JP7335984B2 - 液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システム - Google Patents

液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システム Download PDF

Info

Publication number
JP7335984B2
JP7335984B2 JP2021572499A JP2021572499A JP7335984B2 JP 7335984 B2 JP7335984 B2 JP 7335984B2 JP 2021572499 A JP2021572499 A JP 2021572499A JP 2021572499 A JP2021572499 A JP 2021572499A JP 7335984 B2 JP7335984 B2 JP 7335984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additive
water
mixing
conveying
reservoir
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021572499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022535905A (ja
Inventor
ユングマイアー ローラント
ハンマー ハネス
Original Assignee
ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ローゼンバウアー インターナショナル アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2022535905A publication Critical patent/JP2022535905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7335984B2 publication Critical patent/JP7335984B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C5/00Making of fire-extinguishing materials immediately before use
    • A62C5/002Apparatus for mixing extinguishants with water
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C5/00Making of fire-extinguishing materials immediately before use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C27/00Fire-fighting land vehicles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C5/00Making of fire-extinguishing materials immediately before use
    • A62C5/02Making of fire-extinguishing materials immediately before use of foam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/45Mixing liquids with liquids; Emulsifying using flow mixing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/40Mixing liquids with liquids; Emulsifying
    • B01F23/49Mixing systems, i.e. flow charts or diagrams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/105Mixing heads, i.e. compact mixing units or modules, using mixing valves for feeding and mixing at least two components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/30Injector mixers
    • B01F25/31Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
    • B01F25/311Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows for mixing more than two components; Devices specially adapted for generating foam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/30Injector mixers
    • B01F25/31Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
    • B01F25/312Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows with Venturi elements; Details thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/30Injector mixers
    • B01F25/31Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
    • B01F25/314Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows wherein additional components are introduced at the circumference of the conduit
    • B01F25/3141Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows wherein additional components are introduced at the circumference of the conduit with additional mixing means other than injector mixers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/50Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle
    • B01F25/51Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle in which the mixture is circulated through a set of tubes, e.g. with gradual introduction of a component into the circulating flow

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、水と少なくとも1種の添加剤とを混合することによって液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システムに関する。
特許文献1及びこれに由来する特許文献には、それぞれ消防車両のための発泡体テストシステムが記載されている。消防車両の発泡体添加システムの精度がテストされ、以下の方法ステップが実施される。泡添加システムは通常モードで運転される、通常モードでは、発泡体濃縮物流が発泡体調量装置を貫流し、その後、車両上の水タンクから供給される第1のタンク水流と混合される。発泡体添加システムは次いで試験モードで運転される。試験モードでは、水タンクから供給されるテスト水流が発泡体調量装置を貫流し、その後、やはり水タンクから供給される第2のタンク水流と混合される。試験モード運転の少なくとも一部が行われている間、発泡体調量装置を貫流するテスト水流の量が測定される。この場合の欠点は、発泡体添加システムの精度及び機能性を確認するための固有の試験過程が必要であることである。
特許文献3には、添加剤を水ライン内の加圧下にある水流に混和するための調量装置が記載されており、調量装置は、添加剤源に通じる添加剤ラインを有しており、添加剤ラインは調節弁を介して水ラインに通じている。添加剤と水との所望の混合比は、添加剤ライン内に配置された調節弁によって制御することができる。添加剤の供給される流量、及び放出前の添加剤と水との混合物量の全流量はそれぞれ測定装置によって検出され、そして両測定装置の信号はそれぞれ1つの測定値変換器に供給される。測定装置は、貫流量に比例する信号を調節器に発信する。継続的な消火運転の中断時には、添加剤の水への供給は弁によって中断される。新たな運転開始時には、添加剤と水との予め設定された所望の混合比を再び作成可能にするために、記憶装置が設けられており、記憶装置内には調節弁の設定値が記憶されている。記憶装置は調節弁のための調節器に動作的に接続されており、調節弁のための設定値を調節器から引き受け、もしくは調節器に引き渡す。これにより、中断後の新たな始動時に調量装置内の混和・圧力差値を新たに検出するための工程を回避することができる。このことは、調節弁、及び場合によっては圧力差弁を中断前の状態に直ちに再びもたらし、もしくは中断中にこのような状態のままにしておくことにより可能になる。
米国特許出願公開第2014/0238703(A1)号明細書 オーストリア国特許第513994(B1)号明細書 欧州特許出願公開第2426568(A1)号明細書
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服し、そして精度及び機能性を確認し監視することができる、水と少なくとも1種の添加剤とを混合することにより作成される液体混合物を提供するための方法及び液体混合システムを利用可能にすることである。
この課題は、請求項に記載されている、水と少なくとも1種の添加剤とを混合することによって作成される液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システムによって解決される。
この方法は、水と液体混合システムの少なくとも1種の添加剤とを混合することにより液体混合物を提供するのに役立ち、
下記工程、すなわち、
第1の水が収容された第1の水貯蔵器を提供する工程と、
第1の添加剤が収容された少なくとも1つの第1の添加剤貯蔵器を提供する工程と、
添加剤流量計と添加剤調量装置と混合装置とを有する、少なくとも前記第1の添加剤を少なくとも前記第1の水に混和させるための混合設備を提供する工程と、
少なくとも前記第1の水を前記第1の水貯蔵器から少なくとも1つの放出個所へ搬送するための搬送装置を提供する工程と、
ライン網を提供する工程であって、
前記第1の水貯蔵器を前記搬送装置と接続する供給ラインと、
前記搬送装置を前記少なくとも1つの放出個所と接続する第1の搬送ラインと、
前記第1の搬送ラインから分岐し、前記混合装置に接続され、そしてさらに入口側
で前記搬送装置へ戻る第2の搬送ラインと、
前記第1の添加剤貯蔵器を前記添加剤調量装置及びさらに前記混合装置と接続し、
そして前記添加剤流量計が前記第1の添加剤貯蔵器と前記混合装置との間に配置され
ている、添加剤ラインと、
を有するライン網を提供する工程と、
を有し、
前記第1の水を、前記第1の水貯蔵器から前記第1の搬送ラインを通して前記少なくとも1つの放出個所へ搬送し、そしてさらに、部分流を、前記第2の搬送ラインを通して前記混合装置へ供給し、前記混合装置内では、少なくとも前記第1の添加剤が前記少なくとも第1の水に混和され、そして前記液体混合物が入口側で前記搬送装置に供給される工程と、が実施され、そしてさらに、
前記添加剤流量計によって、少なくとも前記混合装置に供給される前記第1の添加剤の流量から少なくとも1つの第1の測定値が検出され、前記少なくとも1つの第1の測定値が制御装置へ送信され、
前記搬送装置から前記少なくとも1つの放出個所へ搬送される前記液体混合物の全流量が、液体混合物流量計によって検出され、そして少なくとも1つの第2の測定値が前記制御装置へ送信され、そして
前記制御装置へ送信された測定値が、データ記憶装置へ送信され、そして前記データ記憶装置内に記憶され
水流量計が提供され、そして前記供給ラインの配管内の前記水流量計によって、前記供給ラインを貫流する水流量の少なくとも1つの第3の測定値が検出され、前記少なくとも1つの第3の測定値も前記制御装置に送信され、そして前記少なくとも1つの第3の測定値も前記制御装置から前記データ記憶装置に送信され、そして前記データ記憶装置内に記憶され、
前記検出され且つ前記データ記憶装置内に記憶された測定値のうちの少なくとも個々の測定値が、前記制御装置によって測定プロトコルにまとめられ、そして提供され、そして
出力装置が提供され、そして前記出力装置によって、前記データ記憶装置内に記憶された測定値の、前記制御装置によって作成された測定プロトコルが出力される。
このような実施態様の利点は、液体混合システムの運転毎に絶えず、それぞれのラインを貫通して搬送されもしくは貫流する体積流の液体流量の測定値が、そのために設けられた個別の流量測定装置によって正確に検出され、そしてこれに加えてなおも制御装置に送信もしくはさらに案内されることである。制御装置に送信された測定値は、制御装置からデータ記憶装置に送信され、そしてデータ記憶装置内に記憶される。これにより、液体混合システムの運転・使用事例毎に、その際に収集されもしくは検出された測定値はデータセットとして記憶される。個々の測定値の記憶及びアーカイブ化によって、継続的な監視が保証される。それというのは、記憶されたデータを検査目的で利用できるからである。
さらに、前記供給ラインの配管内の水流量計によって、前記供給ラインを貫流する水流量の少なくとも1つの第3の測定値が検出され、前記少なくとも1つの第3の測定値も前記制御装置に送信される。固有の水流量計を設けることによって、体積流量、ひいては水への添加剤の混和率をさらに正確に収集し、確認することができる。水流量計は供給ラインを貫流する水流量を検出する。水は第1の水貯蔵器から、及び/又は外部の取り出し個所から取り出すことができる。供給ラインを貫流する全水流量が絶えず正確に検出される。
さらにまた、前記少なくとも1つの第3の測定値はデータ記憶装置に送信され、そしてデータ記憶装置内に記憶される。このような第3の測定値を記憶することにより、液体混合システムの機能性をさらにより正確に後から検査して確認することができる。
さらに、検出され且つ前記データ記憶装置内に記憶された測定値のうちの少なくとも個々の測定値が、前記制御装置によって測定プロトコルにまとめられ、そして提供される。収集された測定値を測定プロトコルにまとめ、これを提供することにより、運転・使用事例毎に、精度及び機能性を正確に証明することができる。提供は電子形態で行うことができる。しかし紙形態での表現も考えられる。
最後にさらに、出力装置が提供され、そして前記出力装置によって、前記データ記憶装置内に記憶された測定値の、前記制御装置によって作成された測定プロトコルが出力される。出力装置が設けられることにより、液体混合システムの運転・使用事例毎の機能性及び精度を証明するために、収集された測定値及び記憶されたデータの測定プロトコルが電子的に且つ/又は印刷物として出力される。
さらに、前記液体混合システムが緊急車両、特に消防車両の車体に組み込まれている実施態様が有利である。液体混合システムが緊急車両の車体に組み込まれているので、付加的な移動可能な試験装置を省くことができる。これにより、それぞれの緊急車両において、検出された測定値及び記憶されたデータを付加的な活動なしに利用することができる。
別の実施態様は、前記測定値の検出が、液体混合システムが運転状態にある間、連続的又は所定の時間間隔で実施されることを特徴とする。選択された時間間隔に応じて、液体混合システムの全運転を一貫して又は段階的に制御することができる。これにより、短期に発生する偏差及び不正確さを確認し、直ちに制御システムの相応する後調整によってこれらを修正することもできる。
さらなる有利な実施態様は、前記第1の添加剤貯蔵器内に位置する第1の添加剤に対して付加的及び/又は選択的に、少なくとも1種の第2の添加剤が前記混合装置に供給されることを特徴とする。これにより、その都度の使用事例に対して、そのために必要な個別の添加剤を提供することができる。例えば使用事例において、その都度必要な添加剤の急速な及び個別の混和を可能にすることができる。この少なくとも1種の第2の添加剤は、緊急車両内のそのために設けられた固有の添加剤貯蔵器内で連行することができる。
前記少なくとも1種の第2の添加剤が、前記緊急車両の前記車体の外部に位置する第2の添加剤貯蔵器から取り出される方法変更実施形も有利である。車体の外部に第2の添加剤貯蔵器を外部提供することにより、第1の添加剤がすでに使用済みである場合にはさらに液体混合物を提供することができ、又は添加剤流に付加的な第2の添加剤を混和することができる。
別の実施態様は、前記第1の水貯蔵器内に位置する第1の水に対して付加的及び/又は選択的に、少なくとも1種の第2の水が前記搬送装置に供給されることを特徴とする。これにより、緊急車両に連行された水貯蔵器からの第1の水が既に使用済みである場合に、液体混合物の提供をさらに維持することができる。
さらに、前記少なくとも1種の第2の添加剤が、前記緊急車両の前記車体の外部に位置する第2の添加剤貯蔵器から取り出される実施態様が有利である。車体の外部に位置する付加的な取り出し個所によって、液体混合物を作成するために外部の水貯蔵器を利用することもできる。これにより、運転時間、ひいては使用時間を付加的に長くすることができる。
さらなる有利な実施態様は、前記水の少なくとも1つの部分流が前記搬送装置の手前で、前記供給ラインから分岐され、そして前記水の前記部分流が、前記添加剤ラインに供給され、そしてさらに、前記第1の添加剤貯蔵器からの前記第1の添加剤の取り出し、及び/又は前記第2の添加剤貯蔵器からの前記第2の添加剤の取り出しが阻止されることを特徴とする。水の少なくとも1つの部分流を添加剤ライン内へ供給し得ることにより、使用後の添加剤ラインの後洗浄及び清浄化を容易に及び操作員にとって扱いやすく実施することができる。
前記制御装置によって、制御装置内に記録された添加剤目標流量の目標値から、前記添加剤流量計によって検出された少なくとも1つの第2の測定値を差し引いた差分値が作成され、そして検出された差分値に応じて、前記制御装置によって、前記添加剤調量装置を用いた添加剤の供給量が増減され又は不変のまま維持される方法変更実施形も有利である。目標値・実際値比較によって、液体混合物を作成するための添加剤の混和率を絶えず連続的に制御することができる。これにより、使用される添加剤の異なる粘度にも迅速に反応することができ、直接的に混和量を補正することができる。このことは特に、付加的な添加剤及び/又は別の製造業者の添加剤を使用の過程において用いる場合に当てはまる。
本発明はまた、水と少なくとも1種の添加剤とを混合することによって作成される液体混合物を提供するための液体混合システムであって、前記液体混合システムが、
第1の水を収容するための第1の水貯蔵器と、
第1の添加剤を収容するための第1の添加剤貯蔵器と、
混合設備が、少なくとも前記第1の添加剤を少なくとも前記第1の水に混和させるために、添加剤流量計と添加剤調量装置と混合装置とを有しており、前記添加剤流量計が、前記混合装置へ供給されるべき前記第1の添加剤の流量の第1の測定値を検出するように構成されている、混合設備と、
少なくとも前記第1の水を前記第1の水貯蔵器から少なくとも1つの放出個所へ搬送するための搬送装置と、
供給ラインが前記第1の水貯蔵器を前記搬送装置と接続する、供給ラインと、
第1の搬送ラインが前記搬送装置を前記少なくとも1つの放出個所と接続する、第1の搬送ラインと、
第2の搬送ラインが前記第1の搬送ラインから分岐し、前記混合装置に接続され、そしてさらに入口側で前記搬送装置へ戻る、第2の搬送ラインと、
前記第1の添加剤貯蔵器を前記添加剤調量装置と、そしてさらに前記混合装置とに接続し、そして前記添加剤流量計が前記第1の添加剤貯蔵器と前記混合装置との間に配置されている、添加剤ラインと、
を有する、特に特許請求の範囲の請求項のうちの何れか一項に記載の方法の利用下において有している液体混合システムにおいて、
液体混合物流量計が設けられ、前記液体混合物流量計が、前記搬送装置から前記少なくとも1つの放出個所へ搬送されるべき前記液体混合物の全流量の少なくとも1つの第2の測定値を検出するように構成され、
水流量計が前記供給ラインの配管内に設けられており、前記水流量計が、前記供給ラインを貫流する水流量の少なくとも1つの第3の測定値を検出するように構成されており、
制御装置が設けられ、前記制御装置が少なくとも前記添加剤流量計、前記液体混合物流量計、前記水流量計、及び前記添加剤調量装置と通信接続され、そして
データ記憶装置が設けられ、前記データ記憶装置が制御装置と通信接続されており、そして前記データ記憶装置が、前記制御装置から送信された測定値を記憶するように構成され
出力装置が設けられており、前記出力装置が、前記データ記憶装置内に記憶された測定値の、前記制御装置によって作成された測定プロトコルを出力するように形成されている、
液体混合システムに関する。
これにより得られる利点は、液体混合システムの運転毎に絶えず、それぞれのラインを貫通して搬送されもしくは貫流する体積流の液体流量の測定値が、そのために設けられた個別の流量測定装置によって正確に検出され、そしてこれに加えてなおも制御装置に送信もしくはさらに案内されることにある。制御装置に送信された測定値は、制御装置からデータ記憶装置に送信され、そしてデータ記憶装置内に記憶される。これにより、液体混合システムの運転・使用事例毎に、その際に収集されもしくは検出された測定値がデータセットとして記憶される。個々の測定値の記憶及びアーカイブ化によって、継続的な監視が保証される。それというのは、記憶されたデータを検査目的で利用できるからである。
さらに、出力装置が設けられており、前記出力装置が、前記データ記憶装置内に記憶された測定値の、前記制御装置によって作成された測定プロトコルを出力するように構成されている。出力装置が設けられることにより、液体混合システムの運転・使用事例毎の機能性及び精度を証明するために、収集された測定値及び記憶されたデータの測定プロトコルが電子的に且つ/又は印刷物として出力される。
さらに、前記液体混合システムが緊急車両、特に消防車両の車体内に組み込まれていると有利であり得る。液体混合システムが緊急車両の車体内に組み込まれているので、付加的な移動可能な試験装置を省くことができる。これにより、それぞれの緊急車両において、検出された測定値及び記憶されたデータを付加的な活動なしに利用することができる。これにより、液体混合システムと緊急車両とを有するユニットがもたらされる。
本発明のよりよい理解のために、下記図面に基づき本発明を詳述する。
図面はそれぞれ著しく簡略化された概略図である。
図1は緊急車両を簡略化して示す側面図である。 図2は緊急車両内に位置する液体混合システムを示す回路図である。
最初に書き留めておくが、種々異なるものとして記載される実施形態において、同一部分には同一参照符号もしくは同一構成部分符号を付す。説明全体に含まれる開示内容は、同一参照符号もしくは同一構成部分符号を有する同一部分に相応して転用することができる。また、説明において選択された位置に関する記述、例えば上、下、側方などは、直接に説明され図示された図面に関するものであり、そして位置が変化したときには、これらの位置に関する記述は相応して新しい位置に転用することができる。
「特に(insbesondere)」という概念は以下では、対象又は方法工程の考えられ得るより具体的な構成又はより詳細な仕様であり得るが、しかしその対象又は方法工程の必要不可欠な好ましい実施形態又は必要不可欠な実施態様である必要は必ずしもない、と理解される。
「有する(umfassend)」、「有する(weist auf)」、「有する(aufweisend)」、「含む(schliesst ein)」、「含む(einschliesslich)」、「含有する(enthaelt)」、「含有する(enthaltend)」という概念、及びこれらのあらゆる変化形は、これらの使用に際しては、非排他的な包含物を範囲に入れるものとする。
図1には、緊急ユニット2が組み付けられた緊急車両1、特に消防車両が定型化されて示されている。緊急車両1は、シャーシ3上に組み付けられた車体を有している。緊急車両1の形状及び外観は、数多くの可能な構成及び形状に関して一例として選択されているにすぎない。シャーシ3は少なくとも1つの前輪対4と少なくとも1つの後輪対5とを有している。駆動手段の図示はより明確にするために省かれている。
車体は車両ボディと呼ぶこともできる。少なくとも1つの固有の、又は組み付けられた乗員室も設けられている。移動可能な走行ユニットとして、緊急車両1は液体混合システム6を有している。液体混合システム6は少なくとも緊急車両1の車体内に組み付けられている。液体混合システム6は、使用を目的として水と少なくとも1種の添加剤とを混合することにより液体混合物を提供するのに役立つ。このような液体混合システムは破線でのみ暗示されている。
念のために述べておくと、緊急車両1は消防車両として構成される場合には、主として消防活動のために役立つ。少なくとも1種の添加剤はこの場合には消火剤として作成されていてよく、又は消火剤と呼ぶことができる。さらに、全般的に使用される「添加剤」という概念は別の構成部分と関連して「消火剤」として、それぞれの構成部分との関連において使用することもできる。しかしながら、添加剤として、例えば色素、表面張力を低下させる液体、又はこれに類するものを使用することもできる。したがって全般的には、液状の凝集状態にある添加剤について述べる。
消火を目的として、液体混合システム6は消火システムと呼ぶこともできる。以下に全般的に選択される「水」という概念は、消火車両が緊急車両として構成されている場合には、消火用水と呼ぶこともできる。これに関連する別の構成部分又は構成部分コンポーネントは、全般的な概念である「水」と組み合わせる代わりに、より具体的な概念「消火用水」と組み合わせることができる。
図2には、液体混合システム6、特に消火システムが、特に最も簡略化された回路図の形で簡単な概略図として示されている。構成部分又は構成部分コンポーネント並びに接続ラインは、概略的に簡略化された形でのみ示されている。
液体混合システム6は、第1の水8を収容するための第1の水貯蔵器7と、第1の水8と、第1の添加剤10が収容された第1の添加剤貯蔵器9と、混合設備11と、搬送装置12と、ライン網13とを有している。さらになお制御装置14とデータ記憶装置15とが設けられている。搬送装置12は、従来技術に基づき公知のコンポーネント、特にポンプによって種々異なる構成であってもよい。
混合設備11は、少なくとも第1の添加剤10を少なくとも第1の水8に混和させるのに役立つ。このために、少なくとも1つの添加剤流量計16と、添加剤調量装置17と、混合装置18とが設けられている。添加剤流量計16は例えば磁気誘導流量計(MID)、羽根車流量計、又はこれに類するものによって構成されていてよい。
ライン網13は複数の異なるラインを有している。これらのラインについては以下に説明する。供給ライン19は第1の水貯蔵器7を搬送装置12に接続している。これにより、搬送装置12には、第1の水貯蔵器7内に貯蔵された第1の水8を供給することができる。搬送装置12から出発して第1の搬送ライン20が設けられている。第1の搬送ライン20は少なくとも1つの放出個所21へ案内される。放出個所21は、図示されていないホースラインと連結されるために役立つことができる。しかし、図1に示された緊急ユニット2との直接のさらなるライン接続も考えられる。緊急ユニット2はこの実施例では発射装置(Werfervorrichtung)として構成されている。ライン接続は破線で暗示されている。
さらに、ここでは第2の搬送ライン22も設けられている。第2の搬送ライン22は一種の搬送ループを構成し、第1の搬送ライン20から分岐している。このことは搬送装置12に続いて行われる。さらに、第2の搬送ライン22は混合装置18内へ開口しており、もしくは第2の搬送ラインは混合装置18とライン接続されている。混合装置の後では、第2の搬送ライン22は搬送装置12に戻り、そこで入口側で搬送装置12内へ開口している。このような入口は供給ライン19から分離して構成されていてよい。しかし、第2の搬送ライン22は供給ライン19内の水8の流れ方向で見て搬送装置12の手前で、供給ライン19内に開口し、ひいては供給ライン19と流れ接続されていてもよい。さらに、ここでは第1の弁装置23も第2の搬送ライン22の配管内に設けられている。第1の弁装置23は、少なくとも第1の水8及び/又はすでに作成された液体混合物の、混合装置18への貫流を調節するのに役立つ。これにより、混和が第2の搬送ライン22内の搬送循環によって行われるか否かを決定することができる。第1の弁装置23が完全に閉じられると、第1の添加剤10の混合装置18内の混和が阻止される。
第1の添加剤10を第1の添加剤貯蔵器9から混合装置18へ案内できるようにするために、ライン網13は固有の添加剤ライン24を有している。添加剤ライン24を通る添加剤10の貫流は、ここでは第1の添加剤貯蔵器9に続いて示されている固有の第2の弁装置25によって、弁の位置に応じて解放され、もしくは完全又は部分的に阻止することができる。添加剤ライン24は第1の添加剤貯蔵器9を添加剤調量装置17と接続し、そして混合装置18内に開口している。混合装置18は、例えばいわゆるベンチュリ・ノズル又はいわゆる推進ユニットによって構成されていてよい。すでに前述した混合設備11の流量計16も添加剤ライン24に位置しており、第1の添加剤貯蔵器9と混合装置18との間の配管内に配置されている。この実施例では、添加剤流量計16は第1の添加剤貯蔵器9の後ろに、そして添加剤調量装置17のまだ手前に配置されている。
第1の搬送ライン20内で放出個所21へ搬送される媒体の搬送流及び/又は搬送量を検出可能にするために、配管内で有利には搬送方向で見て下流側に、第2の搬送ライン22の接続個所の後ろに、液体混合物流量計26が設けられている。液体混合物流量計26は、オーストリア国特許第514927(A4)号明細書に記載されているように、例えば磁気誘導流量計(MID)、羽根車流量計、又はこれに類するものによって構成されていてよい。搬送装置12によって専ら水8が搬送され、液体混合物、特に消火剤混合物を作成するために少なくとも1種の添加剤10が混和されない場合には、水8の搬送流及び/又は搬送量だけを単独で液体混合物流量計26によって検出することができる。
液体混合システム6が運転状態にある場合、液体混合物が提供され、液体混合物は放出個所21で取り出しもしくは放出することができ、そして弁装置23及び/又は25が設けられており、弁装置を開くことにより貫流を可能にする。添加剤調量装置17では、さらに水8に対する添加剤10の混和率を調節することができる。このために、例えば第2の弁装置25による添加剤流の貫流の開放及び解放時に、添加剤の混和率の目標値を制御装置14へ、そしてさらに制御装置から添加剤調量装置17へ送信することができる。添加剤の混和率は大抵の場合0.3%~10%である。しかし、制御装置14に並んで簡略化して示されているように、入力端末又は入力装置36を設けることもできる。入力装置36は少なくとも制御装置14と通信接続されている。入力装置36は、混和率の目標値を操作員によって手動で規定してこれを入力するために役立つ。しかしすでに規定された目標値を補正することもできる。
搬送装置12の運転時には、水8は第1の水貯蔵器7から取り出され、特に吸い取られる。放出個所21で取り出しが行われる場合、まず水8が第1の搬送ライン20内へ搬送され、そして第1の弁装置23によって流れ接続を解放することによって、混合装置18への供給が可能になる。そこでは、少なくとも第1の添加剤10の混和が行われる。作成又は製造された液体混合物、特に消火剤混合物は入口側で搬送装置12に供給され、搬送装置から放出個所21へ搬送される。第1の搬送ライン20から部分流が分岐され、部分流は第2の搬送ライン22に供給される。
添加剤流量計16によって、少なくとも混合装置18に供給された第1の添加剤10の流量から第1の測定値が検出される。この少なくとも1つの第1の測定値は制御装置14へ送信される。さらに、搬送装置12から少なくとも1つの放出個所21へ搬送された液体混合物、特に消火剤混合物の全流量が液体混合物流量計26によって検出され、少なくとも1つの第2の測定値が生成される。少なくとも1つの第2の測定値も制御装置14へ送信される。制御装置14との通信接続は破線で暗示されている。
さらに続いて、制御装置14へ送信された測定値はさらにデータ記憶装置15へ送信される。データもしくは測定データを示す測定値を送信するために、前述の構成部分は互いに通信接続されている。この通信接続はライン接続された状態で、及び/又は無線で構成されていてよい。
さらに、供給ライン19の配管内には水流量計27も配置されている。水流量計27は供給ライン19を貫流する水流量の少なくとも1つの第3の測定値を検出するように構成されている。水流量計27も例えば磁気誘導流量計(MID)、羽根車流量計、又はこれに類するものによって構成されていてよい。これにより、水流量計27によって、第1の水貯蔵器7から取り出された水流量の少なくとも1つの第3の測定値を検出することができる。この少なくとも1つの第3の測定値も制御装置14へ送信することができる。この少なくとも1つの第3の測定値も制御装置14からデータ記憶装置15へ送信し、そしてデータ記憶装置15内に記憶することができる。水流量計27から制御装置14への通信接続も破線で暗示されている。
前述の測定値の検出は、液体混合システム6が運転状態にあるときに連続的に又は所定の時間間隔で行うことができる。これにより、液体混合システム6の秩序正しい機能を絶えず確かめることができる。
制御装置14は、データ記憶装置15内に記憶された測定値を制御装置14によって測定プロトコルにまとめ、提供するように構成されていてよく、あるいはこのように設けられていてよい。作成された測定プロトコルは例えば、簡略化して示された出力装置35で出力し、例えば印刷することができる。これに加えて又はこれとは無関係に、測定値又は測定データは電子的な形で外部記憶媒体、例えばUSBスティックに送信することもできる。例えば液体混合システム6の運転毎に、機能プロトコルを作成し出力することができる。これにより、それぞれの運転又は使用の後に、液体混合システム6の正確な機能を確認し、そしてまたこれを測定プロトコルを用いて証明もしくは実証することができる。
さらに図示されているように、第1の添加剤貯蔵器9内に位置する第1の添加剤10に対して付加的及び/又は選択的に、少なくとも1種の第2の添加剤28、特に発泡剤を混合装置18に供給することができる。このために、少なくとも1つの第2の添加剤28は、例えば緊急車両の車体の外部に、特に消防車両の外部に位置する第2の添加剤貯蔵器29内、特に第2の発泡剤貯蔵器内に貯蔵し、そしてこの貯蔵器から必要に応じて取り出すことができる。ここでも流れ接続を解放又は阻止するために、第3の弁装置30が設けられていてよい。第3の弁装置は第2の添加剤貯蔵器29から添加剤ライン24内への流入を阻止又は解放する。緊急車両1の内部に少なくとも1つの第2の添加剤貯蔵器29を配置することもできる。これに加えて、少なくとも1つのさらなる外部の添加剤貯蔵器29を設けることもできる。
さらに、第1の水貯蔵器7内に位置する第1の水8に対して付加的及び/又は選択的に、少なくとも1種の第2の水31、特に第2の消火用水を搬送装置12に供給することができる。第2の水31は、緊急車両の車体の外部に位置する取り出し個所から取り出すことができる。取り出し個所は例えば外部の給水網、河川や湖沼(Gewaesser)、プール、又はこれに類するものであってよい。搬送装置12への水8,31の選択的な供給を可能にするために、供給ライン19内には固有の遮断器具32が設けられていてよい。
清浄化又は洗浄を目的として、さらに付加的なライン接続部が、搬送装置12へ延びる供給ライン19から分岐して添加剤ライン24へ向かって設けられていてよい。このようなライン接続部は洗浄ライン33と呼ぶことができる。水8,31の貫流の遮断又は解放は第4の弁装置34によって行うことができる。例えば、水8,31の少なくとも1つの部分流を供給ライン19から分岐し、そしてこのような水流を添加剤ライン24に供給することができる。添加剤貯蔵器9,29の一方からの添加剤10及び/又は28の不所望な混入を阻止するために、第2の弁装置25及び第3の弁装置30を閉鎖することができる。これにより、第1の添加剤貯蔵器9からの第1の添加剤10の取り出し及び/又は第2の添加剤貯蔵器29からの第2の添加剤28の取り出しが阻止される。
添加剤ライン24の洗浄過程時には、搬送装置12は運転中であり、そして供給ライン19を介して水8,31が吸い込まれる。第1の弁装置23は、混和運転におけるのと同様に開かれ、そして混合装置18には水8,31の部分流が供給される。清浄化過程又は洗浄過程に関して前述したように、添加剤10,28のための第2の弁装置25及び第3の弁装置30は閉じられ、そして洗浄ライン33内の第4の弁装置34は開かれる。混合装置18内に又は混合装置18によって作られた負圧によって、添加剤ライン24を通って添加剤が吸い込まれる。添加剤はこの場合「水」である。それというのも第4の弁装置34が開かれているからである。添加剤を作成する水8,31は供給ライン19から分岐される。
添加剤10,28の調量率を正確に設定し調節するために、制御装置14によって、制御装置14内に記録された又は入力装置36を用いて入力された添加剤目標流量の目標値から、添加剤流量計16によって検出された少なくとも1つの第2の測定値を差し引いた差分値を作成することができる。制御装置14によって検出された差分値に応じて、添加剤調量装置17を用いた添加剤10,28の供給量は増減され又は不変のまま維持される。このことは例えば、詳細には示されていないアクチュエータによって行うことができる。アクチュエータは、制御装置14と通信接続されている。アクチュエータは混和率を変化させることができる。このことはさらに、液体混合物流量計26によって検出された、放出個所21へ搬送される液体混合物、特に消火混合物の全流量の第2の測定値に応じて、調節し設定することができる。
種々異なる添加剤10,28を使用可能にすることができる。使用される1種の添加剤10,28又は複数の添加剤10,28は、使用条件に応じて選択することができる。さらに、添加剤10,28は種々異なる製造業者に由来してもよい。例えば各添加剤は固有粘度を有する。これとは無関係に使用温度も粘度に影響を与える。測定値を継続的に検出することによって、少なくとも1種の添加剤10,28の混和率もしくは混和量を正確に調節することができ、そして添加剤調量装置17によって所定の量で、混和のために水8,31中に提供することができる。これにより、継続的な運転中、このような制御及び調節の可能性によって、変化する使用条件に迅速に反応することができる。このことは、貫流断面のための所定の絞り測定装置及びボールコックを有する従来公知の調量システムにおいては可能ではない。
流量計による前述の測定の場合、体積流量(又は不正確な言い方をすれば貫流速度)は物理的大きさとして流体力学から測定される。この測定は、どれほど多くの媒体の時間当たりの体積が、規定された断面を通って搬送されるかを示す。
これらの実施例は、考えられ得る実施変更形を示す。ここで念のため述べておくと、本発明は具体的に示された実施変更形に限定されることはなく、むしろ個々の実施変更形の交互の種々の組み合わせも可能であり、そしてこのような変更は、この技術分野の当業者の能力範囲内で、当該発明による技術的行為のための教示内容に基づいて可能である。
保護範囲は請求項によって規定される。しかしながら、明細書及び図面は請求項を解釈するために利用することができる。図示され説明された種々異なる実施例の個々の特徴又は特徴の組み合わせは、それ自体独立した、本発明の解決手段であり得る。本発明の独立した解決手段の根底を成す課題は、明細書から明らかである。
当該記述における値範囲に関する全ての数値は、これらの任意の、及び全ての部分範囲を含むことを意味する。例えば、数値1~10は、下限値1及び上限値10から出発する全ての部分範囲が一緒に含まれる、すなわち、全ての部分範囲が下限値1以上で始まり、そして上限値10以下で終わる、例えば1~1.7、又は3.2~8.1、又は5.5~10であることを意味する。
なお、最後に形式的なことであるが、構造をより良く理解するために、構成要素は部分的に一定の尺度でなく、及び/又は拡大し、及び/又は縮小して示したことを指摘しておく。
1 緊急車両
2 緊急ユニット
3 シャーシ
4 前輪対
5 後輪対
6 液体混合システム
7 第1の水貯蔵器
8 第1の水
9 第1の添加剤貯蔵器
10 第1の添加剤
11 混合設備
12 搬送装置
13 ライン網
14 制御装置
15 データ記憶装置
16 添加剤流量計
17 添加剤調量装置
18 混合装置
19 供給ライン
20 第1の搬送ライン
21 放出個所
22 第2の搬送ライン
23 第1の弁装置
24 添加剤ライン
25 第2の弁装置
26 液体混合物流量計
27 水流量計
28 第2の添加剤
29 第2の添加剤貯蔵器
30 第3の弁装置
31 第2の水
32 遮断器具
33 洗浄ライン
34 第4の弁装置
35 出力装置
36 入力装置

Claims (11)

  1. 液体混合システム(6)を用いて水(8,31)と少なくとも1種の添加剤(10)とを混合することによって消火液体混合物を提供するための方法であって、
    下記工程、すなわち、
    第1の水(8)が収容された第1の水貯蔵器(7)を提供する工程と、
    第1の添加剤(10)が収容された少なくとも1つの第1の添加剤貯蔵器(9)を提供する工程と、
    添加剤流量計(16)と、添加剤調量装置(17)と、混合装置(18)とを有する、少なくとも前記第1の水(8)に少なくとも前記第1の添加剤(10)を混和させるための混合設備(11)を提供する工程と、
    少なくとも前記第1の水(8)を前記第1の水貯蔵器(7)から少なくとも1つの放出個所(21)へ搬送するための搬送装置(12)を提供する工程と、
    ライン網(13)を提供する工程であって、
    前記第1の水貯蔵器(7)を前記搬送装置(12)と接続する供給ライン(19)
    と、
    前記搬送装置(12)を前記少なくとも1つの放出個所(21)と接続する第1の
    搬送ライン(20)と、
    前記第1の搬送ライン(20)から分岐し、前記混合装置(18)に接続され、そ
    してさらに入口側で前記搬送装置(12)へ戻る第2の搬送ライン(22)と、
    前記第1の添加剤貯蔵器(9)を前記添加剤調量装置(17)及びさらに前記混合
    装置(18)と接続し、そして前記添加剤流量計(16)が前記第1の添加剤貯蔵器
    (9)と前記混合装置(18)との間に配置されている、添加剤ライン(24)と、
    を有するライン網(13)を提供する工程と、
    前記第1の水(8)を、前記第1の水貯蔵器(7)から前記第1の搬送ライン(20)を通して少なくとも1つの放出個所(21)へ搬送し、そしてさらに、部分流を、前記第2の搬送ライン(22)を通して前記混合装置(18)へ供給する工程であって、前記混合装置(18)内では、少なくとも前記第1の添加剤(10)が前記少なくとも第1の水(8)に混和され、そして前記消火液体混合物が入口側で前記搬送装置(12)に供給される、工程と、が実施される方法において、
    前記添加剤流量計(16)によって、少なくとも前記混合装置(18)に供給される前記第1の添加剤(10)の流量から少なくとも1つの第1の測定値が検出され、前記少なくとも1つの第1の測定値が制御装置(14)へ送信され、
    前記搬送装置(12)から前記少なくとも1つの放出個所(21)へ搬送される前記消火液体混合物の全流量は、液体混合物流量計(26)によって検出され、そして少なくとも1つの第2の測定値は前記制御装置(14)へ送信され、
    前記制御装置(14)へ送信された測定値は、データ記憶装置(15)へ送信され、そして前記データ記憶装置(15)内に記憶され、
    水流量計(27)が設けられ、前記供給ライン(19)の配管内の前記水流量計(27)によって、前記供給ライン(19)を貫流する水流量の少なくとも1つの第3の測定値が検出され、前記少なくとも1つの第3の測定値も前記制御装置(14)に送信され、そして前記少なくとも1つの第3の測定値も前記制御装置(14)から前記データ記憶装置(15)に送信され、そして前記データ記憶装置(15)内に記憶され、
    検出され及び前記データ記憶装置(15)内に記憶された測定値のうちの少なくとも個々の測定値は、前記制御装置(14)によって測定プロトコルにまとめられ、そして提供され、
    出力装置(35)が設けられ、該出力装置(35)は、前記データ記憶装置(15)内に記憶された測定値から、前記制御装置(14)によって作成された測定プロトコルを出力する、
    ことを特徴とする消火液体混合物を提供するための方法。
  2. 前記液体混合システム(6)は、緊急車両(1)車体に組み込まれている、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定値の検出は、前記液体混合システム(6)が運転状態にある間、連続的又は所定の時間間隔で実施される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1の添加剤貯蔵器(9)内に位置する第1の添加剤(10)に対して、付加的及び/又は選択的に少なくとも1種の第2の添加剤(28)が前記混合装置(18)に供給される、ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
  5. 少なくとも1種の第2の添加剤(28)は、緊急車両の車体の外部に位置する第2の添加剤貯蔵器(29)から取り出される、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の水貯蔵器(7)内に位置する第1の水(8)に対して、付加的及び/又は選択的に少なくとも1種の第2の水(31)が前記搬送装置(12)に供給される、ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の方法。
  7. 少なくとも第2の(31)は緊急車両(1)の車体の外部に位置する取り出し個所から取り出される、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記水(8,31)の少なくとも1つの部分流は、前記搬送装置(12)の手前で、前記供給ライン(19)から分岐され、そして前記水(8,31)の前記部分流は、前記添加剤ライン(24)に供給され、そしてさらに、前記第1の添加剤貯蔵器(9)からの前記第1の添加剤(10)の取り出し、及び/又は第2の添加剤貯蔵器(29)からの第2の添加剤(28)の取り出しが阻止される、ことを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記制御装置(14)は、前記制御装置(14)内に記録された添加剤目標流量の目標値から、前記添加剤流量計(16)によって検出された少なくとも1つの第2の測定値を差し引いた差分値を作成し、そして前記制御装置(14)によって検出された差分値に応じて、前記添加剤調量装置(17)を用いた添加剤(10)の供給量が増減され又は不変のまま維持される、ことを特徴とする請求項1~8の何れか一項に記載の方法。
  10. 水(8,31)と少なくとも1種の添加剤(10,28)とを混合することによって作成される消火液体混合物を提供するための液体混合システム(6)であって、
    前記液体混合システム(6)は、
    第1の水(8)を収容するための第1の水貯蔵器(7)と、
    第1の添加剤(10)を収容するための第1の添加剤貯蔵器(9)と、
    少なくとも前記第1の添加剤を少なくとも前記第1の水(8)に混和させるために、添加剤流量計(16)と添加剤調量装置(17)と混合装置(18)とを有する混合設備(11)であって、前記添加剤流量計(16)が、前記混合装置(18)へ供給されるべき前記第1の添加剤(10)の流量の第1の測定値を検出するように構成されている、混合設備(11)と、
    少なくとも前記第1の水(8)を前記第1の水貯蔵器(7)から少なくとも1つの放出個所(21)へ搬送するための搬送装置(12)と、
    ライン網(13)であって、
    前記第1の水貯蔵器(7)を前記搬送装置(12)と接続する供給ライン(19) と、
    前記搬送装置(12)を前記少なくとも1つの放出個所(21)と接続する第1の 搬送ライン(20)と、
    前記第1の搬送ライン(20)から分岐し、前記混合装置(18)に接続され、そ してさらに入口側で前記搬送装置(12)へ戻る第2の搬送ライン(22)と、
    前記第1の添加剤貯蔵器(9)を前記添加剤調量装置(17)と前記混合装置(1 8)とに接続する添加剤ライン(24)であって、前記添加剤流量計(16)が前記 第1の添加剤貯蔵器(9)と前記混合装置(18)との間に配置されている、添加剤 ライン(24)と、
    を有するライン網(13)と、
    を備え、求項1~9の何れか一項に記載の方法を実施するための液体混合システム(6)において、
    液体混合物流量計(26)が設けられ、該液体混合物流量計(26)は、前記搬送装置(12)から前記少なくとも1つの放出個所(21)へ搬送されるべき前記消火液体混合物の全流量の少なくとも1つの第2の測定値を検出するように構成され、
    水流量計(27)が前記供給ライン(19)の配管内に設けられ、前記水流量計(27)は、前記供給ライン(19)を貫流する水流量の少なくとも1つの第3測定値を検出するように構成され、
    制御装置(14)が設けられ、該制御装置(14)は少なくとも前記添加剤流量計(16)、前記液体混合物流量計(26)、前記水流量計(27)、及び前記添加剤調量装置(17)と通信接続され、
    データ記憶装置(15)が設けられ、該データ記憶装置(15)は、制御装置(14)と通信接続され、前記制御装置(14)から送信された測定値を記憶するように構成され、
    出力装置(35)が設けられ、該出力装置(35)は、前記データ記憶装置(15)内に記憶された測定値の、前記制御装置(14)によって作成された測定プロトコルを出力するように構成されている、
    ことを特徴とする液体混合システム(6)。
  11. 前記液体混合システム(6)は、緊急車両(1)車体に組み込まれている、ことを特徴とする請求項10に記載の液体混合システム(6)。
JP2021572499A 2019-06-06 2020-06-05 液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システム Active JP7335984B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ATA50514/2019 2019-06-06
ATA50514/2019A AT522644A1 (de) 2019-06-06 2019-06-06 Verfahren sowie Flüssigkeits-Mischsystem zum Bereitstellen eines Flüssigkeitsgemisches
PCT/AT2020/060227 WO2020243764A1 (de) 2019-06-06 2020-06-05 Verfahren sowie flüssigkeits-mischsystem zum bereitstellen eines flüssigkeitsgemisches

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022535905A JP2022535905A (ja) 2022-08-10
JP7335984B2 true JP7335984B2 (ja) 2023-08-30

Family

ID=71899487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021572499A Active JP7335984B2 (ja) 2019-06-06 2020-06-05 液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20220072351A1 (ja)
EP (1) EP3980137B1 (ja)
JP (1) JP7335984B2 (ja)
CN (1) CN113853237B (ja)
AT (1) AT522644A1 (ja)
HR (1) HRP20231330T1 (ja)
PL (1) PL3980137T3 (ja)
PT (1) PT3980137T (ja)
WO (1) WO2020243764A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109481871B (zh) * 2018-10-19 2020-10-02 中国矿业大学 车载大流量消防泡沫流体混合系统
US11771936B2 (en) * 2019-05-15 2023-10-03 Minimax Viking Research & Development Gmbh Proportioner for a fire protection system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003284936A (ja) 2002-03-27 2003-10-07 Tokiko Techno Kk 混合装置
JP2009005791A (ja) 2007-06-27 2009-01-15 Morita Holdings Corp 水漕及びこれを備えた消防車両
US20140238703A1 (en) 2013-02-23 2014-08-28 E-One, Inc. Foam test system for firefighting vehicle
JP2018183242A (ja) 2017-04-24 2018-11-22 日本機械工業株式会社 車両用自動吸液機構およびこの車両用自動吸液機構が備えられた消防用自動車

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT304272B (de) * 1970-04-01 1972-12-27 Rosenbauer Kg Konrad Zumischregeleinrichtung für insbesondere Feuerlöschzwecken dienende Pumpenaggregate
CH703784A1 (de) * 2010-09-06 2012-03-15 Braendle Tony Ag Dosiervorrichtung.
DE102013101412A1 (de) * 2013-02-13 2014-08-14 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Vorrichtung zur Bereitstellung eines flüssigen Additivs
AT514927B1 (de) 2013-12-09 2015-05-15 Rosenbauer Int Ag Durchflussmengenmesseinrichtung für eine Feuerlöschvorrichtung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003284936A (ja) 2002-03-27 2003-10-07 Tokiko Techno Kk 混合装置
JP2009005791A (ja) 2007-06-27 2009-01-15 Morita Holdings Corp 水漕及びこれを備えた消防車両
US20140238703A1 (en) 2013-02-23 2014-08-28 E-One, Inc. Foam test system for firefighting vehicle
JP2018183242A (ja) 2017-04-24 2018-11-22 日本機械工業株式会社 車両用自動吸液機構およびこの車両用自動吸液機構が備えられた消防用自動車

Also Published As

Publication number Publication date
PL3980137T3 (pl) 2024-02-05
CN113853237A (zh) 2021-12-28
EP3980137A1 (de) 2022-04-13
CN113853237B (zh) 2022-10-04
JP2022535905A (ja) 2022-08-10
EP3980137B1 (de) 2023-07-26
US20220072351A1 (en) 2022-03-10
PT3980137T (pt) 2023-10-30
WO2020243764A1 (de) 2020-12-10
HRP20231330T1 (hr) 2024-02-16
AT522644A1 (de) 2020-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7335984B2 (ja) 液体混合物を提供するための方法並びに液体混合システム
US9919172B2 (en) Foam test system for firefighting vehicle
CN101970058B (zh) 具有低端控制器的泡沫配量系统
JP4866409B2 (ja) 泡消火薬剤混合システム
US20170185092A1 (en) Apparatus and method for dispensing a wash solution for conveying the same into a washing device, car wash facility and program media
EP2916645B1 (en) Fluid injection system
CA2858436A1 (en) Fresh water supply system for a railway vehicle
DE3726672C2 (ja)
US20170009904A1 (en) Discharge Valve Feather Control
JP2010022908A (ja) 二液混合装置
CN107589042A (zh) 药液密度测量系统及方法及利用其的药液水位测量方法
US2799352A (en) Apparatus for proportioning fire extinguishing foam solutions
CN114502244B (zh) 用于灭火设备的混合系统和用于运行这种混合系统的方法
DK2301800T3 (en) An apparatus for dispensing liquids from a tankvogns Boards
JP7374779B2 (ja) 二液混合装置
JP2017529982A (ja) 消防システムをテストするためのシステムと方法
US20120085783A1 (en) System for filling liners
KR102411701B1 (ko) 유량 측량계
DE102009017126A1 (de) Verfahren zur Dosierung von Chemikalien sowie Dosiereinrichtung hierfür
KR100787838B1 (ko) 상수도용 스트레이너 장치
KR102520395B1 (ko) 유량 측량계
US20230220324A1 (en) Bioreactor cleaning system with an acid tank and a device for neutralizing the acid
CN220355177U (zh) 加药计量装置、加药计量系统及海水淡化设备
DK2090336T3 (da) Anlæg til brandbekæmpelse
JP2021185828A (ja) 液肥混合システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20211206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7335984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150