JP7330804B2 - エンジンのスロットル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンのスロットル装置に係り、詳しくはアイドル運転時の吸気量を調整するアイドル調整ネジを備えたスロットル装置に関する。
この種のスロットル装置は、バルブボディに形成したスロットルボア内にスロットル弁が配設されてスロットル軸により支持され、スロットル弁は戻りバネにより閉側に付勢されている。スロットル軸の一端に設けられたスロットルレバーにはアクセルワイヤを介して車両のアクセルが連結され、運転者のアクセル操作に応じてスロットル軸と共にスロットル弁が開閉されるようになっている。
アイドル運転時のエンジン回転速度を調整するために、スロットル装置にはアイドル吸気量を調整するアイドル調整機構が設けられている。バルブボディの一側面にはアイドル調整ネジが螺合され、圧縮バネによりバルブボディから離間する方向に付勢されている。スロットルレバーが閉側に回動すると、その一側に設けられたストッパ部がアイドル調整ネジの先端に当接して回動規制され、このときの回動角度に対応してスロットル弁の最小開度が定まる。従って、アイドル調整ネジの螺合位置を変更することにより、エンジンへの吸気量ひいてはアイドル回転速度を調整可能となる。
ところで、車両に搭載されたスロットル装置の周辺にはエンジンに付属する種々の部品が配置されているため、バルブボディに直接的にアイドル調整機構を取り付けると周辺部品と干渉してしまう場合がある。その対策として、ブラケットを介してアイドル調整機構をバルブボディから離間配置したスロットル装置がある。製造コストの観点等からブラケットは鋼鈑を折曲形成した板金製とされ、例えば、ブラケットのベース面がバルブボディの一側面に固定され、そのベース面から直角に折曲されたアーム面にアイドル調整ネジ及び圧縮バネが設けられている。アイドル調整機構はブラケットのアーム面を介してバルブボディから離間して片持ち支持され、これにより周辺部品との干渉が防止される。
しかしながら、このようなブラケットを用いたスロットル装置では、アクセルの戻し操作の際に問題が生じる場合がある。例えば、全開加速中の車両を急減速させるべくアクセルが素早く戻し操作された場合、スロットル弁は戻りバネの付勢力により全開から急激に閉じられ、スロットルレバーがアイドル調整ネジに激しく衝突する。このときの衝撃によりアイドル調整ネジに緩みが生じる現象が発生し、これに起因して所期のアイドル吸気量が達成されなくなり、アイドル不調等の不具合を引き起こすという問題がある。
このような不具合の対策として、例えば特許文献1に記載の技術では、アイドル調整ネジの外周面にローレットを形成すると共に、アイドル調整ネジを支持するブラケットにゴムホルダを設け、互いの接触によりアイドル調整ネジの緩み防止を図っている。
特開昭57-129232号公報
しかしながら、特許文献1に記載の対策は、本来のスロットル装置に要求されるアイドル吸気量の調整機能に悪影響を与えるという問題がある。
即ち、この対策は、ローレットとゴムホルダとの間に生じる高い摩擦を利用して緩み防止を図っているが、この摩擦はアイドル吸気量を調整する際のアイドル調整ネジの円滑な回転を妨げて調整作業を行い難くしてしまう。さらにアイドル調整ネジにはゴムホルダの弾性が常に回転を妨げる方向に作用しているため、最適な螺合位置に調整されたアイドル調整ネジが僅かに戻されてしまい精密な調整が困難となる不具合もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、良好なアイドル吸気量の調整機能を確保した上で、アクセル戻し操作の際のアイドル調整ネジの緩みを未然に防止することができるエンジンのスロットル装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のエンジンのスロットル装置は、バルブボディに設けられたスロットル弁と、スロットル弁を支持するスロットル軸と、戻りバネの閉側の付勢力をスロットル軸に伝達するとともに、運転者のアクセル操作をスロットル軸に伝達するスロットルレバーと、バルブボディに固定され、ブラケットのアーム面を介して片持ち支持されるアイドル調整機構とを備えたエンジンのスロットル装置において、アイドル調整機構が、圧縮バネに挿通されて、圧縮バネを押し縮めた状態でアーム面の雌ネジに螺合されるアイドル調整ネジと、戻りバネの付勢力によりアイドル調整ネジの先端に当接してスロットル弁を所定の開度に保つ前記スロットルレバーのストッパ部とを備え、ブラケットのアーム面に装着され、アーム面の雌ネジに対応して透孔が貫設されると共に、圧縮バネの一端が当接する座面が、アイドル調整ネジの軸線と直交する面を基準として傾斜して形成されたアタッチメントを備えていることを特徴とする。
その他の態様として、アタッチメントに、ブラケットのアーム面に嵌め込まれる保持部が形成されると共に、ブラケットへの当接により保持部の嵌め込みを規制する当接規制部が形成されていてもよい。
その他の態様として、保持部が、先端が鍵型状をなす一対の脚部の間に形成された保持溝とされ、一対の脚部が、保持溝がブラケットのアーム面に嵌め込まれたときに、弾性をもってアーム面を挟み込むと共に、それぞれの先端をアーム面に掛止するようにしてもよい。
本発明のエンジンのスロットル装置によれば、良好なアイドル吸気量の調整機能を確保した上で、アクセル戻し操作の際のアイドル調整ネジの緩みを未然に防止することができる。
実施形態のエンジンのスロットル装置を示す斜視図である。 図1のII-II線断面図である。 図1のA矢視図である。 スロットル装置からスロットルレバー及びアイドル調整機構を分離した分解斜視図である。 アイドル調整機構を示す分解斜視図である。 座面の傾斜及び圧縮バネのオフセット状態を示す図5のVI-VI線断面図である。 同じく図5のVII-VII線断面図である。 実施形態とは座面の傾斜方向を90°相違させた別例を示す図6に対応する断面図である。 同じく別例を示す図7に対応する断面図である。 ワッシャを座面とした別例を示す図7に対応する断面図である。
以下、本発明を自動二輪車用の4気筒エンジンを対象とするスロットル装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1,2に示すように本実施形態のスロットル装置1は、それぞれ一対のスロットルボア2a,3aを備えた第1及び第2バルブボディ2,3を結合してなる。図示はしないが自動二輪車への搭載状態では、図1中の右側に相当する各スロットルボア2a,3aの一端にエアクリーナからのホースが接続され、反対側の他端にエンジンの吸気マニホールドが接続される。エンジンの運転中には、エアクリーナにより濾過された吸気が各スロットルボア2a,3a内を流通して吸気マニホールドへと案内され、その吸気量が以下に述べる各スロットルボア2a,3a内のスロットル弁6により調整される。
第1及び第2バルブボディ2,3の下側には各スロットルボア2a,3aに先端を臨ませた姿勢で燃料噴射弁4が取り付けられ、デリバリパイプ5を介して図示しない燃料ポンプから加圧燃料が供給される。エンジンの各気筒の燃焼サイクルに同期して各燃料噴射弁4が開閉し、それに応じて対応する気筒の吸気マニホールド内に燃料が噴射される。
本実施形態のスロットル装置1は、エンジンの出力調整用のスロットル弁6に加えて始動用のスロットル弁7が備えられ、そのために図2に示すように第1及び第2バルブボディ2,3には、各スロットルボア2a,3aの吸気流通方向の上流側及び下流側をそれぞれ貫通する2本のスロットル軸8,9が回転可能に支持されている。各スロットルボア2a,3a内において、下流側のスロットル軸8には出力調整用のスロットル弁6がビス10により固定され、上流側のスロットル軸9には始動用のスロットル弁7がビス11により固定されている。
図1の左側に相当する第1バルブボディ2の一側面には各スロットル軸8,9の一端が突出し、上流側のスロットル軸9の端部には始動時駆動機構12が連結されている。始動用の各スロットル弁7はエンジン運転中には全開状態に保たれ、エンジン始動時には始動時駆動機構12により閉側に駆動されて、始動のために好適な吸気量に制限する。
図3,4に示すように、下流側のスロットル軸8の端部には戻りバネ14が巻回されると共に、スロットルレバー15の円盤状をなす本体部15aがワッシャ16を介してナット17により締結され、本体部15aの外周の一側には板状のストッパ部15bが一体形成されている。戻りバネ14の一端は第1バルブボディ2に掛止され、他端はスロットルレバー15の一側に掛止され、出力調整用のスロットル弁6の閉側に相当する方向にスロットルレバー15が付勢されている。
スロットルレバー15の本体部15aに設けられた連結孔15cには、図示はしないがアクセルワイヤを介して車両のアクセルが連結されている。従って、運転者のアクセル操作がアクセルワイヤを介して機械的にスロットルレバー15に伝達され、スロットルレバー15の正逆両方向の回動に応じてスロットル軸8を介して出力調整用の各スロットル弁6が開閉される。詳しくは、スロットルレバー15はスロットル軸8の軸線Lthを中心として、以下に述べるアイドル調整機構20により回動規制される図3中に実線で示すアイドル位置と、仮想線で示す全開位置との2位置間で回動する。アイドル位置では各スロットル弁6が最小開度に保たれ、全開位置では各スロットル弁6が最大開度に保たれる。
このようなスロットルレバー15の近接位置に、アイドル吸気量を調整するアイドル調整機構20が設けられている。図4,5に示すように、第1バルブボディ2の一側面には鋼鈑を折曲形成した所謂板金製のブラケット21が配設され、このブラケット21のベース面21aが一対のビス22により第1バルブボディ2に固定されている。ベース面21aからはアーム面21bが第1バルブボディ2とは反対側に向けて直角に折曲形成され、スロットル軸線方向に沿って延設されている。アーム面21bはスロットルレバー15のストッパ部15bと相対向し、その先端には雌ネジ21cが貫通して形成されている。
ブラケット21のアーム面21bには、第1バルブボディ2とは反対側からアタッチメント23が装着されている。アタッチメント23は本発明の特徴部分に関わるため、その詳細については後述するが、スロットルレバー15とは反対側の一側面を座面24aとし、座面24aにはアーム面21bの雌ネジ21cと対応する透孔24bが貫設されている。
ブラケット21のアーム面21bの雌ネジ21cには、スロットルレバー15とは反対側からアタッチメント23の透孔24bを介してアイドル調整ネジ29が螺合している。アイドル調整ネジ29は雄ネジ29aと頭部29bとからなり、雄ネジ29aは圧縮バネ30及び樹脂ワッシャ31に挿通された状態でアーム面21bの雌ネジ21cに螺合し、その先端をアーム面21bからスロットルレバー15側に突出させている。アタッチメント23の座面24aとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの間で圧縮バネ30は押し縮められ、その付勢力がアイドル調整ネジ29をアタッチメント23の座面24aから離間させる方向に作用している。
図3に矢印aで示すように、スロットル軸8の軸線Lthを中心としてスロットルレバー15が閉側に回動すると、そのストッパ部15bは、矢印bで示すアイドル調整ネジ29の軸線Lscwにほぼ沿った方向から雄ネジ29aの先端に当接する。これによりスロットルレバー15がアイドル位置で回動規制され、このときの回動角度に対応して各スロットル弁6の最小開度が定まる。従って、アイドル調整ネジ29の螺合位置を変更することにより、エンジンへの吸気量ひいてはアイドル回転速度を調整可能となる。
以上のように第1バルブボディ2の一側面にブラケット21が固定され、そのアーム面21bを介してアイドル調整機構20が第1バルブボディ2から片持ち支持されている。結果としてアイドル調整機構20は第1バルブボディ2から離間配置され、スロットル装置1の周辺に配置されているエンジンに付属する種々の部品との干渉が防止されている。
一般的なアイドル調整機構では、圧縮バネ30がブラケット21のアーム面21bとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの間に介装される。圧縮バネ30の付勢力はアイドル調整ネジ29をブラケット21のアーム面21bから離間させる方向に作用し、この付勢力によりアイドル調整ネジ29の現在の螺合位置が保たれる。詳しくは、圧縮バネ30の付勢力により、アーム面21bの雌ネジ21cとアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aとの間に摩擦が発生すると共に、圧縮バネ30の一端とアーム面21bとの間及び圧縮バネ30の他端とアイドル調整ネジ29の頭部29bとの間にもそれぞれ摩擦が発生し、これらの摩擦によりアイドル調整ネジ29の回転が規制されて現在の螺合位置に保たれている。
このようなアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aの先端に対し、アクセルの戻し操作によりスロットルレバー15のストッパ部15bが衝突した場合、その衝撃はアイドル調整ネジ29を介してブラケット21のアーム面21bに入力される。例えばアルミダイキャスト製のブラケット等に比較して板金製のブラケット21はもともと剛性が低い上に、一側面をストッパ部15bに相対向させて片持ち梁として機能するアーム面21bは、断面形状的にもストッパ部15bからの衝撃入力により撓み易い。
このため、例えばベース面21aを起点とした倒れ方向にアーム面21bが撓む。このときのアーム面21bの急激な位置変位により圧縮バネ30は瞬間的に縮小して、アイドル調整ネジ29への付勢力、換言すると本来のセット荷重が消失或いは減少する。結果として、付勢力により生じていたブラケット21側とアイドル調整ネジ29側との間の摩擦が低下し、アイドル調整ネジ29が緩み方向に回転してしまう。
以上のようなアイドル調整ネジ29の緩み現象を防止するための対策として、本発明者は圧縮バネ30に着目した。
上記のように圧縮バネ30はアイドル調整ネジ29をアーム面21bから離間させる方向に付勢しており、例えば図6に示すように、その軸線Lspはアイドル調整ネジ29の軸線Lscwとほぼ一致し、圧縮バネ30の内周の全ての部位はアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aの外周面から離間している。このような配置の圧縮バネ30の軸線Lspを意図的にアイドル調整ネジ29の軸線Lscwに対しオフセットさせると、例えば図7に示すように、圧縮バネ30の内周の一側はアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aの外周面に圧接する。このとき相互間に発生する摩擦は、衝撃入力による圧縮バネ30の縮小を抑制し且つアイドル調整ネジ29の回転を抑制する方向に作用する。
詳しくは、アイドル調整ネジ29との摩擦により圧縮バネ30は衝撃入力時の瞬間的な縮小を妨げられて、アイドル調整ネジ29に対する付勢を継続する。また圧縮バネ30の圧接による摩擦は、アイドル調整ネジ29の回転を妨げる方向に作用する。以下、このようにアイドル調整ネジ29の軸線Lscwに対し圧縮バネ30の軸線Lspをオフセットさせた状態を、単に圧縮バネ30のオフセットと称することもある。
圧縮バネ30のオフセットは、圧縮バネ30の一端が当接しているアーム面21b上の座面を、アイドル調整ネジ29の軸線Lscwと直交する面Fに対して角度をもって形成することにより実現できる。結果として座面は、アイドル調整ネジ29の軸線Lscwと直交する面Fを基準として傾斜することになる。座面が傾斜すると、圧縮バネ30の軸線Lspを中心とした全周において、座面とアイドル調整ネジ29の頭部29bとの距離が不均一になり、その距離が短い側に向けて圧縮バネ30がオフセットされる。結果として圧縮バネ30の内周のオフセット方向とは反対側の部位がアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aの外周面に圧接し、上記のような相互間の摩擦を発生させる。
座面を傾斜させるには、板金製のブラケット21のアーム面21bを捩れ形状に加工することが考えられるが、以下の要因により現実的ではない。
圧縮バネ30をオフセットさせるには、例えば10°程度の座面の傾斜角αが必要であるが、このような傾斜角αは短いアーム面21bの捩れでは形作ることが困難である。さらに、座面の傾斜角α=0の場合には、アイドル調整ネジ29が螺合する雌ネジ21cをアーム面21bに対し直角に形成するだけでよい。これに対して座面を傾斜させた場合には、その傾斜角αに相当する角度で雌ネジ21cをアーム面21bに斜め形成する必要が生じ、雌ネジ21cの加工が格段に煩雑になる。このような事情があるため、アーム面21bを捩れ加工して座面に傾斜角αを付与することは現実的に困難である。
そこで本発明では、ブラケット21のアーム面21bにアタッチメント23を装着し、そのアタッチメント23上の座面24aに傾斜角αを付与しており、以下、アタッチメント23の詳細を説明する。
まず、アタッチメント23の座面24aの傾斜方向及び傾斜角αについて説明する。上記したアイドル調整ネジ29の緩み防止は圧縮バネ30がアイドル調整ネジ29の外周面に圧接することで得られるが、その効果は座面24aの傾斜方向によって異なる。本実施形態のアイドル調整機構20では、素早いアクセル戻し操作によりスロットルレバー15のストッパ部15bが図7の矢印b方向からアイドル調整ネジ29に衝突すると、ブラケット21のベース面21aを起点とした矢印cで示す倒れ方向にアーム面21bが撓み、同方向にアイドル調整ネジ29が急激に位置変位する。
このとき圧縮バネ30が図7中の下方にオフセットされていれば、アーム面21bの撓みに伴ってアイドル調整ネジ29への圧接がより強められ、緩み防止の効果が高まる。そこで本実施形態の座面24aの傾斜方向は、座面24aとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの距離がベース面21aとは反対側で短くなるように設定されており、結果として圧縮バネ30は、図7中の下方にオフセットされている。
無論、本発明は以上の座面24aの傾斜方向に限定されるものではない。スロットル装置1の仕様、例えばブラケット21の形状やアイドル調整ネジ29へのスロットルレバー15の衝突角度等が相違すると、衝撃入力時のアーム面21bの撓み状態が変化し、それに応じて望ましい座面24aの傾斜方向も変化するためである。
また、座面24aの傾斜角αに関しては、傾斜角αが増加するほどアイドル調整ネジ29への圧縮バネ30の圧接が強まり、緩み防止の効果が高まる。一方で、アイドル調整ネジ29の緩み現象はスロットルレバー15から入力される衝撃が大であるほど発生し易くなり、このときの衝撃の大きさは戻りバネ14の付勢力等の諸条件により相違する。例えば本実施形態のような4連ボアのスロットル装置1では、単一ボアのスロットル装置に比較して戻りバネ14に大きな付勢力が付与されている。このため、アイドル調整ネジ29に入力される衝撃力と共にアーム面21bの撓みが増加し、その緩み防止のために相対的に座面24aの傾斜角αを増加させる必要が生じる。
このため本実施形態では、座面24aの傾斜角αが比較的大きな10°に設定されている、但し、本発明はこれに限るものではなく、スロットル装置1の仕様等を考慮した上で、緩み防止できる程度の座面24aの傾斜角αに設定すればよい。
図5~7に示すように、アタッチメント23は、圧縮バネ30の座面24aが形成された本体部24、アタッチメント23をブラケット21のアーム面21bに固定する一対の脚部25、及びアタッチメント23を位置決めする当接規制部26からなり、PP(ポリプロピレン)等の合成樹脂材料により一体的に射出成型されている。なお、アタッチメント23の材質はこれに限るものではなく、例えばアルミダイキャストで製作してもよい。
本体部24の一側面には平坦な座面24aが形成され、本体部24の他側面から一対の脚部25が延設されている。両脚部25の先端25aは鍵型状に形成され、両脚部25の間には保持溝27が形成されている。アタッチメント23は、本体部24の他側面をブラケット21のアーム面21bに重ねた姿勢で配設され、両脚部25の間の保持溝27がブラケット21のアーム面21bに嵌め込まれている。アーム面21bは両側に位置する脚部25により弾性をもって挟み込まれると共に、両脚部25の先端25aに掛止され、これによりアーム面21bからのアタッチメント23の脱落が防止されている。本実施形態では、保持溝27が発明の保持部として機能する。
なお、本発明の保持部は保持溝27のような溝形状に限るものではなく、例えば両脚部25の先端25aを連結することにより、保持部として孔形状をなしてアーム面21bに嵌め込まれる保持孔を形成してもよい。但し、一対の脚部25により保持溝27を形成した場合には、各脚部25に良好な弾性を付与できると共に、両脚部25を連結した場合に比較してアタッチメント23の射出成型に要する樹脂量を節減できるという効果が得られる。
本体部24からはブラケット21のベース面21aに向けて当接規制部26が延設され、この当接規制部26は断面直角状をなして、その先端がベース面21a上に当接している。また、本体部24にはアーム面21bの雌ネジ21cに対応して透孔24bが貫設されて座面24a上に開口し、この透孔24bを介して雌ネジ21cにアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aが螺合すると共に、座面24a上に圧縮バネ30の一端が当接している。上記のように座面24aの傾斜方向は、座面24aとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの距離がベース面21aとは反対側で短くなるように設定され、その傾斜角αは10°に設定されている。結果として圧縮バネ30は、図7中の下方にオフセットされている。
以上のように構成されたスロットル装置1において、図7に示すように、素早いアクセル戻し操作によりスロットルレバー15のストッパ部15bがアイドル調整ネジ29の先端に衝突すると、ブラケット21のベース面21aを起点としてアーム面21bが撓む。このときのアーム面21bの急激な位置変位は圧縮バネ30を瞬間的に縮小させる方向に作用するが、アイドル調整ネジ29との間に発生した摩擦により圧縮バネ30の縮小が妨げられる。従って、圧縮バネ30によりアイドル調整ネジ29は軸線Lscw方向の付勢力を受け続けて回転を防止される。また、圧縮バネ30の圧接によって発生した摩擦は、アイドル調整ネジ29の回転を妨げる方向に作用し、この点も回転防止に貢献する。
加えて本実施形態では、衝撃の入力によるアーム面21bの撓みに伴ってアイドル調整ネジ29への圧接がより強められるように、座面24aの傾斜方向が設定されている。このため、アイドル調整ネジ29に圧縮バネ30を強く圧接させて相互間の摩擦を一層高めることができ、この点もアイドル調整ネジ29の回転防止に大きく貢献する。以上の要因により本実施形態のスロットル装置1によれば、素早いアクセル戻し操作がなされてもアイドル調整ネジ29の緩みを防止でき、緩みに起因して所期のアイドル吸気量が達成されなくなった場合のアイドル不調等の不具合を未然に回避することができる。そして、このような緩み防止の効果を達成した上で、本実施形態のスロットル装置1は良好なアイドル吸気量の調整機能を確保できる。
加えて、圧縮バネ30のオフセットのためにアーム面21bにアタッチメント23を装着しているのは、アーム面21b自体の捩れ加工が困難な点だけが原因ではなく、別の利点が得られるためでもある。
即ち、スロットル装置1には仕様が異なる複数の派生モデルが製造される場合があり、派生モデルの間では、例えばアイドル調整ネジ29とスロットルレバー15との位置関係、或いはスロットルボア数等の諸条件が異なる。前者の場合には、アイドル調整ネジ29へのスロットルレバー15の衝突角度が相違し、後者の場合には、戻りバネ14の付勢力の相違に起因してアイドル調整ネジ29に入力される衝撃の大きさが相違する。何れの場合も衝撃入力時のアーム面21bの撓み状態が異なるため、望ましい座面24aの傾斜方向や傾斜角αも相違することになる。
そこで、各派生モデルで要求される座面24aに対応して個別にブラケット21を製作すると、製造コストを高騰させてしまう。本実施形態では、各派生モデルで要求される座面24aに対応したアタッチメント23を製作するだけで対応でき、ブラケット21については各派生モデルで共用できる。従って、ブラケット21自体が安価な板金製であることと相俟って、スロットル装置1の製造コストを低減することができる。
一方、アタッチメント23の一対の脚部25及び当接規制部26は、アイドル調整機構20の組付作業の際に特有の機能を奏し、以下、それぞれの機能を組付手順と共に説明する。
まず、第1バルブボディ2の一側面にビス22によりブラケット21を固定し、そのアーム面21bにアタッチメント23の保持溝27を徐々に嵌め込んでいく。アーム面21bは両側の脚部25により弾性をもって挟み込まれると共に、両脚部25の鍵型状をなす先端25aに掛止される。さらに嵌込み操作を続けると、何れかの時点でアタッチメント23の当接規制部26がブラケット21のベース面21aに当接して、それ以上の嵌込み操作が規制されると共に、アタッチメント23の透孔24bがアーム面21bの雌ネジ21cと一致する。
次いで、アイドル調整ネジ29の雄ネジ29aに圧縮バネ30及び樹脂ワッシャ31を挿通し、アタッチメント23の透孔24bを介して雄ネジ29aをアーム面21bの雌ネジ21cに螺合させる。アタッチメント23の座面24aとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの間で圧縮バネ30が押し縮められ、雄ネジ29aの先端はアーム面21bからスロットルレバー15側に突出する。座面24aの傾斜の影響を受けて圧縮バネ30がベース面21aとは反対側にオフセットされ、その内周のベース面21a側の部位がアイドル調整ネジ29の雄ネジ29aの外周面に圧接し、これによりアイドル調整機構20の組付が完了する。
このようにアーム面21bにアタッチメント23の保持溝27を嵌め込む際には、その嵌込み操作が当接規制部26の当接によって規制されるまで継続するだけでよく、これにより自ずと透孔24bが雌ネジ21cと一致してアイドル調整ネジ29を螺合可能となる。このため、透孔24bと雌ネジ21cとの位置関係を目視で確認しながら嵌込み操作を行う必要がなくなり、アタッチメント23をブラケット21に容易に装着することができる。
アタッチメント23の装着後には、次の作業としてアイドル調整ネジ29への圧縮バネ30及び樹脂ワッシャ31の挿通、さらにはアイドル調整ネジ29の螺合を行う。このとき、仮にアーム面21bからアタッチメント23が脱落する可能性がある場合には、脱落防止のためにアタッチメント23を把持しながら次の作業を行う必要が生じ、非常に実施し難い作業になる。
本実施形態では、装着後のアタッチメント23が一対の脚部25により弾性をもってアーム面21bを挟み込んでいるため、相互間の摩擦により嵌め込みとは逆方向に相当するアーム面21bからの離脱が防止される。同時に装着後のアタッチメント23は、脚部25の先端25aをアーム面21bの両側に掛止しているため、アーム面21b上からの離間が防止される。結果として、一旦アーム面21bに装着されると、アタッチメント23は装着状態を保持されてアーム面21bからの脱落が防止されるため、上記のような脱落防止の配慮が不要となる。従って作業者は、装着後のアタッチメント23から手を離し、両手を用いて次の作業を実施することができる。以上の要因により、アイドル調整機構20を容易に組み付けることができるという全く別の効果も得られる。
ところで、以上のアタッチメント23の座面24aの傾斜方向は一例であり、既に述べたように、スロットル装置1の仕様が相違すれば衝撃入力時のアーム面21bの撓み状態が変化し、望ましい座面24aの傾斜方向も変化する。そこで、本実施形態とは座面24aの傾斜方向を90°相違させた別例を図8,9に基づき説明する。
この別例では、衝撃入力によるアーム面21bの撓みによりアイドル調整ネジ29が図8中の下方に位置変位する場合を想定している。このため、図8中の上方で座面24aとアイドル調整ネジ29の頭部29bとの距離が短くなるように、アタッチメント23の座面24aの傾斜方向が設定され、これにより圧縮バネ30が図8中の上方にオフセットされている。従って、衝撃入力によるアーム面21bの撓みに伴ってアイドル調整ネジ29が位置変位すると、圧縮バネ30の圧接がより強められてアイドル調整ネジ29の緩みをより確実に防止することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、自動二輪車用エンジンのスロットル装置1に具体化したが、本発明はこれに限るものではない。例えばATV(All Terrain Vehicle)に動力源として搭載されるエンジン、或いは発電機用のエンジンを対象としたスロットル装置に具体化してもよい。また上記実施形態では、第1バルブボディ2の一側面にアイドル調整機構20を設けたが、これに代えて、例えば第1バルブボディ2と第2バルブボディ3との間にアイドル調整機構20を設けてもよい。
また上記実施形態では、アタッチメント23の本体部24に平坦な座面24aを形成したが、例えば図10に示すように本体部24上に段差部41を形成し、段差部41と圧縮バネ30の一端との間にワッシャ42を介装してもよい。この場合には、アイドル調整ネジ29の軸線Lscwと直交する面Fを基準としてワッシャ42が傾斜配置され、その一側面が圧縮バネ30の座面24aとして機能することになり、このような態様も本発明は含むものとする。
1 スロットル装置
2,3 バルブボディ
6 スロットル弁
8 スロットル軸
14 戻りバネ
15 スロットルレバー
15b ストッパ部
20 アイドル調整機構
21 ブラケット
21b アーム面
21c 雌ネジ
23 アタッチメント
24a 座面
24b 透孔
25 脚部
25a 先端
26 当接規制部
27 保持溝(保持部)
29 アイドル調整ネジ
30 圧縮バネ

Claims (3)

  1. バルブボディに設けられたスロットル弁と、前記スロットル弁を支持するスロットル軸と、戻りバネの閉側の付勢力を前記スロットル軸に伝達するとともに、運転者のアクセル操作を前記スロットル軸に伝達するスロットルレバーと、前記バルブボディに固定され、ブラケットのアーム面を介して片持ち支持されるアイドル調整機構とを備えたエンジンのスロットル装置において、
    前記アイドル調整機構は、圧縮バネに挿通されて、前記圧縮バネを押し縮めた状態で前記アーム面の雌ネジに螺合されるアイドル調整ネジと、前記戻りバネの付勢力により前記アイドル調整ネジの先端に当接して前記スロットル弁を所定の開度に保つ前記スロットルレバーのストッパ部とを備え、
    前記ブラケットのアーム面に装着され、前記アーム面の雌ネジに対応して透孔が貫設されると共に、前記圧縮バネの一端が当接する座面が、前記アイドル調整ネジの軸線と直交する面を基準として傾斜して形成されたアタッチメントを備えている
    ことを特徴とするエンジンのスロットル装置。
  2. 前記アタッチメントは、前記ブラケットのアーム面に嵌め込まれる保持部が形成されると共に、前記ブラケットへの当接により前記保持部の嵌め込みを規制する当接規制部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンのスロットル装置。
  3. 前記保持部は、先端が鍵型状をなす一対の脚部の間に形成された保持溝であり、
    前記一対の脚部は、前記保持溝が前記ブラケットのアーム面に嵌め込まれたときに、弾性をもって前記アーム面を挟み込むと共に、それぞれの先端を前記アーム面に掛止する
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンのスロットル装置。
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