレームには、前記一対の第1アーム部の前記第1回動軸に対する回動角度を規制するため、前記一対の棒状部材を受ける一対の受け部が形成されていることを特徴とする車椅子により解決される。
また、折り畳み機構が主フレームに連結されるため、折り畳み機構が車椅子の設置面に対して一定の位置に配置される。よって、操作者は、折り畳み機構による車椅子の折り畳み操作を容易に行うことができる。
更に、従来のように、折り畳み機構を座面フレームに連結させると、重量が増し、主フレームの強度も高める必要が生じるが、前記構成のように、折り畳み機構を主フレームに連結することで、座面フレームが軽くなり、重心が低くなるため走行時はもとより、チルト状態においても安定することとなる。
また、前記構成に係る車椅子によれば、一対の第1アーム部に取り付けられるロック機構により一対の第1アーム部の回動位置を固定し、一対の主フレームの車幅方向の間隔を維持して安全性を高めることができる。
前記構成にかかる車椅子において、好ましくは、前記一対の主フレームの間隔が前記第2間隔となる折り畳み状態において、前記把持部材が配置される前記第3回動軸の位置は、前記一対の棒状部材の上端よりも高い位置に配置されることを特徴とする。
前記構成に係る車椅子によれば、車長方向に沿って延びる把持部材が、一対のクロスフレームに挟まれる空間へ突出するように形成されている。使用者が着座する車椅子の前方側に把持部材が突出していないため、把持部材が使用者の脚部に接触するなどの不具合が生じない。また、車椅子を押す介助者が立つ車椅子後方側に把持部材が突出していないため、把持部材が介助者の脚部に接触するなどの不具合が生じない。さらに、介助者が把持部材を把持して上方に持ち上げる際に、一対のクロスフレームに挟まれる位置に介助者が持ち上げる力が作用するため、折り畳み動作に要する力を低減することができる。
前記構成に係る車椅子によれば、一対のクロスフレームのそれぞれがロック機構を備えるため、一対の主フレームの車幅方向の間隔をより確実に維持して安全性を高めることができる。
前記構成の車椅子によれば、座面部の傾斜角度を調整する調整機構を備える車椅子において、部品点数や重量を増加させることなく折り畳み機能を実現するとともに一対の主フレームの車幅方向の間隔を維持して安全性を高めることができる。また、座面部の傾斜角度を調整する調整機構が折り畳み機構から独立しているため、座面部の傾斜角度を調整しても折り畳み機構の位置及び向きは変化しない。そのため、操作者は、座面部の傾斜角度がどのような角度であっても、容易に車椅子を折り畳むことができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る車椅子100について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車椅子100を示す斜視図である。図2は、図1に示す車椅子100の左側面図である。図3は、図1に示す車椅子100の正面図である。図4は、図1に示す車椅子の平面図である。図5は、図1に示す車椅子100を折り畳んだ状態を示す正面図である。図2では、説明のため、一対の肘掛け部60と左側面側の後輪30を省略している。図3~図5では、説明のため、座面部10と、座席部20を省略している。図5では、さらに、座面シート52c,52d,背部シート52e,52fを省略している。
前輪40は、回転軸を中心に回転する回転部材であり、フレーム部50に取り付けられている。前輪40は、介助者による操舵が可能となるように、鉛直方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となっている。
本実施形態の車椅子100によれば、折り畳み機構90が主フレーム51に連結される一対の第1アーム部91a,91bを有するクロスフレーム91を備える。そのため、折り畳み機構90を座面フレーム52aに連結した折り畳み機能を実現する場合に比べ、部品点数や重量を増加させることなく折り畳み機能を実現することができる。また、一対の第1アーム部91a,91bに取り付けられるロック機構93により一対の第1アーム部91a,91bの回動位置を固定し、一対の主フレーム51の車幅方向の間隔を第1間隔W1に維持して安全性を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る車椅子について、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除いて第1実施形態と同様とし、以下での説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る車椅子について、図面を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除いて第1実施形態と同様とし、以下での説明を省略する。
Claims (7)
- 車幅方向に延びる車軸を中心に回転する一対の車輪と、
使用者が着座する座面部を支持するとともに前記車幅方向に間隔を空けて配置される一対の座面フレームと、
前記一対の座面フレーム及び前記一対の車輪をそれぞれ支持するとともに前記車幅方向に間隔を空けて配置される一対の主フレームと、
前記一対の主フレームを連結するとともに前記一対の主フレームの前記車幅方向の間隔を前記使用者が着座可能な第1間隔と前記一対の主フレームが近接した第2間隔とに切り替え可能な折り畳み機構と、を備え、
前記折り畳み機構は、
下方側の端部が前記一対の主フレームに連結される一対の第1アーム部を有し、該一対の第1アーム部を第1回動軸に対して回動可能に連結したクロスフレームと、を備え、
前記一対の第1アーム部に取り付けられるとともに前記一対の主フレームの前記車幅方向の間隔が前記第1間隔を維持するように前記第1回動軸に対する前記一対の第1アーム部の回動位置を固定するロック機構と、備え、
前記ロック機構は、第2アーム部と係止爪を有し、
前記係止爪は、前記一対の第1アーム部の前記第1回動軸に対する回動角度を設定するために、前記第2アーム部に設けられ、
前記一対のクロスフレームの上方側の端部に車長方向に延びる棒状に形成される一対の棒状部材が形成され、
前記一対の主フレームには、前記一対の第1アーム部の前記第1回動軸に対する回動角度を規制するため、前記一対の棒状部材を受ける一対の受け部が形成されていることを特徴とする車椅子。 - 前記一対の第1アーム部には、前記第1回動軸よりも上方の位置に一対の第2回動軸が形成されており、
前記ロック機構は、一端が前記一対の第2回動軸に対して回動可能に連結される一対の第2アーム部を備え、
前記一対の第2アーム部の他端は、第3回動軸に対して回動可能に連結されており、
前記一対の第2アーム部の少なくともいずれか一方には、前記第3回動軸に連結される位置に配置されるとともに介助者が把持可能な把持部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。 - 前記一対の主フレームの間隔が前記第2間隔となる折り畳み状態において、前記把持部材が配置される前記第3回動軸の位置は、前記一対の棒状部材の上端よりも高い位置に配置されることを特徴とする請求項2記載の車椅子。
- 前記折り畳み機構は、
前記車幅方向に直交する車長方向に沿って間隔を空けて配置される一対の前記クロスフレームを備え、
前記ロック機構は、前記一対のクロスフレームのいずれか一方の前記一対の第1アーム部に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車椅子。 - 前記把持部材は、略円筒状の部材で形成されると共に、前記車長方向に沿って延び、かつ前記一対のクロスフレームに挟まれる空間へ突出するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車椅子。
- 前記折り畳み機構は、前記一対のクロスフレームのそれぞれに取り付けられる一対の前記ロック機構を備えることを特徴とする請求項4に記載の車椅子。
- 前記一対の座面フレームは、揺動軸回りに揺動可能に前記一対の主フレームに支持されており、
前記座面部の傾斜角度を調整する調整機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車椅子。
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