JP7332350B2 - エアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置 - Google Patents

エアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、エアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置、に関する。
排水管内の汚れを安全かつ容易に除去する方法としてエアゾールを利用する方法が挙げられる。洗浄成分を有する内容物を排水管内に噴射して排水管内の汚れを効率的に除去するためには、排水口を密閉して塞ぐ必要がある。台所、洗面台、浴槽などの一般家庭に普及する水回りの排水口の口径は大小様々である。そこで、様々な口径の排水口を塞ぐことができるエアゾール噴射装置として、特許文献1に記載されたものが提案されている。
特許文献1記載のエアゾール噴射装置は、円弧状の外壁を有するキャップを設け、キャップの中央から内容物が噴射するように形成する。上記エアゾール噴射装置によれば、キャップの一部が排水口内に挿入され、キャップの円弧状の外壁が排水口の縁部に当接して密閉される。
実開昭57-51775号公報
上述した従来のエアゾール噴射装置では、キャップの外壁を、排水口の縁部を当接させている。このため、キャップとしては、大口径の排水口の径よりも大きくする必要があり、大型化してしまう、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図りつつ様々な口径の排水口を密閉することができるエアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るエアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置は、下記[1]~[]を特徴としている。
[1]
エアゾール噴射装置に取り付けられ、前記エアゾール噴射装置の内容物を噴射可能とするアクチュエータであって、
前記内容物が噴射されるノズルと、
前記ノズルの外周に設けられ、排水口の内側面に当接する外側面を有する当接部と、を備え、
前記当接部は、前記ノズルよりも口径の大きい大口径ノズルから構成された、
エアゾールアクチュエータであること。
[2]
[1]に記載のエアゾールアクチュエータにおいて、
前記ノズルの先端が、前記当接部の先端よりも噴射方向側に位置する、
エアゾールアクチュエータであること。

[1]又は[2]に記載のエアゾールアクチュエータが装着された、
エアゾール噴射装置であること。
上記[1]及び[]の構成のエアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置によれば、小口径の排水口についてはノズルの先端で排水口を塞ぎ、大口径の排水口については当接部の外側面を排水口の内側面に当接させて塞ぐことができる。内側面は、排水口の上端縁部よりも下側の位置である。ノズル外周の当接部を大口径の排水口の縁部の径よりも大きくする必要がない。このため、小型化を図りつつ様々な口径の排水口を密閉することができる。
また、上記[1]及び[3]の構成のエアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置によれば、小口径の排水口についてはノズルの先端で排水口を塞ぎ、大口径の排水口については大口径ノズルの外側面を排水口の内側面に当接させて塞ぐことができる。
上記[2]の構成のエアゾールアクチュエータによれば、ノズルの先端で小口径の排水口を塞いでいるときに当接部が排水口周辺に干渉するのを抑制できる。
本発明によれば、小型化を図りつつ様々な口径の排水口を密閉することができるエアゾールアクチュエータ及びエアゾール噴射装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明のアクチュエータが非噴射位置及びロック位置にあるときのエアゾール噴射装置の一実施形態を示す部分側面図である。 図2(a)は、本発明のアクチュエータが非噴射位置及びロック解除位置にあるときのエアゾール噴射装置の一実施形態を示す部分側面図であり、図2(b)は、本発明のアクチュエータが噴射位置及びロック解除位置にあるときのエアゾール噴射装置の一実施形態を示す部分側面図である。 図3は、図1に示すアクチュエータのA-A線断面図である。 図4は、図1に示す取付部材の斜視図である。 図5は、図4に示す取付部材を先端側から見た平面図である。 図6は、図1に示す先端部材の先端側斜視図である。 図7は、図1に示す先端部材の後端側斜視図である。 図8は、図1に示す先端部材を後端側から見た平面図である。 図9は、図1に示すエアゾール噴射装置を洗面台の排水口に使用した例を説明するための説明図である。 図10は、図1に示すエアゾール噴射装置を小口径の排水口に使用した際の部分断面図である。 図11は、図1に示すエアゾール噴射装置を大口径の排水口に使用した際の部分断面図である。 図12は、他の実施形態における先端部材の部分断面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1~図3に示すように、エアゾール噴射装置1は、エアゾール容器2と、エアゾール容器2のステム(図示せず)側に装着される(取り付けられる)エアゾールアクチュエータ3(以下、単に「アクチュエータ3」と略記する)と、を備えている。
エアゾール容器2は、略円筒状の耐圧容器として形成されており、その内部には、洗浄成分を含む原液と、液化ガス又は圧縮ガスからなる噴出剤と、からなる内容物が封入されている。エアゾール容器2の長さ方向一端には、図示しないステムが設けられている。ステムは、円筒状に形成され、エアゾール容器2から離れた側の開口が噴射口となり、長さ方向に内容物を噴射する。
以下、本明細書中において、ステムから内容物が噴射する方向を噴射方向D1と言う。また、後述するアクチュエータ3において、噴射方向D1側を先端側、噴射方向D1と逆方向側を後端側と言う。
アクチュエータ3は、ステムを押圧してエアゾール容器2内に押し込むことにより、バルブを解放して、エアゾール容器2の内部圧力により内容物を噴射可能とする部材である。アクチュエータ3は、取付部材4と、先端部材5と、を備えている。上記取付部材4の後端側が、エアゾール容器2に取り付けられる。
取付部材4の先端側には、先端部材5が、非噴射位置(図2(a))と噴射位置(図2(b))との間で噴射方向D1に沿ってスライド自在に取り付けられる。非噴射位置は、先端部材5がステムを押圧せずに内容物が噴射しない位置である。噴射位置は、非噴射位置よりも後端側の位置であり、先端部材5がステムを押圧して内容物を噴射させる位置である。
また、取付部材4には、先端部材5が、非噴射位置にあるときにロック位置(図1)とロック解除位置(図2)との間で噴射方向D1を軸とした軸周り方向D2に回転自在に取り付けられる。即ち、取付部材4及び先端部材5は、後述するロック機構6を有していて、先端部材5が、ロック位置にあるとき噴射位置までスライドできずに内容物の噴射を防止する。また、先端部材5が、ロック解除位置にあるとき噴射位置までスライドでき内容物を噴射できる。
次に、上記取付部材4の詳細な構成について説明する。取付部材4は、エアゾール容器2が挿入される円筒部41と、先端部材5がスライド自在、回転自在に取り付けられる円錐台状の円錐台部42と、を備えている。円筒部41は、後端が開口され、その開口からエアゾール容器2の長さ方向一端部が挿入される。円筒部41の内側面の後端側には、複数の突起部411(図3)が軸周りに並んで形成されており、この突起部411によってエアゾール容器2と係合するように構成されている。
円錐台部42は、図3及び図4等に示すように、縮径筒部421と、上壁422と、内筒部423と、底壁424と、から構成されている。縮径筒部421は、円筒部41の先端側に連なり、その後端が円筒部41と同じ径に形成される。また、縮径筒部421は、先端に向かうに従って縮径して形成されている。縮径筒部421の外側面には、ロック位置、ロック解除位置の位置合わせに用いる開閉目印M1が形成されている。本実施形態では、頂点を先端に向けた三角形状の開閉目印M1が形成されている。
上壁422は、縮径筒部421の先端側の開口を塞ぐように形成される。上壁422には、その中央に先端部材5を挿入する円形の開口422aが設けられている。内筒部423は、この開口422aの周縁から後端側に突出されている。内筒部423の内側面には、図4に示すように、後述する先端部材5のロック突起514が噴射方向D1に沿ってスライド自在に挿入されるスライド溝423aが形成されている。
スライド溝423aは、噴射方向D1に長尺に設けられる。スライド溝423aは、上壁422まで延在して設けられ、先端側が開口している。この開口から先端部材5のロック突起514がスライド溝423a内に挿入される。この内筒部423内に先端部材5が挿入されて、先端部材5の噴射方向D1に沿ったスライドが案内される。なお、本実施形態では、スライド溝423aは、図5に示すように、軸周り方向D2に等間隔に4つ設けられている。
底壁424は、図3及び図4に示すように、内筒部423の後端側の開口を塞ぐように形成される。底壁424には、その中央にステムが挿入される円状の開口424aが形成されている。また、底壁424には、図4及び図5に示すように、後述する先端部材5の係止アーム516が挿入されて係止される係止孔424bが形成されている。係止孔424bは、開口424aを中心とした円弧状に形成され、この円弧に沿って先端部材5の回転がガイドされる。本実施形態では、係止孔424bは、軸周り方向D2に等間隔に2つ設けられている。
次に、先端部材5の詳細な構成について説明する。先端部材5は、図3、図6及び図7等に示すように、ステムを押圧する押圧部51と、内容物が噴射されるノズル部52と、を備えている。
押圧部51は、図3等に示すように、円筒部511と、底壁512と、ガイド筒513と、を備えている。円筒部511は、取付部材4の内筒部423内に嵌め込まれる。円筒部511の外側面において先端側には、複数のロック突起514が設けられている。本実施形態では、図8に示すように、2つの幅広のロック突起514と、2つの幅狭のロック突起514と、が軸周り方向D2に等間隔に設けられている。このとき、幅広のロック突起514同士が対向して配置され、幅狭のロック突起514同士が対向して配置される。
この先端部材5のロック突起514と、取付部材4の上壁422及びスライド溝423aと、が上述したロック機構6(図3)を構成している。このロック機構6において、ロック突起514がスライド溝423aに挿入されず、上壁422と係止する位置がロック位置となる。また、ロック突起514がスライド溝423aに挿入される位置がロック解除位置となる。
底壁512は、図3等に示すように、円筒部511の後端側の開口を塞ぐ。底壁512には、ステムが挿入される円形の開口512aが形成されている。ガイド筒513は、底壁512の開口512a周縁から先端に向かって突出して設けられている。ガイド筒513は、ステム先端が挿入可能な大径孔513aと、大径孔513aよりも先端側に設けられたステムが挿入できない小径孔513bと、が形成される。この大径孔513aと小径孔513bとの境界に設けられた段部513cにステムの先端が当接して、ステムを押圧する。ステムから噴射された内容物は、ガイド筒513を通って噴射される。
また、底壁512には、取付部材4に向けて係止アーム516が突設されている。係止アーム516は、開口512aを中心とした円弧状に形成され、同じく円弧状の係止孔424bに挿入される。係止アーム516の軸周り方向D2の長さは、係止孔424bの軸周り方向D2の長さよりも短く設けられ、係止アーム516が係止孔424bに沿って軸周り方向D2にスライド自在になっている。この係止孔424bに沿って先端部材5の回転がガイドされる。また、係止アーム516の外側面には、係止爪516aが突設されている。係止アーム516が係止孔424bに挿入されると、非噴射位置において係止爪516aが底壁424の後端面に係止して先端部材5が取付部材4から抜け落ちないようになっている。
ノズル部52は、図3等に示すように、内容物が噴射される小口径ノズル521と、小口径ノズル521の外周に設けられた大口径ノズル522と、を備えている。小口径ノズル521は、円筒状に形成されている。大口径ノズル522は、底壁522aと、拡径部522bと、円筒部522cと、を備えている。底壁522aは、円筒部511の先端から外側に向かって突出して設けられている。拡径部522bは、底壁522aから先端に向かって突出して設けられ、先端に向かうに従って拡径に設けられている。
円筒部522cは、拡径部522bの先端に連なり、後端から先端まで拡径部522bの先端と同じ径の円筒に設けられている。この円筒部522cの外側面には、全周に亘ってリブ522dが設けられている。上記小口径ノズル521は、拡径部522bの中央から先端に向かって突出して設けられている。小口径ノズル521の先端は、大口径ノズル522の先端よりも噴射方向D1側に位置している。
本実施形態において、小口径ノズル521は、図10に示すように、洗面台10のフランジ8が設けられた小口径の排水口7に用いられる。小口径ノズル521は、その内径が小口径の排水口7の内径よりも大きい30mm~80mmに設けられている。また、大口径ノズル522は、図11に示すように、フランジ8が設けられていない大口径の排水口9に用いられる。大口径の排水口9は、その内径が奥に進むに従って小さくなり、排水管11につながるように設けられている。
大口径ノズル522は、その外径が排水口9の上側縁部Eの径(排水口9の最大径)より小さく設けられ、排水口9内に挿入され、その外側面が排水口9の内側面に当接する大きさに設けられている。また、大口径ノズル522は、その内径が小口径ノズル521の外径より大きく、かつ、50mm~100mmに設けられている。言い換えると、大口径ノズル522の内径は、小口径ノズル521の内径及び50mmのうち大きい方よりも大きく、かつ、100mm以下に設けられる。
また、上述した拡径部522bの外側面には、ロック位置、ロック解除位置の位置合わせに用いる閉目印M2、開目印M3が設けられている。
次に、上述した構成のエアゾール噴射装置1の使用方法について説明する。非噴射位置においては、図3に示すように、先端部材5のロック突起514が、取付部材4の上壁422よりも噴射方向D1側に位置付けられている。このとき、エアゾール容器2のステムの先端は、取付部材4の底壁424の開口424a、先端部材5の底壁512の開口512aを通ってガイド筒513の大径孔513aに挿入し、段部513cに当接される。
今、先端部材5が非噴射位置に位置付けられた状態で、開閉目印M1と閉目印M2との頂点同士が合うロック位置まで先端部材5を回転させる。先端部材5がロック位置に位置付けられると、係止アーム516が係止孔424bの軸周り方向D2一方側の内側面に当接してそれ以上回転できないようになっている。上記ロック位置においては、ロック突起514をスライド溝423aに挿入することができない。このため、ユーザが先端部材5を押しても、ロック突起514が取付部材4の上壁422に当接して先端部材5を噴射位置までスライドできない。
次に、開閉目印M1と開目印M3との頂点同士が合うロック解除位置まで先端部材5を回転させる。先端部材5がロック解除位置に位置付けられると、係止アーム516が係止孔424bの軸周り方向D2他方側の内側面に当接してそれ以上回転できないようになっている。上記ロック解除位置においては、ロック突起514とスライド溝423aの先端側開口とが噴射方向D1に対向する。これにより、ユーザが先端部材5を押すと、ロック突起514が取付部材4のスライド溝423aに挿入されて、先端部材5を噴射位置までスライドできる。
次に、上記エアゾール噴射装置1を洗面台10のフランジ8付きの排水口7から内容物を排水管11内に噴射して洗浄する場合について説明する。図9及び図10に示すように、先端部材5をロック解除位置に位置付けた状態で、エアゾール噴射装置1の先端部材5を下側に向けて、小口径ノズル521の先端面をフランジ8の平らな上面81に当接させる。これにより、小口径ノズル521により排水口7を密閉することができる。
一般的に、洗面台10は、排水口7から離れるに従って上方に傾斜が設けられている。本実施形態によれば、小口径ノズル521の先端は、大口径ノズル522の先端よりも噴射方向D1側に位置している。このため、小口径ノズル521の先端をフランジ8に当接させても、大口径ノズル522と洗面台10との間に隙間Sが生じて、大口径ノズル522が洗面台10の排水口7周辺に干渉することがない。この状態からエアゾール容器2を下方に押し下げると、先端部材5が内筒部423に沿って噴射位置まで移動してステムを押圧してエアゾール容器2に押し込む。
これにより、ステムから内容物が噴射する。ステムから噴射された内容物はガイド筒513を通って小口径ノズル521の開口から噴射される。そして、小口径ノズル521の開口から噴射された内容物が、排水口7から排水管11内に進み、排水管11内を洗浄することができる。また、ユーザがエアゾール容器2の押し下げをやめると、ステムの図示しないスプリングの付勢力により先端部材5が非噴射位置まで戻る。
次に、上記エアゾール噴射装置1をフランジ8が設けられていない大口径の排水口9から内容物を排水管11内に噴射して洗浄する場合について説明する。図11に示すように、先端部材5をロック解除位置に位置付けた状態で、エアゾール噴射装置1の先端部材5を下側に向けて、大口径ノズル522を排水口9内に挿入する。フランジ8が設けられていない排水口9は、奥に進むほど小径に設けられているため、先端部材5を排水口9に挿入すると、リブ522dが排水口9の内側面に当接する。これにより、大口径ノズル522により排水口9を密閉することができる。この状態からエアゾール容器2を下方に押し下げると、先端部材5が内筒部423に沿って噴射位置まで移動してステムを押圧してエアゾール容器2に押し込む。
これにより、ステムから内容物が噴射する。ステムから噴射された内容物はガイド筒513を通って小口径ノズル521の開口から噴射される。そして、小口径ノズル521の開口から噴射された内容物が、排水口9から排水管内に進み、排水管11内を洗浄することができる。また、ユーザがエアゾール容器2の押し下げをやめると、ステムの図示しないスプリングの付勢力により先端部材5が非噴射位置まで戻る。
上述した実施形態によれば、小口径の排水口7については小口径ノズル521の先端で排水口7を塞ぎ、大口径の排水口9については大口径ノズル522の外側面を排水口9の内側面に当接させて塞ぐことができる。大口径ノズル522の外径を大口径の排水口9の縁部Eの径よりも大きくする必要がない。このため、小型化を図りつつ様々な口径の排水口7、9を密閉することができる。
上述した実施形態によれば、小口径ノズル521の先端が、大口径ノズル522の先端よりも噴射方向先端側に位置する。これにより、小口径ノズル521の先端で小口径の排水口7を塞いでいるときに大口径ノズル522が排水口521周辺に干渉するのを抑制できる。
上述した実施形態によれば、大口径ノズル522の外側面にリブ522dが設けられている。これにより、リブ522dにより大口径の排水口9の内側面との接触面積が大きくなり、より密閉度を高めることができる。
上述した実施形態によれば、ロック機構6を設けることにより、誤噴射を防止できる。
上述した実施形態によれば、小口径ノズル521の内径が、30mm~80mmであって、大口径ノズル522の内径が、50mm~100mmである。これにより、小口径の排水口7については小口径ノズル521の先端で排水口7を塞ぎ、大口径の排水口9については大口径ノズル522の外側面を排水口9の内側面に当接させて塞ぐことができる。
上述した実施形態によれば、大口径ノズル522には、先端に向かうに従って拡径する拡径部522bが設けられ、小口径ノズル521が、拡径部522bから突出して設けられている。これにより、小口径ノズル521の剛性を高くできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、当接部は、ノズル状(筒状)の大口径ノズル522から構成されていたが、これに限ったものではない。当接部は、小口径ノズル521の外周に設けられ、大口径の排水口9の内側面に当接するような構造であればよく、例えば、図12に示すように、小口径ノズル521の外側面から当接部523を突出させるように形成してもよい。
上述した実施形態によれば、小口径ノズル521の先端が、大口径ノズル522の先端よりも噴射方向D1に位置するように設けていたが、これに限ったものではない。小口径ノズル521の先端と大口径ノズル522の先端が同じ位置であってもよい。
また、上述した実施形態によれば、大口径ノズル522の外側面にリブ522dが設けられていたが、これに限ったものではない。リブ522dは設けられていなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、アクチュエータ3はロック機構6を有していたが、これに限ったものではない。ロック機構6を有するのは必須ではない。
1 エアゾール噴射装置
3 エアゾールアクチュエータ
6 ロック機構
7、9 排水口
11 排水管
521 小口径ノズル(ノズル)
522 大口径ノズル(当接部)
523 当接部
522b 拡径部
522d リブ
D1 噴射方向

Claims (3)

  1. エアゾール噴射装置に取り付けられ、前記エアゾール噴射装置の内容物を噴射可能とするアクチュエータであって、
    前記内容物が噴射されるノズルと、
    前記ノズルの外周に設けられ、排水口の内側面に当接する外側面を有する当接部と、を備え、
    前記当接部は、前記ノズルよりも口径の大きい大口径ノズルから構成された、
    エアゾールアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のエアゾールアクチュエータにおいて、
    前記ノズルの先端が、前記当接部の先端よりも噴射方向側に位置する、
    エアゾールアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載のエアゾールアクチュエータが装着された、
    エアゾール噴射装置。
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