JP7338356B2 - 売上データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、売上データ処理装置およびプログラムに関する。
令和元年10月から、消費税に軽減税率制度が導入され、標準税率および軽減税率の2つの税率が存在することになる。1つの商品でも提供の仕方(販売様態)により、税率が異なる場合がある。例えば、持ち帰って飲食する食品を販売した場合には軽減税率が適用されるが、店内で飲食する食品として販売した場合には標準税率が適用される。このため、店員は、電子レジスタで商品を売上登録する場合に、同じ商品でも店内で飲食する商品(店内飲食商品)か、持ち帰られる商品(持ち帰り商品)かを区別して、売上登録する必要がある。
特許文献1に記載の商品データ処理装置(電子レジスタ)では、同じ商品でも、税別に商品登録されている(特許文献1の図5、図6に記載の商品設定画面参照)。また、タッチパネルディスプレイに表示する商品選択ボタンが、同じ商品でも標準税率適用商品の商品選択ボタンと、軽減税率適用商品の商品選択ボタンとに分かれている(特許文献1の図8参照)。
特開2017-167699号公報
十分な容量の記憶部を備える電子レジスタであれば、同じ商品であっても、税別に異なる商品として登録可能である。しかしながら、記憶部の容量に余裕がない電子レジスタや、登録可能な商品件数に制約がある電子レジスタでは、このような手法は採用できない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、記憶容量の増大を抑制しつつ複数税率への対応を可能とする売上データ処理装置およびプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る売上データ処理装置は、売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段と、売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段と、を備え、前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、ことを特徴とする。
本発明によれば、記憶容量の増大を抑制しつつ複数税率への対応を可能とする売上データ処理装置およびプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る電子レジスタの全体構成図である。 本実施形態に係る電子レジスタの外観図である。 本実施形態に係る操作部に含まれるキーの配置図である。 本実施形態に係る商品リストのデータ構成図である。 本実施形態に係る売上精算データを格納するトータルメモリエリアのメモリレイアウトを示す図である。 本実施形態に係るCPUが実行する税率設定処理のフローチャートである。 本実施形態に係るCPUが実行する売上登録処理のフローチャートである。 本実施形態に係るCPUが実行する締め処理のフローチャートである。 本実施形態に係る領収書を示す図である。 本実施形態に係るCPUが実行する加算処理のフローチャートである。 本実施形態に係るCPUが実行する精算処理のフローチャートである。 本実施形態に係る電子レジスタが印刷した売上レポートである。 本実施形態の変形例に係る売上精算データを格納するトータルメモリエリアのメモリレイアウトを示す図である。 本実施形態の変形例に係るCPUが実行するメモリ設定処理のフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態における電子レジスタ(売上データ処理装置)について説明する。一般に、電子レジスタは、売上を集計して売上レポートを出力する精算処理を行うために、商品(商品の種類とも記す)別に累計の売上個数(累計売上個数)と売上金額(累計売上金額)とを記憶している。同じ商品でも消費税率が異なれば、消費税率別に累計売上個数と累計売上金額とを集計する必要がある。
本実施形態に係る電子レジスタは、複数税率の商品については、税率が1つの商品と同じ大きさのメモリエリアを分割して、分割された個々のメモリエリアを複数税率それぞれに割り当てて、累計売上個数と累計売上金額を記憶する。例えば、電子レジスタは、累計売上金額を記憶する領域を2つに分割し、一方に軽減税率適用商品としての累計売上金額を記憶し、他方に標準税率適用商品としての累計売上金額を記憶する。
このようにすることで、記憶容量を増やすことなく、複数税率に対応した売上登録処理や精算処理が可能となる。ファストフード店のように、ほぼ全ての商品が持ち帰り商品および店内飲食商品として販売されている場合には、軽減税率制度の導入に伴って、商品ごとに累計売上個数や累計売上金額を記憶するメモリエリアについて、倍の容量が必要になる。メモリエリアに余裕がなければ、メモリ増設や電子レジスタの買い替えが必要となる。しかし、本実施形態に係る電子レジスタでは、メモリ増設や買い替えの必要はなく、全ての商品について売上登録処理と精算処理とが可能となる。
≪電子レジスタの構成≫
図1は、本実施形態に係る電子レジスタ100の全体構成図である。図2は、本実施形態に係る電子レジスタ100の外観図である。電子レジスタ100は、CPU(Central Processing Unit)110、記憶部120、表示部160、操作部170、およびプリンタ180を含んで構成される。プリンタ180は、レシートや売上レポートを印刷するプリンタである。操作部170は、モードスイッチ179を含む。
図3は、本実施形態に係る操作部170に含まれるキーの配置図である。操作部170は、テンキー171、PLU(Price Look Up)キー172、持ち帰りキー173(図3では「持帰り」と表記)、店内キー174、小計キー175、現/預キー176、および×キー177を含む。テンキー171で商品番号が入力された後に、持ち帰りキー173が押されると、商品番号に対応した商品が持ち帰り商品として売上登録される。テンキー171で商品番号が入力された後に、店内キー174が押されると、商品番号に対応した商品が店内飲食商品として売上登録される。
テンキー171で商品番号が入力された後に、PLUキー172が押されると、商品番号に対応した商品が売上登録される。なお、持ち帰り商品としても店内飲食商品としても販売される商品がPLUキー172で売上登録される場合、その前に売上登録された商品が店内飲食商品として登録されていれば店内飲食商品として売上登録され、持ち帰り商品として登録されていれば持ち帰り商品として売上登録される。
商品が複数個ならば、個数がテンキー171で入力された後に×キー177が押され、続いて商品番号が入力される。小計キー175が押されると、売上登録された商品の小計が導出され、表示部160に表示される。現金で支払いの場合には、テンキー171で現金額が入力された後に現/預キー176が押される。
図1に戻って、記憶部120は、RAM(Random Access Memory)121、およびROM(Read Only Memory)122を含んで構成される。ROM122は、プログラム129、商品リスト130、および売上精算データ140を記憶する。電子レジスタ100は、コンピュータであり、CPU110がプログラム129を実行することで、税率設定処理(後記する図6参照)と売上登録処理(後記する図7、図8、図10参照)と精算処理(後記する図11参照)とを行い、売上レポート(後記する図12参照)を印刷する。
≪商品リストの構成≫
図4は、本実施形態に係る商品リスト130のデータ構成図である。商品リスト130には、売上登録処理の対象となる商品が登録されている。商品リスト130は、例えば、表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、1つの商品を示す。商品リスト130のレコードは、商品番号131(図4では、「商品#」と記載)、商品名132、価格133、税率区分134、およびメモリ設定135を含んで構成される。
商品番号131は、商品の識別番号であって、売上登録するときにテンキー171(図3参照)で入力される番号である。商品名132は、商品の名称である。価格133は、税抜きの価格である。
税率区分134は、適用される税の種別を示す。食品であって、持ち帰りの場合に軽減税率、店内飲食の場合に標準税率が適用される商品の税率区分134は、「標/軽」である。他に、標準税率の消費税を示す「標準」、軽減税率の消費税を示す「軽減」、および無税を示す「無」などがある。なお、商品の税率区分134が「標/軽」である場合、当該商品を複数税率商品、複数税率適用商品などと記す。なお、本実施形態においては、標準税率を10%、軽減税率を8%であるものとして説明をする。
メモリ設定135は、累計売上個数を記憶するメモリエリア140A-2(後記する図5参照)と、累計売上金額を記憶するメモリエリア140A-3とを分割する(「分割」)か、分割しない(「非分割」)かを示す。税率区分134が「標/軽」ならば、メモリ設定135は、「分割」(第1の設定)に設定され、税率区分134が「標/軽」でないならば、メモリ設定135は、「非分割」(第2の設定)に設定される(後記する図6参照)。
レコード138は、商品番号131が「101」の「唐揚げ」を示し、税抜き価格は250円であって、標準税率と軽減税率との何れか一方が適用され、メモリエリア140A-2,140A-3が分割されることを示している。レコード139は、商品番号131が「412」の「タオル」を示し、税抜き価格は480円であって、標準税率が適用され、メモリエリア140A-2,140A-3が分割されないことを示している。
≪売上精算データの構成≫
図5は、本実施形態に係る売上精算データ140を格納するトータルメモリエリア140Aのメモリレイアウトを示す図である。売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)には、商品(商品の種類とも記す)別に、例えば1日分の累計売上個数と累計売上金額とが記憶される。売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)は、例えば、表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、売上登録された1つの商品(商品の種類)を示す。トータルメモリエリア140Aのレコード(1つの商品に割り当てられるメモリエリア)は、商品番号、累計売上個数、および累計売上金額に割り当てられるメモリエリアを含む。
商品番号は、例えば2バイトのメモリエリア140A-1に、商品番号を16ビット(2バイト)の符号なし整数として記憶される。
商品が複数税率商品で、メモリ設定135が「分割」である場合には、軽減税率商品(持ち帰り商品)としての累計売上個数がメモリエリア140A-2-1に、標準税率商品(店内飲食商品)としての累計売上個数がメモリエリア140A-2-2に、BCD(Binary-Coded Decimal)形式で記憶される。また、軽減税率商品としての累計売上金額がメモリエリア140A-3-1に、標準税率商品としての累計売上金額がメモリエリア140A-3-2に、BCD形式で記憶される。商品が標準税率商品、軽減税率商品、または非課税商品(無税商品)で、メモリ設定135が「非分割」である場合には、累計売上個数がメモリエリア140A-2に、累計売上金額がメモリエリア140A-3に、BCD形式で記憶される。
メモリエリア140A-2-1~140A-3-2のメモリ容量は、それぞれ2.5バイトであり、メモリエリア140A-2,140A-3のメモリ容量はそれぞれ5バイトである。図5に示されるとおり、メモリエリア140A-2(メモリエリア)がメモリエリア140A-2-1,140A-2-2(サブメモリエリア)に分割される(割り当てられる)。また、メモリエリア140A-3(メモリエリア)がメモリエリア140A-3-1,140A-3-2(サブメモリエリア)に分割される(割り当てられる)。複数税率商品、標準税率商品、軽減税率商品、および非課税商品の何れであっても1つの商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量(メモリサイズ)は、12バイトであって、同じメモリ容量である。
複数税率商品で、メモリ設定135が「分割」の場合には、累計売上個数が記憶されるメモリ容量が5バイトのメモリエリア140A-2(メモリエリア)が、メモリ容量が2.5バイトずつのメモリエリア140A-2-1,140A-2-2(サブメモリエリア)に分割され(割り当てられ)、メモリエリア140A-2-1に軽減税率商品としての累計売上個数が記憶され、メモリエリア140A-2-2に標準税率商品としての累計売上個数が記憶される。同様に、累計売上金額が記憶されるメモリ容量が5バイトのメモリエリア140A-3(メモリエリア)が、メモリ容量が2.5バイトずつのメモリエリア140A-3-1,140A-3-2(サブメモリエリア)に分割され(割り当てられ)、メモリエリア140A-3-1に軽減税率商品としての累計売上金額が記憶され、メモリエリア140A-3-2に標準税率商品としての累計売上金額が記憶される。
メモリエリア148は、商品番号131(図4参照)が「102」である「ポテトS」の累計売上個数と累計売上金額とを記憶する。詳しくは、軽減税率商品としての累計売上個数は4個で累計売上金額は864円であり、標準税率商品としての累計売上個数は1個で累計売上金額は220円である。
メモリエリア149は、商品番号131が「412」である「タオル」の累計売上個数と累計売上金額とを記憶する。詳しくは、累計売上個数は2個で累計売上金額は1056円である。
≪税率設定処理≫
売上登録処理の対象となる商品は、予め商品リスト(図4)に登録されている。詳しくは、電子レジスタ100の利用者である店員が各商品について、メモリ設定135を除く、商品番号131、商品名132、価格133、および税率区分134を登録する。以下に、税率区分134が登録(設定)されたときに、CPU110が実行する税率設定処理を説明する。
図6は、本実施形態に係るCPU110が実行する税率設定処理のフローチャートである。
ステップS11において設定手段としてのCPU110は、店員の操作による税率区分134の登録を受け付け、税率区分134が「標/軽」に設定されたならば(ステップS11→標/軽)ステップS12に進み、「標/軽」以外に設定されたならば(ステップS11→他)ステップS13に進む。
ステップS12において割当手段としてのCPU110は、メモリ設定135を「分割」(第1の設定)に設定する。
ステップS13において割当手段としてのCPU110は、メモリ設定135を「非分割」(第2の設定)に設定する。
≪売上登録処理≫
図7は、本実施形態に係るCPU110が実行する売上登録処理のフローチャートである。なお、図3で説明したとおり、テンキー171で商品番号が入力され後に、PLUキー172、持ち帰りキー173、または店内キー174が押されて当該商品番号の商品が売上登録される。複数の同じ商品が登録される場合には、個数を示すテンキー171、×キー177、商品番号を示すテンキー171に続いて、PLUキー172、持ち帰りキー173、または店内キー174が押される。例えば、商品番号が「123」の商品が5個の場合には、「5」キー、×キー177、「1」キー、「2」キー、「3」キー、PLUキー172の順に押される。
ステップS21においてCPU110は、押されたキーを判定し、ステップS22~S27の何れかに進む。詳しくは、CPU110は、押されたキーが、テンキー171ならば(ステップS21→テンキー)ステップS22に進み、小計キー175ならば(ステップS21→小計)ステップS23に進み、PLUキー172ならば(ステップS21→PLU)ステップS24に進む。また、CPU110は、押されたキーが、持ち帰りキー173ならば(ステップS21→持ち帰り)ステップS25に進み、店内キー174ならば(ステップS21→店内)ステップS26に進み、×キー177ならば(ステップS21→×)ステップS27に進む。
ステップS22においてCPU110は、押されたテンキー171に応じてRAM121に記憶されている番号を更新する。例えば、記憶されている番号がクリアされていて「1」のキーが押されたならば、CPU110は、「1」と更新して記憶する。「12」と記憶されていて「3」のキーが押されたならば、CPU110は、「123」と番号を更新して記憶する。
ステップS23においてCPU110は、締め処理(後記する図8参照)を実行する。
ステップS24においてCPU110は、加算処理(後記する図10参照)を実行する。
ステップS25においてCPU110は、持ち帰りモードに設定して、ステップS24に進む。持ち帰りモードでは、複数税率商品が、持ち帰り商品として売上登録される。
ステップS26においてCPU110は、店内飲食モードに設定して、ステップS24に進む。店内飲食モードでは、複数税率商品が、店内飲食商品として売上登録される。
ステップS27においてCPU110は、ステップS22で更新されてRAM121に記憶されている番号を商品の個数としてRAM121に記憶する。続いて、CPU110は、ステップS22で更新されてRAM121に記憶されている番号をクリアする。
図8は、本実施形態に係るCPU110が実行する締め処理(図7に記載のステップS23参照)のフローチャートである。
ステップS31においてCPU110は、売上登録された商品の合計金額(最終小計金額)と税額を導出する。
ステップS32においてCPU110は、導出された商品の最終小計金額と税額を表示部160に表示する。
ステップS33においてCPU110は、預り金額を取得する。預り金額は、テンキー171と現/預キー176(図3参照)とが押されて入力される。
ステップS34においてCPU110は、釣り金額を導出して、預り金額と釣り金額とを表示部160に表示する。
ステップS35においてCPU110は、領収書(後記する図9参照)を印刷する。
図9は、本実施形態に係る領収書(レシート)を示す図である。売上登録された商品名、個数、金額、小計金額、標準税率の消費税額、軽減税率の消費税額、合計金額、預り金額、および釣り金額が印刷されている。
図10は、本実施形態に係るCPU110が実行する加算処理(図7に記載のステップS24参照)のフローチャートである。
ステップS41においてCPU110は、商品を特定する。詳しくは、CPU110は、ステップS22においてRAM121に記憶されている番号に対応する商品番号131(図4参照)の商品を特定する。
ステップS42においてCPU110は、特定した商品のメモリ設定135が「分割」ならば(ステップS42→分割)ステップS43に進み、「非分割」ならば(ステップS42→非分割)ステップS53に進む。
ステップS43においてCPU110は、店内飲食モード(図7記載のステップS26参照)ならば(ステップS43→店内)ステップS44に進み、持ち帰りモード(ステップS25参照)ならば(ステップS43→持帰り)ステップS49に進む。
ステップS44においてCPU110は、商品の金額と消費税額とを導出する。詳しくは、CPU110は、ステップS41で特定した商品の価格133に標準税率を乗じて消費税額を導出する。次に、CPU110は、価格133に消費税額を加えて金額を導出する。なお、ステップS27(図7参照)で、個数が2以上ならば、消費税額および金額それぞれに個数を乗じる。
ステップS45においてCPU110は、小計金額と税額を導出して表示する。詳しくは、CPU110は、小計金額にステップS44で導出した金額を加えて、新たに小計金額を導出する。次に、CPU110は、税額にステップS44で導出した消費税額を加えて、新たに税額を導出する。なお、小計金額と税額は、RAM121に記憶される。
ステップS46においてCPU110は、メモリエリア140A-2-2,140A-3-2が桁溢れするか否かを判定する。詳しくは、CPU110は、特定した商品に対応するトータルメモリエリア140A(図5参照)における標準税率商品としての累計売上個数を記憶するメモリエリア140A-2-2、および標準税率商品としての累計売上金額を記憶するメモリエリア140A-3-2を参照し、個数やステップS44で導出された金額を加算したらメモリエリア140A-2-2,140A-3-2が桁溢れするかを判定する。メモリエリア140A-2-2,140A-3-2の双方が桁溢れしないならば(ステップS46→NO)ステップS47に進み、何れかが桁溢れするならばステップS48に進む。
ステップS47においてCPU110は、商品を店内売上に計上する。詳しくは、CPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-2に個数を加算し、分割されたメモリエリア140A-3-2にステップS44で導出された金額を加算する。
ステップS48においてCPU110は、メモリエリアの桁溢れエラーを警告する。例えば、CPU110は、メモリエリアの桁溢れエラーに対応するエラー番号を表示部160に表示して、加算処理を中断する。加算処理が中断されると、売上登録処理も中断される。
ステップS49においてCPU110は、商品の金額と消費税額とを導出する。詳しくは、CPU110は、ステップS41で特定した商品の価格133に軽減税率を乗じて消費税額を導出する。次に、CPU110は、価格133に消費税額を加えて金額を導出する。なお、ステップS27(図7参照)で、個数が2以上ならば、消費税額および金額それぞれに個数を乗じる。
ステップS50においてCPU110は、小計金額と税額を導出して表示する。詳しくは、CPU110は、小計金額にステップS49で導出した金額を加えて、新たに小計金額を導出する。次に、CPU110は、税額にステップS49で導出した消費税額を加えて、新たに税額を導出する。
ステップS51においてCPU110は、メモリエリア140A-2-1,140A-3-1が桁溢れするか否かを判定する。詳しくは、CPU110は、特定した商品に対応するトータルメモリエリア140A(図5参照)における軽減税率商品としての累計売上個数を記憶するメモリエリア140A-2-1、および軽減税率商品としての累計売上金額を記憶するメモリエリア140A-3-1を参照し、個数やステップS49で導出された金額を加算したらメモリエリア140A-2-1,140A-3-1が桁溢れするかを判定する。メモリエリア140A-2-1,140A-3-1の双方が桁溢れしないならば(ステップS51→NO)ステップS52に進み、何れかが桁溢れするならばステップS48に進む。
ステップS52においてCPU110は、商品を持ち帰り売上に計上する。詳しくは、CPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1に個数を加算し、分割されたメモリエリア140A-3-1にステップS49で導出された金額を加算する。
ステップS53においてCPU110は、商品の金額と消費税額とを導出する。詳しくは、CPU110は、ステップS41で特定した商品の税率区分134を参照して税率(標準税率、軽減税率、または無税)を導出し、価格133に税率を乗じて消費税額を導出する。次に、CPU110は、価格133に消費税額を加えて金額を導出する。なお、ステップS27(図7参照)で、個数が2以上ならば、消費税額および金額それぞれに個数を乗じる。
ステップS54においてCPU110は、小計金額と税額を導出して表示する。詳しくは、CPU110は、小計金額にステップS53で導出した金額を加えて、新たに小計金額を導出する。次に、CPU110は、税額にステップS53で導出した消費税額を加えて、新たに税額を導出する。
ステップS55においてCPU110は、商品を通常売上に計上する。詳しくは、CPU110は、非分割のメモリエリア140A-2に個数を加算し、非分割のメモリエリア140A-3にステップS53で導出された金額を加算する。
ステップS56においてCPU110は、ステップS22(図7参照)において更新している商品番号をクリアする。次にCPU110は、ステップS27において更新している個数をクリアする(1にする)。
≪精算処理≫
図11は、本実施形態に係るCPU110が実行する精算処理のフローチャートである。図11を参照しながら、印刷制御手段としてのCPU110が、売上レポート(後記する図12参照)を印刷する処理を説明する。
ステップS61においてCPU110は、売上レポートのヘッダ(後記する図12のヘッダ321参照)を印刷する。
ステップS62においてCPU110は、商品リスト130(図4参照)の商品ごとにステップS63~S68を実行する。
ステップS63においてCPU110は、税率区分134が「標/軽」ならば(ステップS63→標/軽)ステップS64に進み、「標/軽」でないならば(ステップS63→他)ステップS67に進む。
ステップS64においてCPU110は、持ち帰り商品(軽減税率商品)の売上を印刷する。詳しくは、CPU110は、商品名132(図4参照)に続いて「持帰」と印刷する。次にCPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上金額とを印刷する。
ステップS65においてCPU110は、店内飲食商品(標準税率商品)の売上を印刷する。詳しくは、CPU110は、商品名132(図4参照)に続いて「店内」と印刷する。次にCPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-2に記憶される標準税率商品としての累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-2に記憶される標準税率商品としての累計売上金額とを印刷する。
ステップS66においてCPU110は、税別の累計売上金額に加算する。詳しくは、CPU110は、メモリエリア140A-3-2に記憶される標準税率商品としての累計売上金額を記憶部120に記憶される標準税率商品の累計売上金額に加算する。次に、CPU110は、メモリエリア140A-3-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上金額を記憶部120に記憶される軽減税率商品の累計売上金額に加算する。続いて、CPU110は、メモリエリア140A-2-2に記憶される標準税率商品としての累計売上個数から消費税額を導出して、記憶部120に記憶される標準税率商品の累計税額に加算する。また、CPU110は、メモリエリア140A-2-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上個数から消費税額を導出して、記憶部120に記憶される軽減税率商品の累計税額に加算する。
ステップS67においてCPU110は、商品(標準税率商品、軽減税率商品、または非課税商品)の売上を印刷する。詳しくは、CPU110は、商品名132、非分割のメモリエリア140A-2に記憶される累計売上個数と、非分割のメモリエリア140A-3に記憶される累計売上金額とを印刷する。
ステップS68においてCPU110は、税別の累計売上金額に加算する。詳しくは、CPU110は、メモリエリア140A-3に記憶される累計売上金額を、商品の税率区分134に応じて、記憶部120に記憶される標準税率商品、軽減税率商品、または非課税商品の累計売上金額に加算する。また、CPU110は、商品の税率区分134が「標準」または「軽減」ならば、メモリエリア140A-2に記憶される累計売上個数から消費税額を導出して、記憶部120に記憶される標準税率商品、または軽減税率商品の累計税額に加算する。
ステップS69においてCPU110は、商品リスト130の商品全てについてステップS63~S68を実行したならば、ステップS70に進む。未処理の商品があれば、ステップS63に戻って処理する。
ステップS70においてCPU110は、累計金額322(後記する図12参照)を印刷する。詳しくは、CPU110は、「標準税率対象計」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品の累計売上金額を印刷する。次に、CPU110は、「内税」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品の累計税額を印刷する。
続いて、CPU110は、「軽減税率対象計」と印刷して、記憶部120に記憶される軽減税率商品の累計売上金額を印刷する。次に、CPU110は、「内税」と印刷して、記憶部120に記憶される軽減税率商品の累計税額を印刷する。
続いて、CPU110は、「非課税合計」と印刷して、記憶部120に記憶される非課税商品の累計売上金額を印刷する。次に、CPU110は、「合計」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品、軽減税率商品、および非課税商品の累計売上金額の合計値を印刷する。
記憶部120に記憶される標準税率商品の累計売上金額および累計税額には、標準税率商品の他に、複数税率商品のなかで標準税率商品として売上登録された商品の売上金額および消費税額が含まれている。また、記憶部120に記憶される軽減税率商品の累計売上金額および累計税額には、軽減税率商品の他に、複数税率商品のなかで軽減税率商品として売上登録された商品の売上金額および消費税額が含まれている。
図12は、本実施形態に係る電子レジスタ100が印刷した売上レポート(売上精算レポート)320である。上から順に、ステップS61(図11参照)においてヘッダ321が印刷され、ステップS64,S65,S67において商品ごとに名称、個数、および金額が印刷され、ステップS70において累計金額322を印刷されている。
≪売上処理と精算処理の特徴≫
上記した実施形態の電子レジスタ100は、複数税率商品について、標準税率商品としての累計売上個数および軽減税率商品としての累計売上個数を、従来の累計売上個数と同じサイズのメモリエリアを分割したそれぞれのメモリエリア(サブメモリエリア)に記憶する。また、電子レジスタ100は、標準税率商品としての累計売上金額および軽減税率商品としての累計売上金額を、従来の累計売上金額と同じサイズのメモリエリアを分割したそれぞれのメモリエリア(サブメモリエリア)に記憶する。このようにして複数税率商品の累計売上個数と累計売上金額とを記憶することで、売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)の容量を増やすことなく、店は、複数税率商品を販売して、売上登録処理や精算処理が実行できるようになる。
電子レジスタの上限の商品数まで商品登録してある場合、従来までの電子レジスタでは、複数税率商品を扱う場合には、標準税率商品として販売するか、軽減税率商品として販売するか、何れかの商品の販売を諦めざるを得なかった。記憶部120(図1参照)が増設できず、売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)のサイズを増やせない電子レジスタであっても、プログラム129を更新することで、本実施形態に係る電子レジスタ100に変更することができ、ハードウェアを変更せずに、複数税率商品を扱うことができるようになる。
≪変形例:メモリエリア≫
上記した実施形態では、複数税率商品の累計売上個数が記憶されるメモリエリア140A-2-1,140A-2-2は、標準税率商品や軽減税率商品の累計売上個数が記憶されるメモリエリア140A-2が分割されたメモリエリアと同じサイズ(メモリ容量)である(図5参照)。また、複数税率商品の累計売上金額が記憶されるメモリエリア140A-3-1,140A-3-2は、標準税率商品や軽減税率商品の累計売上金額が記憶されるメモリエリア140A-3が分割されたエリアと同じサイズ(メモリ容量)である。累計売上個数よりも累計売上金額の方が、数値が大きく、メモリエリアの桁溢れが発生しやすいので、累計売上金額のメモリエリア(サブメモリエリア)が大きくなるように分割してもよい(割り当ててもよい)。
図13は、本実施形態の変形例に係る売上精算データ140を格納するトータルメモリエリア140Bのメモリレイアウトを示す図である。メモリエリア140A-2-1~140A-3-2(図5参照)は、全て10進5桁であるのに対して、複数税率商品の累計売上個数を記憶するメモリエリア140B-2-1,140B-2-2はそれぞれ10進4桁、複数税率商品の累計売上金額を記憶するメモリエリア140B-3-1,140B-3-2はそれぞれ10進6桁となっている。累計売上個数より累計売上金額により広いメモリエリアを割り当てることで、桁溢れする可能性を削減することができる。
同じサイズのメモリエリアにより大きな数値を格納するために、BCD形式ではなく、2進数の形式で格納するようにしてもよい。メモリエリア140A-2-1~140A-3-2は、それぞれ2.5バイトなので、2.5バイト(20ビット)の符号なし2進整数の形式で格納するようにしてもよい。
≪変形例:メモリ設定処理≫
上記した実施形態では、税率設定処理(図6)によって合わせてメモリ設定135の設定を行うこととしていたが、予め設定してある税率区分134をスキャンすることで、メモリ設定135を設定することとしてもよい。
図14は、本実施形態の変形例に係るCPU110が実行するメモリ設定処理のフローチャートである。
ステップS81においてCPU110は、商品リスト130(図4参照)における全商品の税率区分134をスキャンする。
ステップS82において切替手段としてのCPU110は、税率区分134が「標/軽」に設定された商品が存在するか否かを判定する。税率区分134が「標/軽」に設定された商品が存在しないと判別された際に(ステップS82→NO)CPU110は、ステップS83に進み、存在すると判別された際に(ステップS82→YES)CPU110は、ステップS85に進む。
ステップS83において切替手段としてのCPU110は、販売モードとして単一税率モード(第2の販売モード)を設定する。
ステップS84において分割手段としてのCPU110は、商品リスト130の全商品についてメモリ設定135を「非分割」に設定する。
ステップS85において切替手段としてのCPU110は、販売モードとして複数税率モード(第1の販売モード)を設定する。
ステップS86において分割手段としてのCPU110は、商品リスト130の所定の商品についてメモリ設定135を「分割」に設定する。メモリ設定135を「分割」にする商品は、例えば、税率区分134が「標/軽」に設定された商品にするとよい。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、商品リスト130の全商品についてメモリ設定135を「分割」に設定してもよい。
また、図14のメモリ設定処理においては、販売モードの設定に基づいてメモリ設定135の設定のみを実施していたが、設定の対象となるものはメモリ設定135に限定されず、表示設定、印刷設定、操作設定等を販売モードに基づいて設定する構成としてもよい。
≪変形例:商品別の点検≫
精算処理(図11参照)では、例えば1日分の商品別の累計売上金額を集計して、売上レポートを印刷する。特定の操作により、指定された商品の累計売上個数や累計売上金額を出力するようにしてもよい。例えば、モードスイッチ179が「点検」に設定された後に、テンキー171で商品番号が入力されてPLUキー172が押されると、CPU110は、対応する商品のメモリエリア140A-2に記憶される累計売上個数とメモリエリア140A-3に記憶される累計売上金額とを表示部160に表示する。商品が複数税率商品であれば、CPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1,140A-2-2に記憶される累計売上個数を合算した累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-1,140A-3-2に記憶される累計売上金額を合算した累計売上金額とを表示する。
複数税率商品については、テンキー171で商品番号が入力されて持ち帰りキー173が押されると、CPU110は、対応する商品のメモリエリア140A-2-1に記憶される軽減税率適用商品としての累計売上個数とメモリエリア140A-3-1に記憶される軽減税率適用商品としての累計売上金額とを表示部160に表示するようにしてもよい。また、テンキー171で商品番号が入力されて店内キー174が押されると、CPU110は、対応する商品のメモリエリア140A-2-2に記憶される標準税率適用商品としての累計売上個数とメモリエリア140A-3-2に記憶される標準税率適用商品としての累計売上金額とを表示部160に表示するようにしてもよい。
≪変形例:全商品の点検≫
上記した変形例では、指定された商品の累計売上金額を表示している。全商品の累計売上金額を表示するようにしてもよい。例えば、モードスイッチ179が「点検」に設定された後に、×キー177が押されると、CPU110は、全商品の累計売上金額を表示するようにしてもよい。全商品の累計売上金額を導出するには、印刷を含まない精算処理(図11参照)を実行すればよい。
≪その他変形例≫
上記した実施形態では、売上登録において商品ごとに登録されている。詳しくは、商品番号がテンキー171で入力された後にPLUキー172が押されて商品が登録されている(図7参照)。商品が商品部門ごとに売上登録され、売上登録レポートも商品部門ごとの印刷されるようにしてもよい。詳しくは、ある商品部門の商品は複数税率商品であって、売上登録のときに持ち帰りか店内かを登録されて、標準税率と軽減税率とを区別して、売上登録するようにしてもよい。売上登録処理の流れは、商品番号か商品部門番号かの違いを除いて上記した実施形態と同様である。
上記した実施形態では、売上登録処理に先立ってメモリ設定135を「分割」または「非分割」に設定していたが、売上登録処理において商品が特定されたタイミングに基づいて、メモリ設定135を設定することとしてもよい。具体的には、図10のステップS41において商品を特定した後に、当該商品の税率区分134に「標/軽」が設定されているか否かを判別し、税率区分134に「標/軽」が設定されているならばメモリ設定135に「分割」を設定する一方で、税率区分134に「標/軽」以外が設定されているならばメモリ設定135を「非分割」に設定するとよい。
他にも、メモリ設定135を設定するタイミングとしては、例えば、売上登録処理において、一の商品が2つの販売態様で売上登録されたタイミング(持ち帰り商品としても店内飲食商品としても売上登録されたタイミング)であってもよい。即ち、メモリ設定135は、所定のタイミングで設定されればよく、特に限定されるものではない。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
≪付記≫
《請求項1》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
売上集計すべき商品の種類に消費税率が販売態様に応じて切り替えられる商品の種類が含まれる場合の第1の販売モードと、消費税率の切り替えを不要とした第2の販売モードと、を切り替え設定する切替手段と、
前記切替手段により第2の販売モードが設定されているときに所定の商品の種類に割り当てられているメモリエリアを、前記切替手段により第1の販売モードに切り替え設定されたときに消費税率に対応させて複数のサブメモリエリアに分割設定する分割手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
《請求項2》
前記メモリエリアは、売上金額を集計するための第1のメモリエリアと、売上個数を集計するための第2のメモリエリアと、を含み、
前記分割手段は、前記第1のメモリエリア及び前記第2のメモリエリアの各々を前記複数のサブメモリエリアに分割設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項3》
前記メモリエリアに格納された情報に基づいて商品の種類毎に売上金額または売上個数の集計結果が印刷された売上レポートをプリンタに印刷させるとともに、複数の税率が設定されている商品の種類については前記複数のサブメモリエリアに格納された情報に基づいて税率ごとの売上金額または売上個数の集計結果を印刷させる印刷制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の売上データ処理装置。
《請求項4》
前記印刷制御手段は、前記複数のサブメモリエリアに格納された情報に基づいて前記商品の種類毎の売上金額または売上個数の合計を税率別に前記売上レポートに印刷させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の売上データ処理装置。
《請求項5》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段と、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段と、
を備え、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とする売上データ処理装置。
《請求項6》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
売上集計すべき商品の種類に消費税率が販売態様に応じて切り替えられる商品の種類が含まれる場合の第1の販売モードと、消費税率の切り替えを不要とした第2の販売モードと、を切り替え設定する切替手段、
前記切替手段により第2の販売モードが設定されているときに所定の商品の種類に割り当てられているメモリエリアを、前記切替手段により第1の販売モードに切り替え設定されたときに消費税率に対応させて複数のサブメモリエリアに分割設定する分割手段、
として機能させるためのプログラム。
《請求項7》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段、
として機能させ、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とするプログラム。
100 電子レジスタ(売上データ処理装置)
110 CPU(制御部、切替手段、分割手段、印刷制御手段、設定手段、割当手段)
120 記憶部
130 商品リスト
140 売上精算データ
140A-2,140A-3,140B-2,140B-3 メモリエリア
140A-2-1,140A-2-2,140A-3-1,140A-3-2,140B-2-1,140B-2-2,140B-3-1,140B-3-2 メモリエリア(サブメモリエリア)
160 表示部
170 操作部
180 プリンタ
320 売上レポート

Claims (7)

  1. 売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
    前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段と、
    売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段と、
    を備え、
    前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
    ことを特徴とする売上データ処理装置。
  2. 前記メモリエリアは、売上金額を集計するための第1のメモリエリアと、売上個数を集計するための第2のメモリエリアと、を含み、
    前記割当手段は、前記第1のメモリエリア及び前記第2のメモリエリアの各々に前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1記載の売上データ処理装置。
  3. 前記メモリエリアに格納された情報に基づいて商品の種類毎に売上金額または売上個数の集計結果が印刷された売上レポートをプリンタに印刷させるとともに、複数の税率が設定されている商品の種類については前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに格納された情報に基づいて税率ごとの売上金額または売上個数の集計結果を印刷させる印刷制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の売上データ処理装置。
  4. 前記印刷制御手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに格納された情報に基づいて前記商品の種類毎の売上金額または売上個数の合計を税率別に前記売上レポートに印刷させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の売上データ処理装置。
  5. 前記設定手段は、商品の種類毎に税率が設定された商品リストを生成する際に、当該商品リストに含まれる商品に、前記第1の設定と、前記第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  6. 前記設定手段は、商品の売上登録処理を行う際に、当該売上登録処理の対象である商品に、前記第1の設定と、前記第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける、
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
  7. 売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
    前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段、
    売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段、
    として機能させ、
    前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
    ことを特徴とするプログラム。
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