JP7338356B2 - 売上データ処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、記憶容量の増大を抑制しつつ複数税率への対応を可能とする売上データ処理装置およびプログラムを提供することを課題とする。
図1は、本実施形態に係る電子レジスタ100の全体構成図である。図2は、本実施形態に係る電子レジスタ100の外観図である。電子レジスタ100は、CPU(Central Processing Unit)110、記憶部120、表示部160、操作部170、およびプリンタ180を含んで構成される。プリンタ180は、レシートや売上レポートを印刷するプリンタである。操作部170は、モードスイッチ179を含む。
図4は、本実施形態に係る商品リスト130のデータ構成図である。商品リスト130には、売上登録処理の対象となる商品が登録されている。商品リスト130は、例えば、表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、1つの商品を示す。商品リスト130のレコードは、商品番号131(図4では、「商品#」と記載)、商品名132、価格133、税率区分134、およびメモリ設定135を含んで構成される。
税率区分134は、適用される税の種別を示す。食品であって、持ち帰りの場合に軽減税率、店内飲食の場合に標準税率が適用される商品の税率区分134は、「標/軽」である。他に、標準税率の消費税を示す「標準」、軽減税率の消費税を示す「軽減」、および無税を示す「無」などがある。なお、商品の税率区分134が「標/軽」である場合、当該商品を複数税率商品、複数税率適用商品などと記す。なお、本実施形態においては、標準税率を10%、軽減税率を8%であるものとして説明をする。
図5は、本実施形態に係る売上精算データ140を格納するトータルメモリエリア140Aのメモリレイアウトを示す図である。売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)には、商品(商品の種類とも記す)別に、例えば1日分の累計売上個数と累計売上金額とが記憶される。売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)は、例えば、表形式のデータであって、1つの行(レコード)は、売上登録された1つの商品(商品の種類)を示す。トータルメモリエリア140Aのレコード(1つの商品に割り当てられるメモリエリア)は、商品番号、累計売上個数、および累計売上金額に割り当てられるメモリエリアを含む。
商品が複数税率商品で、メモリ設定135が「分割」である場合には、軽減税率商品(持ち帰り商品)としての累計売上個数がメモリエリア140A-2-1に、標準税率商品(店内飲食商品)としての累計売上個数がメモリエリア140A-2-2に、BCD(Binary-Coded Decimal)形式で記憶される。また、軽減税率商品としての累計売上金額がメモリエリア140A-3-1に、標準税率商品としての累計売上金額がメモリエリア140A-3-2に、BCD形式で記憶される。商品が標準税率商品、軽減税率商品、または非課税商品(無税商品)で、メモリ設定135が「非分割」である場合には、累計売上個数がメモリエリア140A-2に、累計売上金額がメモリエリア140A-3に、BCD形式で記憶される。
メモリエリア149は、商品番号131が「412」である「タオル」の累計売上個数と累計売上金額とを記憶する。詳しくは、累計売上個数は2個で累計売上金額は1056円である。
売上登録処理の対象となる商品は、予め商品リスト(図4)に登録されている。詳しくは、電子レジスタ100の利用者である店員が各商品について、メモリ設定135を除く、商品番号131、商品名132、価格133、および税率区分134を登録する。以下に、税率区分134が登録(設定)されたときに、CPU110が実行する税率設定処理を説明する。
ステップS11において設定手段としてのCPU110は、店員の操作による税率区分134の登録を受け付け、税率区分134が「標/軽」に設定されたならば(ステップS11→標/軽)ステップS12に進み、「標/軽」以外に設定されたならば(ステップS11→他)ステップS13に進む。
ステップS12において割当手段としてのCPU110は、メモリ設定135を「分割」(第1の設定)に設定する。
ステップS13において割当手段としてのCPU110は、メモリ設定135を「非分割」(第2の設定)に設定する。
図7は、本実施形態に係るCPU110が実行する売上登録処理のフローチャートである。なお、図3で説明したとおり、テンキー171で商品番号が入力され後に、PLUキー172、持ち帰りキー173、または店内キー174が押されて当該商品番号の商品が売上登録される。複数の同じ商品が登録される場合には、個数を示すテンキー171、×キー177、商品番号を示すテンキー171に続いて、PLUキー172、持ち帰りキー173、または店内キー174が押される。例えば、商品番号が「123」の商品が5個の場合には、「5」キー、×キー177、「1」キー、「2」キー、「3」キー、PLUキー172の順に押される。
ステップS23においてCPU110は、締め処理(後記する図8参照)を実行する。
ステップS24においてCPU110は、加算処理(後記する図10参照)を実行する。
ステップS26においてCPU110は、店内飲食モードに設定して、ステップS24に進む。店内飲食モードでは、複数税率商品が、店内飲食商品として売上登録される。
ステップS27においてCPU110は、ステップS22で更新されてRAM121に記憶されている番号を商品の個数としてRAM121に記憶する。続いて、CPU110は、ステップS22で更新されてRAM121に記憶されている番号をクリアする。
ステップS31においてCPU110は、売上登録された商品の合計金額(最終小計金額)と税額を導出する。
ステップS32においてCPU110は、導出された商品の最終小計金額と税額を表示部160に表示する。
ステップS34においてCPU110は、釣り金額を導出して、預り金額と釣り金額とを表示部160に表示する。
ステップS35においてCPU110は、領収書(後記する図9参照)を印刷する。
ステップS41においてCPU110は、商品を特定する。詳しくは、CPU110は、ステップS22においてRAM121に記憶されている番号に対応する商品番号131(図4参照)の商品を特定する。
ステップS42においてCPU110は、特定した商品のメモリ設定135が「分割」ならば(ステップS42→分割)ステップS43に進み、「非分割」ならば(ステップS42→非分割)ステップS53に進む。
ステップS44においてCPU110は、商品の金額と消費税額とを導出する。詳しくは、CPU110は、ステップS41で特定した商品の価格133に標準税率を乗じて消費税額を導出する。次に、CPU110は、価格133に消費税額を加えて金額を導出する。なお、ステップS27(図7参照)で、個数が2以上ならば、消費税額および金額それぞれに個数を乗じる。
ステップS48においてCPU110は、メモリエリアの桁溢れエラーを警告する。例えば、CPU110は、メモリエリアの桁溢れエラーに対応するエラー番号を表示部160に表示して、加算処理を中断する。加算処理が中断されると、売上登録処理も中断される。
ステップS50においてCPU110は、小計金額と税額を導出して表示する。詳しくは、CPU110は、小計金額にステップS49で導出した金額を加えて、新たに小計金額を導出する。次に、CPU110は、税額にステップS49で導出した消費税額を加えて、新たに税額を導出する。
ステップS52においてCPU110は、商品を持ち帰り売上に計上する。詳しくは、CPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1に個数を加算し、分割されたメモリエリア140A-3-1にステップS49で導出された金額を加算する。
ステップS56においてCPU110は、ステップS22(図7参照)において更新している商品番号をクリアする。次にCPU110は、ステップS27において更新している個数をクリアする(1にする)。
図11は、本実施形態に係るCPU110が実行する精算処理のフローチャートである。図11を参照しながら、印刷制御手段としてのCPU110が、売上レポート(後記する図12参照)を印刷する処理を説明する。
ステップS61においてCPU110は、売上レポートのヘッダ(後記する図12のヘッダ321参照)を印刷する。
ステップS62においてCPU110は、商品リスト130(図4参照)の商品ごとにステップS63~S68を実行する。
ステップS64においてCPU110は、持ち帰り商品(軽減税率商品)の売上を印刷する。詳しくは、CPU110は、商品名132(図4参照)に続いて「持帰」と印刷する。次にCPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-1に記憶される軽減税率商品としての累計売上金額とを印刷する。
ステップS65においてCPU110は、店内飲食商品(標準税率商品)の売上を印刷する。詳しくは、CPU110は、商品名132(図4参照)に続いて「店内」と印刷する。次にCPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-2に記憶される標準税率商品としての累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-2に記憶される標準税率商品としての累計売上金額とを印刷する。
ステップS68においてCPU110は、税別の累計売上金額に加算する。詳しくは、CPU110は、メモリエリア140A-3に記憶される累計売上金額を、商品の税率区分134に応じて、記憶部120に記憶される標準税率商品、軽減税率商品、または非課税商品の累計売上金額に加算する。また、CPU110は、商品の税率区分134が「標準」または「軽減」ならば、メモリエリア140A-2に記憶される累計売上個数から消費税額を導出して、記憶部120に記憶される標準税率商品、または軽減税率商品の累計税額に加算する。
ステップS70においてCPU110は、累計金額322(後記する図12参照)を印刷する。詳しくは、CPU110は、「標準税率対象計」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品の累計売上金額を印刷する。次に、CPU110は、「内税」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品の累計税額を印刷する。
続いて、CPU110は、「非課税合計」と印刷して、記憶部120に記憶される非課税商品の累計売上金額を印刷する。次に、CPU110は、「合計」と印刷して、記憶部120に記憶される標準税率商品、軽減税率商品、および非課税商品の累計売上金額の合計値を印刷する。
上記した実施形態の電子レジスタ100は、複数税率商品について、標準税率商品としての累計売上個数および軽減税率商品としての累計売上個数を、従来の累計売上個数と同じサイズのメモリエリアを分割したそれぞれのメモリエリア(サブメモリエリア)に記憶する。また、電子レジスタ100は、標準税率商品としての累計売上金額および軽減税率商品としての累計売上金額を、従来の累計売上金額と同じサイズのメモリエリアを分割したそれぞれのメモリエリア(サブメモリエリア)に記憶する。このようにして複数税率商品の累計売上個数と累計売上金額とを記憶することで、売上精算データ140(トータルメモリエリア140A)の容量を増やすことなく、店は、複数税率商品を販売して、売上登録処理や精算処理が実行できるようになる。
上記した実施形態では、複数税率商品の累計売上個数が記憶されるメモリエリア140A-2-1,140A-2-2は、標準税率商品や軽減税率商品の累計売上個数が記憶されるメモリエリア140A-2が分割されたメモリエリアと同じサイズ(メモリ容量)である(図5参照)。また、複数税率商品の累計売上金額が記憶されるメモリエリア140A-3-1,140A-3-2は、標準税率商品や軽減税率商品の累計売上金額が記憶されるメモリエリア140A-3が分割されたエリアと同じサイズ(メモリ容量)である。累計売上個数よりも累計売上金額の方が、数値が大きく、メモリエリアの桁溢れが発生しやすいので、累計売上金額のメモリエリア(サブメモリエリア)が大きくなるように分割してもよい(割り当ててもよい)。
上記した実施形態では、税率設定処理(図6)によって合わせてメモリ設定135の設定を行うこととしていたが、予め設定してある税率区分134をスキャンすることで、メモリ設定135を設定することとしてもよい。
ステップS81においてCPU110は、商品リスト130(図4参照)における全商品の税率区分134をスキャンする。
ステップS82において切替手段としてのCPU110は、税率区分134が「標/軽」に設定された商品が存在するか否かを判定する。税率区分134が「標/軽」に設定された商品が存在しないと判別された際に(ステップS82→NO)CPU110は、ステップS83に進み、存在すると判別された際に(ステップS82→YES)CPU110は、ステップS85に進む。
ステップS83において切替手段としてのCPU110は、販売モードとして単一税率モード(第2の販売モード)を設定する。
ステップS84において分割手段としてのCPU110は、商品リスト130の全商品についてメモリ設定135を「非分割」に設定する。
ステップS86において分割手段としてのCPU110は、商品リスト130の所定の商品についてメモリ設定135を「分割」に設定する。メモリ設定135を「分割」にする商品は、例えば、税率区分134が「標/軽」に設定された商品にするとよい。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、商品リスト130の全商品についてメモリ設定135を「分割」に設定してもよい。
精算処理(図11参照)では、例えば1日分の商品別の累計売上金額を集計して、売上レポートを印刷する。特定の操作により、指定された商品の累計売上個数や累計売上金額を出力するようにしてもよい。例えば、モードスイッチ179が「点検」に設定された後に、テンキー171で商品番号が入力されてPLUキー172が押されると、CPU110は、対応する商品のメモリエリア140A-2に記憶される累計売上個数とメモリエリア140A-3に記憶される累計売上金額とを表示部160に表示する。商品が複数税率商品であれば、CPU110は、分割されたメモリエリア140A-2-1,140A-2-2に記憶される累計売上個数を合算した累計売上個数と、分割されたメモリエリア140A-3-1,140A-3-2に記憶される累計売上金額を合算した累計売上金額とを表示する。
上記した変形例では、指定された商品の累計売上金額を表示している。全商品の累計売上金額を表示するようにしてもよい。例えば、モードスイッチ179が「点検」に設定された後に、×キー177が押されると、CPU110は、全商品の累計売上金額を表示するようにしてもよい。全商品の累計売上金額を導出するには、印刷を含まない精算処理(図11参照)を実行すればよい。
上記した実施形態では、売上登録において商品ごとに登録されている。詳しくは、商品番号がテンキー171で入力された後にPLUキー172が押されて商品が登録されている(図7参照)。商品が商品部門ごとに売上登録され、売上登録レポートも商品部門ごとの印刷されるようにしてもよい。詳しくは、ある商品部門の商品は複数税率商品であって、売上登録のときに持ち帰りか店内かを登録されて、標準税率と軽減税率とを区別して、売上登録するようにしてもよい。売上登録処理の流れは、商品番号か商品部門番号かの違いを除いて上記した実施形態と同様である。
他にも、メモリ設定135を設定するタイミングとしては、例えば、売上登録処理において、一の商品が2つの販売態様で売上登録されたタイミング(持ち帰り商品としても店内飲食商品としても売上登録されたタイミング)であってもよい。即ち、メモリ設定135は、所定のタイミングで設定されればよく、特に限定されるものではない。
《請求項1》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
売上集計すべき商品の種類に消費税率が販売態様に応じて切り替えられる商品の種類が含まれる場合の第1の販売モードと、消費税率の切り替えを不要とした第2の販売モードと、を切り替え設定する切替手段と、
前記切替手段により第2の販売モードが設定されているときに所定の商品の種類に割り当てられているメモリエリアを、前記切替手段により第1の販売モードに切り替え設定されたときに消費税率に対応させて複数のサブメモリエリアに分割設定する分割手段と、
を備えたことを特徴とする売上データ処理装置。
《請求項2》
前記メモリエリアは、売上金額を集計するための第1のメモリエリアと、売上個数を集計するための第2のメモリエリアと、を含み、
前記分割手段は、前記第1のメモリエリア及び前記第2のメモリエリアの各々を前記複数のサブメモリエリアに分割設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
《請求項3》
前記メモリエリアに格納された情報に基づいて商品の種類毎に売上金額または売上個数の集計結果が印刷された売上レポートをプリンタに印刷させるとともに、複数の税率が設定されている商品の種類については前記複数のサブメモリエリアに格納された情報に基づいて税率ごとの売上金額または売上個数の集計結果を印刷させる印刷制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の売上データ処理装置。
《請求項4》
前記印刷制御手段は、前記複数のサブメモリエリアに格納された情報に基づいて前記商品の種類毎の売上金額または売上個数の合計を税率別に前記売上レポートに印刷させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の売上データ処理装置。
《請求項5》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段と、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段と、
を備え、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とする売上データ処理装置。
《請求項6》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
売上集計すべき商品の種類に消費税率が販売態様に応じて切り替えられる商品の種類が含まれる場合の第1の販売モードと、消費税率の切り替えを不要とした第2の販売モードと、を切り替え設定する切替手段、
前記切替手段により第2の販売モードが設定されているときに所定の商品の種類に割り当てられているメモリエリアを、前記切替手段により第1の販売モードに切り替え設定されたときに消費税率に対応させて複数のサブメモリエリアに分割設定する分割手段、
として機能させるためのプログラム。
《請求項7》
売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段、
として機能させ、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とするプログラム。
110 CPU(制御部、切替手段、分割手段、印刷制御手段、設定手段、割当手段)
120 記憶部
130 商品リスト
140 売上精算データ
140A-2,140A-3,140B-2,140B-3 メモリエリア
140A-2-1,140A-2-2,140A-3-1,140A-3-2,140B-2-1,140B-2-2,140B-3-1,140B-3-2 メモリエリア(サブメモリエリア)
160 表示部
170 操作部
180 プリンタ
320 売上レポート
Claims (7)
- 売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置であって、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段と、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段と、
を備え、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とする売上データ処理装置。 - 前記メモリエリアは、売上金額を集計するための第1のメモリエリアと、売上個数を集計するための第2のメモリエリアと、を含み、
前記割当手段は、前記第1のメモリエリア及び前記第2のメモリエリアの各々に前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる、
ことを特徴とする請求項1記載の売上データ処理装置。 - 前記メモリエリアに格納された情報に基づいて商品の種類毎に売上金額または売上個数の集計結果が印刷された売上レポートをプリンタに印刷させるとともに、複数の税率が設定されている商品の種類については前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに格納された情報に基づいて税率ごとの売上金額または売上個数の集計結果を印刷させる印刷制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の売上データ処理装置。 - 前記印刷制御手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに格納された情報に基づいて前記商品の種類毎の売上金額または売上個数の合計を税率別に前記売上レポートに印刷させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の売上データ処理装置。 - 前記設定手段は、商品の種類毎に税率が設定された商品リストを生成する際に、当該商品リストに含まれる商品に、前記第1の設定と、前記第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける、
ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。 - 前記設定手段は、商品の売上登録処理を行う際に、当該売上登録処理の対象である商品に、前記第1の設定と、前記第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける、
ことを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。 - 売上金額または売上個数を集計するためのメモリエリアを商品の種類毎に割り当て可能な売上データ処理装置のコンピュータを、
前記商品の種類毎に、販売態様に応じて消費税率が切り替えられる第1の設定と、消費税率の切り替えを不要とした第2の設定と、のいずれか一方を対応付ける設定手段、
売上集計すべき商品の種類に前記第1の設定が対応付けられている際には消費税率に対応させた複数のメモリエリアを割り当てる割当手段、
として機能させ、
前記割当手段は、前記消費税率に対応させた複数のメモリエリアに係る合計のメモリ容量が、前記第2の設定が対応付けられているときに当該商品に割り当てられるメモリエリアのメモリ容量と同一となるように割り当てる、
ことを特徴とするプログラム。
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