JP7337881B2 - 成形装置及び成形方法 - Google Patents
成形装置及び成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7337881B2 JP7337881B2 JP2021102567A JP2021102567A JP7337881B2 JP 7337881 B2 JP7337881 B2 JP 7337881B2 JP 2021102567 A JP2021102567 A JP 2021102567A JP 2021102567 A JP2021102567 A JP 2021102567A JP 7337881 B2 JP7337881 B2 JP 7337881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- uncured material
- mold
- cavity
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
上記キャビティに上記未硬化材料を充填するプランジャ又はスクリューを有する充填装置と、
上記充填装置によって充填された上記未硬化材料が上記キャビティの90%以上充填されたときに流れ込む最終充填領域と、
上記最終充填領域に設けられた充填センサと、
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記未硬化材料が硬化する領域から離れた位置(すなわち、材料未硬化領域)に設けられた上記充填装置の可動部を制御して上記未硬化材料の充填量を調整する制御装置とを備えている。
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの押込量を調整するように構成されている。
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの出口を開閉するシャットオフノズルを閉じるように構成されている。
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの出口から上記キャビティに至る充填流路を開閉するバルブゲートを閉じるように構成されている。
上記成形方法では、
上記キャビティにプランジャ又はスクリューを有する充填装置によって上記未硬化材料を充填し、
上記充填装置によって充填された上記未硬化材料が、上記キャビティの90%以上充填されて最終充填領域に流れ込み、
上記最終充填領域に設けられた充填センサが上記未硬化材料を検知したときに上記未硬化材料が硬化する領域から離れた位置に設けられた上記充填装置の可動部を制御して上記未硬化材料の充填量を調整する構成とする。
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューを停止して上記未硬化材料の押込量を調整する構成とする。
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューの出口を開閉するシャットオフノズルを閉じる構成とする。
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューの出口から上記キャビティに至る充填流路を開閉するバルブゲートを閉じる構成とする。
図3に、実施例として上記成形装置1でOリング20を成形した場合と、比較例として、充填センサ10を設けずに予め計量した未硬化材料5を用いてOリングを成形した場合とで、製品重さがどう異なるかを複数の試料1~10を用いて比較した。
図4は本発明の実施形態の変形例を示し、制御装置11が制御する可動部が、シャットオフノズル12及びバルブゲート13である点で実施形態と異なる。なお、以下の変形例及びでは、図1及び図2と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5A~図6Bは、本発明の実施形態に係る、成形装置1の金型9の具体例を示し、図1及び図2と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る成形方法について図面を用いて説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 第1型
3 第2型
3a 材料注入口
3b スプルー(充填流路)
3c ゲート
3d ランナ(充填流路)
4 キャビティ
5 未硬化材料
6 充填装置
7 スクリュー
8 最終充填領域
9 金型
10 充填センサ
11 制御装置
12 シャットオフノズル
13 バルブゲート
13a 開閉シリンダ
14 断熱板
15 真空引用流路
16 エアベント部
20 Oリング(製品)
20a 第1余肉部
20b Oリング本体部
20c 第2余肉部
Claims (8)
- 第1型に形成した開口又は溝部と第2型に形成した開口又は溝部との間のキャビティに、ゴム又は熱可塑性エラストマよりなる未硬化材料を充填して成形品を成形する成形装置であって、
上記キャビティに上記未硬化材料を充填するプランジャ又はスクリューを有する充填装置と、
上記充填装置によって充填された上記未硬化材料が上記キャビティの90%以上充填されたときに流れ込む、上記成形品の余肉部を形成する上記第1型及び上記第2型の少なくとも一方に形成した開口又は溝部と、
上記余肉部を形成する開口又は溝部よりも奥のオーバーフロー部を形成する壁面に設けられた充填センサと、
上記キャビティに上記未硬化材料が完全に充填される前にV-P切替すると共に上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記未硬化材料が硬化する領域から離れた位置に設けられた上記充填装置の可動部を制御して上記未硬化材料の充填量を調整する制御装置とを備えている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1に記載の成形装置であって、
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの押込量を調整するように構成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1又は2に記載の成形装置であって、
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの出口を開閉するシャットオフノズルを閉じるように構成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の成形装置であって、
上記制御装置は、上記充填センサの信号を受けて上記プランジャ又はスクリューの出口から上記キャビティに至る充填流路を開閉するバルブゲートを閉じるように構成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 第1型に形成した開口又は溝部と第2型に形成した開口又は溝部との間のキャビティに硬化前の、ゴム又は熱可塑性エラストマよりなる未硬化材料を充填して成形品を成形する成形方法であって、
上記キャビティにプランジャ又はスクリューを有する充填装置によって上記未硬化材料を充填し、
上記充填装置によって充填された上記未硬化材料が、上記キャビティに完全に充填される前にV-P切替すると共に、90%以上充填されて上記成形品の余肉部を形成する上記第1型及び上記第2型の少なくとも一方に形成した開口又は溝部に流れ込み、
上記余肉部を形成する開口又は溝部よりも奥のオーバーフロー部を形成する壁面に設けられた充填センサが上記未硬化材料を検知したときに上記未硬化材料が硬化する領域から離れた位置に設けられた上記充填装置の可動部を制御して上記未硬化材料の充填量を調整し、
上記未硬化材料の加硫を完了し、
加硫後の成形品を上記キャビティから取り出し、
上記余肉部を取り除く
ことを特徴とする成形方法。 - 請求項5に記載の成形方法であって、
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューを停止して上記未硬化材料の押込量を調整する
ことを特徴とする成形方法。 - 請求項5に記載の成形方法であって、
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューの出口を開閉するシャットオフノズルを閉じる
ことを特徴とする成形方法。 - 請求項5に記載の成形方法であって、
上記充填センサが上記未硬化材料を検知したときに、上記プランジャ又はスクリューの出口から上記キャビティに至る充填流路を開閉するバルブゲートを閉じる
ことを特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021102567A JP7337881B2 (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | 成形装置及び成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021102567A JP7337881B2 (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | 成形装置及び成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023001692A JP2023001692A (ja) | 2023-01-06 |
JP7337881B2 true JP7337881B2 (ja) | 2023-09-04 |
Family
ID=84688737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021102567A Active JP7337881B2 (ja) | 2021-06-21 | 2021-06-21 | 成形装置及び成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7337881B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170977A (ja) | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Canon Inc | 射出成形方法、および、それが用いられる熱硬化性樹脂用射出成形装置 |
JP2001219448A (ja) | 2000-02-09 | 2001-08-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | 成形用金型 |
JP2013052622A (ja) | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Sodick Co Ltd | 射出装置およびその射出制御方法 |
JP2015162598A (ja) | 2014-02-27 | 2015-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 半導体装置の製造方法および製造装置 |
-
2021
- 2021-06-21 JP JP2021102567A patent/JP7337881B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170977A (ja) | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Canon Inc | 射出成形方法、および、それが用いられる熱硬化性樹脂用射出成形装置 |
JP2001219448A (ja) | 2000-02-09 | 2001-08-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | 成形用金型 |
JP2013052622A (ja) | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Sodick Co Ltd | 射出装置およびその射出制御方法 |
JP2015162598A (ja) | 2014-02-27 | 2015-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | 半導体装置の製造方法および製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023001692A (ja) | 2023-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112218751B (zh) | 用于与塑料熔体压力和塑料熔体流动位置相关的注射模制过程中气体辅助和气体背压的同时闭环控制的方法 | |
EP3642001B1 (en) | Injection molding of crosslinking polymers using strain data | |
US20040131715A1 (en) | Method for regulating the contraction of molded parts | |
JPH0825437A (ja) | 射出成形方法及び射出成形機 | |
JP3277961B2 (ja) | 射出成形用金型 | |
JP7337881B2 (ja) | 成形装置及び成形方法 | |
US5776407A (en) | Injection molding apparatus and method for shutting gate and compressing mold material | |
CN107000288B (zh) | 用于具有电子元件的载体的受控重叠注塑的模具,模制设备和方法以及模制产品 | |
JP2009039912A (ja) | 射出成形の方法 | |
JP2001047458A (ja) | 樹脂封止装置 | |
KR0170750B1 (ko) | 사출성형기의 충전량 검출방법 | |
JP2017505730A (ja) | 少なくとも1つのキャビティの充填を制御する方法 | |
JPH11320630A (ja) | プラスチック材料を射出する方法及び装置 | |
JP4716421B2 (ja) | 合成樹脂製灯具構成部材の表面被膜形成方法および合成樹脂製灯具構成部材 | |
JPH09262881A (ja) | 高圧射出成形方法およびその方法に用いる高圧射出成形用金型装置 | |
JP2013052622A (ja) | 射出装置およびその射出制御方法 | |
JPS5852486B2 (ja) | 射出成形機の型内圧による制御方法および装置 | |
JP2002355869A (ja) | レンズの多数個取り射出圧縮成形方法 | |
JP2001505833A (ja) | 射出成形体の製造法 | |
US20070029704A1 (en) | Method and device for injecting an injection molded part made of plastic | |
JP2008037068A (ja) | 樹脂材の射出成形方法 | |
JPH11320642A (ja) | 熱硬化性樹脂の射出成形装置及び射出成形方法 | |
JP6748880B2 (ja) | 射出成形装置 | |
JPH09262880A (ja) | 高圧射出成形方法およびその方法に用いる高圧射出成形用金型装置 | |
JP5083656B2 (ja) | 射出成形機におけるチェックリングの強制開き動作 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230509 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7337881 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |