JP6851857B2 - トリガー式噴霧機構 - Google Patents
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Description
ここに示したトリガー式噴霧機構50は、下記特許文献1に開示されたもので、容器3の口部にねじ込みにより固定される本体部5と、該本体部5の軸芯部に押し下げ可能に支持されて押し下げ動作により容器3内の液体をステム押下部7から噴射する噴射ステム9と、一端が本体部5に回動可能に支持されて回動操作時に噴射ステム9を押し下げるトリガー部11と、トリガー部11の回動を阻止するために、噴射ステム9を押し下げ不能位置にトリガー部11を固定するロック機構13とを備えている。
レバー部材23は、図6(C)に矢印Xで示すように、ピン21を中心として回動し、図6(A)に示すロック位置(OFF位置)と、図6(B)に示すロック解除位置(ON位置)に切り替えることができる。
レバー部材23が図6(B)に示したロック解除位置にあるときは、レバー部材23の回動に伴ってストッパ片24が本体部5とトリガー部11との間から離脱して、噴射ステム9を押し下げることが可能となる。
このように組み付け工程の順序があるために、誤ってトリガー部11を先に本体部5に組み付けてしまうと、上記レバー部材23を組み付けることができない。
そのような場合には、トリガー部11を取り外して作業をやり直さなければならない。
更に、トリガー部11を本体部5に取り付ける際に、先に本体部5に取り付けたレバー部材23がトリガー部11の取り付け位置付近で揺動するため、トリガー部11の取付作業を行い難いという問題がある。
更に、本発明においては、トリガー部のガタつきを防止できる構成を付加しており、ロック機構におけるロック動作の円滑化にも寄与する構成を創案することもその課題となる。
図1は本発明に係るトリガー式噴霧機構の第1実施形態を示し、その(A)が側面図、その(B)が平面図であって、トリガー部がロックされている状態を示している。
図2は上記第1実施形態を示し、その(A)が図1(B)のS−S線断面図、その(B)がこの第1実施形態に係るトリガー部とロック部材を後方斜め上方から見た分解斜視図である。
ている。
このトリガー式噴霧機構10は、本体部33と、この本体部33の軸芯部に配置されたポンプ8及びポンプステム9と、このポンプステム9を押し下げることができるステム押下部7と、このステム押下部7を下方に押し下げることができるトリガー部35とから成る。
これにより、トリガー部35の後方の回動部35aを中心としてトリガー部35は回動する。
即ち、トリガー部35の前方のレバー部35cを指で引き寄せることにより、ステム押下部7が押し下げられ、ポンプステム9も押下され、容器内の内容液がステム押下部7の先端の噴口7fから外界に噴霧される。
このロック部材43は、略水平方向に往復動することができ、このロック部材43を前方に押し込むとトリガー部35の回動動作が阻止され、他方、後方に引き出すとトリガー部35の回動動作が可能となる。
即ち、ロック部材43を前方に押し込むとロックされ、後方に引き出すとロックが解除される。
これにより、トリガー部35は常に上方方向に付勢された状態となり、トリガー部35のガタ付きが防止される。
この本体部33の軸芯部には、ポンプ8が固定されており、ポンプ8の上端からはポンプステム9が出没自在に突出している。
ステム押下部7には、上向き通路7uとそれに続く横向き通路7yとが設けられ、上向き通路7uの下端部が上記ポンプステム9と接続し、上記横向き通路7yの出口部が噴口7fとなる。
トリガー部35には、ステム押下部7の先端部分が挿通する長孔35bが形成されており、この長孔35bは、トリガー部35の回動方向に沿って長い長孔に形成されている。
ロック部材43の前方部にはトリガー部35に設けられたガイド孔47に挿入される挿入部48が設けられている。
即ち、挿入部48をガイド孔47の一番奥まで押し込んで、ガイド孔47の開口部の上縁47aに挿入部48の後方の段差部43aが当接して、ロック部材43が停止してロックされ、これがロック位置となる。
ロック部材43が、図3(A)に示すようにロック解除位置に有るときには、挿入部48がストッパ突起45の上方から退避していて、ロック機能は働かない。
図2(A)に図示したロック状態において、ロック部材43を矢印Eの方向に引き出すことによりロックが解除される。この状態を図3(A)が図示しており、この図の状態ではトリガー部35が操作されておらず、非噴霧状態である。
そして、上記樹脂バネ37の機能により、トリガー部35は一番上の位置で付勢力が付加された状態で、トリガー部35のガタ付きが防止される。
レバー部35cへの引き寄せ力を解除すると、噴射ステム9の復元力及び樹脂バネ37による復元力で、トリガー部35は図3(A)の状態に戻るのである。
この第2実施形態においては、上記第1の実施形態と樹脂バネの形態が異なり、その他の構成はほぼ同様である。
この第2実施形態に係るトリガー式噴霧機構20は、本体部33と、この本体部33の後方の回動部35aに回動自在に取り付けられたトリガー部35と、略直角方向に折曲するステム押下部7とからなり、ステム押下部7の内部には、容器内の内容液が流通する通路が形成され、当該通路の始端部がポンプステム9と接続し、当該通路の出口には噴口7fが形成されている。
このポンプ8は、前記容器のキャップの上端面に組み込まれており、この上端面に本発明に係る噴霧機構20の本体部33の基端部が合体されている。
この容器のキャップを含めて本実施形態に係る噴霧機構の本体部33となる。
即ち、この樹脂バネは、合成樹脂製の環状のものから形成されているが、その詳細は後の図5において説明する。
即ち、このステム押下部7をトリガー部35が下方に押し下げることにより、ステム押下部7が押し下げられる。
他方、トリガー部35への力を除き、これを元に戻すと、ステム押下部7も上方に復帰する。このステム押下部7が上方に復帰するのは、ポンプ内のコイルスプリングSの付勢作用と樹脂バネ27の復元力による。
このロック部材43の構成についても、上記第1実施形態とほぼ同じである。
即ち、その前方の挿入部48がトリガー部35に設けられたガイド孔の内部に嵌入するように配備され、略水平方向に往復動することができる。
この樹脂バネ27は、可撓性及び弾力性を有する合成樹脂製の環状の樹脂バネから成り、ステム押下部7の上面から上方に延長し、その上縁部がトリガー部35の上面部内壁面に当接するように設けられている。
ロック状態というのは、トリガー部35のレバー部35cを引き寄せることが出来ない状態、つまり噴霧不可能状態のことである。
図5から良く解る通り、このステム押下部7は、全体が略直角に折曲した筒体からなり、内部に流通路を有し、上向き通路7uと横向き通路7yを有し、この流通路の入口部7aが噴射ステムと接続し、その出口側には噴口チップ等が嵌合される。
この樹脂バネ27は、合成樹脂製のものから成り、環状に又は筒状に形成され、外周からの圧縮及び復帰動作を行うことができる。
この樹脂バネは、このステム押下部7とその上方のトリガー部35の上面内壁面との間に配置され、トリガー部35を常に上方に付勢することができる。
これにより、トリガー部35のガタ付きが防止されるのである。
まず、本発明に係るトリガー式噴霧機構は、上記実施形態においてはポンプ式噴霧容器に装着するものを例示したが、エアゾール容器に装着するものとして実施することもできる。
上記実施形態では、樹脂バネとして、板状のものと、環状又は筒状のものを例示したが、この樹脂バネの形態は種々設計変更することができ、要するに、ステム押下部とトリガー部の間に伸縮自在の弾性体が介在されていればよいものである。
他方、ロック部材もトリガー部の後方で出没自在に設けているが、ロック状態では、このロック部材の挿入部の下面が本体部のストッパ突起と当接して、トリガー部が回動しない構成であればよい。
これらの抜け落ち防止構造も適宜設計変更することができる。
以上、本発明においては、ロック部材と樹脂バネをその特徴とするトリガー式噴霧機構を提案することができた。
Claims (5)
- 容器の上端部から上方に延長する噴射ステムに接続するトリガー式噴霧機構において、
当該噴霧機構は、本体部と、前記噴射ステムに接続するステム押下部と、本体部の後方の回動部で回動自在に取り付けられたトリガー部とからなり、
前記ステム押下部は、その内部に容器内の内容液を吐出するための通路が設けられ、当該通路の始端部が前記噴射ステムと接続して上方向に延長し、その後横方向に折曲して、当該通路の先端の出口部が噴口を形成し、
前記トリガー部のレバーを手前側に引き寄せることにより、前記ステム押下部が下方に押し下げられて容器の内容液が噴霧され、
トリガー部の内壁面とステム押下部の上面部との間には、合成樹脂製の樹脂バネを介在させ、この樹脂バネはステム押下部の上面部に接続され、これによりトリガー部を常に上方向に付勢し、
前記樹脂バネが、可撓性及び弾力性を有する合成樹脂製の、その軸芯方向が内容液の吐出方向と直交する環状又は筒状の環状バネから成り、前記ステム押下部の上面から上方に延長し、その上縁部が前記トリガー部の上面部内壁面に当接するように設けられていることを特徴とするトリガー式噴霧機構。 - トリガー部の後方の回動部の上方に略水平方向に往復動するロック部材を設け、このロック部材を前方に押し込むことによりトリガー部の回動が阻止され、逆にこのロック部材を後方に引き出すことによりトリガー部の回動が可能となることを特徴とする請求項1に記載のトリガー式噴霧機構。
- 前記ロック部材は、前記トリガー部に設定されたロック位置とロック解除位置との間を往復移動可能に前記トリガー部に組み付けられ、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに該ロック部材に当接するように前記本体部にストッパ突起を設け、このストッパ突起に前記ロック部材が当接することにより前記トリガー部の回動が阻止され、
前記ロック部材は、前記トリガー部の内部に設けられたガイド孔の内部をスライド移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のトリガー式噴霧機構。 - 前記ロック部材の適宜位置には、突起部を設け、この突起部がトリガー部の壁面と当接することにより当該ロック部材がトリガー部から後方に抜け落ちないことを特徴とする請求項2又は3に記載のトリガー式噴霧機構。
- 前記本体部で容器の噴射ステムと接続する部分において、前記噴射ステムを挿通する貫通孔を囲繞するように筒状壁部を設け、この筒状壁部の内壁面が前記ステム押下部の基端部の上下動をガイドできることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のトリガー式噴霧機構。
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